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2009.09.11

アフガニスタンは今???

アメリカ同時多発テロ事件が起きたのは2001年9月11日。
もう8年が経ちました。
あれからいろんな事が起きました、、、
いろんな事が起きたのですが、
今日的問題としてはアフガニスタンです。
と、言うことで今日はアフガニスタンについて調べたことを書きます。
アフガニスタン紛争は1978年以降断続的に起こり、今なお継続しています。
つい先日も、アフガニスタン北部クンドゥズ州で乗っ取られた燃料トラックを国際治安支援部隊(ISAF)が空爆し多数の民間人が死傷したニュースがありました。
これについては、ISAFを統括する北大西洋条約機構のラスムセン事務総長が、空爆で民間人が死亡した可能性を認め、「徹底的に調査する」と語りました。
今回の事件現場はドイツ軍の管轄地域で、爆撃したのは米軍機とのこと。
今年5月には西部ファラー州で、米軍の空爆で約140人の民間人が死亡。
「なぜNATO軍は地上部隊を送らずに空から爆撃したのか」との声も上がる中、空爆は続きます、、、、、
また、
アメリカ軍やNATO軍兵士の死傷者も増加の一途。
アフガニスタンには現在、6万2000人の米軍が駐留。
NATO軍も3万9000人。
泥沼です。
アフガン:追加増派、オバマ米政権が苦悩 現場「不可欠」世論「NO」と言うことでアメリカ国内からも疑問の声が挙がりオバマ自身も揺れ動きながらも、、、
それでも未だアフガニスタンへの派兵です。

さて、そんなアフガニスタン。
「対テロ戦争」と言う名前でアメリカ政府による攻撃が始まったのは、2001年。
当時のブッシュ米大統領がテロへの報復として、国際社会の強い懸念を押し切ってのアフガニスタン侵攻。
1か月後の10月のこと。
新しい戦争の始まりです。
これまでの国家主権とか、安全保障も覆し、戦争の概念を変えたのです。
「安全のための戦争」と言う名です。
自衛戦争から予防戦争へ、つまり国連憲章を無視しての先制攻撃が堂々と行われたのです。
それはつまり国内における安全や治安と結ばれ、警察活動と軍隊活動が速やかに融合。
また戦争と平和も融合。どう言うことかというと戦場という限られた地域ではなく、すぐそこの、自分の居住、日常生活との区別が無くなるということです。
戦争が身近になったということでしょうか、、、
「戦争のパラダイム変換」とも言われます。
実際、アメリカ国内の憲法でも「Emergency Constitution]の制定が提唱されたりしています。
ブルース・アッカーマン中心です。
大河内美紀さんが詳しく書かれています。
これについては、また別のエントリーで考えていきたいと思います。

前のエントリー日米関係の行方は???にも書いたのですが、
ブッシュJr政権は発足以来、対外政策として
国際条約、国際機構はさらに軽視、形骸化へと拍車がかかります。
ミサイル防衛を含む宇宙軍事化。
包括的核実験停止条約の死文化。
核不拡散体制の形骸化。
大陸間弾道弾ミサイル制限条約の撤廃、、、、などなどです。
さらに京都議定書の批准拒否。
小型武器の規制強化反対。
生物、化学兵器禁止条約の批准拒否。
国連PKOからの撤退。
さらに極端な親イスラエル政策などなど、、、
続きます。
そして2002年のブッシュドクトリンです。
「 世界の秩序は米国によって維持されなければならない。必要とあらば米国は、単独でも行動する。
大量破壊兵器の製造及び使用、若しくはその恐れのある国家に対しては先制攻撃も辞さず、ミサイル防衛の整備は急務である。
圧政国家、とりわけ、イラン、イラク、北朝鮮の脅威に対する対処は急務である。」
として予防戦争からさらには先制攻撃へと移行。
アメリカが「ならず者国家」と指名すればまるで国際社会も追認していくような形にさえなりつつありました、、、、、
が、
その後の経過はイラク、また今日話題のアフガニスタンへと派兵が繰り広げられるのです。
さて、
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチの発表では、
民間人の死者は2006年の929人。
2007年1633人。
またアフガニスタン: 空爆による市民の犠牲が増加と2008年には訴えています。
今年も現状が変らないのは先に書いたとおり。
イラクでの戦闘激化で、影になり、
アメリカ国民の目からは「忘れられた戦争」となっていたアフガニスタンですが、
ここにきて再び焦点になってきました。
イラク侵略は「間違い」と6割がこたえるアメリカの世論ですが、
アフガン報復戦争を「正当化」する見方が依然、根強くあるなかでのオバマ政権の舵取り。
ブッシュ前大統領の「一国覇権主義」は内外で孤立して破たんしたのは先の選挙を始めとして国内外から言われていることです。
オバマ政権に代わり、イラクでは米軍の段階的撤退が行われてはいるのですが、、、
アフガニスタンでの戦争はブッシュ政権時代と変わっていません。
オバマ大統領はアメリカにとって「必要な戦争」だといいます。
アメリカが「選び取った」イラク戦争とは違い、遂行しなければならないと主張するのですが、、、、
うううう〜〜〜ん。
わかりませんね???
必要な戦争。
何故?
どうして????
8年にわたる戦争でもアルカイダ問題は解決せず、テロの脅威はなくなっていない。
犠牲は増える一方。
まさに泥沼化を深めています。
引くにひけない。
やめるにやめることができない。
そんな無意味な戦争を繰り返すアメリカ。
そして一緒に派兵している国々。
戦争でテロをなくすことはできない、、、と知りつつ。


また、これはアメリカだけのことでは日本にも密接な関わりがあることは言うまでもありません。
「テロ特措法」
「有事関連法案」
防衛計画大綱」
となり、インド洋、イラクへ自衛隊が派遣されます。
この先、さらにどのような動きをしていくのか、注目しつつ、
今日はアフガニスタンについて考えました。
時間があるときは、さらに調べていきます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■アフガニスタン関連年表
1979年  
12月   ソ連軍がアフガニスタンに侵攻し、カルマル政権樹立

1989年  
 2月   アフガンに駐留していたソ連軍が撤退完了

1998年  
 9月   タリバンがアフガンのほぼ全土を支配下におく

2001年  
 9月11日 対米同時テロ

   12日 安保理がテロを非難する決議1368を採択

   16日 米国が自衛隊の後方支援活動要請


 10月5日 テロ特措法案を提出

   7日 米軍がアフガン空爆開始。「不朽の自由作戦」(対テロ報復戦争)開始


   29日 テロ特措法成立

 11月9日 海上自衛隊の艦船3隻がインド洋に向け出航

   27日 暫定政権協議のボン会議始まる

 12月5日 ボン合意成立

   7日 タリバンが最後の拠点カンダハルを撤退し、政権崩壊

   20日 安保理がアフガン国際治安支援部隊(ISAF)設立決議1386を採択

   22日 暫定行政機構が発足し、カルザイ議長が就任

2003年  
 3月20日 イラク戦争始まる

 8月9日 北大西洋条約機構(NATO)がISAFの指揮権を握る

     地方復興チーム(PRT)の活動が始まる

2004年  
 1月5日 新憲法採択

 10月9日 大統領選でカルザイ大統領選出

     ISAFが活動地域を北部に拡大(第1段階)

2005年  
 5月   ISAFが活動地域を西部に拡大(第2段階)

 9月18日 総選挙

2006年  
 1月31日 アフガン復興に関するロンドン会議開催

 5月   タリバンが攻勢に出始め、アフガン南部や東部で米軍などを攻撃

 7月31日 ISAFが活動地域を南部に拡大(第3段階)

 10月5日 ISAFが活動地域を東部に拡大(第4段階)し、全土を担当することに

 11月1日 テロ特措法が3度目の延長

2007年  
 8月9日 アフガンとパキスタンが「ピース・ジルガ」開幕

 9月19日 安保理が前文で海上阻止活動に謝意を示した決議1776を採択

 10月17日 新テロ特措法案を国会に提出

この年表は2007年までですがネット(共産党のサイトが一番まとまっていたのでそこから引用)で調べたので掲載します。

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コメント

外れますが、9.11調べているんでした??
参考に

http://yoskhds.blog.so-net.ne.jp/

投稿: あゆ | 2009.09.12 20:20

あゆさん。
いつも情報、ありがとうございます。

なんというか、、、、、
調べれば、調べるほど、憂鬱。
やれやれ、、、、、

投稿: せとともこ | 2009.09.14 11:01

人も見る視点でちがうので悪とはいいませんが、拷問を合法とするその点だけで他に評価できる面あってもアウトだと思います。
自分がされたらどうするんでしょうね?
うちの知らないこと・報道されないこといくつも彼はしっているでしょう。


恐山にいき、フセイン元大統領にイラク側からみた真相ききたいです。(笑い)

投稿: あゆ | 2009.09.15 08:35

あゆさん、、、、、

相変わらず、ユニークなコメントありがとうございます、
なぁんというか、情報って、確かに難しいですね。
だがしかし、
どんなことであれ、
力と恐怖で人々を押し付けることは、反対です。

もっともっと、見ていきたいですね。

投稿: せとともこ | 2009.09.15 11:25

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石川啄木の『啄木詩集』のなかの『ココアのひと匙』から、 われは知る、テロリストの  かなしき心を   言葉とおこなひとを分ちがたき  ただひとつの心を、 奪はれたる言葉のかはりに   おこなひをもて語らんとする心を、                          われとわがからだを敵に擲げつくる心を              しかして、そは真面目にして熱心なる人の常に有つかなしみなり          はてしなき議論の後の    冷めたるココアのひと匙を啜りて、    そのう... [続きを読む]

受信: 2009.09.12 09:31

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