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2009.12.24

鳩山税制改正大綱

税制改正大綱 4年ぶり、増税 子育て家計にプラス
==============
鳩山政権初の税制改正は「控除から給付へ」の理念と、大幅な税収減という懐事情から、扶養控除撤廃やたばこ税率引き上げなどが相次ぎ、4年ぶりの増税改正になった。ただ、15歳以下の扶養控除廃止や18歳以下の特定扶養控除縮減など家庭への増税項目が並んだものの、子ども手当の創設などで家計の収支はプラスになる計算。また、最後まで調整が難航した自動車関連税の暫定税率は、環境に対する影響の度合いに応じて税負担に差を付けた。
(上記ニュースより)
===============

このニュースをみれば、
子ども手当て対象の子どもたちがいる家庭は総合的にプラスになるのですが、
そうではない場合、かなり家計に負担が押し寄せそうな税制改革です。

では、見ていきましょう。
子ども手当て、そのものの趣旨はいいのだが、その財源のために、子育て世代でない国民からバサリバサリと課税していくやり方が、どうもよくない、と私は思うのですが、、、
まず、扶養控除の廃止。
実施されると、所得税は11年分から、住民税は12年度分から増税。
先にも書いたのですが、
所得税・住民税の扶養控除が廃止された場合、連鎖的な負担増が実はかなりあるのです。
それも多くは子どもたちの保育所の保育料や私立幼稚園就園奨励費補助などに関わるものです。
本末転倒の子ども手当てのような気がしてなりません。

また、高校授業料の「実質無償化」の財源と言うことで、
特定扶養控除も高校世代では、所得税については現行63万円を38万円まで、住民税については、現行45万円を33万円まで圧縮するとのこと。
これは、この世代の子どもたちがいる家庭にはかなり負担がかかりそうです。
と、いうのも、先にも書いたのですが、本当にお金がいるのは、高校から大学世代の子どもなのですよね、、、
子ども手当て趣旨は、
少子化対策ということらしいから、
15歳までの子どもたちのいる家庭に手当てで保護することで、
安心して子育てができ、更に子どもを産みやすくするためと、言うものらしいが、、、
保育所や幼稚園の充実とか、あるいは医療制度などを充実させることの方が、より生産的と思うのですが、どうなんでしょう???

さて、次に小沢さんが見え隠れしたガソリン税の暫定税率。
これは廃止するものの現行税率は維持し、環境税の導入を検討するということらしいです。
ううう===む。
なんだか、これもわかりませんね。
車は乗れ、
環境を守るために税金はとるぞ、、、
と、言うことですかね???
結局、
気がつけば、
増税だけがのしかかる仕組みを敷いていくような気がして仕方がありません。
子ども手当てにしても、
受給される世代も、ずっと貰えるわけではなく、いずれ、支給は終わる。
そして、待っているのは増税。
「おおお、、、お待ちしていました。今までの分、全部、いえそれ以上、お払いくださいね」と待ちかまえているような、そんな税制大綱ですね、、、
うううう〜〜〜ん。
はっきり言って、評価できません。


The Hatoyama cabinet outlined the plan of taxes next year.
That will repeal tax exemption and levy a tax tobacco and so on.
That will make the burden too heavy for people.
I hope cabinet ease the tax burden.
Thank you.


追記あり。
コメントでkirikoさんから、「子育て世代以外への増税」とは具体的に何の増税でしょうか。」とご意見を頂きました。
これは私が先に、消費税を射程に入れて
子ども手当てってナァ〜〜〜ニィ???


来年度予算、どうなるか???

と言うエントリーを挙げたのです。

今回はザックリと書いたので誤解をまねきました。
家計への負担と書いたほうがより的確であったと、思い、追記にしたためておきます。
kirikoさん>ありがとうございました。

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コメント

何と言うのか、子どもを産んで税金として納めた文を取り返して下さいと言うのにも思えちゃいますね>子ども手当

投稿: 杉山真大 | 2009.12.26 21:29

>受給される世代も、ずっと貰えるわけではなく、いずれ、支給は終わる。
そして、待っているのは増税。<

なんでそうなります?
子どもが中学まで→子ども手当
子どもが高校生の間→高校授業料無償+扶養控除(38万)
子どもが大学生の間→特定扶養控除(38万+25万)
子どもが大きくなるにつれ、扶養控除分の減税になるのでは?
子育てしていない人(世代)には、そもそも子どもに関わる扶養控除がありません。扶養控除廃止で増税になるわけではないのですが。
「子育て世代以外への増税」とは具体的に何の増税でしょうか。たばことかガソリンは、子育てしている・いないには直接関係ないですね。

投稿: kiriko | 2009.12.26 22:03

杉山真大さん。
kirikoさん。
コメントありがとうございました。
年末でバタバタ、さらに応援しているサンフレッチェユースの決勝と重なり、お返事遅くなり失礼をいたしました。

杉山さん>
いつもきくちさんのブログで拝見していますよ(o^-^o)
さて、頂いたコメント、まさにそうなんでしょうね、意図は。
ズバリ少子化対策で、
それは畢竟、次代を担う人々を育成するということなのでしょうが、
社会を支えるということは、税金を収める、年金を払うということも意味しているので、、、
杉山さんご指摘の意図ってあるのはあるんでしょうね、、、
フムフムです。

また、いろいろご意見などお聞かせくださいね。
では。

kirikoさん。>
先日は事業仕分けで情報お教え頂きありがとうございました。
今日は、今日で、とても鋭いご指摘を頂き、嬉しく思っています。
実は、
このエントリーに先立ち税制については、過去記事があるんですね。

子ども手当てってナァ〜〜〜ニィ???http://ts.way-nifty.com/makura/2009/12/post-2ffd.html

来年度予算、どうなるか???
http://ts.way-nifty.com/makura/2009/10/post-9d63.html

このあたりの絡みで、ザックリと書いたので、
消費税などについて触れずじまいだったので、
誤解を招くような書きかたになりました。
本当にご指摘ありがとう。
追記で過去リンクを掲載しておきます。

さて、それにしても
扶養控除廃止、それに連なるもろもろの社会保障への影響については、しっかりと見ておく必要があります。
ご存知のように所得税額を算出する際に、扶養家族の人数に応じた金額(1人あたり38万円、住民税は33万円)を差し引くことができる所得控除で、対象は16歳未満の子どもと23歳以上70歳未満の扶養家族です。
廃止されれば、その分だけ課税される所得が増えるため所得税が増税されることになります。扶養控除問題は試算で1500万人が影響を受ける言われています。今回導入の子ども手当てで、相殺される家庭については、いろいろの試算があります。
つまり子どもの人数ンや、収入などなどによって一様ではありません。
ただ、所得税と住民税の扶養控除が廃止されると、子ども手当の給付対象となっている16歳未満の子どものいる世帯でも、現行の児童手当の廃止と所得税・住民税の増税による影響で、子ども手当の効果は縮小することになるとは、指摘され続けていることです。
だがしかし、確実に言えることは
扶養控除の成年分23〜69歳にあたる500万人には手当なしで増税だけだという事実です。

また、高校授業料については、現段階では公立高校ということですが、私学については、公立並の補助ということですが、まだまだ保護者の負担増です。
さらにご存知のように、この措置は授業料に対してだけなのですよね。

さて、
では、手当て世代がすめば、給付は貰えないが、増税だけがのしかかるか、、
と言えば、
まさに「はい」です。
税金という形では、消費税を射程にいれていますが、
これは先に書いたように今回はエントリーに上げなかったので、失礼をいたしました、
しかし「負担」という意味ではバッチリ、肩にかかります。
国民健康保険、医療費、介護保険の自己負担に関わることですが、
これも先にエントリーでみてきましたので、今回は割愛しました。
と、言うことで、
手当て給付世代にとっても、
子どもの数により家計にプラス、マイナスが響くうえ、手当てが終われば負担は待っています。

私は、この子ども手当てについては、不安な財源にかなり危惧しているんですよね。
さてさて、どうなるんでしょうか、、、
今後の成り行きに注目です。
また、エントリーを挙げますので、ご意見やご教示、頂けたら嬉しく思います。
では。

投稿: せとともこ | 2009.12.27 17:26

せとともこさん お返事ありがとうございます。

この点のみ書かせていただきます。
>だがしかし、確実に言えることは
扶養控除の成年分23〜69歳にあたる500万人には手当なしで増税だけだという事実です。<

成年扶養控除(23〜69歳)は現状維持です。したがってこれについての増税はありません。
エントリ冒頭のリンク先にも書かれています。
「19歳以上の扶養家族がいる場合は、今回の税制改正や10年度予算による影響はない。」

投稿: kiriko | 2009.12.28 01:32

こんにちは、せとさん、 kirikoさん。

私は前から書いているみたいに日本は最終的には高負担高福祉国家に持っていきたいと考えていますし、その時の税制としては、かなり累進度の高い累進課税が必要という考え方をしています(公平性という概念よりも、分厚い中流層を復活させないと、資本主義経済が内需型でうまく行かないのでね:笑)。そのため「増税=良くない」というお考えに同意そのものはできないのですが、この税制改正はあまりいただけませんね。

なんていうか、将来像が見えないのです。「日本をこういう国にする」という具体像とリンクした形で、税制もあるべきたと思うのですよ。

投稿: 技術開発者 | 2009.12.28 09:41

kirikoさん。
技術開発者さん。
こんにちは。
良い天気が続き、仕事がはかどりますね。

kirikoさん>
今回頂いたコメントを拝見して、あなたの拘りについて、私が誤解していたのか、、、と改めて思っています。
と、いうのも最初に頂いたコメントは以下のようなものでした。

「>受給される世代も、ずっと貰えるわけではなく、いずれ、支給は終わる。
そして、待っているのは増税。<

なんでそうなります?」


と、言うことで、私は、10年度から手当てを受給される子どもがいる家庭でも、いずれ子どもは成長して、受給されなくなるが、その時点では増税(消費税導入を射程にいれています)がのしかかるかもしれない、という趣旨のエントリーについてのあなたの「なんでそうなる?」という素朴な疑問だと考えて、先に書いたようなお返事を致しました。
しかし、
今回頂いたコメントを拝見すると、
「今年度」に限っての成年扶養控除対象者の増税云々だったのですか???
私は将来的な展望でエントリーを書き、また、先に頂いたコメントからもあなたの視点は将来にあると思い増税とは消費税を射程に入れてお返事を致しました。
が、
成年控除というならば、
先に書いたように増税はありませんが、負担は重くのしかかることは、過去エントリーで書いたのですが、、、

と、言うことで、
あなたから頂いた2つのコメントの時制が、どこにあるのか、増税に拘っているのか、、、が私は読み取れなくてお返事ができないのです、、、
もし、今年度に限られ、しかも増税に拘り、対象が成年控除だけに限定するならあなたの言われる通りです。
ただ、
そうなると、
最初に頂いたコメントがあまり意味がなくなるので、、、
ウウウウ====ム。
いずれにしても、
いろんなパターンでも負担増が考えられるので、今後の成り行きに注目ということで、お返事としてよろしいでしょうか。


また、ご意見や感想など頂けたら私個人は刺激になり、改めて考えるキッカケになりますので、私は凄く嬉しく思いました。いろいろまたお教えくださいね。
今後ともよろしくお願いいたします。
では、お風邪などひかれませんように。

技術開発者さん>
そうですね。
増税が悪いのではなく、
その使途が問題ということでしょうか、、、、
いろいろ考えさせられます。


さて、
今年もあとわずか。
いろいろご教示、アドバイスをいただき、ありがとうございました。
私自身、本当に学ぶこと大でした。
また、来年もおつき合い、よろしくお願いいたしますね。
今日は納めの日ゆえ、
お忙しいとは思います。
どうぞ、お風邪を引かないように。

投稿: せとともこ | 2009.12.28 13:22

こんにちは、せとさん。

>増税が悪いのではなく、
>その使途が問題ということでしょうか、、、、
>いろいろ考えさせられます。

というよりも、税制というのはその国家の基本的スタンスを表すものという事ができるんです。なんていいますか、ある種の哲学と言っても良いのですが、その国の国民が「国とは何か」をきちんと考えて「国とはこういうものである」とそれなりでも結論をもっている時に、その使途以上に税の制度「国とはこういうものである」というスタイルが現れるものなんですね。

税制には大きく2つの考え方があります。一つは応益税といわれる行政サービスへの対価という考え方であり、もう一つが応能税といわれる各国民が自らの能力に応じて国家を支えるべきだとする考え方です。多くの国家が、この2つの考え方を折衷した税制を持っています。その折衷の仕方に、その国家の国民の「国家とは何か」という哲学が現れる訳です。

以前、税金の事に関して「国民のために集めた金だから国民のためになるように使え」という言い方と「国民が出した金だから国民のためになるように使え」という言い方の違いを説明した事がありましたが、前者は応能税を根底においていて、「誰が沢山出したか、誰はあまり納めていないか」みたいな事を考えない言い方です。誰がどれだけだそうと、一旦、歳入としてプールされたなら「国民のための金」にしてしまう考え方です。ところが後者ですと、「生活保護を受けている人は税金を納めていないのだから、税金から保護費を出すのはおかしい」という言い方もできてしまう言い方なのです。「国民が出した金だ」にこだわるなら、「歳入の2割強は法人税なのだから、法人の為に使え」もなりたってしまう訳ですね。

実のところ、租税の考え方というのは「国民の国家観」の表れであるのです。「自分たちの力で安定で平和な社会を作る」という社会の共同体意識が強い国家では応能税も抵抗が少ないのですが、「自分たちの社会は特に共同体ではない。自分は行政のサービス対価として税金を払っている」という雰囲気が強まるほど応能税に対して抵抗が大きくなり、応益税の色彩が強くなります。

そういう視点で税制度というのを考えてみられるのも良いかも知れませんね。

投稿: 技術開発者 | 2009.12.28 16:35

技術開発者さん。
こんばんは。
コメントありがとうございます。
頂いたコメントの趣旨、まさに賛成というか、
そもそも私の表現である「使途」もそうした意味と取って頂ければありがたく思います。
標榜するものや、理念、哲学なしの使い方は「無駄使い」というものでしょうね、、、

いずれにしても、税について、考察を深めることは至極大切であることに異論をはさむものではありません。
これからも、
考えていきたいものです。
またアドバイス、よろしくお願いいたします。
では。

投稿: せとともこ | 2009.12.28 18:06

せとともこさん

>あなたから頂いた2つのコメントの時制が、どこにあるのか、増税に拘っているのか、、、が私は読み取れなくてお返事ができないのです、、、<

そうですか。
私は当初から「今回の税制改正大綱」のことしか話していませんけど。
せとさんの始めのエントリが「子育て世代、それ以外の世代」の話で、後者の世代にはバサリバサリ課税、とお書きでしたので、それは何の増税かとお聞きしたわけです。

1番目のコメントに書いたことも、「数年後の税制“全般”」のことではないですよ。子どもに関わる手当・高校無償化・扶養控除の関係についてです。
消費税は上がるのか、いつ上がるのかもまだ決まっていませんし、「X年後に上がるかもしれない」とは言っても、その時にどこが政権を担当しているかわからず、子ども手当や高校無償化だってどうなるかわかりません。そのような「わからないX年後」の話をしたつもりはありません。

せとさんは

>そして、待っているのは増税。
「おおお、、、お待ちしていました。今までの分、全部、いえそれ以上、お払いくださいね」と待ちかまえているような、そんな税制大綱ですね、、、<

でエントリを結んでいらっしゃいましたので、「X年後の話」とは思いませんでした。

投稿: kiriko | 2009.12.30 00:53

連投にて失礼します。

私は今回の税制改正大綱の中で
「所得控除から給付つき税額控除へ」とする指針は支持しています。
家族の扶養を通じた支援から、家族状況にかかわらない本人支援への転換を意味すると考えるからです。
しかし、これは比較的高所得の層には増税になりますし、増税というだけで反対されますので、実行するのは大変ですね。納税と給付を一体化させることもシステム変更が必要でしょうし。
時間はかかりますが、それでもなんとかその方向に進んでほしいと思っています。

投稿: kiriko | 2009.12.30 01:18

kirikoさん。
コメントありがとうございます。
お返事遅くなり失礼いたしました。
上に頂いたコメント、本当にそうだと思います。

「納税と給付を一体化させることもシステム変更が必要でしょうし。
時間はかかりますが、それでもなんとかその方向に進んでほしいと思っています。」


そうしたスタンスというかビジョンを明らかに示して貰えば国民は納得すると思います。
いずれにしても、先の政権がグチャグチャにした後を引き継いでのスタートゆえ、大変と思います。
長い目で、見て行きたいと思いつつ、
行き先に何が待っているかもしっかりと見て行きたいものです。
これからも、書いて行くつもりゆえ、kirikoさんにおつき合い頂けたら、とても嬉しい、、、
と、思う私です。
では、よいお年をお迎えくださいね。

投稿: せとともこ | 2009.12.30 23:11

せとさん。今晩は。明けまして、お目出とうございます。今年もよろしくお願いします。m(_'_)m

よく「入るを計って出るを制する」といわれます。しかし、鳩山民社国連立政権は、歳入の部で自公政権と同じ様に「大企業・大資産家には大減税、庶民には大増税」です。これでは財源が足りなくなるのは当然ではないでしょうか。主権者である国民が、怒り、自公政権NO!と審判し、政権から退場させた一番の理由は、自公政権の「大企業・大資産家には大減税、庶民には大増税」という不条理な税制に対してではないでしょうか。この税制を逆転し、「大企業・大資産家には増税、庶民には減税」をと、21世紀においてはまともな、民主的な公正な税制にしなければ、国民は納得しないのではないでしょうか。
勿論、米軍を支援し、海外でアメリカの戦争をするための軍事費の削減には大鉈を振るってもらわなければ、国民は納得しないでしょう。
とにかく、国民本位の税制を行えば、財源はあるのです。

投稿: hamham | 2010.01.01 19:36

hamhamさん。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
今年は正念場。
鳩山内閣の真価が問われると思います。
しっかり見ていこうと思います。
また、いろいろご教示よろしくお願いいたします。
ではまた。

投稿: せとともこ | 2010.01.02 17:05

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

>標榜するものや、理念、哲学なしの使い方は「無駄使い」というものでしょうね、、、

私は、結構色んな人に「高負担高福祉国家論」なんて語ったりするんですね。でもって、結構、好意的な反応が返ってきたりもするんです。でもって、「安心な社会だけど、税金は沢山取られますよ、あなたの場合だと年収の6割くらい取られちゃうかもしれませんね」なんて事も言うんですね(笑)。「う~ん、なかなかきついかも」という人もいるけど、「そういう社会をつくるためなら仕方ないかも」という人もいたりする(笑)。まあ、フィンランドとかデンマーク型社会をきちんと説明した上での話なんだけどね。

なんていうかな、税金を語るときに「社会像を語らないで語れるはずが無い」くらいの意識が私にはあるのですよ。ところが、日本では、およそ「将来社会像」の議論無しに税金が語られているということ自体に怖さを感じるわけです。

投稿: 技術開発者 | 2010.01.04 09:31

技術開発者さん。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

お正月はいかがでしたか?
御地は雪はどうだったのでしょう???
私は夫の実家に帰っていたので、バッチリと雪のお正月でした。
それはそれで風情のあるものですね。
温暖化というものの、
やはり冬は冬ですね。


さて、頂いたコメント。
なるほど。
「将来社会像」ですか。
わかります、仰る意味が。
確かに長期の視点で、税金やら政策を考えることっって必要ですよね。
前政権のようにコロコロと総理が変わると、そのたんびに指標もゆるぎ、
揺るぎながら、悪い部分だけが増幅していくような政治だったのですが、
現政権も甚だもどかしいものがあります。
ビジョンが見えないというか、、、

なかなか難しいですね。

フゥム。

今年もまた思いをままに書くつもりゆえ、
ご教示お待ちしています♫
では、、、またね。

投稿: せとともこ | 2010.01.04 13:47

こんにちは、せとさん。

>現政権も甚だもどかしいものがあります。
>ビジョンが見えないというか、、、

私は、同じ様な「もどかしさ」を国民そのものに感じてしまっているのですよ。

なんていうかな、今の日本は貧困層も多くなり、雇用も不安定で、景気もなかなか回復しない状態なのですが、その元にここ30年くらいの自民党政権の失政とも言えるものがあるんです。でもって、その自民党政権を選び続け、その失政の傷口を広げ続けたのは誰だったのか、きちんと考えて欲しいわけです。

例えば、労働者派遣法は1986年に成立しました。1986年の第38回総選挙(「死んだふり解散選挙」なんて言われました)の結果は、自民党が3千万票弱集めて、300議席を獲得しました。この3千万票を投じたのは日本国民です。

労働者派遣法は1996年に改正され対象業種を16種から26種に拡大しました。1996年の第41回総選挙の結果は、与党の自社さきがけで小選挙区2千4百万票弱、比例区で2千2百万票程度で議席数は256議席です。この2千4百万票を投じたのは日本国民です。

そして労働者派遣法は、1999年にさらに業種拡大しました(ポジティブリストからネガティブリストに変更)。2000年の第42回総選挙の結果は、与党の自公保で小選挙区2千7百万票、比例区で2千6百万票程度で議席数は271議席です。この2千6百万票を投じたのは日本国民です。

2004年には労働者派遣法が製造業にも認められる改正がおこなわれ、急激に派遣労働者が拡大します。2005年の第44回総選挙の結果は、与党の自公で小選挙区3千5百万票、比例区で3千5百万票弱で議席数は327議席です。この3千5百万票を投じたのは日本国民です。

なんていうかな、例えば今の不安定雇用の問題を国民が語るときに、「いつの間にか酷くなってしまって」みたいに、まるで自分と無関係な自然現象であるかの様に語る姿が「もどかしい」のですよ、「自分たちは、社会の雇用を不安定する政策をおこなう政党をずっと選び続けてきてしまった。その結果として今がある」という意識がほとんど感じられない訳です。

私に言わせると、今の酷い状態を何とかするために税収は必要です。なんていうか、将来というより過去の尻ぬぐいのためだけにでも今の税収では足りないと思っています。国民に「過去に失政をおこなう政権を選び続けたことに対する尻ぬぐいは必要」みたいな意識が無い限り、おそらく尻ぬぐいはできないだろうと思います。

投稿: 技術開発者 | 2010.01.05 08:37

将来像ですか。
日経とかみても、税ふくめて、将来像えがける国家戦略の必要性は言われてるみたいですね。

国家戦略室作ったのは評価できるそうです。
問題は機能が充分からしいです。

あゆの心配
ABE政権みたいに「看板」はきたいさせられるけど、方向がおかしい?なんていうオチだけはごめんです。

投稿: あゆ | 2010.01.05 08:51

技術開発者さん。
あゆさん。
コメントありがとうございます。


技術開発者さん>
仰ることわかります。痛いほどに。
政権を選んできたのは国民ですから、、、
ここまで酷くなったのは、ある意味自己責任。
瀕死になってようやく先の政権の酷さに気がついたと、いうことです。
私たちの先輩たちが残した財産を食いつぶしてきたのでしょうね、、、
ため息。


「国民に「過去に失政をおこなう政権を選び続けたことに対する尻ぬぐいは必要」みたいな意識が無い限り、おそらく尻ぬぐいはできないだろうと思います。」
と開発者さん。
そうですね、、、
私もそう思いますが、
ただ、国民全てに、その責任を、というよりは、
大企業の今までしてきたことを、もっとメスを入れるとか、軍事産業を見直すとかとか、、、
そうした面をもっと見て行きたいと私は思うのですが、どうなんでしょう???


あゆさん>
あけましておめでとうございます。
今年もあなたのユニークなご意見、楽しみにしています♫

ABE政権ですかぁ、、、
いやはや。
それはゴメンですね。
うううう〜〜〜ん。
今年もなかなか先が見えないようですね。
オバマさんもイエメンに対して、攻撃をかけることもあるのでは、、、と心配していますが、
なんだか、きな臭い時代ですね。
ふっ〜〜〜です。


投稿: せとともこ | 2010.01.05 15:49

こんにちは、せとさん。

>大企業の今までしてきたことを、もっとメスを入れるとか、軍事産業を見直すとかとか、、、
>そうした面をもっと見て行きたいと私は思うのですが、どうなんでしょう???

なんていうかな、ここまで悪化していると治すのも容易じゃないんです。なんていうか、癌を取り除く手術をする前に体力を回復させないと手術に耐えられない患者みたいな感じです。

大企業にメスを入れたいです。ただね、大企業はそれなりに雇用を確保している訳です。私は日本の経済を次のように解析しています。80兆円の輸出をおこない70兆円の輸入をおこなっているのが今の日本です。70兆円の輸入品の内日本で産出・生産できないものは30兆円も無く、40兆円は日本の農林水産業や労働集約型産業を潰す形で輸入されています。つまり40兆円くらい「売りすぎ」なんですね。40兆円の輸入品の多くは農林水産業生産物か労働集約産業製品です。そのため、40兆円の輸入で失われる国内の雇用は480万人くらいだと見積もっています。しかし、実は売りすぎている知識集約産業製品40兆円を生産することで360万人くらいの雇用が生じてるのも事実なんです。この差の120万人が雇用の悪化を招く原因だと解析している訳です。

私に言わせると、外需依存体質を改めて輸出を抑え輸入を減らすことでしか国内の雇用を長期的に安定させる方策は考えられない訳です。とはいえ、それを急いでおこなうと480万人の雇用が回復する前に360万人の雇用がしぼむ事も明白なんです。最短でも10年くらい(20年は本来必要)の長期的な計画で穏やかに外需依存体質を改めて行かないと「手術は成功したが患者は死んだ」に成りかねないのですよ。外需依存を減らす前に内需を回復させる必要があるんです。そして、それは或る意味で今おこなわれている大企業の優遇を穏やかにしか減らせないということで、お望みの様なバッサリができないという理屈なんですよ。

投稿: 技術開発者 | 2010.01.05 17:22

技術開発者さん。
こんばんは。
コメントありがとうございました。
バタバタと慌ただしい日が続いています。

さて、頂いたコメント、拝見いたしました。
開発者さんの言われることは概ね賛成です。
が、
私は大企業は雇用について、開発者さんが言われほど社会に還元しているとは思いません。
ご存知のように、
10年で雇用者報酬は27兆円も減り、17年前の水準と言う数字が上がっています。
ニート、派遣、非正規雇用でバンバンと労働者の生活を脅かしてきたこの数年。
一方、優遇税制でしっかり守られているわけですが、、、
こうした面を考えると、
大企業にはもう少し、社会に還元して欲しいと思います。
ところで、
私はバッサリと大企業に断を下すなんて思っていません。
仰るように、緩やかな方法でいいのですが、
今は、その緩やかさえしていないのでは、、、
と、思っています。
どうなんでしょうね。

投稿: せとともこ | 2010.01.06 19:05

こんにちは、せとさん。

>私は大企業は雇用について、開発者さんが言われほど社会に還元しているとは思いません。

なんていうかな、世の中でAとBの間に不公正が広がるときに「Aが得をしBが損をする」というゼロサム型の拡大もあれば、「Aは現状維持してBに損を全て押し被せる」というマイナスサム型の拡大とか、「Aが得をしてBが現状維持」というプラスサム型拡大とかもあるわけです。

少し馬鹿な話をしますね。ある観光バスが道を間違えて雪山への道に迷い込みました。雪が積もってうまく走れなくなったので、タイヤにチェーンを巻いたので乗りごごちがとても悪くなってしまいました。乗客たちは「これは運転手が悪い」と運転手を交代させましたが、要求したのは「チェーンを外すこと」で「道を引き返す」ことでは有りませんでした。その観光バスはチェーンをはずしたまま雪山のへの道を走り続け、スリップして崖から落ちてみんな死んでしまいましたとさ。おしまい。

なんて言いますかね、日本が外需依存をはじめたのは1970年代の後半からです。国内では売れ行きが拡大しなくなった家電や自動車などを海外に売ることで国内の工場はそれまでと同じように拡大することができた訳です。工場で働く人、設計をする人、経理事務や庶務事務を担当する人、営業をする人もそれまでの内需が拡大して居たときと同じように増やすことができた訳です。

1980年代のはじめに問題が生じました。「売る以上買わなくてはならない」という問題です。これは貿易の基本なんですね。輸出企業が海外に売った代金を「円」でもらうからこそ輸出品を作ったりする工場の人に「円」で賃金が払われる訳です。そのためには、輸入してくれる相手の国に何らかのルートで「円」が供給されなくてはなりませんからね。こうして、農林水産業製品やら陶磁器や繊維・衣料品などの輸入の拡大が起こった訳です。それらの産業に従事していた人は「まあ、俺の時代くらいはこの産業も何とかなるけど、息子や娘はやっていけないな」といった感じで、輸出出来る知識集約産業やその部品などを作る産業への就職を進めた訳です。国内で生じたさらなる知識集約型産業への雇用圧力を吸収するためには、輸出をさらに伸ばす必要が生じました。輸出の相手国にとって「高品質でそれなりの価格」のものをさらに作る必要がある訳です。ところが、現実には為替レートは円高方向に振れ続けた訳です。1980年に240円/ドルだったものが、1985年には160円/ドル、1990年には130円/ドルという風にね。円高にになると相手国が買ってくれる気になる「それなりの価格」に当然影響が出ます。円高というのは実のところ「売りすぎ」のサインである訳です。輸入が少ないのに輸出が増えると、相手の国が支払う円が不足するために「円」が高くなるだけなのです。でも日本は「売りすぎ」を改めると言うことができないのです。なぜなら、輸出産業ががんばって生産し輸出を維持することで国内の雇用も含めた景気が維持されるという状態に陥ってしまっているからです。2000年代にはいると状況はもっと悪化します。しかし、「売りすぎ」を改める事はできない状況は変わらず、「売りすぎ」を続けるためについには「雇用の質」にまで手を付けます。つまり、雇用の数を維持するために非正規雇用でもかまわないという方向になっていった訳です。これが

>10年で雇用者報酬は27兆円も減り、17年前の水準と言う数字が上がっています。
>ニート、派遣、非正規雇用でバンバンと労働者の生活を脅かしてきたこの数年。

です。

理解して欲しいのは、個々に見ると「儲けている輸出企業」というのがあっても外需依存経済というのはマイナスサムゲームなんです。国全体として「苦しむ」方向に動いている訳ですね。その時に、「現状維持をする輸出企業と損を全てかぶる国民」という不公正が生じている訳です。当然、このまま進む訳にはいかないわけですが、そのような不公正が生じた原因が「輸出産業ががんばって生産し輸出を維持することで国内の雇用も含めた景気が維持される」という状況にある訳ですから、不公正を解消する前に、「外需ではなく内需により国内の雇用も含めた景気が維持される」という状況を作り出さなくては成らないわけです。チェーンを外して乗りごこちを改善する前に雪道から出なくてはならないのです。

投稿: 技術開発者 | 2010.01.07 08:54

なるほど~~↑勉強になりました。

世界大恐慌が例のように内需拡大いるんですね。
読売には供給過剰という論評でてました。
企業や人を淘汰して減らして、外需で経済成長のような・・・?

でも淘汰された人どうなるんでしょう?みんながなんらかの職につけてそこそこの収入えられたら福祉費用は少なくてすむとおもえるんですが・・・。


うんと税あげて福祉になンてかいてますが。

投稿: あゆ | 2010.01.07 13:43

こんにちは、あゆさん。

>企業や人を淘汰して減らして、外需で経済成長のような・・・?

なんていうか、低成長、あるいはゼロ成長の時代というのを人類がどこまで知っているか、というと実はほとんど知らないんですね。成長が終わったら「なんだかとても不幸になるような気がする」という気分だけで、経済成長を願っている感じがします。

私は、成長率0.5%以下でもそれに合わせた社会システムさえ組まれれば、けっこう安定して楽に生きられる社会になりそうな気がするんですよ。江戸時代なんてのが、経済成長率でいうと0.5%もないのですけど、それなりに治安は保たれていたし、浮世絵とか浄瑠璃歌舞伎みたいな町人文化が花開いたりもしているのでね。

実は1970年代の初めには、「高度成長後の社会システム」というのは結構、構想されていたんです。高負担高福祉とはいかなくても中負担中福祉クラスの構想があったんです(国民皆保健が始まるのもこの頃ですね)。そのまま、成長率が穏やかに低下して、それに合わせて社会システムを組み直していけたなら結構住みやすい国ができたかも知れないと思ったりします。社会システムの組み直し段階の痛みを緩和するためのゆとりも社会は充分に持っていましたからね。

ところが、現実にはそうはならなかったんですね。1974年にオイルショックが起きて、それまで9%くらいあった成長率が突然マイナス2%くらいになったんです。社会システムは高度成長期のままでね。その時からですよ、「やはり経済成長はしなくてはならない」という考え方が表に出てきたのはね。低成長に合わせた社会システムの構築なんて概念はどこかに飛んで言ってしまった感じね。でもって、それから15年くらい「無理無理」で成長率を4%代に保ったのね。その無理が社会からいろんなゆとりを奪っていったのね、社会システムの変更の痛みを緩和するのに使えたゆとりは、無理無理の経済成長を維持するために使い果たされてしまったわけです。

でもね、高度成長が終わった国が成長率1%前後の国になっていくのは、或る意味で経済の必然なんです。無理無理に成長率を引き上げ続けたけど、ここ20年くらいは無理をしても2%程度の成長率になっている訳です。もはや社会システムを変革させる事すら痛みが怖くてできないくらいに弱りながらね。

なんていうかな、私の感じる「もどかしさ」というのは、「日本国民さん、あなた方の国はもうボロボロなんですよ」という事が伝わらない「もどかしさ」でもあるんです。

せとさんが受け入れることのできないであろう、「まず国民のうち貯蓄に励んでいる所得階層から税金を取り上げろ(平均消費性向を今の80%から95%になるくらいに)、それを原資にして社会保障を増やして内需を拡大しろ、内需の拡大に合わせて大企業かの優遇をやめて税金を取ろう、そして高負担高福祉国家に成ろう」というのは、このボロボロの国でもなんとかなるギリギリの線なんです。

でもね、そんなギリギリの話さえ、たぶん誰も受け入れられないほど、この国の国民は「成長こそ全て」になっているんですよ。

投稿: 技術開発者 | 2010.01.07 16:34

確かに・・・。経済成長叫ぶのに疑問なうちですら経済成長ないと不安ですから。

低成長の社会システムてどんなのですか??

江戸時代は循環でエコだし、内需と供給つりあってるような気がしますが、理論はともかく心情的にはあまりうれしくないです。

投稿: あゆ | 2010.01.08 10:27

こんにちは、あゆさん。

>低成長の社会システムてどんなのですか??
>江戸時代は循環でエコだし、内需と供給つりあってるような気がしますが、理論はともかく心情的にはあまりうれしくないです。

まあ、江戸時代というのは産業革命以前の生産性ですからそれをそのまま取り入れる訳にもいかないのですけどね。

なんていうかな、工業に関して言うと競争はあるんですよ。ただ、競争の方向性がどうも違う訳ですね。江戸時代の生産性を支配したのは原料の生産性なんですね。例えば木綿と藍の生産量が限られているので、藍染めの布製品の大量生産による低価格化という競争が起こらないんです。じゃあどの部分を競争するかというと、染めの技術みたいな事と「意匠」ですね。つまり量的な競争が起こらない分、質的な競争が非常に激しかった訳です。でもって、染めの技術が高く意匠が斬新だからと言って価格が上がるかというと、ほんの少し高く売れるかどうかなんですね。価格は他の物と変わらずにシェアが伸びるだけ(といっても生産量に限りがあるからシェアの独占なんて起こらない)みたいな感じです。だから、経済成長から見ると売れている藍染め製品の社会的な総額はほとんど変わらないので経済成長をほとんどしない訳です。

なんていうかな、或る意味で敗者に優しい社会とも言えるんですね。藍染めを例にとると、さすがにあまりに下手な染め職人は排除されてしまうけど、それなりの染めの腕があれば、良い意匠が思いつかない職人も食っていける訳です。生産量が消費希望量より少し下なので、まず良い意匠の物から売れて、陳腐な意匠でも最後には売れる訳ですからね(笑)。

これは、消費者の意識もずいぶん違うんですね。江戸というのは結構喫煙人口が多くて、キセルとかタバコ入れなんかも生産されているんだけど、飾りの何も無いキセルやタバコ入れというのは、普通の庶民ですら買わない訳です。金持ちはキセル職人の手間が1月掛かった物を買い、庶民は10日かかったものを買う訳です。そうすると金持ちが手間賃を3倍+心付けで払って高い買い物をしたことになっていますが、職人の間の格差は余り大きくならないんですね(笑)。

なんていうかな、江戸の工業というのは結構厳しい競争社会ではあるんです。ところが、その競争が質的な部分に特化しているので、GDPがほとんど増えない、つまり低成長になるんです。

投稿: 技術開発者 | 2010.01.08 16:50

技術開発者さん。
あゆさん。
こんにちは。
コメントありがとうございました。
この時期は忙しく、バタバタしていて、お返事が遅くなりごめんなさい。
もうすぐセンター試験。
受験生にとっては一大イベントなのです。
緊張の時期です。

さて、技術開発者さん>
頂いたコメントを拝見しながら、実はお返事に困っていました。
と、いうのも私は内需拡大には異論を挟むものではありません。
最初に開発者さんから頂いたコメントに対しても、
ご意見は概ね賛成だが、大企業の社会的役割として、税金率について引き下げるのは如何か、、、と言う意見を述べたのです。
1月7日の16時過ぎに頂いたコメント、本当に悩みました。

「せとさんが受け入れることのできないであろう、「まず国民のうち貯蓄に励んでいる所得階層から税金を取り上げろ(平均消費性向を今の80%から95%になるくらいに)、それを原資にして社会保障を増やして内需を拡大しろ、内需の拡大に合わせて大企業かの優遇をやめて税金を取ろう、そして高負担高福祉国家に成ろう」というのは、このボロボロの国でもなんとかなるギリギリの線なんです。」


ううううう====ん。
私は、「「まず国民のうち貯蓄に励んでいる所得階層から税金を取り上げろ(平均消費性向を今の80%から95%になるくらいに)、それを原資にして社会保障を増やして内需を拡大しろ、内需の拡大に合わせて大企業かの優遇をやめて税金を取ろう、そして高負担高福祉国家に成ろう」という考えを受け入れることが出来ない、
と、
申したでしょうか???
ちょっと記憶にないのですが。

私はあくまで、
大企業は、内部留保を含め、税金にしても、もっ社会に還元して欲しいと述べているだけですが、、、

と、言うことで、ちょっと話しがかみ合わないようなのでは、と思うものです。

あゆさん>
この問題、理想や理論とともに現実が厳しく横たわっているので、きっちりと見て行きたいですね。
これからも考えていきますので、またユニークなご意見、お聞かせくださいね。
ではまた。

投稿: せとともこ | 2010.01.10 16:07

横からすみません。

技術開発者さんのおっしゃる
>まず国民のうち貯蓄に励んでいる所得階層から税金を取り上げろ(平均消費性向を今の80%から95%になるくらいに)<

は、具体的に「どれくらいの所得階層で、どんな人たち」から「どのような税収方法で」行うか、が、人によって解釈が分かれるのではないでしょうか。

例えば
1)大金持ち(年収5,000万円以上とか)、大資産家に限る。
→所得税率の最高税率(だけ)をガバッと上げる。現行40%を70%くらいにする。土地・資産の課税、相続税の強化。
2)大金持ち〜"中の上"所得層まで。中高年サラリーマン(大企業・公務員の正規労働者)や年金収入"中の上"を含む。
→所得税率の"中の上"以上の階層の税率を上げる。土地・資産の課税、相続税の強化。
3)消費税を上げる。食料品など生活必需品をゼロ税率や低税率にし、低所得層の負担を減らした上で、主に中〜高所得層の消費からまんべんなく税を取る。

これ以外にもあるかもしれません。
技術開発者さんがどのようなものを想定しておっしゃっているのか、によって、せとさんが「受け入れられるか否か」が違うのでは、と思います。

投稿: kiriko | 2010.01.11 02:42

kirikoさん。
明けましておめでとうございます。
今年も、よろしくお願いいたします。
またご意見や感想を頂けると、とても刺激になり、励みになります。


さて、頂いたコメント。
なるほど。
と思いながら拝見しました。
ありがとう。
開発者さんの蘊蓄深い思いと鋭い洞察によって、
私もいつも学ばせて頂いています。
開発者さんとも長いおつき合いなので、
お互いにすれ違ったり、かみ合わなかったりしながらも、粘り強く対話しています。
それが、とても楽しみなのです。
その折々で黒猫亭さんやLooperさん、罵愚さん、あゆさんなどなどなど、、、の方、その他の方も一杯いらして、皆さんが自由に参加なさり、ご意見を頂いています。
私にとっては、ますます考えが深まる思いをしています。
これからは、あなたのご意見も頂けると思うと、正直、嬉しい。

と、言うことで、コメントの内容は参考にさせて頂きます。
多分、開発者さんが、お時間のあるとき、またお考えをお書きくださると思うので、
またまた楽しみに待っていますね。

では、またね!!!

投稿: せとともこ | 2010.01.11 14:47

こんにちは、皆さん。

>私はあくまで、
>大企業は、内部留保を含め、税金にしても、もっ社会に還元して欲しいと述べているだけですが、、、

そう、それだけです。「雪道から出る前に、乗り心地を悪くしているチェーンを外そう」という事を言われているだけです。要は、せとさんにとっては日本の将来など、今の満足に比べればたいした価値は無いと言われているのと同じ事です。これはせとさんに限らず、日本国民全体に言えることなのですが、「今自分が満足出来ればその結果なんてどうなっても良い」と言われる国民のが民主主義を前面に出して破滅への道を進んでいる訳です。

なんていうか、何度も書いたのですが、日本が外需依存型の経済成長路線を続けた事によって、輸出を主導している大企業がくしゃみをすると、日本経済全体が風邪をひく様な状態が生じている訳です。せとさんは「大企業にくしゃみさせる満足感に比べれば、日本全体の経済が風邪を引いても自分は満足だ」と言われると思います。昨年の貿易統計はまだ出ていない訳ですが、おそらく10兆円レベルの輸出不振になるのではないかと考えています。10兆円レベルの輸出不振が雇用に及ぼす影響は直接で100万人、間接で数百万人に及ぶと考えられますが、せとさんは、そういう雇用の悪化を「もっともっと進めるべきだ、そのような事は大企業が痛い目をみるという自分の満足感に比べたらいかほどの事もない」と言われているのだと思います。

>具体的に「どれくらいの所得階層で、どんな人たち」から「どのような税収方法で」行うか、が、人によって解釈が分かれるのではないでしょうか。

なんていうか、「平均消費性向を引き上げる」様な増税というのは、それだけで、「累進度の高い個人所得への増税」という意味以外の意味は持ちません。やりたかないけど、今、経済に大きな破綻を引き起こさない財源ってそのくらいしか無いのでね。単純言うと年収800万円以上の世帯から上は全て増税になりますよ。理由は簡単なんでね。要は平均消費性向が80%というのは、国民が平均して所得の2割を貯蓄しているという意味です。もちろんこれは平均ですから、所得の低い層が貯蓄しているのではなく、所得の高い層が貯蓄している結果です。その貯蓄分を税金で取り上げるのが、一番景気への影響が少ないというだけです。

もちろん、今の日本国民には受け入れられないと思います。せとさんが言われるように「なぜ個人所得の増税なんだ、法人所得から先に引き上げろ」というに決まっています。日本の景気、ひいては国内の雇用情勢などが外需に依存している事なんて自分には無関係と思っていますからね。

なんていうかな、「将来ビジョン」という事をずっと言っていたのですが、「将来ビジョン」というのは、行く先の姿ばかりではなく、行くルートも含みます。何度も「増税して内需拡大が先、外需依存を改めていくのはその後でなくては成らない」という言い方をするのはそのためです。日本国民は、行く先の姿を求める意識も当の昔に失っていますが、そのルートなども「今の自分の気分が良いルート」に特化している訳です。自分の気分さえ良ければ、将来なんてどうなっても良いというのが今の日本国民の姿である訳です。


投稿: 技術開発者 | 2010.01.12 08:38

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