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2010.01.10

新成長戦略?

直嶋経産相、経団連に成長戦略で協力要請へ=鳩山政権、財界との連携に転換と言うニュース。
===============
直嶋正行経済産業相が、経済成長戦略への協力を求めるため、来週にも日本経団連を訪問し、御手洗冨士夫会長と会談する見通しになった。関係筋が7日明らかにした。政府は昨年12月30日、100兆円超の需要創造を盛り込んだ成長戦略の基本方針を閣議決定したが、戦略を肉付けするには財界との連携を深める必要があると判断した。
家計重視を掲げる民主党政権は、大企業を束ねる経団連と距離を置いてきた。経団連が、企業の競争力強化政策を求めつつ歴代自民党政権を支えてきたためだ。しかし、鳩山政権のアキレスけんとして、多くの有識者が成長戦略の弱さを指摘。この弱点克服には、実効性のある戦略を官民一体で打ち出すことが不可欠になっている。
(上記ニュースより)
=================

と、言うことで鳩山さんの「新成長戦略」
行方が気になります。

2020年度までに「100兆円超の『新たな需要の創造』」、
「経済規模650兆円」。
これらの目標を掲げ国民に希望を持て、と鳩山さんは言うのだが、、、
だが、、、
お褒めを下さったのは御手洗経団連会長でした。
国民である私たちからは、果たしてどんな反応だったのでしょうか???
さて、
「新成長戦略」を、「公共事業による経済成長」でも「構造改革」でもない「第三の道」と称します。
第一の道は、公共事業による成長、第二の道は、構造改革による供給サイドの生産性向上による成長だという事だそうです。
そして第三の道は、
環境分野や健康関連産業、
アジア市場、観光・地域活性化など6分野の戦略を掲げています。
勿論、この分野は大切な分野なので、発展していくことを望むものですが、
が、
が、
果たして、
この第三の道が私たちの生活、つまり経済活動を活発化させ、日本経済の建て直しに積極的な意味があるのか、甚だ疑問です。

先に述べたように、民主党政権は経済界とも綿密に繋がり、
経済活性化に立ち向かうということですが、、、
と、言うことで日本経済連の成長戦略を見ていきましょう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
はじめに
(略)
わが国が今後とも国内で雇用を創出しつつ、豊か
で質の高い国民生活を維持していくためには、高い国際競争力をベースとして
持続的な経済成長を実現していくとともに、国内で安定的かつ効率的な経済・
社会システムを作り上げていくことが求められる。
そのためには、大きく三つのことに取り組む必要がある。
一つ目は、国際競争力を有する産業のさらなる強化である。具体的には、①
法人実効税率の引き下げ、イノベーション推進などにかかる税制措置の強化、
国際的な事業展開に対応した国際課税制度の整備、②国としての強力な推進体
制の下での産業競争力強化に資する基礎研究や革新的技術への重点的投資、③
経済連携ネットワークの面的拡大と質的向上によるアジアの域内需要の拡大、
が挙げられる。
二つ目は、新たな内需型産業の振興である。資源・環境・エネルギー問題の 揮を軸として新たな産業を創出し、経済活動のフロンティアを拡げるとともに、
これらの産業をわが国の国際競争力の源泉と位置付け、将来の輸出産業へと変
えていくべきである。
三つ目は、多様な労働力の活用と、成長が見込まれる分野への速やかな労働
力の移動が可能となるよう、柔軟性と必要なセーフティネットを兼ね備えた労
働市場の構築である。
こうした施策を通じ、成長のパイを確実に増やし、新たな成長に結びつけて
いくことが、今まさに求められる新たな成長戦略であり、国を挙げて早期に展
開していくことが急務となっている。
かかる認識の下、経団連では、当面の経済危機脱却後を視野に入れて、今後
わが国がとるべき経済政策のあり方について提言を行う。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
とあり、
まずは国際関係での競争力。
つぎに内需拡大。
最後は労働市場の構築という目的が掲げられています。
そのために、
ズバリ、
法人税率の引き下げ、内需型産業を輸出産業へと変える、などが述べられています。
自民党政権時代に経済界が提言した内容と全く同じものです。

自民党政権のこの10年。
雇用者報酬は27兆円も減り、17年前の水準に戻ってしまったことや、
労働法制の規制緩和を進め、大企業が正社員を非正規雇用に置き換えて大幅なリストラが行われたからです。
一方で、
大企業や大銀行は役員報酬や株の配当を増やし、巨額の内部留保をため込んでいるのです。
内需拡大と言うなら、
まずは、
雇用情勢と中小企業経営を建て直すための政策を行うべきではと考えます。
この問題、今後も考えていきます。

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コメント

こんにちは、せとさん。無駄話です。

>法人税率の引き下げ、内需型産業を輸出産業へと変える、などが述べられています。

ニセ科学批判をしていて、健康食品系のニセ科学なんかで「健康のためなら死んでも良い人」なんて皮肉を言ったりするんですけどね。実際、これは矛盾していますよね。

歴史の中を泳いでいると、そういう本末転倒みたいな事によく出合います。唐の後半の皇帝なんかか比較的短命なんですね。まあ、宮廷闘争で殺されたりとかも有るんだけど、結構、練丹術の薬の影響なんかも大きくてね。何人かの名君と言われる様な皇帝が、「国を立て直すにはまだ死ねない」と怪しげな長寿薬に頼ってね。一時的には気分が良くなったりもするんだろうけど、結局はその薬物の蓄積で肝臓を悪くしたりして死んでいるのね。

なんていうかな、「経済成長」という薬というか、経済成長を引き起こす「外需」に頼ってしまいたくなるのは国民も為政者も変わらない訳です。なんていうかな、「外需に頼った経済成長」が引き起こすメリットとその結果引き起こされる内需の沈下というデメリットにはタイムラグがあるんですね。なんていうか、例えば10兆円の輸出が起きることで、直接で80万人間接で数百万人の雇用が守られるけど、10兆円の輸出をすると次のステージでは10兆円くらいの輸入が起きないとバランスが取れないわけです。そしてその10兆円の輸入が国内から直接で120万人、間接で数百万人の雇用を奪うという流れというのはなかなか理解されない訳です。

それはちょうど「元気になったような気がする長寿薬」が少しずつ肝臓を機能障害に追い込んで死に至らしめる様なものですね。

せとさんをはじめ皆さん日本国民が「今しか考え無い」というのが普通になっていますから、国民の希望として「外需に頼った経済成長」が基本の戦略になるのも不思議は無いでしょうね。

投稿: 技術開発者 | 2010.01.12 09:47

技術開発者さん。
頂いたコメントを拝見しながら、最後の結びについては、
かなり的をはずしていると思いました。

「せとさんをはじめ皆さん日本国民が「今しか考え無い」というのが普通になっていますから、国民の希望として「外需に頼った経済成長」が基本の戦略になるのも不思議は無いでしょうね。」


あのぅうううう。

いつ私が「今しか考えない」とか「外需に頼った経済成長が基本戦略」と申したでしょうか?
もしよろしければ当該箇所をお教え頂くとありがたいです。

私はこのエントリーを初めとして、
いずれの記事にも「大企業の社会的責任として、雇用の安定や、税金率の上昇、そして内部留保の還元」を求めているだけですが、、、、、

なんだか、
開発者さんがご自分で言われるところの「無駄話」の
結論として、私が書いていないし、思ってもいなければ、主張もしていないことを、まるで代表(はじめとしてと言われましたので、、、)のように書かれると、はなはだ困ってしまいます。
さてさてさて、、、
開発者さんのお考えのような「日本国民」ってどうも私には分からないのです。
そのようなひと括りの大味な書き方をなさっては、ただただ当惑するばかりです。
また、開発者さんご自身が、日本国民であるのですから、
そうした言い方には、とても首肯できるものではありません。

申し訳ありませんが、経済以前の「人間観」について、
もう少し丁寧に分析していただけたらと願うものです。
では。

投稿: せとともこ | 2010.01.12 12:04

こんにちは、せとさん。

>申し訳ありませんが、経済以前の「人間観」について、
>もう少し丁寧に分析していただけたらと願うものです。

なんていうか、私は「将来を考え無い国民だった」と思っていますし、今も「将来について考えていない国民」だと思っています。そして、それはせとさんとて例外ではないとも思っています。「言っていない」を免罪符か何かと勘違いされている様ですが、私に言わせれば、「将来を考える気も無い」から、言われている事があまりに多いのでね。

単純な話として、一つの政策を考えるときに、その政策によってもたらされる社会の変化を1年後、3年後、10年後、30年後ときちんとトレースするというのが「将来ビジョン」というものの本質です。1年後や3年後は良くても10年後や30年後に困る場合もありますし、1年後や3年後は多少困っても、10年後や30年後には「やっといて良かった」という政策もあるのが現実ですからもね。

>いずれの記事にも「大企業の社会的責任として、雇用の安定や、税金率の上昇、そして内部留保の還元」を求めているだけですが

では、その政策をおこなうことで、1年後、3年後、10年後、30年後にどういう社会情勢に成っているのかを述べて見てください。

投稿: 技術開発者 | 2010.01.12 13:48

あああああ、、、あのぅ。
なんというか、
あまりに開発者さんらしくないコメントでビックリしています。
これがまず第一印象です。
では、頂いたコメントを検証させてください。
==========
「なんていうか、私は「将来を考え無い国民だった」と思っていますし、今も「将来について考えていない国民」だと思っています。そして、それはせとさんとて例外ではないとも思っています。「言っていない」を免罪符か何かと勘違いされている様ですが、私に言わせれば、「将来を考える気も無い」から、言われている事があまりに多いのでね。」と言われる開発者さん。
==========

ウウウウウム。
まず「将来を考えない国民」と言うことですが、
それは、国民一人ひとりがそうだった、そうである。
と、言うのは如何なのものでしょうか?
むしろ「将来を考えさせられないように」されてきたと、言う面もみるべきではないでしょうか?
日々の生活に追われ、食べることで精いっぱい。
たちまちの生活に汲々となるように追いやっていく、仲間を作らさせない、などなど劣悪な環境を作っていったのは、国民のせいなのでしょうか?
選挙で、そうした政治家を選んだのだから「自己責任」ということなのでしょうか?
私は、確かに「開発者さんをはじめとして大衆」とはそうした面もあるのかもしれないと思います。
勿論、ご指摘のように私も例外ではありません。
国民であり、庶民であり大衆ですから。
だがしかし、
私は「歴史は大衆のエネルギー、力で動き、発展している」ことも同時に知っています。
時々の政治や政策、社会に翻弄されるのも大衆ならば、動かすのも私たち大衆であると考えています。
開発者さんは、
私が「書いていないこと」を免罪符にするな、と言われますが、
それはまた面妖不思議なことを言われる。
私は書いていないことを免罪符にしているのではなく、
「私の主張と違う」と申しているのですが、、、、、
さてさて、、、困りましたねぇ。
なお、書いていないことを、書いていないと免罪、言い訳にするな、と言われるのなら、
そうした心証をおもちになった部分だけでも提示されることが、誠実なのでは、、、と私は思います。


また「将来のことを考える気もない」
とありますが、
これはどういうことでしょうか????
ううううううう〜〜〜〜ん。
ちょっと、お答えの仕様がありません。
こうした蓮っ葉な表現をなさると、討論が続かなくなるのでは、、、と危惧を表明いたします。
開発者さんは、本当に、ここで、生産的な論理を構築して行くおつもりがあるのでしょうか?
それとも、
「ただ、言いたいだけ」なのでしょうか?
もし、
「生産的な討論をなさる」と言われるなら、
最低限のルール、相手への敬意をと思うのですが、如何でしょうか?
どうぞ、今後は「○○さんのような国民」などと「大ざっぱ」な括りで討論なさらないことを希望します。
こうした表現をされると、
内容よりも、「いや、それは違う」と言うことにエネルギーが行き、結局「幼い討論」になるのですよね。
これは、時間の無駄ですから、今後、開発者さんが、このような表現で私、あるいはここにコメントを下さる方々を「ザックリと一まとめ」になさった場合は、残念ですが、私はお返事は遠慮させていただきます。


では、次のコメントの検証。
==============
「単純な話として、一つの政策を考えるときに、その政策によってもたらされる社会の変化を1年後、3年後、10年後、30年後ときちんとトレースするというのが「将来ビジョン」というものの本質です。1年後や3年後は良くても10年後や30年後に困る場合もありますし、1年後や3年後は多少困っても、10年後や30年後には「やっといて良かった」という政策もあるのが現実ですからもね。」と開発者さん。
===============

はい。
勿論、そうです。
異論はありません。
だからこそ、丁寧に検証していきたいと思い、いろんなニュースや本、また皆さんから頂く情報を練りながら記事にしています。
現実を見て、分析しているつもりですが、、、、、
なお、
私は政治は無謬なんて思っていません。


最後のコメント。
============
「>いずれの記事にも「大企業の社会的責任として、雇用の安定や、税金率の上昇、そして内部留保の還元」を求めているだけですが

では、その政策をおこなうことで、1年後、3年後、10年後、30年後にどういう社会情勢に成っているのかを述べて見てください。」
============


ふっ〜〜〜〜

先にご自身で、「1年後や3年後は良くても10年後や30年後に困る場合もありますし、1年後や3年後は多少困っても、10年後や30年後には「やっといて良かった」という政策もあるのが現実ですからもね。」と述べられ、
私には具体的にビジョンを描け、、、と言われるようですが、
これはまたまた、困りましたね、開発者さん。

以前、黒猫亭さんやYFJさんとデフレについて討論したことを覚えていらっしゃいますか?
「景気ってなに?かを考えます その4」と言うエントリーでした。
http://ts.way-nifty.com/makura/2009/10/post-ffb6.html

あの折りも、いろいろのやり取りがあったわけですが、
私は、皆さんのご意見を伺いながら、
目標は遠い将来におき、
視点は現実と、1〜2年の将来におく、というスタンスで考えていくことが大切と思うのです。
いきなり、
「将来のビジョン」を示せ、
と、開発者さんに、こうした場面で言われると、
それは乱暴な言い分では、、、と私は感じました。

いつも申していますが、
私は将来に禍根を残さないように、
現実を丁寧に見て行くことを願いながら、記事を書いていきたいと願っています。
と、言うことで、失礼します。

投稿: せとともこ | 2010.01.12 14:44

こんにちは、せとさん。

>日々の生活に追われ、食べることで精いっぱい。
>たちまちの生活に汲々となるように追いやっていく、仲間を作らさせない、などなど劣悪な環境を作っていったのは、国民のせいなのでしょうか?

はい、そうです。その理由は

>選挙で、そうした政治家を選んだのだから「自己責任」ということなのでしょうか?

以外にはありません。民主主義国家の「成熟した国民」というのはそういう風に考えるべきものでしょう。

>時々の政治や政策、社会に翻弄されるのも大衆ならば、動かすのも私たち大衆であると考えています。

日本の外需依存体質というのは、大衆の望みにより、大衆が政治を動かすことでできあがってきたんです。1970年代の後半から鈍った経済成長を外需により確保しようとしてきた選択は「国民」がなしたものです。2000年くらいからの雇用の不安定化も「経済成長」を望む国民の選択だったということです。私事になるけど1999年とか2004年の派遣法の改悪なんてずいぶん反対運動をした記憶がありますけどね、「国際競争力を強化するために必要」というのは大衆もまた言っていたことだったんですよ。

>私は政治は無謬なんて思っていません。

大衆の選択もまた無謬なんて事はありません。だからこそ、痛い思いをしたときに、「自分たちの過去の選択のどこがどういう風に間違っていたか」をきちんと把握する必要があるんです。せとさんが言われているのは「そんなことは、自分たちが(誰にかは書かれていませんが)誘導された事だ」みたいにして、そこから目をそらそうとしているだけの事なんです。

例えば、せとさんの議論を見ると
>雇用者報酬は27兆円も減り、17年前の水準に戻ってしまったこと
>大企業や大銀行は役員報酬や株の配当を増やし、巨額の内部留保をため込んでいるのです。
で、そのことが「良くない」と既に決め込んでおられますよね。なぜそれは良くないのですか?そこを曖昧にしておくと、「実はこれは日本の将来に必要なんだ」という議論で、コロッと「悪くなかったんだ」になるかも知れませんよ(笑)。実際にもし日本国民が国民の2/3くらいを棄民して「ばかでっかいシンガポール」を目指すなら、必ずしも悪い政策ではありませんからね(笑)。

>目標は遠い将来におき、
>視点は現実と、1〜2年の将来におく、というスタンスで考えていくことが大切と思うのです。

正直な話として日本国民が遠い将来に目標をもっているなんて知りませんでしたね。ところで、「国際的に経済力があって諸外国に大きな顔ができる」が国民の目標なのでしょうか?それとも国民がそれほど豊かでなくても皆できちんと暮らせるというのが目標なんでしょうか?私の知る限り、ここ30年くらい日本国民が選択している直近の1、2年のための政策が示している目標は前者に見えましたね(笑)。

投稿: 技術開発者 | 2010.01.12 16:14

こんにちは。
コメント、拝見致しました。

古井戸さんの時も思ったのですが、
開発者さんや古井戸さんって、頭脳明晰で、先をババア===ンと読まれて、結論が早いですね。

私は、
「国際的に経済力があって諸外国に大きな顔ができる」が国民の目標なのでしょうか?それとも国民がそれほど豊かでなくても皆できちんと暮らせるというのが目標なんでしょうか?」
なんて、二者択一には問題を捉えていないのですが、、、
もっと複雑に絡み合っている現実を見据えると、私自身は「国民が安全であることを第一に置き、次に老後が安心である社会を求めています。そのために、福祉の充実を願い、医療の発展を望み、
企業も社会に利益を還元するような将来だったら、と願うのですが、
ただ、こうした社会が実現しても、その時はその時で矛盾はくるのでしょうが、
それは、その時々の人々が、その時々の知恵で克服していくことができるものと思います。
人類は、こうして生き延びてきたのだから、、、

こうした将来の設計にむけて、
今、私たちが出来ることは社会としての体力をつけることだと思うのですよね。
格差のある社会は残念ながら層が薄いと考えます。
それこそ、開発者さんが言われる「生き延びる知恵」として、広く深く教育や福祉に社会が貢献するものであることが、一番の近道と思っています。
そうした視点でみると、
大企業の内部留保には反対です。
社会の基盤としての庶民が育たないから、、、です。
なお、
外需、外需、、、と叫んで国民が全部、その方向に向いたと、国民が率先垂範して旗を振ったように言われますが、
それは「政策」として、国が選択したものだったのではないのでしょうか???
少なくとも、この10年は企業と政治の結びつきは、今まで以上のものがありました。
過去にも、関連記事は沢山書いていますが、
今度、このあたりをまた、書いてみたいと思います。
ただ、
今はセンター試験の時期ゆえ、もう少しお時間を下さい。

と、言うことで、
考えるきっかけをいただきました。
ありがとうございます!!!
ではまた。

投稿: せとともこ | 2010.01.12 16:44

こんにちは、せとさん。

>外需、外需、、、と叫んで国民が全部、その方向に向いたと、国民が率先垂範して旗を振ったように言われますが、
>それは「政策」として、国が選択したものだったのではないのでしょうか???

このあたりにかなり認識の違いがありますね。日本の外需依存は「国民の望み」の方が先です(まあ、その望みに素直に政治が迎合した訳ですけどね)。なんていうか1974年のオイルショック以降日本の経済は沈滞する訳ですが、その中で景気が良かった企業というのが、家電や自動車などの輸出産業だったんですね。その頃から国民の間で「海外進出するのが景気を維持する道だ」みたいな意識が強くなります。私は中小企業のお相手が多い人なんですが、「うちもいよいよ海外進出しました」なんて、嬉しそうに小さな会社の人が言っていたのは、本野10年ほども前ですかね。

或る意味で政治は後手を引いています。むしろ1980年代の初めの頃の輸出に伴う輸入圧力(農産物の自由化とか繊維関連の不況とか)の対策に追われたというのが自民党政治だったと考えています。

>企業も社会に利益を還元するような将来だったら、と願うのですが、
>大企業の内部留保には反対です。

このあたりも認識の違いでしてね。企業というのはまずその存続により社会に利益を還元しているものなんですね。でもって内部留保というとなんだか、直ぐに現金化できる様にして持っているみたいなイメージがあるかも知れないけど、実はこの20年ばかり、大企業の持つ預金とか直ぐに現金化できる内部留保は減少しているんですね(1980年代の後半、つまりバブルの頃には直ぐに売り払える資産が10億円以上企業で70兆円くらい有ったのですが、現在では40兆円くらいに成っています)。じゃあ、労働者や株主に還元されなかった内部留保しどこに行っているかというと設備投資に回って居るんですね。輸出製品を作るための設備投資とか、海外に販売拠点を作るための投資とかにです。なんていうかな、国民が「輸出の振興で経済成長を」と願い、企業もその望みに合わせて、労働者に分配しなかった資金を輸出のために投資してきた訳です。もちろん、せとさんは、「輸出用の工場なんか工員を首にして潰せ、海外の市販売店も社員を首にして潰せ、スクラップ価格でたたき売って、その金を国民に還元しろ」というお考えで「内部留保を崩せ」と言われていると理解しています(笑)。

少し面白い話をすると、「これからの会社は技術力だ」なんて目覚めた小企業(従業員が100名もいない)がありましてね。ひたすら技術力に投資することで、海外からの引き合いも多くて結構景気の良かった会社なんですね。でもって最近はどうしているかなと思ったら、「注文はガタ減りですが、うちは景気の良いときに会社も大きくはせずに貯め込みましたから、あと10年くらいこの状態が続いても社員に給料を払っていけます。技術力は社員が全てですから解雇なんて考えてませんよ」なんてね、どうやら貯金型の内部留保に励んでいたらしい(笑)。まあ、この会社なんてのは、統計上の誤差みたいな内部留保なんだけどね。せとさんは、こういう会社を見ても、「内部留保を溜め込むなんてけしからん、社会への還元が足りない」と言われるんだろうと理解しています(笑)。

投稿: 技術開発者 | 2010.01.12 17:55

11日読売1面は反成長戦略はあやまりだ!というコラム??でした。内需主導はあやまりだ!人口減だから海外しかありえないというものでした。
読んでてそうだなあと思うんですが、ここに抜けている、おおきな疑問が。

外需競争
貿易収支
不要なもの売ったり、買ったり
(エコに好ましくない)
その他

内部留保ですか。

うちが経営者なら内部留保???(たくわえ)ますよ。
だって社員は家族(ちょいおおげさ)だから不況できりたくないから。
蓄えて必要なタイミングで設備投資もします。

取引先だって大事です。不況でもなるべく切りたくないです。だからたくわえなきゃと思うんです。

好況不況の波が直撃しないようにしたいな~て。
経営者としてこれは甘いんでしょうか?


(借金したくない)

でも、某国みたいに設けて、役員に億単位報酬・株主に儲けさすなんていうのはしたくないです。

投稿: あゆ | 2010.01.12 20:27

追加

将来の展望ですか・・・。


なんか読んでてギリシャの誰か思い出しました。
快楽主義思想です。

でもこの快楽は長期的快楽です。

強引なたとえだと、毎日好きなケーキを減らして、面倒でも根気よくジョギングします。全然快楽じゃないです。
でも5年後の自分の体は「わ~ぃ♪」でしょうねえ。


 世の中、成果主義ですぐ数値で結果もとめてしまう傾向なんでしょうか?宮沢さんは不況からでるのは3年はかかるといったらしいです。

投稿: あゆ | 2010.01.12 20:34

技術開発者さん。
あゆさん。
こんにちは。
今日は風がビュンビュン吹いていますね。
御地は如何ですか?
私のところは、もう大変。
ビュンビュン。ガタガタ。ビシビシです。


技術開発者さん。
ご教示ありがとうございます。
私もさらに調べています。
なお、私が述べているのは一貫して大企業についてです。
「せとさんは、こういう会社を見ても、「内部留保を溜め込むなんてけしからん、社会への還元が足りない」と言われるんだろうと理解しています(笑)。」
と最後を結ばれていますが、
そのような理解は「間違っています」。
私は、ここでは大企業と述べていますので、どうぞそのようにご理解頂けたらと思います。

開発者さんお得意の「書いていないことでも免罪はされないんだ、、、本当は思っているんだろう」と言われる前にハッキリ述べておきます。
このようなことを開発者さんに書くのは「釈迦に説法」で、本当に恐縮なのですが、
が、、、、、
この頃の開発者さんから頂くコメントを拝見して、つくづくお願いしたいことは、
「書いてあること」だけを討論の俎上に上らせてください。
です。
どうぞ、先読みをなさらないでください。
他人の思いや主張をご自分の物差しではかり、ねじ曲げないでください。
お願いいたします。
では。

あゆさん>
ユニークなコメントありがとうございます。
確かに内部留保って、なければ不安です。
私も企業の経営者ならバンバンため込んでメタボになります(^-^;
と、言うのは冗談ですが。
今日、新にエントリーを挙げたので、もしお時間がありましたらご覧くださいね。
ではまたね。

投稿: せとともこ | 2010.01.13 12:04

こんにちは、せとさん。

>開発者さんお得意の「書いていないことでも免罪はされないんだ、、、本当は思っているんだろう」と言われる前にハッキリ述べておきます。
>「書いてあること」だけを討論の俎上に上らせてください。
です。
>他人の思いや主張をご自分の物差しではかり、ねじ曲げないでください。

少し違うのね。せとさんは「思ってもいない」けど「思ったのと同じになる」という事で書いているのね。なんていうかな、一種の「未必の故意」の理論だけどね。なんていうかな、未必の故意の理屈の根底は予見性なのね。「こうすれば、こうなると分かるだろう」ね。そして「こうなると分かることをするなら、こうなれという意図があったの同じ」なんてね。

まあね、ずいぶんいぢわるな書き方はしていますよ。なんていうかな、せとさんは「成熟した民主主義国家の国民」であると自負されて居ると思っていますからね。民主主義国家の国民って楽じゃないんですよ、今の世の中の成り立ちがどうなっているかも或る程度めをくばっていなきゃならないし、遠い将来の将来像も描かなきゃ成らないし、直近の選択において現状と将来像の関係も考えなきゃ成らないのでね。

なんていうかな、未必の故意で言うと「人の心臓にナイフを刺したら死ぬ」と分かっているのが成熟した普通の人ですよね。だから、心臓めがけてナイフを刺した事を認めるなら「殺す気は無かった」は通らなくて殺意があったにされてしまうのね。でもね、もしその人が未熟で「心臓にナイフを刺しても死ぬと分からない」とされたら、殺意は認められないかも知れないのね。そういう意味では、未熟な国民なら何を言ってもかまいはしないのね、「あ~あ、また未熟な奴が現状認識も無く、将来の姿も描かずに、目先のことで選択している」だけだからね。でも、せとさんは「成熟した国民」であろうとしている訳ですよ。

未熟な人に刺されようと、成熟した人に刺されようと、刺された方は死ぬんだけどね(笑)。現実に社会は「どういうつもりでなした選択」だろうとその選択の結果は現実化するということね。或る意味でその怖さや重さが分かるというのが成熟かもしれませんね。

投稿: 技術開発者 | 2010.01.13 13:06

技術開発者さん。
こんにちは。
コメント拝見いたしました。
うううううう〜〜〜〜ん。
どのように書いたらいいのか、悩んでいますが、
まず、頂いた冒頭のコメント↓


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
せとさんは「思ってもいない」けど「思ったのと同じになる」という事で書いているのね。なんていうかな、一種の「未必の故意」の理論だけどね。なんていうかな、未必の故意の理屈の根底は予見性なのね。「こうすれば、こうなると分かるだろう」ね。そして「こうなると分かることをするなら、こうなれという意図があったの同じ」なんてね。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

と、言うことで、先に頂いた「書いていないは免罪符主張」観から、今度は「未必の故意」理論へと進みました。
「未必の故意」ですかぁ、、、、、
うううううう〜〜〜〜ん。

そして開発者さんの正当な予見性をもってして、今回の私のエントリーのアレコレをみると、以下の通りですか?
==私(せと)は、
「今しか見ない国民」であり「将来を考えない国民」であるから、内需拡大なんかよりも、国民全部で外需、外需と騒ぎ出す。企業の事情の詳細なんておかまいなしに、とにかく内部留保を吐き出せと言う。」==

今までに書かれたコメントをそのままの意図で要約いたしました。

ううううう====ん。

いきなり結論として「今しか見ない国民」像を持ってこられ、
次に、
「書いてないことだからと免罪するな」と言われ、
次に、
「未必の故意」だから、予見したんだ、、、
と言うことですが、
さて、
その予見性についてですが、今回の一連のコメントのやり取りでは、
私は開発者さんの予見に甚だ疑問をもっています。
つまり、
正確に私の主張を分析、吟味しない。
また、その確認作業を怠り、自分の経験というか自分の考えだけで積み上げる。
いきなり結論を導かれることは、かなり「危険」ではと思うのです。
一流の研究者の開発者さんが、このような乱暴な予見でご自分のお仕事をされているはずはないですよね。
確認作業を丁寧になさり、検証されているものと思いますが。
討論も同じではないでしょうか?
さて、当該エントリーについては、
ハッキリ申し上げて「未必の故意」はこの場合、あてはまりません。
私は、未必とは思っていません。

疑問に思ったことは調べ、人にも聞き、自分の到達点で確信をもって、書いています。
みんなと同じ意見になるはずはなく、意見が違うことはいつもです。
だからなるべくニュースソースにあたり、情報に精度を加えるように心がけ、いろんな本にあたります。
少なくとも思いつきでは書きません。
ゆえに異論や情報を頂くと、
柔軟にお聞きして参考にしています。
そして、また積み上げていこうと考えています。
異論がでることは承知しながら、とにかく自分の今の到達点を書くことで、次へのステップとしているのだから、「未必の故意」とは違います。

まず、ここがすでに違うことをご了承ください。


さてさてさて、、、、、
「成熟した民主主義国家の国民」であることは大変なのだと、次にお教えくださいますが、
その成熟度の物差しが開発者さんにとって、
「人にさされる云々」の例でしめされるようなものなのでしょうか?
それはあまりに寂しい成熟度ですね。

私はそのような物差しで成熟度を量ることはいたしません。

こうして見ていきながら、
ここで、これ以上話しを進めて、なにが獲得できるのか、いささか不安ではありますが、一つだけ確認作業をさせてください。

「ネット上での討論」とは、なんなのでしょうか?

本人を知らず、匿名氏を相手に、
その書かれた内容について生産的に議論、討論するとき、最低限のルールは「書かれてあること以外は結論を下さない」ということではないでしょうか?
もし、書かれていないことで疑問に思われたら、
質問する。
そして、答えをまってから、
さらに議論を上積みしていく姿勢が大切であると思うのですが、いかがでしょうか?
勝手に「未必の故意」なんて言って、ご自分で予見をなさり、結論を下すことが成熟したネット討論なのでしょうか?
これでは、みんな予見、偏見に満ちあふれますね、、、

生産的な討論というか有意義な結論を導くことはできないと考えます。

私自身は、
これからも、「その時点での到達」について縷々書き込み、それについてまた皆さんからご意見を頂き、考える、、、と言うスタンスで臨む所存です。

と、言うことで、
いろいろ至らない私のためにご心配を頂き、注意を促していただき、本当にありがとうございました。
ご好意は素直に受け取り、
さらに竿灯の先をのばせたらと思うものです。
では。

投稿: せとともこ | 2010.01.13 14:37

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