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2010.05.31

核不拡散条約再検討会議閉幕

核不拡散条約(NPT)再検討会議が、行動計画を盛り込んだ最終文書を全会一致で採択して閉幕しました。

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とくに評価したいのは、最終文書が北朝鮮の核に厳しい態度を示したことだ。決裂状態で終わった前回05年の再検討会議後、北朝鮮は2度の核実験を実施してNPT体制を揺るがした。最終文書が北朝鮮の核実験を強く非難し、核兵器の全面廃棄を求めたうえで、北朝鮮を核保有国とは認めないことを再確認したのは、極めて重要かつ有益な判断である。
中東非核化への具体策で合意したことも歓迎したい。中東では核兵器保有が確実視されるイスラエルと、核兵器を持たないアラブ・イスラム諸国の対立が続いている。12年に開かれる国際会議には中東のすべての国が参加し、非核地帯の創設をめざすという。95年採択の「中東決議」に基づくものでイスラエルの核兵器を念頭に置くのは明らかだ。
============
と、上記社説は積極的に評価すべき事を挙げています。

また、以下のように抱える問題について指摘します。
=============
 米英仏露中の5カ国に核兵器保有を認めたNPTは一種の不平等条約であり、「持つ国」が「持たざる国」に配慮しないとNPT体制は維持できまい。米露は再検討会議前に新核軍縮条約に調印したが、5カ国全体の核軍縮への努力は十分とはいえない。今回、核軍縮に具体的な期限を定める提案が葬り去られ、14年の再検討会議準備会合で核削減状況などを報告する程度にとどまったのは残念である。
最終文書には、核開発をめぐって国連の追加制裁に直面するイランをことさら刺激する文言は見られない。2回連続の決裂を避けるべく米国などが遠慮したのだろうか。その意味で最終文書は「妥協の産物」ともいえようが、核実験全面禁止条約(CTBT)の早期批准や兵器用核分裂性物質生産禁止(カットオフ)条約の交渉開始などは重要な合意である。「核なき世界」という遠大な目標に向かって、一歩一歩、合意の着実な実行が必要だ。
==============

と、言うことで、まずは第一歩ということでしょうか、、、
 会議は、「核兵器のない世界」の実現が世界の圧倒的な世論であり、国際社会にとって後戻りできない切実な課題であることを鮮明にしました。核兵器保有国による激しい巻き返しで、核廃絶に向けた国際交渉開始の合意こそ決められなかったものの、廃絶に向けた運動の土台となるものです。
流れの転換明らか

05年の前回会議がブッシュ米政権の妨害で失敗したことを踏まえ、後退を取り戻し、さらに「核兵器のない世界」に向けた前進の土台を築いたことは、やはり素晴らしい事だと思います。
64項目にわたる行動計画はその第1で、加盟国が「核兵器のない世界を達成するとの目標に完全に合致する政策をとる」と宣言。
素晴らしい、、、
「核兵器のない世界を達成するとの目標に完全に合致する政策をとる」。
いいですねぇ。
いいです。

先の社説にもあるように、
不拡散条約は、米ロ英仏中の核兵器国だけに核兵器の独占を認めた不平等条約。
1970年発効の条約はもともと、核兵器問題は保有国が決めるとの力関係に立つものでした。
それが今回会議では、
条約は(1)核軍縮(2)不拡散(3)原子力の平和利用の3本柱からなり、(1)は保有国に「自らの核を廃絶する」責任を課しているとの理解が当然のものとなっています。

これは凄い前進です。

尤も、社説にもあるように、
核保有国は、廃絶に向けた「努力」を迫られ、その「努力」は14年の準備委員会に報告され、その結果、15年の次期再検討会議で「次の諸措置を検討する」と、猶予を与えたものだったのですが、、、


こうして一連の流れをみると、
「世界の状況は核兵器廃絶の方向に動いている」と思うものです。
粘り強い運動の賜物であると実感しつつ、
まだ途上であることを忘れず、さらなる声をあげていくことの必要を感じるものです。
この問題、今後も追跡していきます!

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福島瑞穂さん罷免と言う事だが、、、

昨日から今日にかけて社民党の党首の福島瑞穂さんがテレビに露出。
そう、社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相を罷免問題の舞台裏について各局がアレコレと本人に聞きただそうとの企画。
私もいろんなチャンネルで観ていたのですが、
お馴染の映像に同一人物の登場(福島さん)と、どの局も大差ない質問で、
最後の方は各テレビ局のアナウンサー、司会者、コメンテーターは「連立に対して、選挙に対して」という質問が集中。
「なんだかな、、、」と思いながら聞いていたのですが。

ここで本当に問題にすべきことは日米共同声明そのものでは???
と、私は思うのだが。
この間の鳩山さんの稚拙さはもう「それ以上でもそれ以下でもないくらい」なのですが、
では、自公民の前政権だったらどうか、と言えば、私たち国民に知らされる事なく暗黙のうちにいろんなことが進んでいただろうから、
鳩山さんが「白日のもとに晒した基地問題」と言う観点からみると政権交代の賜物ではあるが、、、
が、、、
それでも、
今のところの経過では、2006年5月に日米が合意した自公民前政権の時に取り決められた現行案に「ほぼ同じ」ものです。

さらに今回は、日米合意が米軍訓練が全国にいっそう分散・拡大するものであることを見過ごすわけにはいきません。


私も基地問題についてその折にふれエントリーを挙げていますが、
「民意」を無視した現政権の提案は、容易に実現は出来ないものと思います。
普天間問題を解決するには、どうすればいいか???

アメリカにもう一度、基地撤去について話しあうテーブルについてもらう為に努力すると先の福島さんは声を大にして述べていたが、
是非、先頭に立って沖縄の・基地の町の人々の声をアメリカに届けてもらいたいと思うものです。
この問題、今後の展開から目が離せません。
また新しい局面が出たらエントリーに挙げたいと思います。

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2010.05.28

小説「水の時計」から、、、

その後の臓器移植法案はどうなったのだろうか???

臓器移植:「親族優先」角膜を妻へ、改正法初適用なんてニュースがつい先頃出たのだが、、、

昨年の今ごろはこの問題で随分と盛り上がったことを思い出しながら、
その後、現実にはどのように臨床の現場では行われているのだろうか???

いまだ、あちこちで海外渡航のニュースなんかを目にするので、
本当に難しいのだろうな、、、と改めて思います。


水の時計と言う若い作家・初野晴さんの本があります。
本の紹介には以下のように書かれているのですが。
==============
医学的には脳死と診断されながら、月明かりの夜に限り、特殊な装置を使って言葉を話すことのできる少女・葉月。生きることも死ぬこともできない、残酷すぎる運命に囚われた葉月が望んだのは、自らの臓器を、移植を必要としている人々に分け与えることだった—。透明感あふれる筆致で生と死の狭間を描いた、ファンタジックな寓話ミステリ。第22回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
===============


横溝正史ミステリ大賞というのは、「どこが、、、」と思うものの、
つまり、ミステリと言うジャンルではないような、あるような、、、なのですが、
それはそれとして、
内容はズバリ「臓器移植」がテーマでした。
尤も、この本のモチーフは「幸福の王子」なのです。
臓器提供者の強い意志により、
運び屋の使命を託される若者の心理とまわりの人々のアレコレの思いが錯綜するオムニバス。
運び屋、つまり幸福の王子ではツバメだったのだが、
この本の主人公は臓器運搬という違法を犯しながら成長していく物語で、
それは淡々と、そして透明にまるで水のように流れていく小説でした。
臓器移植そのものの是非よりは、
受け取る側の人生が紡ぎ出されているので、この本から現実の法案の云々は語る事は出来ないのですが、、、
それでも「生きる事」とは何かを考える事は、
法律とはまた別のものである、と改めて思ったりしたものです、、、

いずれにしても、
現実の法案。
これからも成り行きをみていきたいと思います、、、

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スペイン旅行の準備

夫の仕事の関係で7月初めに10日間ほどスペインに行く予定です。

スペイン。

私にとっては本当に未知の地です。
スペインと言われても、何を思い浮かべるか、、、
闘牛?
フラメンコ?
サッカー???

と、単語はでるものの、記憶も曖昧なら知識にいたっては皆無に等しい。

ついこの前、スペイン語のCDを100円ショップで買い求めて聞き出したのですが、
家族は「今からじゃおそい。英語をもっと勉強しろ」と言います。
まぁ、英語は英語として。
この際だからスペインについてちょっと調べてみようかと思い、
こんな時のお助けWikipediaをチラチラと読んでみました。

フウウム。
なるほど。
これは面白いですね、、、
そう言えば、以前スペイン人の女性を京都案内したことがあります。
あの時、お礼にガウディ建築のマグネットを頂いたのですが、なんだか特有のものがありますね、、、


と、言うことでまずはスペインの歴史から。
やっぱりワクワクするのは、
イスラムの支配を受けた頃から以降の帝国の移り変わりです。
これはもっと知りたい。図書館に行って本を借りてこよう、、、
また調べたら備忘録のため、エントリーに挙げようと思います。

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2010.05.27

バタバタしています

なんだかバタバタしています。
バタバタ、、、
バタバタ、、、
と、している間にもいろんなことがありました。

普天間。
本当にどうなるのか、、、、
うううむ。
目が離せません。

口蹄疫問題。
ますます深刻です。

さらに朝鮮半島問題もなにやら物騒で、気掛かりです。
これまた目が離せませんね、、、


それから、それから、、、
W杯の日本代表の、なんというか、かんというか、「ふがいなさ」。
ううううんん、もう。
です。
まったく。
我らが代表。
なんとか、頑張って貰いたいです、、、

と、言うことで、世間は騒々しく、
私もバタバタしています。

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2010.05.19

久米島沿岸にサンゴ大群集 WWFJ「国内最大級」と言うニュース

久米島沿岸にサンゴ大群集 WWFJ「国内最大級」と言うニュース。
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久米島の南東約2〜3キロの沿岸(通称・ナンハナリ)の水深15〜35メートルで、この深さにある枝状サンゴとしては国内最大級のサンゴの大群集が見つかり、世界自然保護基金(WWF)ジャパンが18日までに確認した。主要な群集の分布範囲は長さ300メートル、幅200メートルまで確認できたが、全体の規模はさらに大きいとみられている。
サンゴの大群集は水深20メートルより浅い所で見つかるのが一般的で、深い所にある大規模群集は、成立過程や維持の仕組み、生態系における役割など研究例が少なく、学術的価値が高いという。
(上記ニュースより)

=============


素敵ですね。
こんなニュースをみると、今更のように自然の大切さや保護しなければならない事などなどと思います。

サンゴの海、そして、
沖縄の海。
それから、世界の海は勿論、生態系の宝庫である海を守らなければ。


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辛いニュースですね、口蹄疫問題

なんだか辛いニュースですね。
口蹄疫が広がっています、、、
うううむ。

初動捜査の遅れが指摘されているところですが、
いろいろ伝わる情報をみると、やはり政府の対応のまずさが問われるような気がします。

いずれにしても、家畜のことを思うと、なっともはやはや、、、

なんだか辛いこのニュース。
農家の補償も含め、今後の成り行きに注目です。

今後、このようなことが起きないようにしっかりと対策を打って欲しいものです。

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2010.05.18

あかつき打ち上げ延期

金星探査機「あかつき」打ち上げ延期だが、金星とはいったいどんな星?という特集。

今、金星が注目ですね!

あかつきの打ち上げ延長で、さらに話題がました金星です。

金星は「明星」「夕星」とよばれ、ひときわ艶やかに光るので、空(夕方だったり、明け方なのだが、、、)を見上げる私たちの視界に一目散にバシッと入ってきます。

夕星も通ふ天道をいつまでか仰ぎて待たむ、月人壮士

と、月を待つ金星に、詠み人の思いは、これまた別のところにあったような、ないような、、、
そんなウキウキとする万葉の歌人の歌。
金星の光になんとも宇宙の神秘とともに親しみをもつ歌です。

さて、
私たちも、「あかつき」からの便りが届く頃、
空をいつまでも仰いでいるのでしょうね、、、
楽しみです!!!
と、万葉のころから歌に詠まれています。

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2010.05.17

どうなるのだろうか?普天間

普天間問題、本当にどうなるのでしょうか?
普天間移設、「総理発言」で政府案決定も 平野官房長官と言うことで、政府与党の中でも纏まっていないような、そんな感じ。
そりゃそうですよね。
そもそもこの問題に関しては社民党は筋はしっかりとしているのだから。
今朝は各報道で「人間の鎖」包囲が放送されていましたが、
沖縄の人々の民意、また代替と言われる沖ノ島の人々の民意。
鳩山さんがいつも言われる民意を一番に、と言うその民意が、こうもはっきりと突きつけられているのだが、、、


ウウウム。


どうなるのか。
本当に行方がわかりません。
それでも、
成り行きにしっかりと注目です!!!
また、新しい動きがあれば、書きます。

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2010.05.14

結局、消費税になるのかぁ、、、と。

結局、消費税と言う事になるのだろうか???
消費税の扱い、今後の議論=参院選公約で仙谷戦略相というニュース。

フゥウウウム。

これ以上、消費税率を上げることが、果たして問題の抜本的な解決になるのだろうか???


私はこの間、
大企業の内部留保とか、軍事費とか、法人税とかとか、いろいろ考えてきたのですが、
まずは、そこから手をつけて、
それでもなお、と、言う時は、食品は据置でその他のものには消費税を上げる事も致し方ないかと思うのです。

が、
今の流れをみると「もうなにがなんでもまずは、消費税から」という感がしてなりません。


そう言えば、
まるでドラマさながらのタックス・ヘイヴン
今やタックス・ヘブンを通した税というかお金の流出は世界的にも大きな関心が向けられています。
昨年は主要20カ国・地域(G20)ロンドン・サミットの首脳宣言が規制強化を求めていると指摘しています。
その流れを受け、
この4月には
福山哲郎外務副大臣は参院外交防衛委員会で、タックス・ヘイブンを悪用した課税逃れを防ぐための協定について「ケイマン諸島(タックスヘイブンとして知られるカリブ海の英国海外領土)との協定をめざし、交渉を開始したい」と表明しました。

この動きも注目です。


いずれにしても、
消費税と言う前に、まだまだ手だてはないものか、、、、と思うものです。
今後の動きから目が離せません。

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2010.05.13

読後感想と言うにはあまりにツラツラと、、、

イニシエーション・ラブと言う本が本棚の隅においてあって、というか積んであって。
多分、家族の誰かが買って読んだ後、置いたのだろうが。
で、
本棚の整理をしていたら見つけた私は何気なく裏表紙の説明を読んで、
で、
「ふぅん、、、そんなものかねぇ」と思い、パラパラと読み始めました。
で、
はじめは「なんだ、、、なんってことはないなぁ」(乾さん、ごめんなさい)と思いながら、読みました。
で、
最後の二行で、
「ううううううう、うううん、なんだぁコレ」
「あれぇ、、、私、どこかよみおとしったっけ?」と、
もう一度読み直しました。

そう、裏表紙に書かれていた通りに。
つまりそこに書かれていたのは次の文言。
「、、、、最後から二行目で本書は全く違った物語に変貌する。必ず二回読みたくなる、、、、、、、」と。

私は読み始めは「まさか」と笑いながら読み、
途中も、「なんでこれが、、、」と思い読み、
そして、
最後は「あらあら、、、もう一度読み直そう」
でした。
まさに、作者の陰謀?にはまってしまいました。ははは


と、言うことで、
やっぱり本って面白いなぁ、、、と思う事しきりです。


先日、久しぶりに恩田陸の不安な童話を読んだのですが、
面白かったです。
私は、恩田陸は好きなのですが、最後の閉め方が大急ぎで「あらあら、、、これでいいの???」っていう感じを持つ事がままあるのですが、
「不安な童話」は、最後も上手に片づけられていて、良かったです。


最近、読んだ本では、
最後の終わり方とスピード感では、やはり伊坂さんの「ゴールデン・スランバー」が面白かったと思います。

そして締めくくりは京極さん。
相変わらず、ねっとり、まったり、ゆるく、と京極堂の語りに、
私もおどろおどろとした妖怪の世界に、足をいれています。
京極さんは水木しげるさんと並んでの妖怪博士。
水木さんにも京極さんにも共通するそれは「やさしさ」だと私は思うのだが、
どうなんでしょう。

と、言うことで、これから図書館に行って「方舟は冬の国へ」とか、
いつもよさんが奨めてくださる乃南アサさんの本を借りてきます。
また感想は後ほど。

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2010.05.12

胸キュンドラマだそうなぁ、、、月恋は。

キムタクドラマに胸キュン?と言うニュース。

ははは。

私も見ました。
フジ月9ドラマ『月の恋人〜Moon Lovers』。

そうですねぇ、、、
胸キュンとは言わないまでも、まぁ気恥ずかしくなる恋愛ドラマでしたねぇ、、、

まぁ、久しぶりの胸キュンドラマになるんだろうか???
メイちゃんの執事、くらいの社会現象巻き起こすか、と別の楽しみで見ていこうと思います。


さて、このクールで、私がはまっているのは「ゲゲゲの女房」。
まず、朝はゲゲゲからです!!!
いいですね。
優しくて、やわらかで、そして凛としていて。
なによりも人への見方・感じ方や人生への捉え方が前向きでいいです。

子どもは水木しげるのファンだったことがあって、
妖怪ものが大好きな時期がありました。
勿論、境港に行って、水木ロード観光したものです。
私は「妖怪もの」は京極さんかなぁ???
でも、これを機にまた水木さんも読んでみようと思っています。

大河ドラマも欠かせませんが、これについては、また改めて。

さて、次に見ているのは土曜日のチェイス国税査察官とWOWOWのパンドラです。
新参者はビデオです。


と、言うことで胸キュンドラマやハラハラドラマ、考えるドラマ、面白いドラマ、、、
と、いろんな工夫ある良質ドラマがドンドンでてくればいいな、、、と思いながら。

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NPT会議:日本主導で声明と言うニュース

NPT会議:日本主導で声明 被爆者、ロシアの賛同を評価と言うニュース。
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ニューヨークの国連本部で開かれている核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、日本など42カ国は11日(現地時間)、「核兵器のない世界を実現するため、軍縮・不拡散教育が欠かせない」とする共同声明を出した。核兵器使用による悲惨な結果について子どもたちの認識を高めることなど、核軍縮教育の充実をうたっている。核保有国ではロシアが賛同した。
(上記ニュースより)
==============


そうですね、、、
子どもたちに伝えていく事は本当に大切だと思います。
先日も広島の原爆資料館に行ったのですが、その生々しい現実をみて思うこと大でした。
子どもが幼い時はよく平和公園に連れて行って、話しを聞かせたり、
資料館にも足を運んだのですが、子どもは怖がりました。
大人の私も怖かったのだから、多分もっと強烈な印象をもったのだろうと思います。
そのあと、子どもにはいろんな本を読み聞かせ、
原爆や戦争について一緒に考え、
また、
これからどうすればいいか、、、と考えたものです。

以前、原爆60年 オークリッジではと言う記事を書いた事があります。
これはアメリカのテネシー州で記念行事が開催され、 日本人との間に溝というニュースを紹介しながら、アメリカ人と日本人の原爆投下に対する意識の違いを考えたエントリーでした。
ちょっと紹介します。
〜〜〜〜〜〜〜
米テネシー州オークリッジで16日、原爆開発60周年記念イベントが開かれ、マンハッタン・プロジェクトと呼ばれた原爆開発製造計画に関与した研究者らと家族約70人が参加した。参加者のほとんどが「原爆投下は戦争終結のため必要だった」と話し、「原爆」に対する日本人との溝の深さを感じさせた。
 オークリッジは広島に落とされた原爆に使用されたウランを分離・濃縮した工場があり、プルトニウムを生産したワシントン州ハンフォードや、原爆の設計製造を担ったニューメキシコ州のロスアラモスなどと共に、マンハッタン計画の中核となった。
〜〜〜〜〜〜〜〜

その後、オバマさんになってアメリカも随分と核については変わってきました。
良い事です。
が、
まだまだ問題は山積みです。
その大きな山になった問題の一つひとつの解決策を探りながら、
同時に「次世代の教育」についてもしっかりと考えていくことは本当に素晴らしいことだと思います。
この動き、応援しつつ、成り行きをみていきます。

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そろそろです。改憲手続法施行期日

憲法を改定するための国民投票などの手続きを定めた改憲手続き法いわゆる国民投票法がこの18日に「施行期日」を迎えます。
自民党は憲法改正原案を発議へ と動き出すようです。

改憲手続法案かぁ、、、

ふっ〜〜〜


自民、憲法改正の論点整理についてと言うタイトルで3月に記事を挙げたのですが、
あの折りも多くの方から示唆に富むコメントを頂きました。
憲法については、本当にしっかりと考えていく必要を感じるものです。


さて、私もいわゆる国民投票法については以前より何度となくエントリーを挙げ書き連ねています。
これからも、折りに触れ書くつもりですが、
まずは、もう一度おさらいと言う事で過去のエントリーを読みながら「国民投票法に至る経緯」について確認。
国民投票法案めぐり本格論戦国民投票法案 公聴会などのエントリーは法案に至るまでの「同じ時間軸」で書いています。

「戦後レジームからの脱却」と言う言葉が思い出されます、、、

現日本国憲法は、憲法を改定する場合、国会が3分の2以上の賛成で「発議」し、
主権者である国民の投票で過半数が賛成すれば承認されることになっています。
が、1946年に憲法が公布、47年に施行されてから60年以上も改憲手続きは定められていませんでした。
そして、
2007年になって改憲手続き法が定められました。
が、
が、
現実には
その公布から3年近くたつのに、施行の前提となる法制上の措置や国会での憲法審査会の設置など諸々の事柄が進んではいません。
また、国民の間で「改憲」に対しての意識も高まってはいません。
つまり頓挫・座礁状態。


さて、改憲手続き法は、施行までに「投票年齢」を現在の20歳から18歳に改めるとしています。
が、
現実には、そのために必要な公職選挙法の改定などは手付かずです。
国民投票に際しての公務員の政治活動についても制限しないよう公務員法などの改定を実施することになっています。
これまた行われていないのが現状です。
だがしかし、
こうした事務手続きそのものをなんら整備しないで、これらの法制上の措置を欠いたまま改憲手続き法を施行する動きが先のニュースのようにあるとしたら、それは拙速だと思います。

また、
改憲手続き法が施行されれば改憲原案の審査権限を持つことになるのは国会の憲法審査会。
しかし、衆議院では政権交代前の昨年、審査会規程が議決されましたが委員の選任はされておらず、参議院では規程の議決さえされていません。

ムムム。
ムムムです。

憲法改正。
なぜ必要か???
と、改めて思うものです。
国会の機能も整備されず、国民の関心からも遠い状態にある「改憲」なのですが、
なぜか急ぐ勢力があるとしたら、それはそれで、「チョット待った」と言わねばと思うものです。
「なぜ、急ぐ」と。
なぜでしょうか???
と、言うことで、
今、しっかりと考える時であると、強く思います。

さて、憲法記念日を機に各マスメディアが実施した世論調査。
国民が改憲を望んでいないことは明らかです。
“改憲派”の旗頭と言われる(読売試案を出したくらいの)「読売」の調査でも「改憲賛成」が43%と大きく減少。同新聞では「反対」は42%。
「朝日」の調査では、戦争を放棄した憲法9条改正に「反対」が67%。

こんな中、
「逐次党内でまとまった(改憲)条項を国会に提出して、憲法改正の促進に使っていきたい」と述べるのは自民党憲法改正推進本部事務局長の中谷元・元防衛庁長官。
憲法記念日・3日の改憲派団体主催の集会での発言。
また、自衛隊の派兵恒久法案を「5月下旬に国会に提出する」とも述べました。


ううううううう〜〜〜〜〜〜んん。
憲法を変えるまで「待てない」ということかぁ???

 
個人的には護憲の私です。
なんら改憲する必要を感じていないからですが、、、
それでも改憲派の主張、そしてその先に何が待っているか、については今後しっかりと見ていくつもりです。

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2010.05.11

抑止力とは???

抑止力かぁ、、、
ウウウム。
抑止力ねぇ、、、

キッカケは勿論鳩山発言。
「学べば学ほど、、、」です。
海兵隊が抑止力になっているということを初めて知ったと述べた鳩山さん。
以後、抑止力が大きく報道されるに至りました。


と、言うことで今日は抑止力。

米海兵隊の役目は「在留米人救出」 じゃあ抑止力ってなに? とテレビ朝日の朝の番組は特集をしていました。

番組では抑止力云々よりは、現実の米軍のあり方がクローズアップされました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
論争に火を付けたのは、元朝日新聞社会部記者で軍事ジャーナリストの田岡俊次。インタビューで赤江が「日本は米国に守ってもらっていると言われていますが…」との問いに、次のように答えた。
抑止力という言葉は魔術
「そこに変な刷り込みがあるだけで、自衛隊に比べれば在日米軍なんて何ていうこともない。中国に対する抑止力をいう人がいるが、米国は中国とすごく親密で、米国にとって中国はすごく大事だ」
「沖縄にいる米海兵隊は普天間にヘリ部隊、キャンプ・シュワブには歩兵部隊もいるが、800人から1000人程度。暴動とか内乱のときに在留米人を助け出すのならなんとかなる程度だ。しかも、救出の優先順位は決まっていて、1位が米国人、2位がグリーンカードの永住許可持っている人たち、3位が面白くて英国、カナダ、豪州、ニュージーランドのアングロサクソン4か国、5位はその他で、この『その他』に日本人が…」
(上記特集より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


このニュースから思い出すのは米軍機墜落のアレコレです。
横浜市緑区(現在の青葉区)の米軍機墜落事件は1977年のことでした。
あの時、自衛隊は米軍のパイロットだけ救助してあとは知らん顔だったことはあまりに有名です。
また沖縄国際大学のときは日米地位協定が大きく壁になりました、、、

沖縄基地問題については、私もこの間、いろいろ記事にしていますが、
学べば学ぶほど、
日本は米軍の補完部隊でしかなく前線基地化されようとしている感がするのです、、、
つまりそれは、抑止ではなく侵略と言う意味ですが、、、
なぜならば、現実に沖縄の米軍基地が果たしている役割はそれだから。

アメリカ自体、1982年4月、
Cap the Knifeの異名をとるワインバーガー米国防長官は「沖縄の海兵隊は日本の防衛には充てられていない」と明言しています。(4月米上院歳出委員会)
その一年前にはワインバーガーさんは日本の自衛隊について、もっと軍事強化を迫っています。
(1981年6月29日:大村襄治防衛庁長官がワインバーガー・アメリカ国防長官とワシントンで会談(アメリカ側は日本の防衛力に強い不満を表明し、1976年防衛計画大綱の見直し・増強を迫る)。

また、日本の自衛隊についてアレコレの指示を出す事で忘れてはいけないのはこの人。
チェイニー米国防長官。
この人も「世界的な役割を果たす戦力投射部隊」(91年7月米下院予算委員会)と沖縄の海兵隊の性格について述べています。

アメリカの海兵隊は実戦部隊のすべてを三つの海兵遠征軍に組織しているのですが、これはすべての実戦部隊が海外「遠征」部隊なのです。
このうち第1、第2海兵遠征軍はアメリカ本土にいるのに対し、
第3海兵遠征軍は沖縄と岩国(山口県)を中心に駐留。
唯一、日本に海兵遠征軍が置かれているということです。
世界中のどの国でも他国の海兵遠征軍がおかれていることはありません。
日本だけです。

では、本当に日本の防衛に役に立つのか、、、というと。
先のテレビ朝日の番組にもあったように、
アメリカは中国とは仲良くしていきたいのです。
したがって、アメリカにとって中国は脅威ではありません。
アメリカが中国に抑止力をかざすことは今のところはないのです。
では、北朝鮮か???
これもいろんな報道で言われているように、本当に北朝鮮が脅威なら、何も日本に基地をおくことはありません。
韓国からすでに撤退したアメリカ軍。
これまた、アメリカにとって北朝鮮は脅威の対象としては薄いのでしょう。

北朝鮮の問題ではアメリカ、中国、ロシア、韓国、日本の「6カ国協議」の枠組み復活がまずは先行かと思います。
柳沢協二前内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)は、北朝鮮の経済・軍事的な実情からいって「1950年の朝鮮戦争のような戦争はまずあり得ない」と分析しています。
確かによく分からない国ではありますが、
それでも、
北朝鮮の脅威をかざして、アメリカの抑止力に期待しながらの米軍基地というのはあり得ないだろうと思います。

では、なぜアメリカは基地を日本におくのか???
答えは先にチェイニー米国防長官の言葉が語っています。
「世界的な役割を果たす戦力投射部隊」。

抑止ではなく戦力投射部隊かぁ、、、
なるほど。
この言葉を裏付けるのは、
イラクやアフガニスタンでの戦争への部隊は沖縄から派遣された部隊が最前線に立ったことがありました、、、

在日米軍基地の74%が集中し、沖縄本島の18%が米軍基地。
爆音や墜落事故、水質・土壌汚染、演習場での火災、実弾の流弾事故、犯罪、交通事故が絶えず発生。
私はこの問題については、その折おりに書き続けてきました、、、

鳩山さんが学べば学ぶほど、抑止力の貢献を知ったと言うならば、
是非、その中身をお教え頂きたいと思うものです。

さてさて、ここまで卑屈な政府について内田樹さんはエントリーで次のように書かれています。
=============
日本はアメリカに対して反抗できないという「属国」条件を日本の軍事専門家たちが「定数」にして、そのコメントを述べていることはわかる。
彼らのその現状認識が十分にリアリスティックなものであることを私は喜んで認める。
けれども、その場合には、やはりコメントをするたびごとに「われわれはアメリカの軍事的属国民であり、軍事に関しては、アメリカの意思に反する政策決定をすることができないのだ」ということを明らかにし、「だから」という接続詞のあとに、自説を展開していただきたいと思う。
あたかも主権国家が合理的な判断として国内に外国軍基地を置くという「選択している」かのように語るのはフェアではないと私は思う。
(内田さんのエントリーより)
==============
内田さんは、昨今テレビに露出する軍事評論家の多くの方が、
日本にアメリカの基地があるのは、もはや動かしがたい定数であるという前提でアレコレとコメントすることへの痛烈な一撃で結んでいます。
私もこの間、いろんな報道番組に登場する軍事評論家と言われる人たちが、
「抑止力」のこと、「アメリカのこと」を口にするたびに、
この人たちは日本国民よりもアメリカの方をみているんだな、、、と度々思いました。

私は基本的には非武装中立の立場です。
だがしかし、
自国は守る必要はあると思うので、それなりの軍備も必要とは思います。
が、現状は、とみると、
突出した軍事費やアメリカ軍との共同演習。
そして次々と出される特措法。
などなど憲法の精神から逸脱してきているのでは、と危惧を度々感じるものです。
さらに、沖縄をはじめとして基地については、
思いやり予算に代表されるところの経費負担。
そして実働を期待される自衛隊。
日本人の・日本の為、と言うよりは「ただただアメリカのためだけのもの」では、と思うのです。

龍馬伝の坂本龍馬ではないが、、、
日本に、他国の基地は必要ない、と思うものです。

なお、最後に、
超左翼おじさんの挑戦のブログ主松竹さんは抑止力についてこの間、多くのエントリーを挙げていらっしゃいますが、
その中で松竹さんは以下の言葉が「言い得て妙」と私は思いましたので、ここに紹介します。
=============
私は、抑止力論というのは、相手国を先制攻撃することによって目的を達成するという建前をとっていない点において、全てを否定的に見てはいない。だが一方、相手国の攻撃を思いとどまらせるということを、抑止力という考え方だけから構築すると、とんでもない結果になりかねない。よくよく研究が必要である。
(松竹さんのブログより)
=============


相手国の攻撃を思いとどまらせるための抑止力には際限がないと言う事かぁ、、、

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2010.05.10

決まりましたね、W杯選手

W杯戦士23人発表!川口、矢野がサプライズ選出と言う事で決まりましたね、、、


私も午後2時からのNHKの放送をドキドキしながら見ていました。


まぁ、大方の予想通りと言う事で、記事にもあるようにサプライズは川口さんと矢野選手。


いずれにしても、いよいよ本番が近づいています。
選手の皆さんには力いっぱいプレーをして頂く事を期待します。
楽しみです!!!

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2010.05.06

磐田戦

昨日5月5日。
Jリーグ第10節、磐田戦。
残念でした、、、
1−2で負けました。
ううううううむ。
非常に残念。
残念ではあるが、一方で「今までよくやってきた」と広島の選手に拍手も贈っています。
なにしろ、
超過密スケジュール。
ずっと、負け無しで、ここまでよくやってきたと改めて思いました。

さて、昨日の試合。
もうギリギリというくらいの疲れが目に見える選手たちの戦いでした。
転びそうになったり、
パスが繋がらなかったり、
もう頭がボールについていかないくらい、極限状態。
そんな中でも前半4分の森崎浩司選手のゴール。
素晴らしいものがありました。
右サイドへの展開のボール→山岸→佐藤寿がマイナスのパス→森崎が強烈な弾道シュート。
やった!!!
やったと大喜びだったのですが、
やはり疲れの前には「無力」でした。
こちらの疲れを味方にした磐田は、ついに同点。
そして逆転と試合を運び、
結果、1−2で負けました。


さてさてさて、、、、、
試合もさることながら、昨日のスカパーの解説者、酷かったです。
広島は地味なチームなので、大抵の実況では相手サイドのアナウンスや解説が多いので、
私も、もう諦めながら試合を観ているのです。
が、
そんな私でも、昨日の解説はあまりに酷かった。
あれは解説ではなく「磐田の応援演説」ではないかと思ったくらいです。
何が酷い、なんて一つ、ひとつ言えないくらい磐田より。
磐田がボールを取ると、
「いいいですね、、、このまま行きましょう」。
シュートをすれば、(勿論入らないので)
「おしいぃいいい」
とにかく、とにかくこんな調子でずっと磐田応援をします。
ゲストに名波さんがいたのですが、
この人は勿論、磐田応援は旗幟鮮明なのだが、それでも選手だったから、広島の選手たちの疲れを理解しています。
「いや、、、広島は連戦で疲れていますから、、、」
「よくやっています」と、足の止まった広島選手の気持ちをくみ取る発言が多々ありました。
またミシャー監督の戦術の素晴らしさも讃え、敵へのリスペクトも忘れません。
が、
が、
そんなこと一切構わないのが解説者。
あまりに酷いので、ちょっと調べたら、なるほど、、、納得。
桑原さんと言う方でした。
フムフム、納得。
しかもジュビロ黄金時代をよくご存知の方ゆえ、今のジュビロの成績にご本人は納得できないものがあるんだな、、、と私は理解しました。
ゆえに、言葉のはしはしに出てくるのは「もっと出きるであろうジュビロへの回顧」だったのです。

それで納得した私は、「まぁ、しゃないか、、、」と生暖かく桑原さんの応援解説を聞いていたのですが、
ふとこの人に言いえぬ疑問を感じたのは次の言葉。
「ジュビロの選手たちは楽しくサッカーをやっているでしょうね、、、思うようにパスが回されて、、、、、」という発言。
ウウウウウウム。
なんというか、恥ずかしい。
疲れてヨタヨタのサンフレッチェ。
この疲れに至るまでには、ACLで日本代表として戦ってきました。
勿論、この連戦の疲れを敗因の理由にはするつもりはありません。
が、
誰がみても、昨日の広島の選手は過労でヨタヨタ。
そんな広島を相手に、楽しくサッカーをやっているとか、
思うようにパスが回せる、
とかとか、、、
普通の常識ある解説者は言うだろうか、
いや、言わない。
なぜなら、
そんなことは何も自慢にならないから。
こんな疲れたチームを相手に楽しくサッカーをするとしたら、それはジュビロの選手に対しても失礼ではないだろうか???
ジュビロが目指すものとは、たかだか「勝ち点」のみということなのだろうか?
フゥム。
もちろん、サポータやファンは「勝ち点3」狙いでOKです。
が、
桑原さんは今もサッカーに関わっている方です。
こんな立場の桑原さんが、昨日のジュビロの戦いを「よし」とするのはいかがなものだろうか???
これで喜んでいたら、ジュビロにとってこれからの魅力あるサッカー戦術なんて望めるのだろうか???
と、私は思いました。

そのくせ、
最後の監督インタビューでは「広島のサッカーは好きなので、これからも頑張ってください」なんてミシャーさんに言う桑原さん。
いや、、、聞いていて、
なんだか、恥ずかしい。
試合の解説中は、そんなことは言いません(名波さんは言っていましたが)。
ひたすら、ジュビロの応援のみ。
私は監督インタビューを聞いて唖然。
「へぇ、、、、桑原さん、広島のサッカー、好きだったのか???」と。
いやはや。


その点、名波さんはやはり選手、しかも一流の選手だったから、
選手の気持ちというものが良く分かっていました。
私の中では今までゴンさんに隠れていた名波さんの存在ですが、
結構、好きになりました。

と、言うことで、
あまりに酷い桑原解説に、書かずにはいられない私でした。

いずれにしても、
これからの両チーム。
ますます魅せるサッカーをしてくれることを期待します!!!

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広島の旅

私たちの広島旅行は、原爆ドームをあとにして、
宮島。
次に岩国。
最後は尾道へと行きました。

宮島。
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懐かしいです。
以前、宮島の近くに住んでいました。
窓から宮島が見えます。
お釈迦様が寝ているような形の島で、なだらかなその稜線は、ホッとするものがありました。
今は潮干狩りの季節なので、大勢の人がバケツをもってズボンをたくしあげて、小さなシャベルを手にもち、貝取りを楽しんでいました。

私たちも子どもが小さい頃は、よく訪れました。
まずは有名な花火大会。
海水浴。
キャンプ。
そしてお正月の初詣でと、、、
懐かしいです。


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宮島といえばしゃもじです。
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次は岩国。
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勿論、錦帯橋です。
ここも観光客で一杯でした。
大勢の観光客でひしめく橋のうえでしたが、
まわりが新緑の森で視界が遠くにまで及ぶため、
ノビノビとした気分に包まれました。


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最後は尾道。
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この町の雰囲気と言うか情緒は他の追随を許さないのでは、と思いました。
町のあちこちが映画の、小説の舞台そのままなのです。
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どうしてここまで頑固に守りきれるのか?
どうしてここまで時代に取り残されて営々と生き続けられるのか?
と、思うくらい、昔のロマン漂う町です。

私たちはモクモクと写真を撮り続けました、、、
どれもこれもが写真になり、絵になります。
そこにあるだけで。
そんな尾道の風景と溶け合うのが、なぜか今風の装いの観光客です。
観光客自身がすっぽりと構図に収まる、そんな町でした。

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原爆ドームと資料館に行きました。

ゴールデンウィークも終わり日常に戻りました。
私たちはこのGWは広島で友人夫婦と過ごしました。
好天に恵まれ、それはそれで何よりだったのですが、体温の調節がうまくいかず、今、風邪気味です。

さて、私たちの広島旅行は、まずは平和祈念公園、そこには原爆ドームがあるのですが、それと資料館でした。

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有名なサダコ像です。
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8月6日の式典の舞台になる平和祈念公園です。平和の灯が燃え続けています。
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公園内には平和を願う像があちこちにあります。
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FF(フラワーフェスティバル)の時期と重なり、広島は大勢の観光客が来るのですが、
やはり原爆ドームと資料館はヒロシマを知る上ではかかせません。
多くの方が、いろんな思いで今、なお残り戦争の凄まじさを語るドームと資料館の一つひとつの試料をご覧になっていたものと思います。
私は新しい資料館は初めてだったのですが、その沢山の資料に圧倒されました。
いかに戦争が悲惨で人間の尊厳を壊すものかと、改めて思ったものです。
私も子どもが小さい時は、よく平和公園に来ていたのですが、
引っ越しをして、その後はテレビで8月6日に見るくらいになっていたのです。
実際に目でみて、歩いて感じるヒロシマは、やはり独特のものがあります。

NPT再検討会議が開幕、核不拡散で多国間交渉 と言うことで、今、ニューヨークで開催されている核拡散防止条約(NPT)再検討会議の動き、ますます注目です!!!

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2010.05.02

FC東京戦、山ちゃんコンビ大活躍!!!

山ちゃんコンビの活躍で勝ちました!!!
サンフレッチェ広島。

私たちも試合3時間前にビッグアーチについたのですが、
もう黒山ならぬ紫山(?)の人だかりで、あっちもこっちも行列でした。
うわっ、、、ホームです。
いつもアゥエィ戦ばかりで小さく(うそです)なりながらみている私たちも、今日は大手をふって紫のユニフォーム。
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5時に開場ですが、そこまでに至る道は遠く、ワンサカと行列ができます。
私は下の芝生で待って、夫が順番をとるため行列に並びます。
そうこうするうち、
開場になり牛歩のようにゾロゾロと動き出す列の中から夫の顔をみつけ軽やかに手を振る私と、疲れ顔の夫。
選手団がやってきてまたまた黒山の人がバスの周りにできます。
サポータも太鼓をならして、
サンフレッチェ♩と歌い、今日の試合の健闘を祈ります。


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そんなこんなで、やっと会場に入ったら、
夫はすぐに食べ物確保。
これまた行列。
ビールとおつまみを持ってかえってきた頃はやっぱり疲れ顔。
私は広島の友人とあって、イキイキとしゃべっていたのですが、その間、夫は行列待ちで悪かったかな???
ははは。


グラウンドでは子どものサッカーの試合が行われていて、牧歌的な雰囲気の中、
次第に夕暮れが迫り、
やがて、7時。
キックオフです。
いつものように音楽がなり、
いつものように選手が登場して、
いつものようにサポータの応援が両チームの席から響き、、、と。
試合前の高揚感は高鳴りばかり。


試合は、そうですね、、、、
本当のことを言えばどうして勝ったのか、と思うくらい攻めまくられていました。
本当にハラハラドキドキで、
息つくひまなんてありません。
攻められていました。
が、
が、
西川からの低い弾道のパスからスタートして山岸がサイドチェンジ→服部のクロス→佐藤寿がヒールで流し、→ぎりぎりのタイミングで抜け出した山岸が右から切れ込んでシュート。
これがゴールにぎりぎりに入り得点!!!
うわつ、、、、
やった、、、、
ぎゃーーーー
でした。

その後も東京の攻めは続き、
後半に一点をとられ、
がっくり。
このまま終わるかと思っていた矢先、
そして22分、山岸がグラウンダーのクロス→中央で待ちかまえた山崎が押し込んで、待望の勝ち越し点を奪いました。
やりました。
やりました、、、
山崎がやりました。
何回も、何回もココゾというところでゴールできなかった山崎だったのですが、
昨日はやりました。
ばっちりでした。
本当によかった。

かっこよかったです。
ボールといったいになって、滑り込んでいた山崎選手の姿が今日は中国新聞を飾っていました。
 
そして、
結局2−1で勝ち、さらに次へと続く予感がいっぱいするサンフレッチェの試合でした。


最後のおなじみ劇場には寿人選手もでてきて、
会場が一体になり盛り上がり、勝利を喜びました。

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私たちも本通りで乾杯をしたのは言うまでもありません。
ははは。

と、言うことでこれからも応援しています。

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2010.05.01

FC東京の選手団といっしょになりました

今、広島です。
今日はビッグアーチでFC東京戦が行われるため、昨日から広島入りしました。
久しぶりの広島。
と、いっても昨年の最終節には観戦にきたのですが、、、
広島は、この時期はフラワーフェスティバルで、いつも大混雑。
どうしようか、、、悩んだのですが、広島の友達にも会いたいので、思い切ってやってきました。


さて、昨日の飛行機。
実はFC東京の選手たちといっしょでした。
はじめは気がつかなかったのですが、
おそろいのスーツでスポーツマンらしい人がいっぱい飛行機に乗り込んで、
私たちの隣にもFCの人が座ったのですが、、、

そのあと、手荷物受け取りで待っていたら、
なんと、平山選手が。
そして、
今野選手に、
羽生選手と、、、続々とやってきました。

あらっ、、、、、
です。
夫が後から「写真とっておけばよかった」と言っていましたが、
スーツ姿の選手というのは、なかなか面白いものがありますね。
ユニフォーム姿で走ったり、蹴ったりの選手は見慣れているのですが、
スーツにネクタイで、笑ったりしゃべったりしている選手って、とても可愛いものです。
そこにいる普通のお兄ちゃんです(当たり前だが、、、ははは)。
親しみを持ちながら、遠くからみていた私です。


と、いうことで今日の試合。
今からわくわくです。

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