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2009.02.12

宇宙暗黒時代の終わりに迫る

すばる望遠鏡、宇宙暗黒時代の終わりに迫ると言うニュース。
「宇宙を満たす水素ガスは、約10億年前に誕生した最初の天体が放つ紫外線によって「イオン化(陽子と電子に分離した状態)」したと考えられ、今もその状態にある。では、その天体の正体は何だろう? すばる望遠鏡は宇宙が若かったころの銀河を次々と観測し、そのなぞに迫った。」

フゥ===ム。
フムフム。

約120億年前の多数の銀河から、水素原子をイオン化する強い紫外線 (イオン化光) の検出に成功したと言うことですが、天文学的数字とはよく言ったもので、
約120億年前の光ですかぁ、、、
そして、この意味するところは、
宇宙誕生から約10億年後 (およそ125億年前) に起きた「宇宙暗黒時代の終わり」=「宇宙再イオン化」という現象の謎を解明するための重要な成果だそうです。
つい2か月前、ふたご座流星群について読んでいた雑誌には「宇宙の第一世代」について書いてあって、興味深く読んでいたのですが、、、
宇宙晴れ上がりに宇宙暗黒時代。
すばる望遠鏡は次々と謎を明かしてくれます。
ロマンは広がり、
宇宙は手元に届き、
そしてまた大空に羽ばたくのだろうが、、、

さてさて、そんな宇宙。
今回は、宇宙再イオン化の話。
これについてはすばる望遠鏡のホームページが詳しい。
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宇宙初期の銀河からのイオン化光により引き起こされたと考えられていますが、銀河からイオン化光を検出した例はこれまでわずか2例しかなく、実際に銀河がどれくらい宇宙再イオン化に貢献したのかは分かっていませんでした。今回発表された研究では、すばる望遠鏡主焦点カメラの性能を活かした観測手法によって、一挙に17個もの銀河からイオン化光を検出し、このような遠方銀河が宇宙再イオン化に大きな役割を果たしたことが示されました。この研究成果は、謎に包まれている「宇宙暗黒時代の終わり」の解明に向けた重要な一歩と言えるでしょう。
==============

フゥ====ム。
と、言うことでさらに読み進みながら今回の成果がどんなものか見ていきましょう。
「ビッグバンから約1分後、宇宙には陽子と中性子、および電子だけが存在していました。当時の高温の宇宙でそれらはばらばらに飛び回っていましたが、宇宙の膨張にともなって温度が下がると、陽子と電子が結合して水素原子になりました。その後も宇宙は膨張をつづけ、徐々に冷えていきました。この時代にはまだ天体は生まれておらず、「暗黒時代」と呼ばれています。」

と、言うことでこの暗黒時代は、宇宙最初の天体からの光によって終わりを迎えたそうです。
闇に閉ざされていた宇宙に光が届いた瞬間。
暗黒時代は文字通り幕を閉じたのだが、、、
さて、これらの天体からの光とはなんだったのか???
それは、
91.2ナノメートルよりも波長の短い、強いエネルギーをもつ光(イオン化光)で、水素原子を陽子と電子に分離する(イオン化する)ことができるものでした。
なるほど、了解。
そして、
宇宙誕生から約10億年後(およそ125億年前)までに、宇宙空間(銀河間空間)のほとんどの水素原子がイオン化されたことが分かっています。いったん結合した陽子と電子が再び分離しイオン化したこの現象を、「宇宙再イオン化」と呼ぶそうです。

ふぅ宇宇。
それが「宇宙再イオン化」かぁ。
その後、銀河間空間はほとんどがイオン化されたまま、現在に至っているとホームページには書いてあります。

さらに読み進み、
今後の研究成果に期待が膨らみます!!!

さてさてさて。
宇宙。
本当に宇宙は不思議ですねぇ。

そう言えば、昨日も書いた茨木さんのこんな詩があります。
===============
「水の星」

宇宙の漆黒の闇のなかを
ひっそりまわる水の星

まわりには仲間もなく親戚もなく
まるで孤独な星なんだ


生れてこのかた
なにに一番驚いたかと言えば
水一滴もこぼさずに廻る地球を
外からパチリと写した一枚の写真

こういうところに棲んでいましたか
これを見なかった昔のひとは
線引きできるほどの意識の差が出る筈なのに
みんなわりあいぼんやりとしている

太陽からの距離がほどほどで
それで水がたっぷりと渦まくのであるらしい
中は火の玉だっていうのに
ありえない不思議  蒼い星

すさまじい洪水の記憶がのこり
ノアの箱舟の伝説が生まれたのだろうけれど
善良な者たちだけが選ばれて積まれた船に
子子孫のちたらくを見れば  この言い伝えもいたって怪しい

軌道を逸れることもなく  いまだ死の星にもならず
いのちの豊饒を抱えながら
どこかさびしげな  水の星
極小の一分子でもある人間が  ゆえなくさびしいのもあたりまえで

あたりまえすぎることは言わないほうがいいのでしょう

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何回読んで素敵な茨木さんの詩とすばる望遠鏡に思いを寄せて。
さいごに
「あたりまえすぎることは言わないほうがいいのでしょう」と私も結ぼう。

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コメント

いやあ、難しくてついて行けませんね。
クラシックに「惑星」と言う曲がありますが、「木星」が一番好きです。動画付きのコンサートを無料で配信してもらい、時々懸賞に当たったサウンドシステムで(スピーカー5個つき)視聴しています。でも、何と言っても最高の曲はドボルザークの「交響曲第九番 新世界より」です。また、クラシック音楽の話が出来れば良いと思っています。

投稿: hitoriyogari | 2009.02.12 17:42

hitoriyogari さん。
コメントありがとうございます。

ホルストですかぁ。
私も好きです。
今、思い出してまた聴いていますよo(*^▽^*)o

惑星ですか。
子どもがよく聴いていたのです。

平原綾香さん「Jupiter」で有名になりましたね。
http://listen.jp/store/artist_1163166.htm

「のだめカンタービレー」でも話題になったですよね。

とても優しい曲ですね。
おっ、今「木星」が流れています。
http://listen.jp/store/artist_1163166.htm


と、いうことで
またクラシックのこと、お教えくださいね。
楽しみにしています。

投稿: せとともこ | 2009.02.13 10:17

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