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2008.08.04

夕暮れの蝉の声を聞きながら

やがて死ぬけしきは見えず蝉の声

芭蕉が死ぬ一ヶ月前に詠んだ歌。
辞世の句とも言われていますが、果たしてどうなんでしょう?
それにしても私の住んでいるところは蝉が凄い。
蝉時雨とかそんななまやさしいものではありません。
朝から夜まで、
ミィ〜〜〜ンミンミン。
ジィ〜〜〜〜ジ。
凄いです。
確かに芭蕉ではありませんが、やがて死ぬとは思えないくらい元気に鳴いています。
でも7日の命。
と、言う事でその鳴き声を聞く人が儚さや無情を感じ、味わい、
そして己に引き当てたりするのでしょう、、、

だがしかし。
蝉はそんなの関係ねぇ〜〜〜
ではないかと思うのです。
ただ「ありのまま」なのだろうと私は思います。
ただありのままだから、
古来より蝉は歌に詠まれているのか???
(尤も空蝉として詠まれたり、羽の薄さで情を詠ったりとされていますが、、、)

源氏物語1000年。
源氏の中にも空蝉は出てきますね。
モデルはひょっとしら紫式部その人か、、、と言われている空蝉です。
====うつせみの羽(は)に置く露の木(こ)隠れて忍び忍びに濡るる袖かな=====

切ないですね。

と、言う事で元気に鳴いていても、抜け殻になっても、なにやら物悲しい蝉。
夏の真っ盛りに、陽中の陰を思わせます。
これまた自然の深い計らいか、、、

いずれにしても、
移り変わる自然とともに人もまた変わります。
歳々年々変わりゆくのなら、
あたり前を当たり前に受け入れるそんな生き様に憧れながら、
夕暮れの一段とせわしい蝉の声を聞いています。

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コメント

無性に合いたくて訪れました あなたの佇まいに会えた悦びを感じています。
わたしはこんな記事があなたに触れたような感じがした好きです。
一方戦う君も勇ましい それもまた好し!!
                          またね(!!)

投稿: U_taiki | 2008.08.04 19:53

U_taiki さん。
こんにちは。
お久しぶりですね。
お元気でいらっしゃいましたか?
コメント嬉しく拝見いたしました。

先日、火星の水についてエントリーを挙げていた時、
U_taiki さんのことを思い出していました。
またまた宇宙への思いが広がりそうでワクワクしています。

>一方戦う君も勇ましい それもまた好し!!

そうですね。
なんだか世の中の動き、ますます混沌としてくるようです。
書けるうちは書こうと思っています。
またご意見などお聞かせいただけると嬉しく思います。
では、、、また!

投稿: せとともこ | 2008.08.05 14:32

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