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2009.01.18

栗原彬「かんけりの政治学」という出題文を読んで

いつもながら本番の試験は良問が多いですね、、、
さて、今日はセンター試験国語問題、とくに第一問を読んで、そこからツラツラと連想したことを書きます。
まず、設問については興味のある方はここをご覧ください。
なお参考までに予備校は次のように分析しています。
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「評論文」栗原彬「かんけりの政治学」→やや難化
「高オニ」や「かんけり」など子供の遊びについて論じた文章で、受験生にはとっつきにくい内容で読みにくかったかもしれない。問1の漢字問題は難易度のレベルが確実に上がっている。問3・問4も筆者の論旨を的確に把握しなければならず、難問。その他は標準的な問題であったが、全体的にやや難化したといえる。
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私も解いてみたのですが、確かに選択肢は同じような趣旨が多くて、んんん????と悩みました。
今更ながら国語の問題の鉄則は「読み込んではいけない」を思い出しながら、
とにかく本文に述べてある事以外は、目もくれないように、、、
と、自分に言い聞かせながらも、やはり出題者はプロ。
ウマイところを突いてきます。

と、言うことで一通り問題を解いたあと、もう一度本文を読み直したのですが、
これがなかなか面白い!!!

栗原彬「かんけりの政治学」ですかぁ。
今度、図書館に行って探してみよう、と思いました。
(大衆の反逆も読まなきゃ、そう言えば)
まだこの本自体を読んでいないので、今はこの本にアレコレについては書くことが出来ないのですが、
出題文を読みながら、なんともはや「懐かしい」気持になりました。
「かんけり」。
大好きでした!!!
出題文のような大それた意識なんてなかったとは思うのですが、
確かに「かんけり」って捕まっても、誰かが助けにきてくれるという安堵感があるし、
隠れているときは友達を救うために英雄になれる。
それに何といっても、あのカァ====ンとかんを蹴る音の軽やかな響き。
ワクワクしたものです。
が、
一方、オニになったひにゃ、救われない。
いつまでたっても、オニから逃れられない労しさ。
もう涙ポロポロものです、、、
かいそうなオニ。
遊びの中で「かんけり」や「おにごっこ」。
異界と現実への橋渡しとして異形の「おに」を捕まえる人という役割を与えて、
あるときは異界に。またあるときは此方に戻る。
その繰り返しの中で、おのずと現実の世界こそが「此方の岸」であることを、知らぬままにも感じてきたというのが、
先の出題者の意図のようだが、さてさて、どうなのだろう???

以前、鬼伝説という記事や
そのきさらぎの望月のころと言う記事では西行を挙げたことがあります。
また鬼と女とは人に見えぬぞよき?では鬼と女性について「今と昔」を見てみました。


鬼。
異形のもの。
その怪しく美しく哀しいものを、
人は忘れないように、子どもたちの遊びのなかに息づかせてきたのだろうか???
興味は尽きません。

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