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2009.10.26

明日の記憶を観て

昨日明日の記憶を観ました。
先日亡くなった南田洋子さんのこともあり、
感慨は一入でした。
ここに改めて南田さんのご冥福を祈るものです。

テレビでは長門さんとの夫婦愛、病気と闘う二人が何回も映し出され、
胸一杯になりました。


さて、明日の記憶。
記憶とは何か、
人格とはその人の歴史であり記憶であるということなのでしょうか?
記憶を失った「ひと」はもう以前の「その人」ではないということか???
考えさせられます。
失いつつある記憶におびえ、また失意にくれる本人。
ささえる家族と周り。
そんな人間があちらこちらで交錯する映画でした。
最後の場面は、なんとも、なんとも言葉にならなかったのですが、、、、、

さてさて、
実は私は映画の中で医師が診断するとき、主人公に質問をするのですが、
その質問、一緒にやっていました。
一緒にやりながら、、、
途中で、
ウワァ====ン、なんだったっけ???
と、答えがあやしくなる自分がいそうで、怖かったのですが、、、
最近物忘れがひどい、と自分では思うのですが家族に言わせると昔からだそうで、、、ははは。
いやぁ、笑っちゃいられない。

それはそれとして、
記憶。
いいことも悪いことも、あんまり思い出したくない愚かな自分というものに遭遇したりもするのですが、
そんな記憶のアレコレ。
村上春樹の「ノルウェイの森」が鮮明に思い浮かびます。
が、これ文学作品と言うことで、
現実の医療の分野でも少しずつ解明されようとしています。
まだ臨床への応用というところにまでは至っていませんが、
こうした技術の発展とともに、政治の面でも患者さんや家族の方々にやさしい時代が来ることを願いながら、、、
感想ともなんともつかないままに「忘れないうち」に書きました。


Yesterday, I watched a television drama.
A hero loses his memory little by little.
His wife supports him with a dedicated nurse.
We enter an aging society.
I think this problem is very important.
Thank you.

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コメント

『明日の記憶』私も観てました…DVDで何度も何度も観たのですが、その度に考えさせられます。
私個人は、都合の悪い事は、なるべく記憶を無くすように努力して周りの人たちから(特に奥方から‥)呆れられますが、忘れようと思うと本当に忘れてしまいます。しかし、時々思い出すと反省しきりです。
私の母を見ていますので本当に自分がアルツハイマーになった時は施設にスグに入れてくれと頼んでいますが、奥方曰く「弄んであげるから安心して!」と心強い?言葉が返って来ます。
しかし、『明日の記憶』の最後の場面は自分に置き換えてみると自分も周りも悲しいですね。…

投稿: | 2009.10.26 15:30

よさん。
おはようございますo(*^▽^*)o

頂いたコメント、大いに笑わせていただきました。
ははは、、、
と、言うか、笑っている場合ではない私自身が「ここ」にいるんですが、、、、


それにしても、
考えさせられるテーマですね。
他人事ではない、ということもありますが、
夫婦とは何か、親子とは何か、
いろいろと胸に迫ります。

それはそうと、
また、本の感想、聞かせてくださいね。
楽しみにしています!!!

投稿: せとともこ | 2009.10.27 10:59

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