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2008.12.22

今年の科学の成果

今年の科学の成果、1位はiPS細胞 サイエンス誌と言うニュース。
やっぱり。
という所ですね。
本当に実用化されたら画期的。

なお、今年の科学成果トップ10は以下の通りだそうです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(1)細胞の初期化

(2)太陽系外惑星の観測成功

—がん遺伝子変異の網羅的解析

—新しい高温超伝導物質

—活動中のたんぱく質の観察

—余った電力を蓄える新触媒の開発

—胚(はい)の発生する様子を撮影

—「良い」脂肪と「悪い」脂肪の解明

—陽子など粒子の質量を精密計算

—ゲノム(全遺伝情報)解析の高速化・低コスト化
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
個人的には国際観測チーム、太陽系外の3惑星の直接撮影に成功(2008/11/21)が夢溢れていて好きです。
あと、「ゲノム(全遺伝情報)解析の高速化・低コスト化 」。
これはもう技術の進歩って凄いと驚嘆。
先日も和田昭允先生の講義で、如何にゲノム解析が早く低コストになったかを聴きました。
一番はじめは一人4000万円。今では100万円。2年後には10万円で全ゲノムが解析できると言う内容を聴きました。
ただ、ゲノム解析は技術の進歩でドンドン進んでいるが、分析はまだまだだそうです。
今後は、こうした情報を分析する分野が開拓される事と思います。
ENIACで戦時中コンピュターを操作していた女性数学者たちのように、コンピュターによる情報、それも平和と医学、工学,あらゆる分野にわたり、これからますます女性の仕事も開発されるのではと期待しています、、、

技術と言う意味では「がん遺伝子変異の網羅的解析」も凄いです。
この「網羅的解析」と言うのはFocused-methodやTargeted-methodとともに分析手法としては確立したものですが、
「がん遺伝子変異」というところが今後に繋がるので,創薬や予防に光が見えてきますね、、、

それにしても、
やはり科学の日進月歩の進みに、ワクワクするばかりです、、、

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コメント

せとさん。今晩は。
人類の認識を、先頭に立って、深め、広めてくれている科学者の皆さんに驚嘆と敬意、賞賛の気持ちを表したいです。 また、今年は裁判所が多国籍軍の武装兵員を戦闘地域に【輸送する行為】は武力行使と一体化した行為だと、従来より進んで丁寧な審理を通じて果断に認定し、平和憲法の理念を一歩更に具体化させ、歴史を前に進めました。 主権者国民の力も大きかったと思います。真理を共有するスタンスで哲学にもさらなる威力の発揮を期待したいと思っております。

投稿: hamham | 2008.12.22 19:30

hamham さん。
おはようございます。
本当に科学が社会に及ぼす影響を、しっかりと見据える時代ですね。
来年は裁判員制度も行われますが、さてさて、、、どうなるか。
正念場ですね。
しっかりと見ていきたいものです。
では、、、、またね

投稿: せとともこ | 2008.12.24 09:47

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