読後感想と言うにはあまりにツラツラと、、、
イニシエーション・ラブと言う本が本棚の隅においてあって、というか積んであって。
多分、家族の誰かが買って読んだ後、置いたのだろうが。
で、
本棚の整理をしていたら見つけた私は何気なく裏表紙の説明を読んで、
で、
「ふぅん、、、そんなものかねぇ」と思い、パラパラと読み始めました。
で、
はじめは「なんだ、、、なんってことはないなぁ」(乾さん、ごめんなさい)と思いながら、読みました。
で、
最後の二行で、
「ううううううう、うううん、なんだぁコレ」
「あれぇ、、、私、どこかよみおとしったっけ?」と、
もう一度読み直しました。
そう、裏表紙に書かれていた通りに。
つまりそこに書かれていたのは次の文言。
「、、、、最後から二行目で本書は全く違った物語に変貌する。必ず二回読みたくなる、、、、、、、」と。
私は読み始めは「まさか」と笑いながら読み、
途中も、「なんでこれが、、、」と思い読み、
そして、
最後は「あらあら、、、もう一度読み直そう」
でした。
まさに、作者の陰謀?にはまってしまいました。ははは
と、言うことで、
やっぱり本って面白いなぁ、、、と思う事しきりです。
先日、久しぶりに恩田陸の不安な童話を読んだのですが、
面白かったです。
私は、恩田陸は好きなのですが、最後の閉め方が大急ぎで「あらあら、、、これでいいの???」っていう感じを持つ事がままあるのですが、
「不安な童話」は、最後も上手に片づけられていて、良かったです。
最近、読んだ本では、
最後の終わり方とスピード感では、やはり伊坂さんの「ゴールデン・スランバー」が面白かったと思います。
そして締めくくりは京極さん。
相変わらず、ねっとり、まったり、ゆるく、と京極堂の語りに、
私もおどろおどろとした妖怪の世界に、足をいれています。
京極さんは水木しげるさんと並んでの妖怪博士。
水木さんにも京極さんにも共通するそれは「やさしさ」だと私は思うのだが、
どうなんでしょう。
と、言うことで、これから図書館に行って「方舟は冬の国へ」とか、
いつもよさんが奨めてくださる乃南アサさんの本を借りてきます。
また感想は後ほど。
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コメント
せとさん。今晩は。
お元気なご様子、何よりです。
せとさんの楽しいお話満載の記事を読ませていただき、緑風と遊び、心もリフレッシュされております。読書、旅行、スポーツ・・・、みーんな楽しいですね。
お陰さまで、孫も2年生になりました。運動部の合宿、試合で渡り歩っていて、何時勉強しているのか? 不思議でした。若者は何とかなるんですね。(^o^;
投稿: hamham | 2010.05.13 20:37
hamham さん。
こんにちは。
温かいコメント、ありがとうございます。
今年は何だか天候不順で暑いのか寒いのか、、、
と、思案にくれています。
うっかりとしていて風邪なんかひきました。
いやぁ、、、私も風邪ひくんだぁ、、、、ははは。
と。
hamham さんもどうぞご自愛くださいね。
さて、
お孫さんのお元気な様子。
目に浮かびますo(*^▽^*)o
充実しているんでしょうね。
いいなぁ、、、、、
将来が楽しみです。
私もhamham さんとご一緒にお孫さんの素敵な未来、お祈りしていますよ(*^-^)
また、近況などお知らせくださいね。
楽しみにしています♪
投稿: せとともこ | 2010.05.14 13:43