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2008.09.18

カジノ資本主義の終焉か?

カジノ資本主義と言う言葉があるそうです。
由来はイギリスの国際政治経済学者、スーザン・ストレンジの同名の著書からきています。
意味は、以下のようです。
「現代資本主義は変動為替相場制へ移行して以来、外国為替や資本収支などの国際金融や国内外での金融取引において、あたかも巨大なカジノの賭博場への参加者のごとくマネーゲームを興じている様子を表現したもの。」
だそうです。
うううう〜〜〜ん。
なるほど。なるほど。
「あたかも巨大なカジノの賭博場への参加者のごとくマネーゲームを興じている様子」
ですかぁ。
ふと堀江さんの顔を思い出したり、その後ろの武部さんや小泉さんがチラリと浮かんだり、竹中さんがニンマリと笑ったりと、私の頭の中は走馬灯。

さて、カジノ資本主義の終焉か、、、と言う事で今回のリーマンの破綻が言われています。
経済は守備範囲ではない私。
ゆえに、いろいろ新聞やネットや雑誌を読んで勉強しました。
そして、カジノ経済の説明を落語で表している本の紹介を見て、納得。
その本の名はカジノ資本主義の克服。日米金融比較研究会発行、著者は相沢 幸悦さん。
落語の中身の要約は次の通り。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いま話題の「サブプライムローン」を落語にすると。
まず熊さんと八っつぁんが5合づつ計1万円分の酒をもっていると仮定。
で、熊さんがもっていた1000円で八っつぁんから1合買って飲む。
次は、八っつぁんが受け取った1000円で熊さんから1合買って飲む。
やりとりを繰り返し、1000円で1万円分の酒を飲む。
アメリカの住宅ローン会社の「サブプライムローン」におきかえると、
熊さんと八っつぁんの1000円はどうなるか?
住宅ローン会社が庶民に高い利子で1000円貸し付ける。
次に、証券会社がローン会社から1000円の債権を買い取る。
ローン会社は、戻ってくる1000円を別の人に、また高い利子で貸し付ける。
これがいつまでも繰り返す。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
????????????

本当にリーマンさん。
こんな方法が永遠に続くなんて本気で考えていたのだろうか???
本気だったのでしょうね。ある時期までは。
昨年夏、一挙に問題になったサブプライム。
私もサブプライム・ローンの背景と言うエントリーを昨年の夏挙げたのですが、
その結びを今、読み返して、現実は変わらなかったのだと改めて思いました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
投機性の高い、高利回りの証券はヘッジファンドを中心に、各国の銀行や証券会社などに広く浸透していったのですが、上手くいっているときは問題なくても、そもそも危険一杯の商品故、崩壊する時期も早くやって来ました。2006年初めあたりから歯車が狂います。住宅市場の減速とサブプライム・ローンの焦げ付き急増。
予想されていた事がやってきたのです。
世界の金融市場の投機的なあり方が限界に近づいているということでしょうか?
この現象は一時的なものか永続的なものか?
あるいは仕掛人である金融機関の収益拡大の構図が多くの犠牲の上に成り立っている現仕組みは経済・社会の流れでどの様な意味があるか?
それこそグローバルな視点に立って考察していくことが肝要だと思いました。
(昨年の記事より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この商品が出た時から予想されていた事だったのです。

今や「ブラックボックス化」と言われ実態把握は既に困難だそうです。
世界の金融機関の損失は約119兆円。
大恐慌以来最大の金融危機。
当然、日本にもその影響は波及しています。
日本では2300億円ほどの損失が見積もられているそうです。
日銀も短期金融市場で資金を供給。
沈静化を計ろうとしていますが、「焼け石に水」のような感がします。

この問題、今後も拘り続けてみていきます。
今日はここまで。

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