イエメンが心配です
イエメンなんだか大変です。
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サヌア 4日 ロイター] イエメン情勢をめぐる懸念の広がりを受けて一部欧米諸国の在イエメン大使館が閉鎖を余儀なくされるなか、日本大使館も4日、領事業務の窓口を閉鎖した。
(上記ニュースより)
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こうした事態の中、
サッカー日本代表のことも気掛かりです。
サッカー代表、イエメンで厳戒下の練習と言うニュースによれば、
選手たちも厳戒態勢の中で緊張しながら練習とのこと。
どうか無事にと、願っています。
さて、ノーベル平和賞受賞で「平和の人」オバマさん。
このイエメンに対して、どのようなメッセージを送っているのでしょうか?
1月2日、土曜日恒例のラジオ・インターネット演説で、
昨年のクリスマスの日に起きた米デルタ航空機爆破未遂事件を受けて、イエメン国内にある国際テロ組織アルカイダの拠点に対する攻撃で、同国政府との軍事協力を強化すると述べたもよう。
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1月2日(ブルームバーグ):米国のオバマ大統領は2日、週末用のラジオ・インターネット演説で、米国は「暴力と憎悪のネットワーク」との戦いを進めており、こうしたテロから米国を防衛すると約束した。米国では先月25日にテロリストによる米航空機爆破未遂事件が起きたばかり。
オバマ大統領は同演説で、米ノースウエスト機を爆破しようとしたウマル・ファルーク・アブドゥルムタラブ容疑者の企ては、イエメンで活動しているテロリストによる一連の事件の一つであると指摘。
そのうえで「このグループが我々を標的にしたことは初めてではない。米国は広範囲にわたる暴力と憎悪のネットワークと戦っており、われわれはこれらを打ち破り、我が国を防衛するためのあらゆる措置を講じる」と訴えた。
(ラジオインターネットより)
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フゥム。
フゥム。
ううううううう====ん。
です。
つまり、
「イエメン政府との間で、アルカイダのテロリストを攻撃するために、同国治安部隊の訓練や装備の提供、情報の共有などを最優先事項として実施する」と表明したのですが、、、、、
これはタリバン掃討のためアフガニスタン増兵の理由とまさに同じです。
アメリカを守るために、
アフガニスタンから、今度はイエメンに、と、
アメリカは軍事力をもって、
ドンドンと突き進むのでしょうか?
正義の戦争と言う大義をもって。
そして、
オバマさんが、そうせざるをえないのは、
そうさせる周りが悪いという理由をこじつけて、、、、、
アメリカは、力で進むというのだろうか?????
ううううう====ん。
これは、かなり危険です。
ブッシュさんは「ブッシュさん」だったから、あのような方法しかとらなくて、
それは世界から批判されたのですが、
オバマさんは、
あろうことか、ノーベル平和賞受賞者。
しかも、演説で「正当な戦争」と述べ、多くの方は危惧を表明したのですが、
戦争反対と心から熱望している一部からも「致し方がない現状ゆえと受け入れられた」のです。
こうした「正義の大統領」ゆえ、
なんだか、その危険性はさらなるものを感じるのです。
先日AVATARを家族とともに観てきました。
立体映画で、迫力があり、それはそれは面白かったのですが、
観ていて、
「アメリカとベトナム」じゃないか、、、
と、言う感想を持ちました。
あまり書くとネタバレになるので、これ以上は書きませんが、、、、、、
いずれにしても、
テロ掃討のために軍事力を使うことは、
本当に解決になるのだろうか?????
と、思うのです。
新しいニュースが続々と出てきているようです。
この問題、
今年もまた考えていきます。
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コメント
先生ご自慢の非武装平和論で解決してみせてください。
投稿: 罵愚 | 2010.01.06 04:55
テロ掃討のために軍事力を使うことは、
本当に解決になるのだろうか?????
との事ですが
軍事力は解決するためではなく、解決させないために使われています。
アメリカが手を引けば、世界中のほとんどの紛争はなくなります。
オバマはグロウバルなスパーエリート達に動かされている役者にすぎません。
ジョウジ オーウェル著「1984年」に書かれてる通りだと思います。
投稿: シャル | 2010.02.07 12:05
シャルさん。
こんにちは。
そして、
はじめまして。
コメントありがとうございます。
「軍事力は解決するためではなく、解決させないために使われています。
アメリカが手を引けば、世界中のほとんどの紛争はなくなります。」
とコメントいただきましたが。
私もそう思います。
この問題、これからどうなるか注目ですね。
また、よろしければ、ご意見やアドバイスを頂けたら嬉しく思います。
ではまた。
投稿: せとともこ | 2010.02.08 14:31