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2008.09.10

三笠問題、波紋つぎつぎと

三笠フーズ長期保管で農薬薄める 費用抑え計画的転売と言うニュース。
もうなんでもアリだった三笠フーズ。
グチャグチャだったのですね。
社長自ら危険性を認知していたのだからタチが悪い。
言い訳無用です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
農薬やカビ毒で汚染されたコメを不正転売していた米粉加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)が、農薬のメタミドホスに汚染されたもち米を1年から1年半保管した上で出荷していたことが10日、分かった。
財務担当者は「農薬が自然に消滅するのを待てば、加工費用がかからなかった」と証言。農薬濃度を下げるのが狙いだったと認めている。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
三笠フーズの皆様は決して焼酎は飲まなかっただろうな、、、なぁんて事を思いながら、
「この人たちは、この米がいずれ人の食するものになる」なんて思わないで、タンタンと作業をしていたのでしょうね。
成人した我が子がいる場合は「おい、絶対に焼酎は飲むなよ!」と言っていたのだろうか???
農薬のメタミドホス
うううう====ん。
怖いですね。

汚染は各地に広がっているようです。
しっかりと追求してもらいたいものです。
なにしろ「食べるもの」に関する事なのだから。

さてさて、三笠フーズ。
労基署が三笠フーズから事情聴取なんてニュースもあったりして、ヤレヤレとため息です。
悪い経営者のもとで、罪を行い、揚げ句は解雇。
うううう〜〜〜ん。
なんともはや。
解雇された方々の保障に関しては、しっかりとしてもらいたいものです。
労基署の監察、指導が万全である事を望みます。

さらに、今、注目、話題になっているのはミニマムアクセス米

ミニマム・アクセス米の輸入が始まって13年、
1993年、WTOの前身であるGATT(関税貿易一般協定)のウルグアイ・ラウンド交渉で導入。
米の輸入。
当時、この問題は大きな話題になりました。
農産物のうち日本が唯一自給できる米ですよ。
その市場に風穴を開けるものとして、農家をはじめとして多くの方々が危惧しました。
当時、政府は「国産米の需給に影響を与えない」と主張。
当然ながら外国米の需要が殆ど無く、多くが倉庫に積み上げられました。
管理に多額の税金が投入と言う事で、マスコミでも何回も報道されました。
そして、政府は農家に「こめが余っている」という理由で厳しい減反を強制。

時代は移り、2007年度には、
農水省は米の輸入を約7万トン残して打ち切りました。
ついに日本国内の現実が、ミニマムアクセス米をスンナリと受け入れる事が出来なくなったのです。

今や、この輸入を見直すべきだとの主張は、農業関係者と国民、さらに農水省の官僚にも広まってきています。
それにも関わらず、拘らず、係らず、政府はこの3日。
外国産米の輸入のための2008年度初の入札を9月17日に実施することを明らかにしました。
この入札で、主に主食用として消費される外国産米2万5000トンを輸入する予定です。
いいですか、主食用ですよ。主食用。
ふっ〜〜〜〜

農水省は「この間、外国産米の輸入を求める業者からの要望もあり、米国政府などの関係機関と調整してきた」(食糧貿易課)と説明しています。
つまり、米国政府や輸入業者からの圧力が、入札決定強行の背景にあることを示唆。
国民や農業従事者からの願いとは遠いものです。
こうした背景で起きた今回の事件は、悪が隙間をビュービューと狙ってきたのでしょう。
日本の農業をつぶし、
世界では食料危機の国が多数あるにもかかわらず、いたずらに輸入する、
それは結果として米の値の高騰にも寄与することになるのです。

今回の事柄は、体制の見直しをはかる時期だと警告しているのでしょう。

三笠問題。
深く広く見えていく必要があります。

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コメント

メタミドホスも怖いですが、アフラトキシンB1はもっと怖そうですね。史上最強の発ガン物質とか言われているようです。最近の肝臓ガンの発生は、1位が福岡県、2位が佐賀県、3位が広島県、4位が大阪府ですが、広島以外は三笠フーズの工場所在地とか、因果関係あるとしたら恐ろしい話です。

参照 今日のきっこの日記に詳しく書かれていました。

投稿: scotti | 2008.09.11 12:59

scotti さん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。

いやはやはや、、、
もう怒り心頭の毎日のニュースです。
波紋は広がっていますね。
まだまだあるでしょう。

さて、
きっこさん、拝見いたしました。
まぁ軽々しく結論をだすことはできませんが、
今後の疫学調査の対象になるかもしれませんね。
注目です。


さてさて。
話は変わり日曜日は山形戦。
応援に行く予定です。
(これが我が家の趣味なのです。納豆とみそ汁だけなんて我慢できるのですよ、ハッハッハ)

では。
またコメントを頂けると嬉しく思います。

投稿: せとともこ | 2008.09.11 18:08

日ごと被害の大きさが明らかになっていきますね。まったく酷い話です。

三笠問題、その犯罪性の大きさもさることながら、気にかかっているのは問題が発覚した経緯。随分以前から内部告発があったとのことですが、問題が公になった経緯にすっきりしない印象を持ちます。加えて、社長をはじめとする三笠フーズ幹部たちの表情。これだけの犯罪を長年犯していながら、潔すぎる。諦観漂うような雰囲気。どうも腑に落ちないんです。不可解なんです。農水省の対応も含めて。

農水省で不可解といえば、大臣の自殺なんてこともありましたよね。あまり陰謀説明たことは考えたくないですが、もし、これらのことが裏で繋がっていたとしたら...。なにせ、農業の世界は不可解なことが多すぎる。日本農業も不可解ですが、海外に目を向けるとなおさら。カーギル、モンサントなどのいわゆる穀物メジャーは、まったくといってよいほど経営実態は知られていないといいますし。

投稿: 愚樵 | 2008.09.12 12:00

愚樵 さん。
こんばんは。
コメントありがとうございます。
お元気でいらっしゃいましたか?

さて、このところの食の安全。
やれやれです。
いずれ明るみになる問題だったのでしょうね。
時間の問題ということか、、、
以前も愚樵さんから穀物メジャーについてコメントをいただきましたね。
http://ts.way-nifty.com/makura/2007/09/post_c5e0.html

まぁ、こうした状況だったのですね、、、
フッ。
ため息です。

この問題、日本の農業とともに今後もみていきたいものです。
その折はまた感想など頂けると嬉しく思います。

では、、またね!!!

投稿: せとともこ | 2008.09.12 21:21

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