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2009.02.27

男と女は「美」の把握が異なる???

男と女は「美」の把握が異なる:脳の研究で違いが明らかにと言うトピック。


今度は美しさと脳の部位。しかも男と女という性差までついています。
と、言うことで興味深く記事を読みました。
要約すると、美しいと感じたとき活性化する脳の部位に男女差があるのだが、
その部位は、
男性の場合、ものの絶対的な位置(X軸、Y軸の座標平面上のどこにあるか)の把握をつかさどる箇所。
一方女性の場合、脳の同じ箇所が活性化されるが、そのほか、ものの相対的な位置(上下や前後関係)の把握に関わる部位も活性化される。
というもの。

そしてその理由は先祖が狩猟採集生活をしていた頃の進化論的圧力の結果生じたものではないか?
つまり、
「今日、狩猟採集生活をしている集団では、男性が狩猟を、女性が採集を担当している。この体制が先祖たちの行動にも当てはまるとすれば、男性には空間定位能力を高める方向で、女性には食べられる葉や茎を見分ける能力を高める方向で、選択圧がかかったものと考えられる」と提唱者のCela-Conde教授は説明しているそうです。


フゥ〜〜〜ム。

美しいという感覚と、生活手段としての狩猟や穀物採集の方法手段が、どのように脳に影響を与えたのか、これだけではわかりません。


そもそも、こうした活性部位は男女の役割分担が明確になる前から存在していたものかもしれない。
実際、先の研究でも「脳の活性した部分はチンパンジーと分化した初期の段階に根ざしたものではないかと推測しているそうでうが、5〜6000万年前、ここで言われるような性差って顕著だったのだろうか???

私はむしろこの美しいと感じる部位は「本能」と結びつくものではと思うのだが、、、
どうなのだろう???

つまり、進化の過程で獲得したものというよりは、生殖と、種の保存と不可分ではなかったのだろうか???
この部位の発達の違いがその後の人類とチンパンジーの決定的な分岐になったかもしれないが、
少なくとも今回の研究のように性差と結びつけるのはどうもと思います。

いずれにしても、面白い研究ですね、、、
後続の結果に注目です!

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コメント

昔は体の違いの研究だったようですね。人種による違いとか。いまでは脳の研究で違いがでてきてますよね。

人種同様、男女も違うらしいんですけど・・・。

身体同様個人差もありますしねえ~。
なんでもいいけど、理論を悪用?されないこと願います。

投稿: あゆ | 2009.03.03 13:14

あゆさん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。

そうですね、、、
性差って本当は属性なのにねぇ、、、
なんというか生まれたときの小さな部分の違いがその後の人生に大きく関わることは、
ある意味両性にとって不幸でもあります。

うううう〜〜〜む。

最後に言われているように、
いずれにしても、いろんなことが悪用されないように、そして、そのためには私たちのリテラシーが高くなることが大切なのでしょうね、、、

投稿: せとともこ | 2009.03.03 13:59

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