西松献金事件、判決
西松建設献金事件:国沢元社長に有罪 献金と受注、関係否定--東京地裁判決というニュース。
準大手ゼネコン「西松建設」の違法献金事件で、政治資金規正法違反などの罪に問われた同社元社長の国沢幹雄被告(70)の判決公判が17日東京地裁であり、山口雅高裁判長は禁固1年4月、執行猶予3年(求刑1年6月)を言い渡したということです。
判決は、同被告がダミーの政治団体を使って小沢一郎民主党前代表側や二階俊博経済産業相側に資金提供したことを、「政治資金の収支を透明化することで政治活動の公明と公正を確保しようとした法の規制をことさら免れた」と批判。二階、小沢両氏ら政治家側も、改めて説明責任の必要が問われます。
山口裁判長は、小沢氏側への偽装献金について、岩手・秋田両県の公共工事受注業者の決定に強い影響力を持っていた小沢氏の秘書らと良好な関係を築くためだったと指摘。小沢氏側のゼネコン談合組織への影響力を認定。
自民党二階派の政治団体「新しい波」が開催した政治資金パーティー券をダミー団体名義で購入したことについては、「西松建設からのものだと公表されないため」に行ったとしました。
判決によると、国沢被告はダミー団体名義で06年、小沢氏の資金管理団体「陸山会」などに計500万円を献金、二階派「新しい波」が開催したパーティー券計340万円分を購入するなどなど、、、です。
公判では、検察側は小沢事務所が1980年代前半ごろから、岩手・秋田両県の公共工事で、ゼネコンの談合組織に本命業者を指定する「天の声」を出していたと指摘。西松建設側は「天の声」を得て工事を受注するために献金を続けたと認めていました。
小沢氏側への献金は、07年までの12年間で約1億3000万円に上り、同社は「天の声」により4件の工事を受注したとしましたが、判決では「天の声」について言及しませんでした。
献金した側の有罪が明らかになった以上、受け取っていた政治家の責任はどうなるのでしょうか???
知らぬ存ぜぬで逃げ切るつもりでしょうか???
送ったのは向こう。
悪いのも向こう。
自分の責任は無効。
と無辜の政治家を装うのだろうか>小沢さん。
そして二階さん>
小沢さんは「一切やましいことはない」と言い切ります。
これは自分にはやましいところはない、ということなのでしょうが、
ご自分の公設秘書は逮捕、小沢さんに献金を送った方も罪に問われました。
これでもなお「自分にいっさいやましいところはない」と言うならば、
この人は、いったい何をみてきたのだろうか???
自分の周りではこれだけ罪を犯すものたちが跋扈していたのに、気がつかなかったということです。
これは、あまりに「愚か」ということではないだろうか???
足下の人間たちの罪さえ気がつかない政治家に、私たちは自分の生活をまかすことができるか???
いや、できない(反語です)
本当のところ、ご存知だったのでしょうが、小沢さん>
「天の声」は、この場合、あなたの声であり、あなたの意思であったことは、
想像に難くありません。
が、
それでも、あくまでも、今回の件に関して一切の責任を認めないというならば、
それはそれで、
政治家としての資質というか、私たちの常識とはかけ離れています。
それはそれとして、
こうして縷々みていくほどに、そもそもの献金という制度そのものの不備を思わざるを得ません。
廃止をも視野にいれて、見直しを強く求めるものです。
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コメント
死刑判決対象でなく、こういう事件こそ裁判員制度の対象にしたらいいのに。
二階議員の方は検察審査会が起訴が妥当としたらしいです。
投稿: あゆ | 2009.07.23 08:50
あゆさん。
こんにちは。
日食は如何でしたか???
日食の方にも、
あなたらしいユニークなコメントありがとうございますo(*^▽^*)o
本当にそうですね。
これこそ、私たちの声を届けたいですね。
今後の成り行き、しっかり注目です。
それにしても、
サッカーもそうですが、
選挙も暑い中、突入ですね(@Д@;
やれやれ、、、です。
ふっ〜〜〜
あゆさんもお体、お大切に。
投稿: せとともこ | 2009.07.23 14:09