« 山寺の旅 | トップページ | 消費税と法人税、それぞれについて »

2008.09.17

リーマンブラザーズ破綻

アメリカがくしゃみをしたら日本は風邪をひくのだろうか???
誰でもこの先どうなる?と不安になるニュースが出ましたね。
リーマン破綻、負債63兆円、過去最大額と言うニュースがそれ。
経済に詳しくない私でも知っている名前、アメリカの大手投資銀行のリーマン・ブラザーズ。

影響は方々に出ているものと思います。
ニューヨーク市場の15日の下落幅は500ドルを超え、なんとその下落率は2001年の9・11同時テロ以来のもの。
16日の東京市場では、日経平均株価が600円余りも値下がり。
外国為替市場ではドル売りが進み、大幅な円高・ドル安となっているとのことです。

リーマン・ブラザーズの今回の破綻は原因はいろいろあるのですが、
やはりサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅ローン)の破たんが大きいのでしょうか。
これに関してはサブプライム・ローンの背景と言うエントリーを以前挙げた事があります。
さて、
企業の株式・債券の発行や合併・買収で稼ぐ「投資銀行」と呼ばれる金融機関であったリーマン・ブラザーズ。
1850年からの老舗だそうです。
報道によれば、リーマン・ブラザーズが抱える負債は60兆円。
「ハイリターン ローリスク」と言い、世界中に繰り広げてきた結果です。

1980年代から国際金融市場の自由化に乗り出し、投機マネーが国境を超えて膨張する経済の推進力であったリーマン・ブラザーズ。
この投機マネーは東アジアでは通貨危機を引き起こし、
アメリカでも大手ヘッジファンド(国際投機集団)の破たんやIT(情報技術)バブルの崩壊など経済危機を招いてきました。
そして、行き着いた先が、サブプライムローンによる証券バブル。
調べれば調べるほど、
知れば知るほど、その杜撰な演出が明るみでます。
当然の結果、時間の問題だったのですね、、、


一歩、メリルリンチ(米投資銀行三位)は、商業銀行に吸収合併されることになったそうです。
また、保険の世界最大手・米AIGなどの経営危機が表面化する恐れもあるとのこと。

さらに広がる影響にアメリカ政府の打つ手は何か?
ブッシュ大統領は「短期的には痛みを伴うが、長期的には調整に自信を持っている」と述べていますが、
が、
今月の7日に、サブプライムローン問題の影響で業績不振に陥っていた政府系住宅金融会社と、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)それに連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)に公的資金注入枠を設定するなど救済策を発表したばかりのアメリカ政府。
また、リーマン・ブラザーズに対してもポールソン財務長官や民間金融機関首脳が協議し、救済策が検討されていましたが、合意には至らなかったそうです。
それから一週間余で老舗証券会社が倒産。
短期にドンドン痛みがきたというのでしょうか?
短期の痛みはそれとも大企業?
国民は長期にわたり痛みを押し付けられるのでしょうか?
アメリカ経済の産業を空洞化に、
財政赤字と貿易赤字に、
貧富の格差。
これらの問題が今後解消されるというのだろうか?


今後、日本経済がどの方向に進むか注目です。
が、
はっきりと言える事はアメリカ式のやり方ではいずれ破綻がくる、と言う事は確かなのでしょうね。

|

« 山寺の旅 | トップページ | 消費税と法人税、それぞれについて »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15797/42504514

この記事へのトラックバック一覧です: リーマンブラザーズ破綻:

« 山寺の旅 | トップページ | 消費税と法人税、それぞれについて »