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2010.01.08

限りなく広がるのだろうか?アメリカの軍事戦略は

オバマ大統領が、アフガニスタンの新戦略実行を命令してのは昨年の11月29日。
ゲーツ国防長官に対してです。
The White House Office of the Press Secretaryに演説が原文ママ掲載されています。
増派規模について明らかにしませんでしたが、アメリカのメディアによると、新戦略には3万〜3万5000人の追加増派が含まれる見通しで、駐留米軍の規模は約10万人になるとのことで、
世界にこの情報は発信されました。

さかんに、
「戦争の意義をあらためて強調」、そして増派規模、戦費問題などにも触れます。
また、
アフガニスタンやパキスタンの当事国首脳に加え、
イギリス、フランス、ロシア、中国、インドの各国首脳に電話で戦略を説明。

そして、その直後のノーベル平和賞受賞での「正当な戦争」観を披露するに至ります。

また、
今、深刻な事態にあるイエメンについてもオバマさんは積極的に関与。
「アルカイダ撲滅のために世界中、どこまでもいく」そうです。

オバマさんは、国際社会の強調と協力を呼びかけながら、
力でグィグィと突き進むようです。
さて、
国連安保理が6日、公開会議を開きました。
アフガニスタン担当のカイ・エイデ国連事務総長特別代表は、アフガニスタンへの米軍増派が、紛争の政治解決に悪影響を与えないよう警告を発したとのこと。

潘基文(パン・ギムン)事務総長は「2010年の最優先課題の一つとして依然として残る」と強調。
そしてアフガニスタン政府の強化、国連の枠組みのもとでの国際的な政治的努力の強化に焦点を当てるべきだと述べました。

いずれにしても、
国連の主張は「他国の力ではなく、自国で問題が解決できるように支援すること」を強調しました。

それにしても、アメリカ。
国際テロ組織アルカイダの壊滅をめざすという下に、破竹の勢いか、軍事作戦。
アフガニスタン・パキスタンとイラク、そしてイエメンやソマリア。
昨日のサッカーのエントリーにも書きましたが、
イエメンの一般の人々は平和に静かに暮らしています。
そこにいきなりのアメリカ軍。
実際は、イエメン政府への軍事支援と言うものですが、
中身は米軍の情報やミサイル攻撃が可能な無人航空機などの装備提供というものです。
フゥム。
イエメンに目をむけた直接の理由は、すでに報道されているように昨年のクリスマス、アメリカ行きの旅客機内で爆弾テロ事件が発生。
幸い、テロは失敗に終わったものの、政権にとって大きな衝撃でした。
イエメンのアルカイダ勢力がテロ首謀者だとし、これを壊滅するため軍事作戦を支援・強化。
ところで、このイエメン
アメリカとアルカイダとの関わりの舞台になった国の一つです。
「2000年10月 - 旧南イエメンの首都であったアデンにあるアデン港で、イスラム原理主義勢力アルカーイダによる米艦コール襲撃事件が起こる。(上記wikipediaより)」
米艦コール襲撃事件は以下の通り。
==========
2000年10月12日、ミサイル駆逐艦「コール」は定時燃料補給のためイエメンのアデン港に停泊中であった。09:30に係留作業を完了し、燃料補給は10:30に開始された。現地時間11:18 (08:18 UTC) に小型ボートが艦の左舷に接近し自爆した。爆発によって左舷に12m四方の亀裂が生じ、艦が大きく損傷した。ダメージコントロールの努力により、その日の晩までに機関部への浸水を食い止めることに成功した。ダイバーが船体を検査したが、竜骨の損傷は認められなかった。
自爆攻撃は2名のテロリスト、イブラヒム・アル=サウアとアブドラ・アル=ミサワによって行われた。彼らはオサマ・ビンラディンの率いるテロ組織、アルカーイダのメンバーであった。
(上記wikipedia より)
===========

と、言うことでテロ組織アルカイダの自爆攻撃にあったのは2000年です。
以来、アメリカはイエメンへの軍事支援を強めてきました。
今回の爆弾テロ事件の背景もアメリカ軍の後押しでイエメン政府軍がアルカイダへの掃討作戦を強めていたさなかに起きています。

HUMAN RIGHT WATCH のサイトを見ると、
イエメンの難民の過酷な状況が伝わってきます。
確かに、密輸などの犯罪による被害などが拡大して、治安は悪化しているようです。
イエメン政府も多くの難問を抱えています。
アルカイダを掃討することも必要だし、
犯罪にも対応することも必要です。
取り締まり、警察、警備は強固にすることは必要と私も思います。
だがしかし、
とにもかくにも掃討作戦と言うのは、
多くの一般の市民を巻き込み、破壊し、貧困を誘い、
さらなる犯罪へと繋がるのでは、、、と危惧するものです。


オバマさんにとって、敵はアルカイダ。
世界のどこであれ、アルカイダを追い詰めるとのこと。
アフリカにもアルカイダは拠点を持っているとのことですから、
勿論、アフリカにも赴くのでしょうね、オバマさんは。
うううう〜〜〜ん。
ため息です。
8年余におよぶアフガニスタン戦争。
軍事力でテロ問題は解決できないことを物語り、
私たちはその経験から学んでいるはずなのに、、、

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