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2009.10.08

ドイツの研究用原子炉 FRM-II

FRM-IIの見学に行ってきました。
ここはドイツの研究用原子炉です。

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原子炉の見学ということで、厳重な警備です。
まず事前にサインとパスポートを係りの方に渡します。
そして、パスポートの代わりに研究上内での身分証明証が渡されるのです。
今回の見学は24~30人くらいの人数だあったので、3つのグループ8~9人に分かれ、それぞれのグループで見学。
全ての荷物はロッカーにいれ、靴にオーバーシューズを履き、
セキュリティチェックを一人ひとり受けてから、
これまた一人、ひとり扉の向こうの部屋に入るのです。
部屋は内圧になっていて、なにかあっても外に放射線が出ないようになっています。
何回も重い扉をあけて、入ったら、しっかり締めて、ということを繰り返して、
いよいよ原子炉のある区域に来ました。
上からみた原子炉は水に沈んでいて、青い水槽の中の銀色のロボットのように見えました。
ここから、いろんな放射線を取り出し、
研究に使用しているということです。
構造や動きなど物質の性質を調べていきます、、、、、

こうした技術の開発によって、
いろんな構造や動きがわかり、新しい物質が開発されたりしていくそうです。

ドイツ語で書かれているのでわからないし、
英語もわからないので、夫にすべて教えてもらいながらの見学でしたが、
やはり本物をみると感動するものです。

帰りは、被曝していないかのチェックを受けて、
来た時と同じように、厳重に戸をあけ、閉めることを何回も行って、
ようやく玄関ホールの戻りました。
名札を返し、パスポートを受け取って、
シューズのカバーをとって、
見学終了です。

日本でも何回か装置は見たことがあるのですが、
その時も、しっかりとセキュリティは行われていましたが、
ここまでチェックが完璧なのはドイツだからでしょうか?

いずれにしても、
とても勉強になりました。

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