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2008.09.22

食の安全 行政と企業 その1

三笠フーズに端を発した食の問題。
今や冷凍食品にメラミン混入まで、とどまることをしりません。
テレビに映し出される消費者も「何を食べていいのかわからない」「何を信じていいのかわからない」と戸惑いをみせてきますが、全く同感。
本当に、何を食べていいのだろう???

食のリスク管理と言うエントリーで行政のあり方について考えたのは今年の2月です。
以後も次々と出てくる不祥事事件。
何をどのように考えて、対策をしていかばいいのだろうか?
そもそも、この国がこんなにも安全な食べ物を国民に供給できなくなっったのはどうしてだろう?
と、言う事で、今日は「健全な食文化が崩れていったのはなぜか」を企業と行政から今一度みていこうと、いろいろ調べました。
まず輸入品、国産品の化学物質含有について。
次に企業と行政管理について、これは過去の不祥事事件を検証します。
この2項目にわたり、調べました。

輸入品、国産品の化学物質について。
化学物質・汚染物質専門調査会と言う委員会が食品安全委員会の中にあって、取り仕切っています。
また輸入品では残留農薬が一番気になるところです。
これに関しては輸入食品監視業務ホームページに詳しく実情が掲載されています。
詳しく見ると、やはり輸入品は国産品に比べて残留農薬は多く、違反も2倍以上です。
(2002年、国産では基準を超えた違反は0.01%、輸入は0.02%)
供給までに時間がかかる輸入品は燻蒸剤、ポストハーベスト、添加物、抗菌物質などなど、輸入品は国内品より多いのは当然です。
改めて食料自給率4割のこの国の悲哀が身にしみます。

さらに日本人のグルメ嗜好のためか、魚はサバやイワシ、サンマの大衆魚の消費は減り、
ハマチやタイなど高級魚の養殖が増えました。
養殖の為に、またまた抗生物質などの薬剤が使用されます。
思い出すのは有機スズの被害です。
また、海外にまで進出してマングローブ林を荒廃させたエビ漁。
この問題は心痛みます。
それとは別に、勿論、こうしたエビやウナギも抗菌剤使用の魚です。
次に食品添加物。
食品添加物の規制など厚労省のホームページに法的な規制が載っています。
この問題を見ていく前に、ちょっと委員会の歴史を見ます。
1996年、「食品添加物の指定および使用基準」というガイドラインが出て安全性と有効性を審査していたのは、厚労大臣の諮問機関の食品衛生委員会。
この基準では「食品のとK末胃、本質または品質を変化させ、消費者を欺瞞するおそれがある場合」「劣悪な原料、またはこのましからざる手段もしくは技術の使用による影響を隠蔽する目的で使用される場合」は食品添加物として指定できない、とされていました。
が、
内閣府に委員会が出来ると同時に総合的な審査が分断されました。
指定要請者(添加物事業者)→厚労省→委員会に意見聴取→委員会がリスク評価→ADI(1日摂取許容量決定)→厚労省→食品衛生分科会に諮問→使用基準など許可→大臣が指定。
上のような流れで普通は決まっていきます。
ここで問題は、初期品安全委員会に消費者代表がおらず、声が届かないと言う事です。

以上、食品の化学物質についてみてきました。

その2に続く

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