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2009.06.05

議員定数削減案について

民主:参院の定数削減で議論開始 3議員が私案提示と言う新しいニュースが加わり、いよいよ本格化していく「議員定数問題です。
と、言うことで私もいろいろ調べてみました。

国会議員定数の変遷などのサイトから、まとめサイト一覧記事などを参考にしました。

さてさてさて、、、、
こうしたサイトをROMしながら思ったことは、
議員定数云々も問題ですが、「どうして比例議員削減なのか???」と言う単純なものです。
比例だと「民意は反映しない」と言うのだろうか?
小選挙区制なら民意はバッチリ反映出来ると言うことか???
ううう〜〜〜〜ん。
実は調べるほどに迷路に入り込みました、、、
愚樵さんが紹介なさったアローの不可能性定理のように完全な選挙方法はないのだろうと思います。
人間の数だけ議員が必要という訳にはいかないのだから、
どこかで折り合いをつけて、利益の代弁者、代表としての議員を議会に送ることになるのですが、、、
そして、テーマは元に戻り、「議員数」になります。
まず民意を反映するにあたり、数が多いか少ないか、と言うこと。
次に民意を反映するにあたり議員と政党の関係はどうか、と言うこと。
そして、最後は税金も含めて金ということ、になるのですが、、、

今日は「数」について述べます。
私は現行でも決して多くはないと思います。
きめ細かく私たち国民の生活について精査をし、私たちの願いや意見を国会に反映するという意味では、
数は少ないと思います。
選挙区制は地域に根ざした政治を行うために、各地域の代表ということですが、
この代表が1人しか選出されない小選挙区制。
うううう〜〜〜〜ん。
本当に私たち国民の民意を反映しているのだろうか???
と、言うことでまず現行の小選挙区制について見直しを計る方が、いいのではないか、と私は思います。
また、小選挙区と比例区の並立制も、思えば分からない制度です。
この辺りを、まず検討していただきたいと思います。

衆院の選挙制度は、かつては1選挙区で何人もの議員を選ぶ大選挙区や中選挙区の制度でした。
この頃は選挙結果の行方をドキドキ・ハラハラしながら見守るという楽しみがあったのですが、これは個人的な意見。
そしてゲリマンダーなんて言葉が思い浮かぶ区割りなどなどの問題の中で、1990年代の初めに、小選挙区比例代表並立制といわれる現在の制度が導入されました。
さらに、1999年には、「行政改革」の一環で衆院の定数を削減すると言いながら、結局は比例代表だけで20議席減らし、比例代表の比重はさらに引き下げたと言う過去の歴史があります。

こうして見ていくと、
残念ながら、今、提出しようとしている自民党や民主党の案は、「初めから最後まで政党ありき」では、と考えます。
二大政党とか、政権交代とか、小さな政党潰しとかとか、色々な意見を読みながら、
そもそも比例代表導入は、
相対多数派を優遇し死票を大量に発生させる「小選挙区制」または「多数代表制」の対極にあり、有権者の民意を最大限正確に立法府に反映させる制度であると言うことで導入したと思います。

議員定数削減の理由として、
自民党や民主党は、「増税するにはまず身を切る姿勢をみせるべきだ」とか「(定数削減などを解決しなければ)消費税増税の議論は国民の理解を得られない」などです。
が、
なんだか、税金を上げるために、とにかく議員を減らして、無駄使いを減らします。
と、議員自らが、ご自分たちを「無駄」と言います。
確かに、
民意なんてナンノソノ、ひたすら私腹を肥やすことにキュウキュウとしている先生方もいらっしゃるのだろうが、
が、
議員自らが「増税するにはまず身を切る姿勢」と言われたら、「なんともはやはや」唖然。
ここで行き着くのは「政党助成金」。
そんなに身を削りたいのなら、こちらが先だと思うのだが、、、
私たちは、1人あたり年250円、政党に税金を払っている訳ですが、実に無駄だったのかと思いますね。
先のような主張をする国会議員の先生方に払っていたのか、と思うと。

さらにその理由に「消費税導入」のため、とくれば、
議員定数削減は「消費税増税に反対する少数政党を締め出し」とミエミエです。
こう言うのって「語るに落ちる」と言うことかな???


さらにさらに、
自民、世襲制限先送り 小泉氏次男ら「例外」で公認へなんてニュースを読めば「なにをか言わん」です。

結局、自分たちの為の政治と利益だけを守るために、
消費税反対政党は国会から去って頂きます。
と、言うことかぁ、、、

ふっ〜〜〜
こりゃ、反対ですね!!!
今回の自民党、民主党のそもそもの理由から発した「議員定数削減案」。
反対です!!!

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コメント

>今回の自民党、民主党のそもそもの理由から発した「議員定数削減案」

そこには同意です。けれど、同じ理由で共産党がいう議員定数積増し案にも反対。そもそも選挙制度に関する話は、政党には議論する資格はないのではないかとすら思います。どうしても自党に有利なように考えてしまいますからね。

定数削減支持を明確に言っておいてこんなことを言うのもおかしいかもしれませんが、実は定数削減は二の次だと思っています。問題は量より質です。で、議員の質を落とすことに政党は実に大きな貢献をしたのではないかと思っている。国民の多くは定数削減支持だろうと思うのですが、それはおそらく議員の質が悪すぎるからでしょう。優秀な議員は政党問わず居るけれども、どうしようもないのも多いです。タレント議員とかなんとかチルドレンとか。それもこれも、政党本位の「政治は数」だからでしょう。まずこれを何とかしなきゃならないと思いませんか?

そう考えていくと、議員の質を上げていくことと定数削減とは同じ方向性になると思うのです。議員の質が上がったとき、「政治は数」でなくなったときにはまた定数を増やしても構わないかと考えますけれどもね。

投稿: 愚樵 | 2009.06.05 18:14

失礼します。
「中選挙区制度」に関して、
自分が最近読んだ、「Aobadai Life」さんのブログ記事
http://ameblo.jp/aobadai0301/entry-10259971050.html)
によると、
かつての「中選挙区制度」というのは、
自民党と、社会党らが、
立候補者の数を調整して、
保革逆転にならないようにバランスをとっていた、
らしいんですね。
まさに「ウラ連立政権」。
これを、
「小選挙区制」に変え、
欧米のように日本でも政党間の競争を起こし
政権交代ができるようにしようとしたのが、
小沢一郎であり、当時の盟友の海部総理である、
と書かれています。
本当かどうかはわかりませんけどね。

投稿: 千秋 | 2009.06.05 23:58

 小選挙区制導入にはふたつの理由があって、ひとつは少数政党乱立の防止。ふたつめは政権交代の可能性をたかめるためだったとおもう。しかしふたつの保守政党のあいだに入った、ちいさな社会主義や宗教政党がキャスティングボードをにぎるようになると、多数の民意はむしろ虐待される。過去の自社さ政権、予想される民主と社民の連立政権が実例になる。ここにきて、やはり二大政党制は、日本の政治風土には合わなかったのかもしれないと思う。
 もうひとつの話題の議員定員ですが、これには地方分権改革の話題と連動する。現在政府が持っている権限のうち、どこまでを地方に委譲できるかによって、議会の構成は変化することを考慮する必要があります。

投稿: 罵愚 | 2009.06.06 04:30

愚樵さん。
千秋さん。
罵愚さん。
おはようございます。
コメントありがとうございます。

選挙制度や議員数、本当に難しいことだと改めて思います。
考えてみれば、すごく卑近な例で、議員とは違うのですが、
自治会とかPTAなどなども、役員選出が大変です。
そもそもは、「意見、要求」の代理で始まったシステムですが、、、
で、何を言いたいかというと、こんな小さな構成員の組織でも大変なのだから、国会になれば、そりゃ大変ですよね、、、
大変ですが、立法機関と言うことで、私たちの生活と不可分な所ゆえ、この問題、しっかりと注目です。

愚樵さん。
議員の質に関しては、言わずもがな、、、かなと思い、今回のエントリーでは考察の外におきました。
が、、その問題に結局立ち返ることになるのは致し方ないですね。
いつのころだろうか???
こんなに国会議員の多くが浅薄になったように感じるのは???

千秋さん。
中選挙区制についての情報、ありがとうございます。
そうですか、、、
私たちの知らないところでの駆引きってあるんでしょうね。いろいろと。
ふっ〜〜〜〜
です。
が、私たちが無関心ではない、ということが、最終的には政治の質を上げることでもあるのか、、と考える昨今です。
今後ともいろいろ、見ていきたいと思いますので、またご意見や感動、アドバイスを頂けると嬉しく思います。
では、、、また。


罵愚さん。
確かに、長所や短所がある中での選挙制度と、
あなたが言われるように「日本人の風土や文化」との馴染みって部分もありますよね、、、
それから地方分権。
これまた難しい。
一筋縄ではいきませんね、、、
うううう====ん。
思案です。
私も調べますので、
またご意見、お聞かせください。


投稿: せとともこ | 2009.06.07 11:36

半分冗談で。

この際党議拘束やめましょう。流行の規制緩和自由化です。各議員が党に逃げないで「自己責任」で自分の信念で政治しましょう!

投稿: あゆ | 2009.06.07 13:46

今の小選挙区ではなく、昔の中選挙区制のままだったと仮定したなら、
今までに何回も何回も政権交代していますよ。
勿論小泉郵政選挙での300議席の圧倒的勝利なんて虚構も起きてはいない。
あのときに自民党はギリギリの過半数で、ギリギリの勝利ですよ。
其れが偽りの絶対多数になれたマジックの秘密は小選挙区制。
小選挙区制のとりえは第一党(自民党あるいは最大派会派)だけが一人勝ちできて大儲けできるところとで、第一党以外に良いところは何もない。


小選挙区制は政権交代が一番起こりにくい制度です。
それで大昔から『政権が安定する』とかの宣伝文句があったが、『政権交代がし易い』なんて全く正反対の大嘘が言われだしたのは(リクルート疑惑などの腐敗で自民党の支持が減って為に)『政治改革』の掛け声で細川連立内閣が作られた時からですね。
『小選挙区制は政権交代が起こりやすい』をいっていたのは小沢一郎等当時の保守系の政治家達ですが、嘘を言うにも程がある。

55年体制時の中選挙区制の談合疑惑ですが、インチキ臭い噂話程度の信憑性や事実からは程遠い。前提が間違っている。
当時の自民党は今とは違い絶対的な過半数(60%)以上の支持を有権者から得ていた。
間違っても(三分の一程度の支持しかない)社会党が勝つ(自民党が負ける)心配は元々なかったのです。だから談合する必要がない。

投稿: 逝きし世の面影 | 2009.06.07 14:48

あゆさん。
逝きし世の面影 さん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。


あゆさん。
「この際党議拘束やめましょう。流行の規制緩和自由化です。各議員が党に逃げないで「自己責任」で自分の信念で政治しましょう!」


ははは、、、
本当だね!!!
自己責任。
まったく、議員の先生方こそ、ですね。
ふっ〜〜〜〜


面影さん。
なるほど。
そうしたつもり積もった歴史の上にある選挙制度ですね、、、

うううう====ん。
頂いたコメントの背景などを考えるにつれ、
ますます今回の議員数削減について、
大政党の都合を思うものです。
自分たちに一番都合のいい方法で、やっていくやり方がミエミエですね。
これは、ますます大きな声で言いたい。
「選挙制度」についてみんなで考えていこう、、、と。

私もまた考えます。

投稿: せとともこ | 2009.06.08 11:00

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