駄獣の郡?
迂回献金:与謝野氏への献金 オリエント貿易、社員に寄付分補てん 西松事件と同様。
あらあら、、、
ですね。
「商品先物取引会社「オリエント貿易」などグループ5社が与謝野馨財務・金融・経済財政担当相側に迂回(うかい)献金していた問題で、オ社が政治団体「政経政策研究会」への寄付金を幹部社員の給与から天引きした際、同額を給与に補てんしていたことがオ社関係者の話で分かった。寄付金は全面的にオ社が支出していたことになる。摘発された西松建設と同様の手口で、政治資金規正法(第三者名義の寄付・企業献金禁止)違反の疑いがさらに強まった。社員は所得税の寄付金控除を受けており、オ社が不正献金をしたうえで優遇制度まで悪用していた実態が浮かんだ。(上記ニュースより)」
ふぅ〜〜〜〜〜
与謝野さんもかぁ。
与謝野さんの事務所によると、知人の紹介でオリエント社の元オーナーを紹介され、政経政策研究会の名義で寄付を毎月、同氏の資金管理団体「駿山(しゅんざん)会」で受けるようになったと言うことです。
また、エイチ社関係者によると、管理職の社員は毎月5000〜8000円が給与から天引きされ、政経政策研究会に寄付されていたとのこと。
ここで言われるのが、
「迂回献金」かどうか、、、
つまり法の網をくぐっての献金かどうか???
違法か合法か、、、
などなどが今後の争点になります。
もちろん、与謝野さんは「知らなかった」と言うことで身の潔白を貫き通すつもりでしょうが、、、
さてさて、どうなることか。
それにしても思い出すのは与謝野晶子。
駄獣の郡(だじゅうのむれ)
ああ、此国の
恐るべく且つ醜き
議會の心理を知らずして
衆議院の建物を見上ぐる勿れ。
禍(わざはひ)なるかな、
此處に入(はひ)る者は悉(ことごと)く變性す。
たとへば悪貨の多き國に入れば
大英國の金貨も
七日(なぬか)にて鑢(やすり)に削り取られ
其正しき目方を減する如く、
一たび此門を跨げば
良心と、徳と、
理性との平衡を失はずして
人は此處に在り難し。
見よ。此處は最も無智なる、
最も敗徳なる、
はた最も卑劣無作法なる
野人本位を以て
人の価値を
最も粗悪に平均する處なり。
此處に在る者は
民衆を代表せずして
私黨を樹(た)て、
人類の愛を思はずして
動物的利己を計り、
公論の代りに
私語と怒號と罵號とを交換す。
此處にして彼等の勝つは
国より正義にも、聰明にも、
大膽にも、雄辯にもあらず、
唯だ彼等互に
阿附し、模倣し、
妥協し、屈従して、
政権と黄金(わうごん)とを荷(にな)ふ
多數の駄獣と
みづからの變性するにあり。
彼等を選擧したるは誰か、
彼等を寛容しつつあるは誰か。
此国の憲法は
彼等を逐ふ力無し、
まして選擧権なき
われわれ大多数の
貧しき平民の力にては……
かくしつつ、年毎に、
われわれの正義と愛、
われわれの血と汗、
われわれの自由と幸福は
最も臭く醜き
彼等駄獣の群に
歌集『舞ごろも』大5.5
初出 読売新聞 大4.12.12
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さてさてさて、、、
与謝野さん、如何でしょうか???
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