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2010.03.05

自民、憲法改正の論点整理について

自民、憲法改正の論点整理「天皇の元首性を明記」と言うニュース。
ええええ??????
と、言うことでニュースを紹介します。
==============
自民党は4日、憲法改正推進本部(本部長・保利耕輔前政調会長)を開き、論点整理を公表した。天皇の元首性の明記や外国人参政権を付与しないことなどを検討課題として掲げ、保守色の強い内容だ。今後、論点整理をもとに議論を重ね、国民投票法が施行される5月までに、新たな憲法改正案をつくる方針だ。
自民党は2005年10月に独自の新憲法草案をまとめたが、野党転落後、谷垣禎一総裁が「自主憲法制定を前進させる」と表明し、昨年12月から再検討に入っている。論点整理では「どういう憲法改正を主張するのか柱を明確にする必要がある」として、天皇や安全保障、国会・内閣の機能などに重点を置いている。
===============
そして、
中身は以下の通り。
▽天皇の内閣の助言と承認
▽集団的自衛権
▽兵役義務の意味や軍隊と国民との関係
▽政教分離規定
▽国会の一院制・二院制の是非
▽会計検査院の位置づけ
▽国と地方自治体の役割分担


思わず「本気かよ?」とため息。
こんな時代掛かったと言うか、
錯綜と言うか、
逆行と言うか、、、、、
ため息です。
本気でしょうか?自民党さん>


自民、公明、国民新、みんなの党などの超党派でつくる新憲法制定議員同盟も活動を再開している中、
こんな「論点整理」が出てきたら、
これは、やはり冗談でなく本気か、、、と思います。
この議員連盟、「昨年の総選挙後の政治状況を踏まえつつ、今後の活動方針を定め」るとし、来月4月28日には「新しい憲法を制定する推進大会」を開催する予定。
ウウウウウウム。
「よんにはち 封鎖された会議で」何が話されるのか???


5月には、改憲手続き法に基づく国民投票法の施行期限を迎えます。

今、改めて憲法について考える時期がきています。
この問題、
これから、しっかりとフォローしていきます。
なお、憲法改正については、この間もずっと拘り続けています。
過去の記事を掲載しようと思ったのですが、
あまりに多いので、今回は割愛します。
何かの折りにまた掲載します。

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コメント

>思わず「本気かよ?」とため息。

ん?どの辺りが問題なのでしょうか?

投稿: Sada | 2010.03.05 17:42

北朝鮮並にこわいです(笑い)

投稿: あゆ | 2010.03.05 20:10

 敗戦後、理念も防衛もアメリカ依存のなかで、もっぱら経済復興に専念した結果の“大低迷時代”の現在だとおもう。不況だとか、格差だと騒いではいても、絶対的な飢餓や貧乏とは無縁のの社会になって「この国をどういう国にしようか?」という、国家理念から議論しあう時代がはじまっている。いわば、貧困国からみれば贅沢な悩みだといえるし「いまさら国家目標かよっ!」の批判も理解できる。
 しかし、冷戦の結論としての社会主義の否定とアメリカタイプの自由な民主主義が軍産複合体やら国際金融機関やらの“怪物”の発生源をくりかえす事実をまえにして「この国をどういう国にしようか?」の議論は、避けて通れないのではなかろうか?

投稿: 罵愚 | 2010.03.06 05:37

Sadaさん。
あゆさん。
罵愚さん。
こんにちは。

今日は寒いので花粉症は大丈夫。
憂鬱な季節です。
毎日、空を見ている、、、


さて、Sadaさん。>
個人的に「うむむ」と」思ったのは、
天皇問題と、徴兵制です。


あゆさん。>
そうならないように、、、、
と、願っています。


罵愚さん>
そうですね。
冷戦以降についての流れは、
以前の記事に書き込みました。
今から出かけるので、時間がないのですが、
過去のエントリーもご覧頂けたらと思います。

投稿: せとともこ | 2010.03.07 12:14

>天皇問題と、徴兵制です。

最近発表した民主党の天皇に対する扱い方を読めばわかるように、法のあいまいな部分を利用し、党の利益になるような扱いをするのは危険なので、内閣の承認で在ろうと、より公平に扱う方法は必要かと思います。

徴兵制?兵役義務のことですか?
組織的な訓練や技術などはあっても邪魔にはなりません。

何が問題でしょうか?

投稿: Sada | 2010.03.07 22:37

お久しぶりです。(以前、内部留保の記事にコメントさせて頂きました。)

天皇は、今も日本の元首ですよ。他国からもそう扱われています。

元首という言葉は、第二次世界大戦を境に、世界的に意味が変わりました。昔は「軍隊の指揮をとる者」の意味が強かったのですが、今は「国の象徴(権威)」(注……権威≠権力)としての意味あいです。
石油をいろんな国が欲しくて外交で必死の賄賂を送る中、天皇が一度訪問しただけで優先的に売ってくれるようになった、という例もありますし、日本のパスポートはどの国のパスポートよりも非常に信用度が高いです。これは、国民のレベルによるのではなく(国民レベルは低い方だと位置つけられてしまっています……EU・アメリカの発表)、天皇の権威によるものです。

これらが示すように、天皇を元首とすることで、日本という国の世界的な立場が非常に高くあれます。何の問題があるのか、私には解らなかったのですが、何に疑問をお持ちでしょう?賛成派の私としては、多様な意見を聞いてみたいので、ぜひお教え下さい。


徴兵制は、本来もっと早くに議論されるべき問題なはずです。(今回の自民党は、「参政権を含む国の在り方についての議論は、他国では必ず徴兵制とセットで行われる」という意味で書いてあるので、少し私の意図する所とは違うのですが。)

自国の保護を他国軍に任せているうちは、政治的・外交的に、いつまでたっても二流国です。GHQすら、日本は10年以内に憲法を改正して自国の発展に向けて進むだろう、と思っていたにも関わらず、日本では残念ながら学生運動を筆頭におかしな方向に進んでしまい、いまだに独立出来ていません。

よい例をあげさせて頂きます。
日本は元々、PCのOSで非常に優れたもの(簡単な点で言うと、起動までの時間が非常に短い)を開発し、世界シェア一位を誇っていました。ところがそれに世界中がいちゃもんを付け、日本は押し切られる形でPC産業をストップし、マイクロソフトにシェアを奪われ、何百兆円以上を損しました。しかし今もなお、カメラや携帯、医療器具(起動時間の差に命が掛かるため)には、日本のOSが使われています。それでも日本がPC上から追いやられた時、日本が完全に自国を保護する力があれば、政府は毅然とした態度を取れました。
また、インテルに最初に技術を教えたのも、日本の電卓会社です。しかしいつのまにやら、日本はなかったことにされてしまいました。
更に今も、サムスンを始め、中国・韓国に、無料で日本の技術を明け渡すよう要求され、実質押し切られています(サムスンには最近、ようやく特許侵害に対する大規模な訴訟を始めました)。中国にいたっては「原子力発電所を作りたい。しかし黄砂の影響が見逃せない。タダで日本が技術をくれなければ、中国は作れない。黄砂で原発が爆発したら日本のせいだ」とIAEAで怒鳴りちらし、出席者全員を唖然とさせたのですが、やはり武力をちらつかされ、泣く泣く言うことをきく始末。
また、竹島を占領されかけたり、与那国島では毎夜暗くなると国境線をわざと中国船が越えて圧力をかけてきていますし、普天間の問題も、日本の軍隊であれば、全く国際的な問題にならずにすむ話です。

これらは本来、日本がきちんと自国軍をもち、自衛力があれば、毅然と解決できた問題であり、日本が対等に話せないがために、国益を凄まじく損しています。


「軍隊=戦争(侵略的な意味で)」と連想する方が多いのが日本の残念な所ですが、軍隊を持たない国はなく、国際的には軍事費を増やす傾向にあります(戦争していない国で)。
また、アメリカやEUでは、徴兵に行った人の信用度は高く、大学に入るためには軍隊で一度訓練をしなければならなかったり、就職に有利だったりします。
もちろん、いやな人のために、1年間の徴兵制に替えて3年間のボランティアを選ぶことも可能………など、様々な控除もあります。

国際的には、徴兵ゆえに愛国心が育ち、規律のある社会人として「自律・自立した人間である」、と評価されるものですよ。


日本もいい加減、自立すべきだと思います。
また、軍隊を持つということは、国際的に技術・経済・外交で対等に交渉出来るカードを手にする、ということでもあります。


日本は太平洋戦争が、「軍隊の暴走で」起きた、と教育されるためか、「軍隊=危険」と連想する方が多いようですが、本来はあれは「政治の暴走で」起きたものであり、軍隊の暴走よりも政治の暴走の方がはるかに危険である、ということを、全く感じずにいるという、非常に危うい国家になっています。

私は徴兵制は教育の一貫としても役立つと思いますが、瀬戸様はどう思われてらっしゃいますか?
何に不安を感じておられるのかを知り、その不安を解消する努力をしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

投稿: まゆみ | 2010.03.08 01:44

 皇室の政治利用があるから天皇制を批判するなんて本末転倒の議論で、むしろ宮府の別を明確にして、組織や人事の面でも政治が宮中に関与できないようにするべきでしょう。憲法の下に皇室典範がある法制度も問題で、典範は憲法のもとでの法制度の枠外…あるいはその上位にもっていくべきだと思う。
 徴兵制も時代錯誤で、国防意識のない国民を徴兵しても山賊や海賊にしかならない。反対に、愛国心が国民にいきわたっていれば、志願兵で充分国は守れる。

投稿: 罵愚 | 2010.03.08 05:13

 ちょっと追記させていただくと、政教分離原則なんて規則は、神父が王様の統治に介入したキリスト教社会でつくられたものです。にもかかわらず、厳密な意味で、それが実現している国はない。市民生活は宗教や伝統からはなれることはできないからでしょう。
 日本は皇室を中心にした神の国。あなたが神様なら、わたしも神様。海も山もみんな神様の国ですから、キリストだって毛沢東だって、神様でいいわけです。政教分離なんてやめて、トップには天皇がいて、天皇の私有物としての日本と呼ぶ国家でいいのです。
 統治権力、政治権力、政府も政党も、時代が生んだ神様、海岸に打ち寄せる波のようなもので、いまは民主主義と呼ぶ波が打ち寄せているが、先日までは武家政治、幕府と呼ぶ波が打ち寄せていた。明日は、どんな波が来るのかわかりませんが、天候しだいでそれは変わるのです。
 民主主義の諸原則にしばられた思考法は、憲法の中までで、皇室典範はその枠の外で歴史を超越した存在でいいと思う。

投稿: 罵愚 | 2010.03.08 11:18

Sadaさん。
まゆみさん。
罵愚さん。
コメントありがとうございます。
頂いた内容、何回も拝見しています。
いろいろと示唆にとむご意見を伺い、考えを深めています。
私自身は、
天皇制に関しては、
「今のままの象徴天皇」を支持しています。
勿論、元首という意味が、以前のものとは違うことは承知しています。
まゆみさんの言われる現実であればなおさら、
象徴天皇になんら支障を感じないのです。
個人的には皇室は好きです。
が、
元首というのは、民主主義国家を標榜している日本には、
どうか、、、と思います。
この問題、
もう少し調べてみたいと思います。
(と、いうのも、私の守備範囲?は憲法9条をはじめとした平和憲法なので、実は天皇制に関しては、
今まで調べる機会をもたなかったのです、、、)


次に、
この問題と併記で「徴兵制」が語られるとした、
やはり危惧を感じざるを得ないのです。

いつも、いつも、
ここで書いているように、
そして、そのたびに罵愚さんに意見されながらも、
私個人は「力の時代」はもう終わりにすべきでは、、、、
と、言う見解です。
徴兵制と言うか、軍隊を強化することに、
意味があるとは考えないのです。
国際社会は「対話」の時代へと向かっていることは、
この間、過去の記事で何回もみてきました。
また、折りに触れ考えていきますが、
貴重なご意見、参考になりました。
ありがとうございます。
では、、、

投稿: せとともこ | 2010.03.08 13:12

 象徴天皇制は、アングロサクソンがイギリスで失敗したものでしょう。いま話題になっている愛子様の登校拒否事件は、おなじ轍を踏んでいます。
 あんな新興国を模倣しないで、日本の伝統に帰るべきではないのでしょうか。

投稿: 罵愚 | 2010.03.08 13:23

なんか背筋が寒くなってきました。かぜかしら?(笑い)

また否定され「不良品」にされ叩かれる人がでそうな・・・。

一人殺せば殺人者で叩かれ「正義」看板に大勢殺せば英雄
by○○

「マナー?」が人と違うと叩かれ、みんなで憲法違反したら守る法が悪になる
by○○


40キロの道を60でみんな走ってたら
空気読んでみんなで違反。
40守るとKYで、事故の原因になると周囲からパッシング

そういうあゆは改憲ありかな~て(爆)

投稿: あゆ | 2010.03.08 21:20

 瀬戸先生、「力の時代は終わりにすべき」には共感いたしますが、それって「力の時代は終わった」の結論にはなりませんよねぇ。むしろ、いまだに力の時代の認識に準拠している。このような結論と認識のとりちがえは9条からはじまる日本の平和主義が空想論に終始する原因でもある。ちがいますか?

投稿: 罵愚 | 2010.03.09 06:03

他の方がたくさん述べられているので簡単に。

> この問題と併記で「徴兵制」が語られるとした、
>やはり危惧を感じざるを得ないのです。

危惧を感じるのは結構ですが、感じるだけに留まらず、一歩先に踏み込んでみてはいかがかと。
少なくとも「徴兵制」の文字だけで他者の発言を理解すること私にはできません。

>国際社会は「対話」の時代へと向かっていることは、
>この間、過去の記事で何回もみてきました。

対話は必要ですが、対話だけでは解決しきれない困難な時代です。
「対話」の時代というのであれば、なおさら、他者の発言の意味を
より正確に理解する必要があると私は思います。

投稿: Sada | 2010.03.09 13:13

あゆさん。
罵愚さん。
Sadaさん。
コメント、ありがとうございます。
いずれにしても、
この問題、今後の成り行きに注目して、
またエントリーを挙げます。


Sadaさん>
ご指摘、ありがとう♪
論点整理、さらに428の会議の内容が分かり次第、
また考えるね、、、
その時は、またご意見やご教示待っています。

罵愚さん>
参考にしますね。

あゆさん>
いずれにしても、考える良い機会ですね。
何を次代に渡すか、、、
と。

投稿: せとともこ | 2010.03.09 16:31

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