沖縄・泡瀬干潟埋め立て訴訟判決
沖縄・泡瀬干潟埋め立て訴訟:2審も支出差し止め命令 県・市の控訴棄却と言うことで、
注目された判決が昨日、下されました。
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沖縄市沖で国、県、市が進める泡瀬干潟埋め立て事業を巡り、沖縄県民516人が県と市を相手に事業費支出差し止めを求めた訴訟の控訴審判決が15日、福岡高裁那覇支部であった。河辺義典裁判長は「新しい土地利用計画の全容が不明で、経済的合理性があるとは認められない」として、将来の支出差し止めを命じた1審・那覇地裁判決を支持し、県と市の控訴を棄却した。
(上記ニュースより)
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この判決に先立ち泡瀬干潟:前原担当相 沖縄市長に埋め立て中断など伝えると言う前原さんの中止意向なども報道されていましたが、
「控訴審判決を見ながら判断する」と言うことだったので今後の対応に注目です。
国と県が沖縄市泡瀬沖合の約187ヘクタール(第1区域約96ヘクタール、第2区域約91ヘクタール)を埋め立て、ホテルや人工ビーチ、マリーナ、商業施設をつくると言う計画で、
中城湾港新港地区の港湾でしゅんせつした土砂の処分が目的の一つでした。
沖縄市長は1区を工事の進ちょく状況を理由に推進、2区を推進困難としています。
そして、前原さんは、1区中断、2区中止の方向を示していたのですが、、、、、、
今回の判決は、
1区について「土地利用計画の全容が明らかになっていない現段階で、経済的合理性があるとは認められない」とのこと。
2区については沖縄市が土地利用計画を白紙に戻していることを理由に「埋め立て免許等の許可がされる見込みがない」と指摘。
そして、
国や県、市が「裏付けとなる法律上の根拠が得られる見込みが立っていないのに推進しようとしている」として公金支出差し止めを命じたものです。
長い間、サンゴや自然、環境を守るために闘ってきた保護団体の方々や、地元の皆さんにとって朗報であったことと思います。
泡瀬干潟を守る連絡会では、早速集会を開き、
今後の活動にさらに力いっぱい自信をもって動き出すようで、
私も心からエールを贈っています!!!
I'm glad to hear this news.
Many people's efforts were rewarded.
I hope this judgment brings them good luck.
Thank you.
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