« 大人の学力調査??? | トップページ | オバマ政権就任一年 »

2010.01.22

「子どもの認識と感情」を読みながら

今日からは波多野完治さんの「子どもの認識と感情」を読み進めていきます。
本の紹介には以下のように書かれています。
=============
子どもの知能の発達には強い関心をもつ母親たちも,感情の発達についてはあまり注意を払わない.知性と並んでゆたかな感情の発達こそが人間にとって重要だと考える著者は,主としてピアジェの考えによりながら,幼少年期の感情の発達過程を認識の発達と関連させて分析・考察し,子どもの感情面をのばす教育のために提言を行なう
==============

よく言われる「やる気」。
何を行うにも本人の自発的な意思が必要です。
そこで、今回から「感情について」波多野さんの著書をひも解きながら考察を加えていきます。
まず序で著者は「認識とは始めではあるが終わりではない」として、
終わりはいつも「行為」「行動」「運動」であると言います。
そしてその実践を決定するのは「感情」であると言うのです。
人間を研究するには「感情」の研究が不可欠であり、エネルギーの源は「感情」である。
そこで著者はジェネーの研究を紹介。
精神エネルギーとして7つに分類。
前進的改善の行為
実験的行為
合理的行為
反省的行為
言語的行為
初歩の知的行為
社会的行為
知覚の行為
反射的行為
がそれです。
下にいくほどエネルギーの消費は少ないということらしいです。
反射は精神エネルギーはそれほど必要としません。
また言語も精神エネルギーという面ではそう必要ないということです。
このエネルギーも人によって消費は違うらしいです。
たとえば、事物の認証である知性の働きにエネルギーを使うとき、ほんの僅かである人は「頭のいい人」と一般に言われる人であるとか、
いわゆる「あがる」タイプの人はそうでない人よりエネルギーは消費する、、、
とかとか個人差はある。
また、「わかっちゃいるけどやめられない」♫タイプ。
こうしたタイプは認識にいたるエネルギーはあるが実践までのエネルギーは不足しているということらしいです。
したがって、このようなタイプに「できないのは本当にはわかっていないのだ」と言う叱咤激励は正しいとは言えないと著者は言うのです。
こうした時、どうすれば効果的に解決がなされるか?
「精神力の転換」をはかる工夫が大切と著者は言います。
心の問題でもある精神力の転換は「気分転換」と言う言葉もあるように、
有効に解決に導かれることが多いそうです。
感情を認識の側面として関連づけながら研究していくことは、
子どもの教育にとって大切である。と、著者は序で述べています。
以降、
順次、読み進めていきます。

|

« 大人の学力調査??? | トップページ | オバマ政権就任一年 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15797/47360562

この記事へのトラックバック一覧です: 「子どもの認識と感情」を読みながら:

« 大人の学力調査??? | トップページ | オバマ政権就任一年 »