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2010.06.10

イラク戦争を問う~英国・検証の波紋~ を観て

イラク戦争を問う~英国・検証の波紋~と言うタイトルで昨日6月9日のNHKクローズアップ現代は番組を報道しました。
番組紹介は以下の通り。
===============
イラク戦争から7年。なぜ戦争に踏み切ったのか。どのような意思決定がなされたのか。戦争に至るプロセスの検証を求める声が日本や世界各地で出始めている。こうしたなかイギリスでは、去年から徹底的な検証が始まっている。独立調査委員会によるこの検証では、これまで機密とされてきた政府の文書が公開され、ブレア元首相をはじめ、意思決定を行った当事者80人以上に対する公開の聞き取り調査が行われ、その様子はテレビやインターネットでも公開されている。戦争をめぐる意思決定のプロセスを公的に記録し、未来への教訓を読み取ろうというこの検証。背景には、常に戦争と向き合い、そのたびに検証を行ってきたイギリスの歴史と伝統がある。戦争を検証することの意味は何か、そして、イギリスはそこから何を学びとろうとしているのかを探る。
(NHKクローズアップ現代のサイトより)
================

この番組を観た方の感想Twitterを見ながら、私も感想をと思ったのですが、
イラク戦争の是非についてはずっとずっと書き続けているので(もしお時間がありましたらカテゴリーのイラク戦争の項目をご覧ください)、、、
今日はイギリスのこうした試みについて感想を。


「すごいな、、、」というのがまず第一です。
テレビでも何度となく述べられていましたが、イラク戦争決定のプロセスを検証することは、
悪人探しや犯人探しではなく、今後再び同じ事を繰り返さないためである、と言うことです。
上記サイトの言葉をもう一度引用。
「戦争をめぐる意思決定のプロセスを公的に記録し、未来への教訓を読み取ろうというこの検証。背景には、常に戦争と向き合い、そのたびに検証を行ってきたイギリスの歴史と伝統がある。戦争を検証することの意味は何か、そして、イギリスはそこから何を学びとろうとしているのかを探る。」


ウウウウム。
素晴らしい。

これは戦争の原因追求のみならず、あらゆる現象・事実に対して臨むべき態度では、と思うものです。
たとえば、
今、問題の口蹄疫問題しかり、
先日FMで流れていたのはシンドラ社のエレベーター過失死問題だったのですが、この問題にしてもキッチリと検証はなされているのでしょうか?
あるいはJR,あるいはパロマ、あるいはトヨタ。
枚挙にいとまはないのですが、こうした事故や問題が起きるたびに「二度と、、、」と言うのだが、
それを言う前に、「なぜ起きたか?」の検証や原因究明がしっかりなされていないのではないだろうか?
原因が明らかにされないまま見切り発進すれば、また同じ事が起きる可能性は限りなく大だと思います。

日本でもこうした検証に対して、もっと真剣に誠実に取り組み、関わらなければならないと思った次第。

で、
件のイラク戦争に戻るならば、
当時の総理である小泉さんは今でも当時と同じご意見なのだろうか?
だとすれば、
何をもって判断したのだろうか?
そのもとになった文書なり情報は公開すべきなのではないだろうか???
と、思うのですが。
さてさてさて、、、、

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コメント

 番組のなかでもちょっとふれていましたが、それに比べて日本では、あの大東亜戦争の開戦責任はほとんど議論してこなかった。しかし、それは60年もまえの話で、いま問うとすれば、冷戦時代の左翼運動家たちの活動でしょうね。
 時代を前後させて、わかりにくいかもしれませんが、アメリカでは最近「ヴェノヴァ情報」が話題になっていて、第二次大戦を中心にした時代のアメリカ共産党の反逆行為が明らかになっています。日本では、憲兵隊や特高の資料のほとんどは消滅してしまったでしょうが、むしろアメリカとは反対に、旧東側からの情報が得られるかもしれません。
 そして戦後の冷戦時代の左翼の反逆行為です。たとえば、拉致事件の犯人釈放に手を貸した政治家のなかには、菅直人首相や千葉景子法務大臣、江田五月参議院議長などがいまでも権力の中枢で活躍しているわけですが、このきわめて現在的な問題の責任を問う声さえも、この国ではあがることがないのです。

投稿: 罵愚 | 2010.06.10 17:54

あああ、、、
ご覧になりましたか。
私もこの問題については検証の必要を感じています。
あなたとは違う結論になるかもしれないが、、、
いずれにしても、
しっかりと見るべき問題なのでしょうね。

投稿: せとともこ | 2010.06.12 11:24

 たしかにあなたとわたしの会話では、結論のちがいが目に見えているのかもしれません。しかし、既成メディアとネットでの会話のおおきなちがいは、双方向性です。結論のちがいをきわだたせる議論の応酬ではなく、一致すところまで戻って、どこから、なぜ分かれたかの検分が楽しめます。
 あなたもわたしも戦後教育のなかで民主主義とか人権とか平和の大切さを価値観の中心にすえられて育ちました。核心となる政治論議の判断基準は一致していると思います。おおかたの日本人も、そこのところでは、一致していると思いませんか。

投稿: 罵愚 | 2010.06.14 05:54

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