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2010.02.05

賃金と内部留保の推移

労働者の賃金の推移。
これは民間給与実態統計調査結果を見ると時系列で分かります。
1988年から1998年の10年間は80.1万円上昇。(3847千円から4648千円)
次の10年間は35万円以上の減少。(4648千円から4296千円)
賃金が減少したこの10年間。
大企業の経常利益は1998年12兆から2008年は19兆円。
内部留保額は、
1988年は159.7兆円。
1998年は209.9兆円。
2008年は428.6兆円です。
この内部留保については、私は何回もエントリーで書いています。
さて、
この内部留保。
大企業は「設備投資、固定資産」と言います。
が、
実際の使途は以下の通り(財務省法人企業統計調査より)。
1988年、固定資産121兆円 投資向け資産42兆円
1998年 固定資産191兆円 投資向け資産69兆円
2008年 固定資産197兆円 投資向け資産153兆円

つまり、
内部留保は8割が株式、公社債、有価証券など投資に回されています。
投資かぁ、、、、、、、、
これじゃ、
内需は拡大しないですねぇ。

うううううううう======んん。
うううううう〜〜〜〜〜〜んん。
ですね。


内部留保問題。
やはり、
1988年からの急激な伸びと、
労働者の賃金の低下。
そして、内部留保の目を瞠る額と、投資への使途。
こんな現実をみていくと、
経済が冷え込んだ問題の一端を担っているのは「内部留保」では、、、、と思います。


国内の経済は冷え込んでいるにも関わらず、大企業が潤っているのは、
外需依存の経済であることが大きい事と、
内部留保、必要以上のため込みでは、、、ないでしょうか?

この問題、さらに考えていきます。

以前の記事です。
デフレギャップと派遣と、、、、ツラツラと。
ここでは罵愚さんや愚樵さん、技術開発者さん、あゆさんとお馴染の方々がコメントを下さり、
私も刺激を受けています。
また、
内部留保についてツラツラと
新成長戦略?
社会学とデータ。なども合わせてご覧ください。


なお、「社会学とデータ」のエントリーでは、よさん、黒猫亭さん、技術開発者さん、あゆさん黄金の口さんが示唆に富むコメントを下さっています。
さて、もう一度黒猫亭さんのエントリーを読み直すと、
勉強になります!

この問題、さらにさらに、勉強です。

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コメント

>この問題、さらに考えていきます。

何が問題なのかさっぱり。
企業はボランティアではありませんので。

投稿: Sada | 2010.02.07 00:35

Sadaさん。
こんにちは。
今回のテーマは内需拡大、景気回復にどうのようにすれば効果的か、です。
企業が、ある程度の内部留保をもつことは、当然です。
別にそこを否定するものではありません。

投稿: せとともこ | 2010.02.07 09:49

 某経済界のおえらいさんは企業が高収益あげたときは国際競争力強調して賃上げいやがりましたね。不況だと不況理由にあげません。
いったいいつあげるんでしょう?
競争力いうならまず自分の賃金からみんなが納得する金額でないと、賃金あがらないの納得しないと思うんですが。


 疑問
某新聞は内需拡大は間違いで外需拡大だ!と論調のせてました。人口減るから内需拡大は無理だそうです。

 他方で豊かな日本といってましたねえ・・・。
内需がおちこんでいき、物がうれなくてお店が減っていくのが豊かなんでしょうか?うちのいる町は大手の大型店(有名)一挙に2つ消えます。

内需がひえた社会て豊かかしら?
矛盾ぽぃです。

おかねの環境のも循環させたいです。

 

投稿: あゆ | 2010.02.07 21:44

 どんな単純作業だろうと時給8ドルの最低賃金は払わなければいけない。地球の裏側には日給8ドルの労働者があふれかえっているから、仕事が海外に逃避する。
 格差を嫌って悪平等を信仰するから、ばら撒き福祉で国の借金が雪だるまのように膨張する。むこうではそれで生活ができるのだから、国内にも低収入で生活できる環境をつくればいいのだ。格差を広げて、低収入でも自立した生活ができる環境をつくることだとおもう。
 経営を敵視するコミュニズムなんて、前世紀の遺物もいいとこだ。

投稿: 罵愚 | 2010.02.08 05:59

>別にそこを否定するものではありません。

続きがあるのですね。失礼しました。
必要性とか増える理由とか、貯めすぎであれば、どの程度が基準なのかが必要となります。
企業のお偉いさんを庇う気は更々ありませんが、だからといって一方的な要求では解決せず、賃金上がってもその分雇用が減るのであれば問題です。

単なる憂さ晴らしで終るのであれば、一方的な言い分だけで構いませんが、問題を少しでも解決の道筋に近づく為であれば、バランスを配慮した考察が必要かと思います。

まあユニクロとか流行っている限り、賃金の上昇は見込めないかと。(最近内需に貢献するとかいってるようだが)

投稿: Sada | 2010.02.08 13:44

あゆさん。
罵愚さん。
Sadaさん。
コメントありがとうございます。
今、出先なので、ゆっくり書くことができませんが、
この問題、本当に重要なので、これからも考えていきますので、
またお考え、アドバイス、待っています。
取り急ぎ、今日はここまでで失礼します。
ごめんね。
ではまた。

投稿: せとともこ | 2010.02.08 14:27

菅さんは増大する社会保障費をまかなうためには、10兆円足りない、消費税の引き上げしかないと言われます。税収は20年以降急減し、特に法人税は15兆から5兆に10兆円激減しています。
この点を凝視することなく、「ギリシャの二の舞にならないためには」消費税引き上げしか残されていないは、納得できませんでした。
瀬戸智子さんの記事で、何か若手見た感じがします。有難うござ印した。

投稿: 森 宏 | 2010.06.25 12:44

森 宏 さん。
コメントありがとうございました。
お返事、遅くなってごめんなさい。
私用でバタバタ、していました。
尤もいつもバタバタしているのですが、、、

と、言うことで本当に失礼をしました。

さて、菅さん。
この選挙で消費税をいよいよ本格的に打ち出してきましたね。
ただ、その言い分があまりにグチャグチャで、どこから切り崩していいものか???

菅さん。
それにしても「落ちましたね」と私は思います。
野党のときの溌剌さは今は影形もありませんね、、、
残念です。
権力をとる、ってこんなことかと、菅さんをみながらため息です、、、


またいろいろ書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、いろいろご意見などお聞かせくださいね。
では、これからもよろしくお願いいたします。

投稿: せとともこ | 2010.07.01 14:32

麻生さんが、「みんなでせ~のとやめられるならいいこど・・」と言ったそうです。本当はそれがいいけど、自分達だけがして他がしないと困るそうです。

経済もそうなんでしょうか?

欧州では富裕層に課税という声がたかまっているようですね。
お金持ちもそうでない人も生きれますように。

投稿: あゆ | 2010.07.08 10:30

「賃金と内部留保の推移」の資料、「うずの田舎暮らし」のブログ「震災復興の財源に思う」で引用させていただきました。すみません。

投稿: うず | 2011.05.25 23:52

うずさん。
コメントありがとうございました。
うずさんのブログ、早速拝見いたしました。
とても懐かしい感じのする温かくフンワリとしたブログですね。

さて、ご紹介いただきました「内部留保」。
まったくと、思います。
国民から取り上げることばかり考えていないで、もっと大企業から、、、と思いますよね、、、
菅さんも、なんだか、頼りないですね。
どうなることやら。
これからも注目していかなければと思っています。
またご意見などお聞かせくださいね。
ではまた。

投稿: せとともこ | 2011.05.26 18:32

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