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2008.07.31

内閣改造?

内閣改造、首相が最終決断へと言うニュース。
なにやらゴタゴタと慌ただしくなりました。
7月26日で発足10カ月。
ついにここへきた内閣改造の話が本格的に俎上にのぼったわけですが、、、

北海道洞爺湖サミットではリーダーシップ発揮出来ず、
支持率は下がるばかりの福田内閣。

ガソリン値上げや後期高齢者医療制度、社会保障費2200億円の削減路線。
食料品値上げ、、、
どれをとっても無策。

こんな内閣でした。
次に改造と言っても、
真の意味で、私たちの生活重視型の内閣が出来上がるのか????
はなはだ疑問です。

いずれにしても、
今後の動向に注目です。

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2008.07.30

反町ジャパン、大丈夫か?

日本、アルゼンチンに0─1で敗れる…雷雨で打ち切りと言う事で昨日は大変な試合でしたね。
応援に行かれたサポーター、ファンの方々、本当にお疲れさまでした。
テレビ観戦の私も、見ていてハラハラしていました。
雷はやはり怖い。
試合中断は仕方ないと思います、、、

さてさて、それはそれとして反町ジャパン。
なんと言うのか「眠くなる」試合が多いように思います、、、
このチーム、一人一人の選手はそれぞれに能力のある選手だろうとは思うのですが、
代表として戦いだすと、
みんなのキラリと光る個性が消えてしまうように感じます、、、
ワクワク、ハラハラとしたドラマ、しかも意外性のある魅力あるドラマが見たいのだが、、、
だが、、、

うううう〜〜〜〜ん。
どうなんだろう?
本番はすぐそこに来ている。
あと残された時間で、なんとか素敵なチームを作っていただきたい。
と、
雷雨の中、采配をふるっている反町さんに思わず「たのむよ、、、」と声援を送っていました。

もうすぐ北京オリンピック。
楽しみにしています!

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値上げはまだまだ続くのか?

大忙しの7月もあと僅か、、、
とにかく忙しい日々でした。
ふと気がつくと8月も、もうそこに来ているのですが、、、
またまた値上げの8月になりそうです。

6月の全国消費者物価指数は、前年同月比1・9%上昇。
総務省がこの25日発表したもので、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が102・0と前年同月比1・9%上昇。
上昇幅は前月から0・4ポイント拡大。
消費税引き上げの影響が残っていた1998年1月(2・0%)以来、10年5カ月ぶりの高水準です。
このけん引役はエネルギー関連製品で、上昇率は一番がやはりガソリンの24・2%と灯油の42・2%。
食品では小麦製品のスパゲティ(33・2%)、即席めん(21・4%)、食パン(18・5%)などの値上げ。

7月からは電気代が6・8%上昇、ガス代も7・2%アップ。9カ月連続のプラス。
さてさて8月は生活用品がまたまた値上げ。

ううううう〜〜〜〜ん。
辛いですね。
最低限必要な支出は決まっているので、
詰めるところ、切り捨てるところは、切り捨て、
生活を縮小していくしか庶民は生き延びる道はないということか、、、

物価は上がり、負担は増え、その上、消費税。

舛添厚生労働大臣は27日、東京都内で開かれた「福祉人材フォーラム」(厚労省、全国社会福祉協議会共催)に出席し、「介護保険料の引き上げをやらないといけない」と明言。
「天からお金が降ってくるわけではない」
「国民の皆さんに努力していただかないといけない」と介護保険料の引き上げを強調。

天から降ってくるとは思わないが、
国民のささやかな財布からこれ以上取り上げていくしか方法がないのか?と思います、、、
いずれにしても、、、
財布の紐を固く固く、、、と心に固く誓っている私です。

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2008.07.29

教科書が厚くなるらしい

教科書ページ数の大幅増を確認と言う事で教科書が厚くなりそうです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
政府の教育再生懇談会(座長・安西祐一郎慶応義塾塾長)は28日、都内で会合を開き、小中高校の教科書の充実策に関する素案をまとめ、ゆとり教育からの脱却を目指して、国語や理科、英語の教科書のページを倍増することなどを打ち出した。年内に福田康夫首相に提出する第2次報告に盛り込む。
 素案によると、教室で授業を受けながら使うことが前提となっている現在の教科書について、練習問題や文章量を増やした「自学自習に適した教科書」への転換を提言。学習指導要領の範囲を超える発展的内容について、現在、小中学校で教科書全体の1割、高校で2割としている上限の撤廃を求めた。
(上記サイトより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ゆとり教育の脱却かぁ〜〜〜〜
ううううう〜〜〜〜ん、、、
結局、ゆとり教育ってなんだったのか????

確かにゆとりについては見直すべきところ、問題点は山積みです。
ゆとり教育 その1
ゆとり教育 その2
などでも随時、疑問を呈してきましたが、、、
が、、、
今回のように教科書の厚さだけに拘って案を出されてもねぇ〜〜〜〜
問題の解決からはほど遠い感がします。


この問題、もう少し突き詰めていけたらと考えています。

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2008.07.26

堀江さん高裁も実刑

ホリエモン「悪いと思ってない」 今もヒルズ族と言うニュース。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
証券取引法(現・金融商品取引法)違反の罪で25日、東京高裁に控訴を棄却された元ライブドア社長の堀江貴文被告(35)は、東京都港区の六本木ヒルズ内の自宅で生活しており、時折ゴルフに出かけることもある。関係者によると、事件については「悪いことをやったとは思っていないし、なぜ悪いと言われるのか理解できない」と話しているという。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ううううう〜〜〜〜ん。
どうなんでしょう?????
事件については「悪いことをやったとは思っていないし、なぜ悪いと言われるのか理解できない」と話していると言う事ですが、
経済犯罪って、罪の意識って薄いのでしょうかね、、、
それとも、罪の意識の薄い堀江さんだからの発言か、、なぁ。
事件直後ホリエモンを生み出した者は誰か その1
ホリエモンを生み出した者は誰か その2と言う記事を書きました。
この事件の背景は規制緩和に他ならないと書きました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

商法(会社法)改正の歴史を見ると、
今回のライブドアグループの問題に関連の法律は、以下のとおりです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
平成9年5月改正(その2)
(平成9年5月30日成立、6月6日公布、10月1日施行)
1、合併手続きの簡素化

平成11年改正
(平成11年8月13日公布)
1、株式交換・株式移転制度の創設
   持株会社や完全子会社の創設が容易に。

平成13年6月改正
3、額面株式の廃止。
4、株式分割・株式併合の純資産額制限の撤廃。
5、法定準備金の減少手続の規制緩和等。
(上記サイトより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
つまり多用した株式交換による企業買収は、
子会社となる会社の買収に、親会社の株式を使うことができるので、現金を準備する必要がありません。
最初手元の資金が600万円から10年後には7000億円になったと言われている堀江さんを生み出した母です。
また、堀江さんを生み出した父なる株式分割は、
「規制緩和」です。
01年には、この規制を撤廃するとともに、株式分割による株式数増を取締役会だけで決定できるようになっています。
それ以前は、
(1)株式分割後の額面総額が資本金の額を超えないこと(2)株式分割後の一株あたり純資産額が五万円以上であること—という規制があったのですが、、、
(以前の記事より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

堀江さんにとって、悪いのはこうした抜け穴を作った者たちや、
弟と持ち上げた誰かさんとかとか、、、
そんな思いが駆け巡っているのでしょうか???

しかし、
堀江さん。
やっぱり、罪は罪だと私は思います、、、

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2008.07.25

秋山理事逮捕

秋山理事逮捕 防衛利権を封印するなと言うニュース。
本当に封印するな!
です。
軍需関連企業からのコンサルタント料を隠し、脱税したとして、東京地検特捜部は昨日24日、所得税法違反容疑で、防衛関連の社団法人「日米平和・文化交流協会」(東京都千代田区)常勤理事秋山直紀容疑者(58)を逮捕、東京国税局と合同で同交流協会などを家宅捜索。

さて今後どうなるか注目です。


秋山容疑者は自らが管理する米国法人3社の口座にコンサル料などを入金させる方法で、2005年までの3年分の所得計約2億3200万円を隠し、計約7400万円を脱税した疑い。

この3つの口座は、秋山容疑者が顧問を務める「アドバック・インターナショナル・コーポレーション」。
理事を務める非営利団体「カウンシルフォーナショナルセキュリティ」など。
いずれも実態のないダミー会社の疑いがあるということ。
徹底的な解明が待たれます。

利権が絡む闇に法のメスが入る事で、
秋山容疑者以外の「わるい」者にも裁きが下ることを望みます。
なにしろ、元は税金の使途の上に個人の利権をのさばらせたのだから、、、

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2008.07.24

芥川龍之介

今日は河童忌。
2年前も記事にしましたが、
私は龍之介が好きです。
なんと言うか、、、
あの壊れるような繊細さと、抜けるような知性が好きです。

つい先日「わが子等に」芥川龍之介の“幻”の遺書4通発見と言うニュースがありました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「わが子 等 ( ら ) に」と題した遺書では、「一 人生は戦ひなることを忘るべからず」と記した後に、「死に至る」という言葉を「戦ひ」の前に挿入するなど、生涯最後の 推敲 ( すいこう ) の跡がありありとわかる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と、言う事でいかにも。
と思います。

それにしても、
人生は戦いかぁああ〜〜〜〜
ううううう〜〜〜〜ん。
ちょいと辛いね。

芥川が、その短い一生で掴んだ物は、戦いという人生だったのだろうか???
いまだ人を惹き付けてやまない芥川龍之介。
今日は河童忌。

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教員採用不正事件、当事者は辞職

<大分教員採用汚職>矢野容疑者の長女、小学校教諭を退職と言うニュースを目にして、なんとなく胸が詰まります。
確かに不正はあったし、悪いのはウマウマと私腹をこらした連中だし、
知らなかったとはいえ本人も責任があります。
辞職というのは妥当と思います、、、

ニュースには、「娘の人生を狂わせて、娘に悪いことをした」と言う当事者の弁がありました。
これを読みながら、私は目蓮尊者とその母を思い出しました、、、
優しくて我が子思いの母が餓鬼道に堕ちている。
尊者は悲しみ、途方にくれ、そして釈迦に相談。
堕ちている全ての人を供養する事で母は救われ、それが盂蘭盆会の始まりとなるという話です。
尊者の母は、母として一生懸命であった、ゆえに我が子だけ、我が子のみの幸せを願い一生を過ごし終えた。
そして、その思いの強さ故、餓鬼道に堕ちたと言い伝えられています。

我が子はかわいい、
が、
人の子も同じ、とまではいかなくても、
我が子の為なら、人の子はどうでもいい。
と、言うのはやはり餓鬼道と言う事なのでしょうか?

今回の教員不正事件。
我が子いとおしいあまり、餓鬼道に堕ちた親たち。
罪は罪です、、、
勿論、金銭を受け取った者たちは地獄です。
が、
親とは罪深く、また哀れで、そしてかけがえのない者だと思う私です。

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2008.07.23

労働白書と消費税

昨日22日、厚生労働省は二〇〇八年版「労働経済の分析(労働経済白書)」を発表。
内容は、なかなか辛い。
とくに、「働く人の意識と雇用管理の動向の分析」をテーマに、非正規化や成果主義賃金のもとでの労働意欲を分析。
これは労働意識を白書で分析するのは初めての試み。
時代を映しています。
企業が1990年代から人件費の抑制を優先して正社員を減らし、非正規雇用が増大したためだと分析。
また、大企業の労働分配率は大きく低下していることを指摘。
持続的な経済発展を実現するために、雇用の拡大、賃金の上昇、労働時間の短縮にバランス良く成果を配分することを求めています。

さらに、
労働意欲については、
非正規雇用化、成果主義賃金によって長期的な満足感の低下があることを指摘。
原因は1990年代に企業が人件費の抑制を優先し、若年層の計画的採用や育成の努力を怠ったことで、満足感が低下したと分析。


白書では、
日本の産業構造について、1990年代までは生産性の高い産業に労働力が集中していたのに、2000年代以降は、生産性の低い分野に労働力が集中していることを分析。
つまり、生産性の高い製造業などで人員削減がすすみ、小売業やサービス業などで非正規雇用が増加することで、産業間の生産性格差が拡大していると言及。

驚く事に家計については、
「期待されていた『企業から家計への景気回復の波及』は、実現に至っていない」。
です。
そのものズバリとはいえ、政府見解でのうのうと書かれると、なんだか辛いですね。
家計への景気回復はなし、、、かぁ。
小泉さんの構造改革は「痛み」だけでしたねぇ、、、
 
賃金は、「景気回復期を通じて定期給与が低調で推移する一方、最近はボーナスも振るわず、全体として伸び悩んでいる」と指摘。
そのとおり!
本当にメキメキと減っていく手取り賃金。
なにしろ昇給はないのに税金だけガッポガッポと取られいきます、、、
その背景として、企業の人件費抑制姿勢の強まりによる非正規雇用の増加が、所定内給与の低調さを招いていることや、企業収益が「弱含み」になったことによってボーナスも減少に転じたことを白書はあげています。
が、
が、
分析だけされてもなぁ〜〜〜〜

で、
一体、どうすると言うのか???
この白書、どんな風に庶民に反映してくるんだろう???
なにしろ、同じく昨日22日。
政府税制調査会(首相の諮問機関)が企画会合を開催。
消費税増税を含む税制の「抜本的な改革」の議論をスタート。
会合後の記者会見で香西泰会長は、同税調の課題として「税と社会保障は逃げられないテーマだ」と強調。
税と社会保障。
何度聞かされたか???
税は上がるが、社会保障は年々手薄になっていくのはなぜ???
まさか高齢社会なんていいませんよね。
責任を高齢者におしかぶせませんよね、、、
こんなに弱い物いじめの政治を断行しながら、さらにさらに税金を取っていく政治。

政府税調は昨年11月の答申で、「消費税は、社会保障財源の中核を担うにふさわしい」と言及しています。
ふさわしい????
消費税をやめることこそが、社会保障だと私は思ったりするのだが、、、

さてさてさて、、、
どうなることか今後の成り行きに注目です。

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2008.07.22

大暑

今日は大暑と言う事でいよいよ夏も本番。
暑いです。
私はこのところ、大忙しでネット環境にもいなかったのですが、
久しぶりにパソコンの前に座っています。
座っているだけで暑い。
動けばもっと暑い、、、

朝(あした)咲き夕は消(け)ぬる月草の消ぬべき恋も我はするかも
(http://www2.wbs.ne.jp/~ichiro/shiki/natsu/natu1.htm)
と言う事で、万葉の人々はこの暑さも、涼しげに詠んでいます。

蛍の時期でもあります。
夏で蛍と言えば、枕草子。
「夏は夜。月の比はさら也、やみも猶ほたるの多く飛びちがひたる。又、ただ一つ二つなどほのかにうちひかりて行くもをかし。」
蛍か、、、
以前、住んでいたところは、蛍やふくろうや狸や狐、そしてムカデと、
自然がいっぱいのところでした。
今頃、蛍がいっぱい飛んでいるのだろうか、、、

が、
やっぱり暑い。
くれぐれも熱中症にはご用心。

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中国のバス爆破事件

中国のバス爆破事件
ううう=====ん。
テロと言う事ですが、
ひどい。
こんなことがあっていいはずがない。
無念にも、亡くなった人への哀悼の意を表明するとともに、徹底的な解明、今後このような事のないように望みます。

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社会保障2200億円圧縮

社会保障2200億円圧縮 公共事業3%減も継続と言う事で、来年度予算の行方が気になります。
うううう〜〜〜〜ん。
厳しい予算ですねぇ、、、


社会保障抑制路線は実に小泉内閣以来ずっと続いています。
2002年度の予算で社会保障の自然増を3000億円減。
それ以降毎年2200億円ずつ削減。
この2200億円の出所が凄い。
06年の「骨太方針」の取りまとめ役を務めた与謝野馨・経済財政相が言うには、
「率直に申し上げて、2200億円というのは紙の上で『エイヤ!』と切ったもので、実証的に検証した数字ではない」と最近雑誌で語ったのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
与謝野 今の前原さんの指摘には同感です。私も「骨太の方針2006」の作成に携わったんですが、歳出削減の部分は党が書いた。率直に申し上げて、二二〇〇億円というのは紙の上で「エイヤ!」と切ったもので、実証的に検証した数字ではないのです。結果的に、かなりの無理がきています。
< a href="http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20080709-01-0501.html">自民と民主は本当に違うのか(その1) 座談会 与謝野 馨 前原誠司 田原総一朗より引用
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ううう〜〜〜〜ん。
エイヤだったのかぁ、、、
国民への社会保障削減は。
思いつき、エイヤ、、、
で、一体どれだけの人々が泣いている事か????
与謝野さん。

高齢者や母子家庭、生活に困窮した中小業者や若者など、社会保障の支えをもっとも必要とする人々が深刻な被害を受けている実態を貴方はどう捉えるのでしょう?
先日、私は役所に行って、
たまたま、生活保護の相談を受けに来た年配の男性が、係に大声をあげている様子を目にしました。
興奮してついに警察が来たのですが、
心の痛む光景でした。
役所の人たちも、冷たい対応、形での対応しかしないのですが、
だからと言って心痛まないかと言えばそうではなく、心苦しく相談者と対応している感もあります。
一方、相談者はそれはそれは必死です。
生活がかかっているのだから、、、
思わず、大きな声が出たのでしょう。
役所の人も、「相談者が興奮する事はままあるんです、、、」と私に言っていました。
相談する方は勿論、行政の側も、辛い。
日本のあちこちでこんなやり取りが繰り広げられているのかもしれいません。

社会保障費削減。
エイヤ、、、
と、紙の上で一振り。
その一振りのもとに、多くのおおくの国民が困窮に追いやられているのです。

医療、それも後期高齢者については深刻です。
歳を取ればあちこちと痛くなり病気になります。
誰だってそうです。
安心して医者に診察できないような制度になってきています。

また、母子家庭の生活保護や児童扶養手当を削減。
たちまちの生活にかかってきます。

社会保障と言えば次に出てくるのは消費税。
保障は下げる、税金は大いにとる、、、

一体、こんな政治が安心の政治だと福田さんは信じているのでしょうか???

もっと、もっと現実の生活を見てください、福田さん。
政府が率先垂範して社会保障を充実する方向でいくことが、
政治の大きな使命ではと私は思います。

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2008.07.18

消費者庁でCHANGEできるか?

テレビドラマのCHANGE、高視聴率を獲得したそうです。
私も第一回からずっと見ていました。
政治には、ずぶの素人の小学校教員の主人公が、あろうことか総理になるという話題の作。
十分、楽しむ事ができました。
主人公が有名俳優と言う以外にも視聴率を稼ぐ事が出来たのは、ズバリ、時代のニーズにあっていたのでしょうか?
閉塞した社会にあって、
国民は「変化」「CHANGE」を求めているのでしょうか?

最終回、それも本当に最後に主人公が国政選挙のため、街宣車に乗って、
腕まくりしながらマイクを持つ姿に、
以前、小泉さんが郵政解散をしたときの姿を思い出しました、、、
街頭演説を聴く多くの聴衆の拍手、拍手、拍手、、、

うううう〜〜〜〜ん。
主人公、朝倉啓太を私も待つ。

しかしながら、
現実の私は少々、不安にもなります。
なぜ???
理由は、「なんとなく」です。
あの郵政解散を彷彿とさせたからでしょうか???

さてさて、現実の政治は私たち国民にどんな夢と希望を与え、叶えてくれるのだろうか?

福田総理は、「消費者・生活者の視点」にもとづいて来年度から消費者庁を発足させると言う事で、
先月6月27日に「消費者行政推進基本計画」を閣議決定しました。
消費者の視点で考える消費者庁。
実際的な内容になることを願ってやみません。
過去にも「消費者のため」と言う事で、消費者を守る為の法律なんかが出たりしたのですが、
形骸だったのでしょうか?
2001年の省庁再編で「内閣府」が設置され、産業分野の縦割り行政をやめ、消費者保護を図るとしました。
また、
04年の消費者基本法では、消費者の権利を明記。

しかし、
現実には消費者は安全から遠ざかり(諸々の家電製品などの事故)、
医療保険は高額な商品を買わされ、
日々、詐欺にあう人たちが後を絶たない、、、
あってもない法律でした。

今回の消費者庁。
本当に「CHANGE」できるかどうか?
国民との約束を守る事ができるかどうか???
しっかり注目です!!!

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2008.07.17

山鉾のお値段と重さは?

祇園祭のハイライト、山鉾巡行 初の重量測定を実施と言うニュース。
ほぉっ〜〜〜〜
初の重量測定ですかぁ。
ニュースによれば、
「先頭の長刀(なぎなた)鉾は11.1トン、最も重かったのは月鉾の11.9トンだった。 」とのこと。
また、昨日は祇園祭の山鉾ハウマッチ? 保存会の公益法人化で要評価と言う事で、
山鉾のお値段が鑑定されたとか、、、
確かに「動く美術館」と言われ、その展示もさることながら、鉾そのものも絢爛豪華。
値段なんてあってないに等しいのでしょうが、それでも災害時の保障などいろんな現実から、見直しが必要とされてきたそうです。

いずれにしても、
今、京都は「コンチキチン」のお囃子とともに祇園祭の時期。

「そうだ、京都に行こう」
と、言うことで観光客でいっぱいの熱い暑い季節です。

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防衛省改革会議が報告書を提出

「防衛省改革会議」が15日行われ、「不祥事の分析と改革の方向性」と題する報告書を福田総理に提出。
15回を経たにもか関わらず、内容は未だ核心をついたものでなく議論のすり替えでは?と思うものでした。
不祥事の原因究明について徹底していないのが主な理由です。
一連の不祥事の原因について報告書では、
個人の「責任意識の希薄化」と言う事です。
うううううう〜〜〜〜ん?
15回も会議を行って、不祥事の原因究明を行った揚げ句の報告が、
「個人の「責任意識の希薄化」とは、、、
なんともはやはやです。

勿論、個人とは、
守屋武昌防衛事務次官その人。
そしてて山田洋行の宮崎元伸専務。
まぁ、彼らの責任意識の希薄は言うに及ばざる事ですが、、、
しかし、
私たちは組織としての政軍財利権のあり様について、深くメスを入れてほしいのです。
組織、そのものが腐っているのではないか?
組織は健全なのか?
自浄努力はしているのか???

組織を守る為に、個人は犠牲です。
イージス艦「あたご」が漁船「清徳丸」に衝突し沈没させた事故では、「あたご」の当直士官らが「清徳丸」を認知できなかったのは「不運」だ、「人間の錯誤」だと強調。
ここでも個人の責任として片付けられました。

防衛省改革 組織論偏重が気になると言うタイトルで中日新聞が社説を掲載しています。
その中で、
「本省内局と統合・陸海空各幕僚監部の大枠は維持しつつも、部隊運用や防衛力整備の機能をそれぞれ集約。縦割りを廃するため、背広組と制服組を一部混成化し、首相や防衛相の司令塔機能の強化を打ち出した。」とあります。
そこが本来の狙いというか、今後の方針だとしたら、これはとんでもない報告だと私は震撼しました。

〜〜〜「国民の目」からの改革が、いつの間にか「防衛省の目」になっていたとしたら主客転倒だ。〜〜〜とも社説は書いています。
本当にそうです。
不祥事を調査する、究明する、そして今後、このような事がないようにする。
と、言う期待を込めて、私たちは見ていたのです。
それが、
「悪い事は個人の責任。
今後はもっと発言権を強め、揚げ句は文民統制を取っ払うということに行き着くとしたら、
これは大変です。

政府、とりわけ石破さんが、この提言を受けて、どのような対応をするか俄然、注目です!!!

 

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2008.07.16

築地移転問題

お魚デモに関して、もう一つの話題は、勿論これ。
「築地市場移転に反対」 仲卸業者ら700人がデモ行進
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
東京都中央区の築地市場を豊洲地区(江東区)に移転する都の計画に反対している市場内の仲卸業者や市民グループの計約700人が12日、市場周辺約4キロをデモ行進した。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
東京都は一体、何を考えているのか?
よりにもよって高濃度有害物質で汚染された東京ガス工場跡地(江東区豊洲)に移転計画とは、、、

いえ、石原さんの頭の中では、
2016年オリンピック招致にあわせて市場跡地にメディアセンターを建設する計画がピッチリとあるのです。
そのための移転。
予定地の土壌からは発がん性物質のベンゼンが環境基準の4万3000倍、猛毒のシアン化合物が860倍、地下水から1万倍のベンゼンが検出されようが、そんなことは知ったこっちゃない。
と、言うことです。

一応、都も対策と称して、
『汚染は処理する』と言います。
しかし、これだけ高濃度の汚染がある地域での対策が短期間で万全になされる保障はありません。

オリンピックのメディアセンターのために、築地が汚染地に移転されるなんて事が本当になされたら、
都は、一体、どこをみて政治を行っているのだろうか?
都民の安全よりも、
オリンピック?????

これは将来に大きな禍根をのこすか否か、
重大な問題です。
しっかりと声を届けていきたいと考えています。

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休漁日

全国20万隻、15日に一斉休漁=燃料高、対策求め大規模デモと言う事で昨日15日、休漁の日でした。
全国漁業協同組合連合会(全漁連)など漁業の主要17団体が行ったデモです。
燃油高騰による漁業の危機的状況を訴えるため全国20万隻が参加。
各地で集会が行われました。
 
原油高で漁船の燃料の価格は、キロリットル当たり約11万5000円。
この5年間で三倍にも急騰したということです。
しかし、魚価は主に市場での競り取引で決まるため、漁業者の意向を価格に反映させることは困難という状況。
つまり、漁に出れば赤字という状態が全国で広がっているのが現状です。

集会では、
(1)燃油価格への必要な補てん措置
(2)税制、金融措置における抜本的対策
(3)国際原油市場への無秩序な投機資金流入の規制
(4)漁業用燃油の安定供給確保―を政府や国会に求める決議をあげました。

私たちの食卓にのぼる魚が、今、燃油価格の高騰で危機に瀕しています。
集会での決議でもあるように、この原油高は投機目的である事は以前の記事にも書きました。
政府は国民の食を守るためにも、この問題には積極的に関わってもらいたいものです。
「漁業を守る為に」、
そして、農業を守り、食を守る為に、、、
生産者の生の声を真摯に聞いてもらいたいと願います。


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2008.07.15

サッカー男子五輪代表決定

サッカー男子五輪代表、18人決まると言う事で、昨日14日、ついに発表されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
GK 山本海(清水)、西川(大分)

DF 水本(京都)、長友(FC東京)、森重(大分)、安田理(ガ大阪)、内田(鹿島)、吉田(名古屋)

MF 本田拓(清水)、谷口(川崎)、梶山(FC東京)、細貝(浦和)、本田圭(VVVフェンロ)、香川(セ大阪)

FW 豊田(山形)、李(柏)、岡崎(清水)、森本(カターニア)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

広島ファンの私は青山と柏木に期待していたのですが、
残念ながら選ばれませんでした。
柏木君は怪我で泣いていたので、無理せず今回は見送り、次にもっと大きなチャンスを狙え!とも思っていたのですが、、、
青山選手は、選ばれなかったのはなぜ????
と、ちょいと不満です。
ううう〜〜〜〜ん。
反町さぁ〜〜〜〜ん????
ってところです。

と、言う事で青山選手。
もっと、大きな試合を目指して頑張っていきましょう。
ほろ、もうそこに来ている。

さて、
それはそれとして、今回選ばれた選手のみなさん。
どうぞ、存分にご活躍ください。
楽しみにしています!!!

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2008.07.14

労働者派遣法論点整理

今年の2月(2008年2月14日)発足した、
「今後の労働者派遣制度のあり方に関する研究会」(厚労相の諮問機関、座長・鎌田耕一東洋大学教授)が7月11日、論点の整理を行いました。
派遣労働の規制強化は、福田総理や舛添要一厚生大臣が日雇い派遣を原則禁止するなど労働者派遣法の事実上の改正案を秋の臨時国会に提出することを表明しました。
これを受けての、今回の研究会の論点整理。
中身は、
日雇い派遣を事実上、原則禁止にすることなどを盛り込んだもので今月末にまとめることを確認。

違法派遣に関与した派遣先に対して、労働者に雇用契約を申し込む義務を課し、行政が直接雇用を勧告する制度を設けるほか、労働者が企業に損害賠償を求めることができるようにすることも新たに確認。

人件費削減のため派遣会社をつくってグループ内に派遣することを規制するほか、労働者を解雇・転籍させて再び自社に派遣させることも新たに規制することで合意。

企業側が求める派遣受け入れ期間(最大3年)の制限や雇用契約申し込み義務の撤廃については「常用代替防止は維持すべき」として退けました。

また、労働者が求めるマージン率(派遣会社の手数料)規制や均等待遇などについては「派遣だけを規制できない」として、派遣料金などの情報開示の義務付けなどにとどめています。
派遣法改正へと言うエントリーをつい先日書きましたが、政府も見直しの急務を感じているようです。
深刻な格差社会と言う記事を書いた2006年よりさらに、深刻度は増しています。
しかし、格差問題と関連づけて考える事は、政府はどうも嫌なのでは、、、と思います。

規制改革会議の「中間とりまとめ」では、
「労働者派遣法の改正による労働者派遣の拡大が格差社会を招いたと判断するのは短絡的」とか、「真の労働者保護は規制の強化により達成されるとは限られず」などと主張していました。

うううう〜〜〜〜ん。
臨時的、一時的な雇用形態のうえで、
正規社員と派遣社員との格差をもうけ、
その隙間に出来る「もうけ」をやすやすと吸収していく日本の社会の体制、、、
格差社会の原因と結果。
二つの側面を担っている派遣体制。
この体制をいつまでも続ける事は、もう無理です。
綻びがあっちこっちに顕在化しています。
この問題の一刻も早い解決、というか見直しを求めるものです。

なお、
世界の片隅でニュースを読むのブログでは、この問題を意欲的に分析なさっています。
労働者派遣法改正問題リンク集がためになります。

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大分県教員採用不正について

大分県教員不正採用問題が話題です。
知れば知るほど腹立たしい。
教育の現場に持ち込まれた「黒い金」。
うううう〜〜〜〜ん。

教育委員会の上層部がお金で、
採用試験の成績を改ざんして「合格」させる、お金を積まない受験生は点数を低く書き換えられ不合格になる。
こうした成績の改ざんは合格者の半数におよぶ―。
と、言う事です。

子どもたちや保護者にとって担任は信頼する第三者、大人です。
学問を教え、
成績をつけ、
そして訓示を垂れる人々が実は裏で金による不正を働いていたなんて、、、
あまりにひどい。
あまりにひどいので、同じ事をもう一度復誦。
こうして採用された教師に、教科を教えられ、
学級会で「ありうるべき人間の姿」なんかを語られ、
成績をつけられ、保護者はこんな先生方に「お宅のお子さんは、、、」なんて言われていたのかと思うと、、、、
うううう〜〜〜〜〜ん。
うううううううううう〜〜ん。
唸るしかない。
「あんたには言われたくないね」と、思い切り言いたいだろうな、、、子どもたちや保護者は。

さらに凄い事には、
小学校の教員採用だけでなく中学校や校長・教頭昇進をめぐっても汚職があり、複数の県議会議員も口利きしていたこと、これらは以前から常態化していたことなどが明かになってきました。

さらにさらに、、、
大分県以外でも不正がおこなわれている可能性があるとの疑いをぬぐうことはできません。

さらにさらにさらに、、、
一般の公務員でも黒い噂はたえません。

うううう〜〜〜ん。

いずれにしても徹底解明と、健全な体制にすることを願ってやみません。

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2008.07.09

ラッセル・アインシュタイン宣言を思う

今日7月9日はラッセル・アインシュタイン宣言の日。
過去にも書いたのですが、
何度読んでもこの宣言を行った科学者の熱い思いが伝わってきます。
宣言は言う。

「ここに私たちがあなたがたに提出する問題、厳しく、恐しく、そして避けることのできない問題がある――私たちは人類に絶滅をもたらすか、それとも人類が戦争を放棄するか? 人々はこの二者択一という問題を面と向かって取り上げようとしないであろう。というのは、戦争を廃絶することはあまりにも難しいからである。」と。

戦争廃絶は困難な作業であると認めながら、
それでも、人類は如何にあるべきか?
更に宣言は言う。

「戦争の廃絶は国家主権に不快な制限を要求するであろう。しかしおそらく他の何にも増して事態の理解を妨げているのは、「人類」という言葉が漠然としており、抽象的だと感じられる点にあろう。人々は、危険は自分自身や子どもや孫たちに対して存在し、単にぼんやり感知される人類に対してではないということを、はっきりと心に描くことがほとんどできない。人々は個人としての自分たちめいめいと自分の愛する者たちが、苦しみながら死滅しようとする切迫した危険状態にあるということがほとんどつかめていない。そこで人々は、近代兵器さえ禁止されるなら、おそらく戦争は続けてもかまわないと思っている。」

そして、それは「幻想である」とも指摘する。

「この希望は幻想である。たとえ水素爆弾を使用しないというどんな協定が平時に結ばれていたとしても、戦時にはそんな協定はもはや拘束とは考えられず、戦争が起こるや否や双方とも水素爆弾の製造に取りかかるであろう。なぜなら、もし一方がそれを製造して他方が製造しないとすれば、それを製造した側は必ず勝利するに違いないからである。」

そうした現実に対して、人はなお「何が出来るか?」
大部分は感情的に中立ではない、ということを踏まえながら、、、

「私たちの大部分は感情的には中立ではない。しかし人類として、私たちは次のことを銘記しなければならない。すなわち、もし東西間の問題が誰にでも――共産主義者であろうと反共産主義者であろうと、アジア人であろうとヨーロッパ人であろうと、または、アメリカ人であろうとも、また白人であろうと黒人であろうと――可能な満足を与えうるような何らかの仕方で解決されなくてはならないとすれば、これらの問題は戦争によって解決されてはならない。私たちは東側においても西側においても、このことが理解されることを望む。
 私たちの前には、もし私たちがそれを選ぶならば、幸福と知識と知恵の絶えない進歩がある。私たちの争いを忘れることができぬからといって、その代わりに、私たちは死を選ぶのであろうか? 私たちは、人類として、人類に向かって訴える――あなたがたの人間性を心にとどめ、そしてその他のことを忘れよ、と。もしそれができるならば、道は新しい楽園へ向かって開けている。もしできないならば、あなたがたの前には全面的な死の危険が横たわっている。」


私たちは何を選ぶのだろう?
何を選ぶべきなのか???

50年以上前に宣言した科学者たちの警告と願いは、
今、どのように活かされようとしているのか???
振り返るに、
それは、遅々としてはいるが確かな重みを持っていることも、また事実であると私は確信しています。

最後に決議を掲載して、、、

「決議

 私たちは、この会議を招請し、それを通じて世界の科学者たちおよび一般大衆に、次の決議に署名するよう勧める。
「およそ将来の世界戦争においては必ず核兵器が使用されるであろうし、そしてそのような兵器が人類の存続を脅かしているという事実から見て、私たちは世界の諸政府に、彼らの目的が世界戦争によっては促進されないことを自覚し、このことを公然と認めるよう勧告する。従ってまた、私たちは彼らに、彼らの間のあらゆる紛争問題の解決のための平和的な手段を見出すよう勧告する。」

マックス・ボルン教授(ノーベル物理学賞)
P・W・ブリッジマン教授(ノーベル物理学賞)
アルバート・アインシュタイン教授(ノーベル物理学賞)
L・インフェルト教授(ノーベル物理学賞)
F・J・ジョリオ・キュリー教授(ノーベル化学賞)
H・J・ムラー教授(ノーベル生理学・医学賞)
ライナス・ボーリング教授(ノーベル物理学賞)
C・F・パウェル教授(ノーベル物理学賞)
J・ロートブラット教授
バートランド・ラッセル卿(ノーベル文学賞)
湯川秀樹教授(ノーベル物理学賞)」

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2008.07.08

サミットの食卓って贅沢過ぎではないだろうか?

変だよ、コレ。
絶対、ヘン。

と、思いながら昨日の夜7時のNHKニュース「洞爺湖サミット」関連のニュースを見ながら思いました。
何が変って???

サミットで出される食事の紹介ニュースです。
カニやらウニやら子羊の肉やら、サーモンやら、、、、やらやら。
なんでも半年前からシェフが腕によりをかけていたそうです。
うううう〜〜〜ん。
美味しそう。
と、言うのはおいといて。
そのすぐ前のニュースはアフリカの飢餓状態を映し出していたのですよ。
気候変動でアフリカの食糧事情が緊急に保護を必要としていることを、このサミットで討論するというニュースでした。
なんとも、胸痛むニュースの後、
アナウンサーがニコニコの顔で、
サミットの料理を紹介。
ううううう〜〜〜〜ん。
こんなお金があるのなら、
もっとアフリカに、
もっと必要なことに遣うべきではないかと、、、
悩んでしまいましたよ。

高額運営費を英紙が批判と言う記事が北海道新聞で掲載されていましたが、
本当にそうだと思います。

記事によれば、
「サミットの費用で年400万人のエイズ患者を治療できる」との見出しで、運営に高額の費用をかけた日本政府の姿勢を批判した。
と、言うことです。
で、実際の費用は、
「日本政府は2億8500万ポンド(約600億円)を費やし、英国の三倍以上の経費をかけている」と指摘。その半分が警備費用に充てられている、とのこと。
これは3年前のイギリスでの爆弾テロがあったことをうけて、
警備がかなり厳重にされているためと思います。

警備は警備で必要ですが、
それにしても、
もっと、節約できる部分はあるんではないかな、、、と素朴に思います。
なにしろ、
環境問題のサミットなのですよ。
食料危機をテーマの一つにしているんですよ。
貧困と格差を討論しながら、
カニやウニや、肉をムシャムシャと食べるなんて、
やっぱり変。

と、思う私です。

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2008.07.07

韓国のデモ

韓国で5日、米国産牛肉輸入再開への反対求める集会とデモが首都ソウルを中心に連日各地で行われTげいます。テレビのニュースでちょっとだけ流れてくる映像を見ながら、
デモの行方を気にしてます。

約1800の団体でつくる狂牛病対策会議が呼びかけた集会の名称は
「7・5国民勝利宣言ろうそく大行進」。

そもそもはアメリカの輸入肉。
「企業が活性化すれば労働者にも利益が回る」と主張し、大運河開発や公営企業の民営化方針のほか、米韓自由貿易協定(FTA)による大幅な市場開放を公約。
これに対して国民の批判、不満が高まり、たかまり、、、
ついに今日に至りました。

そもそも、
1997年の経済危機後、非正規労働者が急増し貧富の差の拡大が深刻化した韓国。
今年2月の李政権の発足後は、原油や食料品の輸入価格高騰による物価高で、国民生活はさらに苦しさを増しています。
新自由主義的な政策は環境破壊、農業衰退、失業などをもたらし、国民生活をいっそう悪化させるのは明らかです。
李大統領自身もこれに対して、
今年6月19日に国民向けの談話で牛肉問題をめぐる混乱を謝罪したのです。
しかし、
しかし、
現実には、
月齢30カ月未満との条件付きながら牛肉輸入を再開。
今回の集会を主催した市民団体の幹部を集会・デモ法違反容疑で次々と逮捕。


ううううう〜〜〜ん。
どうなるか、今後に注目です。
 

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洞爺湖サミット開幕

朝からテレビでもワイワイと報道されていた主要国首脳会議(洞爺湖サミット)がいよいよ開幕。
議長国である日本が主導権を発揮できるか気になる所。

一番は環境問題。
アメリカの今後が注目です。
また、日本も長期目標なんてお茶を濁さないで、
中期目標をしっかりと提示してもらいたいものです。

例えば、
EUは20年までの中期目標として1990年比で20%削減することをすでに決定。
そして、国際社会の合意が成立すれば、EUとしては独自に30%削減をめざす方針も明らかにしています。

世界各国の人々が次の地球のために環境を保全する事をも守っているなか、
「食料危機にG8諸国は責任があります」と「アフリカ市民委員会」の代表は言います。

食料問題も深刻です。
また貧困、格差の問題も大事です。
平和や軍事についても言うまでもありません。
 
問題山積み。
今回のサミットが実り多いものである事を願いながら、
注目しています。

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2008.07.04

妊婦検診公費負担急増

家の中でワンサカと仕事をしていたら、
母親を呼ぶ5歳くらいの女の子の声が聞こえてきました。

「おかあさん、、、
おかあさん、、、
おかあさん、、、
わたしだよ、、、、」

と。

あまりに可愛いその声に思わず手をとめ、
微笑んでしまいました。
2005年の歌会始
一般公募の中から選ばれた最年少の天野莉那さん(当時小学校3年生)の歌を思い出します。
〜〜〜〜〜〜〜
 お母さんお母さんてばお母さん影ふみ歩き明日も天気
〜〜〜〜〜〜〜

やっぱりいいなぁ、、、
お母さんって。

妊婦健診の費用を5回以上の公費負担を実施している自治体数が増えているという嬉しいニュースがあります。
安全で安心の子育ての第一歩である妊婦検診。
今後も「お金の心配をしないで安心なお産を」保障されることを願ってやみません。
そして、
生んだあとは、
乳幼児健康診断や医療の無償化。
また成長しての教育環境など、
隅々まできめ細かな政治が実現できたら、
どんなに素晴らしいかと、思いながら、
あの可愛い声を今一度思い出しています。


「おかあさん、、、
おかあさん、、、
おかあさん、、、
わたしだよ、、、、」


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7月、あれこれと思う事を

バタバタしているうちに、もう7月。
リアルが忙しくて、忙しくて、、、
とにかく忙しくてネット環境も遠のいていました。
ふっ〜〜〜〜
と、落ち着いてみると、
今年も半分がすぎました。
7月かぁ〜〜〜〜
京都では祇園祭の月です。


さて、
今日7月4日はアメリカ独立記念日。
7月14日はパリ祭。
と、学生時代には世界史で暗記しました。

随分前に「7月4日に生まれて」と言う反戦映画を観ましたが、
帰還兵は心も体もズダズダになって帰ってきます。
それはイラク戦争でも例外ではありません。

アメリカの人々の中でも次第に先のイラク戦争への不信が出ている中、
2006年の住民投票で、ブッシュ大統領とチェイニー副大統領の弾劾要求を可決したサンフランシスコ市で、新たな住民投票の動きが起こりました。
それは、なんと、
ブッシュ大統領の「功績」を残そうと、市内の下水処理施設に「ジョージ・W・ブッシュ」の名前を冠するというものです。
今年の11月日の大統領・連邦議員選挙にあわせた住民投票の実現を目指して署名集めをしているのは、住民グループ「大統領記念委員会」。
ブッシュ氏の八年にわたる政治を「米国史上に前例のないもの」として後世に伝えるため、次期大統領が就任する「2009年1月2日」から下水処理施設を改名すると説明。

「50年後の公民の授業で、生徒たちはリンカーン記念館やジョージ・W・ブッシュ下水処理施設を学ぶだろう。生徒たちはすぐに、なぜと問うだろう。そこでイラク戦争や開戦にいたる話を議論することができる。人間は悪い歴史の記憶を忘れたいものだが、そうさせないようにするのが私たちのやり方だ」と説明。

ふぅ〜〜〜〜む。
50年後の子どもたちは世界史で、
イラク戦争のなんたるかを下水施設の名とともに学ぶと言うとかぁ〜〜〜〜

さてさて、
住民投票の行方に注目です。

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