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2009.10.12

原発解体〜世界の現場は警告する〜を観て

昨日のNHKスペシャル原発解体〜世界の現場は警告する〜を観ました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
深刻化する地球温暖化。各国のエネルギーの獲得競争。世界を巡る環境が大きく変わる中、今、原子力発電が注目されている。火力発電所に比べて大幅に二酸化炭素の排出が少なく、発電の出力が大きいからだ。
チェルノブイリ原発事故以降、脱原発の政策を続けてきた欧米。中国・インド・ロシアなどの新興国。そして産油国までも建設に舵をきった。世界で新たに導入の準備がすすむ原発の総数は100基にのぼる。
その陰で初期につくられた原発が役割を終えて解体されている事はあまり知られていない。
閉鎖された数は既に120基あまり。私たちは原発の大解体時代をむかえていたのだ。 
(中略)
世界の社会経済環境が大きく変わる中で高まる原子力発電へのニーズ。 一方で未だ解決の道筋がみえていない解体からでる廃棄物の行き先。この難しい問題にどう私たちは答えをだすのか。解体現場の取材からの報告。
(上記サイトより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

うううう====む。

トイレのないマンションと言われる原子力発電。
今やトイレの必要性は緊急に逼迫。
大きな問題です。
チェルノブイリから20年と言う記事を2006年に書きました。
この時は、チェルノブイリ事故後は世界の諸国は「原発は危険なもの」というように政策変換をしたことと、
そして「原子力の安全に関する条約」(1996年発効)を結んで世界共通の認識へと進みました。
この条約では、
原子力の推進機関と規制機関を効果的に分離することを各国に義務づけました。推進する側の安全確保だけでは十分な安全確保には至らず、独立した規制機関が必要なことを強調、確認しました。
が、
各国の状況は遅々たるものです。

日本でも原子力安全委員会があります。
しかし諮問機関であり、認可の権限も補助的なもので、体制も確立していなく、安全確保に十分な機関とはなっていませんでした。

1991年関西電力美浜原発事故
1995年高速増殖炉「もんじゅ」火災事故
1997年東海村再処理工場爆発火災
1999年核燃料工場JCOで臨界事故
2004年美浜原発配管破裂事故
など多くの事故が過去にあり、その教訓も曖昧なまま、青森県六ケ所村の再処理工場の使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す試運転の開始。
六ケ所再処理工場でのプルサーマル計画。
などなど原子力行政は、老朽化と事故などの問題を抱えつつも進みに進み、留まることはありません。
核燃料サイクル施設 直下に活断層
など、つい最近も地震との関係も明らかになりました。
そして今、
解体へと問題はさらに深刻、つまり放射性廃棄物の処理と言うことに問題は以降してきました、、、、、、、

先日ドイツの研究用原子炉 FRM-IIを見学したのですが、研究用の原子炉とは言え、いずれ将来、同じ問題に遭遇することと思います。
便利であるし、自然の解明に大いなる威力を発揮する、その一方で、廃棄に向けての方法もしっかりと確率していく必要があります。

産業廃棄物の問題なども含めて、
今、私たちは「廃棄とリサイクル」を真剣に考える時代に来ていると強く思うものです。
この問題、
もっともっと真剣に考えていきたいです。

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コメント

この番組は私も見ていましたが、最初から寿命が来れば解体する事は解っていたはずなのに何故今頃になって騒いでいるのか訳が解りません。
それだけ放射性物質に対する見込みの甘さが在ったものと思いますが、原発建設にあたり安全確保が曖昧であった事は現実に私は見ていますので然程驚きもしません。
私の友人も数多く原発で仕事していますが職種によっては軽度であれ被爆する者は後を断ちません。職業被爆者の犠牲の下に電力が供給されている事を大多数の国民は知らないと思いますが現実は単独作業時間の短縮などで被爆被害を小さく治めているのが実状です。
日本の原子力産業の悲劇はドイツのような国家としての原子力研究所が存在しない事だと思います。現場の人間は被爆の恐怖に裸で曝されているのと同様で安全確保の観点はそうとう遅れています。
未だに放射能を中和する技術が開発されていないと云う事は現在の科学では安全を確保する事は出来ないという事ですから核廃棄物の処理は未来へ負の遺産を残すと云う事になると思います。
最低限廃棄場所は人口密度の一番低い場所で被爆被害を人間にも他の生物にも及ぼさない地と云う事になると思いますが日本にそんな場所は在り得ません。しかし、日本政府は地震大国日本国内に廃棄場所を作ろうとしています。
核兵器被爆国でありながら核被爆に対する認識が希薄なのは何故でしょうかね?
オバマ大統領のノーベル平和賞に世界が嘲笑したのはアメリカとロシアは核兵器を減らすべきだが他の保有国は国防の為に最低限の保有数だと言い訳をして核兵器廃絶の意識は低いものです。日本と比べると大幅に低いものと思います。日本の核兵器廃絶意識は他国と比べると異常に高い事を日本人は知り世界の核兵器廃絶意識を高める事を思慮すべきです。
保有国は核兵器拡散は恐れますが自国の核兵器削減はなかなか言い出しません。アメリカとロシアは削減案を話し合いますが他の保有国は一言も口にしません。何故だと思われますか?
ひょっとすると私が知らないだけでしょうか?

投稿: | 2009.10.12 22:30

よさん。
こんにちは。
本当に仰るとおりですね。
呆れてしまいます。

危機感がないというか、、、
目には見えない、触っても痛くない。
だから油断しがちなのでしょうか。
甘く見いているんでしょうね。
なんとかなると。
後からツケがバンバンと回るのに。
ねぇ。
(@Д@;

見通しが利かないと言うか、場当たり的と言うか、、、
ふっ====
です。

あらあら、つい腹がたつので、同じような事書きました。
ごめん。


さて、アメリカの核。
私もいつも思っていますよ、「まず魁より始めよ」って。
結局、道のりはまだまだ遠いのでしょうか?????
いずれにしても、一つひとつ丁寧に訴えていくことが必要なのでしょうね。

投稿: せとともこ | 2009.10.13 15:54

日本もドイツも管理いいから某国みたいな事故はおきないそうですが・・・。

うちはマイカップ・マイ箸とかまったく協力するつもりないです。そんなことより原発のほうがはるかに気になるんです。割り箸はやがてくさっていきます。暖炉の燃料にもなります。自然の循環にのれます。
でも原発のゴミは???
循環せずに蓄積されていくと不安です。
体の中も、おかねも、物質も・・・。

投稿: あゆ | 2009.10.13 20:10

あゆさん。

そうかぁ、
マイカップとマイ箸ですか。
素晴らしい!!!
私もそう思いつつ、つつ。
つい箸はお店の割りばしをパチン。
水はペットボトルをグヒグヒです。

いかんなぁ、、、、と自分を戒めています。

それにしても原発の廃棄問題。
すぐそこにきています。
どうなるんでしょうか???
気になります。

投稿: せとともこ | 2009.10.15 13:13

あの~~。うちはマイカップも割り箸も協力してませんよ。割り箸は本来循環できます。でも原発は循環は自然にはできないでしょう。

投稿: あゆ | 2009.10.15 22:08

おおおおお、、、
あゆさん。
ごめん。
相変わらずの早とちり。
いつものことです。
本当だね。
読み間違えと言うか、
あなたなら、なんだかマイカップとか似合いそうだから。
つい予断が入りました。
失礼をいたしました。

こんな私ですが、(と、言うか、もうご存じでしょうが)
これからも、よろしくお願いいたします。

投稿: せとともこ | 2009.10.16 13:56

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