小沢さん、、、国会で明らかにしましょうよ。
先のエントリー小沢さんに瑕疵はあるのか???のコメントで今、話題になっていることは「違法性」についてです。
つまり、政治資金収支報告にうそを届け出たかどうかを問題にしています。
と、言うことで今日は「小沢さんの罪の是非」について考えていきます。
本当に小沢さんは「形式犯」だけなのか???
東京地検の起訴事実によると、秘書は2003年〜06年までの4年間、資金管理団体と政党支部で西松建設からの献金計3500万円を受けたのに、それぞれの政治資金収支報告書に、西松建設のダミー(隠れみの)政治団体からの献金と虚偽記載しました。
これについては、各種新聞、報道でも知らされているところです。
そして、検察は
3500万円もの企業献金を、政治団体からの献金だとうその記載をしたいうことで起訴しました。 本当はもっと長きに渡りこの手法で企業献金を受けていた疑いもあります。
ダミー政治団体からの小沢氏側への献金は、ダミー設立の1995年から始まり、団体が解散する06年まで12年間も続いていたことも白日のもとに晒されています。
献金総額は政治資金収支報告書で1億2900万円とも言われています。
巨額献金。
政治資金規正法は第一条でその目的について、次のように謳います。
「政治活動が国民の不断の監視と批判の下に行われるようにするため」とし、政治資金の収支の公開や政治資金の授受の規制を通じて、「政治活動の公明と公正を確保し、もつて民主政治の健全な発達に寄与することを目的とする」と。
もう一度おさらい。
「政治活動が国民の不断の監視と批判の下に行われるようにするため」です。
国民の不断の監視と批判の下である今、政治資金の収支の公開や政治資金の授受の規制を通じて、「政治活動の公明と公正を確保し、もつて民主政治の健全な発達に寄与することを目的としているかを、すべからく明らかにしてい欲しい、、、
公開の場、国会で。
公平で公明であったか???
西松への国や自治体の公共事業の受注を有利にしようとしてのではないのか、、、へと結びつきます。
すでに情報として地元でのダムや空港などの公共工事を受注したこと、随意契約云々についての疑惑は後を絶ちません。
小沢さんサイドは「記載ミス」と言うが、西松の証言では「小沢さんからの要求である」と元幹部は認めています。
これも情報操作というのか、、、民主党は???
陸山会の献金要求は毎年のように請求がくると告白している建設会社の証言もあります。
これも捏造というのか???
民主党は。
地元では「小沢事務所の力の大きさは凄く、応援しないと仕事がこない」と言う声もあります。
これはヤラセというのか。
民主党は。
本当に形式犯か。
賄賂ではないのか????
知れば知るほど疑惑浮上です。
本当に、ほんとうに西松に便宜をはからなかったと、胸をはって言えるのか???
もともとは、
私たちの税金。
どんな風に使われていたのか、、、
気になります。
なぜ、民主党は率先垂範して「国政調査権」で明確にこの問題をしていこうとしないのか、、、
検察の違法だと、、とか、
軽微な形式犯だとか、
果ては違法ではない。
とかとか言い募っても、多くの国民は納得してないのです。
小沢さんと西松に。
ならば、司法当局に任せるのではなく、国会自らが国政調査権で調べるべきでは、、、と考えます。
そもそも、この政治資金規正法は、以前のエントリーでも挙げましたが「ザル法」です。
大物政治家で疑われた人も 多数。
しかし、検察当局は政治資金規正法違反容疑で、何人かの政治家や秘書を摘発しましたが、立件しなかった事実は山ほどあります。
だから、今回の小沢さんも「おめこぼし」をしていいのか、、、というとそうではありません。
誰であろうと、
政治と金の問題に対して疑惑がでたら、
国会の場で明らかにして欲しい、と願う私です。
違法か違法ではないか、、、在野でアレコレというのではなく、、、
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コメント
事実誤認がありませんか?
小沢サイドは記載ミスなんて発言していますか?
地検とは認識の相違と言っていませんか?
贈収賄についても堂々と何も無いと最初から発言していますよ。
あなたが信じないのは結構ですが、無い方に説明責任があるのではなくて、あるという方が証拠を挙げて立件すればいいのです。
マスコミ情報を固くなに信じていらっしゃるのは結構ですが、
ダミーとの認定も、虚偽記載も、検察側の一方的な論理ですよ。
何度も言いますが、法律には寄附先を記載しろと書いているのですよ。それでどうして虚偽記載なんですか?
説明して下さい。
約30名全員が全員虚偽記載なんですか?
それなら約30名全員に国会で虚偽記載について説明を求める方のが筋ですよ。
そして、石川でも、沖縄でも、西松は受注していますよ。
全部怪しい贈収賄なんですね?
それなら、約30人全員国会で贈収賄のないことを説明、立証求めないと不当ではないですか?
与党議員のほうが直接的に職務権限ありますよ。
特に尾身元沖縄担当大臣等はバリバリですよ。
現金授受、しかも裏金授受の真っ黒クロスケ二階経済担当大臣なんて、もっとバリバリに疑いがありますよ。
どうして地検は小沢秘書だけ逮捕したのでしょうか?
瀬戸さんは、どうして、他には言及しないのですか?
小沢代表は、マスコミで酷く報道されただけで、状況は彼らと違いませんよ。
民主党にだけ言及するのは何故ですか?
贈収賄なら、野党党首にどのような職務権限があって、国土交通省等が受注工作に協力できるのですか?
国土交通省も協力していなければ成り立たないのではありませんか?
起訴も何もないのに、適当な感情で、国会で無いと発言していることを説明?立証?せよとはちょっと暴論ではないですか?
あるのなら地検が立件すれば済む話です。
一方的ではバランスが悪いので書いてみました。
瀬戸さんの変わらないところがイイ。
流石にもう登場しません。ご迷惑をお掛けしました。
怒らないで下さいね。
投稿: scotti | 2009.04.03 01:10
こんにちは、scottiさん。
変な話をしますね。ずいぶん昔なんだけどかみさん連れて旅行に出かけましてね。田舎道で50キロ制限なんだけど、走りやすい道で、ふと気が付くと70キロくらい出てしまう訳ですね。それでも、前の車も後ろの車もそのくらい出しているので、気楽に走っていたら、前に赤い旗だされて、「はいこっちらに・・・」なんてね。15キロくらいの速度違反だったかな(笑)。文句は言いましたよ「前の車だって・・・」なんてね。側道にはいると止める車が2台くらいのスペースで私含めて2台が止まっていたので、つまり、ちょうど一台処理して、駐車スペースが空いたところに私が通りかかったって訳ね。私の前の車は「はいじゃあ次ぎ」とやる前に通り過ぎて、私はそこに通りかかったから捕まっちゃったのね。
なんていうかな、一罰百戒ってのはそういうものでは有るんですね。違反は多くの人がやっている、全部を捕まえることはできない、かといって野放しにはできない、だから、とりあえずどれかを捕まえて、そのことで他の者にも戒めを与えるなんてね。
私の前の車は運良くというか捕まらずに私が運悪く捕まった。だからというって私が違反してないのに捕まった訳では無いのね。違反は確かにあるのね。速度違反の一罰百戒はタイミングで誰が捕まるかの違いが出て、政治資金規正法の場合は「立証しやすい」ののが捕まるという差はあるけど、一罰百戒の場合に「みんなやっている」はあまり関係が無くて、捕まった奴はやはり違反はしている訳ね。
>地検とは認識の相違と言っていませんか?
まさに、多くの政治家が「間違った法認識」でやっていることが問題なんですね。つまり、「Aからの献金であっても、政治団体Bを通してそこからの献金と記載すれば企業献金ではないと扱って良い」という規制法認識でやってきたわけです。常識で考えて分かることだけど、そういう法認識は法を骨抜きにしちゃうんで、どこかで戒め無くちゃなら無い訳ね。そこで一罰百戒が動いただけの事です。
なんていうかな、国策捜査みたいな話がでているけど、私は違うと思っているのね。どうも検察は一罰百回じゃなくて二罰、三罰くらいまでは広げそうな感じを受けているのね。
むしろマスコミに関しては国策報道になっている気はするのね。つまり自民党も民主党も「こうやりゃ、違反には成らないんだよね」と皆やっていることが、「それはやはり規制法違反なんだから止めようよ」というのでないと一罰百戒の意味が無いよね。その方向に報道するのを避けている感じは受けています。
投稿: 技術開発者 | 2009.04.03 09:58
愚樵さんもscotti さんも、政治資金規正法を理解しているのか疑問です。
> まず小沢サイドの政治団体から献金があった。献金の事実そのものには争いはないわけです。その団体献金が虚偽記載、内実は企業献金だったという容疑ですね。私も詳細は分からないのですけども、単に内実が企業献金だからといってそれだけで違法になるのではない。
いいえ、「内実が企業献金」と証明・認定されれば、それだけで違法です。
秘書はそれを知っていたとして「虚偽記載」の罪に問われていますが、もし、それを西松からの献金であると「虚偽」なく書いていたらどうなるか?愚樵さんのおっしゃる通りなら違法にならないはずです。
しかし、政治資金規正法は、企業が献金していいのは政党の資金管理団体だけで、政治家個人の資金管理団体への献金は禁止している。だから、小沢氏個人の管理団体である陸山会に、企業からの献金事実が判明すれば、その時点で規正法違反となります。神戸製鋼所の事例(詳細は↓)はこれです。
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51093278.html
>政治団体に活動実態がなかったとか、企業献金の実態を政治家サイドが詳細に把握していたとか、いろいろと構成要件があるわけですよね。
それは、「内実が企業献金」であるとか、それを「虚偽記載」したという事を証明するための構成要素です。つまり、規正法違反を根拠に政治家サイドを罰則を問えるかどうか?の要素です。
受け取った側を罰則に問うための立件をするには、「違法献金を知っていたのに虚偽の記載をした」という証明が必要だという技術的な意味があるだけです。
仮に、献金した側を罰則に問う場合なら、「企業献金を政治家個人の資金管理団体に行った」と証明するだけで十分です。
この、違法か?と、それでどういう「罰則」に問えるか?とは、別レイヤーの問題ですので、ごちゃ混ぜにしてはいけないと思います。
まー、政治資金規正法は「ザル法」であり、罰則に問うことが難しいという事の証明でもありますが、しかし、「企業献金を政治家個人の資金管理団体に行う」という行為自体が、法律違反であることは揺るぎない事実です。
で、我々が問題にしているのは、こうした疑いが生じているという政治責任の問題です。それで小沢氏サイドを具体的にどんな罰則に問えるか?という技術的問題はプロが考えることです、。しかし、「違法献金」をきれいな「表金」であるかのような偽装をして受け取っていた「疑惑」が生じている状況での、政治家としての説明責任問題を問うているのです。
誰であれ、いつであれ、こうした「疑惑」が浮上したら、「説明責任」を政治家が果たす責務があるのは当然ではないでしょうか?
投稿: Looper | 2009.04.03 10:35
scotti さん。
技術開発者さん。
Looperさん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
scotti さん。
仰るように小沢さんだけでなく、二階さんも、これからバンバン調べる予定。
請うご期待。
おまちください。
私はあなたと対話しながらギャンギャンとやりあい、
本当に楽しかったのですよ。
決して怒ってなんかいません。
怒るはずがないじゃないですか!!!
本当に願っているものは同じなのだから。
あっ、、、そうそう、サンフレッチェもね、、、
と、言うことで、これからも誰それということなく「政治と金」について書きますので、どうぞお付き合いくださいね。
では、、、
技術開発者さんとLooperさん。
poohさんちではお疲れさまです。
面影さん、なんだか興奮していますね。
ちょっと心配です。
どうしたんだろう???
菊池さん登場が、引き金か???
面影さんも、なにやらかわゆらしいところもあるんですが、
ことニセ科学に対しては?????ですね。
今度、此方でもエントリーを挙げる予定ですので、
その折は、またご教示、アドバイスお願いいたします。
それから面影さん>
もし、ご覧になっていたら、お手柔らかに。
では、、、
投稿: せとともこ | 2009.04.03 12:27