講演会「アフガン女性の現状と闘い~マラライ・ジョヤとRAWA」と言うタイトルでアフガニスタンの状況についての講演会が今日29日大阪で開催されるようです。
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29日(金)19時、大阪市中央区大手前1のドーンセンター。講師は東京造形大の前田朗教授。国連アフガニスタン支援団最新報告書などをもとに、タリバンに抵抗して女性の人権回復活動を続けた元国会議員のジョヤさんやRAWA(アフガニスタン女性革命協会)の闘いについて語る。参加費1000円(学生500円)。主催はRAWAと連帯する会・関西(072・987・3832)。
(上記ニュースより)
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大阪なので私は行くことは無理ですが、
近隣の方で興味のある方はいかがでしょうか?
さてさてさてアフガニスタン。
目が離せません。
そんな中、今、オバマさんの一般教書が話題になっています。
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目指す具体的政策は昨年2月の議会演説と大差ない。だがこの1年間、「あれもこれもとすべてのテーマをテーブルに並べ、一つにつまずけば他もつまずいていた」(議会関係者)状況を打破するための「リセット」を大統領は演説に込めた。
大きな特徴は、財政支出の拡大による景気対策に依拠した民主党路線から、財政規律を図りながら減税による雇用確保という共和党路線に軸足を移し始めたことだ。上院補選など最近の選挙で無党派、中間所得層の票が共和党に流れた背景分析に基づいている。
演説に先だって今週、子育て減税、国家安全保障関連を除く政策経費の伸びの3年間凍結などを矢継ぎ早に発表したのはその表れ。経費凍結は大統領選で共和党のマケイン候補が持論とし、オバマ氏が酷評していただけに大きな転換だ。医療保険制度改革も医療費や保険料に四苦八苦する人々の支援に目標を絞り、生活と雇用を向上させる枠組みの柱の一つに位置づけた。
(上記ニュースより)
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政策のリセット、チェンジをはかるオバマさんの演説。
主には、
経済政策中心の演説で、核兵器問題はサラリとすませた模様。
国内の失業率が10%台と深刻な状況の中で、問われた一年だったのですが、
私は、正直なところ、「この頃オバマさんにハテナ????」です。
そんなすぐに成果はあがらないだろうし、
そもそも前政権があまりに酷かったので、その後始末も大変だろうから、
国内の経済状況が遅々として進まないのはむべなるかな、、、、と思い、
これは「待ちます」。
が、
が、、、、、
が、
言わずとしれた「テロ対策」。
これがねぇ、、、、、
なんともはや、認めがたいんですよね、オバマさんの主張というか、していることが。
ここでも、
何回も書いていますが、あのノーベル賞受賞後の演説、そしてその後のイエメンへの対応などなどを見るにつけ、
納得できないことばかりです。
この演説に関しては、かなり拘りエントリーを挙げました。
オバマ大統領、ノーベル平和賞受賞では直後の感想を書きました。
Emergency constitution については、かなりアメリカの法律について調べました。
「臨機応変の平和主義」の是非についてツラツラとでは、「正義の戦争観」について歴史的に考察を加えました。
また、
さらに考察を深めています、、、と言うエントリーでは日本国憲法との兼ね合いで考えていきました。
さてさてさて。
こうした考察を深め、
さらに現地からの報告を新聞で読むにつけ、
ますます混迷のアフガニスタンです。
こんな中、伝わるのは以下のニュース。
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米国のオバマ政権がアフガニスタンへの米軍増派などの費用にあてるため、2010現会計年度(09年10月〜10年9月)の追加予算として330億ドル(約3兆円)を議会に要求する見通しとなりました。米紙ワシントン・ポスト(電子版)などが報じました。
それによると、オバマ政権は2月1日にも議会へ提出する来年度の「予算教書」で、11会計年度の本予算に加え、現会計年度の追加予算として戦費の上乗せを要求する方針。そのほとんどがアフガニスタンへの3万人の増派にあてられるといいます。
現会計年度の国防予算は総額6600億ドル(約60兆円)で、そのうちイラク、アフガン戦費は1280億ドル(約11兆6000億円)です。
もし追加予算が認められれば、現会計年度の国防予算は6930億ドル(約63兆円)となります。
またオバマ政権は「予算教書」で、次会計年度の国防予算として、7080億ドル(約64兆4000億円)を要求する見通しといいます。国防予算が7000億ドルを超えるのは史上初となります。
ただ米軍制服組のトップ、マレン統合参謀本部議長は8日の講演で、米国は内外で経済的課題に直面しており、12会計年度以降の国防予算は削減を迫られるとの認識を示しています。
さらにワシントン・ポストによると、オバマ政権は2月1日にも議会に提出予定の「4年ごとの国防計画見直し」(QDR)で、「六つの主要な任務分野」をあげ、必要な戦力と目標を明示。そのなかでアフガニスタン、パキスタンで偵察や攻撃の任務にあたる無人機を「最優先」と位置づけ、13年まで新型機などの調達をすすめることを目標にしているとしています。
(上記ニュースより)
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こんなニュースを読んで、
「はい、オバマさん、あなたのやらんとしていることは正しいですよ。
ひたすらテロが悪い。
あなたは正しい戦争をしている」
なんて、おめでたく言えないな、私は。
では、
そんなに現地はグチャグチャで軍事力がなければ、現地の方々は大変なのか、、、
と、問われれば、
先に記事にも書いたように、
アメリカ軍がいるだけで、現地がグチャグチャになることもあるようです。
アフガニスタン支援が「軍事化」し、逆に現地の人々を危険にさらしている—。アフガンで支援活動に取り組む諸団体がこの27日、報告書でこう警告したというニュースがあります。
今、ロンドンで28日に開かれるアフガン問題の国際会議が開かれています。
議題にはイエメン支援などテロ対策への強化などもあるのですが、
そんな中で、
「『即効』はすぐ破綻(はたん)する—軍事化したアフガン支援の危険性」と題する報告書が提出され、
軍事支援見直しも求められるようです。
これには国際支援団体オックスファム・インターナショナルなど8団体が署名。
報道発表によると、
この報告は米軍が民生支援を「武装勢力撃退のため、現地住民の人心を掌握する武器」と位置づけていると指摘しているそうです。
また、軍が建設した学校や診療所は武装勢力の標的になっているとして「支援の軍事化が、一般市民を紛争の前線に引き出している」とのこと。
なるほど、、、、
そうかぁ、、、、、、
軍が支援して学校や医療施設を建設したら、その建物が標的になるというのか、、、
ウウウウム。
なんというか。
軍主導の人道支援は、短期的な治安維持の観点から実施されるとして、「しばしば効果がなく、無駄で、アフガン人に有害な場合さえある」と指摘。
その上で、ロンドンでの会議の参加国に軍事的アプローチによる支援を見直し、現地のニーズに応じたものに転換するよう求めました。
おおおお〜〜〜い。
オバマさん>
民生支援って軍事力ではないのではないでしょうかねぇ。
力で抑えようとすれば、
さらに新しい力が生まれ、
そのために、さらにもっと大きな力へと、、、、、
歯止め無く、紛争は続くのです。
本当に現地の人にとって必要な事は何か?
「正しい支援」とは何か、
もう一度考えることオバマさんに求めます!!!
The news reported the President’s State of The Union message.
According to it’s news the President emphasized the economy.
The government has to find a way out of the present economic crisis.
I fear he makes a wrong choice that the government reinforces the contry's millitary strength.
Thank you.
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