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2008.06.06

高校生の理科離れ

科学離れは高校生からと言う結果が出たそうです。

経済協力開発機構(OECD)の調査で日本の高校生の科学への関心が世界各国の中で最低レベルだったことを受け、国立教育政策研究所が全国の中学生を対象に同様の調査を行ったところ、中学時代は関心を維持している生徒が比較的多いことがわかったと言うことです。
この理由について、
同研究所では「高校で授業が難しくなる上に、実験・観察が減ることも『科学離れ』の原因では」と分析しています。

ふむふむ。
確かに。

高校では、進学校では文系・理系に早くから分かれ、
文系は理科の教科はセンター試験用の勉強が主になります。
普通、センター試験で理科を課す大学は、一科目か二科目。
多くの受験生は生物・化学を選択します。
また、理系はセンターならびに個別試験も理科が課せられます。
この場合、物理と化学を選択(センターでは生物も選択する受験生は多いかもしれませんが、、、)

と、言うことで高校の理科の教科は、大学受験を射程にいれての授業が多いため、
生徒にとって、本当に「科学としての理科教育」に触れる機会が少ない場合も多々あるようです。
残念なことです。

上記アンケートについて以下のように結果が挙げられています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「科学を学ぶことに興味がある」という質問に「そう思う」と答えたのは、高1では50%(OECD平均63%)で57か国・地域中52位だったが、中3では62%。「科学の話題を学んでいる時は楽しい」という生徒も、高1は51%(平均63%=54位)だったが、中3では69%と割合が高かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

本来の学ぶ意欲とか関心とか喜び。
教育に必須の、理想は、受験の前にかき消されていくのだろうか?????
以前ナイスステップな研究者と言うエントリーを挙げたことがあります。
小学校・中学校の理科教育の中で、子どもたちの柔らかい感性は、
未来の科学を育むに十分なものであることを書きました。
いずれにしても、
この結果を国立教育政策研究所が、どの様な形で教育の現場に還元してくるか注目です。

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