しばらく更新ができませんが、、、
ちょっと出かけますので、記事の更新はしばらくできません。
また、
頂いたコメントやトラックバックの反映に時間がかかると思いますが、
どうぞよろしくお願いいたします。
出先にネットの環境があれば、また更新します。
とくに、
京都の泉涌寺のもみじについては、ぜひ書こうと思っていますので、、、
と、言うことでよろしくお願いいたします。
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化野から歩いてツラツラと行くと、お土産屋さんが並んでいます。
京都の雰囲が充満。
たとえば、
町並みを思わせる店のたたずまい。
たとえば、
和風の小物。
たとえば、、、
と、お土産屋さんを立ち寄るだけでもう京都のあれやこれやが味わえます。
私の大好きな京都がいっぱい!!!
漬物の店、友禅の店、焼き物の店、、、そして繭玉と店はならびます。
もう、どうしよう、、と思っているいるうちに次の二尊院に到着。
二尊院は小倉山です。
百人一首で有名な小倉山。
「小倉山、峰の紅葉場」と言うことで、どんなにモミジの名勝と期待したのですが、残念ながら天気が今いちと言うことで、紅葉の馬場は
その圧巻を感じることはできませんでした。
が。
が、上にあがるとさすがに美しい色とりどりの紅葉が私たちを迎えてくれました。
茶室の時雨亭でお茶を点ていたので、私たちも頂きながら、庭を見ました。
赤い笠が緑の木々に映え、とても華やかでありました。
その後は二尊院を出て、田舎道、とは言え山ほどの観光客とすれ違いながら歩いて行くと落柿舎へと連なりました。
落柿舎とは向井去来の住家です。
「落ちる柿に注意」というような心やさしい看板というか立て札がありました。
笑っちゃいますね、、、
ユーモアがいっぱいです。
田舎のふとした一軒家に当時の俳人詩人が風流をもとめ、すまいしたのですね、、、
そして、
そして、
次は常寂光寺。
ここはひたすら階段が多くて登り、登り、、と続きます。
紅葉はイマイチでした。
と、いうのも、もう時期が過ぎたのと天気がもう一つだったからです、、、
それでもパノラマ的な風景に溶ける紅葉を堪能しました。
そして、
次はもうヘトヘト,ガクガクの足と泣き出しそうな空模様を見ながら、
もう帰ろうと二人で相談。
おなかもすいたし、さて、どこに行こうか、、とお土産屋さんやら食べ物屋さんやら覗きますが、もういっぱい。
なにしろお昼の時刻ゆえ、ドンドンと観光客はやってきます。
仕方がないから、嵐電で北野白梅町まで出ようと電車乗り場まで歩きます。
途中、竹林を通りました。
まっすぐに、まっすぐに天に向かう竹の林は、青々と私たちを迎えてくれます。
一緒の方向の人も、向いから来る人も、ひとひとひと。
とにかく人です、、、
やっとやっと嵐電の駅についた頃はおなかはすくし、足は棒。
天気は泣きそう。
そんな情けない状態でも、とにかく電車に乗ろうとあと一踏ん張り。
の、
はずが、
これまたこれまた大勢の人が切符の順番待ち。
うわっ、、、
これくらい切符売り場の人がいっぱいの電車って鞍馬の火祭り以来か、、、と思いながらも、ようやく電車に乗って、目的の北野白梅町に着いた頃は雨でした、、、
本格的な雨にふられながらも、
紅葉をもとめてカメラを片手に、ちょっとした半日の観光。
それはそれで、
十分、観光客の醍醐味と紅葉の美しさを味わいつくしました。
一枚、いちまいのはっぱに、それぞれの思いがあり、
それが懸命に声をあげているようです。
塊として、
あるい一枚であったり、
またまた落ちた様であったりと、いろんな表情をみせてくれます。
Ogurayama in Kyoto is famous for its Japanese maple.
People have composed a tanka since early times.
In the Hundred Poems by One Hundred Poets, there is a famous poem about Ogurayama.
It’s very nice.
I like that poem.
Thank you.
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昨日、日曜日。
朝早くから京都の紅葉を撮ろうと出かけました。
天気は曇り。
本当は真っ青な空を背景に光を透かした紅葉が映えるのですが、
まぁ雨が降っていないだけいいか、、、ということで出かけました。
京都駅に着いたときは、もうすでにいっぱいの観光客でごったがえしていました。
うわっ、、、秋の京都だぁ====
人をかきわけ、かきわけ、やっと33番ホーム嵯峨野線に着いたときはもう立派な満員電車になっている電車がホームに待っていました。
空いている隙間に入り込み、やっと乗り込んだのですが、その後からもドンドン観光客が乗り込み、まさに立錐の余地がないというところです。
こんな満員電車は東京にいた時以来。山手線か千代田線かと思い出しながら、
ここまでしてこそ紅葉とりです!!!
揺れに揺れ、電車のうごきに身を任せ、ようやく嵯峨嵐山。
吐き出すように多くのおおくの観光客がおります。
私たちは最初の目的は化野念仏寺。
バスはあてにならないし歩くには遠いのでタクシーに乗りました。
運転手さんによれば、今年の紅葉は早いそうです。
確かに例年ならまだ赤々と色づいているのに今年はもうくすみがかかっています。
嵯峨野の田舎道、普通なら静かな光景が、いまはカメラを持った観光客でいっぱい。
すれ違いながら、目的の念仏寺に着きました。
化野。
葬送の地です。
石仏が立ち並び、静かでさびしいここあだし野。
その静寂なはずが今は人がいっぱい、あっちにもこっちにも。
そして、その全ての人が我を忘れてカメラのレンズをのぞきパチリとしていました。
私も負けずに撮りました。
紅葉はまだ赤く色がついていないものやら、青い葉や、オレンジ色のものやらと、
多様な色合いを出し、それが多宝塔とマッチしていました。
念仏寺のモミジ、お楽しみ下さい。
次は二尊院へと向かいますが、
これからまた出かけますので続きは後ほど。
A long ago, in Kyoto people held funnel at Adasino.
There are a lot of Pagoda and the tombs unknown people.
In religious atmosphere we think life and death.
And Japanese maple suits that maters well.
Thank you.
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新しい試みとして期待していた行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)の「事業仕分け」。
その前半作業が終了しました。
テレビでも報道され、私もかなり興味をもって見ていたのですが、
実は映し出される画面に疑問をもっていました。
特に教育、学術部門。
えええええ???
子どもたちの将来を保障するために子ども手当を支給と言う政府じゃなかったの?
保障って一体なぁに???
と、思いました。
これじゃお金さえ支給すればそれでOK,と言う事???
教育の中身は?
と、思いながら聞いていたら、昨日、20日。
日本学術会議の金澤一郎会長の談話を発表しました。
日本学術会議のサイトからPDFで見る事が出来ますので、興味のある方はご覧ください。
談話では、
行政刷新会議の事業仕分けで、基礎科学や科学技術関連の項目について厳しい判定が出ていることに懸念の声も聞こえるとし、中・長期的視野に立った学術研究推進が重要と指摘。
科学・技術の成果は多くの研究者の長期にわたる継続的努力の積み重ねであり、多くの研究計画が多数の研究者の議論の積み重ねで作られており、「基礎研究への投資がたとえ短期間であっても大きく減少することは、研究を実際に担う人材の離散を生じる」だけでなく、国際競争力の低下、国家的損失を招くことは明らかだとしています。
実際、テレビを見ていても、
質問は「何の役に立つのか?」と言う事ばかりです。
教育、とくに基礎教育って結果がでるには相当な時間が必要です。
それを、成果を急がせ、すぐに結論がでなければ切り捨てるというのは、教育を育てるという本質から外れていると私は考えます。
この問題についての危惧を表明しているサイトやブログが目立ち出してきたのは、
やはりあまりに強引なやり方、決め方に対しての違和感かと考えます。
U-runner's Viewのブログには、
文部科学省への意見表明や、その他の事業について詳しく述べてありますので、関心のある方はご覧下さい。
==========
科学技術に対する低い評価は、薬学のみならず、日本の科学全体にとって重大な事態ですので、ご多忙とは存じますが是非皆様の意見を文部科学省、副大臣、政務官にメールしていただきたいと思います。
意見は事業ごとに行っていますので、以下の事業についてお願いします。各事業について、万遍なく意見件数があることが重要だと思います。
事業番号:3-20 事業名:競争的資金(先端研究)
事業番号:3-21 事業名:競争的資金(若手育成研究)
事業番号:3-22 事業名:競争的資金(外国人研究者招へい)
事業番号:3-38 事業名:競争的資金(ライフサイエンス分野)
事業番号:3-39 事業名:競争的資金(女性研究者支援)
(上記ブログより引用)
==========
先のブログなども参考にさらにみると、、、
この19日には、
生物学や薬学分野9学会の会長と理事長が連名で、、政府に若手研究者の育成・支援の強化を求める要望書を提出しました。
13日の行政刷新会議による「事業仕分け」で若手研究者の研究費や雇用にかかわる予算を減らすことが求められたのに対し、この判断が日本の科学技術の発展を大きく損なうことを憂慮するとして提出したものです。
要望書では、民主党が科学技術政策で21世紀のわが国がめざすべきは「科学技術で世界をリードする国」でなければならないとのべていることを指摘。「科学技術を発展させるには、大学院生や若手研究者に希望を与え、その創意性を最大限に引き出すことが何よりも大切」だと強調しています。
さらに、
文部科学省の感染症研究国際ネットワーク推進プログラムが「廃止または予算縮減」とされたことを受け、日本ウイルス学会、日本細菌学会など4学会の幹部らが20日、緊急記者会見し、プログラムの継続と発展を強く訴えました。
ウイルス学会の野本明男理事長は「なくすことは感染症に対するわが国の安全にとって大変問題。海外の研究者との信頼関係の上に成り立っており、一度つぶしたら二度とできず、日本の国際的信用は失墜する」と述べました。
次にコンピューターでは、
次世代スーパーコンピューター開発予算が来年度計上見送りを含む削減を求められた問題で、シミュレーションにかかわる基礎科学の研究者たちでつくる「計算基礎科学コンソーシアム」が18日、緊急声明を発表しました。
============
行政刷新会議の事業仕分けで、「来年度予算は見送りを含む削減」を断じられた「次世代スーパーコンピュータ開発」について、大学教授らで組織された「計算基礎科学コンソーシアム」(代表=宇川彰・筑波大学副学長)はこのほど、同開発を「迅速かつ着実に推進することが極めて重要でここに強く訴える」などと、開発継続を求める緊急声明を発表した。
同開発で事業仕分けが出した結論に対し、「見送りに限りなく近い縮減。今回の唐突な結論は、我が国の科学技術の進歩を著しく阻害し国益を大きく損なう」と、不適切な判断だと批判している。
同コンソーシアムは「スパコンは、現代の科学技術全体において主要な位置を占めている」としたうえで、「国民生活につながる最先端の技術開発では、スパコンを使ったシミュレーションが、国際競争力における主要な武器になっている」と、同開発が基礎科学の研究の遅延など、影響は大きいと訴えている。
報道によると、事業仕分け人の一人として参加した計算機科学の第一人者である金田康正・東京大学教授が、スパコン予算削減に賛成する立場に回った。すでに、同開発に関係するスパコン御三家のうち、NECと日立製作所が、補助を受けている途中で撤退という異例の決断を出した。事実上、富士通1社だけになり、同社だけに国費を補助する意味が失われたため、「予算打ち切り」の判断をすべきと考えたようだ。
(上記ニュース原文ママ)
================
フゥム。
これは何と言うかぁ、、、
さて、さて、
学問だけでなく、芸術でも意見書が提出。
日本芸能実演家団体協議会は18日、「行政刷新会議『事業仕分け』に関する意見」を文部科学省に提出したと公式サイトにあります。
今回の事業仕分けについて、これまでの文化政策形成を無にするような議論が進められているとし、その仕分け結果を政権としてそのまま採択することに異議を表明。「施策の成果評価が成されていないことを短絡的な理由で一律に廃止・削減を実施することは、日本における文化芸術活動の停滞を招く恐れがあり、拙速である」とのべています。
音楽関係では、
日本オーケストラ連盟は19日、行政刷新会議が進める「事業仕分け」の「文化への予算」について、文部科学省に意見書を提出。
意見書では、今回の仕分け事業が、まず削減ありきの前提で進められたこと、これまでの文化政策形成を無にして経済効率や数値で示せる成果、効果だけを優先することについて、「世界の通念からも非常識な結論であり恥ずかしい思いさえする議論の結果」と批判しています。
また、このままでは芸術の質の低下は避けられないとし、「長期的視点に立脚する文化政策ビジョンに基づいた予算編成」となるよう求めています。
前半が終わったところで、このように各部門に意見、異論が噴出です。
と、言うことで改めて行政刷新会議事業仕分け対象事業についてご意見をお寄せくださいと言う文部科学省のサイトや行革推進の第3会場評価結果をみると、、、ため息が出ます。
次にスポーツ。
やはり日があたりませんでした。
事業仕分け:予算削減判定でJOC、実情訴えメール作戦。
===============
17日のJOC理事会でもこの問題が取り上げられ、強化費などへの影響を懸念する声が相次いだ。その結果、ホームページで意見募集を始めた文科省に、遠征にいかに多額の費用がかかるかなど、現状を訴えるメールの送付を五輪メダリストらに促すことになった。板橋一太・JOC常務理事は「仕分け人がスポーツに詳しいとは限らない」と趣旨を説明した。
(上記ニュースより)
================
いろいろみるにつけ、
仕分けの反発の大きい理由は、
問答無用、無駄、無駄、、、
という印籠をみせつけ、反論や研究の意義を認めないところからくるものではと思います。
こうした目に見えないが確かに必要な財産は無駄としてバサリバサリ。
基礎教育、芸術などなど、すぐには結果が出ないが、
地盤として大きな礎になっている分野です。
そこを蔑ろにすることは、きわめて不安定な社会が築かれていくものと大きく危惧するものです。
また、仕分けは生活にも大きくのしかかります。
では、私たちの生活に対して本当に必要な部分は補充されるのか?
あるいは軍事費などはどうか、、、
をみると暗澹たる思いがします。
軍事費で「仕分け」の対象にしているのは、広報や自衛隊員の募集事業。
米軍への「思いやり予算」でも、「仕分け」の対象としているのは、自公政権下でも財務省が主張していた基地労働者の賃金だけ。
医療や薬価は直撃です。
薬価見直しについては漢方薬、湿布など「市販品類似薬」を保険外にすることも検討対象にしたことは、はなはだ疑問です。
これが無駄?
うううう〜〜〜ん。
入院時の食費を患者負担増の方向で見直し、
えええええ???
パートの均衡待遇助成金も見直し、
ナァニィ????
子どもの読書推進の事業は廃止。
いやはや、、、です。
無駄見直しとか赤字再生とかの言葉に踊らされ、
見過ごし、やり過ごしていたら、
じつはとんでもないことが起こりそうです。
この問題、しっかり、と見ていく必要があります!!!
The Japanese Government sorts journalize system.
The purpose is to avoid waste.
I think the primary of study or basic science is very important.
The fruits will not be able to come readily the world.
There lies the difficulty.
However, I will keep a very close watch it.
Thank you.
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さらに家族をみます。
まず家族の法制に関する世論調査と言うのが2006年に行われた時、私も記事にしました。
============
あなたが、家族の役割として最も大切だと思うものは何ですか。次の中から1つだけお答えください。
(ア)子どもをもうけ,育てるという出産・養育面
(イ)親の世話をするという介護面
(ウ)心のやすらぎを得るという情緒面
(エ)日常生活の上で必要なことをするという家事面
その他( )
わからない
=============
これがそのアンケート内容です。
さて、
上の選択肢。
ステレオタイプな家族観に満ちているようです。
家族の役割という設問だから、
家族とは、
親と子。
そこから養育と介護。
そして共に生活する喜びや、家事全般などなどですが、
この設問に優先順位なんてつけることはできません。
ここまで来て思い出すのはドラマ「隣の芝生」に観るステレオタイプな女性観と言うエントリーを書いた時のことです。
このドラマ、ご覧になっていない方にはネタバレにならないように、ここでは軽く押さえておきます。
「家を建て、夫の母と同居するようになった妻が、
家事と育児と嫁業に、疑問をもち、
働きにでるが、
そこで、家族との問題や会社での立場などなど壁にぶつかりながら、
改めて家族とは何かを見つめる」
と、いうのがあらすじです。
このとき、私は最後に以下のように結びます。
===============
そこで私は問いたい。
脚本家の橋田さんは女子差別撤廃条約について、
働く女性としてどのように評価されているのかと????
「メディアや教育における男女の役割に対するステレオタイプ」の撤廃を勧告した先の国連女性差別撤廃委員会の報告を思い出しながら、
橋田さんのドラマに鏤められたステレオタイプな図式に、「これはないだろう」と思った私です、、、、、、、
=================
そうなんです。
ステレオタイプな家族像。
そこから一歩も踏み出せず、むしろ搦め捕られていく主人公の姿は、
今、現に問題に突き当たっている人にとってなんの解決も見いださないのです。
では、
家族とは何か、
束縛されるものから、一挙、解き放たれるものか?
と、問われれば、それも否です。
と、言うことで、今度は時の人、村上春樹の初期の作品「ノルウエィーの森」にみる家族像に迫ります。
これまた、まだご覧になっていない方にネタバレにならないように、あらすじは控えますが、
興味のある方はこちらのサイトなどに詳しく書かれていますのでご覧ください。
さて、
この作品は「生と性と死」についてがテーマです。
いろんな登場人物が出てくるのですが、家族のことや家族への思い、絆などはあまり描かれていません。
これは村上作品に共通なようにも思うのですが。
家族から離れ共同体の中で他人とともに生活することで、
心のやすらぎを得ていく様を描くことで、作者は「家族の桎梏」を切り取ろうとしたのでしょうか?
あるいは、
どんなに人がいても孤独であるという人間が負う宿命を描いたのでしょうか???
少なくとも、ここでは家族は遺伝子の繋がりという生物的、生化学的な意味以上のものとして捉えてはいません。
村上作品は家族がテーマとは言えないので、
村上春樹自身が「家族」をどのように捉えているかは私はまだわかりませんが、
今、多様な家族の形や、あり方、を考えるとき、
その軸足となるのは、
個人、一人ひとりが自分の人生をいかに考え歩こうとしていくかでは、、、
と、思うのです。
以前シャロット姫からノーラまでと言うエントリーを挙げました。
そこで私は以下のように結んでいます。
==============
この極めてデリケートな問題が、
社会問題の俎上に上ってきたのは、
一連のフェミニズム運動、
ラディカルな「性差別反対」運動。
等、時々の運動の成果ではあると思うのです。
しかし、
こうした先輩たちの運動の歴史を経ても、
いまなお厳然と
「女同士の恨み、つらみ」があるとしたら、
これは、
「未成熟な近代市民」という範疇に入ってしまうのではないだろうか???
「成熟」という言葉が持つ意味は、
「自分の立場と相手の立場の違いを、
想像、理解し、
お互いに、相手の立場を尊敬すること」
だと、私は思うのです。
ところが、現実には、
コメントしてくださった方の指摘のように、
「ルサンチマン」をお互いが、
相手に対して、持っているとしたら、
そして、お互いに、
「相手の立場より、自分の立場がより大変」
と、思っているとしたら、
やはり、
それは、
過去の遺物を自分の中に抱えていることなのでしょう。
「正義」とか、
「真理」とか、
そんな言葉では表されない
「魂」の部分で、
私たちは、まだ
近代市民としての成熟をみていない、、、
そんな気がしてなりません。
(以前の記事より)
===============
いまだ、発展途中、黎明期にある私たち。
答えが何かはまだ判然としないのかもれません。
だがしかし、
だからといって、
考えることや悩むことや声を挙げることを忘れてはならない。
と、思うことしきりです、、、
この問題、これからも折りにふれて考えていきます。
Today’s theme is about the family system.
I referred to mainly about the civil low and article 24 of the constitution.
There are lot of sex discrimination, for example a disparity and a disparity of earnings between the sexes
I hope we will have freedom rights for both sexes.
Thank you.
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ギャルからおばさんまでと言うエントリーを2004年に挙げました。
そのときは、
名前というよりは役割からくる呼び名、とくに女性の呼び名の変遷を考えました。
その中で、
「もう一度、呼び方について考えてみよう」と書き、
新川和江さんの 私を束ねないで」の詩を引用しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
わたしを束ねないで
あらせいとうの花のように
白い葱(ねぎ)のように
束ねないでください わたしは稲穂
秋 大地が胸を焦がす
見渡すかぎりの金色の稲穂
わたしを止めないで
標本箱の昆虫のように
高原からきた絵葉書のように
止めないでください わたしは羽ばたき
こやみなく空のひろさをかいさぐっている
目には見えないつばさの音
わたしを注がないで
日常性に薄められた牛乳のように
ぬるい酒のように
注がないでください わたしは海
夜 とほうもなく満ちている
苦い潮 ふちのない水
わたしを名付けないで
娘という名 妻という名
重々しい母という名でしつらえた座に
坐りきりにさせないでください わたしは風
りんごの木と
泉のありかを知っている風
わたしを区切らないで
・(コンマ)や,(ピリオド)いくつかの段落
そしておしまいに「さようなら」があったりする手紙のようには
こまめにけりをつけないでください わたしは終わりのない文章
川と同じように
はてしなく流れていく 拡がっていく 一行の詩
(新川和江 私を束ねないで より)
==============
わたしを名付けないで
娘という名 妻という名
重々しい母という名でしつらえた座に
坐りきりにさせないでください わたしは風
りんごの木と
泉のありかを知っている風
と、新川さんは謳うのだが。
私は風、
そんな思いの女性たちが増えていることは、
健全な社会の証では、と私は思うのですが、、、、、
なお夫婦別姓については以前夫婦別姓論議
その2で問題の本質を見ていきました。
そこで法案の歴史を見てみました。
===============
「夫婦同氏原則」です。
しかし、現実生活では齟齬を来す場合もある、と言うことで昭和50年代からすでに、「制度としての夫婦別姓に関する議論」が行われていました。この当時は女性労働者の便宜の問題として捉えられており、必ずしも民法の改正を主眼としておらず、旧姓の通称使用の普及にも軸足がありました。
その後、民法にまで踏み込み、通称という一時的なものでなく普遍的に別姓を認める法律の改正が求められるようになります。
婚姻時に夫婦が同姓か別姓かを選択する「選択的夫婦別姓制度」とする案が主流となり、1990年代より国会に議員立法による民法改正案が提出されるようになりました。
ついに1996年には法制審議会が選択的夫婦別氏制度を含む「民法の一部を改正する法律案要綱」を答申。
法務省が選択的夫婦別姓制度試案を自民党に最初に提示したのが2001年。
翌02年には「例外的夫婦別姓制度」を提示。
しかし、自民党内はまとまらず、以後、法務省は提案をしていません。
98年以来、野党共同で提出し続けている民法改正法案は、継続審議、廃案になったままです。
(以前の記事より)
=================
この変遷をみても、
女性、あるいは男性が、本来ある姿として個人を考えるとき、
家族、役割、姓は、本人の意思によることを求めることが大きな要求に変わっていったことがわかります。
これは、何も家族の絆を蔑ろにするということではないのです。
個人が尊重されることが、
家族、あるいは社会が安寧であることでは、、、と思い、
そのささやかな第一歩では、と願う人たちの熱い思いなのです!!!
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その2より続く。
さて、こうした家族の変容や意識の変化について、
断固、立ちはだかろうとするのが、自民党が2005年に出した新憲法草案の24条の項です。
第12条 (国民の責務)
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、保持しなければならない。国民は、これを濫用してはならないのであって、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚しつつ、常に公益及び公の秩序に反しないように自由を享受し、権利を行使する責務を負う。
第13条(個人の尊重等)
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公益及び公の秩序に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
として、
まず国民の義務や個人の尊重について条文は述べます。
これによると、
個人は「公益及び公の秩序」のもと亨受出来るとなり、現憲法の「公共の福祉」よりも公の規定が厳しくなっています。
そして、
第24条(婚姻及び家族に関する基本原則)
① 婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
② 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
としています。
先の二つの条文ともあわせてみると、
これは、「家族」の規定、枠組みのなかに「個人」が配置されています。
発案者は「家制度の復活ではない」と言いますが、
現時点で考えると、家制度、しかもこれは国家にとっての家であることが明らかです。
では憲法改正プロジェクトチーム「論点整理(案)」を見ることで如何に問題が明らかに浮かびあがってくるか見いていきましょう。
これは、平成16年6月10日 自由民主党政務調査会憲法調査会の憲法改正プロジェクトチームの論点整理です。
「3 公共の責務(義務)」を見ましょう。
公共の責務(義務)に関する意見は、次のとおりである。
○ 社会連帯・共助の観点からの「公共的な責務」に関する規定を設けるべきである。
○家族を扶助する義務を設けるべきである。また、国家の責務として家族を保護する規定を設けるべきである。
○国の防衛及び非常事態における国民の協力義務を設けるべきである。「4 見直すべき規定
○上記の2・3とも一部重複するが、現憲法の運用の実態に照らし、権利に関する規定を見直すべきとする意見は、次のとおりである。
○ 政教分離規定(現憲法20条3項)を、わが国の歴史と伝統を踏まえたものにすべきである。
○「公共の福祉」(現憲法12条、13条、22条、29条)を「公共の利益」あるいは「公益」とすべきである。
○婚姻・家族における両性平等の規定(現憲法24条)は、家族や共同体の価値を重視する観点から見直すべきである。
○社会権規定(現憲法25条)において、社会連帯、共助の観点から社会保障制度を支える義務・責務のような規定を置くべきである。」
次に「5 今後の議論の方向性」について。
○この分野における本プロジェクトチーム内の議論の根底にある考え方は、近代憲法が立脚する「個人主義」が戦後のわが国においては正確に理解されず、「利己主義」に変質させられた結果、家族や共同体の破壊につながってしまったのではないか、ということへの懸念である。権利が義務を伴い、自由が責任を伴うことは自明の理であり、われわれとしては、家族・共同体における責務を明確にする方向で、新憲法における規定ぶりを考えていくべきではないか。同時に、科学技術の進歩、少子化・高齢化の進展等の新たな状況に対応した、「新しい人権」についても、積極的に取り込んでいく必要があろう。
○なお、美しい国づくりの観点から、景観を含めた環境保全と私権との調整についても今後の検討課題とする必要があると思われる。また、地方参政権(現憲法93条2項)について明確な規定を置くべきとの意見をふまえ、今後さらに検討を続ける必要がある。」
と、あります。
これは、もう書かなくてもこれを読めば一目瞭然、明らかです。
フゥム。
先の統計で見てきた家族の形態の変化とともに、
今、深刻な社会現象として貧困や介護問題があります。
貧困世帯、そのうちの多くは母子家庭であることは、ユニセフの調査で明らかになりました。
また、介護の問題は老老介護という言葉で表されるように、若者がいない中で家族、しかも年寄りに負担がかかってきています。
国家が保護するのは家族の生活や福祉ではありません。
家族の枠組み、構成について保護するということです。
これらは、すべて「家族の問題」と言うことで家族の責任へと押し付けようとしているのが、改憲案条文であることはしっかりと見ておく必要があります。
これについては坂本洋子さんが分かりやすく纏めていらっしゃいます。
と、言うことで「家族の扶助」について次に現行民法をみていきます。
扶養をみると、
夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。
第877条
1. 直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。
2. 家庭裁判所は、特別の事情があるときは、前項に規定する場合のほか、三親等内の親族間においても扶養の義務を負わせることができる。
3. 前項の規定による審判があった後事情に変更を生じたときは、家庭裁判所は、その審判を取り消すことができる。
とあります。
先の論点整理では、「家族間の責務」として児童、成人した子ども、老親の扶養が責務として規定されてきます。
その中には坂本さんのサイトにもあったように「女性の役割」としての大きな期待が込められています。
勿論、人として、つまり人の子として、親として、
我が子や我が親を扶養することは吝かではありません。
が、
それは、社会保障や福祉の分野まで押し付けられ負担を負わせようとしている改憲案の精神とは、まったく違うものであることは確かです!!!
男女の身体的な違いは確かにあります。
決定的な違いは生殖です。
女性は妊娠、出産という特性があります。
が、これは男女の区別と言うことで、
その後の人生の選択に対して決定的な差ではありません。
「両性の本質的な平等」とは「人格としての平等」です!!!
これは何も従来の「古き良き家族」を崩壊することではありません。
むしろ、
男性が男性として、女性が女性として、
個人、人格が認められ、保障されることで、
新しい家族関係や社会が生まれることを見通して、
私は「男女平等」を願うものです。
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その1より続きます。
まず、
今日の家族の実態はどのようになっているかまず統計でみておきましょう。
家族の小規模化。
普通世帯数の変化を見てみると、1920(大正9)年は約1110万世帯であったものが、1950(昭和25)年は約1660万世帯、2005(平成 17)年は約4800万世帯と増えており、一世帯当たりの人数は1950年の約5.0人から2005年には約2.6人に減って、世帯は細分化、少人数化してきています。
次に少子化により18歳未満の子どものいる家族。
これは人口統計資料を参考にします。(PDFです)
反映しにくいのですが、興味のおありの方は、「人口統計資料」で検索していただければ、出てきます。
990年
夫婦のいる一般世帯数 27,759 13,345 8,597 1,132 546 2,466
(家族類型別)
核家族世帯 21,465 9,385 6,241 9,305 470 2,235
同居の親のいる世帯 5,838 3,794 2,286 1,875 58 103
同居の親はいない 455 166 70 142 17 128
(子どもの有無別)
子どものいない世帯 7,309 2,913 1,791 2,424 265 1,666
子どものいる世帯 20,450 10,432 6,805 8,897 280 801
6歳未満子どもあり 5,515 1,867 1,286 3,584 16 38
18歳未満子どもあり 14,141 7,214 4,978 6,743 76 87
6歳未満子どもなし 14,935 8,565 5,520 5,313 264 763
核家族で6歳未満子どもあり 3,927 1,062 760 2,817 12 29
親が同居で子どもあり 4,941 3,249 1,969 1,605 37 45
6歳未満子どもあり 1,563 795 520 753 4 8
6歳未満子どもなし 3,378 2,454 1,449 852 32 37
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
2000年
夫婦のいる一般世帯数 29,292 13,139 9,410 10,652 936 4,290
(家族類型別)
核家族世帯 23,754 9,772 7,115 9,005 799 3,926
同居の親のいる世帯 5,045 3,209 2,217 1,516 113 189
などなどと、資料は数字を挙げています。
資料は2005年(国税調査の資料ゆえ)まで続きますが、
これをみると、日本の合計特殊出生率1,32(2006年)と、先進国でも低いなか、18歳未満の子どもがいる家庭は全世帯の1/4です。
さらに平均初婚年齢をみていきます。
これは
資料集を見てください。
推移がわかります。
晩婚化が進んでいます。
女性の6割、男性の7割が25〜29歳では未婚・非婚。
30代後半でも2〜3割がそうです。
一方、離婚率が増加。
こうした中、平均寿命の伸びとともに、
人生への理想やライフスタイルが変わってきています。
これにいついては、
出生動向基本調査を見ていきましょう。
希望の結婚像−どんな結婚を求めているのか−が調査結果を詳しく分析しています。
「希望する結婚年齢は男女とも上昇、意識の上でも晩婚化が継続」と言うことで、以下のように分析。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
未婚者が結婚したいと思う年齢は、本人の年齢が上がるとともに高くなるが、同じ年齢層で比較した場合、主な年齢において最近の調査ほどわずかずつ希望結婚年齢が上昇する傾向が見られ、未婚者の意識においても「晩婚化」が続いていると言える。」
「現在から希望する結婚年齢までの期間は男女とも延長傾向
調査時点から希望結婚年齢までの年数(結婚までの希望待ち年数)は、本人の年齢が上がるとともに短くなるが、同じ年齢層で比較した場合、男女とも主な年齢で希望待ち年数が長くなっており、ここでも未婚者の間で結婚を先延ばしする意識が継続していることが捉えられている。」
希望するライフコース
「未婚女性の専業主婦願望は後退、実際になりそうなコースでも「両立」が逆転
未婚女性が理想とするライフコース(理想のライフコース)と実際になりそうなライフコース(予定のライフコース)では、ともに「専業主婦」コースの割合が減っている。代わって理想コースでは、子育て後の「再就職」コース、仕事と家事・育児の「両立」コースが、予定コースでも「両立」コースがともに増える傾向にある。予定コースでは「非婚就業」コースもやや増えて1割を超えた。また、男性が女性に期待するライフコースでも「専業主婦」が減り、「再就職」「両立」が増えている。
「専業主婦」コース以外では、理想のライフコースを実現できると考える女性が増えている
理想のライフコースを実現できると考えている(理想・予定ライフコースが一致する)未婚女性の割合は、「再就職」コースで最も高く、半数は実現すると考えている。一方、「両立」、「DINKS」、「非婚就業」の各コースでは、実現すると考える女性の割合が増加傾向にあるが、「専業主婦」を理想とする女性では実現すると考える女性は減少している。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と、あります。
つまり、人生への考え方、家族の一員としての関わり方が変わりつつあるのです。
妻や母としてだけの人生ではなく、個人としての自分らしい生き方を模索する女性が増えています。
こんなときは、茨木のり子さん。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
倚(よ)りかからず
もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくはない
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この詩は茨木さん73歳の時の作品だそうです。
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民法改正に一歩前進なるか、、、と言うタイトルのエントリーを先日挙げました。
これは、「民法改正の実現を目指す集会」が開催されたことをうけて記事を書きました。
主には選択的夫婦別姓導入問題と非嫡出子の相続差別撤廃に関してです。
その折、
頂いたコメントがとても興味深いもので、問題の根本的本質に迫っているものだと私は思いました。
罵愚さんから
「夫婦別姓は、いろいろな理由がつけられているが、そのほとんどはとってつけたような言いがかりで、本当の理由は家族とか家庭と呼ぶ個人をとりまくもっとも身近で自然発生的な保護膜のような存在を、そのまま温存するのか、それとも除去して個人を丸裸にして、個人を単体で支配する政治システムを目指すのかが相違点だと思う。」
と、頂きフムフム。
罵愚さんとは、いろんなところで意見が違うのですが、他人をワンビット(つまり白か黒しかない)なラベル貼りをして誹謗中傷をしないときの罵愚さんは、落ち着いて討論ができる人です。
次に技術開発者さんから頂いたコメントは、
種の保存のために男女役割がなされた歴史についてです。
あゆさんからは、あゆさんらしい「どちらを選ぶかは、個人の領域では」という素直な意見を頂き私も大いに賛成しています。
hamhamさんからは、とても有意義なコメントを頂きました。
「現在の家庭生活の中における両性の平等はこの憲法24条抜きでは実現できません。また、この理念、条項は封建的家父長制「家族制度」を脱して、近代の家庭生活即ちより民主的な「個人制度」を形成する過程おいて、人類の豊かな感性に裏打ちされた理性の努力によって形成されて来たものと理解しております。従いまして、未だ過度期にある戦後の日本の民法はより発展的に改正されなければならないと思っております。具体的には、今出されている改正案のような内容が急務だと思います。」
私も全く同感です。
その後、討論は続くのですが、
頂いたコメントを要約すると、「家族制度」ということになると私は思いました。
そこで、
今日は改めて家族とは何か、
について、考えていきます。
家族とはなにか、、、
といきなり言われても、困るし、考えるとっかりにもなりません。
そこで、私は、自分自身の問題意識でもある憲法24条と絡めて、
統計調査をもとに、読み解きます。
また、
2005年の自民党の改憲案について触れていくことで、
家族が担わされるものはなにか、、、も考えていきます。
では、
中身はつぎのエントリーに続きます。
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先日の予算委員会でも「改憲問題」が取りざたされていました。
鳩山さん、平野さんの意見に対してです。
つまり、
鳩山さんは集団的自衛権の行使をはじめとした憲法9条の解釈について「政府による憲法解釈についても内閣が責任をもって行う」(2日、衆院予算委)と発言。
これを受けて、平野博文官房長官は「(憲法解釈の変更は)世界の情勢が大きく変わってきたとき、そういう事態が起こったときに、その時点で判断する」と2日後と述べました。
憲法解釈は内閣が責任を持つ????
ううううう===ん。
そんなこと、誰が認めたの?
いつ認めたの?
と、私は鳩山さんに聞きたいのだが。
また、平野さんも、世界情勢で判断と言われます。
が、
判断するのはだぁれ???
と、思いきや、次の日には、お答えがありました、平野さんから次のように。
「憲法の解釈について、鳩山内閣においては、現時点では、解釈は従来と変えておりません」としつつ、
「政府内の憲法における解釈の判断は、時の閣僚によって構成する内閣によって判断する」とのこと。
なるほど。
時の内閣による判断だそうです。
ムムム。
これは、ちょっとばかり危険ですね。
鳩山さんが総理に就任したときは、憲法試案なども考量にいれていましたが、
先日の予算委員会では、「現在の憲法9条の解釈をこの内閣において現在のところ変えるつもりはない」と言いつつも、
「集団的自衛権という言葉のもつあいまいさを払しょくさせ、別の考え方で日本自身の防衛のあり方を主張する時期をつくらなければならないのではないか」とも述べていたのは、ハッキリと放映され、私もしっかりと聞いています。
あの時も「おいおいおい」と危惧を覚えたのですが。
うううう===ん。
閣僚によって、判断されるとは、
なんだか自民党政権のときよりも、一歩も二歩も踏み込んだ感じさえしますね。
民主党。
いったい、どこへいくのか???
なにしろ、民主党は、
海外での武力行使につながる集団的自衛権の行使とか、自衛隊の海外での武力行使を容認する立場ですから。
ここまでくると思い出すのは小沢さん。
小沢さんの幹事長によせてと言うエントリーを9月の初めに書いたのですが、
ますます隠然とした力を発揮している小沢さんの思惑。
すごく気になります。
と。言うことで小沢さんのオピニオンなどをもう一度見直していきましょう。
2006年末の「政権政策の基本方針(マグナカルタ)」で、
はっきりと、
武力行使を含む国連の集団安全保障活動に参加すると同時に「自衛権は、これまでの個別的・集団的といった概念上の議論に拘泥せず」として、その行使する容認しています。
それから、
私も何回か記事にした
ISAF(国際治安支援部隊)への参加と、「海外派兵恒久法」の早期制定などなど、、、
ムムムです。
このために打った布石とも思われるのが、
国会改革案の中で、内閣法制局長官の国会での答弁禁止。
これは先のマグナカルタにもはっきりと書かれています。
=============
国民の代表である議員が政策を決定し、執行を監督する
国会は、主権者である国民を代表する国会議員が討論・審議する場に改め、国会審議には官僚を参加させない。衆参両院の本委員会は専ら議員のみの議論を行い、国家公務員、民間人等から意見聴取や資料収集を行う場合は、委員会の下に設置する小委員会において行う。
「行政監視院」を国会に置き、行政をチェックする立法の行政監視機能の充実を図る。
(小沢一郎オピニオンより)
==============
さらに関連・内閣法制局廃止法案と小沢さんはオピニオンに続けます。
これは平成15年提出です。
「理由
内閣法制局を廃止するため、内閣法制局設置法の廃止その他所要の規定の整備を行う必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。」となっています。
フゥム。
小沢さんにとって目の敵、たんこぶなんですね。
表向き、国民向けには
「政治主導」。
そのために国会での官僚の答弁を禁止するなどです。
が、
この12日、民主党政治改革推進本部で了承した方針によれば、
「国会改革」の中身は
(1)政府参考人制度の廃止
(2)内閣法制局長官の政府特別補佐人からの削除
(3)政治家同士による法案審議とは別の行政公務員、各界有識者などから意見を聴取する場の設置—など。
そして、
国会で答弁が認められる「特別補佐人」からの法制局長官の削除なのですが、
同じく「補佐人」の、人事院総裁や公正取引委員会委員長はそのままなのです。
???????????
内閣法制局長官だけの排除です。
ううううう〜〜〜〜ん。
なぜ?
なぜでしょう。
それを探るのは小沢さんと内閣法制局との確執を過去にさかのぼる必要があります。
これに関しては上脇博之さんのブログが詳しく分析しています。
===============
発端は先月7日の小沢一郎幹事長の記者会見。「法制局長官も官僚でしょ。官僚は(答弁に)入らない」と語り、国会法を改正して内閣法制局長官の国会答弁を封じる意向を示した。
内閣法制局は「法の番人」とも呼ばれる。法理を駆使して、ときの政府の意向をかなえる知恵袋の役を果たす一方で、例えば海外での武力行使をめぐって「憲法9条の下ではできない」との見解を守り続け、憲法解釈に一定の歯止めをかけてきた。
一方、小沢氏はかねて「国連決議があれば海外での武力行使も可能」と主張し、何度も法制局とぶつかってきた。新進党首だった97年には、日米ガイドラインの憲法解釈をめぐって橋本首相に代わって答弁した法制局長官を「僭越(せんえつ)だ」と国会で批判。03年には自由党首として「内閣法制局廃止法案」を提出した。
(上脇さんのブログ引用=朝日新聞の記事2009年11月3日)
=====================
内閣法制局の解釈に任せることは、勿論危険ですが、
閣僚に任せるというのも、同じように危険です。
国民はどこにいる????
と、私は大きな声で叫んでいます。
上脇さんのブログ、充実していますので、お時間がございましたら、ご覧いただけたらと思います。
また、この問題に関しては超左翼おじさんの松竹さんも同じように切り取られています。
=============
それを貫くつもりがあるなら、まずやるべきことは、法制局の答弁禁止ではなく、内閣として違憲判断をすることだ。小沢さんの発言は、形ばかりを主張して、そういう中身がない。
しかも、だ。内閣法制局長官は、内閣が替わる度に、辞職を申し出て、新内閣により任命されるという方式がつづいている。だから、これまでの解釈を変えようと思えば、何よりも最初にやるべきことは、そういう解釈をしてきた法制局長官を任命しないことなのだ。
(中略)
小沢さんの憲法解釈にそった解釈をする人物が、法制局のなかに見つからないので、荒技で乗り切ろうとしているのか。それならば、ことは選挙で有権者に問わなければならないような、きわめて重大な問題である。選挙での議論なしにできる問題ではない。こんごも注目していきたい。
(松竹さんのブログより)
==============
私も同感です。
このようなきわめて重要な問題を選挙で問うことなしに決めていいのか、、、
と、思うわけです。
そして小沢氏、狙いは改憲? 法制局長官“口封じ”で与党内対立などの記事も16日付けで出ました。
============
背景には、小沢氏が自民党幹事長だった1990年のイラクによるクウェート侵攻に始まる湾岸戦争時の苦い経験がある。
当時、米国が日本に多国籍軍への協力を求めたが、集団的自衛権の行使は違憲とする内閣法制局の憲法解釈が障壁に。小沢氏は国連決議に基づく協力なら自衛隊派遣は可能と主張し「国連平和協力法案」を策定したが、従来の政府解釈との矛盾を攻撃されて廃案になった。小沢氏には、法制局が政治家による判断を縛っているとの問題意識がある。
(上記新聞より)
===============
矛盾を抱えていますね、、、
この政権は。
いずれにしても、
「官僚任せでは国民の望む政策はできない」
と、小沢さんは言うが、
その官僚とて内閣法制局の官僚、長官だけっていうのじゃ、
もう足下ミエミエです。
そして、
現実に今、進もうとしている先に平野さんの発言があることは先に書いた通り。
「国連決議があれば自衛隊を海外に派兵してもよい」
「過去の法制局の答弁に縛られない」
「時の閣僚の判断」と。
これは、かなり危険です!!!
この問題、もっともっと多くの方々と討論、議論する必要を今、強く感じています!!!
I think bureaucrat government has harmful effects on the democratic form.
However to work out a policy is necessary to expert knowledge.
The government must not remove a bureaucrat government from positions of responsibility.
Specially about revision of the constitution, the government should give careful consideration.
Thank you.
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しし座流星群が極大と言うことで、今夜、あるいは明日の未明には、
流れ星が夜空を彩りそうです。
こちらは、天気が気になるところですが、
晴れている地方の方は是非ご覧ください。
しし座流星群とはと言う特集がAstoroArtsに掲載されていますので、興味のある方はご覧ください。
=============
獅子座の流星群だ!!十一月という天の花火師が
手にいっぱいの金の穀粒をつかんで 夜の中に投げる・・・
そうだ、あれは一星座の破片だ。
破壊された一世界、-----獅子座の勇ましい塵だ
ロマン・ロラン/獅子座流星群<片山敏彦訳>より
=============
素敵ですね。
11月の天の花火師ですかぁ。
どんな花が咲くことか。
楽しみです。
Early tomorrow morning, a shooting star of the Lion will come out one by one weather permitting.
I hope it’s will be fine.
Meteor show will look as if fireworks.
I’m looking forward to see a shooting star at this night.
Thank you.
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撮影旅行締めくくりは野口英世記念館です。
これは英世の生誕の地、生家に建てられました。
日が差し込み、なにやらフンワリ、柔らかでさえあります。
農家の作業着です。
編み目、ひとつ、ひとつに思いが伝わってきそうです。
家を出ると、すぐそこに磐梯山がありました。
野口英世博士は、この磐梯山を見て、猪苗代湖を見て、
育ったのですね、、、
雄大な自然の中で育ち、
小さな微生物と闘い、
博士の一生は波乱に満ちていたのでしょう。
個人的は、
母シカさんの直筆の手紙が展示されていたのですが、
それを読みながら、
胸一杯になりました、、、
次に紹介するのは、野口博士の母の手紙です。
================
おまイの。しせ(出世)には。みなたまけ(驚き)ました。
わたくしもよろこんでをりまする。
なかた(中田)のかんのんさまに。さまにねん(毎年)。
よこもり(夜籠り)を。いたしました。
べん京なぼでも(勉強いくらしても)。きりかない。
いぼし(烏帽子:近所の地名)。ほわ(には)こまりをりますか。
おまいか。きたならば。もしわけ(申し訳)かてきましよ。
はるになるト。みなほかいド(北海道)に。いて(行って)しまいます。
わたしも。こころぼそくありまする。
ドカ(どうか)はやく。きてくだされ。
かねを。もろた。こトたれにもきかせません。
それをきかせるトみなのれて(飲まれて)。しまいます。
はやくきてくたされ。
はやくきてくたされ
はやくきてくたされ。
はやくきてくたされ。
いしよの(一生の)たのみて。ありまする
にし(西)さむいてわ。おかみ(拝み)。
ひかし(東)さむいてわおかみ。しております。
きた(北)さむいてわおかみおります。
みなみ(南)たむいてわおかんておりまする。
ついたち(一日)にわしをたち(塩絶ち)をしております。
ゐ少さま(栄晶様:修験道の僧侶の名前)に。ついたちにわ
おかんてもろておりまする。
なにおわすれても。これわすれません。
さしん(写真)おみるト。いただいておりまする。(神様に捧げるように頂く)
はやくきてくたされ。いつくるトおせて(教えて)くたされ。
これのへんちち(返事を)まちてをりまする。
ねてもねむられません
(野口シカさんの手紙より)
===================
母の思いが素朴に、そしてズドンと伝わってきます!!!
ありがたいことです。
こんな母の思いを受け、野口博士は偉大な研究を為したのですね。
今では賛否もろもろありつつも、
その人生を支えたものの一つは間違いなく、母の「磐梯山のように雄大で、猪苗代のように深い」愛であったと私は思います!!!
こうした母の思いを今に伝えようと「母から子への手紙」コンテストが行われています。
今年の入賞者も先頃、決まったようです。
いずれの時代も、
母から子へ。
そして、
子から親へと。
思いは伝へられようとしているようです。
次には京都の紅葉をお届け出来たらと思います、、、
The last tourist attraction on yesterday was memorial hall of Dr. Hideyo Noguti.
It was at the foot of a Mt. Bandai and nearby Lake Inawasiro.
The house where Dr.Noguti was born was preservation.
There is a letter of his mother.
I was storongly impressed about mother’s thoughts on her child.
And Dr. was very affectionate son to his mother.
Thank you.
裏磐梯、五色沼。
ほんとうにちょっとだけ雨があがり、
その姿を見せてくれました。
五色沼の色は、緑のようでもあり、
青いようでもあり、
また紺色のようでもあり、
確かに名前のように、いろんな色を見せてくれます。
湖面にさざ波が静かに寄せています。
よくみると、まだモミジがチラホラとついています。
階段は落ち葉に敷き詰められ、
踏むとザックザックと音がするのです。
そして足には暖かな感触が伝わります。
枝にはまだ数枚のモミジが残っています。
風に震えながらも健気に、懸命に枝とともに揺れます。
We went to the Gosikinuma.
This marsh’s name is after looking five colors.
It got cold.
So, we took the pictures with hurried steps.
It was a real disappointment.
I hope we will go there again.
Thank you.
旅の楽しみの一つにおいしいものを食べる、というのがあります。
私たちも喜多方ではラーメンとかを期待したりしたのですが、
お昼は会津で「会津ラーメン」とか「ソースカツ丼」とかを食べました。
ソースカツ丼というと、なんとなく名古屋のミソカツを思ったりしますが、
確かに見た目は同じようです。
ソースにはソースの、ミソにはミソの良さがあるようです。
さて、
宿泊は裏磐梯のペンションでした。
季節はずれだったためか、私たちだけが宿泊、と言うことで、
随分とのんびりリラックスできました。
築30年ということでしたが、きれいに管理と掃除が行き届いています。
木の香りが漂うな暖かく気持ちのよい空間と、ペンションのご主人の細かい気配りが、感じられる素敵なペンションでした。
そして、
食事はとてもおいしかったです。
福島の名産を料理のいたるところに鏤めての心尽くし、
そして、地酒を飲んで、6人で、楽しいひとときを過ごしました。
雨が降り出してきたのか、
雨音が耳に届き出しました、、、、、
明けて、朝はこれまた大雨。
これでは五色沼は行くことができない、ということで、
私たちは諸橋近代美術館に行きました。
ここはサルバドール・ダリのコレクションで有名な美術館です。
裏磐梯を見ながら車で走ると、
五色沼の入口近くに、その美術館は建っています。
そこは、美術館というよりはヨーロッパのお城のようでもあり、あるいは、役所のようでもあり、あるいは修道院のようでもあり、と、
想像力が羽ばたきます、、、
昨日はピカソ展も行われていました。
それにしてもサルバドール・ダリ。
今まではあまり知らなかったのですが、
昨日はタップリと美術館で本物に触れ、ビデオを見て、
係のかたに詳しく作品解説をしていただき、
堪能しました、ダリを。
友人の一人は絵が好きで、よく美術館に通っているとかで、
いろんな絵を説明してくれました。
そんな彼女もダリは何回みても言い尽くせないようです。
天才とは、
あるいは、
狂気なのかと、思いながら、
それでも、
なんとか、不合理と合理、常識を打ち破りたいと願ったダリを感じながら、、、
うううう〜〜〜〜ん。
それでも、
なんと言っていいのか、、、
いまだ言葉はないのですが、
凄いひとです。
ダリを語るには、まだ人生経験は足りないようです。
Yesterday, we went to an art gallery.
We saw the picture of Picasso and Dali.
Their work of arts move many people deeply what is art.
Thank you.
蔵の町 喜多方に着いたのは、
夕方4時過ぎ。
日は暮れかかっています。
秋の夕日のつるべ落とし、と言いますが、
雨の日はさらにつるべの落とす力は加わるようで、それは素早く日は暮れるようです。
それでも、なんとかまだ残っている太陽のあかりを頼りに、
雨の蔵の町、喜多方が醸し出す情調をカメラに収めようと、私たち6人は我を忘れてレンズを覗きます。
蔵は今でも生活に溶け込んでいるようです。
日はとっぷりと暮れ、ますます蔵は暗くなるほどに饒舌に語りかけます。
なんと夕暮れのたそがれた雰囲気が似合うことか、、、
もの悲しくも美しく、そして逞しい。
町の誇りを感じます。
西の空に、今日最後の太陽の光がだんだらに輝き、
放たれる光も電線とともにゆれているようです。
次は磐梯方面です。
Kitakata City is famous for a warehouse.
We reached this place at toward evening.
The sky grew darkly.
The figure of warehouse can be faintly.
That was very nice.
The warehouses were shining in the sky aglow with the setting sun.
Thank you.
昨年の撮影旅行以来、
カメラを持ち出した私。
この週末は夫の友人夫婦・3組で会津、磐梯方面に撮影旅行に行ってきました。
そもそもは、夫同士中学時代の友人で、3人がカメラが趣味と言うことで、京都や箱根などビューポイントを中心に集まっていたのですが、
家で留守番の妻たちも、
「一緒にいく、、、」とか言い出して。
それなら、
カメラをやろう、、、と言うことで撮り始めたのです。
今では、
妻たち3人も大の仲良しです。
さて、そんなわけで、
土曜日は朝早くにバタバタ準備をして、家を出たのです。
途中まではなにやら怪しい天気。
「大丈夫かな?」
「うん、大丈夫だよ。ドイツであんなに晴れていたもの」
「そうそう、その後アメリカも大丈夫だったから」(実はその後、夫は仕事でアメリカにも行ったのですが、日本は台風だったにも関わらず、向こうは晴天)
とかとか言いながら、車に乗って、
乗って、、、
いるうちに、
次第に雲行きが怪しく、あやしくなります。
どどどん、、、
行く先には暗雲が立ちこめています。
磐越自動車道で、ひたすら会津へと向かうのですが、
郡山を過ぎたあたりから、
もう矢のような白い雨が降り出しました。
バンバン、ガンガン、ザァザァ=====
音とを立てて、フロントガラスに跳ね上がります。
うわっ=======
ぎゃ〜〜〜〜〜
大丈夫????
車の助手席で、ひたすら叫んでいる私。
一体、どうすんだ?????
これじゃ、撮影どころじゃないよね。
とかとか言いながら、
サービスエリアで休もうにも降りることができないくらい大変でした。
それでも、
車はなんとか会津若松市に入り、100円ショップを探しました。
あまりの雨に、防寒で持ってきたコートの上に雨合羽を着なければ、と思ったからです。
そして、漸く、
友人たちと鶴ヶ城のそばで合流。
その頃は雨もやみ、お城見学も傘なしでできそうな感じになりました。
真っ青な空に、赤いモミジ、
というわけには行きませんでしたが、雨があがった新鮮な木々からはっする静かな息遣いを感じながらの
お城の撮影ということになりました。
あたりの空気の中には水がいっぱいですが、鶴ヶ城はなんとなく孤影悄然としているようでもあり、
またまた凛としているようでもあります。
毅然と空に向かう松は、迫力をもって私たちに語りかけます。
それは栄枯盛衰をみてきた木々の証言なのでしょうか、、、
外灯に鏤められたモミジには自然のはからいにも似た美しさを嗅ぎ取ることができます。
つい先ほどまでの雨で濡れた落ち葉にも、なにやら「言葉」が聞こえてきそうです。
NHKの大河ドラマ「天地人」の舞台と言うことで、今年の会津若松は「愛」一色です。
天守閣企画展「会津の上杉景勝・直江兼続と関ヶ原の戦い」が昨日、最終日と言うことで、
私たちも覗いてみました。
教科書でみる豊臣秀吉や徳川家康の肖像画を描いた掛け軸をみたり、
あるいは、教科書では知らなかった神指城についてみたり、
またまた前田慶次との関係などなど、、、
なかなか興味深い展示でした。
そのあと、
天守閣から会津の町を見たのですが、
天気があいにくで遠くの磐梯がもやに隠れ残念ながら見ることが出来ませんでした。
が、
それはそれ。
雨奇晴好ということで
雨あがりにけぶる町も風情がありました。
モミジも雨に打たれたあと、一枚、いちまいの艶やかさはなくなったものの、塊としての柔らかさがにじみ出ていました。
次に喜多方へと向かいます。
The day before yesterday, I was traveling the Tohoku rigion where was AizuWakamatu City and at the foot of a Mt.Banndai for purpose of taking a picture with my husband and myFriends.
It’s rained in torrents.
I was afraid of taking a picture.
However we arrived at this place, it was stopping rain.
A castle and a castle tower is very nice after rain.
So, we had enjoying time.
Thank you.
この8月、国連女性差別撤廃条約の各国政府の実施状況を審査する機関「女性差別撤廃委員会」からの日本政府のとりくみ状況への最終見解についてのエントリーを挙げました。
さて、
その後、この動きはどうなっているのでしょうか?
先日11日には、
来年の通常国会で選択的夫婦別姓制度の導入や婚外子相続差別撤廃などの民法改正の実現をめざす集会が開催されたそうです。
=================
選択的夫婦別姓の導入や非嫡出子の相続差別撤廃などの民法改正を求める集会が11日、国会内で開かれた。与野党の国会議員27人や市民団体メンバーら約170人が参加し、来年の通常国会での実現を訴えた。
NGO「mネット・民法改正情報ネットワーク」の主催。千葉景子法相が早ければ来年通常国会への法案提出を目指すと発言するなど改正の機運が高まりつつあるとして開かれた。
呼びかけ人の小宮山洋子衆院議員(民主)が「民法改正までには壁があるが、政権交代でクリアしやすい状況にある。ここで改正しなければ、という気持ちで取り組みたい」とあいさつ。夫婦別姓を実践している福島瑞穂・男女共同参画担当相も「精いっぱい大きな動きをつくりたい」と述べた。
棚村政行・早稲田大教授(家族法)は「社会の実情にそぐわない規定が放置されている。弱者の視点で家族にかかわる法律を見直す必要性が高まっている」と早期改正を訴えた。
(上記ニュースよりママ)
==================
ここでも問われるのは民主党の公約です。
職場における男女平等、
正規労働者と非正規労働者の均等な待遇などのルールの確立・拡充の問題、
選択的夫婦別姓の導入などの民法改正、
「慰安婦」問題の解決など女性の人権にかかわる問題、
女性差別撤廃条約の選択議定書の批准、
などなど、、、です。
政権が変わることで、私たちが訴え、願ってきた事の一つひとつが丁寧に実現することを願っています。
たとえば、先の政権では、頑固に認めなかったことに「選択的夫婦別姓などを求める民法改正」があります。
参議院では、日本共産党、民主党、社民党の議員立法提案として12回にわたり共同提案。それでも実現されず。
世界ですでに98カ国が批准している選択議定書の批准は、これまで参議院で全会一致の請願採択がおこなわれているのに実現されず、、、、、
今までの政権では納得できる理由は示されず、単に衆議院での「数の力」でした。
「夫婦同姓は明治以来の日本の伝統であり、氏は単なる個人の呼称ではなく、生活共同体たる家族の呼称という性質を有しており、夫婦親子の一体感を確保するうえで重要な役割がある」と言うのが今までの主なる理由です。
ううううう====ん。
ここでも出てきますね。
家族の一体感が。
と、言うことで、
私は民法とともに憲法24条の意義を考えることも必要と思います。
1. 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。[1]
2. 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
家庭生活における個人の尊厳と両性の本質的平等を定めた条文です。
家族と両性の本質的平等です。
私も以前青い鳥コンプレックスと言うエントリーで憲法24条について触れました。
その記事で私は以下のように述べています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
もともと女性を社会に進出させたのは、
当時の労働省だったのです。
戦後間もなくできた労働基準法、「母性保護法」の立場から、
女子労働者は、保護されていました。
しかし、労働省(特に一部エリート女性)は、
深夜労働、危険物取り扱いなどの項目の拡大解釈を、
行うことで、女性の労働力を、ドンドン職場に刈り出させ、
ついに、99年には、
「男女平等機会均等法」を制定。
職場での男女差別を撤廃して、
男女共同参画のプロジェクトは、
会社、公共事業、各自治体で、盛んになりました。
そうして、
家に閉じ込められていた主婦たちが、
復職、パートなどに出ていく姿を見て、
羨やむ専業主婦のことを、
「青い鳥症候群」
「青い鳥コンプレックス」
と、呼び、
当時の専業主婦と働く女性の一つの
論争のきっかけを作りました。
このもともとの仕掛人は、
「国」であり「大企業」でした。
専業主婦の
いつでも、どこでも
短時間で使えるパート、アルバイトは、
企業にとって、安価で持続的に供給できる労働力だったのです。
また、いつでも辞めさすことのできる雇用形態は、
まさに企業の論理にピッタリとはまりました。
これは、正規の男性職員の賃金の足かせになることもありました。
バブル期を支える重要な力だったのです。
当時は、
えら〜〜〜い先生方はだれも、
「家のこと」「個人のこと」なんか気にかけていませんでした。
どんなに家庭が崩壊する、
まさに「積み木くずしの家」になると叫んでも、先生方は
「男女は平等で、これからは女性も社会進出する時代だ」
と、言っていました。
そして、各種の保護をとっぱらったのです。
そして、今。
先生方は、世の中を憂えて、
女性に「家」に帰れと言う。
しかし、本音は透けて見える。
「もう、バブルも終わり、労働力は足り、それどころか
余っている、、、一番切りやすいのは、、、」
と、いうことです。
いつだって、いつだって
企業の論理、
資本の論理が先行して、
個人は、その後をヘェヘェ〜〜〜
言いながら、
愚痴をこぼし、汗を掻き
付いていくだけなのだから、、、
そもそも、
こんな社会にしたのは、
誰なんでしょう???
人間を薄っぺらな「もの」のように取り扱ってきた社会を、
作ったのは、誰???
少子化の原因や
犯罪の低年齢化を、
間違っても「女性の社会進出」と結びつけてもらいたくはない。
私は、今、この記事を、
結構、怒りながら書いています。
この私の怒り、
あなたには届いたでしょうか?
そして、
できれば
えら〜〜〜いプロジェクトチームの先生方にも
届いてもらいたい、、、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
このときは憲法改正プロジェクトチームの「案」に危惧を感じ、慌てて書いたのですが、
今、
政権が変わり、今日的な視野で家族の問題や貧困などなどに積極的に取り組み、
本当の憲法24条の精神が活かされることを願ってやみません。
For a long time, we have appealed to the Japanese government to amend the civil low about the system of husband and wife retaining separate family names.
As a change of regime government, we have great expectation to change the low.
Thank you.
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オバマさん、来日と言うことです。
どうなるか、、、楽しみですね。
==============
大統領は、日本に向けて出発する前、ホワイトハウスで「今後数日間に海外の首脳と会い、バランスのとれた、広く分かち合える成長に向けた戦略について協議する」と語った。
「戦略は、アジア太平洋地域の市場が米国の輸出に開放的になり、世界の繁栄が米消費と借り入れに依存するのではなく、米国の改革と米国産品の主導によるものになるよう目指すものだ」と述べた。
(上記ニュースより)
===============
フゥム。
「世界の繁栄が米消費と借り入れに依存するのではなく、米国の改革と米国産品の主導によるものになるよう目指すものだ」
ちょいと、問題を感じたりもするが、、、
オバマさん>
世界の繁栄はアメリカの改革とか、アメリカ製品の主導によって、なされるものではないと思うのだが。
ううううう====ん。
これは、なかなか目が離せませんね。
President OBAMA will come to Japan this evening.
His purpose is to negotiate with the Prime Minister HATOYAMA.
They will discuss problem about Japan’s trade with the United States and the U.S. forces in Okinawa so on.
I hope that discussion will be a fruitful.
Thank you.
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この7月にもエントリーで書きましたが、鳩山さんの献金疑惑。
報道でもされていますが、迫力には欠けます。
が、
そんな報道の迫力はおいといて、、、
やっぱり、ここでは、しっかり追跡していきます!
先の記事にもあるように、
当初、鳩山さんは記者会見で、虚偽献金について、2005年〜08年の4年間で、のべ193件、総額2177万8000円と説明しました。
が、
その後の調査で、
「友政懇の政治資金収支報告書に、5万円を超す献金をしたとして名前が記載されていたのは、この4年間で、のべ261件。」
と、言うことで、実名献金の73・9%(193/261×100)がウソだったことになります。
また、鳩山さんの代理人の弁護士は、
05年以前にも虚偽献金があることを認めました。
ムムム。
ムムム。
と、言うことで、この頃俄然野党を発揮している赤旗をみると、
「鳩山氏側が05年以降、架空名義と認めた人物と同姓同名、同住所の個人による献金が、1998年〜04年の報告書に、実人数で39人、のべ79件、総額1600万円にのぼることがわかっています。」
と、ありました、、、
ううううう===ん。
法の穴を狙ってきていますね。
鳩山さん>
「鳩山氏の友政懇は、04年4749万円、05年3969万円、06年3682万円、07年2779万円、08年2666万円—と、5年間で約1億8000万円、年平均約3600万円の小口献金があります。」
と先の赤旗は書いています。
さらに詳しくは本記事をご覧いただけたらと思います。
さて、ネットでこの問題に関してのいろんな意見を読もうと、ROM。
説明責任がある。
いや、今は政務が大切だ。
とかとか、、、
あります。
あります。
いろんな意見が。
で、
私は、と問われれば、
「隗より始めよ」と言うことで、
総理には、率先垂範して説明責任の範となっていただきたいですね。
「検察に任せる」とか「金持ちの家」発言は、
納得できません。
今後、この政党が国民の代弁者として政権にいるためにも、
ここは、しっかりと説明をしてもらいたいと、願うものです。
The Prime Minister HATOYAMA has to explain about the political contributions.
He has this accountability.
I hope he will not to suppress a fact but to explain positively to the people.
Thank you.
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その1より続き。
こんな中、米軍基地を提供しているだけではなく自衛隊も変貌していったことは言うまでもありません。
自衛隊法改正の中味を見ると言うエントリーで、日本の自衛隊の歴史やミサイル防衛について書きました。
さて、日本の自衛隊の変遷をみていきましょう。
ちょっと長いのですが先の亀山論文を引用します。
================
1995年11月に,日本の「防衛計画の大綱」が20年ぶりに見直された.「おおすみ」型ドック型揚陸艦,「こん ごう」型イージス艦などが1990年代に相次いで建造され,その後の海外派遣や米軍との共同行動に欠かせない装 備として活用されている.新ガイドライン体制の整備は「対テロ」の風にも乗って,自衛隊の現代戦対応が進行 した.すなわち,ミサイル防衛に対応する「あたご」型イージス艦,情報収集衛星,E-767早期警戒管制機,KC-767J 空中給油機,対潜哨戒機PX,次世代輸送機CXなどを次々開発・導入する一方,生物化学兵器への対処,部隊の 再編成が進行した.2005年には防衛計画の大綱が再改訂された.
自衛隊と米軍は,すでに国内の演習空水域や海外での合同演習,装備の一体化や物資の相互融通の態勢ができ ている.さらに近年,両者の基地の一体化が急進行した.本土の自衛隊基地を在日米軍が共同使用するとともに, 米軍基地を自衛隊が共同使用するのである.始まりは在沖海兵隊の砲撃演習移転であったが,今や日米両軍の指 令機能の統一が図られる段階に至っている.
沖縄の自衛隊では,陸自の最大規模の旅団化など質量強化,離島への常駐,那覇の空自F4のF15への更新など が計画されている.さらに,在沖空軍と海兵隊の二大兵力に対応して,嘉手納を空自が,キャンプ・ハンセンを 陸自が共同使用する.基地の狭隘な沖縄の自衛隊にとって質・量の飛躍であり,米軍との一体化の典型例でもあ る.
辺野古「出動」の衝撃
辺野古への海兵隊航空基地建設について,日本政府は対米公約の期限に間に合わせるために,環境影響評価法 の定める手続きを無視して,2007年春,サンゴなどの「事前調査」を強行した.
政府は,この調査に海上自衛隊部隊を動員し,掃海母艦「ぶんご」を現地近海に派遣した.これは,法に定め
られた自衛隊の任務からは説明不能であり,自衛隊部隊が法の統制を外れて派遣されたことを意味する.派遣の 目的は,市民の平穏な反対行動を封じ込めて調査を断固実施することにほかならず,自国民を脅し,圧迫する目 的で自衛隊が行動したのである.さらに,環境影響に関する「学術的な調査」に,専門性もなく機密に包まれた 「軍」が関与したのである.自主・民主・公開が必須の科学研究に,軍の原理は相容れない.辺野古出動を通じ て,「戦争する国」の権威ある「軍隊」が,立ち現れてきたのである.
(亀山論文より引用)
================
と、言うことで、ツラツラとみてきた沖縄の基地問題。
沖縄・読谷村のひき逃げ:米兵、道交法違反容疑で書類送検へ 「逃亡の恐れない」などのニュースもある中、
今後の動きに注目の基地問題です。
環境問題や命の危険問題などなど、、、
こうした問題の一つひとつを丁寧に考えながら、
基地問題に対処する時期がきていると改めて思うものです。
岡田さんが先の国会で言われたような「時間がない」と言う理由で拙速な方針にうちでることがないようにと、
願うばかりです。
Today, I studied history of the U.S. forces in Okinawa.
I refer to Kameyama’s paper.
It’s very useful information to me.
I hope the U.S withdrew the U.S forces from Okinawa and Japan.
Thank you.
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沖縄基地問題、混迷しています。
と、言うことで、私も少し本腰で調べました。
沖縄に基地が出来たのは、いったいいつからでしょうか?
「日米同盟の変革」で激変する沖縄・九州の基地問題 と言う、亀山 統一(JSA平和問題研究委員・沖縄支部)さんの論文を中心に今日はみていきます。 これは2008年の論文です。
さらに、沖縄の米軍基地の現状と課題と言うサイトなども参考にしています。
軍事基地の由来は1941年、帝国海軍臨時要塞として、与那原,宮古,西表に設置されたのが始まったそうです。
現在の沖縄島中南部や伊 江島の基地群の原型は1944年に形成。
1945年3月からの地上戦で,米軍はその多くを接収拡張して,長崎 への原爆投下作戦などに使用した.基地用地の多くは私有地であったが戦後も返還されず,1950年から冷戦体制
を担う「太平洋の要石」として強化・拡張された.沖縄島北部のキャンプ・シュワブや北部訓練場などはこの時 期に建設された.
1972年の「復帰」後も,米軍基地は日本政府が土地を米軍に提供する形で存続し,大幅な返還は実現しなかった.だが,復帰以来今日まで,沖縄に新たな米軍基地は1つも建設されていない.」
とのことです。
<さて、次に、上記サイトにもあるように在日米軍再編の出発点SACO合意についてみていきます。
これは、
SACO最終報告(仮訳)を見ながら進んでいきましょう。
================
「SCCは、米軍の存在及び地位に関連する諸問題に対応し、米軍と日本の地域社会との間の相互理解を深めるために、あらゆる努力を行うとの両国政府のコミットメントを再確認した。これに関連して、SCCは、主として日米合同委員会における調整を通じ、これらの目的のための努力を継続すべきことに合意した。」
=================
としながら、
土地の返還、しかも今問題の普天間基地などが挙げられています。
「目的は,在日米軍の兵力構成を含む軍事態勢の再 検討,新ガイドライン制定,自衛隊と米軍の「相互運用性」重視への対応としました。
が、基地・部隊の再編 は「県民負担の軽減」を建前とし,基地負担の代償に地域「振興」策など地元への「配慮」を要するとしています。
そして、
そして、、、
これは、1997年の日米防衛協力のための指針」にとつながります。
上記サイトにもあるように、
「新ガイドラインの眼目は、日米安保共同宣言を受けて、「極東」以外の「周辺事態」にまで含めた日本の軍事的分担でした。これにより日本は軍事大国化に向けて大きな一歩を踏み出しました。」
と言うことです。
これについては私も日米関係の行方は???やサンフランシスコ講和条約調印の日と言うエントリーで、その後の米軍との関係を書きました。
先に紹介した亀山さんは論文の中で、その後の日米間の関係を以下のように言及しています。
===============
「「同盟の変革」で戦争する国家・日本へ
新ガイドライン策定後,有事や周辺事態を想定しての国内の対処策が推進され,日米間の調整機構も設置され た.これらは,日本国憲法下で「有事」という概念もそれに対する対応策もなかった日本の行政機関等に対し, 平時から有事対処に巻き込むという,劇的な転換をもたらした.
まず,「周辺事態とは地理的概念でない」という政府答弁で,いかなる遠隔地の事態でも米国が一方的に「周辺 事態」を宣言できることとなった,新ガイドライン関係3法(1999)が成立した.続いて,船舶臨検法(2000), 対テロ特措法(2001),有事法制・イラク特措法(2003)が次々成立し,自衛隊海外派兵の法整備は急速に実現し た.国民保護法(2004)と関連の条例は,地方自治体や企業を有事対応に巻き込んだが,これは「銃後」の守り を固めるのに画期をなすものであった.」
(亀山さんの論文より)
=============
さらに、論文は新たな再編案の具体化へと突き進む模様が描かれています。
時系列として、以下の通りです。
2005年2月に日米両政府の外務・防衛閣僚による日米安全保障協議委員会(2+2)
「日米同盟:未来のための変革と再編」,「共同声明」および「再編実施のための日米のロード
マップ」を発表。
その後の.在日米軍の海兵隊の駐留圏のグアムなどへ の拡大,
米4軍の司令機能を日本国内に集中して自衛隊の司令機能と同所におくこと,
陸軍ストライカー旅団など機動的な部隊の配置,
横須賀の原子力空母母港化,
海軍・海兵隊の航空部隊の岩国への集約化で合意。
財政面では,在日米軍駐留経費負担特別協定(1991,1996,2001,2006の各年に締結)が,2008年5月に参院で 否決されるも承認され,在日米軍の労務費,光熱費,訓練移転費の日本負担が3年間延長。
そして
ミサイル防衛となります、、、、
このとき嘉手納基地が重要な役割を果たします。
これについては、亀山論文は以下のように述べます。
================
嘉手納基地は,米空軍最大級の総合的な機種配置を誇る航空部隊・整備部隊(航空宇宙遠征軍に編制)と最大 の通常弾薬を保有する弾薬庫の管理部隊をもつが,SACO以来大規模な基地再編の対象から外れてきた.ところ が,近年,空軍パトリオットミサイル(PAC3)部隊の配置,F22ラプター戦闘機の一時配備という「事件」が相 次いだ. 嘉手納の主力機は,空中戦を行う制空戦闘機であるF15である.嘉手納配備の同機部隊は,近年縮小された上 に,那覇の航空自衛隊にその役割を代替させる構想が進められていた.しかし,嘉手納のF15は,対地攻撃能力 を併せ持つF35Aに機種変更され,早ければ2013年にも配備されるという.F22は,米空軍が保有する7個飛行 中隊のうち3個を太平洋地域に配備,既に配備を済ませたアラスカに加え,グアムのヒッカム空軍基地に1個中隊を配備する(『琉球新報』2008年5月24日).
また,嘉手納にも配備されるKC135空中給油機は,エアバスA330ベースのKC45を後継機とすることが2008 年2月に決定された.このように航空部隊のハイテク化が急進行している.
米国は,先制核戦略の一環としてミサイル防衛の開発・配備を進めている.沖縄は,SACO以来の情報通信機 能の充実や対空ミサイル部隊の配置などで,その拠点とされている.
(亀山論文より引用)
================
琉球新報は、2008年のグアム移転については、いろいろ記事を書いていま。
私も2006年にグアム移転経費9000億円 と言うタイトルで記事を挙げました。
次につづく
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事業仕分け 脱「お任せ」の契機にもと言うことで、
昨日からいよいよ始まりました。
「行政刷新会議」。
「事業仕分け」は、民主党の衆参議員9人と民間有識者56人からなる「評価者」が、同会議の下に設置された3つのワーキンググループに分かれ、各省庁が予算要求した事業を評価するというものです。
公開と言うことで、
今日もテレビで一部が報道されていました。
内容は、
事業の要不要、
事業の担い手、
緊急性—などについて検討。
法改正も視野に事業の改廃、予算見送りといった措置を決定するとのことです。
1事業1時間の審議で結論を出していきますが、
この結論が最終判断となるものではないということです。
さて、この判断を下す人物に、
お馴染の、政府税制調査会会長を務めた石弘光さんがいらっしゃいました。
石さんですかぁ、、、
思い出しますね。
政府税制調査会と言うエントリーを挙げたのは小泉さんの時代、2005年のことだったのですが、、、
また、経済財政諮問会議の審議に携わった川本裕子さんも有識者のメンバーです。
一方、亀井さん。
記者会見で「3党連立と言いながら国民新党や社民党の議員が入っていない」と不満を表明しています。
また、モルガン・スタンレー証券のロバート・フェルドマン経済調査部長が仕分け作業に当たっていることについて「事業仕分けは権力の行使そのもの。外国人を入れるのはおかしい」と批判もしています、、、
フゥム。
さてさて、、、
この作業、どうなることか、
内容も、これから事細かに検証していくつもりですが、
本当に目が離せません。
The Japanese Government sorts journalize system.
The purpose is to avoid waste.
I feel anxious about that result.
However, I will keep a very close watch it.
For the time being let’s wait and see how matters turn out.
Thank you.
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後期高齢者医療制度 “変節”民主苦しい弁明と言うニュース。
うううう〜〜〜ん。
この頃、出るんですよね、ため息が。
ううううう〜〜〜ん。
では、記事の中身を見ましょう。
================
鳩山由紀夫首相らは九日の参院予算委員会で、後期高齢者医療制度をめぐり、野党時代に廃止法案を共同提出した共産党から「早く廃止すべきだ」と攻められ、苦しい弁明に終始した。鳩山政権は衆院選後、廃止時期を二〇一二年度以降に先送りする方針に転換したが、野党が過半数を占めていた参院で昨年、廃止法案を可決した経緯があるためだ。 (原田悟)
法案は今年三月末で制度を廃止し、従来の老人保健(老健)制度に戻す内容。
質問した共産党の小池晃政策委員長は、法案の共同提出者の一人で「自公政権が退場したから、後期高齢者の言葉も退場と思っていた。何で態度が変わったのか」と疑問をぶつけた。
首相は「すぐに廃止できると思っていたが、二年かかる」と答弁。
担当の長妻昭厚生労働相も「役所の資料をつぶさに見た。前の(老健)制度にも疑問がある」として、システムの改修など二年を要する作業内容を説明し、四年以内に新たな制度に移行する考えを示した。
しかし、小池氏は、廃止法案の審議で民主党議員が「とにかく老健制度に戻すことが重要だ」と主張していたことを指摘。「長妻さんの口から、そういう言葉が出てくるとは思わなかった。役人に言われて引き下がったのか」と繰り返し早期廃止を要求した。
首相と長妻氏は「七十五歳で人を区別するのは信じられない発想だ」「やめる前に、七十五歳以上の方々にはしっかりとした措置を取る」と、ひたすら理解を求めたが、明らかに劣勢だった。
「信じられない制度を続けるのが信じられない」「冷たい政治の象徴だ」と突っ込まれ続けた状況にも「ご理解願いたい」と頭を下げるしかなかった。
(上記ニュースより、原文ママ)
===================
後期高齢者医療制度。
問題山積の悪法。
私も何回かエントリーを挙げました。
先の政権は「ねじれ国会」と言われ、衆議院と参議院では提出された法案や可決された法案が違うことはままありました。
その一つが「後期高齢者医療制度」。
民主党は今年4月には、この法案を廃止して、老人保健制度に戻す法案を国会に提出。
参院で昨年6月に可決したものの、衆院では自公が審議を棚上げていたからです。
鳩山さん、街頭演説でしっかり訴えていたんですよ。
「最も深刻な問題はお年寄りの尊厳を傷つけたことであり、お年寄りの尊厳を取り戻すためには廃止法案を可決するしかない」と。
「廃止のためにも政権交代が必要だ」と力説。
が、
が、、、、
政権交代したらどうでしょう???
先の新聞記事にもあるように、
参議院予算委員会。
日本共産党の小池さんの質問に、
「すぐ廃止できると思っていたが廃止するだけでも2年かかる。2年かかるのであれば新しい制度を考えたほうが効果的だ」。
と、答弁。
あらあらあら???
ミスター年金と言われた長妻さん。
「役所の資料を見ると、制度を廃止して老健制度に戻すだけでも広域連合の問題、システムの改修等々で2年かかる」と説明。
なんだか笑っちゃうんですよね。
「脱官僚」と息巻いている民主党のエースが、
「役所の資料をみると、、、」なんて言われたら。
去年「(後期高齢者医療制度への移行作業は)1年ぐらいの間に行われた」、
「廃止にそんなに時間はかからない」と言ったのは民主党でしたが。
また、老人保健制度にも疑問があると長妻さん。
「だから新制度に」とのこと。
そして、その新制度ですが、
果たしてどのようなものか???
そこで、小池さんの質問を読んでみました。
「いずれにしましても、抜本的にこの制度を廃止して新しい制度に移行するときには、保険料の地域差が極力ないように、そしてほかの世代との保険料の急上昇、上昇スピードが差がないような、そういう制度をつくっていきたいというふうに考えているところでございます。」との長妻さんの新制度構想。
そのために、「今はやむをえず現制度で我慢しろ」とのこと。
おいおいおい、、、
75歳で区切りをつけるこの悪法、一日でもはやく廃止しなけば、
今日も、明日も、あさっても、75歳以上の方が増え続け、その方々に心細い思いと高額医療費の負担をさせるのですよ、、、
なんでしったけ?
公約は?
「最も深刻な問題はお年寄りの尊厳を傷つけたことであり、お年寄りの尊厳を取り戻すためには廃止法案を可決するしかない」。
フムフム。
お年寄りの尊厳。
どこへいったのですか>鳩山さん。
保険料は2年ごとに高齢人口や医療費の増加に応じて値上げ。
長妻さんが言われるように、
新たな軽減措置を講じても、東京では来年度から平均的な厚生年金(211万円)を受給する単身世帯で約1万円、夫婦世帯は1万2千円を超える値上げとなると赤旗には書いてあります。
うううううう====ん。
辛いですね。
こんな言い訳で、高齢者の方々をそのままに放置しておくのは。
それにしても、民主党。
頑張ってください。
私たちの願いや要求、もう一度思い出してください。
The Japanese Government is administered another medical insurance system for elderly patient of 75 years and up.
The reason is to be an aging society.
However, this is a slender reason.
I think we hold ourselves responsible for the old people in the society.
Thank you.
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そんなに早く民主党政権が成果を出すとは思いません。
だから、気長に待つつもりです。
なにしろ前政権からの負の遺産が多すぎたのだから。
だ・か・ら
政治や政策での方針や成果には、見守ろうと思いつつも、
つつも、
この頃、
「どうも、おかしいぞ、この政権」
と、思うことがしばしば。
たとえば、
官房機密費:「オープンにしていく考えない」平野官房長官。
えええええええ?????
なぁに、コレ。
平野さんの「そんなのあるんですか」発言と、非公開方針。
なんなんですかね、この方針は。
機密費 「公開」の主張はどうした と信毎webには記事が載っています。
同紙も、
国政を進める上で、表に出しにくい金が必要になることはあるだろう。機密費の存在をすべて否定するつもりはない。としながらも、
「これまで使い方がいいかげん過ぎたのも事実である。」
と指摘。
そのいい加減、不透明は以下の通り。
==============
7年前に共産党が入手し、公表したノートがある。官房機密費の使途の一部を記録したものだと、同党は説明している。
それによると、記載された約1億4400万円のうち約6600万円が「国会対策費」「パーティー費」の名目で与野党の国会議員に渡っていた。官邸内で私的に流用されていた金もあった。
同じころ、外務省でも官房機密費の不祥事が起きている。幹部職員の一人が総額5億円を個人の口座に蓄積し、一部を競走馬やマンションの購入に充てていた。
機密費の在り方を見直し、透明度を高める必要がある。
民主党はかねて機密費の見直しを主張してきた。2001年には法案を国会に出している。
▽使い道を制限する▽使った人や金額を記録に残す▽記録は機密の度合いに応じて、10年ないし25年たったら公表する−。以上がその内容である。
(上記ニュースより)
==============
なお詳細はしんぶん赤旗の2002年の記事にあります。
うううう===ん。
なんだろう???
この変節は。
そして、「私を信用しろ」と言われても。
それこそ、つい先日官房長官になった方の実績なんて、どこにどうあるのか知らないので、
信用できる「事実」がいまだ見当たらないのですが、、、
ただ、さすがに、これでは収まらないと思われたのか、
官房機密費の公表を示唆 平野長官、柔軟姿勢に転換だそうです、、、
こうした対応は前政権と違い、
信頼できそうな予感がしますね!!!
しっかりと無駄使いをチェックして欲しいですね。
次に、
平野官房長官:鳩山首相の申告漏れ「個人の問題」。
あっ、そのセリフ、前政権で何回も聞いたなぁ、、、
個人の問題ねぇ。
中日新聞には
「国会での審議のほかに、政治倫理審査会などの場で、首相はもっと自ら進んで説明を尽くしたらどうか。国会の自浄機能を国民に示す機会でもあろう。もやもやとした疑念が晴れないと、政権不信をも呼び起こす。」と書かれていますが、
こうした国民の思いはそっちのけで「個人の問題」なんて、知らんぷりされてもなぁ、、、、平野さん>
さてさてさて。
そして、隠然たる力をもつ小沢さん。
小沢さん個人の「カネ」の問題もいろいろありますが、
いやぁ、、、次々と出てきますね。
政治資金問題で小沢幹事長の参考人招致要求 参院予算委というニュースもありますが、是非そうなることを望みます。
さて、知られている小沢さんのつい先頃の東京都内のホテルで会費1人2万円の政治資金パーティー。
「小沢一郎政経フォーラム」と言う名称のパーティー。
主催団体は小沢一郎政経研究会。
あらぁ〜〜〜
これは、確か、西松建設違法献金事件で起訴されたお馴染の秘書、大久保隆規被告が代表を務めてきた政治団体ではないですかぁ。
まだやっていたんですね。
こんなこと。
小沢さんによれば、今回の同「フォーラム」は第1部が「勉強会」、第2部は小沢氏を囲んだ「立食形式パーティー」だそうです。
フゥム。
確か、
民主党は、先の総選挙で企業・団体の献金やパーティー券購入禁止を公約しなかったっけ???
いやいや。
公約とマニフェストは違うんです。
なんて言わないでね。岡田さん>
さらに小沢さん。続きます。
民主党:議員立法「例外」続々 禁止のはずが…小沢氏次第?。
うわっ=====
ですね。
こうした事柄は、前政権の負の遺産処理とは無関係のことです。
つまり民主党の方針ということですから、
「すぐに公開、オープン、国民の目線」で解決できる事案です。
私たちが政権交代を望んだのは、
民主党政権だから、ではなく、
自民党の悪政、苛政から解き放たれたいと願ったからです。
国民のもっとも望んでいることは何か?
それは、
政治の腐敗とは無縁のクリーンな政治なのです。
今、抱えている闇を、自らの手で明らかにしていく力があることを期待しながら、この記事を書いています。
The Chief Cabinet Secretary declared that in a coalition cabinet, we would take over the policy of the previous cabinet about secret funds.
However, that policy doesn’t speak for people’s entreaty.
People wish to clear about an unaccounted –for expenditure.
Thank you.
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昨日、久しぶりにサンフレッチェ広島の試合を観戦に行きました。
NACK5スタジアムで行われた第31節大宮戦です。
結果は、
終了間際の槙野のゴールで1−0で勝ちました!!!
実は、昨日の試合は行こうか、やめようか、随分と思案していたのです。
忙しいことと、なんだかこの頃、広島らしからぬプレーに、ガッカリしていることもあったりと、、、
夫と「どうしようか、、、」と
悩みながら、
まぁ、でもやっぱり行こう、と決め、前日に夫が前売り券を買ってきて、
行くぞ、、、、と決意新にしていました。
当日、つまり昨日の朝は晴れ上がり、
少々寒そうな予感はするもののサッカー日和になるかとワクワクしながら大宮のホームページを見ていたのです。
夫が「あっ、広島風お好み焼きを売っている」と言うので、
うわっ、、、それは、早く行こう♪と、
二人で慌てて家を飛び出しました。
電車に乗って、
また乗って。
と、ある駅で、夫が雄叫び。
「しまったぁ=======」
なぁに?
「チケット忘れた」
なぁにぃ(この声を発した私の語調はかなりアライ)
そして、夫は荷物を手にとり、
「チケット取ってくるから、先に行ってお好み焼き食べてて、、、」
と、言うや、すぐ次の駅で降りました。
車内に残された私は一人ポツン。
最寄りの駅まで寝ていようと思ったのに、、、と内心ブツブツ。
そうこうするうち、最寄りの駅に着いて、
スタジアムまで歩きました。
あれれ????
お好み焼きはないぞ。
ないぞ。
どうみても、
これはスタジアムの中で売っています。
チケットのない私は当然入ることができず、
においだけ嗅ぎながら、アッチウロウロ、こっちきょろきょろ。
とくにアウェイーのゲートは公園の裏側という雰囲気で、
暗くて、ひなびています。
次々に入っていくサポータを遠目でみながら、
ひたすら時間のたつのを待ちます。
持ってきた本を読もうにも暗いから、読むことができない。
座ろうにも日もトップリくれた公園の鉄のベンチは冷たいだけ。
うわっ======
最悪。
早く、こいこい。
と、ひたすら、
ひたすら、
待っていました。
6時を過ぎた頃、ようやく夫がきました!!!!
やった====
ほっ===
試合に間に合いました。
スタジアムに入ったら、もう席は満席。
すごい。
こんなに入っていたんだ。
関東サポの皆さんでしょうか?
盛り上がっています。
ワクワク。
ドキドキ。
やっとやっと2つ席を見つけて、
ようやく落ち着きました。
夫はビールと、軽食を買いに走り、
私は、寒くなった体をしきりにほぐして、
と、
そんなこんなで、試合はキックオフを迎えました。
内容は、
あっちに行ったり、こっちに来たりと、
攻防が続きます。
専用スタジアムなので、すごくすごく見やすかったです!!!
やはり、いいですね、専用スタジアムは。
そして、結果は1−0で広島が勝ちました!!!
うわっ====
来た甲斐がありました。
夫のチケット取りに行った苦労も、
寒くて暗いところで待っていた私の苦労も、
みんな溶けて流れて、
全て良し!!!
ニコニコ。
帰りは、
夫と祝杯を上げて、
グビグビ。
カンパァ====イ。
でした。
今年は、あと、3試合。
応援しています!!!
Yesterday, I went to stadium to support the SANFRECCE HIROSIMA with my husband.
The stadium was full of both sides supporters.
SANFRECCE HIROSIMA defeated OMIYA 1-0.
We had a good time.
Thank you.
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鳩山政権で初の不名誉「化石賞」 気候変動部会閉幕と言うニュース。
=============
環境保護団体が、温暖化対策の論議に後ろ向きな国に贈る「本日の化石賞」の最終日の受賞国には、日本とカナダ、欧州連合(EU)が選ばれた。
同賞は、この条約の国際会議のたび日替わりで選出される。温暖化対策を看板の一つにしている鳩山政権に贈られるのは初めて。
理由は、温室効果ガス25%削減という中期目標は評価できるものの、それ以外の姿勢は「(本日の化石賞)常連だった前政権と代わり映えしない」ためという。
(上記ニュースより)
=============
理由をもう一度おさらい。
「温室効果ガス25%削減という中期目標は評価できるものの、それ以外の姿勢は「(本日の化石賞)常連だった前政権と代わり映えしない」ためという。」
フゥム。
目標は評価できるが、実行が伴わない、と言うことですかぁ、、、、
この問題に関しては、
一般家庭の負担増という記事を読んだりするのですが、
私は、この意味がまだよく分からないのです、、、
ちょっと、これに関しては、また調べておきます。
と、言うことで、
「化石賞」受賞と言うことでした。
Fossil fuel causes environmental pollution.
We have to protect environment.
So, we should control discharge gas.
Worldwide,there's movement toward reduce dependency on fossile fuels.
Thank you.
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普天間の辺野古移設に反対 2万1000人が結集と言うニュースが届けられました!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する県民の意思を示す「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」(同実行委員会主催)が8日午後2時すぎから、宜野湾海浜公園屋外劇場を主会場に開催され、2万1000人(主催者発表)が結集した。共同代表のほか、宜野湾市、名護市から参加した市民代表らによる意見表明があり、普天間飛行場の1日も早い閉鎖を求める大会決議を採択して閉会した。
決議は「民主党中心の新政権に代わった今、あらためて新基地建設ノーの県民の意思を明確に伝える」と訴え、オバマ大統領との首脳会談を控えた鳩山由紀夫首相に対等な日米交渉を促した。
(上記ニュースよりママ)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そうかぁ、2万人以上が集まったのですかぁ。
凄い。
私も民主党、というか岡田さんの国会・予算委員会での発言に対しては疑問を投げ掛けるエントリーを先日から挙げていますが、
沖縄の方々にとっては、「切実なる問題」です。
そして、この問題は沖縄の問題ではなく、私たち国民の問題でもあります。
つまり、
日本の国内にある「米軍基地」と言う意味で。
米軍基地についも、随分前から、私は拘り続け、記事を書き込んでいます。
とくに日米地位協定と思いやり予算については、拘り続けています。
日本の海は、空は、 誰のもの?と言うタイトルでエントリーを挙げたのは沖縄国際大学に米軍機が墜落した際の日本の対応について書きました。
その折、日米地位協定第三条、第一項の確認をしました。
〜〜〜〜〜〜〜〜
合衆国は、施設及び区域内において、それらの設定、運営、警護及び管理のため必要なすべての措置を執ることができる。日本国政府は、施設及び区域の支持、警護及び管理のための合衆国軍隊の施設及び区域への出入の便を図るため、合衆国軍隊の要請があったときは、合同委員会を通ずる両政府間の協議の上で、それらの施設及び区域に隣接し又はそれらの近傍の土地、領水及び空間において、関係法令の範間内で必要な措置を執るものとする。合衆国も、また、合同委員会を通ずる両政府間の協議の上で前記の目的のため必要な措置を執ることができる。(第三条、第一項)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
このとき、私は素朴な感想を書きました。
一体誰が私たち国民を守ってくれるのか?と。
日々、爆音と環境破壊で生活は脅かされ、さらに墜落や犯罪と命の危険にさらされ、
そんな生活を強いられている沖縄、あるいは基地の町の方々。
ところで、この基地ですが、、、、、
実は、
基地といえば沖縄のように思うのですが、違うんですねぇ、、、
以前基地のある町と言うエントリーで、
首都圏になんと在日米軍の施設が28もあることを紹介しました。
=============
東京都 8施設
陸軍
赤坂プレスセンター(ハーディバラックス、麻布ヘリコプター基地)
海軍
硫黄島通信所
ニューサンノー米軍センター
空軍
横田基地
府中通信施設
多摩サービス補助施設
大和田通信所
由木通信所
神奈川県 16施設
陸軍
横浜ノースドック
相模総合補給廠
相模原住宅地区
キャンプ座間
長坂小銃射撃場
海軍
根岸住宅地区
富岡倉庫地区
上瀬谷通信施設
深谷通信所
小柴貯油施設
鶴見貯油施設
吾妻倉庫地区
横須賀海軍施設
浦郷倉庫地区
池子住宅地区及び海軍補助施設(旧池子弾薬庫)
厚木海軍飛行場(滑走路は海上自衛隊と共用)
埼玉県 3施設
キャンプ朝霞(AFN送信所)
所沢通信施設(旧所沢飛行場)
大和田通信所
千葉県 1施設
木更津飛行場(木更津ALF/Aux. Landing Field)
(wikipediaより)
=========
また、上記wikipediaには、このような記載もあります。
「2008年現在、米軍施設は29都道県に、米軍専用施設に限っても13都道県に置かれ、その面積の33%は北海道、これに次ぐ22%は沖縄県に集中している。米軍専用施設に限ればその74%は沖縄県に集中[8]する一方で、四国・近畿・中京・日本海側にはほとんど置かれていない。また、首都圏では東京都の首都中枢を取り囲むように設置されているが、陸上戦力はほぼ皆無である。日米地位協定により自衛隊が共同使用している在日米軍専用施設の土地面積は約38,000,000m²である。」
ムムム。
狭い日本、
この小さな国にのアメリカの基地が約38,000,000m²もあるのです、、、、、
追跡在日米軍と言うサイトでは、
米軍の実体について、細かに分析しています。
このサイトを読んでも明らかなのですが、
米軍は決して、私たち日本人、日本を守ろうとは思っていません!!!
アメリカが日本を守ってくれているから、、、
こんな理由で私たちは、アメリカ軍が日本の国内に駐留することを認めている今までの政府でしたが、
が、
墜落事故、あるいは米軍の犯罪については、為す術もなく、国民である私たちを守ろうとはしなかったという事実を目の当たりにすることばかりでした、、、
この国は、
一体誰を守っているのでしょうか?
アメリカの言いなりで、
自国にヘリが落とされても、手を加えたまま見ているだけで、
また思いやり予算。
これも、国民の私たちには重税を強いながら、アメリカ軍には湯水のごとく、気前が良い予算です、、、、、
尤も、この思いやり予算については、
現政権は事業仕分け対象と言うことにするらしく、今後の成り行きに注目です!!!
フゥム。
いずれにしても、
米軍基地を見直す時期だと私は考えています。
民主党政権が、
対等にアメリカに物申すことを期待するばかりです。
この問題、さらに考えていきます。
Yesterday, a number of people gathered at Okinawa to object to a policy.
They implored the Japanese Government for remove the U.S. forces in Japan.
I think so.
I hope he U.S. forces in Japan go back home.
Thank you.
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米、普天間問題の年内決着迫る 国防予算審議へ影響嫌う と言うニュース。
============
米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡り、米オバマ政権が日本政府に年内決着を求めていることが分かった。米側は既に12日のオバマ米大統領訪日を決着期限としない意向を伝達。同時に米議会での国防予算審議への悪影響を避けるため年内を新たな期限とするよう鳩山政権側に要請した。
(上記ニュースより)
============
そんな中、
社民・福島氏、普天間県内移設反対集会に出席へと言う報道もあります。
まぁ、福島さんにしたら、普天間や基地、あるいは憲法は譲ることのできない政策だから、
当然の事と思います。
さてさてさて、、、
こんな記事を見ながら、やはり思うのは岡田さんの先の予算委員会での答弁のアレコレ。
個人的には、本当にがっかりでした。
笠井さんの質疑の模様をネットで見ることができます。
改めて、
岡田さんにはガッカリ。
何がガッカリか、って言えば、答えに「誠意がない、夢がない」。
いえね。
確かにアメリカとの関係で、即基地移転は現実には難しいかもしれない。
それは政権与党として、難しい立場ではあろうと思うのです。
が、
が、
野党の時に述べた事と、今の発言の違いを質されたときの答えの中身がよくない。
「公約」と選挙中の発言とはイコールではない」なんて、まるで小泉さんのようなことを予算委員会で述べました、、、
ふっ〜〜〜
では、しっかりと中身をみていきましょう。
以下は岡田さんの答弁です↓
「民主党のマニフェストは日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨むというものであります。これは連立にあたっての3党間での政策合意も同じものであります。
1年前の沖縄ビジョンでは、たしかに県外・国外という表現がありました。
そういう中であえて、この表現をとったということは、そこに一定の意味も込められている。そういう表現になっているということをご理解いただきたいと思います。」
============
「まず笠井委員、言葉を正確に使うべきだと私は思うんです。つまり公約だという言葉の中でいろんな意味をこめて笠井委員は語っておられるんですよ。公約と選挙中の発言とはイコールではありません。公約というのはマニフェストです(場内騒然)。
総理も望ましいという言われ方はしました。私たちもそれは県外・国外移転ができればそれは望ましいという思いが強くあります。しかしあえてマニフェストの中では普天間という言葉も書きませんでしたし、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨むという表現にとどめたわけですから、そこは違う。
われわれの公約というのはこのマニフェストですから。私たちの思いの話と公約、マニフェストの話を、それをあえて混同して質問されるのは私はおかしいと思います。」
==============
「沖縄の世論調査の結果は重く受け止めなければならないと思います。ただこの問題は、沖縄県民のみなさんの気持ちを尊重しながら、しかし、日米安保体制という日本の国全体にかかわる話でもあります。沖縄県民のみなさんのそういうお気持ちをしっかりと踏まえながら、しかし日米安保体制をしっかりと持続していくためにいったい何が必要かという視点でも考えていかなければならない問題だと思います。
まあわれわれも県民のみなさんのその考えを十分踏まえてできればもっと白紙から議論したいという思いはあります。しかし現実にはもう13年も前から議論されてきたことであって、われわれが政権をとったときにはもう9合目まで来ている話なんですね。」
==============
ここまでが↑
岡田さんの答弁の一部でした。
こうしてみても、迷走していますね。
笠井さんに突っ込まれぱなしでした。
フゥム。
無理もない。
なぜなら、
自身の述べたことに整合性がないから。
その場での答弁だったからです。
曰く。
公約とマニフェストは違う、、、かぁ。
笑っちゃうね。
さて、
こうした岡田さんの答弁を聞くにつれ、笑えないのは地元の方々です。
地元の方々の不安は増すばかりでは、と思います。
普天間移設、35人「県外・国外」求める 県内41首長アンケートなどを見ても、
地元の悲痛な叫びは日にひに大きくなっています。
この問題、やはり正念場。
先の予算委員会で共産党の笠井さんが最後に示したように、他国ではすでに米軍基地は撤去しているのです。
============
フィリピンでは1991年9月に、米軍基地協定が終了した後は、基地をおかないという87年憲法に基づいて、米軍基地撤去をアメリカ側に提案しました。
アメリカ政府は、激怒してどう喝しましたが、議会の上院が政府のもちだした基地容認の新協定を拒否して、1年半の交渉で、1992年に完全撤退に追い込みました。
エクアドルだって、この9月に基地を撤去させたんですよね。まさに、その気になればできるということです。
(笠井さんの質疑より一部引用)
============
いかに、
本気なるか、、、
と、言うことですね。
口先では「沖縄の皆さんの、、、、、お気持ちはわかります」と言っても、
結局「時間がないから、我慢せよ」では、
信じられません。
確かに、アメリカとの関係は一時的には悪くなるかもしれませんが、
だからといって、
アメリカが日本に制裁を、なんてことは、あり得ません。
アメリカも国際社会の一つの国として立ち回らなければ、もう国としての機能を保てない時代だと私は考えます。
他国の基地がある、しかも国の予算を大幅に使い、土地を山ほど提供する、
そんな関係は、もうやめにすべきでは、と思うのですが、、、、、、
さてさてさて、、、
どうなるか。
目が離せません。
Japanese Government forms an alliance with U.S。
A military base is set up in Okinawa.
So, inhabitants have troubles.
They entreat Japanese Government to clear a military base from their land.
Thank you.
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ずっと気になりながら、書けなかったのは日本郵政社長の斎藤さんのこと。
郵政人事は天下りではない?と言うココログニュースを読んで、
そうだ、そうだ、、、早く書かなきゃと思い、今日はまず、斎藤さんについて。
先の西川さんを辞めさせ、後任の人事、注目の中で、
鳩山内閣が選出したのは、
元大蔵事務次官で、株式会社「東京金融取引所」社長だった斎藤次郎氏(73)。
「郵便局網は行政の拠点」 斎藤郵政社長が就任会見。
ううううう===む。
ビックリでした。
最初に頭をよぎったのは、
「脱官僚依存」だったのでは?????
それは誰でも思うことで、質された鳩山さんの言い分は、
「辞めてから民間で14年間経験がある」と釈明。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「まあ私どもは脱官僚という思いで行動してきています。それは皆様方もご案内の通り様々な議論をするにあたって、政治主導で特に大臣、副大臣、政務官中心に議論を進めて、今までとても信じられなかったような予算というものを徹底的に見直していこうではないかという意味で、無駄を排除するための政治主導の役割を今演じているところであります。また、かつてですね、日銀の総裁人事で、武藤さんに対して我々はノーということを申し上げた経緯はあります。それは事実です。ただ、それはやっぱり日銀の、いわゆる財務省からの独自性というような問題が一番大きくてそれによってノーだと申し上げたのもみなさん方も事実としてご理解されていることだと思います。武藤さんの場合は、財務省をやめられてから5年間、必ずしも民間では働かれてはおられなかったと。で、今回、斎藤次郎さん、私も昨日の夜にですね、亀井大臣からその話をいただいた時にはかなり驚きながら、なかなかこれは相当な強者の方だから、おもしろいかなという風に思いました。その時に斎藤次郎さんの場合はもうすでに大蔵省をやめて14年たたれてますから、14年たった方を脱官僚だからダメというのかと、いう思いがありますし、その間に東京金融取引所など、民間でも働かれておられる方ですから、そういう意味ではもうある意味で民間で働いた方を今度はある意味では民間の社長になっていただくということですから、必ずしも武藤さんの場合とは違うと、そう理解しております」
(上記特集より原文ママ)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ふっ〜〜〜〜〜
もう一度。
おさらい。
「辞めてから民間で14年間経験がある」です。
では、斉藤さん。
この14年間、民間でどのような立場にいたのか?
気になります。
95年5月、次官を退任。
同年6月社団法人「研究情報基金」理事長。
ちなみにこの基金は、86年、大蔵省の肝いりで金融機関などがカネを出してつくった法人。
初代理事長は大蔵省銀行局長や財務官を歴任した吉田太郎一氏。
また、斉藤さんはこの95年には、
大蔵省所管の財団法人「国際金融情報センター」の顧問ともなりました。
2000年5月には、東京金融先物取引所の理事長に就任。
今、問題になっている日本郵政の社長となるまで9年間トップを務めました。
華麗な経歴です!!!
さて、社団法人「研究情報基金」にしても、東京金融先物取引所にしても、
天から下る渡り鳥のための止まり木の役目、しっかりとこなしています。
大蔵官僚が、バッサバッサと木に止まっていきます。
そして、ガバッと退職金をとって、また次の止まり木に、、、
と、渡ります。
こんな「14年の民間」。
フゥム。
そもそも、これを民間というのか???
さて、こんな斎藤さん。
どのように手腕を発揮して、郵政事業を運営していくのか?????
「斎藤・郵政社長は財務省に影響力ない」 首相、天下り批判にと言う記事を読んだりすると、
では、鳩山さんは、「こんな影響力がないくらい能力のない方を郵政社長にしたというのか?」なんて意地悪く思います。
有能な人材ということらしいのですが、出身省庁には影響力はない。
が、
出身省庁の天下りポストはしっかり渡りました。
と、言うことかぁ、、、、、
ふっ〜〜〜〜〜
鳩山さん>
こんな説明、どこを信用すればいいんでしょうか???
いずれにしても、
目が離せません。
We know almost all the government officer in Japan are former official to a high position in a private company.
It’s a bad custom.
We have to break with this custom.
Thank you.
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「痛風」の原因遺伝子発見と言うニュース。
===========
関節の激痛などを引き起こす痛風の主要な原因遺伝子を、防衛医科大や東京慈恵会医科大などの研究チームが初めて発見した。この遺伝子「ABCG2」が作るたんぱく質は、尿酸を腎臓から尿へ、腸管から大便へ排出する役割がある。日本人男性の痛風患者では、8割にこの遺伝子の変異があり、機能が低下。10人に 1人は機能が4分の1以下しかなく、変異がない人に比べ、発症リスクが26倍も高かった。
(上記ニュースより)
===========
ムムム。
これは凄い。
遺伝子が解析されて、病気の原因がドンドンと明らかになることは心強いばかりです。
治療や予防に大いに期待されます。
そう言えばトマトゲノムや、
ブタゲノムなども解読されたというニュースがあります。
もう、追いつけないくらい、科学は進んでいますねぇ====
感嘆!!!
とは言え、今後、どのような研究がなされるか、
いよいよ倫理とも照らしながら進んでいく時代が到来です。
Scholars analyzed the gene for Gout.
It’s good news for the patients who suffer from gout.
This is useful to patients for the medical treatment and the disease prevention.
Thank you.
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「逆回り」の太陽系外惑星発見=すばる望遠鏡で−国立天文台などと言うニュース。
そうなんだぁ、、、
========
中心の恒星(主星)の自転とは逆方向に公転する太陽系外の惑星(系外惑星)を、国立天文台などの研究チームが4日までに、すばる望遠鏡(米ハワイ島)の観測などで見つけた。太陽系の惑星とは全く異なる公転軌道で、惑星系の形成過程を知る手掛かりになるという。
(上記ニュースより)
=========
これは、面白い。
今後の研究に期待!!!
それにしても宇宙って、広いんだと、改めて感心しています。
私たちの知らない遠く彼方の星たち。
どこかに生命、しかも知的生命体とかいるんでしょうか???
夢は際限なく広がります。
A planet moves round the fixed star, as it rotates on its own axis,
If the fixed star moves round clockwise, the planet moves round clockwise likewise.
However the astronomical telescope “SUBARU” was discovered the planet which moves round the fixed from opposite direction.
It’s very interested study.
Thank you.
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今日も仕事の合間にツラツラと衆議院予算委員会を見ていました。
今日の主役(?)は自民党、石破さんと共産党の笠井さん。
お二人の質疑は、仕事の手を休めてみてしまいました。
と、言うことで、お二人の論戦について感想などを書き留めておきます。
(耳で聞いたことなので、あくまで感想です。数字などは聞き間違いがあるかもしれないので、ご容赦ください)
まず石破さん。
相変わらずの石破さん。
見ているこちらの方の目が乾いてきます。ははっは。
本当に、いつ瞬きするんだろう???
前日の4人の議員と違って、石破さんは、感情論に訴えることのないようにと討論を研究されてきたようです。
感情に訴えないと、言うことは「論理」で突き進み、突き崩そうとの狙ったのでしょう。
「定義」「定義」「定義」で論理を進めようと戦術を組んだ模様。
まず最初は「マニフェストのパラドックス」について。
実は私は寡聞にして、「マニフェストのパラドックス」なる言葉、今日、初めて知ったのですが、
意味は「公約は必ずしも選挙民の要求を反映しない」ということだそうです。
なんとなく小泉さんの「公約なんて守らなくてもいい」を思い出したのですが、
結局、マニフェスト、マニフェストと連呼(?)する総理に、マニフェストも変わっていくものだと、
言うのが石破さんの主張。
なるほど。
それは確かにそうです。
マニフェストに書いてあるからと、金科玉条のごとく、それだけをやるのなら、議会はいりません。
これに対して、総理も「公約にも優先順位があるが、前政権から引き継いだ負の遺産をまずは整理していくことが当面、緊急の課題」と言うような内容を述べました。
まぁ、ここまでは互角。
次に米軍基地問題。
これは揺れる民主党に揺さぶりをかける絶好の機会と石破さん、意気込んだのですが、
意気込みすぎでした。
「定義」「定義」と質すのですが、
定義を聞かれたので理念を述べる総理に、「それは甘い」といわれ、
ご自分の定義を、さも全国民が認めているように披露するのです、、、、、
ううううう====ん。
しかも石破さん。こんなことを言われました。
「沖縄の人々に基地問題を問えば、大多数は反対するのは決まっています。
が、、、、、、、、、」
と言われて持論を展開。
私はこれを」聞きながら、「この人はどこの国の代表?」と思った次第。
いやぁ、アメリカとの関係が大切なことは私も異論はありません。
が、
やはり、私たちは日本人なのだから、日本の国民とか県民が考えている、願っていることを第一にすべきではないでしょうか?????
次に共産党の笠井さんと岡田克也さんの質疑応答。
これは、一も二もなく笠井さんに軍配があがりました。
岡田さん、、、、
うううううう====ん。
でした。
困ったな、これじゃ。
うううううむ。
米軍基地移設に関しての鳩山さんの選挙遊説や、あるいはマニフェスト、テレビ討論などなどを元に、
大きくぶれている現政権の方針について質す笠井さんに対して、
鳩山さんは「なんとか、マニフェストを実現したい」と苦しい胸のうちを述べます。
一方、岡田さん。
「マニフェストと公約は違う」とか言い出したり、
あるいは、2005年、代表のときと今の状況は違う、とか言い出して、
笠井さんに「2005年も、今も基本は変わらない、1997年の合意以降、状況は同じ」と諭されていたのです。
これではいけない、巻き返しを図ろうとするのですが、
ついに「共産党とは安保についての認識が違う」と、まるで自民党が言うようなことを答弁。
これには笠井さん。
「安保について聞いているのではなく、基地問題をどうするかを聞いているので、共産党の意見ではなく、県民の願いなんだ」と言うような内容のことを言われて岡田さんの不見識とも思われる発言を指摘していました、、、、、
まぁ、
こうしたやりとりが何度かあり、時々は総理も話すのですが、
鳩山さんは相変わらず「願いとしては沖縄県民の希望通りに、しかしアメリカも大切」という煮え切らない態度。
あらあらあら、、、
こんなとき、福島瑞穂さんは、何を思っているのかな?????
いずれにしても、今日の予算委員会。
鳩山政権の踏ん張りどき、値打ちが試される事案が山積みのなか、
どのように対応していくか、問われる委員会でした。
政権交代。
そして、
これからの政権運営。
並大抵ではないことと思いますが、
私たち、国民が望んでいることは何か。
しっかりと私たちの立場にたって、政策を作って欲しいと心から願うものです。
と、言うことで、今日も感想をツラツラ。
Today, a budget committee was in session.
I considered about public commitment in all it’s aspects as watching on TV.
What’s a public commitment?
It’s difficult problem.
Thank you.
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国会 2日から衆議院予算委員会で与野党の本格議論 と言うことで、
先の記事にも書いたのですが、
私も興味をもってテレビを見ていました。
仕事の合間、あいまなので、
全ての質疑を事細かに見ていたわけではないのですが、
自民党がどれだけ、民主党に切り込んでいけるか、、、
楽しみにしていました。
が、
が、、、、、
感想は、
うううううう〜〜〜〜ん。
でした。
ううううう====ん。
ちょっとはずしたかな?自民党。
自民党は大島さん、町村さん、加藤さん、後藤田さんが質疑。
大島さんも、町村さんも、かなりの時間をかけて「いやみ」としかとれない愚痴を述べるだけ。
加藤さんに至っては「友愛」とは何か、、、と政府与党の大臣に聞き出す。
後藤田さん、、、ムムム。苦しいな、この方の質問。
私たちが期待したのは、政策についてであり、
国民の生活についてトコトン、討論して頂きたかったのです。
確かに、
ご指摘のように鳩山さんの「あなた方に言われたくない」発言は、本音とは言え、総理大臣としては不適格です。
またどなたか大臣が、罵詈雑言を吐いた、と鬼の首をとったように発言なさっていたのですが、
そんなことは、予算委員会で大切な時間を割いて質問することだろうか?
加藤さんに至っては「友愛」の定義。
おいおい、、、こんなことで時間を使うな、、、と私は思いました。
野次でも、そう言った発言があったのですが、
それに対して加藤さん「これは大切なことだ」のように返していましたが、
そうだろうか?
予算委員会で時間を割くことだろうか???
後藤田さん。
美しい理想を述べられたのですが、前原さんに一言言われました。
「それがお分かりなら、なぜ自民党が与党の時、なさらなかったのか?」
その答弁に笑うしかない後藤田さん。
返す刀で斬られた感じでした。
うううううう===ん。
全体に、自民党、まだ与党気分が抜けていないのか、
あるいは
国民が視野に入っていないのか。
まだまだです、野党としての練りが。
健全な野党と自負している共産党のように、
パネルをバンバン使い、
数字を上げ、
実態に即した迫力ある質問をしてもらいものです。
そんな野党としての自民党ができ上がることを、
期待しています。
頑張れ、自民党。
もっと国民目線で!!!
Members of the party out of power address interpellations to the Japanese Government.
Their speech lacks punch.
There're various reasons why they could not be powerful.
I hope they address interpellations in terms of the people
Thank you.
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昨日11月2日。
日本政府として、鳩山由紀夫総理が衆院予算委員会で「イラクに対して戦争を始めること自体が誤っていた」と表明しました。!!!
素晴らしい。
もう一度。
「イラクに対して戦争を始めること自体が誤っていた」
政府がイラク戦争を「誤り」と評価したのは初めてです。
これは、自民党の町村信孝議員に対する答弁で言われたこと。
町村さんが「日米同盟の重要性」を指摘。
これに対しては、鳩山さんも共通の認識であることを述べた上で、
で、
その上で「若干、考え方が違う」としました。
=======
「(自公政権は)たとえば『ブーツ・オン・ザ・グラウンド』といわれれば、自衛隊を派遣する。私はイラクに対して戦争を始めること自体が誤っていた(と思う)」「なぜそのことをもっと強くアメリカに言わないのか、戦争はやってはいけないのだというようなことも申し上げてきた」と述べました。
=======
昨日は曇天で、今にも泣きそうな空模様。
そんな中、私は与野党逆転の初めての予算委員会。
午後からは自民党と言うことで、午前中に用事をすませ、
午後からテレビをつけて、自民党がどのような質問をするか、それはそれは楽しみでした。
そして、
町村さんの質問に対しての鳩山さんの答弁で、イラク戦争が間違いであったことを日本政府として認めたことになります。
フムフム。
鳩山さんは以前から「イラク戦争は間違い」と主張されていたから、
今回の答弁は驚くことはないのですが、
それでも、総理として衆議院予算委員会で述べたことは大きな意味があると私は思います。
Yesterday,the Prime Minister,Yukio Hatoyama,said 'The war in Iraq is wrong.
And it was wrong for Japanese Government not to advice to the Bush Administration"
That's true.
This is an officially opinion for the first time.
It's an epoch-making!
Thank you.
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中小金融円滑化や郵政株売却凍結法案を閣議決定と言うニュース。
今後、どうなるか気になります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
中小・零細企業などの債務返済を猶予しやすくする「中小企業金融円滑化法案」を決定した。金融機関に対し、返済猶予を含めた貸し付け条件の変更に応じる努力義務を課すことが柱で、中小企業の返済負担を軽減し資金繰りを支える。日本郵政グループの株式と宿泊・保養施設「かんぽの宿」の売却・譲渡を凍結する法案も決定した。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
先に景気について、私もエントリーを挙げ、技術開発者さん、黒猫亭さん、YJSさんから示唆に富むコメントを頂き、考えることばかりでした。
とくに、景気対策として「貨幣供給は何をもたらすか?スタグフレーションは起こるか」などなど先を見通すことについて、難しいながら、いろいろ考えました。
さて、そんな中、
政治は休むことなく動いている、と言うか経済は動いているのですが、
つい先日の30日、鳩山内閣が中小企業向けの融資や個人の住宅ローンを対象にした「金融円滑化法案」を閣議で決定しました。
これは、一体、どのようなことか、中身をみていきましょう。
法案では金融機関に対して、
融資の返済期間の延長や、
金利の軽減など、
資金繰りに苦しむ中小企業や個人の要請に応じる「努力義務」を課しています。
努力義務です。
フゥム。
また、金融機関は対応の状況を定期的に報告し、それを政府が半年に1回まとめて公表。
虚偽の報告など、悪質な事例には罰則が科されるともあります。
確かに以前から指摘されているように、中小企業の倒産の原因の一つが銀行の「貸し渋り」「貸しはがし」は明白です。
私も何度か記事にしました。
現実は、
日本政策金融公庫の10月の調査によると、中小企業の資金繰り判断は26カ月連続のマイナスとなっているそうです。
昨年から、さらに厳しくなったとも言えます。
三菱UFJ、みずほ、三井住友の三大メガバンクは、中小企業への貸し出しを1年で2・6兆円も減少。
今回の法案が法的な力を持っているか、あるいは指導力がどこまであるか、、、
気になります。
さらに、経済産業省も中小企業の資金繰り対策を発表。
資金繰りや仕事の確保、、、
などなど、中小企業が生き残るために、生き抜くために、
国が的確な指導を行うことを切に求めます。
中小企業は、モノ作り日本を支えている大切な産業なのです!!!
中小企業向けの雇用調整助成金を抜本拡充。
役所の仕事を中小企業に優先発注することとか、
公共事業を生活密着型に切り替えるなど中小零細企業の仕事を増やす対策も車の両輪で大切だと思います。
The Japanese Government decide a financial policy for small and medium-sized enterprises.
A tight money policy is too harsh for small and medium-sized enterprises.
I hope this policy is good for them.
Thank you.
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円楽師匠がお亡くなりになりました、、、
私自身は笑点の師匠しか、実は知らないのですが、、、
先日、落語と笑いからツラツラとと言うエントリーを挙げたのですが、
その折は落語における笑いとは何か、
あるいは、そもそも笑いとは何か、、を考えながらエントリーを書きました。
いつも深く丁寧なコメントを下さる黒猫亭さんの記事を参考にしながら。
そこで、ツラツラと読むうちに、
これは実際に落語を聞きに行こう、、、と思いました。
と、言うことで、夫と浅草まで出かけました。
浅草演芸ホール,
ここは毎日、落語、漫才、漫談、マジック、曲芸をやっているそうです。
私も初めてなので、ワクワクしながら訪れました。
昨日は11月初旬の催し。
私たちがホールに着いたのは1時ごろで、もういくつかの演目は終わっていました。
会場はすでに多くの人が座っていた、私たちもやっと座席を見つけて、座りました。
その後は、
いろんな落語家の噺や曲芸、漫談を楽しみました。
以前、京都でも落語を聞きに行ったのですが、
その時は会場と噺家との距離が遠くて、本当に講演を聞いていると言う感じでしたが、
昨日は会場と噺家の距離がなくて、
すぐそこで、噺ているという密接な雰囲気が、いかにも浅草と言う感じで、すごく良かったです!!!
噺家の息遣いや目配せ、間合いの取り方、手の動きなどなどを間近で観て、
本物に接している感がジワジワとしてきます。
会場と一体です。
有名な「時蕎麦」「目黒のサンマ」や、あるいは新しい作品やら、いろいろ盛りだくさん。
大いに笑いました。
落語、あるいは、曲芸、漫談、マリオネット、、
みんな芸術だと思った次第。
こうした芸術はしっかりと残す、保存することが大切ですね。
まだ、落語そのものの面白さや深さは分からないのですが、
おいおい、聞いていくうちにと、
今から楽しみにしています。
そんなわけで、
黒猫さん>新しい世界を教え下さり、ありがとうございます。
これからも、いろいろお教えくださいね。
楽しみです。
Yesterday I went to Asakusa storyteller's theater to listhen comic stories with my husband.
Many comic storytellers show professional performance.
We are impressed with their plays.
We had enjoy time.
To laugh is good for the health of body and mind.
Thank you.
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