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2009.12.02

ニセ科学フォーラム2009が大盛況で終わったとのこと!

ニセ科学フォーラム2009が予想通り、大盛況(?こんな表現が適当かは置いといて、、、)のうちに終わりました。
私も参加したかったのですが、
大阪ということで、今回は涙をのんで、、、

さて、きくちさんや参加された方のブログをROM。
きくちさんのブログではコメントが参考になります。
当日はアッという間の4時間半、濃密な議論・討論の模様が彷彿とします。
とくに藤田先生の「脳科学」に対しての切り込みは斬新で、興味深いものがあったとかとか、、、
私も聞きたかったなぁ。

ひえたろうさんのブログでは、
先の藤田先生の「脳の迷信」が詳しく書かれています。
フゥム。
なるほど。
==============
「脳トレ」が脳の機能向上に役立つ根拠の1つとされている論文(学習療法によって前頭葉機能テストの成績が上がったとするもの)にも、この結論を導くには致命的な問題があることが指摘されている。これについては御丁寧に「脳トレドリル」の注釈にそれをエクスキューズする内容の記述がある。これは川島教授が論文(根拠)の問題点に気付いているからこそ潜り込ませてあるのだろうし、だとしたらそもそもこんな論文を「根拠」にはできないだろう。(......だからこの論文を根拠にしては脳トレドリルのコンセプト自体が成立しない)
(ひえたろうさんのブログより引用)
===============

ひえたろうさん>
引用させていただきましたが、不都合がありましたらお申し出ください。

さて、
私自身が藤井さんのお話を伺っていないし著書も読んでいないので、
川島論文の瑕疵については、よく分からないのですが、、、
と、言うことで川島さんの脳科学レポートなどなどを読んでみました。
それによると、
脳の働きは各部位によって違うが、いわゆる知的活動を行う部位をMRIで調べたところ、
「私たちが、自分の意識の上でたくさん頭を使っていると感じることをするよりも、単純な計算や読書が脳をたくさん刺激してくれるという結果」を得た。
したがって、
読み書きそろばんを行うことで脳を活発に動かす。
それは高齢者や自閉症の子どもたちの治療に効果を奏する。
と、いうような内容でした。

フゥム。

そして、
先のひえたろうさんのブログから、
藤田先生は、脳の活性化とは血流の流れが良くなることであって、
脳の機能が促進されることではないにも関わらず、
あたかも、血流がよくなったMRI画像を使って、「頭がよくなる神話」を作り上げることへの危惧を表明なさったのだろうと、
推察します。


確かに、
こうした手法は怪しい。
いえ、実際がどうかとか、真実はどうかはまだ解明されていないので、
将来的には川島さんの理論が正しいのかもしれない、、、
が、
が、
今の段階では、たんに計算や本を読むと血流がよくなる部位は「ココ」ですよ。
としか言えないのではないでしょうか?
にも関わらず、
読み書き、そろばんを行うことは高齢者や自閉症、あるいは子どもたちの勉学に役に立つと結論をもっていくこと。そして、公文式やそろばん協会と結びついて、児童生徒に「そのような学習指導」を脳科学のお墨付き(?)をもってして行うことは、かなり危険なことです。
なぜなら、何回も言うように、
血流がよくなることは脳の機能や性能がよくなることと同じではないのだから、、、
川島さんが学者の良心としてすべきことは、
脳の血流がよくなることとは、どういうことか、、、
を、
あらゆる条件(お酒を飲んだ場合とかスポーツした場合とか怒っているときとかいろいろ)で調べた精査して、
他の研究者に瑕疵があるように言われないくらいキッチリした論文を書くことでしょう。
そうして、誰もが認めたとき、
公文式なりそろばんなりゲーム会社と協定して遅くはないでしょうが、、、
どうなんだろう???


いずれにしても、
この問題は教師の立場から、あるいは医療の立場からとても興味のあることです。
生半可な研究で結論つけては、禍根を残すことゆえ、しっかりと研究現場では実験や検証をしていただきたいものです。
今度、藤田さんの本、読んでみよう、、、と考えながら。


The other day, pseudo and fake science forum was done at Osaka Univ.
Many people gathered and listened to lectures.
The brain science has attracted a great deal of public attention.
From what I hear, that is an unfounded inference.
I hope many scientists make a mystery clear by their daily studies.
Thank you.

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コメント

 私も(私は?)「脳トレ」というものを信じませんね~。

 たとえば計算ゲームとかで「脳年齢が若返った」とか何とか言ってますけど、あれって結局ただ単に「計算に慣れた」だけじゃないですか。
 何度も何度もやれば、計算が速く正確になるのは当たり前の話です。計算することに慣れますからね。
 なのに、ああいうのって「慣れ」というのを無視しちゃってますよね。「慣れた」とは言わずに「脳が若返った」とか言う。
 そういう時点で、胡散臭いなぁ~と思ってしまいます。

投稿: さいと~ | 2009.12.03 00:04

さいと〜さん。
こんにちは。
寒くなりました。
先日、父の法事で出かけていたのですが、
北国生まれの私は「今年は暖かいかな」と喜んでいたのもつかの間。
やっぱり寒い、、、です。

くれぐれもお体お大切に。
飲み過ぎないように。


さて、
私も同感です。
慣れというか、脊髄反射というか、、、
これで良い結果がでても、
脳が若がえった、とか頭が良くなったとは思いませんよね。
でも本屋さんに行ったら、
いっぱい、この手の本があります。
なんとかしてよ、、、
と、思いますが。
さいと〜さんのお仕事の一環で、
このうさん臭さを告発するような企画はできないでしょうか?

それはそれとして。
あなたのブログ、いつも楽しみにして読んでいますよ♫

私はちなみにFirefoxですo(*^▽^*)o

投稿: せとともこ | 2009.12.03 14:01

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