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2008.10.28

麻生邸見学ツアー逮捕劇  さらに感じた事

先に書いた記事不当逮捕ではないでしょうか?に関して、さらにネットでいろいろ調べてみました。
渋谷署警察官との事前打ち合わせ@ハチ公前と言う動画。
これは主催者が渋谷警察官と麻生さん宅見学ツアーについて諸注意を受けているところで、
警察官も主催者もお互いに納得、合意していたようです。
が、
突然、公妨逮捕事件に発展したのですが、
この2つの動画の間に、一体何があったのだろうか???

記者会見/「麻生太郎邸拝見ツアー」参加者3名不当逮捕
と言う参加者の記者会見を見て解説を仰ぎました。
雨宮さんの歩いただけで逮捕!!と言う記事を読んだり、
あるいは、この問題に関心をお寄せの方々のエントリーを拝見しました。

そもそも、なぜ麻生さんのお家見学?
と、疑問に思ってもうこうなったら麻生の家に行くしかない!!の巻と言う雨宮さんがマガジン9条に書いた呼びかけ記事を見ました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
で、今回は2回目。ツアーのサブタイトルは「62億ってどんなだよ。麻生首相のお宅拝見!」。以下、チラシの告知文だ。

 「第2回のツアー目的地は、このたび『かしこくも』内閣総理大臣に就任された麻生太郎首相のお宅です。45年間にわたり一着30万円のスーツを年間10着仕立てるおしゃれな首相。たった1日で大卒初任給の2倍の弾を撃ちまくって鍛えた射撃はオリンピック級の腕前。敷地だけで6200000000円。大久保利通、牧野伸顕、吉田茂に連なる『華麗なる一族』の東京宅を見に行きましょう」

(雨宮さんの記事より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そうかぁ、、、
このツアー、2回目なんですか。
1回目は、グッドウィル折口宅と「過労死は自己管理の問題」と言い放ったザ・アールの奥谷宅ツアーだったそうです。
この時はなんのおとがめもなし。
だが、今回は総理だったから、警戒も強かったのでしょうか?
ううううう====ん。


私も今回のことで初めて、主催者の方々のことを知ったのですが、、、
前後して、麻生さんが秋葉原で若者たちに「女にもてたいなら正規職員に、、、」なんて内容の事をズラズラと言われていた事と重なります。
誰だって、みんな正規職員になりたいですよね。
ならないのではなく、なれない現実をもっと見てほしいものです、、、


まぁ、それにしても主催者側の事前の準備が万全ではなかったのかもしれません。
が、
やはり「いきなりの逮捕」はやり過ぎではないでしょうか?
注意勧告でいいではないですか。
「ほらほら、5人までだゾウ、約束だろう、、」
とか、その風船は駄目だぞうううう、、、とかとか。

この事件、今後どのようになっていくか注目です。
それにしても、
本来、市民を守るべき警察が、市民をなぎ倒すように引っ張りだして、逮捕していく様は、
やはり「力」の威嚇ですね、、、


麻生さんは、その旨として「若者の味方」ではなかったのでしょうか?
ねぇ〜〜〜〜
麻生さん。
家を見たいと言うなら「どうぞどうぞ」でいいではないですか?
フリーターや派遣の味方になると言い放った麻生さん。
なら、膝を突き合わせて話せば良いのでは???
ねぇ、、、麻生さん。
これじゃ、あまりに「器が小さい」ってもんじゃないですか???

いずれにしても、
逮捕された3人の方々が早々に釈放されることを願っています。

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コメント

こんにちは、せとさん。少しピンボケな話になるけどね。

私は労働運動がそれなりに機能していた時代の最後を知っている世代になるのだろうと思います。そして、私の知っている労働運動は「統制のとれたもの」である訳です。

なんていうか、もともと労働運動は「機械うちこわし」の様な暴動として始まり、政治参加を求めるチャーチスト運動などを経て暴動ではなくなってきた訳です。だから、労働運動の底に「自分たちのやっていることは暴動の代償措置」という意識はあるべきなんですね。代償措置ですから「暴動」に発展するような要素は潰さなくてはならない訳です。そのため、或る意味参加者に嫌われる要素でもある「内部統制」という事が避けられないんですね。例えば省庁への請願デモでも、3周と決めて届け出ていたら「終わるな!もう一回り」なんて声が出ても「終わります」としなくてはならない訳です。コースを決めて届け出たら、「あそこにも請願しよう」という声が出ても「計画通りに」と言わなくてはならない訳です。

なんていうかな、ここ20年くらい、皆さんは労働運動というものを嫌われ、日本の労働運動を潰すことを願われているように感じてきたわけですが、労働運動を潰すと同時に、「暴動の代償措置だから暴動にはしない」という、さまざまな作法もまた、一緒に潰されたのでは無いかと思うんですね。

最近ね。「ストのやりかた」なんてまとめておかなくてはいけないのかななんて思うんですよ。きちんとした作法(笑)のあるストを経験した事のある最後の世代が自分かも知れないなんて思うのでね。今の現状はとてもストなんてできる状態ではないんだけとね。でもね、作法が失われた状態で不満が盛り上がって「ストだ」なんて動きが起こったら、簡単に山猫ストに成りかねない気もするんですね。

投稿: 技術開発者 | 2008.10.29 09:05

技術開発者 さん。
おはようございます。
さっき、お返事書いていたら、もう、コチラにコメント頂いていて恐縮です。
そして、ありがとうございます。

頂いたコメントの趣旨、すごくわかります。
実は私も雨宮さんのブログ、その関連のアレコレ、また主催者のアレコレを読んで、ちょっと同意しかねる部分はあるな、、、と感じてはいるのです。
これじゃ「ゲリラ」と思われたり、解釈される余地が十分にある。言い換えれば「脇が甘い」と思います。
ただ、私は、そうではあっても、あんな逮捕劇を許す風土にしてはいけないと思います。
ここは、やはり警察に「それっておかしんんじゃな〜〜〜い」を突きつけていきたいと考えています。


さて、それはそれとして。
頂いた内容自体は、とても示唆に富むものであり、今後の指針になるものです。
とくに主催者は、参加者の安全を保障するものでなければならないと考えます。

>労働運動を潰すと同時に、「暴動の代償措置だから暴動にはしない」という、さまざまな作法もまた、一緒に潰されたのでは無いかと思うんですね。


はい。
これに関しては、主催者も取り締まりの方も双方が「何となく、、、気分」でやっているようになったのでしょうか???
つまり、労働運動のノウハウから得るお互いの作法喪失ということでしょうか???
開発者さん。
是非、作法をお教えください。
と、言うかその精神と法律遵守の中での権利獲得のあり方などなど、、、
私個人はとても興味在ります。
そして、ご迷惑でなければ、その内容をエントリーとして挙げたいのですが、、、
お返事頂けたら嬉しく思います。
では、、、また。

投稿: せとともこ | 2008.10.29 09:47

こんにちは、せとさん。

>つまり、労働運動のノウハウから得るお互いの作法喪失ということでしょうか???

まあ、公安は統制とれた事をやっていても、あんな感じでしたけどね。別に公安の肩を持つ気は無いけど、統制のとれた運動をやっていても、何時だって暴発の危険性ってあるんですよ。

なんていうかな、もともと労働運動の集まりなんてのは、不満のある人が集まるものなんですよ。円満に満足している人は集まらない(笑)。そして、運動のエネルギー源というのがその不満であることも確かなんです。でもね、例えば蒸気機関のエネルギー源が石炭火力だからといって、ピストンがうまく動くようにしてから火を焚かずに、ただどんどんと石炭をくべるだけなら蒸気機関が動かないだけじゃなくて、圧力だけが上がってボイラーが爆発しかねないのです。公安はいつだって、「お前らのボイラーは何時爆発するかわからない」と思っているだけね(笑)。でもって、実際にそのエネルギーを使って何かを成し遂げようとしている方だって必死になって統制しないと制御しきれなくなりかねない思いはあるのね。

>と、言うかその精神と法律遵守の中での権利獲得のあり方などなど、、、

もともとね、請願デモなんてのは、国会の中にシンパ議員を作ってからやるものなんですね。恐ろしく古い話をすると、日本国内でマッチだとかに不良品がものすごく多い時に、主婦連が「不良品を許すな」みたいなシュプレヒコールを上げながら国会の周りをデモする訳ね、それにタイミングを合わせて、議員が国会で「国内に不良品が多い、いかが対策するのか」なんて質問をするなんてことね。こういう連動性が、石炭の熱を機関車が動くのに結びつけるってことなんです。そうすると、その質問が国会の中で埋もれにくいのね。

なんていうかな、どうしても「公安に捕まった」といったことでショックを感じられると思うんだけど、そういう見通しの無い不満を吐き出すだけのデモそのものが、実際に社会を動かす上ではエネルギーの無駄遣いであり、暴発の危険性を生むだけの面があるんです。つまり貴重なエネルギーなんだから無駄遣いするな、うまく使えという思いがあるわけです。

投稿: 技術開発者 | 2008.10.29 17:46

技術開発者さん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
とても良く分かりました。
確かに言われるように、そもそも現状に満足していない、打開したいという願いを込めてデモをするのですから、暴発の芽はいつでもあるわけですね、、、
だからこそ、
準備する側、主催者の側のきめ細かい配慮の必要を理解しました、、、

>、どうしても「公安に捕まった」といったことで
>ショックを感じられると思うんだけど、
>そういう見通しの無い不満を吐き出すだけの
>デモそのものが、実際に社会を動かす上では
>エネルギーの無駄遣いであり、暴発の危険性
>を生むだけの面があるんです。
>つまり貴重なエネルギーなんだから
>無駄遣いするな、うまく使えという思いが
>あるわけです。

はい、
仰る通りですね。
今回の件は、公安に逮捕されたという可成りショッキングな出来事があったので、そこに注意がいきがちですが、
そもそもデモとは何か?
何を請願・要求して、何を獲得するのか?
その為にはどうればいいか、、、
などなど、主催者側の反省点、今後の教訓も多々在ると思います。
この事件、
二つの局面で考えていくことが大切なんですね。
了解です!
いずれ、記事を書くつもりです。
その折は、チョイト開発者さんのお名前も登場しますよ♪

では、、、またね。


投稿: せとともこ | 2008.10.30 13:31

せとさん。今晩は。
>まぁ、それにしても主催者側の事前の準備が万全ではなかったのかもしれません。

ネットで拾い読みをしたにすぎませんが、私もその辺が気になります。高度化している現代社会においては洞察力を発揮した行動が要請されているということでしょうか。

>やはり「いきなりの逮捕」はやり過ぎではないでしょうか?

ほんとうに、現代版特別高等警察を許してはならないと思います。主権者でありながら、私たちは意思表示やそのための行動が出来なくなります。 警察は国民の公僕である筈なのにです。
また、ネットで知ったのですが、警察は取り締まる人達の間にスパイを送り込んでおいて、内部から挑発させて、それを口実にして弾圧を加えるという謀略も使うこともあるそうです。
これらに抗して、私たち、主権者の先輩たちは様々な苦労を克服しながら民主主義を日一日と内容あるものに建設して来ているのですね。 頭が下がります。

投稿: hamham | 2008.10.31 19:45

hamhamさん。
こんばんは。
コメントありがとうございます。
さてさてさて、、、
どうなるのか???
なんと言うか、きな臭くなるんでしょうか?

以前、hamhamさんはマスコミは木鐸であるべしと言われましたが、
警察もまた、国民の公僕であるべきですよね。
なんと言うのか、、、
ため息ですね。

いずれにしても今後の成り行きに注目しています。
お互い、頑張りましょうね!!!
では、、、また。

投稿: せとともこ | 2008.11.01 21:19

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