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2009.02.27

首が異常に長いステゴサウルスを発見

首が異常に長いステゴサウルスを発見と言う報告が ナショナル ジオグラフィックニュースにありました。

うわっ〜〜〜
面白い、と思わず声をあげてしまいました。

ステゴザウルス
あの愉快な形の愛すべき恐竜。
(尤もはく製になっているから、愛することができるので本当にいたら怖いが、、、)
今回、そのステゴザウルスにキリンの首のような仲間がいたことが分かったそうです。
フゥ〜〜〜ム。
理由は、、高い場所にあるものを食べていただけだということですが、、、

ダーウィンの年の今年。
進化についてますます研究が進む楽しい予感がします!

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男と女は「美」の把握が異なる???

男と女は「美」の把握が異なる:脳の研究で違いが明らかにと言うトピック。


今度は美しさと脳の部位。しかも男と女という性差までついています。
と、言うことで興味深く記事を読みました。
要約すると、美しいと感じたとき活性化する脳の部位に男女差があるのだが、
その部位は、
男性の場合、ものの絶対的な位置(X軸、Y軸の座標平面上のどこにあるか)の把握をつかさどる箇所。
一方女性の場合、脳の同じ箇所が活性化されるが、そのほか、ものの相対的な位置(上下や前後関係)の把握に関わる部位も活性化される。
というもの。

そしてその理由は先祖が狩猟採集生活をしていた頃の進化論的圧力の結果生じたものではないか?
つまり、
「今日、狩猟採集生活をしている集団では、男性が狩猟を、女性が採集を担当している。この体制が先祖たちの行動にも当てはまるとすれば、男性には空間定位能力を高める方向で、女性には食べられる葉や茎を見分ける能力を高める方向で、選択圧がかかったものと考えられる」と提唱者のCela-Conde教授は説明しているそうです。


フゥ〜〜〜ム。

美しいという感覚と、生活手段としての狩猟や穀物採集の方法手段が、どのように脳に影響を与えたのか、これだけではわかりません。


そもそも、こうした活性部位は男女の役割分担が明確になる前から存在していたものかもしれない。
実際、先の研究でも「脳の活性した部分はチンパンジーと分化した初期の段階に根ざしたものではないかと推測しているそうでうが、5〜6000万年前、ここで言われるような性差って顕著だったのだろうか???

私はむしろこの美しいと感じる部位は「本能」と結びつくものではと思うのだが、、、
どうなのだろう???

つまり、進化の過程で獲得したものというよりは、生殖と、種の保存と不可分ではなかったのだろうか???
この部位の発達の違いがその後の人類とチンパンジーの決定的な分岐になったかもしれないが、
少なくとも今回の研究のように性差と結びつけるのはどうもと思います。

いずれにしても、面白い研究ですね、、、
後続の結果に注目です!

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2009.02.26

時代の力

今日は2月26日です。
2.26事件を思い出すのですが、
アメリカでは1869年に黒人にも投票権が初めて与えられた日でもあります。
が、形式的なもので実質的には無かったに等しいものでした。
法律、州法で保証された権利も別の法律で骨抜きにされていたようです。
文盲テストなどがあったり、投票税のようなものもあり貧しい黒人狙い撃ちで、投票の権利が現実には奪われていました、、、

が、
時代が変わり、今オバマさんが大統領。
時代の力を感じます。
感慨深いものがあります。

うううう〜〜〜ん。

それに引き換え、
なんだか悲しいのが我が国の二世三世議員。

やっぱりこれは国民に大きな責任があるのでしょうね。
いつ選挙があるか分かりませんが、
よぉ〜〜〜く考えて投票しなければと思います。

参政権その他については、今度、もっとゆっくり書きます。
今日は簡単に紹介まで。

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2009.02.25

大学受験本番

今日は国立公立大学の二次試験です。
寒く雪の降っている地域もありますが、
がんばってください。

菅原道真の命日ということで学問の神様をまつった神社では今日はいろんな行事が行われていると思います、、、

受験生の皆さんには
学問への思いを込めた道真の日に、ウウウウ〜〜〜ンと力を出すことを祈りながら、、、
ここで書いています。
応援しています!!!

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2009.02.24

2〜3日更新できないかもしれません。

2〜3日更新できないかもしれません。
なるべく書きたいと思いますが、、、

この間、コメントを頂いたら場合、反映が遅くなるかもしれませんが、
宜しくお願いいたします。

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絶滅言語

世界2500言語消滅危機、ユネスコ「日本は8語対象」と言うニュースがつい先頃出ました。
このニュースによると、以下の通りです。
==============
「世界で約2500の言語が消滅の危機にさらされているとの調査結果を、国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)が19日発表した。日本では、アイヌ語が最も危険な状態にある言語と分類されたほか、八丈島や南西諸島の各方言も独立の言語と見なされ、計8言語がリストに加えられた。
調査は、全世界で6千前後あるといわれる言語を調査。538言語が最も危険な「極めて深刻」に分類された。続いて「重大な危険」が502語、「危険」が632語、「脆弱(ぜいじゃく)」が607語だった。
また、1950年以降消滅した言語が219語にのぼった。最近では08年、米アラスカ州でイヤック語が、最後の話者の死亡で途絶えた。
日本では、アイヌ語について話し手が15人とされ、「極めて深刻」と評価された。財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌市)は「アイヌ語を日常的に使う人はほとんどいない」としている。
このほか沖縄県の八重山語、与那国語が「重大な危険」に、沖縄語、国頭(くにがみ)語、宮古語、鹿児島県・奄美諸島の奄美語、東京都・八丈島などの八丈語が「危険」と分類された。ユネスコの担当者は「これらの言語が日本で方言として扱われているのは認識しているが、国際的な基準だと独立の言語と扱うのが妥当と考えた」と話した。(原文まま)
==================

フゥ〜〜〜ム。

危機に瀕する言語についてはwikipediaによると、
言語を失うということは、「言葉だけでなく文化や生物の多様性をもう失うことである」として危惧を表明してます。
本当にそうですね、、、

方言や民族特有の言葉は生活、それも主には自然との触れ合いから出てきた言葉故、
自然を感じ、自然を理解し、知るという大いなる働きがあったものと思います。
そんな言葉が消えていくということは、
自然を感じる機会が一つ失われるということでしょうか???

民族特有の文化や育んで来た思想が、
失われていくといくことでしょうか???

この記事を読みながら、
以前、観た映画のアレコレを思い出しました。
ククーシュカ ラップランドの妖精と言う映画では言葉を理解しなくても、そして初めは敵であっても、
人はお互いに理解し合い愛し合えることを伝えていました。

クジラの島の少女では、やがて消えていく運命にある民族が祖先の神がまた戻ってくると信じて海に出ていく中で、小さく素朴な願いが伝わってきました。

「言葉」。
多種で多様で、その言葉を語る人々の歴史と思いがいっぱい詰まっているもの。
そして、
多種で多様なその底に潜んでいるものは、
自然と共に有り、人々と共にあることでしか生き抜けない知恵なのではなかったか、と私は思います。
共通の理解、共有の思い。
それこそが過酷な自然とともにあった先祖の生き抜いてきた力なのだろうと考えるとき、
言語の絶縁が意味することは、
文化や歴史が薄っぺらで浅いものになることでは、と思います。

言葉。
大切に伝えていくことを思い、
その連なる思いに想像を巡らせると背筋にピシッと筋が通るようです。

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ルーリン彗星接近

今日はルーリン彗星が最接近します。
是非ご覧ください。

今晩は土星の近くに青く尾を引いて見えます。
肉眼でも大丈夫ですが双眼鏡があればもっと楽しめます。

上記ガイドによると、
「夕方の空、東のほうに しし座が見えています。 ルーリン彗星は地球最接近前後、しし座方向に見えています。 (ライオンの頭あたりに、?をひっくり返したような星の並びがあります。 鎌のまるい刃の ような部分の差しわたしが約10度です)」とあります。
この彗星は地球の進行方向と逆なので去っていくのは早いようです。
是非ご覧ください。
なにしろ今度地球に近づくのは1000年後。
その時、
この星はどんな地球をみるのだろうか???
その時、
この星を地球の人々はどんな風に語るのだろうか???


さて、この星。
はるか彼方の オールトの雲から やってきた彗星と考えられているそうで、これがまたロマンの虫をくすぐります。
オールトの雲からのお客様です。
その存在がいまだ確証されていないオールトの雲です。
今回の彗星がお土産を沢山、持ってきてくれるかな???
オールトの雲から、、、


と、言うことで太陽系の涯からの使い。
ルーリン彗星。
今晩10時頃が一番観察しやすい時刻です。
まだ寒い時期ですが是非ご覧ください。

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2009.02.23

スラムドッグ$ミリオネアになりました

「スラムドッグ$ミリオネア」が大方の予想通り第81回アカデミー作品賞に輝きましたね!!!

作品自体がサクセスストリーと言われ、
ライバルの「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」と何かと比較されていました。
有名な出演者もいなければ、制作費も1/10。
またタイトルのスラムドッグがムンバイの人々が一部抗議デモを行ったりと、なかなか考えさせられる作品のようです。


私はまだ観ていないので、いずれ機会をみつけ、観たいと思っています。


さて日本映画。
「おくりびと」。
そして「つみきのいえ」。
良かったですね、、、

おくりびとは先日観て感激したのですが、
(もうモックンなんて言えません、本木雅弘。良い俳優になりましたねぇ、、、)
「つみきのいえ」は知りませんでした、、、
これまた是非観たいです。

日本映画の情緒あふれるしっとり感がハリウッドにも通用していくんだと思うと、嬉しくなります。
そう言えば「おくりびと」の監督は秘密やお受験など素敵な映画を作っています。
秘密は良かったです。
あの映画から私は東野さんのファンになったのだから、、、

こうしてみると、
良い作品はゆっくりとじっくりと出来上がるものなのでしょうか???
少なくともバンバン制作費を注げばいいということはないですね、、、

この頃はちょっと前の名作をよく観ているのですが、
これを機に新しい作品も観たいと思いました。

映画とは、表現だから、
良い映画がいっぱい、生まれるということは、
とても素敵なことだと改めて思います!!!


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アカデミーとりましたね!

おくりびと。
取りましたね。
アカデミー外国語部門。
発表のとき、
思わず涙がでました、、、
すばらしい。

興奮しています。
今朝からずっとWOWOWのしてテレビの前でかぶりついていました。

うわっ〜〜〜〜〜
凄い!!!

落ち着いたらまたゆっくり書きます。
とりあえず喜びを!!!!

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2009.02.20

アフガン増派決定と言うオバマさん

米国:アフガン増派決定 「ベトナム化」懸念も オバマ政権正念場と言うニュース。
♪おらは帰っただ(帰ってきたヨッパライのメロディ)とヨーロッパから帰ってきた元大臣の行上記で賑わってるマスコミ。
その影で、
イヤァ====ナァ予感のするニュースが載っています。

「オバマ米大統領は17日、アフガニスタンへの1万7000人の米兵増派を決断した。01年10月に始まったアフガンでの対テロ戦争は新局面へと入る。今後は「オバマの戦争」と認知され、増派の成果がなければ、批判の矛先はオバマ大統領へと向かう。アフガン戦の「ベトナム戦争化」との指摘も出る中、オバマ政権は正念場を迎えることになる。」
と、ニュースは伝えます。

ううううううう=====ん。

泥沼化、ベトナム化が指摘される中での強行。
いよいよオバマの本当のところが試されるものと思われます。
目が離せません。


一方、日本の麻生さん。
これまた♪おらは飲んじまっただ元大臣のおかげで、衆人の耳目をそちらに集め、
コッソリと結んだグアム協定。
グアム基地増強のための経費の約6割(約6000億円)を日本側が拠出することになりました。
ふっ〜〜〜〜

先にも書いたように「日米安保条約・地位協定にも定められていない。」この措置。
麻生さんは「制限する法律はない」と嘯きました。
まさに嘯くという表現がピッタシ。

国会で追求されても、
「協定に書いてある通り」
「抑止力の向上になるなら歓迎する」の一点張り。

さらに負担額はうわずみされる可能性もあるかもしれない的発言も飛び出しました。
ふっ〜〜〜〜

いよいよ24日予定の麻生さんとオバマさんとの首脳会談。
果たしてどんな手土産を持て行き、
どんな宿題を持たされて帰るのだろうか???
麻生さん>

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携帯電話と電磁波

教育再生懇談会が第三次報告
児童生徒の携帯電話の在り方について、まず書いてあります。
携帯電話かぁ、、、

ううううう===ん。

どうなんだろう???

これに関しては、実のところ私には良いとも悪いともその是非がわかりません。
自分の子どもの時は勿論なかったし、
我が子が学校に行っていたときもありませんでした、、、
と、言うことで、あんまりわかりません。
が、
そう言えばこの1月にきくちさんのブログでエントリーに挙がっていて、興味深く読んでいたことを思い出しました。
あの折、私もちょっとこの「携帯電話利用者の脳腫瘍リスク」についてIARCのサイトなど周辺をゴチャゴチャとROMしていたものです。
いまだ結論は出ずさらに疫学的な調査はすすむものと思います。
と、言うことでちょっと電磁波の健康への影響について私もアチコチと調べたことをここに書きます。

ICRP2007年勧告などにもみられるように電離放射線に関しての規制はかなり徹底されています。
おもには白血病との関連です。
が、非電離放射線についてはまだ健康との相関が明らかでないこともあって、規制も不十分です。

しかし、同じ2007年。
WHOは環境保健基準を発表。
そこには低周波についても言及。
これを受けて世界的に低周波の健康障害について注目がさらに高まりました。

日本でも電波ばく露による生物学的影響に関する評価試験及び調査 などがあります。

2008年には、ANU KARINENがFinland: Mobile phone radiation might alter protein expression in human skinと言う論文で10名の被験者の皮膚蛋白発現異常を報告しています。
「using proteomics approach,」とあるので、ちょっと調べてみました。
ゲノム医科学にとってのバイオインフォマティクスの意義など関連を読むと分子レベルまで同定できるようですね、、、この技術は。
そして先の論文では内皮細胞EA.hy926を対象として8種類の蛋白発現異常を報告しています。
10名の被験者ということで、ちょっと検体数が少ないし、これだけでは即結論は導かれません。
引き続き研究しているものと思います。
また、
電磁波は本当に有害か?などを見ると、
人間がもつ修復機能にスポットを当て、in vivo研究 でも発がん性や無精子症候群について未だ解明されていないことが多岐の論文にわたり紹介されています。(勉強になります)
先日、高周波関連では、きくちさんがエントリーに挙げられた脳腫瘍との関係論文などは、2008年の論文なので、このサイトよりは、さらに新しいものではありますが、、、

次に、
胎児への影響を調べたコホート研究(デンマークが有名)などもあります。
コホートに関しては多くの国で追跡調査をしているものと思います。

いずれも直接的な関係については、いまだ調査の段階です。
が、
個人的には、これは健康に関しての項目です。
「危うい可能性のあるものは規制」の方向が正しいのでは、と考えます。

と、言うことで、
IARCの「インターフォン計画」の結果が出るの待ってから決めると言うよりは、
「予防医学」という視点にたち
より充実した法律の完備が望ましいのではと考えます。
そして、
結論が出た時点で、全く健康に関係なければ、それはそれで良し、とすればいいのではと、思います。
ただ、ここで一つ留意すべき点は、
「だから携帯は悪い」とか、
「だから電磁波はいけない」とか徒に過敏になることでは決してありません。

しっかりと疫学調査の結果が出るまでは、
その使用基準を明らかにして整備していきましょう、ということです。
行きすぎ規制とか、迷信的なとらわれから開放されるためにも、、、

さてさてさて。
冒頭の教育再生会議に話を戻すなら、
今回の報告の携帯電話に関しては、個人の使い方や家庭の指導にまで立ち入っているのですが、
それは、ちょっと疑問や異論が出るところだと思います。
寧ろこれを受けて文科省には、何回も書いていますが、、、
「非電離波についてさらに充実した疫学調査を進めること」
を願ってやみません。

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2009.02.19

地球の「ダイヤモンドリング」

Kaguya_lunar_eclipse_s

美しぃ〜〜
ため息が出るように美しい画像が送られてきました。
「かぐや」、地球の「ダイヤモンドリング」を撮影と言うニュース。

「宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日本放送協会(NHK)は、2月10日に「かぐや」による「半影月食」時の地球の撮影を行った。
半影月食とは、太陽、地球、月がほぼ一直線に並び、月が地球の半影に入る(月から見て太陽が地球により一部隠されて(部分食となって)見える)現象である。「かぐや」が月食に遭遇するのは、最大で年に2度程である。」
と、ニュースにはあります。


半影月食。
太陽、地球、月がほぼ一直線に並びコンニチハ。
本影食との違いは、
月から太陽を見ることを想定すると、月が地球の本影に入った場合は地球によって皆既日食となりますが、半影に入った場合は部分日食となることです。
Shadow_hanei

図は厚木市子ども科学館より( http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/acsc/lun_ecl/index.html)引用いたしました。
詳しく月食の説明がありますので是非ご覧ください。


さて、
もう一つ。
20日に最大光度になる金星。
見逃せません。
と、いうか空を見上れば絶対に目に入ってきます!!!
日の入り、西の空を是非ご覧ください。
楽しみです。

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2009.02.18

ヒラリー置き土産の意味するところ

酩酊迷走会見の裏でヒッソリ(?)と行われたクリントン長官との日米協定。
置き土産していきましたねぇ。ヒラリーさん。

「グアム基地建設の負担の法的枠組みを定めた日米協定」です。
在沖縄アメリカ海兵隊(第三海兵遠征軍)の兵員8000人とその家族のグアム「移転」については、
すでに2006年の米軍再編に関する日米合意(「再編実施のための日米ロードマップ」)で、日本政府がアメリカ政府に対し、28億ドルの直接的な財政支援を含め60億9000万ドルを提供すると定めていました。
グアム移転経費9000億円と言う記事を読み直したら、なんと麻生さんが発言。
「在沖縄米海兵隊七千人のグアム移転関係費の負担について、
「グアム基地が強化されることは日本全体の安全保障上の役に立つという観点も忘れちゃならぬ」との主張。
???
どうして
アメリカ領土内での基地建設の費用を日本が負担するんだろう?と2006年の私は日米安保条約第六条をもう一度読み直しています。
そしてその根拠が安保条約にもないことを確認。
麻生さんの答弁がチグハグであることは当時の外務省も認めています。
(あんまり変りませんね、麻生さん)

さてさて、
今回のヒラリー長官と中曽根大臣との協定は、この28億ドルの直接の資金提供について定めたものです。

内容は、同資金を使ってグアムでの「施設・インフラの整備」を行うというものです。
「施設・インフラ整備」。
それは、アメリカ軍がグアムで計画している基地の大増強の一環を担うということです。
一応、アメリカも日本の状況を配慮して文書の中では、
日本側が提供した資金について、第三海兵遠征軍の兵員と家族の「移転のための事業にのみ使用する」と規定としています、、、
が、外務省は結局「米国による適切な管理」ついて定めたとしています。

実際、日本政府もつい先頃の2009年度予算案に、この28億ドルの使途については、
「グアムのアンダーセン空軍基地に海兵隊の戦闘航空部隊用の作戦関連施設を建設するための基盤整備費など」と銘打って計上しています。

ウウウウウウ〜〜〜〜〜ン。
分からなくなってきました。
この28億ドル。
本当は沖縄の移転とは全然関係ない、ただただアメリカの基地拡充だけに使うのだが、
それじゃ問題があるから、一応アメリカ兵8000人のためとしておきましょう、、、
と、いうことなのでしょうかね????

さらに、
さらに、
猛々しいのは、
協定に同時に謳ってある文言。
グアム「移転」に必要な措置を進めるには、沖縄の普天間基地(宜野湾市)に代わる新基地建設(同県名護市)で日本政府が具体的な進展を図ることが「条件」だと明記。

???????????
これってあんまりではないでしょうか???

そもそも、グアム「移転」計画は、在沖縄米海兵隊の定数1万8000人から8000人を削減し、残りの1万人は残すというものです。
アメリカは負担軽減とか、沖縄のためとか言うのですが、、、
現実には1万人は残るのです。
そして、あろうことかグアムに移転するための費用を日本に持たせる。
それどころかグアム基地の拡充計画にも負担させる、、、

これってあんまりではないでしょうか???

ここまで「追い銭」する必要があるのだろうか???
と、私は思います。

結局、2006年のロードマップが、
今、現実により強い法的拘束力を持ってきたということです。
 
国内の経済がボロボロで国民はヒィヒィ〜〜〜と唸りながら毎日を送っている現実をほっといて、
アメリカにひたすら、ひたすら奉仕する現政府。
あまりの錯誤に大きな危機感を感じます。

これは声を大にして呼びかけていかなければと、強く思います。
まずは、
国内経済を充実させてください。と。

なお沖縄基地問題については、随分記事にしました。
お時間がございましたら
<沖縄基地問題/a>以下の記事をご覧ください。

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わかっちゃいないから やめられない

♪チョイト一杯の つもりで飲んで
いつの間にやら ハシゴ酒
気がつきゃ ローマの会議でモウロウ
これじゃ仕事が出来るわきゃないさ
分かっちゃねぇから やめられねえ
ア ホレ グイグイ グータラッタ
グ〜グ〜 ス〜ス〜ス〜
グイグイ グータラッタ
グラグラ グイグイグイ
ス〜ス〜 スーララッタ
フラフラ グイグイグイ
ゥイゥイ ウ〜タラッタ
ゥーララッタ ゥイゥイ

ねらった名誉も 見事にはずれ
頭もうろうで 記者会見に
気がつきゃ 中身はすっからかんのカラカラ
酒で恥かいてばかりだが
分かっちゃねぇから やめられねえ
ア ホレ グイグイ グータラッタ
グ〜グ〜 ス〜ス〜ス〜

ひとめ見た酒 たちまち飲んで
よせばいいのに すぐ手を出して
飲まないつもりが ゴックンと飲んで
俺がそんなに 自制があるかぁ
分かっちゃねぇから やめられねえ
ア ホレ グイグイ グータラッタ
グ〜グ〜 ス〜ス〜ス〜

(名付けてグータラ節)
===============

あああ〜〜〜〜
阿呆らしい。


何というか、言葉もありません。
本当に、
ほんとうに、
恥ずかしい。

多くのおおくの国民が、日々の暮らしに行き詰まり、
職を、家を失っているというこの時。
このみっともない醜態を、なんと表わそうか?????
言葉はありません。

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2009.02.17

血液型性格判断は世界でも通用する?

血液型で性格判断は世界でも通用するか?と言うトピックをココログニュースが挙げていました、、、
内容はまずつかみの部分でアメリカ人は血液型と性格に疑問を持っているらしい、として以下のように書いています。
「アメリカ大手通信社AP通信が報じた「日本では、人は血液型によって決まる」という話題が米国人の間で反響を呼んでいる。その記事には「たった4種類に人間の性格が分けられるはずがない」、「日本人はなぜ血液型に固執するの?」といったコメントが寄せられているという。」

が、
この記事を書いた記者さんは、
「でもでも、野球選手はぁ〜〜〜〜」
とかとか書いて、かなり血液型と性格に肯定的。
最後の締めは、
「これを機に世界に広まることはないのだろうか。例えば、ハリウッドスターや世界の著名人などを血液型で分析した結果が発表されたら、少しは世界の反応も変わるだろうか?」
と、期待をこめて書かれています、、、


フゥ=====ム。
コマッタノォ。
と、言う感じ。


血液型と性格。
うんなもん相関性があるわきゃないよ。
と、私の中に流れている○型の血液が言う。
大体、私自身今まで初めての方の、だぁ〜〜〜〜れにも血液型当てられたことがないんですよねぇ。
血液型を知っていることは絶対大切ですが、
性格分析のためでは断じてありません。

大体血液型性格分析といっても4種類。
(法医学の知識を駆使して一人ひとり特定していくまで精度を挙げている血液性格判断なんて今のところ見たことがないなぁ)
せいぜいで星座12と組合せて48種類。
男女に分けて96種類。
それを12765万人を96に分類しても概算で100万人以上同じ性格がいるということかぁ〜〜〜〜

ふっ=
これって、どんな意味があるのかな???
と、悩む次第。

さてさて、先の記事。
「世界に通用するだろうか?」
と締めるのではなく、
「どうして日本人は、こうも信用しるのだろうか?」とした方が良かったのではないだろうか???
実際、話題の途中には、
「実際、『血液型自分の説明書』シリーズ(文芸社)がベストセラー入りしたり、血液型による性格分析が日常の話題になることも自然に受け入れられている日本。」とあります。
まさに、この問題を突き止めていくことが、大切だろうと思います、、、

たとえば女性の血液型でチョコの本命度を検証しようなんて記事が堂々と載っている国、日本。
ウウウウウウウ〜〜〜〜〜ンです。
なぁんていうのか、
こういうのって、自分で考えることの放棄なんだが、
うううううう==ん。
こまった!


〜〜血液型による性格分析が日常の話題になることも自然に受け入れられている日本〜〜
そもそも性格分析って外国の国々はしているんでしょうか?
寡聞にして知らないのだが、、、
占星術ってのはあるようですが、あれは性格分析ではないですよね???

まずもって性格分析って、他人に簡単に決められるものなのかなぁ???
どうなんでしょう???

以前血液型ハラスメントと言う記事を書いたことがあります。
行きすぎた行為は、あるときは差別や嫌がらせにもなったりします、、、

大切なことは、
血液に尋ねることではなく、
生まれの星座に聞くことでもなく、
自分自身の感覚と理性に判断を仰ぐことでは、と私は思うのですが、、、

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村上春樹さん 素敵でした!!!

村上春樹さん、エルサレム賞記念講演でガザ攻撃を批判と言うニュース。

感想第一番。
カッコイイ。
です。
個人的は村上春樹さんの作品、いつも挫折です。
置いてけぼりになるんですね、、、
とは言え作家の力量と言うエントリーを以前挙げたのですが、そこでは村上春樹の筆力について感嘆したことを書きました。
ところでエルサレム賞の受賞者にクンデラがいたのですね。
実は大好きなのです。
クンデラが、、、

さてさてニュースを見ていくと、、、

「イスラエル最高の文学賞、エルサレム賞が15日、作家の村上春樹さん(60)に贈られた。エルサレムで開かれた授賞式の記念講演で、村上さんはイスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に触れ、人間を壊れやすい卵に例えたうえで「私は卵の側に立つ」と述べ、軍事力に訴えるやり方を批判した。」
と言うリード文。
そしてニュースはガザの現実と作家村上春樹の賞授与、そして授賞式の模様について以下に述べます。

「ガザ攻撃では1300人以上が死亡し、大半が一般市民で、子どもや女性も多かった。このため日本国内で市民団体などが「イスラエルの政策を擁護することになる」として賞の返上を求めていた。
村上さんは、授賞式への出席について迷ったと述べ、エルサレムに来たのは「メッセージを伝えるためだ」と説明。体制を壁に、個人を卵に例えて、「高い壁に挟まれ、壁にぶつかって壊れる卵」を思い浮かべた時、「どんなに壁が正しく、どんなに卵が間違っていても、私は卵の側に立つ」と強調した。」

壁ですか、、、
卵と壁なんてくると、なんとなく不思議の国のアリスを思ったりして、、、
「ハンプティ・ダンプティが 塀の上
ハンプティ・ダンプティが おっこちた
王様の馬みんなと 王様の家来みんなでも
ハンプティを元に 戻せなかった」

あっ、横道です。
むしろこの場合は村上さんの想定は嘆きの壁かもしれません。
私は行ったことはないのですが、夫は仕事でイスラエルに行って、
この壁を見てきたことがありましたが、その時はまだ平和な時だったので、文字通り「祈りの壁」でもあったそうです。
歴史を振り返れば、壁には辛く悲しい「時」が刻まれています、、、

さて、村上さん。
彼が語った壁は「分離壁」の事です。
村上さんは「壁は私たちを守ってくれると思われるが、私たちを殺し、また他人を冷淡に効率よく殺す理由にもなる」と壁について語っています。

壁かぁ〜〜〜〜〜
人と人を切り離し、
思いを断ち切り、
人の前に厳然と立ちはだかる壁は、
本来は村上さんが言われるところの守りのためにあったのだろうが、、、
村上さんが言われるのは、
攻撃の砦にもある壁。
それは今、現実に分離壁と言う名で立ちはだかっています。


うううううう〜〜〜〜ん。
難しい問題がいっぱい、いっぱい絡み合って、からみあって、
こんがらがって、
今はどうしようもないくらいになっているんでしょうか???
イスラエルと近隣の国々。

なんとか、なんとかお互いが一歩でも二歩でも歩み寄ることができたら、と願うしかできない私です。
が、
村上さんの演説には力が湧きました!!!
壁なんかなくて、
壁の中の人々が平和で暮らせて、
壁の外には潰される卵もなくて、
と、
そんな時代がこないだろうか、、、
と、窓に目をやると天使が横たわっています。
IMGP0565
この天使。
イスラエル人の友人が京都に遊びに来たときお土産で頂いたものです。
すごく陽気で素敵な女性でした。
あの時は、ポルトガル人と中国人の友人も一緒でしたが、
言葉も違って外国語の英語で話していました。
お互いに「花ってポルトガル語ではなんというの?」
とか、
「水って中国ではどう言うの?」
とかとか、、、
違った文化を理解しようと懸命。
楽しいひとときを思い出します。


どこの国であろうと、
誰であろうと、
本当はみんな楽しく笑って過したいし過すために平和であることを望んでいるのでは、と私は思います。

と、言うことで最後にもう一度。
村上さん。
カッコヨカッタ!!!

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2009.02.16

電子申告 ううううう唸っていま〜す

今日から確定申告受付です。
上のニュースにもあるように「e—Tax」。
私も今年は挑戦しようと頑張っています!!!
我が家はMacなので無理かと思ったのですが、Macにも対応していたのでラッキー。
それなら、やはりやろう。
なにしろ、
「初めて利用した際に最高5000円の税額控除」と言うこと。
で、
まず国税庁のホームページをひらいて、
それからサイトの指導に従い、手順を踏もうと思ったのですが、
これが難しい!!!
難しい上に、ICカードリーダライターなるものやら住基登録やら、なにやらかにやらと事前にやることがあります。
う〜〜〜〜ん。
これなら今までのように自分で計算して郵送しようかとも思ったのですが、
取りあえず、
ICカードリーダライターも購入(一番安いもの)して、
市役所も行って、
と、ここまでやりました。

最初は面倒でも、いずれ使い慣れればラクラクになると信じて、、、
思えばETCもそうでした。
初めは「あんなもの」とか「公団の人件整理かぁ」とか思ったのですが、
使ってみれば確かに渋滞の解消に役に立っているのは本当かな、、、と思っています。
だから、
だから、、、
今回の「e—Tax」もいずれラクになることを願いながら、今はパソコン前で唸っています。
全部、できたら、また顛末を記事にします。

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中川財務相、記者会見

今朝から何回も見ていますが中川財務相、記者会見関連報道。

フゥ====ム。

「人只一念貪私、便銷剛為柔、塞智為昏、
変恩為惨、染潔為汚、壊了一生人品」(菜根譚より)

意味は、
「人というものは、激しい欲望で頭がいっぱいになっている状態では、
強固な意志は骨抜きとなり、澄んだ理性は曇り、愛情は残酷に変わり、
潔癖が恥知らずとなり、人格の全てが台無しになってしまう。」
と、
言うことです。

先の中川さん。
ここまでは言わないが、、、
言いたくはないが、、、
それでも、
飲んでいたのかな???
酒という欲望に抗することは出来なかったのだろうか???
やっぱり、
「一生の人品を壊し了る」と言うくらいショックな映像ではありました。

噂されているように健康に問題があるのかもしれませんが、
それはそれで心配です。
ただ、今回の記者会見後の言い訳が「風邪薬」ってのは、変だと思います。

さてさて、中川さん。
「汚名返上」「名誉挽回」なるか、、、

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2009.02.13

かぐやで月の地形図が、、、

月の最高峰は1万750m…「かぐや」で世界初の全球地形図と言うニュース。
詳しくはJAXAのホームページをご覧ください。
ワクワクします。
月の表と裏って可成違うそうです。
そしてそれは月の起源と関係があるとか、、、
月の起源は、約45億年前に太陽系が形成された際、地球に火星サイズの天体が衝突し、破片から誕生したとの「巨大衝突説」が今は有力です。
さらに解明するために「かぐや」の今後が期待されています。
楽しみですね。

月とかぐや。
遠い万葉の時代から人々は月に憧れ、そこに美しい天女がいる。
そして、地球に降りてきて、ほんのつかのまの時を過し、思い出を残して去っていく、そんな淡い物語を作り、
言い伝えてきました。
万葉集 巻16の有由縁(よしあるうた)、また雑歌(くさぐさのうた)の「昔老翁(おきな)有り、竹取(たかとり)の翁(をぢ)といふ。」が竹取物語ではと言われています。
また源氏物語でも「物語の出〔い〕で来はじめの祖〔おや〕」と書かれています。

科学がどんなに進歩して、月に人が立ち、月の裏側がわかっても、
やっぱり、探査機は「かぐや」です!!!

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脳は「他人の不幸喜ぶ」「ねたむ」

「他人の不幸喜ぶ」「ねたむ」脳の場所特定 放射線医研と言うニュースが出て、読みました。
面白い実験ですね。
「人をねたむ感情と人の不幸を喜ぶ感情をつかさどる脳の場所がそれぞれ特定」されたそうです。
まぁ、特定場所はともかく実験方法が面白い。
報道によれば、
「物語には、被験者に加え、ABCという3人の学生が登場する。被験者と同性のAは、進路や人生の目標がほぼ一緒のライバルだが、成績優秀で裕福、異性にもてる。Bは異性で優秀だが、進路や目標は重なっていない。Cは異性で普通の成績で進路は関係ないという設定だ。」
と言うこと。
そして、そのシナリオを読んで感情移入した被験者がどのように反応したかで、
先の実験結果となるのだそうです。


フゥ====ム。

「幸福であるだけでは十分ではない。 他人が不幸でなければならない。」
「人は自分が幸福であるだけでは満足しない。 他人が不幸でなければ気がすまないのだ」
「幸福――他人の不幸を眺める事から生ずる快適な感覚。」
とかとか、、、
昔から他人の不幸は蜜の味と言う感覚はあったのでしょう。
その感覚を司る部位が特定できたというのが今回の実験です。

さて、それならば、小説やマンガ、映画やテレビのシナリオをつくる時は、こうした「脳」を喜ばせるようなものを作ればいいのだろうか???
フムフムと納得。
実は私、
これぞ少女マンガっていうのが大好きです。
少女マンガの王道。
健気でかわいくて、優しい主人公に、
もうイケメンの王子様。
そして意地悪な仲間達。
苛められて、いじめられても負けない主人公。
そして最後は大団円。
これぞ、王道。

と、いうことで今は「メイちゃんの執事」にはまっています。
ハハハ。

ところで、
ところで、
茂木さんはこの研究、どのように評価なさるか楽しみですね。

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なんとなく「怒るというより笑っちゃう発言」ツラツラ

今日は新聞もテレビも小泉さんが躍っていますね。
ふっ====

「怒るというより笑っちゃう」発言。
自民党に爆弾を落としたのでしょうか???
今後の成り行き、注目です。
が、
それにしても、そもそもの間違いは小泉構造路線だと私は思っているのですが、、、

さてさて、
麻生さん。
首相狼狽ならぬ「周章狼狽」。
ですかね???

ところで横道ながら、この周章狼狽。
なかなか面白い語源です。
「周章」は「あちこち動き回る」と言う意。
そして「狼狽」とは?
狼はオオカミで前足が長く、後ろ足が短い。
逆に「狽」は前足が短く、後ろ足が長いオオカミに似た架空の生き物。
この二つの動物はお互いを支え合って生活をしているそうです。
つまり、狼は狽無しに歩くことが出来ず、狽も狼無しには歩くことが出来ない。
もし、この二匹が離れるようなことがあれば、動き回る事ができなくなってしまう、ということで本来は「バランス」と言う意味だったのでしょうか?
どうなのでしょう?
今は転じて「慌てる うろたえる」になっていますが、、、
それにしてもオオカミかぁ???
ライオンではなくて。
いえいえ。
「前門の虎、後門の狼」。
麻生さんにしてみれば、本当に後門の狼だったのかもしれないが、、、
が、、、
いずれにしても、
ニュースを見ながら、五十歩か百歩か、国民にとっては差がないよなぁ、、、、と思った次第。
小泉さんにしても、麻生さんにしても国民に痛みを押しつける政策をバンバンやってきた(麻生さんはやろうとしている)のだから、、、
違いはないなぁ。


「小泉さんが麻生さんを笑う」
ねぇ?????

そんな時代がきたか。

公約を守らなくても大して事はないと思っている小泉さんが、
政治家について説く。
そんな時代が来たのですね。

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2009.02.12

オーストラリア戦

オイオイ。
おかちゃん。
と言いたくなる気分。
サッカー:日本、豪州と無得点ドロー W杯アジア最終予選

ううううう〜〜〜〜ん。
ですね。

押したり攻めたり、と良い試合していたのですが、
どうも最後の一手に欠けるのは何故???

「確実に進歩している」と監督は言う。
が、
が、、、
選手の気持はそうなのだろうかな???
確実に進歩していると実感できただろうか?
「惜しい」とか「あと一歩」とか言い古された言葉を、また言わなきゃいけない選手たち。
なんとかパッ====と打開したものだが、
そんなものあれば苦労しないことは承知しているのですが、、、
勿論、
今後のプレーに期待しているのですが、、、
でも、

やっぱり
「おいおい、おかちゃん」です。

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宇宙暗黒時代の終わりに迫る

すばる望遠鏡、宇宙暗黒時代の終わりに迫ると言うニュース。
「宇宙を満たす水素ガスは、約10億年前に誕生した最初の天体が放つ紫外線によって「イオン化(陽子と電子に分離した状態)」したと考えられ、今もその状態にある。では、その天体の正体は何だろう? すばる望遠鏡は宇宙が若かったころの銀河を次々と観測し、そのなぞに迫った。」

フゥ===ム。
フムフム。

約120億年前の多数の銀河から、水素原子をイオン化する強い紫外線 (イオン化光) の検出に成功したと言うことですが、天文学的数字とはよく言ったもので、
約120億年前の光ですかぁ、、、
そして、この意味するところは、
宇宙誕生から約10億年後 (およそ125億年前) に起きた「宇宙暗黒時代の終わり」=「宇宙再イオン化」という現象の謎を解明するための重要な成果だそうです。
つい2か月前、ふたご座流星群について読んでいた雑誌には「宇宙の第一世代」について書いてあって、興味深く読んでいたのですが、、、
宇宙晴れ上がりに宇宙暗黒時代。
すばる望遠鏡は次々と謎を明かしてくれます。
ロマンは広がり、
宇宙は手元に届き、
そしてまた大空に羽ばたくのだろうが、、、

さてさて、そんな宇宙。
今回は、宇宙再イオン化の話。
これについてはすばる望遠鏡のホームページが詳しい。
=============
宇宙初期の銀河からのイオン化光により引き起こされたと考えられていますが、銀河からイオン化光を検出した例はこれまでわずか2例しかなく、実際に銀河がどれくらい宇宙再イオン化に貢献したのかは分かっていませんでした。今回発表された研究では、すばる望遠鏡主焦点カメラの性能を活かした観測手法によって、一挙に17個もの銀河からイオン化光を検出し、このような遠方銀河が宇宙再イオン化に大きな役割を果たしたことが示されました。この研究成果は、謎に包まれている「宇宙暗黒時代の終わり」の解明に向けた重要な一歩と言えるでしょう。
==============

フゥ====ム。
と、言うことでさらに読み進みながら今回の成果がどんなものか見ていきましょう。
「ビッグバンから約1分後、宇宙には陽子と中性子、および電子だけが存在していました。当時の高温の宇宙でそれらはばらばらに飛び回っていましたが、宇宙の膨張にともなって温度が下がると、陽子と電子が結合して水素原子になりました。その後も宇宙は膨張をつづけ、徐々に冷えていきました。この時代にはまだ天体は生まれておらず、「暗黒時代」と呼ばれています。」

と、言うことでこの暗黒時代は、宇宙最初の天体からの光によって終わりを迎えたそうです。
闇に閉ざされていた宇宙に光が届いた瞬間。
暗黒時代は文字通り幕を閉じたのだが、、、
さて、これらの天体からの光とはなんだったのか???
それは、
91.2ナノメートルよりも波長の短い、強いエネルギーをもつ光(イオン化光)で、水素原子を陽子と電子に分離する(イオン化する)ことができるものでした。
なるほど、了解。
そして、
宇宙誕生から約10億年後(およそ125億年前)までに、宇宙空間(銀河間空間)のほとんどの水素原子がイオン化されたことが分かっています。いったん結合した陽子と電子が再び分離しイオン化したこの現象を、「宇宙再イオン化」と呼ぶそうです。

ふぅ宇宇。
それが「宇宙再イオン化」かぁ。
その後、銀河間空間はほとんどがイオン化されたまま、現在に至っているとホームページには書いてあります。

さらに読み進み、
今後の研究成果に期待が膨らみます!!!

さてさてさて。
宇宙。
本当に宇宙は不思議ですねぇ。

そう言えば、昨日も書いた茨木さんのこんな詩があります。
===============
「水の星」

宇宙の漆黒の闇のなかを
ひっそりまわる水の星

まわりには仲間もなく親戚もなく
まるで孤独な星なんだ


生れてこのかた
なにに一番驚いたかと言えば
水一滴もこぼさずに廻る地球を
外からパチリと写した一枚の写真

こういうところに棲んでいましたか
これを見なかった昔のひとは
線引きできるほどの意識の差が出る筈なのに
みんなわりあいぼんやりとしている

太陽からの距離がほどほどで
それで水がたっぷりと渦まくのであるらしい
中は火の玉だっていうのに
ありえない不思議  蒼い星

すさまじい洪水の記憶がのこり
ノアの箱舟の伝説が生まれたのだろうけれど
善良な者たちだけが選ばれて積まれた船に
子子孫のちたらくを見れば  この言い伝えもいたって怪しい

軌道を逸れることもなく  いまだ死の星にもならず
いのちの豊饒を抱えながら
どこかさびしげな  水の星
極小の一分子でもある人間が  ゆえなくさびしいのもあたりまえで

あたりまえすぎることは言わないほうがいいのでしょう

===================

何回読んで素敵な茨木さんの詩とすばる望遠鏡に思いを寄せて。
さいごに
「あたりまえすぎることは言わないほうがいいのでしょう」と私も結ぼう。

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たんぱく質内の分子移動の観測成功

たんぱく質内の分子移動を観測と言うトピックを読みました。
「筋肉で酸素などを血液とやりとりしたり、貯蔵したりするたんぱく質「ミオグロビン」の中で、一酸化炭素(CO)分子が穴から穴へ移動する様子をX線で直接観測することに成功したそうです。

と、言うことで早速ミオグロビンについて。
250pxmyoglobin1筋肉中にあって、酸素に対する親和性がヘモグロビンより高いので、血中のヘモグロビンから酸素を受け取り貯蔵することができるタンパク質。
X線回折で三次構造が解かれた最初のタンパク質として有名である。
153個のアミノ酸残基から成り、1個のヘムをもち、分子量は約1万7800である。タンパク質は8個のαヘリックスをもち、それらがヘムをとり囲んでいる。酸素分子はヘム鉄に結合する。
とwikipediaには書かれています。
今度、wikipediaを見たら、今回の実験結果も挙がっているだろうが、、、

このミオグロビンは臨床的にも意義が高く、
「血中及び尿中のミオグロビンの測定は心筋梗塞などの筋障害や筋ジストロフィーなどの骨格障害における筋組織の障害の判定やその重症度の判定に有用である」そうです。

ヘモグロビンとかミオグロビンときけば高校生以上のかたは、
酸素飽和・解離曲線なんかを思い出すかもしれません。

私たちの生命、エネルギーの元になる酸素を運び、貯蔵する重要なタンパク質です。
その起源はトリプトファン分解酵素から進化したと言う説があり、ヘモグロビンと共通遺伝子から進化したものではないと言う説を読みました。
フゥ〜〜〜ム。

なかなか興味ある魅力的なタンパク質ですねぇ。

いずれにしても、今回の研究成果が新薬開発の一助になることを期待しています。

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2009.02.11

ありのままについて考えてみたが、、、

“あるがまま”を観ることと言うエントリーを愚樵さんが挙げています。
NairFessさんも「あるがままに」と言う記事を書かれています。
お二人の書かれたものを何回も読ませていただきました、、、

「あるがまま」。
なんとも深くて広くて凄い問題です。
NairFessさん言われるところの「口に出した途端にスルスルと指の合間から消えて、既に「あるがまま」ではなくなるのかもしれません。
愚樵さんの書かれているように「これは何だろう?」と観察や分析をすれば、既に「あるがまま」ではないのかもしれません。

「あるがまま」。

お二人のブログを拝見しながら思い出したのは芭蕉との俳句とテニスンの詩について書いていた鈴木大拙を思い出しました。

「よく見れば ナズナ花咲く 垣根かな」芭蕉です。
これに対してテニスンはひっそりと咲く一つの花を以下のように詠みます。

「壁の割れ目に 花咲けり 
 割れ目より汝を 引き抜きて
 われはここに 汝の根ぐるみすべてを
 わが手の うちにぞもつ
 おお、小さなる花よ

 もしわれ 汝のなんたるかを
 根ぐるみ何もかも 一切すべてを 知り得し時こそ
 われ神と人との なんたるかを知らん」

フゥ〜〜〜〜ム。
芭蕉とテニスン。
鈴木大拙は、この二人を比較して西洋と東洋の「物の見方」の違いを語っています。

あるがままと言えば、そこにひっそりと咲く一つの花をそっと愛で、
それはそれでそのままが、「あるがまま」「ありのまま」自在であるということなのかもしれません、、、
が、
私の中では「あるがまま」は「受け入れる」ことと同義であったりします。
「受け入れる」あるいは「赦す」とかまたまた或いは「放つ」とか。
そして、そんな言葉の裏には、やはり強烈な感情が潜んでいなければ本物にはならないのだろうと、思っています。

そう、端的に表わしてくれているのが茨木さんの詩かな???と思ったりしています。
以前にも記事にしたことがあるのですが、もう一度載せておきます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
怒るときと許すとき

 女がひとり
 頬杖をついて
 慣れない煙草をぷかぷかふかし
 油断すればぽたぽた垂れる涙を
 水道栓のように きっちり締め
 男を許すべきか 怒るべきかについて
 思いをめぐらせている
 庭のばらも焼林檎も整理箪笥も灰皿も
 今朝はみんなばらばらで糸のきれた頸飾りのようだ

 噴火して 裁いたあとというものは
 山姥のようにそくそくと寂しいので
 今度もまたたぶん許してしまうことになるだろう
 じぶんの傷あとにはまやかしの薬を
 ふんだんに塗って
 これは断じて経済の問題なんかじゃない

 女たちは長く長く許してきた
 あまりに長く許してきたので
 どこの国の女たちも鉛の兵隊しか
 生めなくなったのではないか?
 このあたりでひとつ
 男の鼻っぱしらをボイーンと殴り
 アマゾンの焚火でも囲むべきではないか?
 女のひとのやさしさは
 長く世界の潤滑油であったけれど
 それがなにを生んできたというのだろう

 女がひとり
 頬杖をついて
 慣れない煙草をぷかぷかふかし
 ちっぽけな自分の巣と
 蜂の巣をつついたような世界の間を
 行ったり来たりしながら
 怒るときと許すときのタイミングが
 うまく計れないことについて
 まったく途方にくれていた
 それを教えてくれるのは
 物わかりのいい伯母様でも
 深遠な本でも
 黴の生えた歴史でもない
 たったひとつわかっているのは
 自分でそれを発見しなければならない
 ということだった

茨木のり子・・・詩集「見えない配達夫」より
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「たったひとつわかっているのは
 自分でそれを発見しなければならない
 ということだった」
と、言うことで私にとって「ありのまま」とは、
強烈に生きる、「ソコ」にあること。
それをまさに自覚することかなぁ、、、と今の私は思っています。
もっと歳をとれば、
道元禅師の「眼横鼻直」には達することができるだろうか???
と、思う次第。

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2009.02.10

麻生さん  今日はどこまでいくんだろう???

麻生さん  今日はどこまでいくんだろう???
Sum02

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2009.02.09

そろそろですか、花粉飛散

あああああ〜〜〜
今年もやってくるんだなぁ、春が。

いつからだろう、こんなに春が憂鬱になったのは???

あああああ。

花粉がこれまでの「100分の1」「少花粉スギ」大規模植林始まるなんて心強い情報をみると、飛びつきたくなります。
今年は「やや多め」の予測がされていますが、、、

さてさてさて。
もうすぐ花粉が飛散、
本当に悲惨ですぅ。

と、言うことで「早めの対策」としてマスクと薬を用意しておきます。

最後にもう一回。
あああ〜〜〜

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2009.02.08

教えること 学ぶこと

教えるとは 希望を語ること
学ぶとは 誠実を胸にきざむこと

ルイ・アラゴン ストラスブール大学の歌より。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


大学はどうなるのかと言う内田樹さんのエントリーを読んで、なんとなくルイ・アラゴンの先の言葉が思い出されました。
いやぁ、本当になんとなくで、、、
内田さんのエントリーの内容とは全然違うのですが。
それにしても、内田さんのエントリー、本当に辛い。
教える方も学ぶ方も、幸せじゃないいんだなぁ、、、と思いますね。
受難の時代か???

フッ====

私も折りに触れ大学の現状に関しては書いているのですが、
大学が学問の府と言われたのは遠い昔のこと、となるのでしょうか???
そんな昨今の大学事情。
胸に詰まります。
さて、
先のアラゴンの詩には、こんなフレーズが続きます。
「教えるとは 希望を語ること
学ぶとは 誠実を胸にきざむこと
かれらはなおも苦難のなかで
その大学をふたたび開いた
フランスのまんなかクレルモンに
古今の学に通じた教授たち
審判者の眼差しをもった若者たち
君たちはそのかくれ家で
大洪水の明けの日にそなえた
ふたたびストラスブールへ帰える日に」と、、、

ナチの弾圧と戦渦を避けて疎開しても、なお学問を守ろうとした先人たちの熱い思いが伝わってきます、、、
改めて、
教えるとは、
学ぶとは、、、
そして理想と現実の狭間にねじれ喘ぐ人々へ思いをいたし、
なんとか、
学問が純粋に学問であることを願いながら、、、

と言う事で、もう一度「ストラスブール大学の歌」の詩を全文紹介します。
なお、今の現在の社会状況とはかなり違うので、此の歌の時代も、同時に味わい、噛み締めてご覧下さい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

陽の色に輝やくカテドラル
ドイツ人どもに囚われながら
おんみは倦むことなく数える
めぐる季節を 月日を 流れる時を
おお ストラスブールのカテドラル

学生たちは別れを告げて逃れ出た
アルザスの空翔ぶ鵠鶴と
おんみの薔薇形窓の思い出を
いっぱいつめた背負袋を肩に
それは ながい別れとなる

教えるとは 希望を語ること
学ぶとは 誠実を胸にきざむこと
かれらはなおも苦難のなかで
その大学をふたたび開いた
フランスのまんなかクレルモンに
古今の学に通じた教授たち
審判者の眼差しをもった若者たち
君たちはそのかくれ家で
大洪水の明けの日にそなえた
ふたたびストラスブールへ帰える日に

学問とは永い永い忍耐
だが今 なぜすべてのものが黙っているのか
ナチどもははいりこんできて 殺している
暴力だけがやつらのただ一つの特性だ
殺すことだけがやつらのただ一つの学問だ

やつらは鉄の拳で撒き散らす
われらのかまどの灰までも
やつらは手あたりしだい撃ち殺す
見よ 教壇にうつ伏したあの屍を
友よ 何を われらは何をなすべきか

「無垢な幼児たち」の大虐殺を
もしもヘロデ王が命じたとすれば
それは君らのうちよりひとりのキリストが
あらわれでて 美しい血の色に
目覚めるのを怖れるからと 知れ

ストラスブールの息子たちはたおれても
だが 空しくは死なないだろう
もしも 彼らの赤い血が
祖国の道のほとりにふたたび花咲き
そこにひとりのクレベエルが立ち上るなら

今よりはかずかずのクレベエルたち
それは百人となり 千人となり
つづく つづく 市民の兵士たち
われらの山やまに 町まちに
義勇兵とパルチザンたち

われらはともに行こう ストラスブールへ
二十五年まえの あの日のように
勝利はわれらの頭上にあるのだ
ストラスブールへ だが何時と君たちは言うのか
よく見るがよい 震えおののくプロシャ人どもを

ストラスブールの プラーグの オスロオの
三つの受難の大学よ
よく見るがいい 銃をうつやつらの姿を
奴らはもう知っている 逃げだす日の近いのを
敗北こそ 奴らのさだめだと

よく見るがいい 奴らがおのれの運命を知り
士気もおとろえた その姿を
死刑執行人どもこそ罪人にかわるのだ
やつらに戦車と手先があろうと
やつらを追いだすのだ 今年こそ

武装を解除された英雄たちよ 武器をとれ
ストラスブールのためフランスのため世界のため
聞け あの深く どよもし どよもす
フランスの声を 祖国の声を
鉤 十 字の殺人どもは滅びるのだ

陽の色に輝やくカテドラル
ドイツ人どもに囚われながら
おんみは倦むことなく数える
めぐる季節を 月日を 流れる時を
おお ストラスブールのカテドラル

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〒マークの日と郵政見直しについてツラツラと

今日は〒マークの日です。
尤も一般に2月8日は針供養の方が頭にすぐ浮かぶのですが、針供養は地方によって12月8日だったりします。
いずれにしても昔の女の人にとって針仕事は大きな家事の一つ。
一年の苦労をねぎらい、また針仕事の上達を願った思いは今に伝わっています。

さてさて、それはさておき〒マーク。
調べてみると変遷(と言っても「Tから〒」ですが)あったそうです。
上のサイトに詳しく書かれています。
ここでは、ちょっと引用しつつ紹介します。
明治20年(1887)2月8日、郵便(ゆうびん)事業を扱う逓信(ていしん)省のマークとして登場!
ただ、この時発表されたマークは「T」。
そして6日後の14日(19日という説もあるそうです)になって突然「〒」の間違いでした、と発表された
そうです。
いわば「見直し」???でしょうか?
と、思いながら、その先を読むと、以下の通り。
================
この経緯については幾つかの説があります。ひとつは単純ミス説で、元々「テイシンショウ」の「テ」を図案化した「〒」で決めていたのに、発表用の文書を作る段階で「T」と誤記されてしまったというものです。ただこういう説
はみんな信用しようとしません。
===============

フゥ====ム。
こういう説はみんな信用しないかぁ。
笑っちゃうな。
そうか、そうか、、、信用しないか。
と言う事で次を読むと。
=================
もうひとつ有名なのは「T」というのが国際的に「料金不足」のマークとして使用されているという指摘があって、慌てて1本線を足してしまったというものです。この場合、もともとの「T」の由来についても、Teishinsho の「T」と
いう説と「逓」の字が難しいので同じ「てい」と読む「甲乙丙丁」の「丁」にしたという説があります。
=================

ふぅむ。
「T」というのが国際的に「料金不足」のマーク。
あっちゃ、これはいかん。
と言うことだったのか???
慌てて一本足すと言う所が、なんとなく「今と変わんないなぁ、、、」と思います。
が、
「Tから〒」のマーク見直しは可愛いし愛嬌もあるが、
が、
が、
今の国会で討論されている「郵政民営化見直し」論、
ちっとも可愛くないし愛嬌もない。
言われて、慌てて変えるなんてところは昔と同じだが、、、ヤレヤレ。

マークさんにはお別れして話は郵政民営化へと続きます。

郵政民営化見直し。
紛糾の一路を辿っています。
麻生さんのあまりにお粗末な発言については、もう言わずもがなとして、ここでは書きません。
私個人は「見直し」には賛成です。
そもそもの、そもそもから破綻はみえていたものの、その後の経過のお粗末さも目に余るものがあります。
郵政民営化 その後と言う記事を書いたのは2006年2月。
2007年には「公約を守らないなんて大したことではない」と平然と云いのける小泉さん。
嘘にウソを重ね、もう着膨れになって、何が嘘で何が公約かさえ分からなくなった小泉さんを追求するも、
いったん、動きしだした法律は止まらない。
綻び、ほころび、、、、
そして今、綻びは裂け目になってきているようです。

「公約を守らないなんて大したことではない」かぁ、、、
「クレタ人はみな嘘つきだ」と言ったクレタ人よりタチが悪いなぁ、、、小泉さん>

簡易郵便局の閉鎖。
集配郵便局の統廃合で、郵便配達の遅れや時間外窓口の閉鎖。
各種手数料は値上げ。
過疎地に最大のしわ寄せが押し寄せています。

また、郵政の職場では、労働者は長時間労働と非正規雇用が拡大。
これが所謂、「官から民へ」と言う事だったのです。
その後ろ盾は勿論米国通商代表部であると言うエントリーを挙げたのですが、
今更ながら 「金融の規制緩和」が何をもたらしたかを見る思いです。

そして、こんな背景と経過を見ながら、
今、出来る事、早急にやるべき事は、
「見直し」です!!!
おっ、麻生さんと気があいました!!!

四分社化の見直し・三事業の一体経営、
貯金、保険のサービスを提供する金融のユニバーサルサービスを義務付ける
などなど、、、
与党も野党も、もう一度踏みとどまり、生産的、実質的な国会討論、議論を期待します。
そして、失った私たち国民の多くの財産を、もう一度国が保障してくれる法律を望みます!!!


と、言う事で今日は「〒マークの日」。

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2009.02.07

「持続可能な経済統治のための憲章」なるか?

ダボス会議閉幕 協調体制構築は先送りと言う事でニュースにもあるように4月以降の20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)に先送りされたようです。
この会議で注目すべきは国連に「経済理事会」を ダボス会議、独首相が提案と言う先に報道されているニュースでしょうか。

「危機の再発を防ぐための枠組みづくりが焦点で、ドイツのメルケル首相は国連の経済・金融機能を高めて経済理事会(仮称)をつくることを提案した。主要20カ国・地域(G20)の議長国である英国のブラウン首相は、金融市場での急激な変化を察知する「早期警戒システム」の創設を訴えた。」とニュースは伝えます。

さらに、メルケル首相は5日にはベルリンで行った国際諸機関代表との協議(OECD、ILO、世界貿易機関(WTO)、国際通貨基金(IMF)、世界銀行の五つの国際機関が参加)で、「持続可能な経済統治のための憲章」への支持を訴えました。

世界的な経済危機が国際的な統一した経済規制ルールがなかったことから生まれたと分析・反省をふまえ、
統一経済ルールを体現する世界憲章作成を訴えています。

この問題も、4月以降、さらに討議・議論されます。
「持続可能な経済統治のための憲章」ですかぁ〜〜〜〜
中身をしっかりと見ていく必要がありそうです。
この問題も今後、縷々取り上げていきます。

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郵政民営化 見直し?

さぁ、ご用とお急ぎでないかたはゆっくりと見ておいで。
だが、しかしお立合、族議員や派閥はおよしなさい。
手前大道に未熟な渡世をいたすといえど、
族議員や派閥は一切かまわぬ。
では何を信念にいたすというに、
手前持ちいだしたるは、これにある
コンビニ郵便だ。
そういうコンビニならば、おれの町やとなりの町にもある
と云うが、
それは俗にいうコンビニエンストアといって、
貯金と郵便のたしにはならん。
手前持ちいだしたるは郵政民営化。
郵政民営化はどこでわかる。
前の方では切手を売り、後ろではお酒も売る。
これを名づけて郵政民営化。
これが生まれたるところは、これよりはるゥ..かはるゥ〜〜か遠くにある、
高級官僚の頭の中にて、
税金という金草をガッパガッパ食らう。
これのできたのは、
銀行に財界にアメリカのおかげ、
これを名づけて郵政民営化だ、お立合。
これをつくるには、
四方に刺客を立て、
下に比例を敷きその中に郵政民営化を入れ込む。
これを見た国民は、
おのれの欲が鏡に写るのを見て、
おのれと驚き、たらァ..り、たらりと冷や汗を流す。
これを下の比例にて漉(す)き取り、
ワイヤレスマイクをもって12日の間、とろォ..りとろりと
言い続けたがこのコンビニ郵便。
赤いは郵便ポスト、コンビニ郵便こそが構造改革!!
てれめんてえかに、まんてえか、
金欠、貧乏人には町のローンへ、
効能は大銀行、大企業、外資、
そのほかお金持ちには、いっさいがっさいバッチリ効く。
いつもは一貝で百文だが、今日はひろめのため、消費税を添え、
年金、健保もおまけにして、二貝で百文だ。


ご用とお急ぎでないかたはゆっくりと見ておいで。より。
=================

上の文は2005年9月の記事です。
さて、
麻生さん迷走していますね。
私も今、郵政民営化 見直し で各紙、報道を見ていますが、、、
うううう====ん。
ウウウウウウウ〜〜〜〜ン。

なんて言うのかぁ、
どこから書き始めたらいいのか???
麻生発言から?
いやぁ、自民党の反応から???

イヤイヤ、
やっぱり、諸悪の根源(と、私は思っています)のアノヒトからかぁ?????

と、言う事で2005年の悪夢が蘇ります。
あのとき、どんな思いで記事を書いたかと2005年9月に遡ってみました。
鳴かせて 見せた 総選挙と言うタイトルで、あの郵政選挙の自民党大勝を書きました。
「郵政は入り口」だと言った小泉さんの言葉、4年後の今、中身のあまりのドロドロに入り口の見直しを迫られています。


さてさてさて。
どうなることやら。
そもそもの元凶であるこの問題に関しては、
今後も引き続き見ています。

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2009.02.06

ピンクのイグアナ

リクイグアナ:ピンク色は新種 ガラパゴス諸島

ふぅ===む。
今年はチャールズ・ダーウィンの年。
ガラパゴスのイグアナたちも活躍ですね。
「南米エクアドルのガラパゴス諸島の一部地域だけに生息するピンク色のリクイグアナが、約500万年以上前に他のリクイグアナから分かれて進化した最も原始的な新種と分かった。」
と、ニュースにはあります。

血液をDNA分析した結果、良く知られている黄色い種とは遺伝的に遠いもので、
ガラパゴス諸島が形成される前の約570万年前に、黄色い種の祖先と分かれて進化したと推測されたとのこと。

ダーウィンはこのピンク種は目にしていなかったそうです。

それにしても、この貴重なイグアナ、絶滅の危機にひんしているとのこと。
保護が必要とされています。

そういえば、先日オオタカの棲む森が開発されると言う事で、住民から保護していこうと言う声が挙ったというニュースを聞きました。
沖縄のジュゴンもそうです。
絶滅危惧種については保護団体や法律があり、
基本的には守られているはずですが、、、
が、、、
ジュゴンの棲む海が、今、埋め立てられようとしたり、
あるいは知らないうちに開発されて絶滅したり、、、と色々あるのでしょうが、
いずれにしても、保護できる動植物に対して、よりいっそうの環境整備をねがうものです。

ピンクのイグアナ。
なんとしても守りたい。
ジュゴンも、
オオタカも、、、

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2009.02.05

再分化する不死のクラゲ?

危機を迎えると再分化する不死のクラゲと言うニュースを見ました。
これは面白い!!!

このクラゲは「Turritopsis dohrnii」という学名で、成長すると人の小指のツメほどの大きさになるクラゲだそうです。
==============
Turritopsis dohrniiは通常、海中を漂う精子が卵に出会うという昔ながらの有性生殖を行い、ほとんどの場合は普通にその一生を終える。「だが、飢餓や体の損傷といった存続の危機に見舞われると、死を待つ代わりに、既存のすべての細胞を未成熟の状態に転換する」
===============

凄い!!!
さらに続けて読むと、
===============
このときTurritopsis dohrniiは、まず嚢胞(のうほう)に変身してから、ポリプ(イソギンチャクのように岩などに固着する形態)のコロニーに成長する。ポリプは本来、クラゲの一生の中では初期の段階に当たる。この過程でクラゲの細胞は再分化する場合が多く、筋細胞が神経細胞になったり、精子や卵になったりすることもある。ポリプのコロニーはやがて無性生殖を行い、遺伝子的に同一のクラゲ(元の成体のクラゲのほぼ完璧なコピー)を何百匹も産み出す。
===============

凄い!!!
再分化する場合、筋細胞が神経細胞になったり、精子や卵になったりすることもあるようで、無性生殖の後、同じ遺伝子をもった固体が何百匹と生まれ、種は保存されるのですね、、、
ううううう====ん。
さらにニュースには、このクラゲの凄さが説明されています。
「もう1つの謎は年齢をさかのぼるという驚くべき能力の仕組みだが、このクラゲは非常に効率的な細胞修復のメカニズムを持っていて、そのために時間が経過しても“老化”しないで年齢を重ねることができるのではないか、と」

ほぉっ〜〜〜〜=
ですね。

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地球に最もよく似た太陽系外惑星

地球に最もよく似た太陽系外惑星を発見と言うニュース。
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これまで観測されたもののうちで最も地球によく似た太陽系外惑星が発見された。大きさは地球の大きさの2倍以下で、その密度も地球に近いと考えられている。
この惑星『COROT-Exo-7b』は、390光年離れたところにある、太陽によく似た恒星の周囲を軌道を描いて回っている。
=============
地球と似ている岩石惑星とはいえ、温度や湿度の環境は違う故、生命存在に関しては何とも言えませんが、
それでも、ワクワクするニュースです!

地球型の星、存在すると言う記事を以前書いたのですが、この時はすばる望遠鏡が「地球型惑星誕生の現場」を撮影している可能性がある、と言う事で天文ファンを沸かせました。

「名ある星春星としてみなうるむ」
と詠んだのは山口誓子。
「茫と見え又ひつづつの寒昴」も誓子。
春はかすむと言うイメージが強くて、
そのあたたかで穏やかで、なんとも淡い装いが夜の星たちにも当て嵌まるか、
と、
思いきや、
実はそうではありません。
春の星は鮮やかで強烈です!
春の大三角形
アルクトゥルスとスピカと、しし座のデネボラで、つくる「春の大三角形」。
アルクトゥルスのオレンジ色とスピカの青白い色が「春の夫婦星」と呼ばれるこの二つの星が見えるころ、
「あああ、、、春だ」と実感します。


と、言う事で今年も天文ファンはドキドキ、ワクワク。
空で繰り広げられる華麗な舞台。
見逃せません!

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2009.02.04

春です

立春です。
春めく光と風に揺られ、花々の季節。
重なった木々からも風のゆらぎとともに、光がザワザワと届きます。
そんな季節がやってきました。
IMGP0559


さてさて私は朝から掃除。
そうです、昨年も書いたように玄関に散らばった豆を集めていました。
昨年は仙崖和尚に登場頂いた立春でしたが、今年はやっぱり風狂の一休さん
一休さんについては何回か書いたのですが、
私の中では、やはり水上勉さんと重なります。
ご自身の著書の帯に一休について以下のように書いています。
=============
間はなぜ瑣事に悩み、色に惑うのか。
悩み、惑い続けながら、なぜ「生」に執着し「色」に執着するのか。
自ら煩悩の熱い炎に焼かれ身悶えしながら、なお人間の真実に迫ろうとする水上勉が、一筋の光明を求め、「心経」を一休和尚に問い、正眼国師に質す。
その苦悩の果ての悟りとは、、、、、
(水上勉、般若心教をよむ、の帯)
==============
水上勉は一休が好きでした。
またその生き様は、そうであらんとしていました、、、

一休さん。
なかなかに食えない和尚。
そして魅力あるその生き様に人は己の煩悩を重ねるのでしょうか?
「仏といふも、さとるといふも、名はかはれども、おなじみちなり。我が本心をさとる人を、すなはち、仏となづくるなり」
なんて殊勝な一休さん。
が、
あるときは、
「釈迦といふ いたづらものが世にいでて おほくの人をまよはすかな」
なんてイカニモとポンと膝を打つ様なすぐれものがあったり、
その他、まぁ色々、イロイロ、あるんです。

そんな一休さん。

正月には有名な
「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし 」
と、言う歌を残しました。
正月は一つの通過行事。
迎える事ができた喜びと、未来への様々な思いが交錯して、
結局「今」が大事と言う事でしょうか。

と、言う事で今日は立春。
新しい季節と出会いの第一歩の日です!
IMGP0557

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2009.02.03

天の邪鬼について

IMGP0545

今日は節分。
豆まきです。
鬼さんが大活躍の日です。
あちこちで微笑ましい光景が見られることと思います。

さて、
先日、センター試験の国語の問題が、子どもの遊びを題材にして、そこから見えて来る政治を書いた本から出題されたのですが、「鬼」についてチラリと書き込んであったのですが、
鬼と言えば、節分。
と、言う事で、何回か書いた鬼ですが、今日は「あまのじゃく」について。

あまのじゃくは「悪鬼神もしくは小鬼、また日本の妖怪の一種とされる」とwikipediaには書いてあります。
そもそもは日本神話から出ているのです。
天探女 ( アメノサグメ )が天の邪鬼に変わったのは経緯は以下のようです。
===============
荒神に服従を説くという任務を忘れ、8年ものあいだ葦原中国に居着いている天若日子の元に、天照大神の詔を伝えるために雉名鳴女が派遣されて来ることを事前に天若日子に伝えた。このことによって雉名鳴女は天若日子に矢で射落とされることになる。探女はその名の通り、人の心や未来を探ることが出来るようだ。元々、動物の声などを聞くことの出来るシャーマンが神格化されたものと思われる。
日本に仏教が渡って来て以来、天探女は人の心を読みそれと反対のことをする天邪鬼(あまのじゃく)へと変わっていった。
================
もともとはシャーマンだったのですね。
同じ様な能力でも「さとり」は姿形は異形のものですが、
天の邪鬼は、人間と同じ、あるいは多分美しい女性だったのですが、
仏教到来ですっかり悪者。
毘沙門天に踏みつぶされると言う可哀想な運命をたどります、、、
この辺りにも日本古来の神道から仏教へと変遷していった歴史をかいま見る事ができます。

ただ民話の「あまのじゃく」はなかなか可愛いものもあります。
良く知られているあまんじゃく伝説箱根山のあまのじゃくは、物悲しくも美しく民話が語る「よわきもの」への哀愁溢れ、良いですね。
一方、
うりこ姫での役割は悪者としてのあまのじゃく。

小鬼ゆえ、いろんな作品に使われやすく、それゆえ親しまれ、
今なお、いきいきと生活に食い込んでいる「あまのじゃく」。
で、
あなたは「あまのじゃく」ですか???
私は、、、
そりゃ====
です。

と、言う事で今日は節分。

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2009.02.02

築地市場移転先、発ガン物質検出問題

築地市場移転先、公表の115倍 発ガン物質検出を都報告せずと言うニュース。
書こうと思いつつバタバタしていたのですが、
ウウウウ=====ン。
ですね。
マッタク。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
築地市場(東京都中央区)の移転先の豊洲地区(江東区)の土地から、公表値の約115倍の濃度の発がん性化学物質「ベンゾ(a)ピレン」が検出されたとする調査書を東京都が6月に受理していたにもかかわらず、汚染対策について議論する公開の専門会議の最終会合(7月開催)でその結果を報告しなかったことが26日、分かった。都は「報告事項に該当しない」として、10月末まで調査書の結果を把握する作業を放置したため、同会合で公表できなかったと説明している。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

分かっていたのに報告しなかった,と言う事です。
ニュースによれば、
今回判明したのは、都が昨年2〜4月の詳細調査に続く絞り込み調査で検出された発がん性物質ベンゾ(a)ピレンで、2007年8〜9月に同地で検出された土壌一キログラムあたり最高5.1ミリグラムの最高115倍にあたる590ミリグラムが検出。

と、縷々見ていくと、最後に都の言い分があります。
「データを調査業者の報告書で把握したのは提言後の九月末だ。今後都条例にもとづく調査の結果とともに公表するつもりだった」とのこと。
ふっ〜〜〜〜〜。

データーは隠し、一方で市場移転の作業は強行。

これはあんまりではないかと思います。
以前移転問題について書いた事があります。
それは昨年の7月だったのですが、
その時の記事にも既に危惧を表明していました。
===========
予定地の土壌からは発がん性物質のベンゼンが環境基準の4万3000倍、猛毒のシアン化合物が860倍、地下水から1万倍のベンゼンが検出されようが、そんなことは知ったこっちゃない。
と、言うことです。

一応、都も対策と称して、
『汚染は処理する』と言います。
しかし、これだけ高濃度の汚染がある地域での対策が短期間で万全になされる保障はありません。
==============

結局、国民や都民の安全は二の次、三の次という今までの多くの政策の一つであることを実感。
そういえば、BSEはどうなったのか???
汚染米はどうなったのか???
耐震偽装は今はどうなったのだろう????
世間をお騒がせしていたアレコレの問題が、結局はウヤムヤになって、
いずれ力で押し切られていくのだろうか???

そんな政治に諦めてはいけません。
小さな、チイサナ声であることは知っているが、やはり書き続けていこうと思いながら、、、、、

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2009.02.01

2月を迎え

今日から2月です。
月の経つのは本当に早いなぁ、、、と思います。

2月の空は星が美しい。
空気がピィ==ンと張っていて、遠い空からの光の届ものは、
ひときわ際立ちます。

♪冬の星座
木枯らしとだえて
さゆる空より
地上に降りしく
奇(くす)しき光よ
ものみないこえる
しじまの中に
きらめき揺れつつ
星座はめぐる

ほのぼの明かりて
流るる銀河
オリオン舞い立ち
スバルはさざめく
無窮(むきゅう)をゆびさす
北斗の針と
きらめき揺れつつ
星座はめぐる


先日、友人がこの歌をコカリナで吹いてくれました。
とても澄んだ美しい音を出すコカリナ。
私も早速、やってみようと、購入。
家でちょっと吹いてみました。
難しい、、、
ウワッ、
ウワッ。
とコカリナならぬ汗吹き吹き、やっています。
夫からは「その曲、なぁ===にぃ」と聞かれ、
「故郷」と憮然と答える私。
「えっ???
あっ、そう、、、」と夫。
この返事がまた腹ただしい。

とかとか、言いながら、今、コカリナ、やっています。

今日から2月。
冬の暑い着物を脱ぎ、春の装いをするように、
私も軽やかに、と願いながら。


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