帰省します
年末で大忙し。
大掃除やら買い物屋良やら、、、
やっと見通しが経ち、これから帰省します。
今年、また記事を書くことができたら書きたいなと思いますが、、、
もし書くことができない場合を想定して、早々にご挨拶。
今年はお世話になりました。
来年も宜しくお願いいたします。
なお、コメント頂いていますが、バタバタしてるので、また機会を改めて書かせてください。
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年末で大忙し。
大掃除やら買い物屋良やら、、、
やっと見通しが経ち、これから帰省します。
今年、また記事を書くことができたら書きたいなと思いますが、、、
もし書くことができない場合を想定して、早々にご挨拶。
今年はお世話になりました。
来年も宜しくお願いいたします。
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水星食が今日の昼ごろあります。
「12月29日の昼ごろ、月齢2のきわめて細い月が水星を隠す。」
と言うことで
すが何分とも昼なので肉眼ではみることはできません。
目には見えないが、空を見上げ、「あっ水星が隠れているな」と思うのは、楽しいかもしれませんね。
また、
大晦日には月と金星が近づきます。
もしお時間がありましたら今年最後の天文ショーをご覧ください。
明けて来年はすぐにしぶんぎ座流星群が極大になります。
2009年は天文年です。
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またまた、イヤなニュースです。
昨日からニュースでも流れていますがイスラエル軍のパレスチナのガザ地区に対する大規模空爆。
ふっ〜〜〜〜
犠牲者が増えています。
国際社会としては、到底受け入れ難い事態です。
アブドラ国王は「罪のない子どもと女性を虐殺した」とイスラエルを非難。
ムーサ氏はイスラエルの行為を「衝撃的で受け入れがたい」と糾弾し、国連安保理に必要な措置を求めています。
また、
アラブ連盟加盟各国外務省、
トルコ外務省、
イスラム諸国会議機構(OIC)、
湾岸協力会議(GCC)
なども次々とイスラエルの行動を非難、攻撃の即時停止を求める声明を発表。
ところが、
イスラエルのバラク国防相は同日、予備役を招集し、戦車部隊を地区外に待機させるなど地上部隊による攻撃を準備。
ハマスを国際テロ組織アルカイダになぞらえ、「ハマス一掃まで攻撃を続ける」と断言。
ハマス側もロケット砲攻撃を継続。
泥沼化しています。
こうしたときのアメリカの動き、注目です。
米、ハマスの責任指摘とあります。
きっこさんがアメリカの都合で決まる善と悪と言うエントリーを挙げています。
アメリカと日本の関係、アメリカとイスラエルの関係。
そしてマスコミの報道姿勢が詳細に書いてあります。
私たちがイスラエルやパレスチナの問題って、なぜか「遠い」分けがわかります。
こうした背景を確りと見つめていくことって大事です。
いずれにしても、
お願いだから、戦争はやめてよ!!!
と、声を大にしています。
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チャールズ・ダーウィン生誕200年を前にして,今あちこちでチャールズ・ダーウィン展が催されたりとダーウィンが熱く語られています。
私もダーウィンや、以前ここでも書いた木村資生の中立説などをもう一度読み直したりしています。
数々の本の中や情報の中でも極めて興味深かったのは「ヒト脳遺伝子」の分子進化についての論考でした。
ヒトとチンパンジーの共通祖先から分岐して700万年。
最古の人類と言われるサヘラントロプス・チャデンシスの脳容積は350cc。
そして今から180万年前のホモ・ハビリスは750ccの脳容積。
20〜15万年前のホモ・サピエンスは1200〜1500ccに増大しました。
地質学的時間では極めて短い700万年の間に約4倍も増えたヒト脳容積。
さらに大きさだけでなく神経細胞ネットワークも複雑の高度化を遂げました。
そして最近、ヒト脳に正の淘汰を受けた4つの遺伝子が明らかになりました。
ASPM,FOXP2,AHI1,HARIFがそれです。
(ある研究では正の淘汰を受けた遺伝子の数はチンパンジーの方が多いそうです)
脳の大きさを決定するASPM遺伝子。
言語に関するFOXP2遺伝子。
体位を調整するAHI1遺伝子。
なお、これらは調節遺伝子で、脳の物質そのものを作っているものではありません。
非コードRNA遺伝子であるHARIF。
700万年という短い時間で既存の遺伝子の点突然変異によって進化上の「進歩」がなされたのです。
興味のある方はNatureやScienceなどのJournalをご覧下さい。
年、巻頁についてはご要望があればお知らせいたします。
この研究は今後さらに調節遺伝子の探索を含め進化について明確な証拠が出てくるものと期待されています。
さて、
ここで近代科学の獲得した最大の成果は自然現象の説明に目的論を排したことである、という極めて当然の事に思いを馳せる必要があります。
それは生物進化理論も例外ではありません。
まず自然現象に対して合目的性を排除していく姿勢が研究者に問われるものと考えます。
と,言う事で、脳遺伝子についてツラツラと見ていた矢先のこと。
いつも鋭い切り口でエントリーを挙げていらっしゃるTAKESANさんの記事。
さらに経由して[生命哲学]2008年10月20日放送の『あいのり』での茂木健一郎さんの発言と言うエントリーを挙げられたspiklenci-slasti さん。
凄いですよ、この時の茂木さんのノリノリ発言。
頭が痛くなりました。
またliber studiorumと言うブログではブログ主のa-gemini さんが詳細に茂木健一郎さんについて分析(?)なさっています。
私は今まで茂木さんはあまり知らなかったのですが、
これらの方のブログを拝見して、ビックリ。
それではと、いろいろ当たってみました。茂木さんを。
そしてクオリアを。
クオリア、、、、
ううううううう〜〜〜〜〜ん。
「心的生活のうち、内観によって知られうる意識の現象的側面(現象的意識)のこと、またはそれを構成する個々の質感のこと。感覚質(かんかくしつ)とも訳される。」
これがクオリア。
なるほど、医学、心理学と哲学との境界学問ですね。
内観ですかぁ、、、
ふと白隠の禅やら気功を思い出します。
難しいところに挑戦なさっているんですね、茂木さん。
未だ明らかにされていない事があまりに多くて、学問そのものについては、ちょっとやそっとでは評価出来ません。
ただ、
ただ、
先のブログ主の方々が疑問を呈されているのは、研究者としての茂木さんの研究アレコレについてではなく、
テレビ・マスコミへの露出の有り様、述べている事についてです。
私もそれは「やむなし」と思います。
未だ明らかではない事を,ある時は事実のように述べ、また相手が変われば同じ事を「今、研究中です」と言い、そしてまたまたある時はあろうことか「編集したメディアが悪い」といいのけるそのあり方が小賢しいと思います。あっ、この辺りで内田さんと三砂さんが彷彿と思い出されますね、、、
この手の切り口は常套手段なのか?彼らのと思ってしまうくらい似ています。
さてさて茂木さん。
あざといそのあり方には,研究そのものさえ疑わしくなる事を茂木さんは果たして認識しているのか???
脳科学者という肩書きでアレコレと説明をし,判断を下すのですが、その影響は大です。
大体、脳科学ってどんな学問なのか???なぁ。
しかし、視聴者は、
「あっ、茂木さんが言った事だから」
「そうか、茂木さんが言った事ってこれだったのね」
とかとか納得する人は少なからずいると思います。
それに対して
「まった!!!!」
それは違うよ、まだ分からないんだよ。
まだ発表の段階ではないし、ましてや決定なんてトンデモナイ。
と、呼びかけているのが伊勢田さんや先の方々。
フムフム。
TAKESANさんのブログのコメント欄が面白い。
来年4月の応用哲学の学会で伊勢田さんと茂木さんを招いてのシンポジュウムがあるそうです。
個人的にはチョイトチョイトの茂木さんをもっと知りたいので、行ってみたいと今から思っているのですが、、、
いずれにしても、
私たちの周りには未だ分からない事が満ちあふれているにも関わらず、判断や決定を望む雰囲気が出来上がろうとしている事。
すぐに白黒をつけたがる。
二分法でバサリバサリと切り捨てる。
このような事態を招く手助けをしているのが茂木さんでは???と危惧を表明します。
先に書いた言葉をもう一度。
「近代科学の獲得した最大の成果は自然現象の説明に目的論を排したことである、という極めて当然の事に思いを馳せる必要があります。
それは生物進化理論も例外ではありません。
まず自然現象に対して合目的性を排除していく姿勢が研究者に問われるものと考えます。」
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このニュースが出た時から書かなきゃと思いつつ、バタバタしていて書きそびれました。
高校新学習指導要領案:英語の授業は「英語」でがそれ。
これに関しては、
ブログでも多くの方が意見を書かれています。
また、例によって内田さんも書かれています。
いつもいつも書いていますが、内田さんとはこと教育に関しては気が合う事が多いです。
当該記事を読みながらフムフム。
本文の細切れな引用は、ひょうっとしたら牽強付会になるかも、と思いつつ、以下の文を読んで,先に技術開発者さんから頂いたコメントと重ねています。
まず、内田さん。
次に技術開発者さんのコメントを紹介します。
「ところが現在の教育行政は「自分の身の行く末のみ考えて、如何したらば立身が出来るだろうか、如何したら金が手に這入るだろうか、立派な家に住むことが出来るだろうか、如何すれば旨い物を食い好い着物を着られるだろうか、というようなことにばかり心引かれて」勉強するのが標準的な人間だと思い、それをデフォルトにしてすべての教育プログラムを構築している。
それは知識や技能を習得することそれ自体ではなく、知識や技能をもつことで得られる「利得」に照準することへと子どもたちを向かわせる。(内田さんの文)」
「江戸から明治に成ったときに、明治政府は国民を野心的にするためにいろいろと苦労したわけですよ。「立身出世」を良いこととして、「平民でも偉くなれるんだぞ、それはとても良いことなんだぞ」ってね。そういう人生観の変更で、明治以降現代に至るまで「経済成長」はできている訳です。長いですよ、ずいぶん。たぶん5世代から6世代は「偉くなるのは良いことだ」みたいな人生観が続いている訳です。意識の固定も当然です。(技術開発者さん)」
こうして私たちは時代を背景によりよく生きる事のひとつの証として、他人よりも抜きん出る事を目標において、ひたすら頑張った、ガンバッタ、がんばった、、、
そして、明治を。
大正を。
昭和を、生き抜き,今に至る。
今、いろんなものが飽食ではあるが、未来が見えず飢餓が手を差し伸べている。
そんな時代。
以前は確かに拠り所とされて来た教育さえ揺るぎだしている。
なぜなら、
教育はその本質を資本に譲り渡したのだから、、、
今、「教育」がもの申しても、そこからなんら未来を見通す事はできない。
透けて見えるのは「カネ」だけ。
結局、英語をどのようにいじろうとも、学力テストをどれほどしようとも、
この本質を変えない限り、教育の教育たる存在は無くなるように思えてなりません。
小手先の成果に一喜一憂,飛んだり跳ねたり,落ち込んだりしゃがみ込んだり、
と、教育行政がオタオタしてどうするのか???
もっと、長い目と広い展望で子どもたちに質の高い教育を提供する事を願ってやみません。
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昨日25日から冬休みに入った学校も多かったと思います。
通知表なんかも渡されて、一喜一憂。
その時は「次は頑張るぞ!」なんて思うのですが、
クリスマスにお正月と楽しいイベント目白押しの冬休み故,すぐに忘れます。
全国学力テスト:秋田県開示 独自判断、市町村は批判 知事「情報共有」を強調なんてニュースもあったりして,混迷が浮き彫りになっています。
ふっ====
そもそも、この学力テストの導入時期から疑問を持ち、意義から問いただしたいと思っていた私には、
この様な事態は「想定の範囲」ですが、、、
学力テストについてはここでも何回か話題にしています。
過去の記事を以下に挙げておきますので、興味のある方はご覧頂けると嬉しく思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
全国学力テスト実施前にあたり
全国学力テスト その1
全国学力テスト その2
全国学力テスト その3
全国学力テスト その4
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あからさまに競争の原理を学校教育に持ち込む学力テスト。
しかもその主導や統括が一般の企業。
子どもはたんに金儲けの対象でしかないのかと異論が噴出していました。
上記ニュースにもあるように、
今では子どもはもとより、教育もさしおいて「政治」に問題が移っているようです。
こうした時って、結局一番の犠牲者は子どもなんですよね、、、
本当に願う事は何か?
子どもたちが学ぶ事を自らが求める教育を思い出す事ではないでしょうか?
そう、フルスイングのように。
高畠先生が遺した言葉。
胸に沁みました。
NHKでアンコール放送、観ながら涙ポロポロ。
「気力」。
高畠先生直筆の、それこそ気力溢れる文字をみながら、
その偉業と遺したものの大きさと、これからの歩む道を考えたものです。
教育とは巣立ったとの生き方にも責任を持つ事なのでしょうね。
心して自分を律する必要を感じたものです。
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今朝は関西地方は雪。
と,言う事でテレビに雪の金閣寺が映っていました。
いよいよ冬本番ですね、、、
北海道は大雪とか。
関東は晴天に恵まれるも風が強い。
これから年末年始にかけてお出かけの多い時期。
車での遠出には絶対冬タイヤ。それも古くないタイヤに変えて下さい。
以前、年末に関西から東北に出かけるのに冬タイヤをはき、車も全輪駆動。
出かける時から雪はチラチラと降っていました。
滋賀辺りからいよいよ本格的に降り出し、福井、金沢、富山あたりで、高速も除雪が間に合わないくらい積もりだしてきました。
それでも、
スキーに行くつもりでラクラクと走っていたのですが、
が、
が、
突然、タイヤが轍にはまり、ハンドルがとられ、
アッというまにクルクルと回りだし、
回りだし、
うわっ〜〜〜〜〜
と、声を上げる間もなくバーに直撃。
止まりました。
あの時は凄かった。
もう駄目かと思うくらいどうしようもありませんでした。
まるで車の上で誰かが車を握りながら動かしているように、どうしようもないのです。
ふっ======
幸い、スピードを出していなかったので全員怪我もなく、車がかすった程度でした。
また、ある時は四国の剣山。
車で上り始めた時はそんなに天気も悪くなかったのですが、次第に黒い雲が沸き、あたりは暗くなってきました。
食べ物やトイレのためにどこかで休もうとしたのですが、
途中、冬はお店屋さんがみんな閉まっている事に気がつき、引き返しました。
この時も、ドンドン暗くなる冬の道を走ったのですが心細かったです。
ようやく、
ようやく人家の明かりが見えた時は、どんなに嬉しかったことか。
と言う事で、
あれ以来、冬の遠出はどんなところに行くにも万全の準備をしていくことにしています。
山道や雪国でなくても備えは必要かもしれません。
まず冬タイヤとチェーン。
車の中には食べ物と毛布。
あとまさかのときの脱出用ハンマー。
などなど。
携帯があるから大丈夫とか思わないで備えは万全にしてください。
あらあら。
雪の金閣寺の話がなんだか随分ずれました。
いずれにしても、
これから本格的な冬です!
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麻生・与謝野ライン復活 大詰め、中期プログラム。
うううう=====ん。
もう破れかぶれか????
と言う印象です。
なんと言うか,政治そのものが根底からグラグラと揺れ動き、ガラガラと落ちていく、そんな感じがします。
このプログラムは。
安定財源は、消費税のみ。
消費税頼み。
とにかく財源がなくなれば消費税。
とにかく財源がなくなれば福祉削減。
こんなの政治って言うのだろうか?
後期高齢者医療制度の廃止。
医師不足。
医療、年金、介護、生活保護。
これを「ほころび」と平気で呼ぶ麻生内閣。
ほころび????
ほころびでボロがドンドン出てくるのは政府与党だろうと言うツッコミはなしにして、
この社会保障を綻びと言う感覚は政治家として資質に反するのではないかと私は思いますね。
そして、このほころびを直してほしければ、消費税をもっと払えっていう訳ですが。
払わなきゃ、してやんないよ。
年金や医療は始めからしてやんないけれど、払いなよ。
って感じの政治です。
さて、この社会保障。
本当に消費税が社会保障に回っているのかって疑問は導入のときから言われていました。
勿論政府は回っていると公言します。
が、
実際はどうでしょう?
私は以前、消費税の行方を調べた事があります。
消費税は一般財源に組む込まれるので、その使途が結局不明なのですが、
それでも導入当時から社会保障は寒々とした予算しかついていませんでした。
今回も、消費税は結局、今までの借金の穴埋めのためです。
大企業には決して、負担はさせません。
アメリカには十分すぎる予算をつけます。
これは、みんな国民の財布だけから搾り取ります。
内需拡大に関してもはなから考えていません。
日本経済???
なんですかソレって感じの麻生内閣です。
ひたすらアメリカと大企業さえよければハッピーであれば「政治」なのです。
はぁっ〜〜〜〜
ため息ですね。まったく。
こんな政治のツケは、いずれ雪だるまのように膨れて、国民に覆いかぶさってくるのか?
それが分かった頃は、麻生さんはいずこにいらっしゃるか???
フッ〜〜〜〜〜。
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勉強が出来る? 頭がいい?と言うエントリーをTAKESANさんが書かれています。
元ネタを辿ると勉強が出来る=頭がいい?と言うエントリーでした。
元の記事と、それにトラックバックしてある記事、またTAKESANさんの記事を読みながら,私もチョイト考えました。
勉強が出来ることと頭がいい事は同じか???って。
TAKESANさんはいつもの用に詳細に分析なさっています。
さて私は。
うううううう〜〜〜ん。です。
多分,一般的な答えは「勉強が出来る事は頭がいいが、頭がいい事は必ずしも勉強が出来る事ではない」と言う事になるのかな????
能力っていろんなものがあるのだから、単純に二分法で分けることなんて出来ないのでは???
また、人によっての発達段階って差があるから。
ある時点での瞬間最大値は天才ってこともありえるかな???
なんて思って読んでいました。
元ネタのように「出来ないものの負け犬の遠吠えか?」なんて書かれると、結局結論なんてそこに行き着くのかな???そこへしか行きようがないのかな???と思ってしまいますが。
つまり、自称(他称)頭のいいと思っている人が「勉強なんて関係無いさ」って言えばむかつく。
自称(他称)、勉強に自信が無い人が言えば、負け犬の遠吠えってことになるわけで、
結局,結論は出ないってことかぁ。
それで、それで、、、
これを読みながら、ちょっと閑話。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以前、友達とこんなことを話していました。
「何が腹立つって、顔を見ながら女は顔じゃないよ、性格だよ,愛嬌だよって言われる事だよね。」
これって、どう解釈したらいいぃ???
と、さんざん二人で話していました。
男性が言ったのなら、今なら即セクハラもんだねぇ。
女性ならば二通り。
言う方が美人だったら、チョーむかつく。
言う方がそれなりの人だったら,気休めでお互いに痛みを分け合うってことか???
これまた腹が立つ、、、わなぁ。
ううううう〜〜〜〜ん。
結局、「美人が得」ってことなんだよね。
認めろってことか???
うううう〜〜〜〜ん。
悔しいぃいいい
って言っていたのです。
ははは
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
閑話休題。
書かれている皆さんも,
勉強だけが人生ではない、とは思いながらも、、、デモデモってところが悩ましいのでしょうね。
そして、
私は、この記事を読みながら更に思った事は、
だから教育って大切なんだよな、、、ってことです。
勉強が出来る、理解する事にだけ焦点を絞るなら、これは教える側のスキルって言うのもかなり問われますね。
随分前に読んで、それから本棚にしまい込んでいたのですが、ゆえあって先日,本棚から出してきた本のタイトルは「子どもはどこでつまずくか」。
この本の中にとても興味深いエピソードを心理学者の波多野誼余夫さんが書かれていました。
内容の要約は私が勝手に纏めましたので、興味のある方は直接,この本に当たる事をお薦めします。
では要約。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
算数の時間。
飴が5個あります。お母さんがさらに足してくれて8個になりました。
お母さんは何個足してくれましたか?
と言う質問に,ある子が次のように答えた。
「どうしてそんな事聞くの?お母さんは、はじめから足してくれた個数を知っていたのでしょう?」
と。
子どもにとっては、初めからお母さんは知っていたのに、そんな知っている事をどうして聞くのか不思議なのですね、、、
そこで担任は「お母さんは袋から取り出した」と説明を加えた所,納得して、その子は正解にたどり着いた。
子どもにとっての不思議と大人の当たり前は、かなり差があることを、教える側は十分に承知知る事が大切である。
適宜,指導していく事で子どもは飛躍的に伸びていく、、、、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
勉強が出来るできないのそもそもは、初期の段階で、褒める事や体験する事を通して、「やる気」を出させ,自信を持たせる事が左右する。
と、言うものです。
なるほど。
私には思い当たる節がやまほどあります。
子どもは、少なくとも今,学校で学んでいる教科を理解する能力は持っていると私は思います。
それを開花させるのは大人の指導ですが、
それは、いきおい早期教育に繋がるものでは決してないことを、ここでハッキリと波多野さんは述べていらっしゃいます。
と,言う事で、
勉強が出来ると頭はいいの論争(?)の行き着く先は私には分かりませんが、、、
個人的には、歳を取ると物忘れがひどくなり、新しい事が覚えられなくなり、理解力が減り、、、
と、ガッカリの私です。
こんな私ですが自分では、そんなに頭が悪いとは悲観していないのだが、、、
まぁ,人並みかと思っていますが、、、
(歳のせいにするなぁ====と私の歳が私に言う。ははは〜〜〜)
さてさて、どうなんだろ???
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大学は市場に選別されるのか?と言うタイトルの内田さんの記事は面白かった、、、
内田さんの経済に関しての提言(?)や政治への箴言(ご本人は箴言なんて思ってはいないだろうが)には、疑問を呈すること大の私ですが,教育に関しては是とすることも大です。
と,言う事で元ネタの内田さんの記事。
「構造改革特区制度を利用して、株式会社が設立したLCA大学院大学(大阪市、学長・山崎正和中央教育審議会会長)が平成21年度の学生募集を停止することが17日、分かった。
学生数が定員を大幅に割り込み、経営難に陥っていた。」と言う新聞記事をもとに、素朴な疑問を2つ挙げています。
その2つが面白い。
まず1つ目は、
「一つは「企業経営を教える大学」が企業経営に失敗した場合、その大学で教えていた教育「商品」は無価値であったと推論することを防ぐことができるかどうか、防げるとすればどのようなロジックによってか、という問いである。」
と言う些か(本当は全部)皮肉を入れての自問自答形式で話を始めています。
そして、結論は
「企業経営を教えていた当の大学が経営破綻したという事実から私たちが引き出しうるのは、「教育にビジネスのロジックは適用できない」という言明である。」
と,言うとても納得いくものでした。
私も「そうだそうだ,,,」と思いながら読みました。
確かに教育に資本の論理は無用です。
儲けから無縁であるところに教育の有意性であると思います。
さて、次に第二。
「この破綻した大学の学長が「中央教育審議会会長」であるという事実にかかわるものである。
教育にかかわる国策の根本を議する審議会の長が経営破綻した大学にかかわっていた。
この事実から私たち大学人が引き出しうる実践的な(「にべもない」)教訓は「中教審の答申を真に受けて大学の制度改革に走ると危ないかも・・・」ということである。」
ふむふむ。
まさにここに教育の荒廃があると私も思います。
中教審の言う事をまともに受けて大学制度改革をしても、結局,競争原理ですべてが疲弊して何も残らないと言う事でしょうか???
大学も競争化と言うエントリーを挙げたのは一年前です。
そのとき,私は以下のように書いています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「聖域なき財政改革」のもと、国立大学が法人化、そして予算削減、大学の差別化と突き進んでいったわけです。
当然、大学のそもそもの研究、とくに基礎研究は日があたらなくなりました。
基礎研究がないがしろにされれば、またまた理の当然で、積み上げられる研究も底の浅いものになります。
教育は長い時間をかけて花が咲き、実が残ります。
今、その教育が小学校から大学に至るまで、
競争原理に貫かれ、促成栽培のようにすぐに結果が出るものだけが重視されるような流れが出来ています。
大切なものがドンドン失われていくようです。
この国の未来を思うとき、
本来の教育のあり得るべき姿に早く経ち戻すことが急務と感じます。
つまり、
教育の独立と財政の保障です!!!
教育はすべからく深く、広く、豊かに
です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
教育の成果が出る前に自らの論理が破綻してしまった教育再生会議のあり方。
ここから導く教訓は重大です!!!
結局、
教育に資本の論理はなじまない!!!
ことの見直しを図る時期ではないでしょうか?
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流星の絆とブラッディ・マンディが先週,最終回を迎えました。
あっ、忘れないうちに感想を、と思いながら,年末でバタバタ。
加えてサッカーを観たりと、、、、
なかなか書けないので、いろんなブログをROMしていました。
感想が面白かったり、私が見過ごしたところを鋭く書かれていたり、
突っ込みどころが同じで共感したりとみなさんの思い思いの記事を楽しく読んでいました。
と、言う事で私も感想をチョイト書きましょうか、、、、
まず「流星の絆」
原作を読んでいないので東野さんのテーマがどこにあるのかは分かりませんが、
今回のテレビドラマの監督クドカンさんの意図は「人を信じる事」だったのかなぁ、、、、と思います。
最終回を前に我が家では犯人は誰だ、、、で盛り上がっていました。
「ジョージさん?
いや、あの場面ってことは柏原さん????」
とかとか。
結局,犯人は最終回で明らかにされるのですが、
その後の展開で、「あっ、これは真犯人を見つける推理ものではなくて、
生きていく事を謳ったものなんではないか」と思わせる様な場面が続々と登場。
真犯人も、最後に追いつめられ暴かれ,実は内心はホッとしている事と思います。
罪を償うと言う事は、被害者の家族のその後の人生を背負う事である、とドラマは語ります。
「罪を犯しても幸せにはならない」。
人の幸福とは,本当に身の回りの小さな笑いなのかもしれませんね、、、
夫は二宮オニィになったつもりで、主題歌を歌っています。
さてさて、、、
と,言う事で秀逸な出来だったと思います。
一方、一方、、、
ブラッディ・マンディ。
ううううううううう〜〜〜〜ん。
突っ込みどころがあまりに満載で、どうしましょう???
もともとの設定がカルト集団によるテロというものなので、
納得出来る理由とかあろうはずもないのだが、、、
それにしても、人物についてはもっと丁寧に描いて欲しかったと残念でたまりません。
まず悪者の黒幕K。
最終回の扱いはあまりにひどい。
おいおい。Kよ。これじゃエキストラと変わんないよ。ザコキャラではないか、、、
もっと大物らしく露出させろ、、、と監督に一言も言いたい所です。
前回までの引っぱりにひぱってきたK。
どんなに悪なのか。
どこどこまで悪なのか。
その大物ぶりが楽しみだったのに、、、、
「私は選ばれたもの」なんてそんな台詞しか与えられなかったのか???
そして最後はアッサリと死ぬことになるのですが、
これまた、最後の台詞がいただけない。
「私が死んだら悲しいか????」
とかとか。
おいおい。
そんなミミッチィこと言うなよな。
時代がかった設定(ウィルスとか中性子爆弾とか、、、、)を束ねる総本山のあなたが、死ぬ時にそんな言葉をはいちゃ駄目だよ。
歪んだ正義感と間違った選別主義でカルトの頂点にたったあなたは、死ぬ時は信じるもののために死ななければ潔さがないというものでしょう、、、、
多分、主人公のやさしさを際立たせる設定に仕様かと思ったのでしょうが蛇足だと思いましたね、、、
次にまや先生。
結局、彼女は「お金」だったのですか???ね。
それじゃ、あまりに寂しいな。あの出色のキャラが、お金で動いていたとは。
これまた残念。
(尤も、次に繋がるのでしょうが、、、真の意図が)
J。
ううううう====ん。
彼の方程式の美学なんですかね???
あれが。
まだまだ不明。
あとサードアイやカルト集団の諸々が、なんだかバタバタしていただけで迫力が無かったのが残念ですね。
前にも書いたけれど原作がまだ出来ていないので、どうしても中途半端なところを狙うしかないのかもしれませんが、
だからこそ、人物のアレコレに焦点を絞った方が、必然性があったのではと思います。
藤丸君と父親の苦悩から家族とは。
藤丸君と友人たちの関係から友情とは。
藤丸君とサードアイから「生きる事、守る事」。
そして、カルトにはカルトのそれぞれを描く事で、人はどうしてカルトにいくのか???と言う問題提起にもなろうかと思うのですが、、、
などなどをツラツラと思うと、ますます残念でなりません。
きっと次に続くだろうと思うので、期待して待っています。
と言う事でツラツラと感想まで。
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今年の科学の成果、1位はiPS細胞 サイエンス誌と言うニュース。
やっぱり。
という所ですね。
本当に実用化されたら画期的。
なお、今年の科学成果トップ10は以下の通りだそうです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(1)細胞の初期化
(2)太陽系外惑星の観測成功
—がん遺伝子変異の網羅的解析
—新しい高温超伝導物質
—活動中のたんぱく質の観察
—余った電力を蓄える新触媒の開発
—胚(はい)の発生する様子を撮影
—「良い」脂肪と「悪い」脂肪の解明
—陽子など粒子の質量を精密計算
—ゲノム(全遺伝情報)解析の高速化・低コスト化
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
個人的には国際観測チーム、太陽系外の3惑星の直接撮影に成功(2008/11/21)が夢溢れていて好きです。
あと、「ゲノム(全遺伝情報)解析の高速化・低コスト化 」。
これはもう技術の進歩って凄いと驚嘆。
先日も和田昭允先生の講義で、如何にゲノム解析が早く低コストになったかを聴きました。
一番はじめは一人4000万円。今では100万円。2年後には10万円で全ゲノムが解析できると言う内容を聴きました。
ただ、ゲノム解析は技術の進歩でドンドン進んでいるが、分析はまだまだだそうです。
今後は、こうした情報を分析する分野が開拓される事と思います。
ENIACで戦時中コンピュターを操作していた女性数学者たちのように、コンピュターによる情報、それも平和と医学、工学,あらゆる分野にわたり、これからますます女性の仕事も開発されるのではと期待しています、、、
技術と言う意味では「がん遺伝子変異の網羅的解析」も凄いです。
この「網羅的解析」と言うのはFocused-methodやTargeted-methodとともに分析手法としては確立したものですが、
「がん遺伝子変異」というところが今後に繋がるので,創薬や予防に光が見えてきますね、、、
それにしても、
やはり科学の日進月歩の進みに、ワクワクするばかりです、、、
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残念、、、
広島、負けましたね。
柏レイソルに、3−2で、、、、
うううう〜〜〜〜ん。
とっても後味悪いと言うか納得していない私。
だって、
だって、
だって、、、、
後半のもつれのなかで、広島はゴールを割っていたはずなのに、得点を認められず、
結果、柏に延長で負けたのです。
うううううう〜〜〜〜ん。
あれはテレビでもリプレイが何回か流れ、
解説やアナウンサーもゴール割っていたのでは????
と、言っていました。
実際、割っていたのではと私は思います。
いえね。
柏に負けた事も悔しいは悔しいのですが、
そういう事ではなく、このような潔い形でないことが悔しい。
負けるにしても、もっとスカッと言うか、納得する形なら、こんなにも悔やまないのだが、、、
つまり、
つまり、
ゴールを認めなかった線審にボトボトと文句を言っているのです。
まぁ、審判だって人間だから間違いはあるし、サッカーではつきものだから、アレコレは言わないのですが、、、
それで、
柏の選手は精一杯戦ったし、凄かったし、次は勝ってほしいと心から思います。
監督も広島ゆかりの方。
応援しています!!!
でも、最後にもう一度。
ああああああああ
悔しい。
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2004年中小企業白書は第2部の「多様性が織りなす中小企業の無限の可能性」と言う項目で経済社会の発展・多様性のシーズとなる中小企業、グローバリゼーションと中小企業等を分析し、その役割を謳っています。
その背景は東アジアへの資本輸出や生産機能の移管を戦略とする大企業の実行部隊としての役割を求められた事にあります。
そして海外に子会社をもつ中小企業がグーンと増えたのもこの時期です。
結果、モノ作りを手放し、量だけではなく質まで海外に依存することとなりました。
さらに、アジアへの生産移転が国内製造業に対して、完成品の逆輸入や部品調達と言う内需の基盤まで切り崩す事態となりました。
そもそもはモノ作りの拠点であり、公共財としてその技術が日本の産業をした支えしていた時代は過ぎたのです。
一方、大企業は、どうでしょう?
中小企業に財産であるモノ作りを手放させても、ヌクヌクと生き抜いていこうとしています。
このブログでも道州制やら医療制度改革法案のもとになった奥田ビジョン。
2025年の将来ビジョン「活力と魅力あふれる日本をめざして」です。
(1)連結経営的に日本全体の経済をとらえ、海外投資収益などを日本国内に還流させ、先端的な技術革新に結びつけていく「MADE "BY" JAPAN」戦略を進めることとして、
日本の技術や産業を守る事より、徹底的なコスト削減を要求しました。
この結果、質の低下に伴い海外でのリコール問題など自ら生み出しているのですが、それでも尻拭いは下請け零細であることは言うまでもありません。
こうした矛盾が噴出して来ている今、何を考え、如何にすればいいのか???
問われる所です。
まず、もう一度地域産業や地場産業の見直しが大切だと思います。
地域経済を支える中小零細企業の活性化は住民と直結しています。
また地域密着型の金融、信金とか信組の役割充実などなど、、、
私たち住民がその担い手である事を実感できるような産業の見直しが必要だと考えます。
いずれにしても、今日、世界の経済はグローバリゼーションの中でモッタモッタと
喘いでいます。
持続可能な経済作りは,足元から、と思う事しきりです。
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TOYOTA プレゼンツ FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2008のガンバ大阪とマンチェスター・Uの試合。
面白かった!!!
試合前から、両チームのメンバーが紹介されて、ワクワクしました。
マンチェスター・Uの方は、そりゃロナウド。
一方、対するガンバは遠藤です。
「そうかぁ、、、遠藤は吹田のロナウドかぁ」と一人で分けの分からない事を言っている私。
夫が「えっ?ロナウドと遠藤ってタイプ違うよ」とマジで答えます。
「いいの、テレビでロナウドに対して遠藤って言っていたから。
ロナウドを、さすがにマンチェスターの遠藤とは言わんでしょう、、、」
なんてアホな事言いながらキックオフを待っていました。
そして、
そして、
いよいよキックオフ。
始まりました。
うわっ〜〜〜〜〜
ざぁっ〜〜〜〜〜
スタジアムをどよめきが走ります。
前半は、それでもなんとなくマンチェスター・Uの余裕で静かにすぎました。
そして、後半で山崎が美しいゴールを決めて、
うわっ〜〜〜〜
ぎゃ=====
と騒いでいるうちに、すぐに相手にゴールを決められ、
あのマンチェスター・Uが本気になりました。
これは凄い!!!
またガンバも負けてはいません!
もう手に汗握りながらテレビ観戦。
もう、最後なんか、一人でわめいていました。
「がんば!!!!」って。
遠藤のPK。
ドキドキしました。
遠藤にいつもやられる広島ファンですが、昨日の遠藤のPKを心から喜んでいました。
それにしてもマンチェスター・Uとあこまで戦えるガンバってたいしたものだ、、、と思いました。
でもいいなぁ。
本物のロナウドとかルーニーとか見る事ができて、、、
なぁんてミーハーな感想ですみません。
次は3位決定戦。
またまた楽しみです!!!
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NHKBSで華氏451を放送していました。
本当は掃除しようと思っていたのですが,つい観てしまいました。
実は年末のチョォウ忙しい時に古い映画を観るのって結構好きなんです。
アレヤコレヤとやらなければならない現実は、まぁ,横に置いて、古い映画を観ることで、しばし現実を忘れる逃避か。
いえいえ。
ただの偶然です。
で、
古い昔の映画がいいのです。
時間の流れとか、人の息づかいとか、空の動きとか風景とかとか。
たまらなく好きですね。
あっ、
と,言う事で華氏451。
面白かったです。
有名な映画なのでご覧になっている方も多いとは思いますが。
それで感想ですが、映画そのものの感想と言うよりは、
ちょっと違った所で悩んでいました。
ホラ、青少年にアダルトビデオやバイオレンスを与えないように悪書駆逐ってキャンペーンみたいなものって、よくあるじゃないですか。
それはそれで、確かに大切な事なのですが、
何を持って悪書とし,何を基準として良書とするのか???
悪書だから、ポンポンと駆逐していいものだろうか???
大人の目から見て、悪いものでも、
それは通過儀礼ではないのだろうか????
などなどをツゥラツラと考えていたのです。
そういえば学校から子どもたちの携帯が消えると言うニュースも報道されています。
携帯があってもなくても、子どもの深刻な問題ってのは根絶されないと思います。
根本的な解決には繋がらない気がしてならないのですが、、、
「よかれ」と思う事と「よい」こととはまたべつのことだから。
いずれにしても、
表面だけをみて、アレコレの判断をするのではなく、
じっくり、ゆっくり、
そう、一冊の本を暗記するくらい丁寧に物事を判断することが大切なのでしょうね、、、
昼さがり、そんなことを思いながら、つい観てしまった「華氏451」でした、、、
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「もしあなたが鳥なら?」英名門大の入試と言うココログニュースを見ました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
イギリス名門大学の入試問題に注目が集まっている。「小説と詩のどちらが好みか」(オックスフォード大学)、「あなたが仮にカササギ(鳥)なら何をするか」(ケンブリッジ大学)など、紋切り型の受験知識では答えられないユニークな問題が出題されたのだ。勉強で得た知識の量ではなく、受験生自身の「考える力」を見極めようというのが、大学側の狙いだ。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
だそうです。
確かに入試問題って、面白いし、質が高いですね。
予備校や塾の模擬試験は、どうしても基礎知識と応用力を問う問題が多くて「はずせない」のですが、
入試はユニークで艶やかな問題を受験生に付きつけてくるので、たまらなく面白い問題がよくあります。
以前、
よ〜く見れば楽しい入試問題
やっぱり面白い入試問題と言うタイトルでエントリーを挙げた事があります。
このとき,友人からメールがきて「早く答えを教えて」とせっつかれたのですが、
実は、こうした粋な問題は好きな方が多いようですね。
粋な問題と言えば、かなり受けているのは、
やはり、
1995年京大後期文系第4問、
でしょうか???
ちょっと古いのですが、、、
でも、みてみましょう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自然数 n の関数 f(n),g(n) を
f(n) = nを7で割った余り,
g(n) = f(Σ[k=1,7](k^n))
によって定める.
(1) すべての自然数 n に対して f(n7) = f(n) を示せ.
(2) あなたの好きな自然数 n を一つ決めて g(n) を求めよ.
その g(n) の値をこの設問(2)におけるあなたの得点とする.
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(2) あなたの好きな自然数 n を一つ決めて g(n) を求めよ.
その g(n) の値をこの設問(2)におけるあなたの得点とする.
と言うこの部分が、多くの入試マニア(?)の心をくすぐっているようです。
私なんか,こんな事書かれたら、もう100とか入れてしまいそう。
ははは〜〜〜答えの気になる方は過去問集などをご覧下さい。
ちなみに京大は整数問題が多い事で有名です。
論理と思考と発想を問う問題で受験生の柔軟さを試しているのでしょうか???
いずれにしても、
これから本格的な受験シーズン。
受験生の皆さんは、体調管理はしっかりなさって下さいね。
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米、初のゼロ金利 量的緩和、日本以上にと言うニュース。
昨日から今日にかけて世界中を駆け巡っています。
そりゃ、そうです。
その影響の大なることは容易に想像がつくのですが、その先の行き着くものを怖くて考えたくない、というのが実情ではと思います、、、
ふっ〜〜〜〜〜
日本も金利は下がる事必至。
思い出します。
2006年のゼロ金利と量的緩和策。
そしてマネーゲームを、、、
日銀福井総裁の罪というエントリーを書いた時は、「たいしたカネではない」と嘯いた福井総裁の罪がまざまざと蘇ります。
なお量的緩和については随分と調べたのでお時間がありましたら以前の記事をご覧下さい。
いずれにしても、庶民が最終的に負担を負う様な形の金融政策はもうご免です。
今後の成り行きに注目です。
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ASEAN憲章がこの15日から発効しました。
これにより、ASEANは国際法上の法人格を持つ「多国間組織」となり、2015年の共同体構築に向け大きな一歩を踏み出したと、上記ニュースはしています。
今後の発展に期待が高まります。
ただニュースにもあるように、具体策が不明な事や軍事政権との関係やまだまだ遠い道のりでもあります。
またタイの状況も気がかりです。
「タイでの首脳会議で行われるはずだった。それが、反政府団体の空港占拠など一連の騒乱で、首脳会議自体が延期。急きょ開催が決まった特別外相会議の場で行われることになった。」と上記ニュースは述べていますが、、、
果たして今後にどのような影響があるものか、、、
タイでは同じ15日。下院が首相指名選挙を行い、反タクシン派で前政権野党・民主党のアピシット党首(44)を新首相に選出したことは既に報道されています。
こちらも成り行きに注目ですね。
それはそれとして、
ASEAN憲章は、平和への第一歩である事には変わりません。
大切に丁寧に発展してくことを望み,見守りたいと思っています。
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連日連夜、テレビでは正規・非正規社員のリストラ問題が報道されています。
この年末の寒空に職と家を失う人々の苦悩が伝わってきます。
これに対して政府はなんら対策らしい対策を打ち出す、出てくるのは言い訳とも思える様な発言ばかり。
麻生さんは補正予算を出さなかったのは民主党が新金融法案を阻止したからだ、、、との一点を言いつのるだけ。
そもそも新金融機能強化法案は、「大銀行や金融機関向けのものです。
投機的な運用であけた穴を国民の税金で埋めるもの。
今、一番困っている中小企業への貸し渋り対策になんら役立たないもので、何故この時期にこんな法案を通すのかと訝り、疑問を呈するのは国会議員として当然だと思うのですが、、、
とにかく麻生さんは、それを人質ならぬ法案質(こんな言葉ないけれど、、、)にとって、政府与党の無策を民主党以下野党の責任に押し付けるという、いつもの常套手段で、ここまでやってきました。
また、
この頃、よくテレビに出演する自民党の若手ホープ後藤田正純さん。
まぁ、切れる方なのかもしれませんが、このところの政府の後手ごての対策の責任を、
ひたすらひたすらひたすら、、、
民主党のせいにするのには辟易。
「今、私たちが聞きたい事、してほしい事は、民主党の悪口ではなく、実行ある政策なんだよなぁ、、、」とぼやきながらテレビを見ています。
大企業には減税だよ。
米軍には湯水のように税金を使うよ。
という来年度予算を編成している政府与党ですが、
ソニー社長「需要減これほどとは」 雇用より業績優先なんて発言を読むと、本当に暗澹たる気持ちになります。
〜〜〜「雇用を優先して損失を出すことが、私に期待されていることではない」と収益改善を急ぐ姿勢を強調した。〜〜〜
と、上記ニュースにはあるのですが、
企業の社会的責任ってなんだろう???と考え込みます。
企業に期待する事って、収益改善なんだろうか???
どうなんだろう。
雇用の行方というエントリーを挙げたのは2006年11月。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「労働経済白書」の2006年版でも企業の雇用方針に要因があり、その転換の必要性を示しています。
グローバル経済化による国際競争の激化。
そのためコスト切り下げ、リストラ推進。そこから必要なとき必要な技能をもつ人材を雇用する体制が強化。
こうした循環の中に組み込まれていったのが多くの若年労働者です。
(2006年の記事より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
このとき、私は主に若年労働者の雇用について調べたのですが、
今、読み返したら、2年前の事態よりさらに深刻になり、その深刻さは労働者全てに当てはまる事を実感として感じています。
ホワイトカラーエグゼンプションに労働契約法と政府は規制緩和のもと、企業を守り労働者を使い捨てにする法をドンドンと通してきました。
規制緩和。
この4文字の悪魔が跳梁跋扈。
ジワリジワリと私たちの生活にしのびより、首を絞め、二進も三進もいかなくなりました。
麻生さんもその前の福田さんも、もう一つ前の安倍さんも、
規制緩和のレールをただ走っているだけかもしれません。
規制緩和がもたらした「必然」なのではないでしょうか???
本当に責任あるのは誰か?
背後で高笑いしているのは、一体誰なんだろう???
規制緩和の生みの親は,一体だれ???
勿論、今は緊急の対策も急務なのですが、
長い目で経済を見ていくとき、この規制緩和の罪は決して見過ごしては行けない事だと考えます。
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数学の歴史
人類が「数」を今のような形に発展させるまでには
長い歴史と多くの天才が必要でした。
まず、そもそもの数の始まりは「量」からです。
自然に有るもの、実在するものを固まりとして認識することを私たちの祖先は見つけました。それは偶然であったり、必要に応じてでした。
例えば山に木があるとします。この木のそれぞれが高さ、重さ、体積、表面積、、、などいろいろの側面を持っています。
この一つ一つの違いを
1、比較する
2、差をみつける
という操作を考案しました。
そこから、思考はドンドンひろがり、やがて量は数を生み出します。これは飛躍的なことでした。
集合の「数」、順番を表す「数」が同じであることを発見するのに人類は相当の時間を費やしました。
次に連続量(長さ、重さなど連続していて最小のものが存在しない)、分離量(人数、本数など最小=1が存在する)というように量の分類を行いました。
さらに、外延量(そのまま足せる)内包量(単位当たりの量でそのまま足せない)の分類も行われ「数学」が確立していきます。
その後、「正、負の数」「実数、虚数」と広がり、天文学の発達とともに指数まで拡張していきます。
その歴史を辿るだけでも、先人たちの苦労と汗、そして知恵の上に立っている事をあらためて思います。
長い時間の流れとともに発達して来た「量と数」の話でした。下の図は「算数大好きにする意味の授業26章」(あゆみ出版)P203を参考にして作りました。なお、この本はとても読みやすく書かれています。
瀬戸智子の実験教室から引用。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今、もう一度読み直しているんです「算数大好きにする意味の授業26章」という本を。
当たり前に思っていた足し算、引き算。そしてかけ算に割り算。
その一つひとつに意味があります。
ところが学校教育の中では、その意味をみんなすっ飛ばして、ゴチャゴチャに足し算を引き算を。
かけ算割り算を教えます。
結果、子どもたちは混乱していくのですが、、、
ではどこで、どう躓いていくのか???
これは子どもたちと私自身の躓きでもあります。
そういう事で、もう一度見直している私です。
何回読んでも目からウロコ。
ポロポロです。
以前、実験教室のホームページを作る時に書いた記事をそのまま上に引用しました。
これからも折りに触れて、書き足していきたいと思います。
興味のある方は是非ご覧下さい。
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脂質メタボロームについて講義をうけてきました。
脂質の生理的・生化学的な役割は、生体膜の抗し得成分であること、エネルギー分子であることに加えて、
整理活性メディエーターであることが重要です。
相変わらず、難しい講義でチンプンカンプンだったのですが、
今回の講義でとても興味を惹かれたのは「技術の進歩」が如何に画期的な成果を生み出しているかと言う事を改めて知りました。
その技術は2002年のノーベル化学賞の田中耕一さんの「ソフトレーザー脱離イオン化法」と、
ジョン・フェン博士のエレクトロスプレーイオン化法だそうです。
この二人の業績によって、今まではゲノムとトランスクリプトーム(つまり遺伝子とm-RNA)までの研究が、
プロテオームとメタボローム(つまりタンパク質と代謝物)まで格段に分析されるようになったとのこと。
ただ、こうした技術の発達で、ドンドンと情報は出てくるのですが、
その解析がまだまだ間に合っていない現状。
データーバンクも漸く立ち上がりつつあるそうです。
今後の研究や動向に注目しつつ、
いずれガンやらアトピーやらやら、、、
いろんな病気の克服の為の創薬に貢献出来る日が来るものと期待しています。
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あちこちで既に報道されていますが、
ブッシュさんへの靴投げ事件。
思わずか、あるいは不満がたまっての覚悟の行動か、
いずれにしても、ブッシュさんに靴を投げて、解決というわけにはいきません。
が、
が、
ブッシュさんのその後の冗談は、いただけませんねぇ、、、
本当に腹立たしくなります。
靴のサイズが云々とか、また、
靴を素早く身をかがめてかわしたことについて「かわすことは得意なんだ。お気付きかと思うが、君たちの質問もね」と同行記者団に冗談を飛ばしたりとかとか、、、
あの靴に込められているイラクの人々の思いを、かわして得意になっているブッシュさんには、呆れるばかりです。
つい先日の12月8日。
アメリカ司法省は昨年の9月16日に米民間軍事会社「ブラックウォーター」の警備員がイラクの首都バグダッドで市民に向けて銃を乱射し、14人が死亡、20人が負傷した事件で、元警備員5人を殺人罪などで訴追したと発表しました。
こうした訴追は初めてのことです。
アメリア司法省では、死傷した34人のなかには女性や子どもも含まれており、「訴追された5人は、正当な理由もなく市民に対して不法な攻撃をした。こうした行為は、紛争中であれ平和な時であれ、(刑事的)責任が問われる」としています。
正当な理由、、、
そもそも戦争に正当な理由はないのだが、それでも戦闘地帯にあって身を危険にさらされ、やむなく不測の事態に陥る事はあるかもしれません。
が、
が、
この5人は、そんな不測の事態や正当防衛ではなく、何の理由も無く市民に銃を向けたのです。
これは立派な殺人罪。
戦争云々ではありません。
罪に問われるのは当然のことです。
今までは見過ごされて来た、このような戦争とは別の所での犯罪がドンドン告発され、
そして、ゆくゆくはそのような犯罪が無くなる事を願っています。
さてさてさて。
それにしても、自らは手を汚さず、泥を被らず、靴をかわしたブッシュさん。
汚いことはみんな傭兵や軍が実行していました。
このブラックウォーター社は、1997年に元米海軍特殊部隊員によって設立したものです。
2000年に米国務省と契約を結び、武装しながら、イラク国内で事実上の雇い兵としての活動をしてきました。同社が米軍と結んだ契約額は8億ドル(約750億円)とされています。
3年後にはアメリカはイラクから撤退。
ドロドロ、グチャグチャになったイラク。
今後、どうなるのか???
心配です。
心配ですが、だから軍を送ればいいとは思いません。
日本は今度の予算に1800億円をイラク派兵とアフガン戦争支援に組み込みました。
このお金は、イラクの人々の生活を守る為のものではありません。
ズバリ。
軍事費です。
イラクの人々も日々生と死の分かれ道で喘ぎ、
日本の国民も日々、生活苦で喘ぎ、、、、
誰も幸せにならない戦争の為に湯水のように税金を使うことには大きな疑問を持ちます。
靴をかわしたブッシュさん。
たとえあたったとしても命には別状は無い。
しかし、イラクの人々に飛んでくるのは爆弾です。
日本の国民に投げつけられるのは「一枚の解雇通知」。
こんな事態を招いた責任はいったい誰にあるのか?
どこにあるのか?
そして、どうすればいいのか???
一つだけ明らかなことは、
戦争はやめること。
軍事費をもっと国民に生活に使うこと。
これはすぐにしてもらいたいと望みます
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大河ドラマ篤姫が終了。
なんだか寂しくなりました、、、
主演の宮崎あおいさんを始め、スタッフ、キャストの方々は、本当にこの一年、気が張っていた事と思います。
お疲れさまでした。
それにしても面白かった!!!
何が面白かったかというと、人物の描き方が優しかったので、
私の場合は、どの人にも共感が持てた事です。
それぞれの環境、経験を背負いながら、生きていく人々の力強さ。
その裏にある弱さとか悩みが、きめ細かく描かれていたのは、
歴史の裏舞台を支えた女性が主人公だったからかもしれません。
本当の歴史の真実は、あるいは違うかもしれない。
が、
こうであったら、なんと人とは信じるに足るだろう、と思わせてくれる作品だったのではないでしょうか、、、
以前、
時代を駆け抜けた男たちというエントリーを挙げた事があります。
これは同じ大河ドラマ「新撰組」の第33話、「友の死」。
山南敬助の切腹の巻きの感想をしたためました。
滅び行くものの美学をタンタンと描いている作品で、
多くの方々が共感を寄せました。
私はこのとき、結びで以下のように書いています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
山南敬助という最後の武士階級の男。
理想を掲げ、時代を生きようとし、
これでいいのか、と悩み、
そして、激しく動く時代を駆け抜けていった
一人の男。
NHK大河ドラマ「新撰組」が、歴史の真実を伝えているか、どうかは別として、
今、この堺雅人さん演じる山南さんが、新しいのはなぜか???
そして、山南さんにこんなにも感情移入できるのはどうしてか???
どんな時代でも、いつの時代でも、
「時代は動いている。」
しかも個人の思惑とは別のところで、ダイナミックに劇場のように動いているわけです。
その流れの中で、私たちは、
自分が、どこにいて、どこに流れようとしているか、
俯瞰的に知りたいと、たえず思っているわけです。
冷静に、しかし熱く、
ゆっくりと、しかし速く、
歴史に関わりたい、知りたいと願っているのです。
そんな姿が、
堺・山南にピッタリ重なってくるのではないでしょうか???
「全てを良し」としながら、さらに高い所を見ているあの山南さんの笑顔こそが、
私たちが、理想とする姿なのではないでしょうか?
しかし、
現代に生きている私たちは、
山南さんの道は歩まない。
時代の行く末は、自分の目で見ていく。
見ていかなければならない、そんな時代に私たちは生きているのではないでしょうか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そして、昨日は徳川の終焉をドラマは描き、新しい時代を描きました、、、
新しいものも、また苦悩の連続である事。
去っていくものも、また然り。
歴史の流れにある時はユラユラと、またある時はダイナミックに動かされる人々。
個人のものを離れて、大きなおおきなうねりの、その一つであると言う事でしょうか。
そして、
ならばなおさら、
時代の流れと言うものをしっかりと見据えていきたいと思うのでもあります、、、
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ブラッディ・マンディもいよいよ来週で最終回。
昨日はKの正体が明らかになり、
ええええっ、と驚きました。
この人が黒幕だという伏線ってあったっけ???
普通は「ああああ、、、そういえば」とか、後から振り返って納得するんですが、
どうも影が薄すぎたので、納得いかない私はネットで検索。
「ブラッディ・マンディKの正体」って。
そうしたら、やはり私のように思っている方って沢山いるんですね、、、
「Kはだれ」に始まり、
やっぱりという意見、
ええええ???という意見。
そんなこんなを見ながらも、いつものようにお役立ちがYahoo!知恵袋。
どんな事でも検索をかけると必ずありますね。
「あっ、同じ悩みあるんだ」と安心したり共感したり、笑ったり。
まぁ、それはそれとして、先の話題。
ブラッディ・マンディ。
どうなるんでしょうか???
うううう〜〜〜ん。
犯人、黒幕探しとか、裏切り者は誰か、とかとか。
一つ一つの話題は面白く、ドキドキしてみていたのですが、
人物像が浅くて少々残念な面もありました。
「どうしてこの人がテロリストに???」という動機が描きこまれていないので、説得力がない。
したがって、普通はドラマ仕立てでは獲得出来る犯人のそれなりの事情に共感ができないんですよねえ、、、
ただただB級になってしまうのは、本来惜しいテーマである筈なのに、、、
そういう意味では、
金曜日の「流星の絆」は、原作とは別のものとして、
上手に描きこんでいるように思います。
ブラッディ・マンディは、原作も執筆中なので、全体の見通しができないままの発進だったので、
どうしても描きが不十分になるのかもしれません。
そういう意味では十二国紀も原作が仕上がっていないままの放映でしたが、
あれは一つひとつの作品は完だから、OKでした。
本当はブラッディ・マンディも原作が終わってからの方が、より綿密な仕上がりになったのではと思ったりして、
少々残念。
でも、
そうはいっても楽しみにして最終回をまっています!
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今日はふたご座流星群が出現する日なのですが、天気はイマイチですね、、、
先日まで暖かい日が続いたのですが、昨日の雨でめっきり寒くなりました。
夜の冷え込みは辛い。
が、
ふたご座流星群は安定しているので、興味ある方は是非ご覧下さい。
さて、さっき読んで2年前の雑誌にたまたま第一世代星についての説明がありました。
読み込んでいるうちに、いつのまにか遠いとおい140億万年前と言われるビッグバンに心が馳せます。
そして約38万円年後の水素ガス中性化の「宇宙の晴れ上がり」
その後の第一世代星の誕生。
続く太陽の誕生、、、
などなど。
宇宙の話が展開される中、その観測の拠点になった望遠鏡の話なども織り込まれていて、
天文にかける人々の思いと夢を楽しく読みました。
本当に広大な宇宙。
その中の太陽系の、その惑星の地球。
私たちは、すごいすごいすごい気の遠くなるような偶然の中で、
それでも必然として「ここにいる」のですね。
不思議を思い、
そして、知りたいという溢れるような思いを込めて、
今晩は星を見ていこうと思っています。
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おでんを3日間、食べ続けました、、、
ふっ===
さすがに飽きた私。
2日目は味がしみてなかなかなものだったのですが。
3日目はちょっと煮詰まった感じ。
それと練り製品がボテボテとおなかにきますねぇ。
いえね。
家族が一人下宿したのに、去年までの積もりで、作ったのです。
が、
やっぱり多かった。
作った責任で、一人で朝から昼、そして夜とおでんを食べていました、、、
それでネットで検索をかけてみたら、やはりいるんですね「3日間おでん」組が。
なんだか共感を覚えたりして。
で、
30日間おでん、という剛の者もいたりして。
やはり世の中広い!!!
さて、
昨日、テレビでおでんのネタが高騰というニュースを報道していました。
ちくわ、こんにゃく、練り製品。
みんな昨年より2割は高いそうです。
今やおでんは「高級品」だそうです。
飽きた、なんてもったいない事は言っていられません。
それにしても、いろんなところにジワリジワリと物価の値上がりを感じますねぇ。
ふっ〜〜〜〜
です。
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消費税3年後に拘る麻生さん。
昨日12日夕方も、
「生活防衛のための緊急対策」を発表した記者会見で力説。
「2011年度から消費税を含む税制抜本改革を実施したい」とのこと。
一方、
自民・公明両党がやはり昨日12日にまとめた09年度税制「改正」大綱では、
消費税増税の時期を「2010年代半ばまでに」とし、麻生さん拘りの「3年後」とは明記しませんでした。
マスコミは、これを麻生求心力の低下とヤンヤ報道していますが、
私としては「消費税ありき」の姿勢を批判してほしいなぁ、、、と思ってみていました。
「基本的に3年後に消費税を引き上げるという方針」「(3年後の)2011年に、私としては(消費税増税を)ぜひやりたい」と繰り返し表明する麻生さんだが、、、
この人はどこどこまでも日本の経済を壊したんだろうか???
庶民にとって消費税の負担がどんなに大変か、想像できないのだろうか??
消費税からとれば、そりゃ政府は簡単だよね。
座っていても財源はできるのだから。
でもね。
庶民は今でもヒィヒィ言っているんだから、買い控えは必至。
結果、さらに景気はどん底どころか奈落に落ち込むように思うのですが、、、
麻生さん>
「いろいろ批判が出ることは承知しているが逃げずに進める」
と言う麻生さんですが、
そんな所で息巻いて逃げないなんて言わないで逃げて下さいよぉおおお
果敢と無謀は違うんですよ。
緻密でもなければ細心でもない無茶苦茶な将来像を平気で語る麻生さん。
これ以上、
日本を壊さないでくれっっぇ。
とテレビに向かって言っている私でした。
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大阪府、新卒採用は原則ゼロにという報道をみて暗澹たる気分になりました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「凍結は(新卒の)新規採用ということでね、採用の仕方っていうのは、僕は社会人採用が基本だと思ってるんですよ。(学生が)安定志向で公務員を選ぶ時代ではないです。もうそれはやめてほしい」(大阪府、橋下徹 知事)
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ううう〜〜〜〜んですね。これまた。
社会人採用かぁ、、、
つまり既に能力のある人材を即戦力として使う。
確かに効率はあがるかもしれない。
が、
生き甲斐や働き甲斐のない職場で、ひたすらロボットのようにモクモクと仕事をこなす労働者の姿しか浮かび上がってきません。
誰でもが最初から出来るわけではなく、時間と労力をかけて身に付くスキルってあるじゃないですか。
長い間時間をかけて熟成したものって、本物志向だから、やっつけの指導者の元で、良い仕事ができるとは到底思えない。
結果、アレモコレモの品質が落ちて来るように思えてなりません。
財政難、財政難って、何かと言えば財政難。
大切なものがズバズバと切り捨てられていくのでしょうか???橋下さん>
こうした新卒者採用ゼロだけでなく、内定取り消しや、正規・非正規社員のリストラが連鎖反応のように全国で行われています。
これまた、ううううう〜〜〜〜んです。
一口で言えば「政治の責任」なのでしょうが、
そんな一口で片付けられない深刻さです。
日本企業の生き残りをかけた国際競争力の強化というお題目の前に大きく変容を遂げた雇用労働の形態。その矛盾が今、噴出しています。
終身雇用、年功賃金、製造業や工場労働モデル、男性労働、正社員、労使協調、、、などなどサブシステムと言われるものの解体は1990年代後半から大きく行われるようになりました。
経済のグローバル化、技術革新などが構造的変容の立役者です。
また法的な解釈も次第に労働者の人権を守るよりは企業の経済活動を守るというものが大勢を示すようになりました。
これは現日本国憲法で保障されている職業選択の自由や、労働の権利、財産権などと、改憲構想との違いをみても明らかです。
日本国憲法では以下のように保障されています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
第22条 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
2 何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。
第27条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。
2 賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
3 児童は、これを酷使してはならない。
第28条 勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する
第29条 財産権は、これを侵してはならない。
2 財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める。
3 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一方、改憲案では民主党の「憲法提言」に労働者の権利について謳っています。
が、政府案は現憲法ほど詳しく保障をしていません。
労働力の流動化と雇用形態の多様化という今日的な問題が、いまほど大きくなった事はありません。
では、何をなすべきか???
と、言われたら、改めて労働権の問題や平等原則などを見直すとおう作業が大切ではと考えます。
すぐに結果が欲しい「今」であることは分かっているのですが、
それでも長期の見通しを持つ為に、法的解釈の今一度の見直しを求めます。
労働者個人と企業、そして国。
「公序」の下での個人の尊重と自由。
それを保障する労使双方の間に経つ労働組合の権利強化。
また国・自治体の経済政策、、、
などなど、、、
真剣に考える時です。
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給油延長法、成立となりました。
ううううう〜〜んですね。
インド洋での海上自衛隊の給油活動。
これが戦争の後方支援であることは明らかです。
今なお続く空爆。
その空爆をおこなっているのはインド洋に配備された空母などから飛び立った米軍機。
実際、政府が国会に提出した資料などから、日本の給油が空母を護衛している艦船にもおこなわれていることはこの問題が浮上するたびに言われています。
何回も書いていますが、
今や国際社会の通説として暴力や戦争ではテロは解決出来ないとなっています。
それなのに、、、
それなのに、、、
国内の雇用の安定や景気の安定よりも、アメリカの言いなりになる日本の政府って、
いったいなんなのだろう???
と、訝しく思います。
うううううう〜〜〜〜んです。
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赤ちゃんの名前ランキング。
世相を反映しています。
今年はやはり女の子は葵ちゃん。
大河ドラマの影響なんでしょうか???
それにしても今年の大河ドラマ。
大河とは言いがたいが面白かったですね、、、
12月14日は最終回70分と言う事で、今から楽しみしています。
ホームページを見ていたら、
明日12日午後4時5分から「無血開城」の再放送をやるとか、、、
そうかぁ、
やっぱり好評だったんですね。
私個人は第49回「明治前夜の再会」が胸に沁みました。
天璋院が大奥を去る事。
瀧山との最後の別れ。
そして、瀧山が見送る中、城を去っていく天璋院。
そして襖が閉じられ、、、
一つの時代、それも営々と続いた徳川の幕が閉じた事を表していました。
動く歴史の中でもがき、揺れそして散っていった大奥の女たち。
150年くらい前、嵐の様な時代を生き抜いた人々の「生きる」姿がその背中には語られていたように思います。
以前、作者の宮尾登美子さんの話を読んだ事があります。
宮尾さんは、大奥を去る時の「掃除」にとても興味を引かれたそうです。
一説には瀧山が3日間で江戸城を明け渡す際、奥女中たちにその功労に合わせて拝領物を与え、大奥の最後の幕引きをしたとありますが、近年、その説に異論が出ているそうです。
多分、事の真偽は後者の方だろうと思うのですが、
それでも、大河ドラマ篤姫の瀧山役の稲森いずみさんには、そんな堂々とした雰囲気が漂っていて素敵でした!!!
と、言う事で今年の赤ちゃん名前ランキング一位は「あおいちゃん」。
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ノーベル賞授賞式開催、日本人受賞者らが受賞と言う事で、
改めておめでとうございます!!!
益川さんも無事、日本語での講演をなさったようで、なんだか私までホッ。
基礎教育の大切さ、また平和の尊さなどを語られたとか、、、
いつか機会があれば、じかにお話を伺いたいものです。
科学と技術の発達は日進月歩。
生きたがん細胞だけ発光=東大などが蛍光分子開発−早期診断・治療に期待なんて報道をみると、
本当に凄いな、、、と思います。
あるいはちょっと前の記事ですがヒトたんぱく質を簡単に合成=全遺伝子の7割で可能に−産総研など技術開発なんてニュースをみると頭がクラクラ。
ヒトゲノムの解析ってほんのちょっと前だったのに、、、
うううう〜〜〜ん。
凄すぎて、ついていくのにヤットコサです。
が、
いずれにしても、
素晴らしい研究や開発がなされ、地球環境や生物にとってよりよい方向に行く事を祈りながら、、、
日々のサイエンスニュースを追っています。
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健保肩代わり法廃案へ 社会保障2200億円抑制困難にと言うニュース。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
政府・与党は、中小企業のサラリーマンが加入する旧政府管掌健康保険(現・協会けんぽ)への国庫負担の一部を大企業の健康保険組合などに肩代わりさせる法案の廃案を決めた。同法案は今年度予算の社会保障費を抑制するために作成。「骨太の方針06」を踏まえ、社会保障費の伸びを当初予算で毎年度2200億円ずつ抑制する計画は2年目で破綻(はたん)したことになる。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ううううう====ん。
どうなっているんだろう???
政府管掌健康保険は、健康保険法に基づき、2008年10月1日に設立された公法人。
従来、社会保険庁が運営していた政府管掌健康保険(政管健保)は、全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)として承継されたというものです。
この制度自体が改悪とされ危惧されていたのですが、、、
と、言うのも、現在の全国一体の運営から、都道府県ごとの運営に変更すると言う事は、
都道府県によって保険料率が異なる仕組みだからです。
従来の政管健保は約3600万人が加入する日本最大の健康保険で国(社会保険庁)の責任で運営していました。
国の責任を加入者に押しつける法案を推進したのは勿論、政府与党。
後期高齢者医療制度の導入といっしょに、2006年の医療改悪法に盛り込まれていたものです。
加入者(被保険者)が支払う保険料率が大幅に変わる、負担が増大すると言う事で、法案提出の時から反対意見が多数だったのですが、、、
全国一律の保険料で収入の8・2%(これを労使折半)で、1年間は変わらず。
そして来年秋からは、「地域の医療費を反映する」として、都道府県ごとに保険料を設定できることにしたのです。
この制度では、「医療費抑制」を都道府県ごとで競わせるようのなります。
“他の県より医療費がかかるのは問題だ”とか
“保険料が上がるから、できるだけ医療費をかけないように”
とか、、、
こんな制度だったことは、何も知らされていなかった、と思う間もなく今回のニュース。
うううう〜〜〜〜ん。
何が何やら。
さっぱり。
です。
後期高齢者医療制度の陰に隠れて実行されているこの制度。
昨日も国会で社会保障費について野党から質問が飛び交っていました。
この問題も含めて、また詳しく調べてみます、、、
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<教科書検定>概要公表へ 議事録は作らず 文科省と言うニュースを読みました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
非公開としてきた教科書検定の審議内容について、検定終了後に概要を公表することを盛り込んだ検定制度の改定案をまとめ、教科用図書検定調査審議会の作業部会で了承された。来年度の検定から適用される見通し。昨年、沖縄戦の集団自決を巡る高校教科書検定で審議の密室性に批判が集まったことなどを受けた措置だが、議事録は作成せず詳細は公開しないため、さらなる公開を求める声も出そうだ。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これに関しては上記新聞社が社説も出しています。
それによると、
やはり透明性をはかるためには公開、その後の議事録の提出など、まだまだ道のりは遠い感がします。
教科書は学校教育の根幹、基本です。
この教科書が今までのように密室で作られていたことへの反省から、「透明性」を打ち出した文科省には、
いっていの評価をしつつも、
さらに中身が充実していく事を望みます。
なお、教科書検定については以前、かなり調べたので、過去のエントリーを以下にあげておきます。
お時間がおありでしたら是非ご覧下さい。
教科書検定
教科書特殊指定廃止
検定教科書の歴史
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今日は世界人権デーです。
人権に関する世界宣言が1948年12月10日の第3回国際連合総会で採択されたことに由来します。
日本では谷川俊太郎さんの訳が有名です。
アムネスティのホームページに掲載されています。
お時間のある方は是非ご覧下さい。
さて、
第1条は「みんな仲間だ」です。
「わたしたちはみな、生まれながらにして自由です。ひとりひとりがかけがえのない人間であり、その値打ちも同じです。だからたがいによく考え、助けあわねばなりません。」
とあります。
生まれながらにして自由であり、一人一人が大切な人間であり尊厳を守らなければならないと言う事です。
そのためには絶対にあってはならないのは「差別」です。
第2条は「差別はいやだ」
以下、事細かに人権を守る為の願いが書かれています。
第4条 奴隷はいやだ
そして「第18条 考えるのは自由」では、
「人には、自分で自由に考える権利があります。この権利には、考えを変える自由や、ひとりで、またほかの人といっしょに考えをひろめる自由もふくまれます。」とあり、言論や表現の自由を謳っています。
さらに「第26条 勉強したい?」では教育を受ける権利があります。
そして、最後はとても重要な宣言で締めくくられています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
第28条 この宣言がめざす社会
この宣言が、口先だけで終わらないような世界を作ろうとする権利もまた、わたしたちのものです。
第29条 権利と身勝手は違う
わたしたちはみな、すべての人の自由と権利を守り、住み良い世の中を作る為の義務を負っています。 自分の自由と権利は、ほかの人々の自由と権利を守る時にのみ、制限されます。
第30条 権利を奪う「権利」はない
の宣言でうたわれている自由と権利を、ほかの人の自由と権利をこわすために使ってはなりません。どんな国にも、集団にも、人にも、そのような権利はないのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
口先で終わらないように、実行する事もまた権利である!!!
と、言う言葉が胸にしみます。
今日は世界人権デー。
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日本の子どもの得点微増 数学・理科の国際調査と言うニュース。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
調査の名称は国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)。問題は基礎学力をみるものが中心で、全体の平均点が500点になるよう換算されている。
日本の小4算数の平均得点は568点で前回03年より3点増。1位の香港とは39点差だった。小4理科は548点で5点増、1位のシンガポールとは39点差。中2では、数学は570点で前回と変わらず、理科は554点の2点増。1位国との差はそれぞれ28点、13点だった。
得点で4分割した最も高得点の層(625点以上)の割合は、小4の算数23%、理科12%、中2数学26%、理科17%。四つの調査中二つで世界1位だったシンガポールと比べると、こうした高得点層の割合は2分の1から3分の1程度にとどまっている。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この調査だけでは何も言えませんが、
微増でもそれが子どもたちの自信につなぐことができたら良いなと思います。
ただ、教育するが側が、子どもたちをガンジガラメにすることがないように願うばかり。
学力テストの成績開示をせまる大阪の橋下知事。
討論会でまた教員批判 「教育には競争必要」なんてにゅーすを見ると、
些か不安にもなります、、、
教育に競争、、、ねぇ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「社会に出たら全部競争。競争を否定して、競争の荒波に子どもたちを放り投げて後は知らん顔する。一部の教員の無責任な態度だ」「できる子には競争してもらう。だけどできない子は絶対に救います」と理解を求めた。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そりゃ、比べることも必要でしょうが、何と比べるかって言うと、
自分の過去と、今の自分の成長を比べることじゃないかな???
と、思うのですよ。
決して他人の成績と比べる、競争することではない。
就学時期に他人との比較に暴露される子どもたちが、人間として健全に育つのだろうか?
弱者へのいたわりとか、思いやり。
自分ではない「他」という存在への敬意。
そして、何にもまして、自分自身が挫折したときの拠り所を何に求めるのか???
橋下さんの乱暴な教育論からは、そうしたきめ細かさが一つも伺えません。
「他人の物指し 自分のものさし それぞれ寸法がちがうんだな」
相田みつおさんの言葉です。
教育って、そんなことを教え育てることが大切では、、、と思うのですが。
さてさて。
どうなんでしょう???
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「科学は社会に於けるイデオロギー・上部構造であったが、この社会的所産は、社会が所有する一種の財産(文化財とも呼ばれる)の性質を持っているのである。」
と、述べたのは戸坂潤です。
前のエントリーネットってアゴラですねに示唆にとむコメントを多く頂きました。
なかでも私自身が考えさせられたのは「科学の大衆化」についてです。
そもそもはひえたろうさんのエントリーで紹介されていた大衆の反逆と言う本を受けて、愚樵さんから頂いたコメントに触発されています。
最初のコメントでは愚樵さんの拘り、問題意識がどこにあるのか分からなかったのですが、直近(12月9日 8時46分)のコメントを読んで、漸く納得いたしました。
なるほど。
愚樵さんの問題意識は「そこにあったのか」と。
では「そこ」とは何か?
これに関しては私がへんに要約するよりは、愚樵さんのコメントをそのままご覧下さい。
さて、
私はこのコメントを読みながら思い出したのは、もちろん戸坂潤です。
戸坂潤の科学論。
早速本棚から取り出して来て、読みました。
とくに「五 科学と社会」の科学の大衆化についてです。
青空文庫に全文がありますのでお時間のある方はどうぞご覧ください。
格調高いです。
と、言う事でこれからは科学の大衆化について戸坂をなぞってみたいと思います。
「今特に科学の大衆性に就いて分析しておく必要がある。というのは、科学は社会に於けるイデオロギー・上部構造であったが、この社会的所産は、社会が所有する一種の財産(文化財とも呼ばれる)の性質を持っているのである。今この財産の所有関係から、科学を見よう。」
まず、
戸坂は財産(社会が保有する財産と言う意味)の所有について述べていきます。
過去において「科学(一般に文化も亦)は決して人類全般、社会全般のものではなくて、或る特定の而も支配的な社会階級乃至社会身分の、占有物だったのである。」と言います。
そして、
科学を所有し、かつ利用するのは政治的な支配権を握った社会層であると戸坂は分析します。
それについて以下のように述べます。
「科学が支配者の占有物だというこの一見非文化的な社会現象は、資本主義の文化に這入っても少しもその本質を改めなかった。資本制によって支配壇上に登場したものは、少数の封建君主・貴族・僧侶達に代った多数の市民であったが、併しそれにも増して多数の無産者が、依然としてそして又愈々、被支配者の深い層を形成しなければならなかった。之が今日の科学の所謂ブルジョア的階級性に他ならない。——階級的社会支配が存在する限り、科学は支配者の占有物に止まる(少くとも夫が対立科学—— Oppositionswissenschaft でない限りは)。即ちその限り科学は大衆化されず大衆性を有つことが出来ない。」
つまり、
科学の大衆化とはとりもなおさず階級闘争であると言うのです。
科学はいまだ、大衆・庶民のものではない。
なお獲得の為の闘争を必要とする。
して、大衆化において注意すべき事は通俗化ではない、と申し添えています。
では大衆化と通俗化を見ていきましょう。
ちょっと長いのですが、全て必要なので以下に掲載します。
「だが科学の大衆化・大衆性と云ったが、之は必ずしも科学の通俗化のことでもなければ、まして又卑俗化のことでもない。元来通俗(popular)ということは、支配階級自身を標準として計った社会全般(people)の平均値のことであって、従ってブルジョア社会に於て通俗と呼ばれるものは、実はブルジョアジー自身の通俗性を物語るものに他ならぬ。処がこの支配者層は今も見たように、決して社会大衆ではなかった。——又卑俗ということが、この通俗ということを感情的に云い表わした一つの表現である限りは、この言葉も亦支配者的観点に立ってしか内容を持たないものである。云うまでもなく之は大衆性とは全く別な規定だ。
大衆化とは併し、科学なら科学という事物を、与えられた多数者の平均水準にまで近づける(恐らく低めることによって)ことではなくて、却って、与えられた多数者をこの科学にまで近づけるべく(恐らく高めることによって)組織することである。大衆化とは多衆を組織化することだ。多数者を大衆にまで組織化すことによって、初めて科学がこの大衆みずからのものとして所有され利用されるということが、科学の大衆化・大衆性の唯一の意味なのである。だから例えばブルジョア科学を大衆化すると云ったような言葉は、元来無意味なので、ここから、唯一の大衆的科学は所謂「プロレタリア科学」の他にはあり得ない、という結論にまで来るのである。」
なるほど。
なるほど。
もう一度確認。
「与えられた多数者の平均水準にまで近づける(恐らく低めることによって)ことではなくて、却って、与えられた多数者をこの科学にまで近づけるべく(恐らく高めることによって)組織することである。」
そうなんですね。
さらに科学と大衆に付いてはイデオロギーの論理学に詳しく述べられています。
ここではまず「大衆」とは何かが述べれています。
そして科学を語るにあたり、通俗化、報道化、実際化について分析を試み、以下のように現状を述べます。
「かくて科学の大衆化は、通俗化・報道化・実際化——要するに普及化——である理由が無かった。併し之は寧ろ初めからそうありそうなことであったのである。何故なら、大衆化とは階級化であったのに、今まで挙げた様々な普及化は必ずしも階級との関係を示す必要はなかったからであり、又、科学の大衆性が、科学概念を批判・変革する程、科学にとって根本的なものである約束であったのに、科学のかの普及化は、科学のもつ真理価値——科学のこの根本的なるもの——へ何の変化をも影響しないのだから。普及化は超階級的啓蒙であり、超価値的啓蒙であった。大衆化は然るに、そうではない。」
こうした未だ、成熟しない大衆化の中にあって、科学は如何にあるべきか?
その後、政治との帰着をみながら、戸坂は最後に以下のように纏める。
「科学の大衆性は、論理の階級性の一つの名に外ならない*。そして論理の階級性は、科学の階級性の最も優越な顕著な場合であるだろう**。科学の大衆性とは、かくて科学の階級性の一つの実質であった。」と。
これは1930年に書かれたものです。
それから80年近く経ったいまなお、新しい。
科学が社会に果たすべき役割、それを利用するものの意識の高まり、などなど深く考えさせられました。
愚樵さんの思いにはまだ達していない私ですが、
愚樵さんの抱える歯痒さにちょっと近づけた気がします、、、
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国籍法を巡る法律改正について国会を中心にネット界でも討論・議論があちこちで盛り上がっています。
私個人は、この問題は改正案には同意の立場ですが、今後も注意深く見ていきたいと思っています。
さて、今日は国籍法とは別に「外国籍の子どもたちの就学状況」について調べてみました。
外国人集住都市会議が中心になってこの問題を取り上げるようになったのは、つい最近の2005年です。(四日市で開催)
この会議で「政府の規制改革要望書」に就学義務化の項目も入ったのです。
そして17の自治体で外国人労働者の定住化には子どもの就学義務化も打ち出しました。
が、
外国人の権利を保障しようと考えている論者の中でも「子どもの就学」については疑問が出されたりと、未だ停滞している現状です。
では以下に現実の数字と、法律的解釈の変遷と国際的な関わりを見ていきます。
まず数字。
外国籍の子どもの不就学は1.1%(2005年)です。しかし不明は17.5%です。
転居や出国などの理由で調査できないことが大きな理由です。
また理由のもう一つに外国籍の子どもたちの就学は法律上義務化されていないことがあります。
学校教育法では外国人学校は「学校」とはみなされていません。
ゆえに公的支援もされていません。
まず外国人学校の法的整備を確立することが前提です。
また日本の公教育は、教育基本法改正に伴い愛国心教育が前面に打ち出されるようになりました。外国の子どもたちに日の丸や君が代を伝えていく事はいかがなものかという論などが討論されています。
就学の概念が曖昧であったり、受け入れ皿の不備なども現状の一つです。
と言う事で、次に法律解釈の変遷を見ていきます。
日本国憲法26条。
「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
2 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。」
この「すべての国民」に外国人が入るか否かと言う事に付いて、従来の解釈は「教育を受ける権利を社会権のなかに分類」するというものでした。
つまり「国民のみを対象」とするとのことです。日本が教育に責任を負うのは日本国籍の子どもたちだけである。外国籍の子どもたちは当該国が責任を負うという解釈でした。
ところが国際人権規約批准により、外国人の権利保障が一段と考量されるに至り、この就学義務化もクローズアップされました。
憲法解釈として「権利性質説」が出てきます。
外国人の権利が大幅に広がり深まりました。
が、まだこれだけでは就学義務化には至りません。
次に出てくるのは「教育を受ける権利」です。
この権利に関しては国際人権法からの展開が必要とされます。
国際人権A規約13条に「初等教育は義務」と定めています。
また「この権利は人種や皮膚の色や性、言語、宗教、政治的意見、、、、」など諸々において差別される事無く保障されると謳われています。
こうして、国際法上、外国籍の子どもたちにとっても就学の義務と保障がなされたのです。
文科省も2006年には就学手続きでの確認に外国人登録証明があってもなくても、一定の信頼出来る書類で、子どもたちに就学の門戸を開きました。
現実には、受け入れる日本の公教育が未だ整備が整っていないなどもあり、
どの学校を選択するか(日本の公教育が外国人学校)は保護者の選択に委ねられています。
と、言うことで初めに戻るならば、
ますます外国人学校の保障と日本の公教育での受け入れ方(言葉や慣習など)を見直す必要があります。
いずれにしても、
国籍の有無を問わず、一人の人間として成長発達の機会である教育を保障する事の大切さを望みながら、このエントリーを結びます。
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生命:隕石の衝突が起源 物材研と東北大、実験に成功と言うニュース。
ワクワクします。
生命。
この神秘なもの。
未だ解明されないその起源。
なぜ?
どうして?
今、我々はここにあるのか?
多くの科学者、また哲学者をも含め、
人類はかかる謎に挑み、これからも挑むのでしょう、、、
その起源について。
その一つの足跡になるであろう実験が成功したという報には、
やはり目を輝かせ、胸がはやります。
続報に注目です!!!
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終わりましたね、、、今年のJリーグ。
最後は手に汗握って、もう立ち上がって見ていました。
まず、J2。
12時からすべての試合がキックオフ。
サンフレッチェは勝ち点100と得点100を狙ってキックオフ。
森崎カズ選手は12月2日に長男誕生と言う事で、張り切って試合に臨みました。
前半は、押しているもののなかなかゴールを割る事ができず、ちょっと焦り気味、浮き足だつ場面もありました。
そして、後半。
やりました。
やりました。
やりました、、、
お父さん。
ゴールを生まれた息子にプレゼント。
おめでとうございます!!!
その後、寿人、ストヤンとゴールを入れ3−0。うわっ〜〜〜〜
あと1点。
あと1点。
久保やら槙野やら、、、寿人やら。みんなで一丸でゴールを狙いましたが、
残念ながら最後の1点を入れる事はできませんでしたが。
が、
勝ち点100という輝かしい結果が残りました!!!
おめでとうございます!!!
そして、ありがとうございました!!!
本当に、勇気と諦めない根性を魅せていただきました。
来シーズンはJ1。
頑張って下さい。
応援しています。
なお、他の結果として目が離せないのは仙台が入れ替え選突入。
応援していきましょう、、、
またまた凄かったのはJ1。
特に特記すべきは千葉。
凄いですね、、、
残留を決めました。
最後のさいごで、バンバンの得点。
いやぁ、、、素晴らしい!!!
感動しました。
本当に粘り強い気持ち、諦めない思いが伝わり、
私たち家族は、もう立ち上がってみていました。
なんだか小泉さんのような事は言いたくないが「感動した!!!」ですね。
優勝は鹿島でした。
おめでとうございます。
そして東京ヴェルディが自動降格。
磐田が入れ替え選。
と、言う事で入れ替え選に目が離せません。
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源氏物語:「辞書」の版木、古書店から奈良大が発見と言う事で、源氏物語千年紀にふさわしいニュース。
上の写真は紫式部邸宅と言われた廬山寺に掲げられている案内です。
もう、京都の紅葉もチラホラです。
昨日は朝早く夫と自転車にのって、廬山寺、梨木神社に行ってきました。
その時の写真をご覧下さい。
廬山寺の紅葉です。
まだ赤さが残るなかに朝の日が輝きます。
このような自然に囲まれて紫式部はきめ細かい男女の愛を書き込んだのでしょうか???
そして、すぐ向かいには梨木神社があります。
竹垣の道が廬山寺と梨木神社の間を結びます。
この神社もまた源氏物語の舞台として知られています。
千年前、紫式部はこの地で大作源氏物語を生み出しました。
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日本は不熱心?=温暖化交渉で化石賞−COP14と言うニュース。
気になります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
国連気候変動枠組み条約第14回締約国会議(COP14)が開かれている中、環境問題に取り組む国際的な非政府組織(NGO)のグループ「CAN」が3日、地球温暖化対策の交渉に消極的な国を「表彰」する化石賞の1位と2位に日本を選んだと発表した。日本は、次期国際枠組み(ポスト京都議定書)交渉でリーダーシップ発揮を狙っていたが、逆に不熱心の烙印(らくいん)を押されてしまった。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ふっ〜〜〜
ですね。
これまた。
何と言うか。
洞爺湖サミットでも積極的なイニシィチブを発揮しないまま終了。
今回こそはの国際会議だったのに、、、
今やアメリカも積極的に環境問題に関わろうとしているので、なおさら日本の後ろ向きな姿勢が鮮明になるのでしょうか?
イギリスでもこの日、温室効果ガスの効率的な排出削減について政府に勧告する「気候変動委員会」が正式に発足。政府から独立した機関で、排出量削減目標達成の見通しについて国会に毎年報告することになったとのこと。
ドイツでは議定書の温室効果ガス削減目標達成のめどを1990年比で07年に22・4%削減。
各国も相次いで立ちつつあるということ。
こうした中での日本の対応の曖昧さが明らかになってきたのでしょう、、、
ガス排出量を増大させている日本。
化石賞獲得の汚名返上なるか???
今後の成り行きが世界から注目されています。
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そんな田母神さんに退職金が支払われたそうです。
この退職金、高いかどうか。
あるいは返納すべきか否か。
と、とかく言われていますが、
私個人は田母神さん云々よりも、
そんな田母神さんの事を十分承知しておきながら、
事態が明らかになってビックリを装うそんな麻生さんの方が問題アリと思います。
なにしろ、その筋では有名な田母神さんの思想。
結構(というか凄く)麻生さんと同じ考えのところがあったりして。
「知らぬ存ぜぬ」の仲ではなかったと思うのですが、、、
麻生さんは目の上のたんこぶ、命取りにもなるかと田母神さんをそうそうに更迭させたのですが、
それでご自分の任命責任ははたしたといことで、幕引き。
手切れ金、7000万円。
と、言うことでしょうか???
そして、田母神さんだけに責任をとらせ、その発言の趣旨や内容については、「今や民間人の言う事」として放逐。
結局、
発言は正式に取り消される事無く、往来を歩き始めたのでしょうか???
「そこのけ、そこのけ、、、、、」
戦車が通る時代になる。
なんてことは絶対に許してはならない。
私はそんな田母神さん個人の問題と言うよりは、
麻生内閣の方針が揺らいでいる証の一つとして今回の事をみています、、、
さて、
麻生さん。
この問題をどのように捌くのか。
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麻生内閣の来年度予算の編成。
右往左往。
迷走。
言いっきりの行動なし。
一体全体どうなってんの???
と、ぼやきながらニュースを見ています。
小泉さん以来の骨太方針がどうのこうのと言われていますが、
私はもともと、小泉さんの方針が骨太なんて思っていないのですが、、、
結局、私たちの生活にかかってくるものは、
痛みだけのように思えてならない予算。
医療、介護、生活保護の面から障害者、失業者、高齢者、ますます、ますます、負担が強いられ、痛みがかぶさってきます。
麻生さんも自民党も、ヤレ選挙だ、支持率だと言いながら、
結局、国民の財布だけをあてにして予算編成を行い、
あげくに「たらたらと」発言という勘違いなんかを平気でするのは、
結局、国民の事はちっとも考えていないということなんでしょうかね、、、
ふっ〜〜〜
やたらため息が出ます。
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ネットてアゴラのようなものなのですね、、、
いつも巧みな譬えと丁寧なまとめを下さる技術開発者さん。
私もこんな風に書く事が出来たらいいなぁ〜〜と感心しきりです。
昨日は、ネットでの討論でつい勝ち負けに拘るとか、相手を折伏させるようなやり取りを見受けることについて、こんなコメントを頂きました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>討論では、直接の対話の相手ではとくにネット上では噛み合ないもどかしさをお互いに感じ、ついには物別れが多いように思うのです。
>討論する時、なぜか勝ち負けや折伏させよとするように感じることがままあります。
↑ここまでが私。
↓以下が開発者さん。
私はネットの議論というのにこんなたとえ話をしたことがあります。街のあちこちに出入り自由な会場があって、そこのステージでパネリストが自分の意見を述べている訳ね。でもって、観客はただ意見を聞いて居るだけでも良いし、ステージに上がってパネリストになっても良いわけです。でもってパネリスト同士で意見が合わなければ議論にもなるんだけど、それは他に人が居ないところで議論しているのとは違って観客の前の議論だという事ですね。だから、観客が「こっちの人の言っている事の方が筋が通っているな」と思ってくれたら、別にその討論相手のパネリストが納得しようがすまいが関係ないのじゃないか、なんてね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
確かにそうだと思います。
ネットでは、直接の討論相手とは意志の疎通がはかれないことや、
「アアーーー言った」「こう書いた」と言うところに目が行き、
議論が迷路に入ると言うか小さくなってしまう事ってありますね。
もったいない事です。
存外、第三者の方が冷静にしっかりと見て、読んで、理解なさっているのでしょうね。
自分が書く記事については感情に流される事無く、丁寧に書く必要があるんだと今更ながら思っています。
以前、華氏451度と言うブログの管理人の方に「あああ、ここは無印良品ですね」って言ったことがあります。
いや、本当は無印なんてトンデモナイ。
賢明なブログ主で有名なところなのですが、そういう事ではなく堅実に書かれている姿に思わず「無印良品」って思ったのです。
自然体で、けれんみがなくて、あんな文が書けるといいな、、、と羨ましくさえありました。
(華氏さん、このごろお忙しいのかしらん)
お玉さんなんかも、素直で伸び伸び。
でもこちらにズドンときます。
で、
で、
またまたで恐縮ですが、ニセ科学関連。
この問題で親しくさせていただいているブログの数々。
恒常的にニセ科学の流布に対して粘り強く、警告、告発なさっています。私個人は多いに啓発されまた敬意を表しています。
が、
そうした論の末と言うか、枝葉に付いて回るのがいつでも「批判」批判です。
私自身も批判のあり方や方法には関心があるのですが、
結局、直接の相手ではなく討論を見ている方々が如何に思うかが結構、重要なんだと思っています。
この間もいくつかのブログでアレコレのやり取りがあり、
私も拝見。
その中で一番感動したのは『digital ひえたろう』 編集長の日記★雑記★備忘録と言うブログ。
ちょっとの前の「ニセ科学と大衆(何か見逃してる?)」と言う記事です。
フムフム。
フムフム。
むむむ====と、言いながら読みました。
記事の一部を引用。
「専門家とそうでない人の間には、かけている情熱や覚悟やリソースという面で圧倒的な差がある。
にもかかわらず、その人が積み上げてきたものへの敬意とか、かけたリソースへの想像力といったらいいのか、そういうものが全くない。知識人は知識人として、単にそこにできあがってると思ってる。
そういうものは「わたし」という個人には無力であり、「わたし」の思いつきはそんなリソースをかけた人の結論以上の価値があるのだと。」
ううううう〜〜〜ん。
含蓄ある言葉。
襟がただされます。
専門家のそれこそ血を吐き出すような思いで積み上げているものへの敬意なしに、
どうして私たち素人がそれを理解することができようか、想像する事ができようかと、、、
深く思いました。
さらに先にすすめば、私自身はネットを通して知り合った方々のそれまでの経験・体験も敬意を込めなければ、、、
私はまだ「大衆の反逆」と言う本を読んでないのですが、今度図書館で探してみようと思いました、、、
ネットって、本当に学ばせて貰える機会がそこここに鏤められていますね。
得した気分。
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昨日のきっこさんの日記人を裁くということと言うエントリーを読んでずっと考え込んでいました。
内容はきたる裁判員制度にたいしての疑問と危惧を表明してのもので、
私もおおいに頷くところ大でした。
が、
死刑制度については、チョイトチョイトそうかな???
と、考え込んだのです。
死刑制度についてはネットでは以前から大きなテーマの一つとして討論・議論されています。
来春から導入される裁判員制度を前にして、また多くの意見や考えが噴出するものと思います。
私自身の今の立場は「死刑廃止」です。
理由は以前も書きましたが、刑事立法の厳格化はいずれ国民を縛っていくものであると言う原則に依っています。
先に書いた記事をもう一度ここに掲載します。
なお、この記事は2006年、共謀罪について討論されていた頃のものですが、
基本的な考えは変わりません。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今、時代は「立法動乱の時代」を迎えています。
1945年、天皇制治安立法廃止。
1947年、不敬罪、姦通罪廃止。地方分権的警察法制定。
1948年、現行刑事訴訟法制定。
その後、90年代に至まで、刑事立法の大がかりな動きはありませんでした。
しかし、90年代に入ると、激震が法曹界にも走っているということです。
1999年、通信傍受法。
2000年、少年法改正。
2004年、裁判員制。
そして今、問題になっている共謀罪。
一連の動きの中で、犯罪が凶悪かつ増大したという理由が一番大きいものでありました。
被害者の状況は極めて悲惨で、同情に値するもであることは言うまでもありません。
犯罪者への憎しみは人として当然の感情であります。
これ自体にはなんら問題はありません。
また、犯罪により乱された秩序を取り戻すべく、犯罪者への刑罰を必要とすることも当然です。
しかし、刑罰が重くなり厳しくなるということが、即犯罪を無くすことには繋がらない現実の前に、
人は動揺します。
そして、次第に徐々に刑事立法化が一つ、二つと増えてくるという一方の現実があります。
いつの間にか、処罰や警察への権限拡大について鈍感とも言えるような状態が作り出されたのかもしれません。
権力の濫用・弊害への警鐘があまりになされなかったのでしょうか。
市民の安全を守るために信託した権力は、決して市民を侵害してはなりません。
自由・独立・平等の理性人として本来あるべき権力の担い手となり、
市民生活を自らの手で守ることこそが近代民主主義が標榜してやまない「国家と市民との関係」だと思います。
刑罰は重くなるほど一方に権力が集中するという事実に対して、
私たちは必要性と危険性、双方を視野に入れて考える事の大切さを改めて思いました。
この問題、さらに考えていきたいものです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まず、法が国民を管理統制していく流れを歴史に見て、
そうした流れのもとは「国家とは権力である」という確認をしました。
そして、犯罪罰則の名の下に次第に厳罰化していくことへの危惧を表明しました。
そして最後の結びとしてもう一度ここに書きます。
「権力の濫用・弊害への警鐘があまりになされなかったのでしょうか。
市民の安全を守るために信託した権力は、決して市民を侵害してはなりません。
自由・独立・平等の理性人として本来あるべき権力の担い手となり、
市民生活を自らの手で守ることこそが近代民主主義が標榜してやまない「国家と市民との関係」だと思います。
刑罰は重くなるほど一方に権力が集中するという事実に対して、
私たちは必要性と危険性、双方を視野に入れて考える事の大切さを改めて思いました。
この問題、さらに考えていきたいものです。」
勿論、凶悪な犯罪は罰してしかるべきです。
決して許してはなりません。
絶対に、許さない。
被害者の気持ちを思えば、むべなるかなとは思います。
さらに憎しみの連鎖がつらないために如何にすべき、、、とは思うものです。
だが、
だが、、、
こうした凶悪な犯罪を言質にとって、国民を厳罰化することが可能な法律を成立させる、制度かすることには危惧を表明するものでもあります。
今はまだ私の中では、
国家と言う権力集中の一つのかたちが現死刑制度であるのです。
きっこさんではないが、
裁判員制度導入もさることながら、
今一度、制度そのものの見直しと更に加えて「死刑制度」についても真剣に討論や議論をする時期なのかと思っています。
この問題、あまりに深いの今後も考えていきます。
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昨夕は月と木星と金星の饗宴をみました。
あんなに近くに並んで寄り添う姿は初めて見たので、感激。
しばし呆然と空をみあげていたものです。
さて、こんなロマンいっぱい、夢膨らむ宇宙。
なのに、、、
またまた無粋な話題です。
宇宙開発戦略本部(本部長・麻生太郎総理)が昨日2日、国会内で会合を開き、宇宙基本計画の「基本的な方向性」を正式に了承。
内容は、
今後の日本の宇宙開発利用について、「安全保障」の名目で防衛省による軍事利用の推進を検討すると言うことでの5項目を掲げたものです。
また、開発が暗礁に乗り上げているGXロケット計画についても、本格的開発に着手するかどうかの判断を、2010年度概算要求までに先送りすることも決定。
「基本的な方向性」5項目と主な内容については以下の通り。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(1)国民生活の向上(資源探査、気象観測、災害監視など)
(2)安全保障の強化(防衛省による宇宙利用、情報収集機能の拡充・強化、最先端技術の追求など)
(3)宇宙外交の推進(災害時の衛星画像提供、リーダーシップ発揮など)
(4)戦略的産業の育成(国内需要の顕在化、税制・金融上の措置、打ち上げ射場の整備など)
(5)宇宙科学研究の推進(月・惑星探査、天文学・工学研究、有人宇宙活動など)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
問題はやはり(2)と(4)ですね。
安全保障と戦略的産業の育成。
これについては、今後も成り行きに注目です。
それにしても、
宇宙は次第にロマンやファンタジーから遠くなっていくのだろうか???
次の流星群にはお願いしよう。
「いつまでも空に夢がありますように!!!」
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明日12月3日。
110カ国超でクラスター禁止条約で調印が行われます。
記事によれば、
「署名国は110カ国を超える見通しで、国際機関や非政府組織(NGO)の代表らも参加。日本からは中曽根弘文外相が出席し署名する。日本が保有する4種類のクラスター爆弾も廃棄を義務付けられる。」とのこと。
しかし、「主要生産・保有国である米中ロなどは不参加で、条約の実効性に疑問も残る。」と記事は訴えています。
また、日本でもクラスター弾全廃を決定=精密誘導弾で代替−政府と言うことで、
クラスターはとりやめるものの、代替として精密誘導弾が投入されるとのこと。
しかも予算がグゥ〜〜〜ンとつくそうです。
ふっ〜〜〜〜
ためいきです。
軍事にかける予算をもっと、生活にまわして下さい、麻生さん>
そんなつけ刃の職場見学なんかしなくて。
と、思う私です。
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新語・流行語大賞、「あなたとは違うんです」は受賞候補者辞退だそうです。
まぁ、そうでしょうね。
受賞するとしたらどなたが式に出るのか興味のあるところでしたが、、、
金賞だったのに。もったいない事だ。
と、言う事で受賞は以下の通り。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
受賞語 受賞者 備考の順です。
あなたとは違うんです 受賞辞退
アラフォー 天海祐希 年間大賞を受賞
居酒屋タクシー 長妻昭
上野の413球 上野由岐子 審査員特別賞を受賞
蟹工船(ブーム) 長谷川仁美
グ〜! エド・はるみ 年間大賞を受賞
ゲリラ豪雨 ウェザーニューズ社
後期高齢者 山崎英也
名ばかり管理職 高野広志
埋蔵金 中川秀直
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いかがですか?
世相反映しているでしょうか???
私はやはり埋蔵金が気になりますね。
09税・財政:財政審「埋蔵金」容認 「健全化」なし崩しと言う事で混迷を深めている政府財政審。
今後の景気対策注目です。
また「後期高齢者」については、今更と言う感も若干しないではないと言うのが正直な所。
言葉はともかく、制度そのものの不備については、随分前から論議されていること。
庶民の願いをふみにじってのスタートでした。
これについては、今からでも廃止のためにさらなら呼びかけが必要かと思います。
さてさて。
こうして見ていっても、やはり秀逸なのは(?)
「あなたとは違うんです」
ですね、、、、、
もう一度思いだすなら、
これって、全総理の辞任の際の言葉でしたよね。
ふうううむ。
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細い月と金星、木星が接近と言う事で、昨夕は西の空に大三角形が出来上がりました。
この三角形。
今夕も見る事ができます。天気に恵まれそうなので、是非、今日はみたいものです。
夕闇が早いこの時期。宵の明星がひときわ輝く西の空を見上げながらホツとするつかの間の天体ショーです。
なお、12月の空はなかなか楽しいです。
ここにもクリスマスが来ているのでしょうか?
おなじみのふたご座流星群続いて、こぐま座流星群も楽しみます。
そういえばカバンが宇宙の星(?)あるいはゴミとして観測されたエンデバーも無事帰還しました。
今もあのカバンは星として彼方に向かって飛んでいるんだろうか???
それともカバンも帰還のために地球に向かっているのだろうか???
いつか、ひょっこりと地球に帰ってきたらいいなぁ〜〜〜、なんて。
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今日から12月。
師走です。
早いですね。
でも、私のいる所は小春日和です。
ホカホカと太陽の暖かさが伝わり、
窓からはまだ冬になりきらない雲が見えます。
さて、上に載せたのは西田幾多郎の歌碑です。
哲学の道から法然院へ上がる道の角に、あまり人に知られる事無くひっそりとある小さな歌碑です。
「人は人吾はわれ也 とにかくに吾行く道を吾行なり」。
と書かれています。
私はこの哲学の道はしょっちゅう歩いたり、自転車に乗ったりと愛用している道ですが、
哲学者西田幾多郎が何を思い、何を考えて疎水沿いを歩いたのか、
ふと目にした歌碑を見ながら、遠くに見える大文字を見れば、
師走の気ぜわしさも、なんだか悠久の流れに溶けていきそうです。
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