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2009.09.21

脱官僚の向かうものは???

鳩山政権が誕生 『脱官僚依存の政治実践』と言う見出しが躍ったのは政権の翌日。
民主党は「脱官僚」「官僚からの支配から脱却」を謳ってきたので、
それは、やはり大きな注目でありました。

つい、昨日(9月20日)終了した官僚たちの夏と言うドラマを思いながら、
この国は、国の行く末や大義は官僚が深く関わっていたことは事実だと思うのです。
それが良きにつけ、悪しきにつけ、、、、

デモクラシーのコストと言うタイトルでエントリーを挙げているのは内田樹さん。

私たち国民は「ただしい政策」であるかどうかはわからないが、「有権者が求める政策」を実施することを時の政権に望むものである。
そして、アレクシス・ド・トクヴィルの言葉を 「アメリカにおけるデモクラシーについて」から引用する↓
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デモクラシーが前提にする人間観は、人間はたいていの場合、権力を長くもつと「悪いこと」をするという経験則である。
だから、統治者を定期的に交替させるルールが必要である。
統治者が非常に有能であった場合、彼に交替を要求することは心理的にも、制度的にも困難になる。だから、できれば、統治者は最初からそれほど有能でない人間を選んだ方がいい。
統治者はただ民意の代表者でありさえすればよい。
「疑いもなく、支配者に徳と才とが備わっていることは、国民の福祉にとって重要である。しかし、それにもまして重要なのは、被支配者大衆に反する利害をもたぬことである。もし民衆と利害が相反したら、支配者の徳はほとんど用がなく、才能は有害になろうからである。」(457頁)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

人は間違える存在である。
完璧であるということはない。
いつも正しいということはない。
だから、政治を司るものは長くはその座にいつづけず、
コロコロと変る民衆の利益の代弁を行う為政者をいただくことが、長い目では成功である、、、、
あまたいる政治家が時々に間違えることがあっても、それは「デモクラシーのコスト」である。
と、言うのが内田さんのエントリーの趣旨です。

フムフム。

さて、このトクヴィルは民主主義の主体者である民衆については以下のように述べています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「私は民主主義については、それがなしていることによってではなく、むしろなし遂げさせるであろうものによって、民主主義を賞賛したいのである。
人民が公務をしばしば甚だしくまずく運営することは確かである。
けれども、人民はその視野の範囲を拡大することなくしては、そして自分の精神が日常的な因習の外部に出て行かなければ、公務に関わりを持つことはできないだろう。社会の政治に関わりをもつように召集される一般民衆
である人々は、自分自身に何らかの敬意を抱くようになる。彼らはそのとき、自分がひとかどの主権者であるから、極めて啓蒙された知識を自分の知性に役立つように用いる。彼らは自分の知性を頼りにすることを絶えず求められる。そして無数の方法で失敗し、はぐらかされながらも、彼らは啓蒙される。政策では、彼らは自ら構想してもいない事業に参画もするが、その事業によって企画事業についての一般的関心を彼らは持つようになる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

つまり、民衆の方も成長していく。
失敗を重ねながらも、自ら考えることの喜びや、自らの願い、利益が活かされることを学びながら成長していく、、、、、

これが、民主主義の真の美点であると述べています。

「民主主義は社会全体に、変化に富んだ活発な活動、あふれんばかりのエネルギー、民主主義なしには存在しえない精力をはびこらし、広げつづける。そして状況が好都合であれば、これらは驚異的なものを生み出すことも可能である。以上は民主主義の真の美点である。」


政治家も官僚も、また国民も成長の過程、途上にいるということでしょうか、、、、、

今後の鳩山政権の動きを見ながら、
私たち国民すべてが民主主義という視点からも成長の一歩を歩みだすことを願いながら、この記事を書いています。
なおデモクラシーについては、また調べようと思っています、、、、、


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コメント

初期に書いた「公」についてですが、戦前は滅私奉公したらおかしくなったそうです。
新聞では官僚叩きでなく、官僚を使いこなす政治と書かれていました。

官僚が「抵抗勢力」でなく新政権にちゃんとついていくプロ根性だすと誰か言ってました。

投稿: あゆ | 2009.09.22 10:36

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