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2009.08.17

核のない世界

ブログ仲間のお玉さんが8月15日放送のNHK「日本の、これから」に出演なさいました。
残念ながら私はバタバタしていて観ることは出来ませんでした。
再放送があればいいなぁ〜〜〜
と、言うことでお玉さんが内容の経緯やら、討論の中身を記事に書かれています。
またコメント欄も相変わらず賑わっていて、多くの方が意見交換なさっています。
そんなアレコレを見ながら、
今日は「核のない世界」についてオバマ大統領のプラハ演説の背景や意味を探ります。

オバマ大統領、核廃絶へ具体的な目標示す演説 プラハでと言うニュースが世界を駆け巡ったのは今年の4月。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
オバマ氏は、広島・長崎への原爆投下を指す「核を使用した唯一の保有国としての道義的責任」にふれ、「核のない、平和で安全な世界を米国が追求していくことを明確に宣言する」と述べた。
その目標に向けた道筋として、核軍縮や核不拡散の国際的な制度強化を主導する考えを打ち出した。具体的には、(1)核軍縮(2)核不拡散体制の強化(3)核テロ防止を柱として挙げた。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

オバマの演説の背景は、もちろん時代の要請であるということを見逃してはいけません。
グレアム・アリソンが「核が存在しなければ、核テロはない」と主張し、
ジョージ・シュルツなどの 核廃絶を目指す2020ビジョン(核兵器廃絶のための緊急行動)などで、アメリカ市民の核に対する認識が徐々に変化してきています。
2004年の大統領選挙では共和党のブッシュは、テロリスト支援の「ならずもの国家」を先制攻撃、武力抑圧を」掲げました。
民主党のケリーは核兵器廃絶にむけて具体的政策を打ち出したのですが、
結果はブッシュの共和党に敗れ、政権は共和党が維持。
そして、テロ対策に積極的にうって出たのですが、
戦局は泥沼になったことは、この間、何度もみてきました。
そして、今年の民主党の核政策は、包括的核実験禁止条約の批准をめざすなど画期的なものでありました。
一方、日本はどうか、と言うと、実はこの国は私たちが思う以上に核廃絶に積極的なのです。
2008年7月、福田総理は核不拡散・核軍縮に関する国際委員会でオーストラリアの首相と創設に同意。
同じ2008年12月に川口順子ICNND共同議長とNGOの第一回意見交換など、外務省は反核市民団体と積極的に意見をかわし、共通の目標として核兵器廃絶を求めています。
日本政府はこれまで核抑止論を展開して、国民に浸透させることを図ってきました。
これを政府自らが覆すことは簡単ではありません。
また、北朝鮮の目に余る暴挙などをみると、平和主義者の私も「おいおい、、、、」と毒づきます(が、だからといって核を是とはしませんが)。
こうした現実に対してアメリカ政府は今後どのように動くか、と予想するならば、
通常兵器軍事力の強化だと推測されます。日本政府に対しても日米軍事同盟の強化や自衛隊に対して武力攻撃を求めてくるものと思います。
核兵器廃絶に向けて、一歩の前進を見せてはいるものの、
戦争そのものが未だ地球上から根絶ということには至らない以上、核に代わり、他の兵器が開発されることも十分あるわけです。
私たちは「核のない世界」を」目指すと共に、戦争や紛争のない世界を実現していくことへの努力を更にしていくことが大切だと思います。
私たちが試される時期でもあります。

と、言うことで、お玉さんのテレビ出演に触発されて。
そうそう、コメント欄でも話題になりましたが、お玉さんのことが。
私もリアルでお玉さんにお目にかかったことがあるのですが、
すっごく可愛い方です!!!
あのときは深い緑色の麻のシャツに砂色のスカートをお召しで、それがとても自然で素敵でした。

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コメント

わ!紹介されちゃった!!
えっと、NHKのオンデマンドに登録すると(無料です)26日まで期間限定でネット上で見ることができるそうです・・・が・・・・もう、見なくても、うち読んでくだされば雰囲気はあんな感じです~

瀬戸さん、またお会いしたいよ…

投稿: お玉 | 2009.08.17 13:25

こんにちは、せとさん。

私は、核に限らず「争い」というものについてずっと考えています。前に「法治国家は自力救済を禁止し代わりに民事裁判制度をつくることで争いを回避した」という話をしたことを覚えていますか?例えば、せとさんが私にお金を貸し、そして、私がなかなか返そうとせず、どうしてもそのお金を返して貰わないと困るという状態に成ったときに、私にナイフを突きつけて「金を返せ」とはしない訳です。裁判所で手続きをする事で自力救済ではなく私からお金を取り戻す事ができるから、しなくて済む訳ですよ。なんていうかな、なかなか一足飛びとは行かないけども、そういう自力救済の代償となるシステムをつくらないで争いを無くすると言うことはできないものなんですね。

別な話題で「絶対的な正しさではなく、立場逆転の時に同じ解決になる正しさ」という事を説明した事があるかもしれません。なんていうかな、私は法律をけっこう説明するけど、或る意味で法の正しさというのは、絶対的な正しさでは無い部分ももっているのね。自動車の対物事故で8:2の責任割合なんてね。実のところどっちにだって「言い分」はあるのね。ただその言い分を押さえつける理屈というのが「全く逆の立場にたった時にでも8:2ですよ」だったりするのね。或る意味で、こういう「逆でも不変」という事の持つ「正しさ」が理解できるようにならないと「争いの回避」は難しいのね。なんていうかな「言い分の正しさ」を押さえつけて「逆でも不変」を正しいとするのが法であったりもするんですね。

投稿: 技術開発者 | 2009.08.17 17:44

自力救済・・・といえば裁判(民事)で勝っても相手がそれにしたがわないとおわりなんですよね~。民事だから警察は介入しないし泣き寝入り・・・。


なんかこういうの続くと司法不信・人間不信になりそうです(涙)

 もしかしたら世論も政治家も不信があるからいけない核兵器やめられないんでしょうか???

個々は友人だったり仲間だったり協力しあえるのに国になると・・・。
かなしいです。

投稿: あゆ | 2009.08.17 21:57

お玉さん。
技術開発者さん。
あゆさん。
こんにちは。
漸く夏らしい暑い日が戻りましたね。
でも日影は秋の気配です。
こんな天気は体調を崩しやすいので、ふとした冷えにお気をつけください。

お玉さん>
お疲れさまでした。
あなたの不断変らない平和への思いが、伝わればいいな、、、と願っています。
さて、ご紹介のNHKのオンデマンド。
我が家はMacなので残念ながら観ることができません。
再放送に期待をかけて。
それにしても、なんだか大変だったようですね。
「声の大きさ」に、悪酔いしましたか???
フゥム。
まだまだですね、、、、
が、
ゆっくり頑張っていきましょう。
これから総選挙。
またあなたのエントリー楽しみにしています。
では、こちらにお出かけの折はお声をかけてくださいね♪
夏休みもそろそろおしまい。お子様たちの宿題も順調とは思いますが、、、、
ではまたね。

技術開発者さん>
コメントありがとうございます。
頂いた内容から今日は平和学についてエントリーを挙げましたので、また御覧いただけたらと思います。


あゆさん>
「しかしたら世論も政治家も不信があるからいけない核兵器やめられないんでしょうか???」


うううう〜〜〜ん。
どうなんだろう、開発者さん>

私は不信というより、企業の利益かなぁ、、、と思ったりしますが。
いずれにしても、犠牲になるのは無辜の民であることは間違いありません。
絶対、ぜったい核は廃絶。
と、私は願っています!!!

投稿: せとともこ | 2009.08.18 15:47

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