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2009.05.28

栗本薫さん

栗本薫さん、亡くなったのですね、、、
昨日知りました。
残念です。
淋しくなりました。

栗本薫と言えば、やはりグインサーガ。
途中でへたれた私です。
かなり頑張ったのですが。
グインの強烈なファンというアッテンボローさんは今でも読まれているのかな???

栗本の作品では、
私は、「さらしなにっき」が好きでした。
以前、作家の力量と言うエントリーで村上作品について少しだけ書いたとき、
栗本の「さらしなにっき」の事も書きました。
=============
先日、村上の「鏡」という掌編小説を読みました。
これが面白かった。
非常に。
と、いうか怖かった。
この怖さは、栗本薫の「さらしな日記」の怖さに相通じます。
日常に潜む、何気ない怖さ。
ゾクッときます。
誰でもが感じる不可解な日常のある部分を、
ゆっくり、ザックリと切り取り、
読み手は、作者以上に自分の想像に揺れる。
読み終わった後はひたすら「怖い」。
別におどろおどろしいモノは何一つ出ていないのに、、、
これぞ、まさしく筆力か、力量か
と唸ります。
==============

それから、グインについては以前傭兵と言う記事を書いたことがあるのですが、
あの時はイラク戦争に駆り立てられる民間人兵隊、つまり傭兵について、書いています。
「小説グイン・サーガなら豹頭王グインが解決してくれるのだろうが、
現実は、豹頭王ならぬライオン(?)総理はどのように、イラク問題を解決してくれるのか???」と。

豹頭王グイン。
いかなる出生の秘密があるのか、わからぬまま作者栗本薫は亡くなりました、、、
さびしいです。

栗本の冥福を祈りながら、
作品をもう一度、手に取ってみようかと思うものです。

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コメント

こんにちは、せとさん。

グインサーガは私も50数巻のところで投げ出して、100巻目が近づいた頃に「せめて結末だけでも」と再度読み始め、100巻を超えた頃から、「これは、100巻やそこらでは終わらないだろう」と予測していましたが、ついに止まりましたね。私は彼女がグインサーガを「全100巻」と書き始めた時から読み始めて、仲間と「全100巻続くんだろうか」と話していたことを思い出します。その頃半村良も「太陽の世界」を書き始めて、これも「全100巻構想」でして、「栗本薫は書けるが、半村良は100巻までに寿命が来る」とか話して居ました(実際は20巻にならないくらいで半村良は書かなくなった)。

最近、半村良の絶筆作品(「飛雲城物語」とか「獄門首」とか)を読んだんですね。変な気がするんですが、絶筆は絶筆としてそこで完成している気がするんですね。特に半村良の場合は晩年、話がどんどんと拡散していく傾向があって、その拡散の仕方を楽しんでいると、そこで先が無くなるんですね。なんていうか、下手にまとめて欲しくない気分で読んでいるのでまとまらない方が良いんですね。

グインサーガにもそういう部分があるような気がします。

投稿: 技術開発者 | 2009.05.29 08:47

技術開発者さん(o^-^o)
こんにちは。

開発者さんがグイン。
へぇ=====と思いながら読みました。
開発者さんと言えば、
専門書か、法律書、はたまた経済、宗教と、思いきや、
グイン。
そして半村良。
これはこれは、、、と、ますます親しみが湧きました。
ヽ(´▽`)/
そう言えば、開発者さんはSFがお好きでしたね。
神林長平なども読まれるのですか???

いずれにしても栗本薫。
私は初期の作品は好きでしたが、、、
残念ながら、いつのまにか忘れてしまった作者です。
人の描き方が、粘着過ぎて、ちょっと疲れたのです。
その点、小野不由美は好きです。
早く十二国記、出してくれ、、、と益々思っています。


投稿: せとともこ | 2009.05.29 12:19

nice!

投稿: あゆ | 2009.05.30 12:38

あゆさん。
THANK YOU!!!
ヽ(´▽`)/

投稿: せとともこ | 2009.05.31 11:51

 独立開業に向けた準備のために東奔西走、寝食を忘れて飛び回っているために栗本さんの訃報は瀬戸さんのトラックバックで今夜知りました。
 思えば15~22才くらいでしょうか、革命運動に身を投じるまでは芥川龍之介と並んで好きな作家でした。(どういう基準なんでしょうね?)
 グインサーガに魔界水滸伝、伊集院大介シリーズに僕らシリーズ、「神州日月編」などの伝奇小説に「翼有るもの」などの耽美小説。「心中天の浦島」、スターウォーズをパロってルーク=ジョニーウォーカーなんてのが登場する小説。
 本当に楽しめました。
 「傭兵騎士団」(略称THK)で知り合った人々の中には、今でも年賀状のやりとりをしている人もいます。83年?のグインコンスタッフとしての日々は、浪人時代の一服の清涼剤でした。
 謹んで栗本薫さんのご冥福をお祈りします。

投稿: アッテンボロー | 2009.05.31 22:56

アッテンボローさん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
お忙しいそうですね、、、
お体、無理なさらないで下さいよ。
アッテンボローさんは頑張り屋だから。
まずは「御身大切に」。

さて、栗本さん。
残念ですね。
まだまだ書きたいこと、沢山あっただろうに、、、
尤も、先にコメント下さった技術開発者さんの言われるように「未完」という終わりかたが読むものに与えるものはより大きいかもしれませんね、、、

また機会を見つけて栗本作品のアレコレ、手にとり読むことができたらと思いながら、ご本人のご冥福を祈っています。


では、、、またね!!!

投稿: せとともこ | 2009.06.01 13:52

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