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2010.02.26

真央ちゃん、銀でした!!!

ヨナ「金」、真央「銀」…安藤は5位と言うことで終わりました、、、、、
私もお昼前から釘付けだったフィギュアスケート女子。
もう、一時を過ぎた頃からドキドキ。
ドキドキ。
でした。
まず、ミキティ。
クレオパトラと言うことで、衣装が凄く素敵。
ミキティに似合っている。
あの萌黄とも水浅葱ともつかぬ味わい深い色は日本の古代の色。
そして、形は勿論、エジプト。
その微妙なバランスの衣装とミキティの凛とした顏だちが似合って、見とれていました。
演技も完璧!!!
素晴らしかった。
良かった、、、


そして、
そして、そして。
次の金妍児(キム・ヨナ)。
歴代世界最高となる合計228・56点。
凄かったですね。
うううううんと唸るばかりです。
なんというか、
しなやかなんですね、ヨナさんは。
彼女をみていると、すがすがしいというか、
たおやかで強くて、
ゆったりとしていて粘り強く潔い。
本当に言葉がないくらい「美しい」演技が流れます。


さてさてさて。
次は真央ちゃん。
もうドキドキ。
ドキドキ。
でした。
難なく演技を終えたものの、結果は銀。
本人は「あと一息」という思いもあったのでは、という表情をカメラは捕らえていましたが、
私は凄かったと賞賛の拍手を送り続けていました。
ただ、個人的には、
あの音楽は真央ちゃんには合わないな、、、、と思った次第。
しかも、衣装と音楽のソレがバランスが悪い。
衣装ももっと明るい色で真央ちゃんの清楚な雰囲気が出ているほうが良かったかな???
ちょっと重過ぎると言うか、背伸びした感じでした。
もう少しチャーミングな曲と、
もう少し上品な日本の伝統色をふんだんに使った衣装が良かったかな????
と、勝手に思っています。

また鈴木選手や銅のジョアニー・ロシェットさんの演技にも魅せられました。
長洲さんも良かった!!!


と、言うことで、
おめでとうございます!!!
 

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トヨタ:大規模リコール問題をツラツラと

トヨタ:大規模リコール問題 米公聴会が今、報道を賑わしています。
北米トヨタかぁ、、、、、
北米トヨタで思い出すのはセクハラ問題と言うエントリーを2006年に挙げたことです。
==============
米企業はセクハラに厳格 お茶くみも不愉快と米紙と言うニュースがつい一昨日出ました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は15日、北米トヨタ自動車などが被告となったセクハラ(性的嫌がらせ)訴訟を例に、米国の法律・慣習は日本などに比べセクハラに厳格だと指摘した。同紙はまた、女性社員にお茶くみをさせれば、米国人スタッフは不愉快に感じるだろう、とも指摘している。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これは勿論北米トヨタ社長が辞任を受けての調査です。
(過去の記事より)
==============


さて、今、問題になっているのはセクハラ問題ではなく、
リコール問題です。
と、言うことで、今日はこの問題をグイグイと探っていこうと思います。

昨年8月、米の高速道路で「レクサス」のアクセルペダルがフロアマットに引っかかり暴走し4人が死亡する事故をきっかけに、北米で500 万台を自主回収したトヨタです。
今年に入ってアクセルペダルの欠陥で北米、欧州、中国で大量リコールを実施。ブレーキの欠陥で新型「プリウス」のリコールを検討しています。
そんな中。
今月2月4日。
アメリカ運輸省の道路交通安全局(NHTSA)が、
トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」2010年モデルについて、「ブレーキ問題での正式調査を開始した」と発表。
さらに10日には、「アクセルペダルの不具合にともなう大規模リコール」で下院監督・政府改革委員会での公聴会が開かれるとのことで、
日本でもこの問題が大きく取り上げられることになりました。
この発表に関する声明によると、
消費者からでこぼこ道などで瞬間的にブレーキが利かなくなるという苦情が寄せられているためで、
その数は124件となっており、実際に衝突につながった4件も含まれているとのこと。
また、
同委員会のタウンズ委員長は10日の公聴会を前に、
北米トヨタの稲葉社長に書簡を送り、同社の小型トラック「タコマ」が予期しない急加速を引き起こす恐れがあるとのクレームに関し、安全対策について7点にわたって質問。回答を8日までに寄せるよう求めていました。
問題噴出。
欠陥車だったのかトヨタは、、、、

アメリカでトヨタ車が暴走するといった苦情は数千件にのぼり、死者は19人と報道されています。昨年11月フロアマットがペダルに引っかかるとして大規模な自主回収が実施されました。

と、言うことで、トヨタの体質に問題があったのでは、、、と言う疑問がぬぐえないのですが、
今までのトヨタの方針や、問題が明るみに出た後の対応をさらにみていきます。

「時間をかけて耐久テスト、いろんな条件に合わせたテスト、実車走行テストをきちっとやれば見つかっている問題だと思う。、、、、、、、、ただしそのとき、納期が決められ、時間制限がかけられます」と言うのは技術者の方ですが、
トヨタは、こうした時間をかけての耐久テストはすっ飛ばしていたのだろうか???
また、トヨタのさらに怒りをかった一つには、その後の対応があります。
トヨタは、リコールの発表とともにアクセルペダルをつくったメーカー(米「CTS」社)を早々と公表。
これは業界では、「きわめて異例の事態」だそうです。
通常、リコールで、部品メーカーまで特定され公表されることはないそうです。
つまりトヨタの言い分は「自分たちは悪くない。
悪いのは部品メーカーだ」と言う恥ずかしい言い分を公然と言い放ったことです。
それも海外部品が悪いと言うのですが、
現実には、
海外部品でアメリカ向けの車をつくる際でも、日本サイドで営業をかけ、図面も仕様書も日本サイドで承認を受けていると言うことで、トヨタが主張する「CTSが悪い、ワルイ、わるい、、、、」は言いがかりというもの。
なお、このCTSは、日産やホンダ、三菱など他の日本メーカーにもペダルを供給していますが、
そこでの問題は今のところ伝わってきません、、、、
ウウウウウウ====ン。
ですね。
空飛ぶタイヤと言うドラマを思い出したりしています、、、、、
結局、下請けいじめかと。

次の問題は、
「ブレーキが利かない」。
と言う苦情が出ているプリウスですが、
ブレーキがきかないのは、プリウスだけでなくトヨタそのものだったのかな???
トヨタ幹部は、会見で、ブレーキ問題を「運転者の感覚」の問題としたことが報道されたとき、顰蹙をかっていたことを思い出すのですが。
これに関しては、前原さんも苦言を呈します。
「フィーリングとは会社の言い分で、利用者の立場に立った対応が必要だった。遺憾に思う」と。
その通りです。
欠陥車を作っていて、
その責任はユーザーのフィーリングとヌケヌケと物申すトヨタには、
大いに怒りを感じたものですが。

責任はとらない体質だったのか、、、?????
と、ここまできて思うものです。

さて、米下院監視・政府改革委員会はアメリカ時間24日に「トヨタ自動車の大量リコール(回収・無償修理)問題」の公聴会を開催と言うことで、私もその模様をテレビのニュースで見ていました。
社長の涙なんかもあったりと。
なかなか演出されていた報道でしたねぇ。
ふっ〜〜〜〜
さて、委員会そのものは、
「トヨタ自動車は、急加速問題の報告について無視、あるいは過小評価してきた」とトヨタ自動車の対応を厳しく批判。
これに対して、
社長は「意図しない」急加速の原因とされている電子制御システムの欠陥問題については、「設計上の問題はないと確信している」と述べていました。
また驚いたことには、
「(急加速を知ったのは)昨年末あたり」と言ったり、
一部車種のフロアマット回収のためのリコールを行った際の文書。
これは、「リコール節約内部文書」というものです。
中身は以下の通り。
米道路交通安全局(NHTSA)の調査を遅らせることにより、リコールを回避。1億ドル(約92億円)の節約につながったというトヨタの内部文書です。
驚くばかりです、、、、
さらに明らかになったのは、
「トヨタ自身の内部文書は、NHTSAの調査の遅れや打ち切り、新安全規定の遅れ、安全性の欠陥を発見することの阻止が推奨されたことを示している。実際、トヨタの幹部は、NHTSAが急加速に関する欠陥を見つけるのを防いだことによる1億ドルの節約を自慢した」とのこと。
うううううううう=====ん。
どうするトヨタ。
ですね。

この文書について、豊田章男社長は、
「新任の北米トヨタ社長への説明資料の一部と理解しているが、書かれた背景が分からないので答えられない」と述べました。
ううううううう===ん。
唸ってばかりですね。

うううううううう=====ん。
なんとも恥ずかしい。
これがトヨタの社長かぁ。

すでに死亡事故が起きているにもかかわらず、
問題を知ったのは昨年末と言う。
仮にこれが本当なら、この社長は部下から無能ということで知らされていないような人物なのか???
と、思います。
また文書の書かれた背景が分からない、なんて、どうして恥ずかしくも無く言えるのだろう????
自分の無能力を公言しているようなものではないだろうか???
立場と言うか、どこで証言しているか、とかとか、分かっていないのでしょうね、、、、この人は。
公聴会の場で当然聞かれるであろう問題について、事前に調べるべきではなかろうか???
うううううう===ん。
と、唸りますね。
さらに、
これまでの事故や車の不具合での対応の遅れなどについては、「生産の拡大のスピードに人材の成長が追いついていなかったと認識している」と言うのですが、
結局、生産中心であったということを自ら述べました。

 

実はこのプリウス。
走行中突然エンストするトラブルが、アメリカだけでなく、日本国内でも14件発生。
と、言うことで、国内でのトヨタ車について経過を辿ると、、、、
以下の通り。

===========
2009年

8月13日 千葉県松戸市の交通事故について「欠陥の疑いのある自動車による交通事故等」と千葉県警察本部より国交省(千葉運輸支局)に連絡

8月24日 国交省がトヨタに事故発生原因にかかわる調査・報告を指示

9月24日 トヨタが国交省に調査報告書を提出

9月25日 国交省が独立行政法人交通安全環境研究所リコール技術検証部に技術検証を依頼

12月10日 トヨタがプリウスの制動装置に関連するコンピューターの設計変更を指示

2010年

1月7日 トヨタが変更された部品を完成

1月28日 トヨタが設定変更を製造ラインで開始

2月3日 米国でリコールが大問題になったのを受けトヨタが経産相に報告。これ以降、トヨタが国交省に苦情に関する資料を提出

2月9日 トヨタが国交省にリコール届け出


==========
フッ。
子ども店長に罪はないが。
が、
おいおい、どうにかしろよ、子ども店長。

尤もこうした背景には政府の対応のまずさもあったのだが。
なにしろ、
欠陥の疑いのある自動車の検査にあたる独立行政法人交通安全環境研究所のリコール技術検証部の正職員はたった1人、他の15人はすべて非常勤職員というのが実情です。
これでは、理にかなった対応が望めるはずも無いということか、、、、、

いずれにしても、
こうした事故は人災です。
生産中心、売り上げ中心のもと、安全がおろそかにされた結果、当然と言えば当然過ぎるくらい作られた欠陥車だったのです。
今後、このようなことが起きないように、
行政のあり方も含め、しっかりと改善することを望みます。

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2010.02.25

ACL第1節山東戦

昨日、ACL第1節山東戦がありました。
我がサンフレッチェア初めてのこと。
と、言うことで朝から、いえいえその前日の鹿島戦を見ながら、もうワクワク。ドキドキ。
昨日は、夕飯は早々にすませ、家族でテレビの前に集まります。
すでに大勢のサポーターが応援に駆けつけたと言う情報が携帯サイトに挙がっています。
平日にもかかわらず、
ありがたいことです。

さてさて、キックオフの時間を迎え、
いよいよはじまりました。
うわっ======。
ぴぃぴぃ=
歓声と笛とがいじ混ざり、
どよめきがスタジアムに起きます。
ざぁっ=======
と。


胸が高鳴りますね、いつもながら。
いえいえいつも以上に。
なにしろ国際試合です。

結果は残念ながらセットプレーからの失点に泣き、山東魯能に0-1で敗れました。
初戦を飾ることができず、
悔いが残る試合ではありました。

広島は押していたのですが、
相手は一回り試合巧者でした。
しっかりと守り、守り、守り、、、
と、手ごわかったですね。
国際試合に出場するような先鋭チームがアゥェイと言うことで守りに入られると、なかなか攻めあぐねます。
そうこうするうちに、
後半。
相手にとられ、
と、
アレヨアレヨのうちに試合は終わりました。

ううううう===ん。
残念。
無念。
口惜しい、、、、、

試合でした。
まぁ、これが国際試合というものか、と改めて思ったものです。
試合の中継中、
アナウンサーと解説者が次のように言うのです。
「今日の広島の戦い方はまるで日本代表のようですね。」
「ウウウウウム。それじゃダメなんだが」
と。
なるほど。
日本代表のようなスタイルでは「だめ」らしいです。
なんともはやはや。

今まではテレビを見ながら何気なく「オカチャァ====ン」と岡田監督の采配に声を出したりしていたのですが、
やはり国際試合って、格が上なんですね。
戦術がたてられにくいのか?
まぁ、いずれにしても、昨日のサンフレッチェ。
まだ新しい選手との連携があっていなかったりと、
何かとミスが多く、課題が山積みではあったのですが、
それでも「見えた」という意味で積極的に評価していきたいと思います。

力一杯、応援しています!!!
あっ、勿論、日本代表も応援しています!!!

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子育てビジョンの行く先は?

子ども手当てが審議入りしているのですが、
その成り行きに注目しつつ、今日は保育所についても考えていきます。
先の記事にも書いた民主党INDEXでは「教育予算の充実」として、
「わが国の教育への公財政支出(GDP(国内総生産)比3.4%)を、先進国の平均的水準以上を目標(同5.0%以上)として引き上げていきます。
としていますが、
就学前の子どもたちについては、どうでしょうか?

政府は1月29日の閣議で、今後5年間で取り組む少子化対策をまとめた「子ども・子育てビジョン」を決定しました。2014年度までの各種施策の達成目標を掲げ、認可保育所の定員を毎年5万人ずつ増やして241万人に、保育サービス提供割合を現在の24%から35%に引き上げるとしています。
これは、なかなか素晴らしい。
素晴らしいのだが、
批判の矢面にも立たされています。
子育てビジョン 今度は失望したくないと言うタイトルで記事を挙げたのは東京新聞。

「政府は、少子化対策に取り組む政府全体の計画書である「子ども・子育てビジョン」をまとめた。数値目標まで示し、意気込みは立派だ。だが、実現への期待はなかなか膨らまない。」としています。
なるほど、、、、、
具体性に欠けるということかぁ。

〜〜基本姿勢として「社会全体で子育てを支える」ことを明確にした。これまでの対策は子育てする人や若者のニーズに応えられず、少子化に歯止めがかけられなかったという反省から、少子化対策という発想をやめ、子どもや子育て家庭への総合支援策と位置付けた。〜〜
そうです。

そして、ここで出てきたのが「保育サービスの充実」。
いいではないですかぁ。
私個人としては「少子化対策」のより具体的な形としては、子ども手当てよりも保育の充実の方こそが、
と、
願うものですから、
今、スポットをあてることは当然と思います。
では、先を進めて東京新聞を読みます。

・認可保育所の定員を現在の二百十五万人から五年間で二十六万人増やしたり、学童保育、病児・病後児保育の利用者も拡大させるなど数値目標も積極的に明記した。

・民主党が政権公約に掲げた、少子化対策の“司令塔”「子ども家庭省」の実現も盛り込んだ。

そして、
そして、
そして、、、、、
いつものことながら出てくるのは「財源」。
「追加支出は五年後に一・六兆円と試算したが、財源のあり方も明記しなかった。」
と、ありますが、
フゥウウウム。
フウウウウム。

最後に社説は以下のように結びます。
「ビジョンがバラ色になるのは、実現できてこそだ。「一度にすべてやる」が無理なら、優先順位を示すべきだ。ビジョンを絵空事で終わらせてはならない。」

うううう====ん。
絵空事ならいいのだが、
具体的に国民にグゥウウウウウウウウ=====ンと痛みを押し付けてくるのはゴメンです。

思いおこせば、昨年の12月。
保育サービス拡大の具体策としては、保育制度「改革」を含む新たな包括的・一元的制度の構築をあげ、「緊急経済対策」「新成長戦略」が決定。

この両文書は、
保育サービスの量の拡大のために、株式会社など民間企業の参入促進を進めるという考え方に立ち、そのための規制緩和を求めているという、とんでもないものだったのだが、、、、、、、

それが証拠に
菅直人財務相は、1月18日におこなった財政演説で緊急経済対策の一環として、「保育分野や環境・エネルギー分野での制度・規制改革」などに取り組むことを表明。
これは勿論昨年12月に発表した緊急経済対策の延長線上にあり、
保育分野について「利用者と事業者の間の公的契約制度の導入」「保育に欠ける要件の見直し」「利用者補助方式への転換」「保育料設定の在り方について検討」など、
「規制改革」への課題を列挙しています。

ウウウウウウウウ======ン。
チョット、チョット、待った!!!!!
これでは小泉さんと変わらないではないか、菅さん。
「規制緩和で民間からの参入」を促し、経済の活性化を図るという「成長戦略」の一環として、保育「改革」をおこなうというものです。
おいおいおい。
と思わず声が大きくなります。
少子化対策って、民主党にとってはなんだろうか?
子ども手当てさえ支給すれば、それで国民は恵比須顔をと思っているんだろうか???はてぇ
さらに、
さらに、
さらに、、、、、、
保育への公的責任を大幅に縮小し、保育所入所を保護者の自己責任にする保育事業者と保護者の「直接契約制」など、現行の保育制度の大幅な後退をも予感させるものだったが。

先の1月末の「子ども・子育てビジョン」では、
「社会全体で費用を負担する仕組み」で「財源確保を図りながら」、新たな制度について11年の通常国会までに関連法案を提出するとして、その際には、地方が実施するサービス給付の「国と地方の役割分担の検討」も行うというのです。
つまり、
子育て施策を地方負担でやらせる方向もにじませています。
ウウウウウウウ====ン。
ですね。
なんだかなぁ。
「チルドレン・ファースト」と民主党は言うのだが、
「チルドレン・ワースト」ではなかろうか、、、

なにしろ、つい先日も
厚生労働省が、4月から認可保育所の定員を超えて子どもを受け入れられる上限を撤廃することを発表したのだから。
同省は17日付で各都道府県に通知。年度当初から大幅に定員を超えた受け入れができることになります。

保育所の定員を超えた子どもの受け入れは「待機児童の解消」という名目で1999年に認められました。
待機児童の問題も重要です。
年度当初は定員の115%、年度途中からは125%までの範囲内で子どもの詰め込みを認めました。
そして、
2001年からは、毎年10月以降の無制限の受け入れを認めました。
私も子どもが小さい時は保育所に預けていたので、
待機させることなく、安心して働くことができ、とてもお世話になったのですが、
あの頃は、まだ十分余裕のある頃だったのですが、
今は、定員増の保育所や、あるいは無認可、夜間保育など、働く保護者、また保育士の方々に過重な負担と労働が課せられています。

さて、そんな中、
今回の通知で115%、125%という上限さえ取り払います。
定員を超す受け入れは子ども1人当たりの保育室面積などを定めた保育所最低基準の範囲内でやるとされてきましたが、実際にはすでに各地で最低基準を割り込む例が出ている現状にあわせ、
さらに定員の上限を取っ払うということは、、、、
ことは、、、、、
もう、子どもたちはギュギュー、すし詰め。
おしくらまんじゅ。
これでは、保育士も十分、子どもたちを見守ることも困難になりつつあるのでは、、、と危惧します。

自民・公明政権も酷かったのだが、
現政権も負けてはいませんね、、、このやり方は。
ううううううう====ん。
保育所を新設するなどの待機児童解消の抜本的対策をとらず、詰め込みで対応してきました。通知は、民主党政権がこのやり方をいっそう進める姿勢であることを示しました。

この行き先を見ていく必要が大いにありますね。


 

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民主党のINDEXについて考えてみました

今日と明日の二日間。
いよいよ国公立大学の前期日程です。
がんばれ国公立大学受験生!!のサイトなどをみると今年は私学離れのようですが、
さてさて、、、、
いずれにしても受験生の皆さんは十分、力を発揮できるように、と祈っているものです。

と、言うことで今日は教育について、民主党のINDEXを中心にみていきます。
教育基本法。
これについては、私はかなり拘り記事にバンバンと挙げたことがあります。
そうです。安倍さんが総理の時、とんでもないことが起こりました。
教育基本を変える、、、と言う。
それは、勿論、憲法を変えることを射程にいれての、前段だたのですが、、、、

それについて、危惧を感じ、書きつづりました。
以下に挙げるのは、過去の記事ですが、
ザッと調べただけでも、これだけありました。
もし、興味がございましたら、ご覧頂けると、嬉しく思うものです。
==============
記事名                    日時

中村桂子さんの記事からツラツラと。 09/12/02
教育行政はどうなるか??? 09/09/03
女子差別撤廃条約実施状況の結果について 09/08/19
ポスドク問題 09/05/15
性教育めぐる都議の視察「不当な支配」 東京地裁認定と言うニュース 09/03/13
知的財産立国政策は大学に何をもたらしたか? 09/01/23
外国人籍の子どもの就学について 08/12/08
小学校学習指導要領解説 理科編 08/11/27
大阪橋下知事の言説アレコレ 08/11/03
麻生内閣発進 08/09/25
社会教育関連三法 08/05/24
新学習指導要領 移行措置案 08/04/25
異議ありぃ!!!文科省 08/03/28
中央教育審議会が答申提出 08/01/19
教育基本法と国 07/07/23
学校教育法に愛国心 07/03/30
国民投票法案 公聴会 07/03/16
教育再生会議 第一次報告 07/01/25
第165臨時国会が閉幕 06/12/20
あの素晴らしい教育基本法をもう一度 06/12/16
反対の声をあげるとき 06/12/14
基本法より自民党を美しく 06/12/13
教基法改悪反対のワケ 06/12/12
教育基本法改悪の時間割り 06/12/12
緊急アピール 06/12/11
12・5国会前集会 06/12/04
瀕死の教基法 06/11/29
何度でもノー 共謀罪 06/11/25
衆院憲法調査特別委員会 参考人聴取 06/11/17
ヒューマン・チェーン 06/11/16
未来への禍根 06/11/15
教基法 強行採決? 06/11/15
知恵の日 06/11/07
教育基本法の賛成質問 やらせ? 06/11/03
共謀罪 安心できません 06/11/02
11月 06/11/01
なんどでも教育基本法 06/10/24
教育再生会議第一回 06/10/18
学校教育法:改正案 06/10/09
教育再生? 06/10/05
東京都教育委員会に対する緊急要請への賛同のお願い 06/10/02
優先順位 06/09/21
アメリカは安倍さんをどの様に見る 06/09/16
ぎらりと光るダイヤのような日 06/08/25
靖国の本質は何か 06/08/25
ディフェンス・ニューズの記事によると 06/08/25
通常国会閉幕 06/06/17
衆議院教基法特別委員会 06/05/24
PTA活動雑感 06/05/21
何度でも教基法改正反対を 06/05/17
終盤国会 06/05/16
教基法 特別委員会 06/05/13
新自由主義と教育基本法 その3 06/05/07
新自由主義と教育基本法 その2 06/05/07
緊急!教基法 06/04/29
SOS教基法 06/04/28
悪法は法か? 06/04/23
教育基本法の精神 06/04/14
教育基本法をもう一度 06/04/13
新自由主義と教育基本法 06/04/13
「愛国心」の表現で合意 06/04/13
科学教育と教育基本法 その3 06/04/13
科学教育と教育基本法 その2 06/04/12
科学教育と教育基本法 06/04/12
教育基本法誕生59年 その2 06/03/31
教育基本法誕生59年 06/03/31
教育基本法改正? 06/02/16
暗黒時代の幕開けになるか 06/02/15
小泉さんの施政方針 06/01/21
全国学力テスト その4 06/01/16
全国学力テスト その2 06/01/16
中教審答申 05/10/27
教育と競争原理 04/11/04
テレビショッピング 新憲法 04/11/02
内心の自由 04/11/02
血まみれになろうとするのか 教育基本法 04/10/20
小泉さんの国作り 04/09/27
教育基本法 04/09/24
日本の公教育 04/09/22
学力とは何か? 04/09/21
有事関連2法案、施行 04/09/18
国民栄養賞 04/08/30
都・教育委員の米長邦雄さんってどんな人? 04/08/27
親の責任って、ナーニ? 04/08/26 記事
先が見えない教育改正ーその2ー 04/08/12
荘子 混沌より 04/07/12
腹たつ、腹たつことばかり。嘉門達夫 04/01/27


==================


さて、政権交代後の民主党の教育についての考えが重要になっていきている今、
私たちは、ひょっとしたら3つの教育に対しての原則・法律をもつことになるのかもしれません。
つまり、
日本国憲法のもとで1947年、2006年、それと民主党案の3つです。
特に現政権の政策集INDEXが民主党の教育観は大切なのでみてみましょう。
その中で以下のように謳います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(1)何人にも「学ぶ権利」を保障(2)普通教育の最終的な責任が国にあることを明記(3)幼児期および高等教育において無償教育を漸進的に導入(4)地方の教育委員会を発展的に改組した「教育監査委員会」を創設し、教育行政の責任を首長に移管(5)教育予算の安定的確保のため、教育財政支出について国内総生産(GDP)に対する比率を指標とする——などです
さらに、建学の自由と、私立学校の振興、障がいのある子どもへの特別な状況に応じた教育、情報文化社会に関する教育、職業教育などの規定を設けるとともに、生命あるすべてのものを尊ぶ態度や、宗教的感性の涵養および宗教に関する寛容の態度を養うことを教育上尊重する規定を設けました。

(民主党INDEXから)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

基本理念のあと、各項にわたり、具体的な方策が述べられています。

ここでも、一番需要なのは「教育の責任の明確化」ではないかと思います。
民主党は、以下のように位置づけています。
「国の責任と市町村の役割を明確にした教育制度を構築します。」と。
具体的には、
(1)国は、義務教育における財政責任を負うとともに、「学ぶ権利」の保障について最終責任を負います
(2)現行の教育委員会制度は抜本的に見直し、自治体の長が責任をもって教育行政を行います
(3)学校は、保護者、地域住民、学校関係者、教育専門家等が参画する学校理事会制度により、主体的・自律的な運営を行います。
と言うことです。

なるほど。
なかなかいいではないですか。
国が学ぶ権利、つまり憲法で保障されている国民の権利に対して最終的な責任を持つと言うものです。
いいではないですかぁ、、、、
OK。
また現行の教育委員会制度の抜本的見直しも、計るべきと考えます。
現場の教師、保護義務をもつ保護者、そして当事者である子どもたちが、
中心である「教育システム」が構築されたら、これにまさる喜びはない、と思うものです。

子どもの権利条約をも含め、
教育の現場にしい風が吹くこと、それも清々しく本来の風が吹くことを願いながら、
改めて教育のあり方について考えてみました。


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2010.02.24

クラスター爆弾:禁止条約8月発効 

クラスター爆弾:禁止条約8月発効 市民が主導 主力兵器に歯止めと言うことで注目のニュースです。
============
今年8月の発効が決まったクラスター爆弾禁止条約(オスロ条約)のお手本は、非政府組織(NGO)やカナダなど有志国主導で99年に発効させた対人地雷禁止条約(オタワ条約)だ。ただ、地雷は当時、「時代遅れ」(自衛隊幹部)とされていた兵器で、アフガニスタン戦争やイラク戦争で米軍が多用した「現役」兵器のクラスター爆弾と違いは大きい。オスロ条約は軍事的に重要度の高い兵器でも非人道的なら市民の力で禁止できるという「お手本を超える」新たな実績を残した。
(上記ニュースより)
============
クラスター爆弾については、
昨年の4月、クラスター爆弾:禁止条約批准提案でも見ていきましたが、
今回の成り行きにも注目です。
オスロ・プロセスは2008年でしたが、
この時もエントリーに挙げ、
その内容を見ました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
条約案は、会議最終日の30日に正式採択。
12月2日か3日にオスロで調印される予定です。
会議には111国の代表と18のオブザーバー国が参加。
米国、ロシア、中国、イスラエル、インド、パキスタンなど、クラスター爆弾の主要製造・使用国は参加していません。

この条約案は、
クラスター爆弾の使用、開発、製造、保有、移送とともに、
条約非加盟国がこうした行為を行うことを支援、奨励することも禁止すると規定。
保有しているクラスター爆弾は、条約発効から遅くとも年以内に破壊することを義務付けています。

また禁止対象の例外となるのは、
(1)子爆弾の数が10個未満
(2)子爆弾の重さが4キロ以上
(3)目標識別機能を有する
(4)不発になった場合自爆する機能を持つ
(5)自動的に起爆装置が働かなくなる電子構造を持つ
などの要件を満たしている一部の新型に限定。

これにより99%のクラスター爆弾が禁止となると非政府組織(NGO)の「クラスター爆弾連合」は述べています。
(以前の記事より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そして、2008年、12月3日。
12月3日にクラスター禁止条約調印と言うことで、
世界の世論を巻き込んでのこの運動。

そして、今回は、上記記事のように、
一部の最新型を除くクラスター爆弾の使用・開発・製造・取得・貯蔵・保有・移転を禁止する条約が8月に発効することになりました。
モルドバなどの批准で発効に必要な30カ国に達したとのことです!

思えば、
禁止条約は2008年12月にほぼ100カ国が署名。
日本は昨年の2009年に批准。
が、
が、、、、
アメリカ、ロシア、中国などが全面禁止に背を向けるなかで、
この条約を作成し発効にこぎつけたのは、ノルウェーを中心にした有志連合国と国際人道機関、NGO(非政府組織)の粘り強い運動の賜物です!

 
これからの目標は、
条約に署名した100カ国すべてにすみやかに批准させることです。
そして、
条約参加国が増えれば、全面禁止の流れを定着させることで、さらに大きな流れが生み出されるものと期待します。

アメリカ。
さてさて、どうするか???
ロシア。
今後の動きに注目。
中国。
どのように対応するのか見ていくことが必要です。
イスラエル。
ううううううう〜〜〜〜ん。
しっかりと動きをチェックですね。

国連の特定通常兵器使用制限条約(CCW)の会議でクラスター爆弾の全面禁止の要求を拒否し続けたこれらの国々ですが、、、、、、
国際社会の動きに敏感に反応してもらいたいものです。
つまり、
一掃するということで。

今後も注目のニュースです。

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2010.02.23

NATO声明「アメリカの核兵器撤去」をと

今月の初め、2日にパリで開催された核兵器廃絶を掲げる国際的運動体「グローバルゼロ」の初の世界サミットですが、
この時の声明は以下の通り。
============
米ロ両国が第1次戦略兵器削減条約(START1)に代わる核軍縮交渉を妥結させた後、双方に貯蔵分を含めて核弾頭を千発に削減する新たな交渉の開始を要請。同時に英国、フランス、中国、インド、パキスタン、イスラエルの各国に新規弾頭製造の凍結を求めている。
(上記ニュースより)
=============

開会式に国連の潘基文さんもビデオメッセージを送り、
「(核)兵器に1ドル費やされれば、学校、医療、命につながる技術の研究などに費やされる金が1ドル減ることになる」と
述べました。
オバマ米大統領も、勿論、メッセージを送りました。
「核兵器のない世界という理念を達成させようとする参加者の絶え間ない努力に感謝するとして、これは「大統領としての自分の、最も優先度の高い目標の一つだ」と。

なるほど。
正論ですよ、オバマさん>

また、ロシアのメドベージェフ大統領は、
「われわれは、大量破壊の殺人的兵器を廃絶するという課題を共有している」と言い、
その方法は「誰もが平等に安全が得られるということを保障しつつ、バランスをとりながら、徐々に核兵器を減らしていくことだ」としました。

個人的には徐々にという消極的なものではなく、一挙にと願うところですが、
それよりも、新たな開発に対しては、断固とした対応をしていきたいと思うものです。

さて、そんなアメリカのオバマさん。
先の記事にも書きましたが、
3月に議会に提出する「核態勢見直し」報告で、現存核兵器を維持する一方、通常兵器の新開発・改良によって、国防態勢に占める核兵器の比重を小さくする方針とのことです、、、、、、


ううううううう=====ん。
と、改めて思うのですが、
そんな矢先のこの19日。
北大西洋条約機構に加盟するベルギー、ドイツ、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェーの5カ国が数週間以内に、アメリカ軍が欧州に配備する戦術核兵器の撤去をオバマ米大統領に求めると、言うことが明らかになりました。
ベルギー政府が19日、公表した声明でのこと。
=============
北大西洋条約機構(NATO)のクラース元事務総長らベルギーの有力政治家4人が19日付ベルギー各紙に声明を発表、欧州配備の米核兵器の撤去を呼び掛けた。
ルソワール紙などに掲載された「核なき世界に向けて」と題された声明は、核兵器廃絶を目指すとしたオバマ大統領への支持を表明。
冷戦終結により「欧州配備の米戦術核はあらゆる軍事的重要性を失った」として「新たな核政策」の必要性を強調。ベルギー政府に対し、米戦術核の早急な撤去をNATOに求めるよう促した。ベルギーには米軍の戦術核弾頭が約20発が配備されているといわれる。(共同)
(上記ニュースより)
==============
さらに上記ニュースは以下のように書きます。
「ドイツやベルギーなど北大西洋条約機構(NATO)の加盟5カ国が、欧州配備の米戦術核の撤去を求める動きを加速している背景には、「核なき世界」を提唱したオバマ大統領の登場をとらえて、核軍縮をはじめとする軍縮の新たな潮流の中で欧州が主導権を握ろうとの思惑がありそうだ。」

フムフム。
確かにオバマさんのプラハ演説は、評価され、世界に強くアピール、共感の輪が広がったものです。
世界の主流は、核兵器廃絶へと、向かい、
今や核抑止力は、無効かと、言う時代になろうとしています。
が、
ニュースにもあるように、
「NATOに加盟して間もない中東欧諸国は「ロシアの脅威」を理由に、米ミサイル防衛(MD)など米軍の抑止力への依存を強化したい立場」とのこと。
「欧州での米軍のプレゼンスをめぐる東西欧州の認識の差が、今後NATOの運営に大きな影を落とすことも懸念される。」とも書かれています。

東西冷戦の終結、主要課題としての「テロとの戦い」と言う非対象戦になった現在の戦争の位置づけは、
欧州安全保障における米国の役割をどう位置付けるかが大きな課題となっているとの結びですが、
確かに、
アメリカの核廃絶という意思を尊重するならば、
欧州の核は撤退する必要があります。

この声明でも
「ベルギーは核兵器のない世界を支持する。5月にニューヨークで開かれる核不拡散条約(NPT)再検討会議の準備にあたりNATOでこの立場を主張する」と表明。

さて、オバマさん、どうするか、、、、、
今後の動きに注目です!!!

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2010.02.22

消費税とは何か?「税制の流れ」から見ていくと、、、

確定申告の時期。
頭を痛めています。
先日の国会では、野党は鳩山さんの「脱税」についてヤンヤと言っていましたが、
私も軽く同意しながら聞いていました。
そんな矢先の菅さんの「消費税、3月ぐらいから本格的に議論」
流れが気になります。
フランスでワインにかかる税金で政府のにおいを嗅ぎ分ける、と言う言葉があるそうですが、
日本ではやはり「消費税」。
この言葉が飛び出すと、国民もドキドキします。
なにしろ生活にもろかかってくるのですから。
先の政権の悪政を思い出します、、、、
大企業・大資産家に法人税や株取引などの減税。
国民・庶民には定率減税の廃止や高齢者増税など負担が増すばかり。
それどころか、いつもいつも消費税を俎上に上げてきたのだが、、、、
菅さんは、「消費税を含む税制改革」の議論を来月から前倒しして開始すると表明しています。菅財務相は「(消費税の)議論そのものは封印していなかった」言うのですが、
これって詭弁以外のなにものでもない。
なぜなら、菅さん。
つい先月まで、「この1年は徹底的な財政の見直しを進めていく。その上で必要なら消費税だろうが環境税だろうが議論していく」と言っていたのですが、
徹底的な見直しを計る前に消費税を俎上に上げたのが今回の発言。

ううううう====ん。

民主党が税制抜本改革アクションプログラムを提出したのは2008年12月24日。
そこには−納税者の立場で「公平・透明・納得」の改革プロセスを築く−とあります。
税の基本理念としての「公平」は自民党政権でさえ、公にはしていたのだが、
民主党のこの時のプログラムでは「透明」と「納得」が加わりました。
そして、実際に政権交代で、旧政権の「インナー」と呼ばれる水面下の活動ではなく新しい政府税制調査会が発足。
これは旧政権にはない、前進でした。
評価すべきです。
が、
公平についての原則が、ほとんど説明されず、抽象的な言葉で濁されているのもこのプログラムの特徴です。
(1) 納税者の立場に立つと述べ、(2)は公平、透明、納得。
そして、
(3) 時代と社会の変化に適合すると言うのだが、、、、
そして、消費税についても「消費税の逆進性緩和」と書いてあるのだが、、、
また、その中で以下のように述べています。
「消費税率の引き上げについては、民主党が政権を獲得した後に税金のムダづかいを徹底的に根絶した上で、社会保障目的税化やその使途となる上記の社会保障制度の抜本的な改革の具体的内容を示した上で検討する。仮に引き上げが必要となる場合には、引き上げ幅などを明らかにして総選挙で国民の審判を受け、具体化するものである。」


ううううううう===ん。
ならば、消費税論議をして、仮に税率が上がるようならば、また総選挙をするのだろうか????
なにしろ、先の総選挙では民主党は「4年間はあげない」と言いきったのだから。
さてさて、ここで思いさされるのは、
アメリカ。
すでにここでも記事にしたのですが、アメリカ財務省は1日、証券優遇税制の是正など富裕層への増税を盛り込んだ税制改革の詳細を発表しました。
所得税の最高税率引き上げや証券優遇税制の是正などで、富裕層に対し2011年度から20年度までの10年間に約9694億ドルの増税を課します。 具体的には、現在35%の所得税の最高税率を11年度から39・6%に引き上げます。また、現在0%と15%の2段階の税率となっている株のもうけ(配当や譲渡益)に対する税率を11年度から、高所得者については20%に引き上げます。
こう言う措置はオバマさんのキッパリとした決断が光るところです。


と、言うことでさらに考えを進めていこうと富裕者課税
を提唱する静岡大学の安藤実さんの論文を今日は読み解こうと試みます。
編集者の要約は以下の通り。
「税制も、経済生活に対する国家の介入である以上、公的規制の性格をもつ。とりわけ富裕者課税は、現代国家において、この「重し」の役割をもっている。シャウプ勧告にも、その認識が見られ、そこでは日本の民主主義にとって特に危険なものとして、巨大資産家への富の集中を上げ、税制にそれを防ぐ役割を期待していた。それが富裕者の「合法的な税逃れ」を許さない仕組み、すなわちキャピタル・ゲインの全額課税を中心とする総合累進課税の勧告となったのである。
しかし残念なことに、シャウプ勧告税制はその実施前後に、重大な「修正」を受けた。その「修正」によって日本税制から失われたのが、まさにこの「重し」としての税制の役割であった。その結果、資本蓄積を名とする大法人や富裕者に対する優遇措置が続けられる反面で、重い大衆負担が日本税制の特徴となる。
したがって問題は、なぜシャウプ勧告税制が「修正」されたのか。あるいは誰が、どういう意図をもって、その「修正」を推進したかである。シャウプ勧告から60年を機に、戦後の日本税制を、そういう観点からとらえてみたい、それが本書執筆の動機となった。」とのこと。
さて、
シャウプ勧告とは何か。
いつものようにwikipediaによれば、次のように定義されています。
「GHQの要請によって1949年に結成された、カール・シャウプを団長とする日本税制使節団(シャウプ使節団)の報告書の通称。1949年8月27日付と1950年9月21日付の2つの報告書からなり、日本の戦後税制に大きな影響を与えた。GHQから日本政府に対する勧告、という形式であり、そのためシャウプ勧告と呼ばれる。」

さて、今日は、このシャウブ勧告がなされたにも関わらず、富裕層が税金逃れをしていった流れを安藤さんの論文を手がかりにみていきます。

シャウプは「脱税」と言う違法行為について厳しく取り締まることを主張。
脱税、、、、ですか、この言葉、いかがな思いで聞かれるか、鳩山さん>
さて、このシャウプ税制がその後、どんどん修正されていくのですが、
その影には大企業の思惑がバッチリとありました。
日本租税研究会、第一回
「シャウプ勧告を受け入れるが、個々の問題は実情主義」で、
と、言うことで「今しばらくは資金蓄積を」と言うことで預金金利の総合課税は実情に合わないと言うことになりました。
第二回。
「富裕税も理論的に頷けるが、、、、、、、煩雑な財産管理の得失が議論される」となりました。
第三回。
シャウプ勧告は「外来の思想」。
と言うことで富裕税はご破算にして所得税の累進課税率を上げることとなりました。
また、なんとか間接税の比重をあげていきたいとして、売上税が俎上にあがります。
1953年。
シャウプ勧告の骨抜きが徹底されました。
富裕税の廃止。
キャピタル・ゲイン全額課税の廃止。
利子所得の分離課税。
などなどです。
そして、流れは1989年の消費税へといくのです。
さて、アメリカのオバマさんの富裕層への課税は先に見てきたのですが、
日本では金融所得についてはどうだったのでしょうか?
「合法的税逃れ」の最新版といわれる「金融所得の一体化」。
これについては「金融所得課税の一体化についての基本的考え方 」という記事に明らかにされています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「貯蓄から投資へ」の構造改革が進められてきている。
金融・証券税制についても、いわゆるプロの投資家だけでなく、今まで「貯蓄」を中
心に資産運用を行っていた一般の個人にとって、より一層「投資」を行い得る環境を
整備する政策的要請がある。
(上記記事より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
つまり貯蓄から投資へと国民を煽ります。
思出すのは竹中さん。
旗振っていましたね。
「絶対、もうかる」と。
そして、
株・投資優遇税制の下、保護され、
富裕層はますます富を蓄積して、
国民・庶民は消費税を」負担と言う構図ができあがってきたのが、
今までの租税の流れです。

こうした歴史をみていくと、
今さらながら、
消費税が果たした涙ぐましい役割に思いがいたります。
なんと健気に、私たち庶民は大富豪を支えてきたんだろうと、、、、、

この問題、これからも拘ります。

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2010.02.20

サンフレッチェACL用ユニフォーム、どたばた劇

昨日・19日。
私は朝から緊張。
なにが、、、って。
そりゃ、あれです。
ACL用ユニフォームの予約です!

我がサンフレッチェにとって初のACL.。
サポーター、ファンとしては盛り上がるというものです。

さて、このユニフォーム。
受付開始が11時。
店頭、ネット、そしてFaxと予約方法があります。
夫はその時間は仕事なので、私がFaxをすることにしました。
早々に申込書を書いて、
電話に原稿をいれて、
さらに忘れないように目覚まし時計を10分前にあわせ、
正確な時間をしるために、電波時計を机に置き、
と、準備万端。

そして、まちにまった11時。
電話をかけるも、ブーブー。
さらにかけてもブーブー。
次もブーブー。

えええええ?????

と、思いつつ、
電話の前から離れられない。
ブーブー。
ブーブー。
私の心までブーブーですぅ。


7分過ぎても、
10分過ぎても、繋がらない。
もう諦めようかと思った時、
やった!!!
繋がりました。
時間は11時12分。

ザッザッザッ。
Faxが流れます。

ほっ。
よかった!!!

Faxの時間は大体、2〜3分。
と、いうことは、私の前に多くて7人。
これなら、なんとか間にあったか、、、、
と、安堵。


だったのだが、
だが、
だが、
夜、夫が帰ってきて、曰く。
「さっき、V-Pointから電話があったのだが、運転中で、後から掛けると言ってた。
なんだろう???」
はて、なんだろう????
家族で頭を寄せ悩みました。
「MAKINOって書かなくて、MAKIMOとか書いたんじゃないの????それで確認じゃないの?」
とか笑っていました。
が、
が、
その後、V-Pointから電話があり、
なんと、
なんと、
なんと、
販売、早々に売り切れ。
今、追加確認中とのこと、

ナァニィ(これ、強めに読んでください)

ナンタルチア。
惨憺チア。
ではないですかぁ。


ええええ。
これってありぃ。

その後、友人情報で、
店頭で並んでいた方々も同じように売り切れごめんの憂目に遭われたとか。

うううううううう=====ん。
と、思いながら、
家族で話しあって出た結論はズバリ。
「V-Pointの対応のまずさ」。

そもそも250枚。
それを、一人あたりの枚数制限もなしに、販売する。

なんて、、、、、、、こっちゃ。

こうした事態が発することを想定できなかったのか。
と、思うものです。

いずれにしても、今後、このような事がおきないように、と願いながら、
それでも、一番大事なチームのことを思い、
応援にいそしもうと思う私なのです!!!

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放射線照射食品の検査について

ちょっとこの話題が遠のいていた感がしますが、
「食の安全」。
先日届いたメールに以下の記載がありました。
===========
暮らし安全ネットワークの皆さま

①BSE:欧州ソーセージに牛肉混入

2月15日、オーストリアから輸入されたハム等に輸入を停止して
いる牛肉を含むソーセージが含まれていた。欧州各国からの牛肉
輸入は、BSEが発生した2001年以降停止している。
これにより、同国から輸出される豚肉及び豚肉製品について、
輸入が保留されることになった。
 肉加工品の産地については、表示などでよく確認したい。
(以下略)
===========

と、言うことで久々に食の安全について。
実は、
米国産牛肉や輸入米(ミニマムアクセス米)、輸入小麦などについて、放射線照射の有無を調べる検疫所検査が実施されていないことが明らかになっています。

厚生労働省の輸入食品安全対策室によると、同法に基づき、検疫所で放射線照射の有無を検査しているのは、野菜や果実、香辛料など、16種類(一部実施を含めて20種類)です。
が、
同省が昨年5月に公表した放射線照射食品についての報告書(その後、改訂の必要から公表中止)では、諸外国で認可されている放射線照射食品は、主な品目で38種類。放射線照射の検査を実施しているのは、その約半数にすぎなかったことが判明したのです。
検査をしていない理由について、
「いまの検査法は、食品に付着している土に含まれる鉱物について、放射線を照射した痕跡を調べるもの。鉱物を使わない検査法は、まだ開発されていない」と説明。
???????????
もう一度、
「「いまの検査法は、食品に付着している土に含まれる鉱物について、放射線を照射した痕跡を調べるもの。鉱物を使わない検査法は、まだ開発されていない」。
うううううううう=====ん。

これで、
これで、
安全が確認された、と言えるのか????

「寄生虫防除」や「殺菌」などを目的に、放射線照射食品を認可している国は、
アメリカをはじめ、アジア各国など、日本の主要な食品輸入先が中心です。

が、
この放射線照射食品の検査が、上のような理由でなされていない。
そして、
私たちは、それを知らず、スーパーに並んだ輸入食材をなんの疑いもなく口にしている、と言うことでしょうか????


うわっ。
これは大変。
大変、
重大事です。

もっと、調べて、また記事にしていきます。

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夫婦別姓導入の民法改正案提示、今国会成立か!

夫婦別姓導入の民法改正案提示 法相、今国会成立に意欲と言うことで、この動きも注目。
=============
選択的夫婦別姓制度の導入を目指してきた千葉景子法相は実現のための民法改正案の概要を固め、19日、初めて明らかにした。結婚する際、夫婦どちらかの姓に統一する同姓か、それぞれの姓を名乗り続ける別姓かを選択できるようにする。改正案には他に、女性の結婚年齢の18歳への引き上げや、結婚していない男女の間に生まれた「婚外子」に対する相続差別の解消なども盛り込んでいる。
(上記ニュースより)
=============

なかなかやるではないか、と密かに、いいえ、公然と応援している私です。
今や、夫婦別姓問題は、世界的には「希望すれば夫婦が違う名字(姓)を名乗れる選択的夫婦別姓」の流れが主流。
日本では旧民法の姿勢というか、思いをいまだに引きずりながら、、、
それでも、地道に運動をしている多くの方々の願いが今、実ろうとしています!!!

さて、
現民法では夫か妻のどちらの姓を名乗ってもいいことになっています。
文章の上では、一見男女平等にみえますが、実際には97%が夫の姓です。
名前なんて、どちらでもいいじゃないか、とか。
家族の伝統を守るとか。
まぁ、いろんな意見が出る中、
やはり、夫婦であっても別姓を、と望む人たちが多くなってきたのは、
現実に女性が社会的不利益を受けている実態があります。
たとえば、
「姓を変えると論文の実績が途切れ、研究者にとっては死活問題」
「姓が変わったことを同業者、取引先などすべての人に知らせないと仕事に支障が出る」
と、言う女性の社会進出と社会的役割からくる不都合。
あるいは、「姓が変わることで、違う人間になったように感じた」など、個人の尊厳を守りたいという意見。
これは一見、個人的な問題を社会的問題にすり替えるワガママでは、と思うかもしれませんが、
人によっては、それが精神的な負担としておいかぶさるようは環境に放り込まれる場合もあるのかもしれません。
つまり、名字に代表される家制度とかとか、、、、ですが。

そして、
こうした問題を乗り越えるために当人たちの間で生み出されたのは「事実婚」。
これは二人だけの時は問題がないのですが、
いずれ生まれる子どもや、あるいは相続などの問題が生じた時、保障がないのです。
このような煩雑な問題を、すっぱりと解決していくれるのが「選択的夫婦別姓制度」。
法律で認められることが強く求められている所以です。

1979年の女子差別撤廃条約では“婚姻や家族関係にかかわるすべてにおいて女子に対する差別を撤廃するための措置をとる”ことを締約国に求め、“姓を選択する夫と妻の同一の権利”を定めました。

2001年の男女共同参画会議の「選択的夫婦別氏制度に関する審議の中間まとめ」、日本以外の「主要な先進諸国において、夫婦同氏を強制する国は見られない」と認めています。
これは2001年の話し。
その後、妻の姓を名乗れなかったトルコやタイでも、法改正をしています。

国連女性差別撤廃条約では、姓の選択について夫と妻に同一の個人的権利を保障すべきだとしていました。
国際機関は日本政府に民法の男女差別的な条項を見直すよう何度も勧告しています。
昨年の8月には女性差別撤廃委員会が、政府のとりくみが不十分なことは「遺憾」だとし、早急に対策を講じ2年以内に報告するよう政府に求めていたことは記憶に新しいことです。

実は、日本でも法制審議会は1991年から検討を始め、1996年には選択的夫婦別姓制や非嫡出子の相続差別廃止などをふくむ民法改正案を答申しました。
この時には、おおかたの人が、これにそって選択的夫婦別姓制度の実現が間近になったと期待をよせました。

ところが、
ところが、
これに水を差すように、神社本庁や遺族会を背景にした自民党議員などから唐突に、別姓反対の声があがりました。
理由は「家族のきずなが薄れる」というもの。
「個々の人権を尊重するあまり、国の基盤である日本古来の家族制度を崩壊に導く」とのこと。

そして13年にわたり、頓挫。
今日に至っていたのです。

このたび、
政権が変わり、現実としてこの問題が権利を得るとしたら、
これは、とても素晴らしいことです!!!

今後の動き、しっかりとみていきます。


なお、この問題に関しては夫婦別姓を待つ身さんのブログが詳細に経緯を書かれています。
待つ身さんのため息が、早く、喜びの声に満ちあふれるように、と祈りながら、、、

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イラン包囲、急ぐのだろうか?アメリカは。

クリントン米国務長官は16日、中東歴訪を終え、帰国しました。
イラン包囲、急ぐ 国務長官、中東歴訪終えると言うニュースが伝える通り、
かなり「きなくさい」内容ですね、、、
表向きは、イランへの核開発への警鐘のように、伝えるものの、、、、
実際は、
と、思うようなクリントンさんの発言です。
と、言うことでまずは上記ニュースを以下に掲載します。
=============
中東を歴訪していたクリントン米国務長官は、最終訪問地サウジアラビアでもイラン革命防衛隊の「増大する影響力」を指摘し、16日、帰国の途についた。前日の「イランは軍事独裁国家に向かっている」との発言を含め、国際社会の危機感をあおり続けた背景には、制裁に消極的な中国の協力を促してイラン包囲網の構築を急ぎ、イスラエルのイラン攻撃を抑止するなどの目的がある。
イランの核開発能力に関する米国の見解は、情報機関を束ねるブレア国家情報長官が今月3日、議会公聴会で明らかにした。「数年以内に」兵器級の高濃縮ウランを製造する能力はあるが、将来、核兵器製造を決定するかどうかは「分からない」というものだ。
クリントン長官の狙いは、核開発を主導する革命防衛隊の台頭によって、「核兵器開発の危険性が高まっている」との印象を国際社会に植え付けることにあるとみられる。
国連安保理で拒否権を持つ中国に対しては先月、「イランが核兵器を開発すれば、中国の石油供給源である湾岸地域の不安定化をもたらす」と指摘して、圧力をかけた。「軍事独裁化」発言は、それを補強するものだ。
一方で、長官と歩調を合わせてイスラエル入りしたマレン米統合参謀本部議長は14日、イラン攻撃は「予期せぬ結果を生む」と述べ、自制を促した。イラクとアフガニスタンで戦争を抱える米国には、新たな戦争に対処できる能力はないためだ。
さらに米国は、イラン制裁という「外交成果」を出した上で、5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議を迎えたいところだ。
同会議ではイランをにらんだ核不拡散だけでなく、核の平和利用を巡っても参加国の国益がぶつかり合うため「最終文書の採択は難しい」(西側外交筋)との声も出始めている。イラン制裁と同会議が相次いで失敗に終われば、米国の指導力低下は避けられなくなる。
(上記ニュース原文まま)
=================

国連安保理による対イラン制裁の強化に向け、湾岸諸国の協力を取り付けるのが狙いとみられていましたが、訪問先で「イランは軍事独裁に向かっている」と繰り返し主張したことが、波紋を呼んでいると上記ニュースが述べています。
「イラン政府、最高指導者、大統領、議会はすべて(革命防衛隊によって)押しのけられつつあり、イランは軍事独裁に向かっている」などとカタールで主張。サウジアラビアなどでも同趣旨の発言を繰り返したもよう。
あらあら、、、、
ですね。
確かにクリントンさんがすべきことは「軍事独裁にむかっている」と繰り返し主張することではなく、
核開発を断念させることなのだが。

上記ニュースは「イラン包囲網の構築を急ぎ、イスラエルのイラン攻撃を抑止するなどの目的がある。」と述べていますが、
アメリカのメディアは、「イランの宗教、政治指導者に対し、革命防衛隊に立ち向かうよう促した」(16日付ニューヨーク・タイムズ紙)、
「革命防衛隊と他の政治エリートの間にくさびをうちこむもの」(16日付ワシントン・ポスト紙)と一斉に報道しているようです。
かなり手厳しい評価ですね。
クリントンさんが、イランの現体制内の政治対立をあおろうとしたとの指摘が大方です。
と、言うのもその背景には、
ホワイトハウスのジョーンズ大統領補佐官(安全保障担当)が、「厳しい制裁を通じて、イランの体制転換を引き起こすこともありうる。それは可能だ」とクリントンさんの帰国2日前の14日に述べているのです。
「体制転換」に公然と言及して注目されたばかりでした。

あらあら、、、、
ですね。
確かに方々で「軍事独裁にむかっている」と政府高官が、しかもアメリカの政府高官が演説したら、
これは「けんかをうっている」ように捉えられても、むべなるかな。
と、私は思います。
しかも、
しかも、
「体制転換」。
???????????
この体制転換はもちろん、
イランに体制を転換しろ、と迫るものです。
なんだか、
えらそうですね、アメリカ。

なんだかなぁ、、、、
こんな言葉が政府高官から次々と飛び出すと、
オバマさんの外交政策に疑問をもつものです。
と、いうか、
アフガニスタン増兵からこちら、
「あ、、、やはりオバマさんは平和の人」だなんて思うような事は一つもありませんね。
むしろ、
おいおいおいおい、、、
ばかりですが。
制裁など強硬姿勢を前面に出すようになっていますねぇ。

先のクリントンさん。
今回の歴訪で、“イランの脅威”から守るなどの理由で、湾岸諸国への武器供与の意義を強調と言うように報道されていますが。
サウジアラビアに対しては、中国への石油供給国の地位を利用して、対イラン制裁強化にむけ、中国に圧力をかけるよう求めたといわれます。
ううううううう〜〜〜〜〜ん。
これはなんだぁ????
ですね。
ううううう====ん。

いったい、
アメリカは何をしようとしているのか???
いたずらにケンカをしまくっているのか?
と、言うか、
ケンカをするように挑発しまくっているのか?
と、思いますが、どうなんでしょう????

勿論、
こんなアメリカの姿勢には、
「他国の政治状況に口をはさむ」として、懸念や批判の声も上がっています。
当然です。

アメリカの記者団は、クリントンさんの帰国に際して、
「中東政策に対して対象国の人権活動家などからさえ、「内政問題への干渉」との声が出ていると」指摘が出ましたようですが。

うううううう====ん。
内政干渉。
この国の得意技です。

さてさてさて。
今後、どのようになるか、危惧を感じながら、
ううううう==んと注目。
また情報が入り次第、記事にしていこうと思います。

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労働者派遣法、改正と言うが、、、、?

内部留保の問題とともに考えなければならないのは、
労働者派遣法。
さて、長妻さんは、今国会で改正の法案要綱を作成し、労働政策審議会(厚労相の諮問機関)に諮問しました。
これに対して労組や国会議員ら、改正要綱の修正求めて集会が昨日・19日行われたようです。
福島みずほさんも出席されたようでブログにそのもようが報告されてあります。

と、言うことで早速改正案の中身をみていきましょう。

今回の改正案の問題の一つは、
政府の改正案が、製造業派遣の「原則禁止」をいいながら、いわゆる「常用型派遣」を禁止の例外としていること。
この「常用型派遣」と言うのは、厚労省の定義では、短期の雇用契約の繰り返しでも1年を超える見込みがあれば「常用型派遣」とみなされるというものです。

現実には、
製造業で働く56万人の派遣労働者のうち、現在でも63%が政府のいう「常用型」だそうです。
ううううううう======ん。
と、言うことは、
製造業の63%は漏れ落ちていくと言うことか???
例外のない規則はない、というものの「例外のほうが多い」って、どういうことだぁ???
「常用型」派遣の方々はいつでも皺寄せがくる不安定な雇用形態をよぎなくされているのです。
もともと不安定な「登録型」の方々の対処も勿論ですが、
「常用型」についても、しっかりと保障するべきです。
賃金も年収300万円未満が57・5%ということ。
仮に、今回の法律案が通れば、
企業は「登録型」をみんな短期契約の「常用型」に切り替え、
これまで同様の労働者使い捨て温存措置とみてもおかしくないものです。
抜け道がしっかりと用意されているようですね、、、、
これは「イカン」「遺憾」。

 
次の問題点は、
登録型派遣の「原則禁止」をいいながら、「専門26業務」については、禁止の例外としていること。
この26については派遣法勉強室のサイトなどをご覧頂けると、さらに詳しく実態がつかめます。

さて、その実態。
399万人の派遣労働者のうち、100万人もの労働者が、「専門26業務」として働かされているのが現状。
ううううううう〜〜〜〜ん。
100万人かぁ。


今回の法案。
「何も引かず、足していない」。
そうです。
つ・ま・り。
昨年末の労政審答申をそのまま法案化したという意味だそうですが、
が、
これってアリィ、と思わず首をかしげます。

年末からの2〜3ヶ月。
いったい、何をしてきたのか???

なにより、
本気で派遣法改正をするつもりがあるのだろうか???
と、疑いたくなるような「存在のあまりに軽い言葉」。

この問題も今後の動きにしっかり注目です!!!

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2010.02.19

内部留保課税?

企業内部留保への課税検討=首相、共産委員長に表明と言うニュース。
================
鳩山由紀夫首相は17日午後、共産党の志位和夫委員長と国会内で会談し、経済政策などについて意見交換した。同党によると、志位氏が「大企業の内部留保が日本経済の成長力を損なっている」と指摘したのに対し、首相は「内部留保に適正な課税を行うことも検討してみたい」との考えを示した。
 また、志位氏が「国民の所得格差が広がっている」として、高額所得者への課税強化のため、所得税の最高税率引き上げや証券優遇税制を見直すよう要望。首相は「政府税制調査会で検討できるのではないか」と答えた。 
(上記ニュースより)
=================

フムフム。
私もこの間、内部留保についてはずっと考えてきたのですが、
「課税対象」ですかぁ、、、、、
ううう===ん。
どうなんだろう???

反論として言われる
「国際競争力が損なわれ」ること。
とか、
「雇用や賃金にも一段と暗い影がさす」と言うことは、
私が今まで調べてきた限り無いと思うのですが、
が、
必要以上の内部留保をため込んだ大企業が日本経済にもたらした弊害を考えると、
課税という方法ではなく、
雇用拡大と言う方向に還元したほうが、
より生産的な解決になるのでは、、、、
と、思うものです。


さてさて、、、、、
どうなるか、今後に注目。

内部留保についての過去のエントリーの一部を掲載しておきます。
===========
内部留保についてツラツラと
賃金と内部留保の推移
またまた内部留保

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2010.02.18

男子ハーフパイプ決勝を観て

国母8位、青野9位 ホワイトが連覇 男子ハーフパイプ
今日は朝早くに起きて、テレビの前に釘付け。
話題の国母選手の活躍を是非にと、思って。

いやぁ、、、、
予選は素晴らし出来でした。
かっこよかった!!!

と、言うことで午後からの決勝。
楽しみにして、またまたテレビの前に座っていました。

そして、
国母選手。
一回目、二回目と、、、、、、
滑ったのですが、
結果は残念ながら8位。
また青野選手は9位。
でした、、、、、、、、

残念と言えば残念でもあるのですが、
それにしてもスノボー。
凄いですねね、、、、、、、、、、、
いや、、、感激しました。
ぶっちぎり優勝のショーン・ホワイト選手。
なんと、48.4点。

本当に凄かった。

その華麗でシャープで気品が漂う術に私はただただ呆然。

彼の周りを空が舞い、
雪が光り輝き、
そして、
空気が踊る。
そんな演技でした。
素晴らしい。

と、しばし魅了されていたものです。

今までスノボーは、あまり知らなかったのです。
子どもが小さい時は、毎週のようにスキーに連れていったのですが、
その時はスノボーはまだほんの少数派。
同じゲレンデで滑っていたので、ニアミスなんかがあったりと、
ちょっと怖い思いなんかしました。
それでも、ちょっとスノボーに憧れて、
そのあと、「ビッグフット」と言う太めのスキーなんかはいて、滑っていた事もあったのですが、、、、、

ははは。

それはそれとして、
素晴らしいスポーツだと今日は改めて思ったものです。
技と緊張と、精神力に裏付けられて選手たちの一つひとつの演技に敬意を感じたものです。

と、言うことで、今回の国母騒動。
いろいろありつつも、
私個人は、今まで知らなかった世界を覗いた、とても貴重な事件では、と思ったものです。

国母選手を始め、
選手のみなさん、スタッフのみなさん。
本当にお疲れさまでした。
そして、
ありがとうございました!!!

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IPod_touchが昨日、届きました!

消費者庁、iTunesに公開質問状 〜 iTunes Store被害でと言うニュース。
あらら、、、
私も気をつけよう。

==============
消費者庁は17日、アップルのiTunes Storeにおいて心当たりのない請求被害が多発している問題を受けて、iTunesに公開質問状を発出した。
この問題における事例の多くは、iTunes Storeの利用者がクレジットカードの利用履歴や請求書の明細等を確認した際に、心当たりのないクレジットカードの利用履歴などが記載されていることに気づいたというもの。実際に、高額の代金が請求された事例も含まれている。昨年4月以降、消費者情報ダイヤルおよびPIO-NETに43件(うち消費者情報ダイヤル1件)の情報が寄せられており、昨年秋頃より増加傾向だという。同庁は12日に同様の注意喚起を行ったばかりだが、同社に対してさらに踏み込んだ情報を収集する必要があるとしている。
公開質問状の内容は、(1)iTunes Storeにおけるこのような事例とその詳細をどの程度把握しているか、(2)原因についての考えや原因追究についての方針と今後の予定、(3)個人情報保護の取り組みについて、(4)利用者から連絡を受けた際の対応方法、(5)利用者に対する回答までの時間・電子メール以外の窓口設置の予定を問う内容となっている。
(上記ニュースより)
==============


実は、私も持っているんです。
ふふふ、とニンマリ。
夫から買って貰ったのですが。
私自身は典型的なアナクロなので、デジタルは苦手。
携帯電話を持ったのもつい最近。
今でも携帯からメールは出来ない。

家にいる時は、
テレビがあり、電話があり、CDがあるから、いずれも不都合ということはないので、
いつのまにか、取り残されていました。
でも不便ではないのだが。
思えば、パソコンもそうでした。
ある日。
と、言っても、20年くらい前。
わが家にMacがやってきて、
夫が私にパソコン通信を教えてくれたのですが、
私ときたら、ゲーム(おもにはシャンハイ)ばかりで、パソコン本来の使い方をし出したのは、
2003年くらいから。
ホームページを作ったら、楽しくて、
そのうち、パソコンにはまって。

以前、Macは、あマックないと言う記事を書いたのですが、
この時はいかにパソコンに「つかわれているか」奮闘記を記事にしました。
あれからこっち、なんだかんだと、楽しくやっていたのですが。
昨年はJAVAに挑戦しようとしたのですが、これはいまのところ頓挫。
本だけが積まれている。
ハハハ。

そして、
先日。
アップルのお店に行った時、
iPod touchがあまりに可愛いので、
しばし呆然。
見とれていたら、
夫が「そのうち買おうか、、、」と言うことで、
待っていたのです。
で、
なんと、
昨日、我が家にやってきたのです!!!
ふふふ、とニンマリ。

家族はすでに持っているので、私専用の携帯パソコン、IPod_touchです!!!

アナクロな私にも、楽しんで使いこなせるように、と思っていた矢先の冒頭にニュース。
と、言うことで、
私も気をつけなければ。

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許せないな、、、フランスの人体実験とやら

仏核実験で「人体実験」、核爆発直後の砂漠で穴掘り 機密文書で明らかにと言うニュースが報道されました。
あまりに酷い。
まずはニュースを掲載しておきます。
==============
【2月18日 AFP】フランス政府が1960年代の核実験で、仏軍兵士たちを意図的に被爆させて放射能の人体への影響を調査していたことが、AFPが16日に入手した軍事機密報告書で明らかになった。
この報告書によれば、フランスは1960~66年にかけて、「核兵器が人体におよぼす生理的、心理的影響を調査する」ため、アルジェリアの砂漠に設置された実験場に軍部隊を派遣していた。
■核爆発直後の砂漠で穴掘り
1961年に行われた実験では、核爆発の発生から1時間以内に、爆心地からわずか数百メートル離れた地点を、兵士に徒歩やトラックで進ませたという。また、兵士たちは軍支給のブーツと肩マント、手袋、簡単なフェースマスクだけを渡され、放射能に汚染された砂漠に45分間にわたって穴を掘るよう指示された。
報告書は「爆心地から800メートル以上離れた地点や放射性降下物の降下範囲外では、兵士たちが肉体的に戦闘可能であることが、調査結果から明らかになった」としている。この実験は、兵士の肉体面、精神面の訓練法や核爆発の際に身を守る方法を開発する目的で実施されたという。
(上記ニュースより)
===============


うううううう=====ん。
人体実験ですかぁ、、、、、、、、、、
これは看過できませんね。


問題の核実験は、1961年4月25日、当時フランス領だったアルジェリアのサハラ砂漠・レガーヌで実施された地上核爆発実験でコードネームは「青のトビネズミ作戦」のことだそうです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
核実験
フランスは、1960年から1996年までの間に核実験を210回実施した。このうち17回はアルジェリア中のサハラ砂漠で実施、193回は仏領ポリネシアで実施された。
初の核実験は1960年2月13日、サハラ砂漠のマリ共和国国境に近いレッガヌにあるサハラ軍実験センターで実施され、「Gerboise bleue(青いトビネズミ)」と名づけられたプルトニウム型実験弾頭の爆発は成功した。この第1回実験にまで要した経費は総額3億6000万ドルとされる。1960年12月27日の第3回実験では日本、ソ連、エジプト、モロッコ、ナイジェリア及びガーナが抗議した。

(上記サイトより引用)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この内容については、今まで明らかではなかったのですが、
1998年2月5日発売の週刊誌『ヌーベル・オプセルバトゥール』が作戦の一部についてスクープ報道。
この時、すでに、民医連のような医療の現場を改善しようとする医療従事者の方々や、被爆者の方々などは危惧を表明していました。

作戦は、核爆弾の使用を想定し、兵士に与える身体的・心理的影響を調査することが目的。

うううううう=====ん。
もう一度、おさらい。
「兵士に与える身体的・心理的影響を調査することが目的」
つまり、
つ・ま・り
人体実験です。

酷いな。


数百人の兵士が、爆発20分後に爆心地から650メートルまで徒歩で、戦車部隊は爆心地300メートル以内に前進させられました。作戦は3時間にわたり続いたそうです。

結果、
「(防毒)マスクは必要ない」「特別な予防はしなくても、(被爆地に)短期間なら滞在できる」などの結論を引き出したとのこと。

おいおいおい、、、、
三時間も曝露させて、
そのあと、「兵士への影響はない」と言うことで、
ドンドン、ジャンジャン、兵士を送り込もうと、いうことらしいが。
また、政府の言い分は、
「関係者の被ばく線量は、日常生活で年間に受ける量と変わらず、健康に影響はない」とのことですが、
これって、
幾重にも罪ですね、政府は。

もし、、、、、、
影響が出たとしたら、政府はどのように責任をとるつもりだったのか?

また、、、、、、、、
本当に影響がなかったと言い切れるのか???????
その後のケア、フォロー、追跡調査はどうなっているのか???????


と、いう表面の問題。
が、
それより、
なにより、
こうした人道上の倫理に違反するような作戦を平然と行うあり方には、
断固として反対の意思を唱えるものです。


この問題、今後も拘っていきます。
また新しい情報が出たら書きます。

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2010.02.17

「千雀万鳩なのだろうか?現政権は???」と思った次第

菅財務相の消費税発言、予算編成や参院選にらんだ思惑の声と言うニュース。
ふっ〜〜〜〜〜〜〜
またまた出てきました消費税論議。
予想どおりとは言え。
ふっ〜〜〜〜〜〜〜〜

上記ニュースにもあるように、
菅さんは「いきなり消費税と言うことではなく、たんに議論、討論するだけ」と言うのですが、
が、
やはり上記ニュースにあるように、以前は討論の俎上にも乗せない。
と断言していました。

うううううう〜〜〜〜ん。
ですね。

なんだかなぁ。

「羊頭を掲げて狗肉を売る」だったのか???
鳩山さん>

いえいえ。
むしろ、
「千雀万鳩鷂と仇を為す」だったのか???
鳩山さん>
結局、千の雀に、万の鳩。
ワイワイと騒ぐだけで、国民の「痛み」に解決策を見いだすことは出来ないのだろうか????
そう言えば、
先日、hamhamさんから自公政権以下!! 鳩山首相の「定期昇給困難」発言。 「自公政権でさえも経団連に賃上げ要請をしていた」のに。と言う記事のトラックバックを頂いたのですが、
このニュースも私たち国民には、かなりガッカリの内容です。
hamhamさんは記事の締めくくりとして、
「政府の大企業、大金持ち優遇政策の下、国富の生産に、劣悪な労働条件に押し潰されながら、日夜心身を削って、携わっている人たちに対して、一国の首相がこのような認識で、国の経済は本当に保たれ、立ち直れるのでしょうか。」
と、書かれていますが、まったく同感です。

この問題、
今後も拘っていきます!!!

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アフガニスタン:また誤爆ということだが、、、

アフガニスタン:また誤爆、5人死亡 国際治安支援部隊と言うことで、
被害は拡大しています。
一方、タリバンの主要拠点をほぼ制圧、アフガニスタン国軍発表と言う報道も流れ、
本当に、このまま治安は戻り、安寧を迎えることが出きるのだろうか?アフガニスタンの人々は。

アメリカ軍を中心とするアフガニスタン駐留の国際治安支援部隊(ISAF)とアフガン治安部隊は、
反政府勢力タリバンに対する大規模な掃討作戦を13日から行い、
タリバンは制圧されたと言うのだが。

さて、この掃討作戦の主力は勿論、年末の米軍3万人の増派によって行うことが出来ました。

アメリカのメディアも、この作戦には相当に気を使ったようで、
「成果」を謳っていますが、
一方、民間人への誤爆が相次いだことも事実です。
ワシントン・ポスト紙15日付は「(今回の作戦は)オバマ戦略にとって決定的な試金石」と指摘しているようです。

さてさてさて、、、、、、
今後の動きにさらなる注目が集まるところです。
これからも、情報が入り次第、記事にしていきたいと思います。

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2010.02.16

第三のミスを観て、、、

第三のミスの再放送と言うかアンコール放送を観ました。
副題に「まず石を投げよ」と言う言葉がついていますが、これは原題です。

テーマは、
「医療ミスなのか、それとも密かな殺人」なのか。
真相に迫るマスコミ自体のあり方は是か否か、、、、、
を縦軸に置き、
横軸には、「人間」を掲げて、
ドラマは進みます。

医療現場でのミス。
それは三つあるという。
第一のミスは「誰が見ても明らかなミス」。
第二は「患者には分かりづらいが、医療関係者には明らかなミス」。
そして医療現場に一番多いと言われている第三のミスが「犯した医師、本人にしか分からない密かなるミス」。

そして、このドラマは表題通り、第三のミス、つまり「犯した医師、本人にしか分からない密かなるミス」について追求するのですが、
追求する側も無謬ではない。
同じ過ちを犯すものであることが明らかになっていきます。
が、
原題にあるように「まず石を投げる」こと、とはどういうことか?
聖書は「罪なき者だけ石を投げよ」と言う。
だが、
罪なきものだけしか、医療ミスについて糾弾する資格はないのか?
罪なきものだけしか、マスコミの誤報に批判を加えることはできないのか?
罪なきものだけしか、政治にもの申すことはできないのか?
いや、
違う。
間違いは間違いである。
と、言うことこそ、公平な態度である。
と、主人公は言う。
そして、
その公平さは、相手への信頼に裏打ちされ、
自分もまた無謬であることを知り、
相手が誰であれ、間違っているものには「石」を投げることの必要を伝えていきます、、、、、、、、、


ううううううう〜〜〜〜〜〜ん。


いろんな意味で考えさせられました。


相手が間違っていれば「石」は投げてもいい。
が、
同時に、それは相手にも背景というものがあり、事情というものがあり、石を受け入れる度量の深さというものへの信頼がなければならない。
また、同時に、
自分への戒めという思いと自分への信頼も込めなければならない。
でなければ、
石は、ただの道具でしかなくなるのでしょう、、、、

このドラマは、
いろいろ語っているのだが、
タイトルの第三のミスという言葉にあるように、
結局、自分。
人は騙せても、自分自身は騙すことはできない。
と言う意味も込められているのだは、、、、、と思うものです。
「天知る、地知る、人知る、我知る」と言うことですかぁ、、、、

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2010.02.15

G7「非公式化」だそうです

G7「非公式化」事実上固まる 危機救済は銀行負担で
と言うことで、こちらもカナダ。
先週閉幕したのですが、あまり話題になりませんでした。
菅さんの犬ぞりが注目されたくらいの会議だったのでしょ。
さて、ニュースによれば、
「12年半ぶりに共同声明は採択せず、カナダのフレアティ財務相の口頭の議長総括にとどめた。」とのこと。
そして、
従来のように対外的なメッセージの発信に重点を置く表舞台の会議ではなく、閣僚らが非公式に意見をすり合わせる場に変えていく方向性が事実上固まったそうです。

注目の金融危機問題は、
=======
各国政府が金融機関救済などのために投入した税金については、「金融危機を引き起こした金融機関が、費用を負担する」(フレアティ氏)とし、金融機関に拠出を求める考えで一致した。米政府や英政府が金融界から費用を徴収する姿勢を示していることを追認するものだ。ただ、焦点だった米国の新たな金融規制強化案については、ガイトナー米財務長官が説明したものの、各国間では「まだ入り口の議論でとどまった」(中央銀行関係者)といい、G7としての方向性は出なかった。
(上記ニュースより)
=======
とのこと。
金融機関への責任が問われることは大きな意義があります。
実際、イギリスでは銀行の高額賞与への50%課税。
アメリカでは「金融危機責任税」などが考えられて動き出しつつあります。
またロビンフッド税構想がイギリスで起こっているそうです。
===========
英国の約50の市民社会団体は10日、「ロビン・フッド税運動」を発足させ、投機目的の国際通貨取引への全世界的な課税を導入する必要があるとの書簡を、英主要3政党党首に送りました。国内外の貧困とたたかい、公共サービスを守り、気候変動に取り組むための財源にするという位置付けです。
国際通貨取引税は、ノーベル経済学賞受賞者のジェームズ・トービン氏が提唱。今回の運動は、これまで「トービン税」と呼ばれていたこの税制に、暴政に抵抗した中世英国の伝説上の義賊ロビン・フッドの名を冠したものです。

 (中略)

3党首への書簡は、「世界は金融危機の後遺症に直面し、英国の最も貧しく、弱い立場に置かれた人々の生活はますます厳しくなっており、環境を守るたたかいは脇に追いやられている」と指摘。「銀行の通貨取引にささやかな課税を行い、英国で公共サービスを活性化し、海外で生命を救い、貧困を削減するロビン・フッド税を提案する」としています。

(上記ニュースより)
============

と、言うことで、此方も注目!!!


さてさて、いずれにしても世界的な金融危機。
どのような対策が有効か、しっかりと考えていきたいものです。

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軍拡、軍拡、なのか?オバマさん

アフガン南部作戦で民間人12人死亡 ISAF発表と言うニュース。
=============
アフガニスタン南部マルジャ(CNN) アフガニスタンに展開する北大西洋条約機構(NATO)主導の国際治安支援部隊(ISAF)は、同国南部ヘルマンド州で展開する大規模軍事作戦で14日、ロケット弾の誤爆によりアフガン民間人12人が死亡したと発表した。
(上記ニュースより)
=============

ううううううう〜〜〜〜〜ん。
ですね。


またペルシア湾の方も目が離せません。
米、イラン制裁強化を警告 核問題で国務長官と言うことでイランの動きが気になります。
が、
アメリカの対抗手段もやはり気になります。
米、湾岸4国にパトリオット配備 対イラン圧力強める
=============
31日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、米国が新たに、ペルシャ湾を挟んでイランと向かい合うカタールなど少なくとも4カ国に、イランのミサイルへの迎撃を想定した地対空誘導弾パトリオットを配備し、軍事的圧力を強めていると報じた。オバマ政権は、イラン核問題をめぐり、同国の最高指導者ハメネイ師の強い影響下にある「革命防衛隊」を標的とした制裁強化を目指しており、制裁導入時の報復攻撃を思いとどまらせる狙いとみられる。
(中略)
オバマ大統領は、27日の一般教書演説で「イラン指導部が彼らの(国連安全保障理事会決議などの)義務を無視し続ければ、重大な結果に直面するのは疑いなしだ」と核問題解決に取り組む決意を表明していた。
だが、オバマ政権が台湾への新たな武器売却方針を決めたことに中国が反発。クリントン米国務長官は29日、訪問先のパリで、イランへの追加制裁をめぐり中国との足並みの乱れを認めている。

(上記ニュースより)
==============

ミサイル防衛システム拡大だそうです。
アメリカはイランに対抗と言い、
イランは近隣諸国とは友好関係にあり、問題はアメリカにあると言い、
両者、相譲らず、
結局、軍事力だけが拡大、拡大、拡大、、、、、、
と、なっていくのでしょうか?


オバマさん。
アフガニスタンにはテロ撲滅と言う理由で増兵。
「民間支援」だそうです。

ペルシア湾にはミサイル防衛拡大。
イランの核開発への抑止力だそうです。

台湾への武器輸出
台湾の安全保障のためだそうです。
なにしろ、アメリカの武器輸出額は世界の7割だそうです、、、
興味のある方は、
詳しくはとだ九条の会ブログをご覧ください。


ふっ========

今さらながら、オバマさんのノーベル平和賞。
光りますねぇ〜〜〜〜〜〜〜
ありがたくて、涙が出ます。
はぁ。

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国母問題から、、、

お騒がせ国母選手。
国母辞退回避!聖子団長進退かけて“保護観察”と言うことらしいですが、
なんだかな、、、保護観察ねぇ〜〜〜〜〜
ネーミングセンスが、なんだかな〜〜〜〜〜
まぁ、それはさておき、国母問題はワイドショーの格好の餌食。
あちらの局もこちらも、と放送していました。
その言い分は「日本代表の品位と礼節」らしいが、
このところ、
品格、礼儀、こんな言葉がスポーツ界を席巻。
亀田選手に朝青龍関に、と。
こうしてみて行くと、彼らに共通なものは「子ども」。
実に子どもらしく、素直で無垢で、ヤンチャ。
思いのままに言い、行動し、跳ねる。
許されているのは「強いから」。
ですが、、、、、
それが一端、品位というフィルターにかけられると、
ボロボロと漏れ落ちてくるわけで、
それに対して苦言を呈す、と言うのが大方の流れです。

が、
私は、良い意味でも悪い意味でも彼らの「子ども」らしさを、
詰問するよりは、
そうした環境を許していた周りについて、もっと考えるべきでは、と思うのですよね。
とくに国母選手については、
「今ごろ」になって苦言を呈するってのは、、、
多分、あのスタイルが彼らの世界の「文化」なのだろうから、、、

なんだかなぁ。

そんなに「代表」としての礼節を唱えるのなら、もっと以前に機会はあった筈なのだから。
それをしてこなかった、と言うことは、国母選手を代表として選んだ協会は「是」としていたはずなのに。
いまさら、、、、、
と、思うのです。

と、言うことで今後は「服装」も含めての代表と言うことになるんでしょうね。

私としたら「国母さん個人」にだけ責めは無いと思いながら、
ただ、こうした時、どのようにすると「摩擦」が生じないか、
とかとか、先を読むというか、
無用のトラブルを回避できないのは、彼の幼稚がなせる事では、、、と思います。
尤も、モーツアルトなんかも相当に傍若無人だったらしいから、
天才のなせる技なのかな??????

いずれにしても、
国母問題、いろんなことを考えさせられます。

さて、本人の出番は日本時間18日とのこと。
ちょっとばかり注目です!!!
と、いうか、かなり注目。
応援しています。

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2010.02.13

バンクーバーオリンピック

バンクーバオリンピック。
いよいよ始まりました!!!

開会式。
見てしまった。
実に3時間。
途中、掃除したり、昼ご飯を食べたりしていました。

開会式はイベントが楽しみで、
聖火点灯が楽しみ。

各国の技術の粋を集めてと、言うことで圧巻。

私はカナダについてはあまり知らなかったのですが、
先住民との共存がアチコチに盛りこまれ、
なかなか面白かったです。
そして、
美しく華やかでした。

さて、いよいよ競技。

冬のオリンピックは夏と比べると地味なようですが、
が、
スケートやスキーなど身近なスポーツがいっぱいあって、
興味はつきません。
これからの17日間、楽しみです!!!

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2010.02.12

またまた内部留保

政治とカネ問題、以外で私が今の国会で注目しているのは「内部留保」。
これに関しては、
志位さんが8日の国会で詳しく質疑したもよう。
私は出かけていたので見ていなかったのですが、上のネットニュースは読みました。
今日は、この記事を元に読み進んでいきます。
まずグラフ。
2010020902_03_1b_2


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これは、2008年秋にアメリカの証券会社リーマン・ブラザーズが破たんする前の10年間(1997〜2007年)における、G7(先進7カ国)のGDP(国内総生産)の伸び率と雇用者報酬の伸び率の推移。
日本のGDPの伸び率は、わずか0・4%で、雇用者報酬(働く人の所得)の伸び率も日本だけがマイナス5・2%。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
とのこと。
なるほど。
この10年で、ここまで落ちましたかぁ。

「構造改革」「成長戦略」—「強い企業をもっと強くすれば、国民の暮らしが良くなり、経済も成長する」—「国民は痛みをガマンガマン」の賜物(????)ですかぁ。
そして、質疑は続きます。

大企業が空前の利益を上げながら、なぜ国民の暮らしも経済も豊かにならないか?????
誰でもが思う疑問。
とくに現場の労働者の方々は切実に思う疑問です。

大企業の経常利益が15兆円から32兆円に増えたにも関わらず、
労働者の雇用者報酬が279兆円から262兆円(09年は253兆円)へ大きく落ち込みました。
そして、
大企業の内部留保がこの10年余で142兆円から229兆円へと急膨張。
また、この内部留保の内訳は先のエントリーにも書いたのですが、
投資に回された割合が大きくなっていることも注目!!!

志位さんは、イギリスの新聞の論評を引用。
「内需主導の成長のために最も重要な案件は企業貯蓄の大規模な削減であり、新政権は、企業の行動を変化させる政策を実行すべきだ」とのこと。
さらに、現実の問題として、
“非正規雇用から正社員への雇用転換”問題、つまり労働者派遣法の抜本改正へと話しは進みます。


ううううううう====ん。
数字の上で審らかに見ていけば、
大企業のため込み、
つまり本来ならば私たち労働者に還元されるはずのものが、
吸い上げられていったこの10年がまざまざと蘇ります。

内閣府は昨年1月29日、有識者で構成する景気動向指数研究会で、
「二〇〇七年十月が今回の「景気拡大局面」の山で、翌十一月から後退局面に入った」と判定したのですが、
この景気「拡大局面」は、過去の
「いざなぎ景気」(1965〜70年まで4年9カ月継続)、
「バブル景気」(86〜91年まで4年3カ月継続)の時は、
大企業がもうけを増やすのに応じて、従業員の給与も増えていました。
が、
このところの景気の冷え込みはご存知の通り。
体感として庶民は冷え込んでいます。


何回もなんかいも書いていますが、
内部留保は企業存続のために勿論必要ですが、
今の状況は必要以上にため込み、労働者・庶民に還元されないのでは、、、
と、私は改めて思うものです。

この問題、さらに見て行きたいものです。

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駄獣の郡 なのだろうか???

今日も朝から国会討論。
衆議院の集中審議。
いつものように私も仕事の合間に見ていたのですが、
「攻めるも守るもカネまみれ」の論戦(?)でした。
論戦にもなっていないかぁ、、、、
さて、ここで
与謝野さんの質疑。
なんだかなぁ、、、、、
この人が与謝野晶子の孫だなんて、
晶子ファンの私はガッカリしながら、いつも見ているのです。
「言葉は魂」だそうで、
とくに国会議員の言葉は責任が大きい、と、実に正論を述べます。
なるほど。
その通り!!!!!
そう言えば、与謝野さん。
同じ西松で「迂回献金疑惑」の嫌疑を掛けられたことがお有りでしたね。
その折は「知らない」の一点張りでした。
あの時はエントリーに勿論挙げたのですが、与謝野晶子の詩を紹介しましたので、今日はもう一度おさらい。

==============
駄獣の郡(だじゅうのむれ)

  ああ、此国の
  恐るべく且つ醜き
  議會の心理を知らずして
  衆議院の建物を見上ぐる勿れ。
  禍(わざはひ)なるかな、
  此處に入(はひ)る者は悉(ことごと)く變性す。
  たとへば悪貨の多き國に入れば
  大英國の金貨も
  七日(なぬか)にて鑢(やすり)に削り取られ
  其正しき目方を減する如く、
  一たび此門を跨げば
  良心と、徳と、
  理性との平衡を失はずして
  人は此處に在り難し。
  見よ。此處は最も無智なる、
  最も敗徳なる、
  はた最も卑劣無作法なる
  野人本位を以て
  人の価値を
  最も粗悪に平均する處なり。
  此處に在る者は
  民衆を代表せずして
  私黨を樹(た)て、
  人類の愛を思はずして
  動物的利己を計り、
  公論の代りに
  私語と怒號と罵號とを交換す。
  此處にして彼等の勝つは
  国より正義にも、聰明にも、
  大膽にも、雄辯にもあらず、
  唯だ彼等互に
  阿附し、模倣し、
  妥協し、屈従して、
  政権と黄金(わうごん)とを荷(にな)ふ
  多數の駄獣と
  みづからの變性するにあり。
  彼等を選擧したるは誰か、
  彼等を寛容しつつあるは誰か。
  此国の憲法は
  彼等を逐ふ力無し、
  まして選擧権なき
  われわれ大多数の
  貧しき平民の力にては……
  かくしつつ、年毎に、
  われわれの正義と愛、
  われわれの血と汗、
  われわれの自由と幸福は
  最も臭く醜き
  彼等駄獣の群に

歌集『舞ごろも』大5.5
初出 読売新聞 大4.12.12
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


さてさてさて、
それにしても、鳩山さん。
母親に政治資金要請「全くの作り話だ」 首相が否定と言う下り。
私も聞いていたのですが、
なんだかザワザワと胸がなるくらい気分の悪い質疑でした。
仮に弟の邦夫議員が、そのような事を述べたたとしたら、(ご本人は今日、与謝野さんに話したと記者団に述べているようです)
邦夫さんは断られたと言うことですが、
それはとても邦夫さんにとっても恥ずかしいことです。
いつまでも母親におねだりする兄弟、、、、ということかぁ。
ふっ=====
それにしも増していやなのは、「子分」という言葉。
本当に鳩山母は、そのような表現をなさったのかしらん??????
子分ねぇ〜〜〜〜〜〜
仁侠の世界じゃあるまいし。

いずれにしても、
民主党が本当に国民目線で政権を維持したいのなら、
鳩山さんや小沢さんの問題をスッパリと処理することから始めないと、
今のままでは自民党と同じです。
自民党と違って、人材が山ほどいる民主党。
べつに小沢さんに頼らなくても、鳩山さんに執着しなくてもいいのに、、、、、
と、素人の私は無責任に思いながら、
テレビを見ていました。

Kaoru Yosano slamsed Prime Minister Yukio Hatoyama as "the king of tax evasion in the Heisei Era" at a budget committee in the House of Representatives .
He aimed at the target against ruling Democratic Party of Japan over its recent political funds scandals.
I hope to investigate what really happened.
Thank you.

追記
首相の無心「知らない」=記者会見で改めて説明−鳩山邦夫氏なんてニュースが出ました。
うわっ〜〜〜〜〜〜
これは、なんともはやはや。
よさのさぁ〜〜〜〜〜ん。
国民が釈明を求めるのは「あなたです」。

今後の成り行きに注目!!!

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2010.02.08

冬の日差しをうけながら

日本中、寒波。
雪でしたね。
とくに新潟の雪、凄かったですね。
新潟と言えば豪雪地帯、というイメージでしたが、
案に相違、このところ、まれに見る雪だったとかで、
大変でした。
お見舞い申し上げます。


さて私は今、夫の実家に来ています。
南の部屋のポカポカと日差しを浴びながら、
窓をそとを見れば雪景色です。
風は冷たいのですが、太陽に力が戻り始めた気がします。

今度は、写真を届けることが出来たらと、思っています。
と、言うことで今日はこれにて。

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2010.02.06

個所付け

「個所付け」なんて耳なれない言葉が飛び交った昨日の国会。
さてさてさて、これは何か?
と、調べたら、
道路など公共事業ごとの予算配分額などのことを「個所付け」と言うそうです。
今回、国会で問題になっているのは、この個所付け関連情報が、民主党から自治体側に“内示”されていたというものです。
実は、これは何も民主党が初めて行ったことではなく、
自民党も与党時代には、国会議員が予算成立後に「個所付け」情報を、主に自身の選挙区内の自治体に知らせたりして、予算獲得の“実力”をアピール。
地元優先を売りにして、集票や政治献金集めに利用してきた「古い手法」だそうです。

さて、こうした手あかでまみれた古い手法を、
今回、民主党は、来年度予算案が審議入りもしていない1月末に、
同党都道府県連を通じて同年度分の「個所付け」情報を自治体向けに“内示”したと言うことが問題になっているのです。

この中には国土交通省が「一時凍結」を予定していた国直轄の道路建設事業が、地方の陳情を受ける形で“復活”したものなども含まれています。

さらに、国会で問われていたのは、
地方からの陳情を民主党幹事長室が一元的に受け付けるというシステムに組み込まれていることです。
?????????
つまり、
公共事業関連の陳情を民主党の都道府県連を通じて小沢一郎幹事長が指揮する幹事長室に集約するという驚くべきシステムを考えているのです。
何ということか、、、、、
小沢さんと頂とするこの幹事長室がOKと判断した事業についてのみ、
政府に要望し、実現を図る仕組みです。
これって、
アリィ?????

いいいえ。
あってはなりません!!!!

自民党から「政治の私物化」と言われても、
返す言葉がありませんね、民主党>

ううううううう=====ん。
なんだかなぁ。

ガッカリ。
です。

いずれにしても、この問題、注目です。

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10年版ミリタリーバランスから

ミリタリー・バランス10年版が出ました。
=============
英国際戦略研究所(IISS)は3日、世界の軍事情勢についてまとめた年次報告書「ミリタリー・バランス2010」を発表した。報告は中国が軍の近代化に自信を深め、国際安全保障の舞台でより大きな役割を果たそうとしていると分析。中国の実際の国防関連支出が公式予算のおよそ1.4倍に膨らんでいるとの試算を明らかにした。
チップマン所長は「中国軍が増大する経済やエネルギー利権の保護など非伝統的分野に活動を広げている」と指摘した。
報告は、国外での兵器購入や研究開発費を加えた中国の国防関連支出の合計が08年で831億ドルと、同年の予算(601億ドル)を大幅に上回り国内総生産(GDP)の1.88%に達したとの試算を公表。09年の国防予算は703億ドルという。
(上記ニュースより)
===============
昨日書いた「4年ごとの国防計画見直し」とともに重要な報告です。

この二つの報告の中身で注目されているのが「サイバー攻撃」。
インターネットなどを通じて政府機関や企業のコンピューターに侵入し、機能不全に陥らせる「サイバー攻撃」。
今、このサイバー攻撃が「新たな脅威」として各国の安全保障関係者の関心を集めています。

2010年版の「ミリタリー・バランス」は、軍事施設や情報通信システム、金融市場などに対するサイバー攻撃が増加していると指摘。
しかし、国際社会にはその脅威に対する理解が乏しく、将来の紛争においてサイバー攻撃が決定的な兵器になるかもしれないと警告。
そして、
「将来は、通信ケーブルを通じてデータを送り込む方が、離れた基地からミサイルを撃ち込むよりも、より破壊力を持つだろう」としています。
さらに、
「サイバー戦争が起きた場合、国家インフラが使用不能になるほか、軍事データの改ざん、金融取引の混乱などの事態が予想される」と警告。「サイバー攻撃の証拠があるにもかかわらず、それをどのように評価するのかについて国際的にほとんど理解されていない」と述べ、サイバー攻撃を規制する国際合意が必要だと訴えました。
確かに、、、、、、、
実際にサイバー攻撃が行われたら、その被害たるや甚大。
想像におよばないものがあります。

思えば、つい先頃もグーグル、サイバー攻撃めぐり国家安全保障局の支援求めた-関係者 と言うニュースが報道されていました。
これに関しては中国も「ハッカーの最大の被害国はわれわれだ」(中国工業情報化省スポークスマン)と主張しています。

今後、このような事件が起きないためにも、
今、しっかりと規制、それも国際社会が協力して行うことが大切と思うものです。

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2010.02.05

賃金と内部留保の推移

労働者の賃金の推移。
これは民間給与実態統計調査結果を見ると時系列で分かります。
1988年から1998年の10年間は80.1万円上昇。(3847千円から4648千円)
次の10年間は35万円以上の減少。(4648千円から4296千円)
賃金が減少したこの10年間。
大企業の経常利益は1998年12兆から2008年は19兆円。
内部留保額は、
1988年は159.7兆円。
1998年は209.9兆円。
2008年は428.6兆円です。
この内部留保については、私は何回もエントリーで書いています。
さて、
この内部留保。
大企業は「設備投資、固定資産」と言います。
が、
実際の使途は以下の通り(財務省法人企業統計調査より)。
1988年、固定資産121兆円 投資向け資産42兆円
1998年 固定資産191兆円 投資向け資産69兆円
2008年 固定資産197兆円 投資向け資産153兆円

つまり、
内部留保は8割が株式、公社債、有価証券など投資に回されています。
投資かぁ、、、、、、、、
これじゃ、
内需は拡大しないですねぇ。

うううううううう======んん。
うううううう〜〜〜〜〜〜んん。
ですね。


内部留保問題。
やはり、
1988年からの急激な伸びと、
労働者の賃金の低下。
そして、内部留保の目を瞠る額と、投資への使途。
こんな現実をみていくと、
経済が冷え込んだ問題の一端を担っているのは「内部留保」では、、、、と思います。


国内の経済は冷え込んでいるにも関わらず、大企業が潤っているのは、
外需依存の経済であることが大きい事と、
内部留保、必要以上のため込みでは、、、ないでしょうか?

この問題、さらに考えていきます。

以前の記事です。
デフレギャップと派遣と、、、、ツラツラと。
ここでは罵愚さんや愚樵さん、技術開発者さん、あゆさんとお馴染の方々がコメントを下さり、
私も刺激を受けています。
また、
内部留保についてツラツラと
新成長戦略?
社会学とデータ。なども合わせてご覧ください。


なお、「社会学とデータ」のエントリーでは、よさん、黒猫亭さん、技術開発者さん、あゆさん黄金の口さんが示唆に富むコメントを下さっています。
さて、もう一度黒猫亭さんのエントリーを読み直すと、
勉強になります!

この問題、さらにさらに、勉強です。

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「4年ごとの国防計画見直し」からアメリカの今後を見てみると、、、

アメリカ国防総省は1日、オバマ政権で初めてとなる軍事戦略展開の基本方針「4年ごとの国防計画見直し」(QDR)を発表。
================
アメリカ国防総省は1日、4年ごとに安全保障政策の方針を示す「国防戦略見直し」を、オバマ政権として初めて発表した。イラク・アフガニスタンの2つの戦争中心の戦略を見直す形となっている。
ゲーツ国防長官は「長年にわたり、アメリカは2つの戦争を戦う準備をしてきた。われわれは、安全保障の課題により広く備えなければならない」と述べた。
ゲーツ国防長官は、イラクとアフガニスタンという2つの戦争に全力を注ぐこれまでの方針をあらため、今後は、大量破壊兵器の拡散やサイバーテロなど、複雑化する安全保障上の脅威、さらに自然災害など、幅広い分野に対処するとの国防計画を示した。
また中国の軍事力増強について、「透明性が欠けている」と指摘し、警戒感を示した。
こうした多様化する脅威に対処するため、日本など同盟国との連携の重要性を掲げている。
さらに、普天間問題が難航している現状をふまえ、「在日米軍再編を確かなものにする」と、日米合意の履行の重要性を強調している。
今回の戦略見直しは、オバマ政権が、軍事力一辺倒だったブッシュ前政権からの脱却を図り、アメリカの安全保障政策を軍事力以外の分野にも広げていこうという決意を示したものといえる。

(上記ニュースより)
=================
2006年の情報ですが、
Internet Zone::WordPressでBlog生活と言うブログに書かれていますので、興味のある方は是非ご覧ください。
情報が充実しています。
なお、これを読むと、今と変わらないような、、、、
変わったところも、勿論あるのですが。

さて、
内容をみるに、「テロ」口実でますます戦争の準備が拡大するのでは、、、、
と、私は危惧しています。
うううううう======んんん。

米国が「比類ない能力をもった軍事力」を維持し、
(1)アフガニスタン、イラクでの戦争の勝利
(2) 紛争の予防と抑止
(3)さまざまな緊急事態(サイバー攻撃)に幅広く対応
(4)軍の志願制の維持
を優先課題としています。

(1)に加え、
「(3)さまざまな緊急事態(サイバー攻撃)に幅広く対応」と言う事が気になります。
先のブログの管理人の方も、記事の中(2006年)で、
テロに限定せず戦争の長期化を視野にいれていると、冒頭書かれていますが、
私もそう思います。
昨年、鳩山内閣になってからですが、12月に日米同盟さらに再考と言うシリーズを書いたことがあります。
その折、今のアメリカの戦争を以下のように書きました。
=============
アメリカは9/11から同時多発テロから世界戦略が変更したことは周知の事実です。
それまでは冷戦直後の地域覇権国や地域紛争、大量破壊兵器の拡散などを脅威としていたのですが、9/11で直接の当事者になったからです。
アメリカの戦争の特徴は「非対称型」戦争と言われています。
つまり相手が見えないと言う意味で「非対称型」戦争と言うことです。
またそれは「不安定な弧」と名うたれ、脅威の存在が地球規模に展開されると言う特徴も併せ持っています。
そして、何よりも特徴的なことは「先制攻撃」も辞さないとしたことです。
同時に長期戦であることも覚悟しています。
(過去の記事より)
=============

この折りは日米間について述べたのですが、
さらにこの「非対象型」戦争観は、世界の各国へと、
進出(?)していこうというのでしょうか??????

アフガニスタンやイラクへの戦争勝利とアメリカは謳い、アフガニスタンには増兵。
予算もバンバン付けていることは、先に記事で書いたのですが、
アフガニスタン問題。
アメリカの民生支援と言う名の軍事力に依拠しない方向で転機をはかろうと言う動きが出ています。
それは、
1月28日にロンドンで開かれた国際会議がそれ。
約70カ国が参加した国際会議は、アフガニスタン治安部隊の強化と外国軍からの治安権限の段階的移譲、アフガン政権主導でのタリバン戦闘員らの国内政治への統合と部族長らによる大和平会議(ジルガ)開催をはじめとする和解プロセスなどの方針で合意。

その中で国連の潘基文(パンギムン)事務総長は、
アフガン問題は軍事手段だけでは解決しないと指摘。
「軍事戦略の添え物ではない筋の通った政治戦略」を構築する必要を強調。

うううううう=====ん。
軍事戦略の添え物はいらない、
と、いうことでしょうか。
民生支援に「軍」は必要ありません!!!

オバマ米政権の言い分は
タリバンに対する軍事作戦を「非常に強力に進めていく」と言い、
内容は軍事攻勢とタリバン下級兵士の取り込みによってタリバンを弱体化させることが、政治交渉の条件づくりにもつながるとの認識です。
が、
が、
国際社会の動きは、まず「タリバンとの交渉」。
いまだ交渉の席にはついていないタリバンだが、
その努力をしないで、タリバン攻撃に費やすのは、さらなる被害を拡大するものと考えます。
そもそも「タリバン下級兵士の取り込み」なんてチョコザイな方法で、
3万人もアフガニスタンに増兵して、かつてないくらいの予算をつけるか?????
と、私は思います。

また、
「核問題」も含め、
改めて、
オバマさんの今後に危惧を表明するものです。
今後に注目です。

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小沢さん不起訴について、、、、、

今日の話題は専ら朝青龍と小沢さん。
どちらも「辞めるか、留まるか」が落とし所でしたが、
朝青龍は引退。
小沢さんは「不起訴」と言うことで続投。
まぁ、朝青龍の方は、庶民の生活にはあまり影響がないので、「お疲れさま」と言うことでサラリと流し、
、、、、、、、、
流すことができないのは、やはり「小沢問題」。
部下、と言うか秘書は起訴。
衆院議員石川知裕(36)、
元会計責任者で小沢氏の公設第1秘書の大久保隆規(48)、
元私設秘書の池田光智(32)の3容疑者を政治資金規正法違反(つまり虚偽記載)で起訴。
起訴状などによると、石川、大久保両被告は、2004年10月に陸山会が東京都世田谷区の土地を購入する前に、同会の口座に入金した4億円と、関連政治団体からの寄付1億4500万円の計5億4500万円について、同年分の収支報告書に収入として記載しなかったというものです。
また、大久保、池田両被告は、小沢氏の自宅に届けるために陸山会が07年に支出した4億円について、同報告書に記載しなかったとされています。
虚偽記載の額は、04年、05年、07年の3年分で実に20億円を超えるということ。

20億円かぁ、、、、、、、

ふっ〜〜〜〜〜〜〜

鳩山さんと言い、「額が多いので、庶民の私にはその凄さがピィンとこないのだが」
まぁ、20億円だそうです。
なお、
虚偽記載の罰則は「5年以下の禁固、100万円以下の罰金」です。

そして「本丸」とされ続けた小沢さんは、疑いは残るものの十分な証拠が見つからなかった場合の処分である「嫌疑不十分」として不起訴。
嫌疑不十分かぁ、、、、、、、、、

まぁ、「疑わしきは罰せず」と言うことでしょうか。

結局、
「秘書が独断でやったことで、知らない」と言うことで大将は逃げ切りました。

秘書が独断ねぇ、、、、、、、

フゥム。

日本改造計画 でご自分が唱えた「連座制」が、なぜか凄く薄汚く感じます、、、、、
結局、秘書の責任ですかぁ、、、、、、
ううううう====ん。
これじゃ政治家の秘書はやれないなぁ。
汚い仕事はみんな秘書。
捕まるのは秘書。
トカゲしっぽ切りは秘書。
あああああああ、、、

なんだかなぁ。

いやぁ、ねぇ。
私が言いたいのは、その姿勢についてなんですね。
これを言い換えれば「道義的責任」と言うらしいが。
とにかく、秘書は悪いことをしたらしい。
それも自分のために、泥をかぶった。
にも関わらず「自分は知らない。」で通すとしたら、
そんな政治家って「無能」ではないだろうか?????
身近な秘書の動向さえ把握していない、それどころか罪を作っている者を、秘書として雇っていながら、知らなかったとしたら、
私たちの生活のなんたるかを、どうして知りえることができようか、いやできない!
こんな政治家はいりません!!!!!

と、私は思うのですよね。

私たちが求めているのは、私たちの生活を知り、願いを聞き、要求を実現していくれる政治です。
確かに、全ての国民が納得できる法律なんてできようがないだろうが、
が、
せめて、
政治家自身は「カネにきれい」であってほしい。
と、ささやかな願いをもつものです。


まだ十分解明されていない「裏献金」問題。
小沢さんには国会の場で証言していただきたい。
と、思い、今、書いています。

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2010.02.04

立春卵から、、、

立春の日には「卵がたつ」らしい。
いやいや、、、
立春でなくても卵はたつ。
立春、卵と言えば中谷宇吉郎さん。
中谷さんといえば、「雪」。
そして「金沢の第四高等学校」。
と、言うのが私の連想ゲームです。
まぁ、それはそれとして、板倉聖宣さんの「科学的とはどういうことか」と言う本に、
この立春卵からさらに「科学的態度」について書いてあります。
コロンブスの卵以来、
生卵を立たせる「努力」は多くの人がチャレンジしてきたことです。
ここで、板倉さんは、
「ものわかりの悪い人の方が発見に向いている」と言います。
新発見のためには思いつきと実行、そして根性が大切だが、
最も必要なものは「見通し」だと言います。
誰かがすでに行ったことをマネることも「科学」であるとも板倉さんは言います。
だれかのマネをして、
そのマネが成功して、自信につながり、それがやがてもっと深く広い知識へと結びつくことの必要を説きます。

この本は「入門書」なので、読者層は中学生から高校生。
一番、「学ぶこと」に迷う時期ゆえ、分かりやすく著者は科学をひも解いてくれます。
さて、
この板倉さんの本の終わりに「神話と科学の共通の場」として、
宇宙が挙げられています。
神話も夢物語のような部分はあるが、
佐藤信淵と平田篤胤を紹介。
宇宙開闢物語です。
この開闢物語と、科学が解き明かした「宇宙」とを比較検討しながら、
板倉さんは「科学も神話も大胆な仮想、空想の場を認めていくこと」が大切と述べています。

空想の翼を広げ、
事実を学び、
そして、さらに仮想していく、、、、、
そんな繰り返しが「柔らかな科学者」を作り、
「たおやかな思想家」を育むのかもしれません。

Today is the beginning of spring in the traditional Japanese calendar.
Tradition has it if you put an egg on it’s end , the egg can stand on today.
But every time you do , an egg can stand on it’s end.
It need not a superstition but patience.
Thank you.

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謎の彗星 「X」の文字

謎の“彗星”は小惑星衝突の残骸?と言うニュース。
面白いですねぇ、、、
そして、
またまた面白いのが謎の“彗星”、ハッブルがとらえると言う最新のニュース。
025793_big_3
(上記サイトより)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
火星と木星の軌道の間にある主小惑星帯を横切る通常は見られないガスと塵の軌跡に「X」の文字が浮かび上がる。ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した最新画像。
この奇妙な形の天体P/2010 A2は、1月初旬に天体観測写真に写っているのが発見された。彗星のように見えるが、その尾は実は最近起きた小惑星の衝突で生じたちりと考えられている。
不思議なのはハッブル宇宙望遠鏡がとらえたX字型の形だけではない。この天体の核は、頭部のコマのすぐ外側にあるように見えるのだ。これもこの物体が彗星ではないことの論拠になっている。核がコマの外側にある彗星が観測されたことはないからだ。
(上記ニュースより原文まま)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

確かに写真をみると「X」の文字がはっきりと確認できます。
2つの小惑星が衝突することで出来た痕跡か、、、と、言う可能性が濃厚だそうですが。
この尾の部分はちりと石が集まっているそうで、彗星とは違うのではと、言うことらしいです。
今後の研究がまたれます。


さて、今日は立春。
そろそろ春。
とは言え、まだまだ寒くて、
寒い季節は、夜空がひときわ美しい。
と、言うことで二月の空の紹介をします。
お馴染のアストロアーツをみてみます。
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一番見つけやすいのがオリオン座で、赤い1等星ベテルギウスと白い1等星リゲルが目印だ。
ここから反時計回りに冬の星座を巡ってみよう。
オリオンの北西にあるのがおうし座で、1等星アルデバランが輝く。おうし座のプレアデス星団(すばる)は1月25日に月に隠されたばかり。今月は21日に月とプレアデス星団が並ぶが、「すばる食」は2024年まで見られない。
冬の主な星座で一番北寄りにあるのがぎょしゃ座。カペラは一番北寄りにある1等星でもある。東側にあるふたご座は、オレンジ色の1等星ポルックスと白い2等星カストルがまさに双子のようになかよく並んでいる。その南にあるこいぬ座はとても小さな星座だが、1等星プロキオンは見つけやすい。最後に、一番南側にあるのがおおいぬ座のシリウスだ。シリウスは全天一明るい恒星で、冬の気流に影響されてギラギラまたたいているので存在感がある。
(アストロアーツより)
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まずは東のオリオン座。
三つ星のオリオン座は、夜空の道しるべになります。
オリオン座から始まり、オリオン座に戻ってくるランドマークとして、
反時計周りにグルリと観察。
オリオン座のリゲルとベテルギウス。
オリオン座は三つ星の形を思い浮かべるのですが、
実は、リゲルとベテルギウスもあわせて「鼓」のような形です。
そして、冬の星の代表、おおいぬ座のシリウス。
などなど、
星がさざめく季節です。
是非、夜空の散歩、お楽しみください。


A mystery comet was discovered.
The comet has a letter ”X” on the tail.
It’s interesting news.
The universe is a wonder and a mystery.
Thank you.

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2010.02.03

節分ですね。

今日は節分。
毎年、この日は豆まき、恵方巻き、イワシ、おそば、
と、アレコレ忙しいのですが、
この頃は恵方巻き風お菓子まで出てビックリですね。
私が幼い頃は恵方巻きなんて風習はなかったのですが。
今や、認知度抜群。
転勤族の私は方々に移り住んでいますが、
どこに行っても「恵方巻き」ありますね。
あと、300年もしたら、節分の伝統って、どんな風に伝わるのかと、
なんだか楽しい想像をしています。

さて、節分といえば「鬼」。
「腹立たば 鏡を出して 顔を見よ 鬼の姿がただで見られる」
鬼の顔にも、つい笑いがもれるそんな歌ですね、、、、
鬼は、なかなかにぎにぎしい。
私も鬼については、以前の記事でいろいろ書きました。
昨年はあまのじゃく
2006年には鬼伝説のアレコレ。
あるいは馬場あきこさんの「鬼の研究」からヒントを得、
鬼と女とは人に見えぬぞよき?と言うエントリーを挙げたこともあります。

フッム。
鬼ですか。
なんとも切なく哀しいその存在。
思えば思うほど、昔の人にとってそれは身近だったのだと思います。

そう言えば、つい先日読んだ本。
丸太町ルヴォワール円居 挽。
この本の中に朱雀の鬼が出てきます。
朱雀の鬼
ご存知ですか?なんだか凄く伝奇的で妖しく、そして儚く、と、、、、、、
と、言うことで朱雀に伝わる鬼の話しを紹介して、今日はここまで。

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双六の名手でもある長谷雄のもとに、あるときに妙な男が現れて双六の勝負を申し込んだ。長谷雄は怪しみながらも、勝負を受けて立った。勝負の場として長谷雄が連れて来られたのは平安京の朱雀門であり、男は何の足がかりもなく門をするすると昇り、昇れずにいた長谷雄を担ぎ上げて楼上に昇った。この男こそ、朱雀門の鬼が化けた姿であった。

長谷雄は勝負に全財産を賭け、鬼は絶世の美女を賭けると言った。双六は長谷雄が勝ち続けた。勝負に敗れた鬼は後日、美しい女性を連れて長谷雄のもとを訪れ、百日間この女に触れてはならないと言い残し、女を置いて去って行った。
長谷雄が鬼から預かった女が水と化して流れ去る

長谷雄は最初は言いつけを守っていたものの、80日が過ぎる頃には我慢できなくなり、ついにその女を抱いた。たちまち女の体は、水と化して流れ去ってしまった。その女は、鬼が数々の人間の死体から良いところばかりを集めて作り上げたものであり、百日経てば本当の人間になるはずだった。

さらにその3か月後、長谷雄の乗る牛車のもとにあの鬼が現れ、長谷雄の不誠実を責めて襲い掛かった。長谷雄が天の助けを一心に念じると、天から「そこを去れ」との声があり、鬼は消えるように去って行ったという。

朱雀門に棲んでいたといわれたこの鬼は、多くの鬼が現れたといわれる古代平安の都でも最も恐れられたが、一方では笛をたしなむなどの芸才もあったといわれる。
(wikipediaより)

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Today is the day before the calendrical beginning of spring.
In Japan we scatter parched beans.
We also eat the sardine and susi.
We pray for the welfare of the household and the health.
It is a traditional custom.
Thank you.

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神経神話にご注意

神経神話と言う言葉ご存知ですか?
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脳科学研究の成果が、脳ブームに伴って拡大解釈されて広がっていることなどを懸念し、日本神経科学学会は8日、研究指針の改定を発表した。脳活動の測定方法の安全性や測定でわかることの限界を知り、検証を受けた論文などを発信するように求めた。
指針では、科学的根拠のない「神経神話」と呼ばれる疑似脳科学が独り歩きしていることを憂慮。不正確な情報や大げさな解釈で脳科学への信頼が失われることがないように、科学的な根拠を明確にして研究成果を公表するよう求めた。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さらに、
世界中の脳精神科学者や教育学者が新たな知見を持ち寄り、脳の学習機能を論じた経済協力開発機構(OECD)の報告書『Understanding the Brain: The Birth of a Learning Science』は、脳科学の発展が教育分野で新たな成果を得られる可能性を述べつつも、「神経神話を一掃する」と題して1つの章を割き、この問題を詳しく取り上げているそうです。
神経神話には
「3歳までが学習を最も受け入れやすい」
「右脳左脳人間」
「脳は全体の1割しか使っていない」
「女性脳、男性脳」
「語学、音楽などは学習適性時期がある」
「記憶力は改善できる」
「睡眠学習は効果がある」
などだそうです。

どの項目をみても、ドキリ。
学習に関わる面が多いと言うか、
学習に対する不安に乗じているような項目が多いですね、、、

以前男脳と女脳と言うタイトルのエントリーを挙げて事があります。
この時は「男脳、女脳」診断とやらが、ネットで流行していました。
その時、私も喜んで(実は信じていないが、占いをするのは好きなのです、、、ははは)。
やりました。
その結果、
〜〜〜〜〜〜〜
あなたは、非常に強い女性脳の持ち主です。芸術性、感受性が大変豊かで、天才的な才能も秘めています。また男性的な考え方に魅力を感じますが、付き合いの中では考え方の違いに唖然とすることでしょう。あまり思いつめずに、充分に自覚を持って、よい人間関係を築いてください。
〜〜〜〜〜〜〜
120%女性脳ということで、75%女性25%が男性脳でした。

そこで、私は100%女性脳に挑戦。
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それから、
私たちは、そのサイトで「100%女性」にするにはどうすればよいか
何回か試行錯誤。
こうすればいいかなぁ?
こうだろうか???
とかとか。
そして95%まではいけたのですが、100%まではいけなかった。
(やっぱり、いるんですよね100%が、、、)
それにしても疲れた〜〜〜〜
馬鹿だね。わたし。
因みに、
95%もコメントは同じ内容でした。
(過去の記事より)
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バーナム効果と言うか、「占い」のように軽く読み流していました、、、
が、
が、
上記記事にもあるように、
こうした「脳の神話」が流布し、
それを信じるもの、信じないものと人々がどちらにも踊らされ、
結果、
「脳科学は怪しい」なんて、結論に結びつくような昨今の「脳ブーム」には警鐘をならしたいものです。
真剣に、誠実に脳を研究している研究者はいっぱい、いっぱい、います。
昨日も、今日も、明日も、巷間の脳ブームとは無縁に研究なさっています。
つい先日、脳研究の藤田一郎さんの本を読んでみました。
「見る」とはどういうことか—脳と心の関係をさぐる と言うタイトルです。
藤田さんのこの本は、最後の章に次のような下りがあります。
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心は脳から生まれるとある仏教の集まりで述べたところ、
質問が出た。
いつも通る石仏に祈るが、それは石仏に心があると信じているからだ、と言う趣旨のものだった。
そこで、自分(藤田さん)も自然な気持ちで石仏に話しかけると答え、そこはそれで終わった。
そして、集会のあと、主催の方に「心は脳から生まれるなら、脳も心も物質。
石仏も物質。石仏に心があっても不思議ではない。テーブルにも心があっていい。
先生(藤田さん)も石仏に手を合わすというのは良い話しでしたね。」
と言われて微笑まれた。
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なんだか、ホッとする話しです。
研究者であり、ひょっとすると唯物論者かもしれない方が、
それでも自然に「拝む、崇める」。
そんな自然な振る舞い、あり方が「いいな、、、、、」と思いながら、この本を閉じました。
それはそれとして、
中身は、とても面白かったです。
錯視がとくに。


と、言うことで、
玉石混淆の情報の中で、アレヤコレヤと悩み、迷いながらの私たちですが、
ニセ科学には騙されないように、と思います。
騙されないためには、どうするか?????
「うまい話し」はない。
と、思うこと。
科学をたてに商売、売り込みには、まずは警戒すること。
あと、
騙されても「泣き寝入り」しないこと。
ですかね、、、、、、


さて、
それにしても、
科学そのものは、やはりワクワクしますね!!!


The study about the brain has made clear gradually.
As research in the field proceeds an absurd superstition about the brain goes out into the world.
It’s necessary for us to have discerning eye for a fake.
Thank you.

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2010.02.02

アメリカの核予算はどうなるのか???

(決議)
「核兵器なき世界」の実現に向け、米国の「核の傘」からの離脱・平和外交の推進を求める

 核兵器廃絶に向けて、世界は大きな転換点に立っている。国連安全保障理事会は9月24日、核不拡散と核軍縮に関する首脳級会合において、「核兵器のない世界」を目指す決議を全会一致で採択した。
国連総会第1委員会に提出された核廃絶決議案には米国も共同提案国に加わり、10月29日に過去最高の17カ国の賛成で採択された。また、核兵器廃絶を求め、核兵器の研究・開発・実験・製造に協力しないとする「核兵器のない世界をめざす科学者」署名運動が、欧州の科学者・技術者から提起され国際的に取り組まれている。このように,2009年ノーベル平和賞受賞理由にあるように、現段階で、オバマ米国大統領の「核なき世界の理念は、軍縮や軍備管理交渉に力強い刺激を与えた」。
しかし、米国内には依然として核兵器廃絶に対する強い抵抗もある。ロシアは、中期的には核戦力を維持する方針を5月に発表し、核兵器先制使用の条件緩和も検討している。日本は、オバマ政権成立時に、自公政権が日米軍事同盟の再編と「核の傘」の維持を米国に要請した。現在の鳩山首相は国連安全保障理事会において、核兵器廃絶に取り組み、非核3原則を堅持すると述べたが、核兵器の使用を前提とする「核の傘」からの離脱については明言していない。このように、2010年5月に開催される核不拡散条約再検討会議が核兵器廃絶に向かう具体的交渉の出発点になるかどうかが大きな焦点になっているが、現在の情勢は、一路、核兵器廃絶に向かっているとは言えない。
いまこそ私たちは、核兵器廃絶を具体化するために世論と運動を広げて、核抑止論と拡大核抑止論を、理論的にも実践的にも包囲し、世界の科学者・技術者と連携して国際的な協力・共同を実現しよう。被爆国日本は被爆者とともに、広島・長崎の被爆の実相を世界に伝え、核兵器の速やかな全面廃絶の実現に向け、イニシアチブをとるべきである。
日米両国が、政治の転換への圧倒的な国民の期待を受けて、それぞれオバマ政権と民主党を中心とした政権を生み出したにもかかわらず、日米の軍事同盟強化の路線は、旧態依然の状況である。
10月21日に来日したゲーツ米国国防長官は、普天間飛行場移設を含む在日米軍再編に関して「普天間代替施設なしでは(在沖海兵隊の)グアム移転はなく、沖縄の兵員縮小と(嘉手納以南の)基地返還もない」と述べ、在日米軍基地の自由な使用を当然視して、辺野古への基地建設を脅迫的な手法で日本政府に迫った。日本政府は、その後、米軍再編について「見直しの方向で臨む」とした与党3党の政策合意から大幅に後退し、外相、防衛相などが普天間基地の沖縄県内移設容認を示唆する発言を行い、 鳩山首相も10月26日の臨時国会所信表明演説で、普天間飛行場移設に具体的に言及せず、日米合意「見直し」も表明しなかった。辺野古の海兵隊新基地計画においては、この間、日本政府が否定するオスプレイ配備を米国が明示し、無法な環境アセスメントの構造的欠陥もあらわにされた。
日本政府が資金を提供して米国領のグアムに軍事基地を建設する、という米軍基地再編の枠組み自体が憲法上説明のつかない不当なものである。沖縄基地全面返還以外に真の問題解決がないことは明らかであり、普天間基地返還問題では、日本政府は、在日米軍海兵隊の本国への全面撤退を求めるべきである。
日本政府は、対米核密約を破棄して非核3原則を守り、「核の傘」から厳然と離脱し、全面的な海外派兵態勢を推し進める日米同盟の変革路線から決別し、米国原子力空母の配備中止、非核三原則の法制化、ミサイル防衛からの離脱とGSOMIAや宇宙基本法などによる研究・開発の統制の中止、米軍再編への対応を前提にした「防衛計画の大綱」の改定等自衛隊再編の全面見直しを進めるべきである。
外交においては、日本国憲法の擁護とそれに基づく積極的な平和政策を基盤とし、日米軍事同盟重視の軍事的「貢献」から平和外交へと軸足を移し、特に東アジア地域における平和共存、信頼関係と協力関係の強化、非核化を推進すべきである。核兵器使用の非人道性を米国など核保有国国民に伝え、オバマ大統領の述べた「道義的責任」の意味を具体的に知らせることが求められる。
日本科学者会議は、核兵器問題に対する科学者・技術者の社会的責任と固有の役割を強く自覚し、2010年核不拡散条約再検討会議の成功をめざして取組まれている「核兵器のない世界を」署名の推進など、平和憲法擁護、核兵器廃絶などに尽力してきた団体として、核兵器廃絶と日本の「核の傘」からの脱却を実現する取り組みに力を合わせるよう、すべての科学者・市民、政府に訴えるものである。

2009年11月1日
日本科学者会議常任幹事会

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上記決議は、日本科学者会議常任幹事会 が昨年の11月に出したものです。
この折りは、まだオバマさんのノーベル賞演説がされていない時だったので、
決議は「核兵器廃絶」に対してのオバマさんの決意に敬意を表したものとなっています。
また、この時は沖縄普天間問題についても、鳩山政権の混迷は今のように酷くはない時だったので、
科学者会議も力を込めて決議文を作ったものと思います。

核兵器廃絶。
いいではないですかぁ、、、、
私も何回もこのテーマで書いています。
核兵器ならびにできれば通常兵器もなくしていけたらと強く願っているものです。

さてさてさて、
そんな中、
アメリカ政府は、議会に提出する2011財政年度予算案で、核兵器維持関連経費を6億ドル(約540億円)増額すると言うことがアメリカの新聞に報じられたりしています。
新聞の名前はウォール・ストリート・ジャーナル。
1月29日付けです。
そこには、
副大統領が寄稿した記事が掲載されていて、
以下のように述べているそうです。

「核兵器が米国や同盟国を防衛するために必要となる限り、われわれは安全、確実、効果的な核兵器を維持する」

ムムム。
ムムム、、、、、、

もう一度。
「核兵器が米国や同盟国を防衛するために必要となる限り、われわれは安全、確実、効果的な核兵器を維持する」

これはどうしたことか、、、

また、
「オバマ政権が受け継いだ課題の一つは、現存核兵器(の維持)、基盤整備、高度に訓練された核兵器関連労働力への支持が、徐々にだが着実に薄れてきていることだ」とも述べています。

えええええ?????????

そして、
核兵器維持と基盤整備への投資を来年度、それ以降も増額し、「1日に提出する予算で、この低落傾向を覆す」と強調。

うううううう=====ん。

つい先月にも、
オバマ政権が現在進めている「核態勢見直し」(NPR)の議会に対する報告が、当初予定の2月1日から3月1日に延期されることが分かり、オバマ政権が抱える矛盾を見た気がしたのですが、、、
予算でも、核兵器廃絶どころか、開発の方向へ向かおうとするのだろうか?????
オバマさんご自身は、核廃絶論者であると、私も思うのですが、政権の中でのいろんな意見は統制、調整出来ていないようです。
オバマさんが、これからどうするか。
彼の資質が問われる時です。

この動き、今後ともしっかりと注目です!!!


The Obama Administration submits a defense budget to the Diet.
Specially, budget of a nuclear arms increase than last year.
I am swayed by misgivings.
For the time being let’s wait and see how things turn out.
We need pay attentions.
Thank you.

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2010.02.01

デフレギャップと派遣と、、、、ツラツラと。

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デフレギャップ(供給過剰=需要不足の規模)が40兆円というときに、多少の財政出動したからといって、それはなかなか解決しません。どこに原因があるのかといえば、この間、雇用者報酬が減ってきた国は、OECD(経済協力開発機構)加盟国では日本だけです。結局、大企業に富が集中している。内部留保など10年で2倍になった。企業全体で400兆円です。「埋蔵金」というんだったら、大企業の内部留保こそ最大の「埋蔵金」だし、ここからしっかり労働者や下請け中小企業に回すという処方せんがなければ、いくら正しい“診断”をしても、絵に描いたモチです。労働者派遣法の抜本改正や最低賃金引き上げ、あるいは下請け中小企業をしっかり守っていく、そういったルールをつくるべきです。
=======

これは、昨日のNHK日曜討論で、共産党の小池さんが、現政府の「新成長戦略」について、
述べたものです。

なるほど、、、、、
と、唸りました。

昨日の討論では、小池さんが一番、理路整然としていたように思い、
改めてネットで調べて上に掲載したものです。

と、言うことで、ちょっと中身をゆっくりとみていきます。

まずデフレギャップ
「総供給が総需要を上回った場合の差を言い、この状態では、売れ残りが生じ、供給過剰(需要不足)となり、物価が下落するデフレ現象を生み出す。」状態のことです。
さらに詳しくは金融用語辞典などをご覧頂けると、図が入っていて,理解できます。
デフレギャップ。
いろいろ調べましたが、
調べるほどに、根は深くすそ野は広く、
一言で言えば「大変な状況」であることが分かります、、、、、
ふっ〜〜〜〜〜


さて、この原因は、大企業のため込み、内部留保にあり、
そのために、派遣法や規制緩和などなどの悪政を強いてきた前政権の政策があるのだろうとは、
思うのですが、、、、、
が、
では、
今、どうしたら有効で確実な解決策があるのだろうか?????

小池さんは内部留保切り崩しを言います。

私は、まだわかりません。
一つの選択としては「アリ」だとは思います。


また小池さんは消費税についても以下のように発言していました。
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財源の議論の中で野田副大臣は「社会保障がテーマになったときには当然(消費税増税問題を)議論しなければならない」「付則は大原則だと思っているから残している」と述べました。この発言を受け、自民党の与謝野馨経済政策調査会長は「それはちゃんとやってもらわないと」と、消費税増税を求めました。
小池氏は、「付則は『生きている』と聞いてびっくりしている。これでは消費税増税ということになってくる」と、財源を消費税増税に求める議論を批判しました。
92兆円の来年度予算案のうち国債が44兆円を占めている原因について小池氏は、負担能力に応じて負担をしていない「大企業減税の積み重ね」を指摘しました。
小池氏は「税収が37兆円に下がっているがこれは85年の水準です。その当時は消費税はなかった。GDPはいまの6割だった。85年の法人税は12兆円で、来年度の見込みは6兆円です。GDP(国内総生産)6割のときの半分の法人税になっている。(財源の議論のとき)こういったことこそしっかり見直すべきだ。行き過ぎた大企業減税の積み重ねが、いまの財政に大穴をあけた。ここを見直す議論が必要だ」と強調しました。
(上記ニュースより)
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フゥウウウム。
フゥウウウウウウウウム。


さてさてさて。
そんな昨日は、夜、
特上カバチを観て、
またまた考えました。
テーマはズバリ。
派遣法。
ドラマなので、ツメの甘さや最後の解決も現実とは離れているものの、
やはり、派遣が、いかに会社の都合でバサリバサリと切り捨てられているかが、
分かりました。

ドラマでは、
リストラや賃金低下させても、会社の業績はあがらない、どころか、逆に減っていく、と言うセリフもありましたが、
私もそうだと、思うのです。

会社の都合だけで、バンバンと人員削減しても、
結局、まわりまわって、自分の首をしまるだけなのでしょうね。


さてさてさて、、、、、、、
新成長戦略。
しっかり、しっかり、しっかり、見て行く必要があります。
二度と、小泉政権のようなグチャグチャ政策はしないように、と。


I hope the government finds a solution about the deflationary policy and the law of a temporary employment.
I will pay attention to an argument over policy at this national assembly.
Thank you.

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