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2009.10.19

来年度予算、どうなるか???

当初予算、3兆円削減の意向 刷新相「92兆円に」と言うことで鳩山政権の手腕が問われる予算編成。
注目です。

マニフェストの目玉だった「子ども手当て」や高速料金無料などなどの予算が盛りこまれ、結果大幅な増額になりそうです、、、、
 
さて、
「予算編成の方針」は、「ムダづかいや不要不急な事業を根絶する」とのこと。
当然です。
その一つが公共事業の見直し。
今、八面六臂で活躍の前原さんが、この方針に従って、ダム建設の見直しや「国幹会議」(国土開発幹線自動車道建設会議)の廃止を明言。

この予算を支えるためには、ムダの見直しだけでなく、諸々の控除の廃止や増税があったりするとしたら、
「なんだかなぁ、、、」と不安と不満が積もるのですが、
ちょっと中身をみていきましょう。


今ネットでも子ども手当てが果たして、国民にハッピーな政策かどうか多くの意見が出ています。

もうマスコミでも何回も言われているように、
民主党が公約した手当額は、子ども1人につき月2万6000円、年間31万2000円。
所得制限を設けず、中学校卒業まで、すべての子どもに支給。2010年度は半額で実施し、11年度から全額支給とのこと。

現行の児童手当は、3歳未満の子どもに月1万円、3歳〜小学6年生までの子どもに月5000円(第3子からは月1万円)の支給で所得制限ありです。
と、言うことでここだけを見ると、かなり前進。
上向き。
子どもたち、子育て世代への応援が感じられるものです。
が、
が、
問題は当初から言われているように財源。
子ども手当の実施には年5・3兆円の財源が必要です。
民主党は財源として
(1)所得38万円以下の配偶者がいる場合の「配偶者控除」
(2)所得38万円超76万円未満の配偶者がいる場合の「配偶者特別控除」
(3)0〜15歳および23〜69歳の扶養親族がいる場合の「一般扶養控除」—を廃止する。
とのこと。

あらあら、、、
これは大変。
無条件、手放しで賛同はできません。

さらに驚くことに増税も射程距離内にあるとかとか、、、
何故なら、
上の控除廃止から産出される財源は1・4兆円。
足りませんね、、、これでは。
現行の児童手当の公費負担分約8000億円を加えても、まだ3兆円余が不足。
そもそもこの控除廃止。
控除廃止による増税の影響について、民主党は、増税となる世帯は「夫婦のみの世帯で一方が家事専業の場合」で、「全世帯の4%程度」、増加額は「平均的な収入(437万円)」で「月額1400円程度(年額1・9万円)の見込み」と説明しているのですが、この試案はズタズタのものであったと、指摘しているのは赤旗。
===========
負担増となる世帯は、高校生以上の親族を扶養する専業主婦世帯や23〜69歳の親族を扶養する共働き世帯なども含まれ、少なくとも600万世帯、全体の12%以上にのぼるとの試算を示しました。
「日経」9月14日付は、全世帯の18%(約920万世帯)が負担増となり、その平均額は年額4万円という一橋大の高山憲之教授らの試算を紹介しています。
控除廃止は、国民の負担増を招くとともに、生計費非課税という税制の民主的原則にも反します。
(しんぶん赤旗より)
===========

まだはっきりと数字としては上りませんが、負担が増える家庭はかなりありそうですね。
さて、次に登場が、、、
「増税」、つまり消費税。
消費税がまたまた議論のい俎上に上りそうです。
引き続き、見ていきましょう。
10月2日、経団連が提言を発表、
それによると「税制の抜本「改革」の課題として、2015年度までに消費税率を10%に、25年度までに17〜18%に引き上げ、法人実効税率を10%引き下げる」よう求めています。
そして、
消費税増税の理由にあげているのは社会保障。
消費税は、ほかの税金と比べて「経済に与える影響も少なく」「国民全体で広く社会保障負担を分かち合う財源として最も相応(ふさわ)しい」と主張。
??????????
うううう===ん。
これはどうだろうか?
消費税は、ほかの税金と比べて「経済に与える影響も少なく」
ええええ???
「国民全体で広く社会保障負担を分かち合う財源として最も相応(ふさわ)しい」
おいおいおい。
国民全体ってことは、金持ちからも、赤ちゃんからもお年寄りからも、いっせいにとりまっせ、ということです。
こうしたとき、金科玉条のごとく言われる「社会保障のため」。
本当に消費税が社会保障のために使われた事はあったのか、
あるいはどれくらい使われたか????
甚だ疑問の私ですが、、、


と、言うことで、これから本格的論戦を迎える予算審議。
しっかり、きっちり注目です!!!


Now,the Government party are making the budget for the coming year.
I'm interested in the budget.
I hope social welfare will be enriched.
Thank you.

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コメント

こんにちは、せとさん。

増税論が出るたびに思うのですよね、「この国の国民は累進課税を嫌っている」ってね。実のところ1980年代までは累進課税の上限は70%くらいまでありました。だから、何億円って言う所得のある人は「税金でほとんど持って行かれる」と嘆いた訳です。とは言いながら、その当時、国民の所得の上位4%と下位4%の比率は20倍も無かった訳です。いわゆる「総中流」の状態ですね。でもって、1980年からの改正で、累進課税の上限は40%程度になっています。そして、様々な新自由主義政策の結果として、国民の所得の上位と下位の差は160倍程度に開いて居ます。ある調査によると国民の所得構造がかっては300万円から800万円の中流部分に分厚い部分があったつまり一山がただったのが、現在は1000万円以上の層と500万円以下の層に2分されて二山形になっている訳です。つまり日本にはもはや「中流層」そのものが減っている訳です。

本来なら、こういう状況での増税論が起こると、「累進課税率の見直し」という議論が起こっても不思議はないと思うんですが、日本では累進課税率の話は決してしてはならない見たいなんですね。何故なんでしょうね。

投稿: 技術開発者 | 2009.10.19 18:03

ちょっと自力では支えきれない論点なので、他人様に下駄を預けるようで恐縮なんですが(笑)、ここでもう少し我慢して議論の高まりを待ってから、民主党政権が泥を被って分配の見直しと併せて量的規制緩和のコンボに雪崩れ込むって筋書きはないですかね。

…と謂うか、民主党政権の活路ってそこにしかないように思うんですが。

投稿: 黒猫亭 | 2009.10.19 19:05

 公平な所得の再配分って、イギリス病の病原菌じゃぁなかったのかなぁ?北欧の高福祉高負担をもてはやしている日本人の顔ぶれをながめてみると、かつてこの人たちは社会主義の5ヵ年計画をもてはやしていたのでは…

投稿: 罵愚 | 2009.10.19 19:27

こんにちは、せとさん、そして皆さん。

少しイギリス病について説明しますね。

私はフェビアン主義者ですが、フェビアン社会主義の最も基本的な姿勢は「急がない」という事なんですね。どのみち産業が発展し円熟期を迎えて爛熟する頃には社会主義国家とならざるを得ない訳ですから、ゆるゆると資本主義における弊害を緩和して行けば良い(漸進主義)と考えるわけです。私なんかは「100世代ほど後でも構わない」なんて言い方をしますけどね。

そういう意味では、イギリス病と言われた時代のイギリスは「急ぎすぎた」のだと思っています。
 まず非常に大きな原因として「製造系企業の国有化」があります。これは現在、日本や米国でも政府が幾つかの新自由主義で破綻した銀行や企業の「国有化」をしていますが、たいていうまく行かないわけです。日本や米国もたぶんうまく行かないだろうと思っています。

わざわざ製造系と付けたのは、実はイギリスの企業国有化は2段階に行われました。最初は電気・ガス・輸送などの国民生活のインフラストラクチャーに直結する産業の国有化が進んだ訳です。実はこれは、あまり大きな沈滞を引き起こす要素とは成っていないわけです。というのはこれらの企業の産物というのは「安定性」を重視するからです。問題はその次ぎに行われた、鉄鋼や自動車産業の国有化でして、しかも、政権が交代するたびに「民営-国営-民営-国営」と振り回されています。これらの製造系業種というのはこういう振り回され方をするとたいてい駄目になります。

次ぎに良く日本で紹介される「社会保障が充実しすぎて、働く意欲を失った」があります。実はこれは「階級の固定」という事とペアで考えるべき事なんです。イギリスの階級意識というのは歴史的経緯もあって非常に強く、簡単に打ち破れない訳です。以前、トレードユニオニズムとニューユニオニズムの話をしたことがあるかと思いますが、労働者ですら「労働者」という単一階級ではなく「熟練労働者」と「一般労働者」の二階級があり、それそれが労働組合をつくらなくては成らないほど、その壁がなかなか越えられない現実があったわけです。こういう状態で社会保障を充実させたことで、特に収入か低く「熟練労働者」になることも難しい「一般労働者」の階級において労働意欲の減退が起こったのは事実としてあります。実のところイギリスの労働組合は歴史的経緯から非常に戦闘的だったのですが、特に中流階級を構成する熟練労働者の要求が大きく、その結果としてスタグフレーション(景気は低迷するのに物価は上昇する現象)が起こり、その結果として一般労働者の最低賃金では生活が成り立たないという現象なども起こった訳です。社会保障の最低額が一般労働者の最低賃金を上回るという現象がおきたのはこのためです。

 でもって、最後に累進課税です。累進課税率の最高が98%に達したという話もありますが、実はこれには思想的背景がありまして、フェビアン主義の中でも「真っ先に是正すべきは不労所得(地代や株の配当など)である」という考え方がありまして、労働所得の最高課税率は80%程度なのですが、そこに不労所得特別加算が加わると98%までなるという構造です。まあ、労働所得の最高課税率が80%というのが高いかどうかという話はある訳です。

考え方として、資本主義の発展を皆さんが望んでいるのかどうかが疑問なんですね、私にはですけどね。資本主義が機能するためには「生産物を消費してくれる消費者」が必要であり、そういう消費者というのは「分厚い中流層」を持った場合が一番多く良く消費してくれる訳です。そういう意味では、今の二山型になっている所得構造というのは、資本主義的にはあまり効率の良い形では無いんです。じゃあどうすると考えたときに、二山型の上の方の税を厚くして、二山形の下の方への手当を厚くすることで一山に戻す(所得の再分配政策)という考え方になる訳です。

民主党の政策に「バラマキ」という批判がありますし、「全部にばらまかずに所得制限をかけろ」という批判も耳にします。実は、そういう批判を解決する方法としても累進課税の見直しというのは有効なんですね。つまり累進課税がきちんと機能し、所得制限を掛けずにばらまいたお金もまた課税対象とすると、自動的に所得の多い所にばらまいたお金は戻る形になりますからね。行って戻ってと馬鹿らしいみたいですが、実はこうやるのが一番「手間が掛からない」ものなんですね。笑い話ですが、北欧の国では結構多額の年金が出ますが、その年金も課税対象でして30万円の年金が税引き後では18万円になったりするんですね(笑)。

投稿: 技術開発者 | 2009.10.20 09:10

一般会計と特別会計を一元化すれば、まだ数字は出てきていませんが赤字国債の増発をしなくとも、短期的には、なんとかなるような気がします。問題は、なんとかなる間に経済の立て直しを如何にするかだと思います。
「扶養控除・配偶者控除」廃止を増税と見るか優遇処置の廃止と見るかは世論の分かれる処ですが私は優遇処置の廃止と見ています。
優遇処置を「扶養控除・配偶者控除」から「子ども手当て」へ変更するという考えかたで、「コンクリートから人へ」の考え方と同じものと考えます。
限られた財源で何もかも賄う事が出来ないのは誰が考えても解る事で国の基本政策の変更で優遇処置対象の変更が行なわれる事が失政と云えるものかどうか疑問に思います。
>控除廃止は、国民の負担増を招くとともに、生計費非課税という税制の民主的原則にも反します。
(しんぶん赤旗より)<
私の考え方捉え方からすると、この論旨は通用しなくなりますが如何でしょうか?
経団連の云うところの
>「経済に与える影響も少なく」「国民全体で広く社会保障負担を分かち合う財源として最も相応(ふさわ)しい」<
には疑問符も在りますが、法人実効税率の引き下げ案は世界情勢等総合的に見て致し方無いかな…?!とも思います。
もし、社会保障費に消費税を充てるのであれば、一円に至るまで収支と使途を明確にし、社会情勢の流動に合わせて分配の変更を柔軟に出来る法整備が必要と思います。
最後に格差是正の為には課税率の変更は必要ではないかとも思っています。

投稿: | 2009.10.20 10:04

こんにちは♪
頂いたコメントの数々、拝見しながら、
税制問題、難しいと思うことしきりですね、、、
フゥム。
累進課税や優遇措置、、、
そして福祉優先についてのアレコレの問題点。
などなど公平であらんと法整備を考えているのでしょうが、
すべての人が納得というのはあり得ないのでしょうね。
個人的には「累進課税」は賛成です。
メリット・デメリットは当然あるのでしょうが、、、
以前、不労所得の問題では7人に200億円の減税、なんてことが取り沙汰されたことを思い出します。
証券優遇措置の恩恵を蒙った金持ち7人の話です。


黒猫さんから頂いたコメントでの「分配の見直しと併せて量的規制緩和のコンボに雪崩れ込むって筋書き」や、
よさんからの控除と優遇措置、法人税の問題など、これから考えていきたいこと山積の税制問題です。
また私もできる限り、調べてみますので、いろいろご意見やご教示、頂けますようにお願いいたします。

投稿: せとともこ | 2009.10.20 14:47

こんにちは。YJSです。

黒猫亭さん:
> …量的規制緩和のコンボ

えーと。「量的規制緩和」って、もしかして「量的金融緩和」…?

投稿: YJS | 2009.10.20 21:36

>YJS さん

>>えーと。「量的規制緩和」って、もしかして「量的金融緩和」…?

あ、タームが不正確でしたかね。以前ご紹介を戴いた資料でもそのように書いてあったように思ったもので。いずれにせよ、YJS さんが以前仰っていたアレのことです。

投稿: 黒猫亭 | 2009.10.20 22:50

住田さん(有名弁護士)は消費税あげて、福祉国家という意見みたいでした。

 気になったのは彼女は消費税あげるのに不満な人は税を払いたくない人達と思っていると充分思える発言くりかえしたことです。

投稿: あゆ | 2009.10.21 08:06

追伸
え~。山がふたつなんですか!中流がおちていることは予想していましたがそこまでとは・・・。

アメリカ専門家の人達がいうには金融危機おこした20年代もそういう状況で富裕層中心の好景気が終わり内需低迷だったそうです。

結局戦争という手段でおわりでしたねえ~。

投稿: あゆ | 2009.10.21 08:10

また追伸
はずれてますが・・・。
イギリス病の説明でてましたが、オイルショックも大きな要因と誰か専門家が言ってました。どうなんでしょう?

投稿: あゆ | 2009.10.21 08:15

YJSさん。
黒猫亭さん。
あゆさん。
コメントありがとうございます。

YJSさん>
私も規制緩和、量的緩和と、つい書いたり、言ったりします。
はっはは、、、
厳密に違いを明らかにしていくことは大切ですね。
フムフム。
なお、以前、「規制緩和のもたらしたものは?」という記事を書いたことがあります。
http://ts.way-nifty.com/makura/2008/12/post-c4f5.html

労働契約法やホワイトカラーエグゼンプションについても考えていきました、、、
パイの皮のように何重にも重なっているこれらの問題、解きほぐすのは容易ではありませんが、、、
粘り強く、、、ですね。
開発者さんではないが。


黒猫亭さん>
2006年の記事ですが量的緩和について、かなり調べたことがあります。
http://ts.way-nifty.com/makura/2006/03/post_ef54.html
またゼロ金利についても、考えました。
http://ts.way-nifty.com/makura/2006/03/post_ef54.html

あの記事を書いていた頃は小泉さんの頃です。
こうして振り返ってみても、
小泉さんの負の遺産の大きさにため息が出るばかりです。
今、郵政がまた取りざたされていますが、
さてさて、、、どうなることやら。


それから、黒猫さんのエントリー「パンの話」見ながら、一人で笑っています♪
本当はコメント残したいが、そこはそれ。
と、言うことで、黒猫さんがお越しくださること、待っていたのですよ♪
ははは、、、
では。

あゆさん>
そうなんですか、、、
住田さんって、そのようなことを言われているのですか。
また、リンクなどお知らせくださいね。
読んでみます。

結局、戦争という手段、、、

うわっ〜〜〜〜
やっやめましょう。
と、思わず声がでました、、、

うううう===む。


いずれにしても私たちの生活に密接な税金。
しっかりと見て行きたいです。
また、ご意見お聞かせくださいね。
待っているよ♪


投稿: せとともこ | 2009.10.21 14:38

講演きいたんですが、国が責任もつ福祉にプラス共助もとりいれるという考えのようです。検察・弁護士として底辺みてきてそう思うようです。財源は広くうすくで消費税をあげようと考えていました。

 さすがに世界大恐慌に似た状況でしたが、今回は戦争という手段はかいひされたようですね。
 あゆ方にいわすと、「戦犯」は日本でなく、格差バンザイで金融資本・新自由主義のあめりか政治の失敗だそうです。

投稿: あゆ | 2009.10.21 15:15

こんにちは。YJSです。

黒猫亭さん:
> > 分配の見直しと併せて量的規制緩和のコンボ
> YJS さんが以前仰っていたアレ

はい…ってことは、黒猫亭さんのところのエントリ「微妙な告発」でのコメント欄で私が支持している「再分配強化、金融の量的緩和」のことだと思います。
具体的には、再分配強化は累進性を高めることで、量的緩和は長期国債の買い切りオペ増額のことです。

せとともこさん:
> 量的緩和について、かなり調べた

リンク先のエントリを読んだ限りでは…せとともこさんは低金利やゼロ金利や量的緩和には否定的であるように感じました。
しかし、私の意見は、再分配強化と共に「量的緩和は必須である。」なのです。まぁ…金融緩和に対して、せとともこさんとは正反対の評価、ということになるのでしょう。

私が更に金融緩和を進めるべきだと考えている理由については、すご〜く長くなりますし、せとともこさんやコメンターやここをご覧になっている皆さんのご意見と反対のものでありましょうから、ここに書くのは控えたいと思います。
まぁ、その…読んで不愉快になるだろうと推測していますが、もし、もし興味を持っていただいたなら、既に長いのを書かせて頂いた黒猫亭さんのところのエントリ「微妙な告発」における、コメント欄およびコメント中のリンク先記事をご覧下さい。

投稿: YJS | 2009.10.21 18:39

 能力と努力に格差があれば、その結果があらわれるのは、あたりまえの話だ。不満なら、努力を重ねるか、能力を高めるか、いずれにしろ結果の平等はイギリス病や毛沢東の文化大革命の失敗で証明済みだろう。
 あらためてお尋ねしたいのだが、格差があって、なにがいけないの?

投稿: 罵愚 | 2009.10.21 18:44

>せとともこさん、YJS さん

YJS さんが挙げてくださったウチのエントリにおける議論で、オレ個人はYJS さんが仰ることに十分説得力があると感じました。しかし、それはこちらの議論ではあまり出て来ない観点の提言だな、と謂うことは感じていましたので、YJS さんには無茶振りで申し訳ないんですが、ちょっとこちらでの反応が視たい、と謂う気持ちがありまして。

殊に、年に二%程度のインフレ率を維持すること、つまり貨幣の退蔵にペナルティが生じる仕組みを維持することが経済発展の基本的な原則だと謂うご教示には蒙を啓かれた部分があります。また、「お金を刷る」と謂うことが実質的にはどう謂うことなのか、それについても妥当なイメージを抱くことが出来たと考えています。

オレ自身、貨幣に対して金本位制のようなイメージを脱却出来ていなかったように思いますし、貨幣の総量がどのような基準でどのようにコントロールされるべきなのか、具体的にわかっていなかったところがありますので。

当該エントリでは、YJS さんのお考えを可能な限り深掘りしてお伺いすることが出来たと思いますので、是非ご一読戴ければ有り難いと思います。まあ、オレの意見はどうでも好いですから、文脈を読むと謂う目的以外では読み飛ばして戴いて結構ですが(笑)。

>>黒猫さんのエントリー「パンの話」

あれは完全に陰謀論ですよねぇ(笑)。仮説に立脚して仮説を積み重ねることで楽しい妄想が出来ると謂う話なんですが、それが「楽しい」ことは否定出来ないんですね、残念ながら(笑)。物語化には人を惹き付ける魅力があることは事実ですよね。

あれを書きながら、きくちゆみもさぞかし楽しくて充実していたんだろうな、なんて思いました(笑)。そう謂うことは、競馬の予想とか相撲のトトカルチョくらいに留めておくのが大人の節度だとは思うんですが、残念なことにエビデンスに即して大真面目に議論すべきことでも、その種の面白さを求める人がたくさんいると謂うことでしょうね。

投稿: 黒猫亭 | 2009.10.21 20:42

こんにちは。YJSです。

黒猫亭さん:
> こちらの議論ではあまり出て来ない観点の提言…
> ちょっとこちらでの反応が視たい

ひぇぇぇ…そういうことでしたか。
かつて…当時TBSアナウンサーの小笠原保子さんが開設していた掲示板に書いていたときは、無視されるか十字砲火の対象になるかのどちらか、でした。
十字砲火の方だと、「金融緩和はデフレ脱却には無効だ」と主張する人、「ハイパーインフレになる」と主張する人、の大きく二つでした。中には1人でその両方を主張する人(=さっぱり効かないが、突然ハイパーインフレになるという主張の人)もいらっしゃいました。

そもそも、デフレ上等、っていうのが基本でした。まだ余裕があったんでしょうね。自分の雇用が脅かされないとデフレの恐ろしさが実感できません。自分が解雇されない限り、実質賃金は上昇している(名目賃金が伸び悩んでいても、一般物価は下降している)ので。
でも、例えば昨年の内定取り消しや今年の大学新卒の就職率の数字が恐ろしいものになることなど、影響が大きいわけです。また、解雇された後に再就職が恐ろしく難しいなどの状況があるわけです。

景気が良いとはどういう状態か(=非自発的失業がない=完全雇用が実現されている)が理解されていれば、経済が好調ということと景気が良いということを区別できますが、そういった定義もご存じない人が多いようでした。
なので、マネーと景気、マネーとインフレ/デフレ、このエントリに関連して言えばマネーと財政(ファイナンス)、といったことを書いたのですが、うまく伝えることに失敗したようです。

たぶんこちらでも…というのを懸念しています。
多くの人にマネー管理の強力さを理解してもらうことがとてもとても重要だと私は思っていて、なので私の力量不足によって反発を招いてしまう(中立だった人も反対にさせてしまう等)のは、本当に本当に避けたい、のです。

投稿: YJS | 2009.10.22 09:23

黒猫亭さん。
YJSさん。
おはようございます。

今、黒猫さんの当該エントリーのコメント欄、ならびにYJSさんのご紹介の説などを検討していきたいと思っています。
新しくエントリーを挙げる予定。
多分、理解が途中でも今日中に書きます。
その折は、またご教授よろしくお願いいたします。
なお、私に限って言えば、
無理解のまま、反発することは決してありません。
理解したうえで、
納得するか、対抗言説を考えるかは、
それはその時のこと。
と、言うことで、
徒な反発は致しませんから、
是非、お教えくださいね。
多分、開発者さんやあゆさんやよさんも討論に参加したいと思います、、、
実は、こうした論には面影さんや罵愚さんも詳しいところがあります(別の面では困ったチャンですが、、、はっはは)。

では、また。

投稿: せとともこ | 2009.10.22 09:59

こんにちは。YJSです。

せとともこさん:
> 黒猫さんの当該エントリーのコメント欄
 
クルーグマン教授の子守協同組合エッセーに飛んで読むだけでも良いかもしれません。あと、そのクルーグマン教授のエッセーへのリンクに言及した後のコメント欄でのリンク先記事も参考になると思います。
何と言いますか…あ、そうそう黒猫亭さんがおっしゃったのと同様、私の意見などどーでも良い、というか。

投稿: YJS | 2009.10.22 13:30

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