女性差別、日本の対策なお不十分 とのこと。
女性差別、日本の対策なお不十分 国連委が6年ぶり審議 と言うニュース。
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女性へのあらゆる差別を禁止した「女性差別撤廃条約」の実施状況を審査する国連の女性差別撤廃委員会が23日、日本の現状についての審議を6年ぶりに行い、各委員から「日本は条約に拘束力があると理解しているか」「具体的対策を欠くのでは」などと厳しい意見が相次いだ。
日本は前回、2003年の勧告で対策遅れを指摘され、是正を求められている。委員会では今回の審議を受け、8月下旬にも日本政府に勧告を行う予定だが、迅速な取り組みを再び求められる可能性がある。
03年の勧告では従軍慰安婦問題へのさらなる対策を求めたが、日本政府は今回も謝罪は解決済みで、補償でも「アジア女性基金を活用」など従来の意見を繰り返した。
(上記ニュースより)
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ふぅむ。
まだまだですね。
女子差別撤廃条約について以前、書いたことがあります。
その折、2003年の勧告について触れました。
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「2003年7月に日本は第4回、5回の勧告を受けています。
(男女共同参画などのサイトを参照。)
男女の賃金格差や、パート・派遣労働に女性が多く低賃金なこと、
家庭生活と職業の両立が困難なこと。
そして
「男女の事実上の機会均等の実現」
「両立を可能にする施策」の強化が必要と勧告。
また12年前の勧告で、大企業のコース別雇用管理つまり「間接差別」が取り上げられていたにも関わらず政府は無視してたのですが、これも国内法に取り入れるようにと勧告されなおしました。
また注目すべきもののひとつに「夫婦別姓」もあります。
日本の夫婦同一姓や婚外子差別について、女性差別撤廃委員会は、」じつに1988年から指摘。
先の勧告は「差別的な法規定」の「廃止」を求めています。
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先の記事にも書いたように、
1988年から指摘され続けている日本。
そして頑固に変えない、変わらない日本。
フゥゥウウム。
ため息です。
この問題も、いずれまた折りを見て書きます。
とりあえず、ニュースのお知らせにて。
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コメント
政府関係の方のお話きいているとみなさん(官僚とか)M字カーブ解消(女性が退職しなくていい)をいっています。
声が成果になっていないんでしょうね。
投稿: あゆ | 2009.07.25 15:11
あゆさん。
こんにちは。
そうですね、、、
政府関係は、この会議でも「日本は前向きに改善している」なんて言っていましたが、
婦人団体の方々は「現状はまだまだ」と言っていましたね。
(婦人団体、って言葉もなんかおかしいねぇ、、、)
現実は追いついていないのが実態かと思います。
投稿: せとともこ | 2009.07.27 11:59