« 十和田湖 | トップページ | もし それが わたしだったら »

2009.08.15

辰子姫伝説

田沢湖は青く、どこまでも青く、そして緑です。
神秘の湖と言われ、
民話・伝説辰子姫が今も語られ続けます。
IMGP1150

湖畔に建つ辰子姫の像は全身が金色で覆われ、
やや傾き加減で湖をみつめ、その憂いに満ちた表情は物語の哀しさを伝えるに十分です。
IMGP1149

辰子姫伝説。
三湖伝説の一つとして有名です。
話自体は単純です。
「仙北郡の神成村に辰子(たつこ)という名の娘が暮らしていた。
辰子は類い希な美しい娘であったが、その美貌に自ら気付いた日を境に、いつの日か衰えていくであろうその若さと美しさを何とか保ちたいと願うようになる。
辰子はその願いを胸に、観音菩薩に百夜の願掛けをした。必死の願いに観音が応え、山深い泉の在処を辰子に示した。そのお告げの通り泉の水を辰子は飲んだが、急に激しい喉の渇きを覚え、しかもいくら水を飲んでも渇きは激しくなるばかりであった。
狂奔する辰子の姿は、いつの間にか竜へと変化していった。自分の身に起こった報いを悟った辰子は、泉を広げて湖とし、そこの主として暮らすようになった。この湖が田沢湖である[6]。
悲しむ辰子の母が、別れを告げる辰子を想って投げた松明が、水に入ると魚の姿をとった。これが田沢湖のクニマスの始まりという。
(上記wikipediaより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次の写真は御座石神社の辰子姫です。
IMGP1138
すでに下半身は龍、指も龍になっています。

さて、
この話も民話・伝説のならいで、同じようでいて所々が少し違うという話が多くありますが、
意味するところは、
自然の大きさ、美しさの前に人は無力であるということでしょうか、、、
辰子が永遠の美を観音菩薩に願ったとき、
なぜ、観音は辰子に「ありのまま」を受け入れる知恵を授けなかったのか?
愚かで直情な辰子の願いが達成するということは、すでに人ではなくなることを諭すために観音は、もっともっと伝えるべきではなかったか?
と、私は思うのですよね、この話を読んだときから。
尤も、観音菩薩は最後にしっかりと辰子に質したらしいのですが、、、
「本当に後悔しないのか?」と、
忠告も聞き入れず、永遠の美を望んだ辰子であったからこそ、
人を超えて龍になり、その青く憂いに満ちた田沢湖の主となったのでしょうが、、、
それにしても、
龍になった辰子には幸せになってもらいたいと、後の人々は願い、
八郎との恋物語が生まれたのかもしれません。
やはり、人々は辰子を愛しているのですね、、、

八郎や太郎、あるいは先に書いた十和田の女神とも重なり興味深くもあり、哀しく儚くもあり、
胸に染みこんで来ます。

|

« 十和田湖 | トップページ | もし それが わたしだったら »

コメント

中尊寺(岩手)から、いきなり奥入瀬・十和田(青森)そして田沢湖(秋田)ですか…イイとこ取りの旅でしたね。
私も60の声を聞いたら、もう一度日本全国旅に出たいと思っています。
20代前半のヤンチャ盛りに仕事で盛岡に住んでいまして、せとさんの行かれた名所はドライブデートコースでした。
民話・伝説の多い土地柄もあり文学の宝庫でもあり景色の良さと人柄の良さは今も忘れる事が出来ず、東北(特に岩手)は第二の故郷と思っています。
岡城址辺りは御客さんも多く、その関係で知人・友人も多いのです。日本一のユーバカリの私の住む街は湯煙りならぬ霧で高速道が度々通行止めになる変な所です。
今日、アマゾンから本が届きましたので、しばらくミスドー通いが続き、また、太りますwobbly。朝のコーヒーと糖分は私にとって読書の必須アイテムですhappy01
次回は夜は短し~ハサミ男まで5冊も含めて注文する予定です。続き物の時代劇小説(女性作家が多い)ばかり見ていると涙腺が緩みっぱなしで情け無いですからね。

投稿: よ | 2009.08.15 20:03

よさん。
こんにちは。
(*^-^)

よさんも、本と旅と酒と甘いものがお好きなのですか。
それは気があいます。
感性豊かで情けが深いよさんが、コーヒーを片手に本を読まれる姿、なにやら微笑ましいです。

今度お奨めの本を紹介してくださいね。
では、、、また。

投稿: せとともこ | 2009.08.16 15:46

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 十和田湖 | トップページ | もし それが わたしだったら »