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2010.02.20

労働者派遣法、改正と言うが、、、、?

内部留保の問題とともに考えなければならないのは、
労働者派遣法。
さて、長妻さんは、今国会で改正の法案要綱を作成し、労働政策審議会(厚労相の諮問機関)に諮問しました。
これに対して労組や国会議員ら、改正要綱の修正求めて集会が昨日・19日行われたようです。
福島みずほさんも出席されたようでブログにそのもようが報告されてあります。

と、言うことで早速改正案の中身をみていきましょう。

今回の改正案の問題の一つは、
政府の改正案が、製造業派遣の「原則禁止」をいいながら、いわゆる「常用型派遣」を禁止の例外としていること。
この「常用型派遣」と言うのは、厚労省の定義では、短期の雇用契約の繰り返しでも1年を超える見込みがあれば「常用型派遣」とみなされるというものです。

現実には、
製造業で働く56万人の派遣労働者のうち、現在でも63%が政府のいう「常用型」だそうです。
ううううううう======ん。
と、言うことは、
製造業の63%は漏れ落ちていくと言うことか???
例外のない規則はない、というものの「例外のほうが多い」って、どういうことだぁ???
「常用型」派遣の方々はいつでも皺寄せがくる不安定な雇用形態をよぎなくされているのです。
もともと不安定な「登録型」の方々の対処も勿論ですが、
「常用型」についても、しっかりと保障するべきです。
賃金も年収300万円未満が57・5%ということ。
仮に、今回の法律案が通れば、
企業は「登録型」をみんな短期契約の「常用型」に切り替え、
これまで同様の労働者使い捨て温存措置とみてもおかしくないものです。
抜け道がしっかりと用意されているようですね、、、、
これは「イカン」「遺憾」。

 
次の問題点は、
登録型派遣の「原則禁止」をいいながら、「専門26業務」については、禁止の例外としていること。
この26については派遣法勉強室のサイトなどをご覧頂けると、さらに詳しく実態がつかめます。

さて、その実態。
399万人の派遣労働者のうち、100万人もの労働者が、「専門26業務」として働かされているのが現状。
ううううううう〜〜〜〜ん。
100万人かぁ。


今回の法案。
「何も引かず、足していない」。
そうです。
つ・ま・り。
昨年末の労政審答申をそのまま法案化したという意味だそうですが、
が、
これってアリィ、と思わず首をかしげます。

年末からの2〜3ヶ月。
いったい、何をしてきたのか???

なにより、
本気で派遣法改正をするつもりがあるのだろうか???
と、疑いたくなるような「存在のあまりに軽い言葉」。

この問題も今後の動きにしっかり注目です!!!

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コメント

非正規雇用・有期雇用を禁止せず、抜け穴派遣法改正を強行するなら、
民主党の単独過半数に反対です。次期選挙は、自公だけでなく、
民主党にも投票しません。

関連する重要情報です。

派遣法抜本改正に待ったをかけるJSGU - 明日へのうた - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/shosuke765/31768018.html
2010/2/20(土) 午前 11:07
 この17日、厚生労働省が労働政策諮問委員会に労働者派遣法の改正案要綱を諮
問した。18日に共産党志位委員長は記者会見で「製造業の常用派遣を禁止の例外
としていること、登録型派遣に専門26業種を認めている。この二つの『大穴』は
許されない」と抜本改正への運動強化を呼びかけた。
 民主党連立政権下でつくられようとしているこの改正案に多大な影響力を持って
いるのが、連合・UIゼンセン傘下で派遣会社と派遣労働者によって組織されてい
る労働組合「人材サービスゼネラルユニオン(JSGU・07年9月現在42,5
62人)」である。JSGUは最近「労働者派遣制度に関するJSGUの考え方」
なる文書を発表して、派遣法抜本改正論議に待ったをかけている。JSGUのホー
ムページによれば彼ら主張の根拠はおおよそ次のようなものと見られる。
 「(派遣法施行以来)派遣事業所は41,966となり、派遣労働者数も321
万人、年間売上高は5兆4,189億円と大きく成長しています」「派遣イコール
『ワーキングプア』、派遣イコール『不本意な働き方』という見方には強く違和感
を覚えます」「職業選択の自由の下、間接雇用も直接雇用も同等に『労働』である
ことの評価がされるべきです」・・・・
 実際に派遣で働いている労働者の声として「やりたい仕事を、働きたい時間に、
働きたい期間、働きたい場所で働ける」「時間を有効に活用できる」「多数の派遣
先の中からやりたい仕事を選べる」「仕事より生活を重視し、働き方・暮らし方を
自ら選べる柔軟な制度」など派遣制度を肯定していると主張。「登録型派遣は今や
不可欠な制度として機能している」と結論づけている。
 またJSIUは、民主党内に「派遣制度の改善を推進する議員連盟」を立ち上げ
て、「一部団体・政党が主張している『労働者派遣制度の問題の捉え方』の誤りを
指摘し、真の労働者保護と業界の健全な発展を目指して活動」している。議員連盟
の会長は川端達夫衆議院議員、幹事長は三井辨雄議員、他に松原仁、池口修次、加
藤公一、近藤洋介、徳永久志、鷲尾英一郎氏らが役員に名を連ねている。
 UIゼンセンは連合の最大民間単産であり、JSGUはその中の有力単産である。
連合と民主党の癒着がこでも問題になっているとおれは思う。
Yahoo!ブログ - 明日へのうた
http://blogs.yahoo.co.jp/shosuke765

投稿: greenshield | 2010.03.04 08:57

greenshield さん。
初めまして。
コメントありがとうございます。
コメント、ならびにgreenshield さんのブログも拝見いたしました。


私も、あなたが言われるように、
「連合と民主党の癒着がこでも問題」については、
そうだな、、、と思います。
昨日の国会では北教組と民主党が問題になっていましたが、
こうした関係は、質す必要があるし、
また、
改善するべきだと強く思うものです。


派遣法については、大きな問題を抱えていますので、
私もさらに拘ります。
あなたからのコメントも参考に記事をまた書きたいと思いますので、
その折はご教示頂けたらと思います。
では。

投稿: せとともこ | 2010.03.04 14:17

この際、非正規労働は雇用の流動性に必要なら、非正規認める代わりに、短期でも失業保険・健康保険・年金とか本人・企業・行政負担で社会保障を正規並に。ちがいは終身か解雇があるかのちがいだけ(半分冗談)


でもわるじえ?はたらかせて、雇用でなく請負契約にするかも?

労働基準法?からはずれ、労働相談も対象外にされそう・・。

投稿: あゆ | 2010.03.04 20:31

あゆさん。

まぁ、わるじえは、ともかく(^-^;   ははは。

選択の余地なく、非正規に振り落とされる労働者が輩出されている今日。
この問題は政治で解決していくしか、ない。
と、言うか、
政治が産み出したものだ。
と、思います。
早急に「正しい雇用」のあり方を、と願うものです。

投稿: せとともこ | 2010.03.05 11:44

労働問題かんがえたらこの「悪知恵?」が曲者なんでしょうね。
労働者とみなされないもの。

契約更新されなくても文句いないし、事業者同士となるから、下手したらはたらけどはたらけど、収入にならないksも。違約金とでマイナスになったりもありえます。


労働者とみてもらえない労働が気になります。
トラブルでないても労働基準法は適応されません。企業間の自由契約の問題になりそうです。


まさしく弱肉強食の新自由主義の世界ぽぃです。

投稿: あゆ | 2010.03.05 13:46

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