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2009.05.23

国内総生産速報値から

内需拡大と政府はさかんに言うのだが、、、
だが、、、
結局、お題目だったのか???

内閣府はこの20日1〜3月期の国内総生産(GDP)速報値を発表。
それによると、
物価変動の影響を除いた実質GDPは前期比4・0%減。
そして、
この増減率が1年間続いた場合の換算値(年率)は15・2%減。
昨年10〜12月期が年率14・4%減に下方修正されたため、減少幅は第一次石油ショック後の1974年の1〜3月期(年率13・1%)を上回り、なんと2期連続で戦後最悪を更新。

内訳をみると、
実質GDPを需要項目別で、
個人消費は前期比1・1%減。
設備投資は前期比10・4%減。
輸出は自動車、電機、半導体などが不振のため、前期比26・0%減。

また、
実質GDP減少率への影響の大きさを示す寄与度は、内需がマイナス2・6%で、輸出から輸入を差し引いた外需がマイナス1・4%。

これに対して、
与謝野経済財政担当大臣は「景気が急速に悪化し、厳しい状況にあることを反映したものと考える」との談話を発表。

うううう〜〜〜ん。

こうしてみると、消費の冷え込みが、やはり苦しいですね、、、
そりゃ、消費者にしたら、そうそう簡単に財布の紐は開けられません。
ぎゅっ〜〜〜〜〜と締めています。
締めていても、生活費はかかるのだが、、、

所得 20年前の水準 07年、世帯は556万円に減なんてニュースを読めば、さらに納得。

そう言えば、
公務員の夏のボーナスを0.2ヶ月カットと言うニュースが出ていましたが、
公務員のボーナスカットは、民間へもはね返っていくので、結局、ゼェ===ンブの労働者に影響が及びます。
ますます消費は冷え込み。
そんな定額給付金なんて、ことで誤魔化しても、
なんだか、、、なぁ。

しかも、
しかも、、、
麻生さん。
20日の参院予算委員会で、「鉱工業生産指数などは上向き」と述べているのですが、総選挙への対策、リップサービスなのでしょうか?
実感として景気の上向きは感じられない。

同じく東京新聞のニュースに日銀総裁 景気『最悪期脱した』 GDP大幅改善期待なんて楽天的な日銀総裁の見方が載っていますが、
「輸出や生産の急速な悪化が下げ止まりつつあるとの判断が背景にある。」との総裁の弁です。
輸出と言っても、
現実には、
鉱工業生産の持ち直しは、輸出大企業がかつてないスピードで国内外の在庫を減らしたためなのです。
従来型の輸出主導の一時的な「回復」にすぎないのです。
そして、これは言うまでもなく、
外需頼みと言うことか???


麻生さんが、本当に内需拡大を考えているのなら、
今、すべきことは、やはり、雇用の拡大と保障ではないかと思うのですが、、、
個人消費拡大を図ることが、結局は経済の底辺を厚く、広くしていくものでは、と考えます。

さてさて、、、どうなることか、今後の動きに注目です。

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コメント

内需はGDPの6割占めるらしいですね。中間層の没落で世界大恐慌なったとアメリカ史ではいわれてるようです。黄金の中間層(アメリカ社会の主流)の需要が落ち込んだそうです。

 ある意味、戦犯は日本より格差拡大しすぎを放置したアメリカの政策が戦犯ぽぃ?

投稿: あゆ | 2009.05.24 09:59

あゆさん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。

本当にいわれるように「アメリカ」の影響をもろにうけている日本ゆえ、
今回の問題も、アメリカが戦犯(?)かと、思いますね、、、
ただ、それを許してと言うか、唯々諾々であったのは、日本の政府だから。
今は、それを是正するときだと思うのですが、
結局、今まで通りなのですよね、、、
これでは、先は見えない。
と、思うのです。

さて、どうなることか。
です。

投稿: せとともこ | 2009.05.24 17:03

こんにちは、せとさん。

以前、「キンベン村」というおとぎ話を書いたのを覚えていますか。もう20年近く前に組合の機関誌に書いたデフレスパイラルの説明のおとぎ話です。ざっとおさらいをすると、1000人の村人が朝から晩まで働くと1000人が生きていける村があって、その村に2倍の収穫ができるタネがもたらされ、その結果作物が余るので「作り手が多すぎるから」と村人を半分追い出したら、やっぱり作物が半分余る。なんてね、この話は半分ずつ村人を追い出していって、最後の一人も「一人でも多すぎるのか」と村を出て行くところで終わるんですね。

実は組合の機関誌には「キンベン村2」という続編も書いたんです。村から追い出された村人が第2キンベン村をつくるという話なんですね。今度はさすがに「作り手が多すぎる」なんて追い出しはしなくて、余った作物をよその村に持っていっていろいろと交換をするんですね。でも、そこがキンベン村でして普通の消費財なんかは輸入しないんです。性能の良い機織り機とか、その機織り機を作るのに役にたつ優れた大工道具とかあるいはその大工道具を作るための鍛冶屋道具とかを交換して持ち帰っては、布なんかの生産性を上げていく訳です。もちろん村人の生活は服も沢山持てるようになったし家も立派に成ったんだけど、それ以上に村人が、よその村に持っていける交換品も多くて沢山になったのね。ただ、よその村でもそんなに沢山交換するものなんて無いから、持っていく交換品はドンドン値切られてね。それでもキンベン村の人は、できたものが使われずに朽ち果てるのが嫌で、一生懸命働いては、周りの村に物を持っていっては相手が出すわずかの物と交換を続けるなんて話にしたんです。結びは「周りの村の人たちはキンベン村の人たちを「ドレイ」と呼びました」なんて結んだんだけどね。

さて、GNHという言葉をご存じですか?国民総幸福量=Gross National Happinessなんて言います。GNP(国民総生産)、GDP(国内総生産)に代わる指標として使えないかという模索がはじまっているものです。このあたり、前にご紹介した厚生経済学の考え方から出ています。GDPとかが経済景気表す指標であり、それは、確かに国民の幸福と関係はするのだけと必ずしも同じでは無いわけです。現にここ20年、無理矢理GDPは高い水準に維持したけど、国内に置ける幸福度は下がってきたんじゃないですか?
なんていうか、経済に限らず社会というのは色んな切り口で見ないと成らないものだろうと考えています。

投稿: 技術開発者 | 2009.05.26 08:42

技術開発者さん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
いつもながら、たとえ話で、分かりやすく説明していただきありがとうございます。

きんべん村のたとえを読みながら、
人はなんのために働くのか?
パンのみあらず、、、と思いました。
最後に書かれてあるように「生きがい」と言う言葉でも表わされるような幸福感、充実感、そして達成感の大切さを思うものです、、、
今、
そんな目に見えないものの価値が、少しづつ減らされて来ている感がしてなりません、、、
どうなんでしょうか???

投稿: せとともこ | 2009.05.26 14:41

こんにちは、せとさん。

>そんな目に見えないものの価値が、少しづつ減らされて来ている感がしてなりません、、、
>どうなんでしょうか???

我々の知性というのはまだ発達の途中なんですね。我々は、我々人間というものさえ完全に理解はしていないし、その人間が作り上げる社会すら完全に把握できては居ないわけです。でも我々は、「理屈を完成してから生きる」なんて贅沢な事は言えない訳です。とにかく、生きながら「人間ってどういう生き物なんだろう」「人間の作り上げる社会ってどうすれば一番良いんだろう」と模索するしか無いわけです。

私のタイムスケールは、時々皆さんと食い違ってしまうのですが、産業革命から300年、人は「物が沢山ある幸福」を追い求めて来たわけです。「便利なものに囲まれる幸福」を追い求めて来たわけです。それは「物が満ちあふれる様になる」「便利さが満ちあふれる様になる」までは、確かに幸福なんですよ。私は貧しい農家に生まれました。家に一つずつ家電製品が増えていった幸福を知っています。でも、今、私の家に何か新しい便利な物が増えても、その時の幸福には、たぶん及ばないのですよ。たぶん、新しい幸福を探さなきゃならない時期がきている訳です。それは、一人一人が、「どういう時に自分は幸福なんだろう」と自分に問いかけでみるしか無いのかも知れません。それはバラバラでも構わないのだろうと思うんです。物が増える幸福の時は、皆で息を揃えて「物が増える幸福」のために経済を成長させないと成らなかった訳ですが、これからの幸福が、必ずしも皆で息を揃える必要は無いのかも知れないと思ったりします。その、一人一人が自分に問いかける幸福が掴めないので、過去の「経済成長の幸福」に誰もが振り回されている気がして仕方ないのですよ。

こんなことを書くと「じゃあ、お前の幸福は」と言われそうですね。私も良く分からないのですよ。ただ、物に囲まれるのはあまり好きじゃなくなっている気がします。禅寺のドキュメンタリー番組をみていたら、かみさんに「まだよ」と言われてしまったところを見ると、そういう生活をしたいという顔をしてみていたのかも知れませんね(笑)。

投稿: 技術開発者 | 2009.05.26 17:48

技術開発者 さん。
こんにちは。
今日は、またまた楽しいコメントありがとうございます。

「私のタイムスケールは、時々皆さんと食い違ってしまうのですが」
「禅寺のドキュメンタリー番組をみていたら、かみさんに「まだよ」と言われてしまったところを見ると、そういう生活をしたいという顔をしてみていたのかも知れませんね(笑)。」

と言う箇所には思わず笑いました(o^-^o)
微笑ましい、、、

さて、私も頂いたコメントのように、
「経済成長の幸福」に振り回されること」、
それはある意味「作られた神話」のような気がします。
それに振り回される事の愚を思いつつも、
それでも、その神話に隠れて笑っているものに対しては告発を急ぎたいとも思うものです、、、
開発者さんがこのまえ書いてくださったように、
「壊したあとに何があるか???」
も、よくよく考える必要を感じながら、
それでも、目先にはガンガン言わなきゃ、と思っています、、、
ハハハ(^-^;

じゃ、、、またね!!!

投稿: せとともこ | 2009.05.27 12:15

こんにちは、せとさん。無駄話みたいな事を書きましょう。

2月に、本来3月の末から4月にならないと撒いてはいけないペチュニアのタネを手持ちぶたさに堪えかねて1月に保温しながら撒いたなんて馬鹿な話を書いたと思います。その結果の話です。実は今年の2月が異常に気温の高い日が多かったので、発芽は成功してしまったんですね。直径1.5mmほどの双葉が沢山できて、やがてそれが直径5mmほどに成長して葉が増えていき、葉が4~5枚に増えたところで、発芽用の培地から苗用のポットに移植したところまでは順調でした。ところが3月に雨が良く降りまして、気温も低いのでしっかり保温しましたところ、保温しているプランターの湿度が高くなって、ナメクジが大発生して、見事に苗を食べられてしまいました(笑)。もともと、ペチュニアというのは発芽後は乾燥気味の環境を好むのですが、ホットキャップ型の保温では、温度と湿度を両方コントロールするのは難しい訳です。まあ、一株だけ生き残ったのが、植木鉢の中で今花を咲かせていますけどね。かみさんに、「沢山の苗を作ってやる」と言った約束を果たすために、3月にもう一度タネを取り寄せて、今、12株くらいは順調に育っていますけどね(笑)。さらに笑い話をすると、結構珍しい品種で50粒で300円するタネなんですが、かみさんはタネが50粒手にはいると、私が50株育てられると思って「そのくらいあると庭中が・・・」と夢見るので「それは、無理だよ、うまくいってタネの半分くらい」なんて言っていました(笑)。

>それでも、その神話に隠れて笑っているものに対しては告発を急ぎたいとも思うものです、、、

強引な話にしてしまうんですが、季節に合わせてタネを撒き、そして季節に合わせてきちんと生育している苗というのは、不思議にナメクジなんかにやられない、というか害が少ないように見えるんですね(まあ、私が反省して気を付けているせいも有るけどね)。経済成長が本当に必要な時期に、皆できちんと息を揃えて経済成長している社会にも、害虫というかいろんな悪いことというのは発生するわけですが、苗の勢いというか健全な経済の発展力に押されて、あまり酷い被害はあたえることができないのかも知れません。

>「壊したあとに何があるか???」
>も、よくよく考える必要を感じながら、

なんていうかな、害虫の駆除というのもやらなきゃならない(実際、ナメクジさんとは壮絶なバトルをしましたからね)のだけど、自分たちが作り上げようとしている社会に季節外れの無理があるのではないか、みたいな意識も持って欲しいわけです。

投稿: 技術開発者 | 2009.05.28 08:33

技術開発者さん。
こんにちは、、、
(o^-^o)

今日も微笑ましいエピソード、目に浮かぶようです。
( ^ω^)おっおっおっ

季節柄ナメクジはウヒャツ、ですが、
3月にも大発生だったのですか、、、
それは大変。
でもお二人で切り抜けた様が、なんともいいですね!!!
素敵です。

「自分たちが作り上げようとしている社会に季節外れの無理があるのではないか、みたいな意識も持って欲しいわけです。」

そうですね。
予定調和ばかりじゃ面白くない、というか外れたら、それをも楽しむくらいの余裕は持ちたいものです、、、
現実には、ムクムク怒っている私です。
┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

ははは。

いずれにしても、
物事を色んな面で切っていくことは大切ですね。

では、奥様にもよろしく!!!
その後のエピソードもお待ちしています!!!

投稿: せとともこ | 2009.05.28 18:17

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