今日はナガサキの日
「核なき世界へ指導力を」政府に訴え 長崎原爆の日と言うことで、今日はナガサキの日です。
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核兵器保有国の英仏両国が初めて代表を送るなど、過去最多の32カ国の代表が参列した。6日の広島に続き、核廃絶を模索する世界的な流れができつつあることを確認する場となった。国際原子力機関(IAEA)の天野之弥(ゆきや)事務局長も初めて参列した。広島の式典に大使が出席した米国は参列しなかった。
(上記ニュースより)
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アメリカからの代表が参列しなかったのは残念ですが、
核廃絶にむけて世界は確実に動き出していることを感じます。
先に行われたヒロシマでは菅さんの「抑止力発言」が大きく波紋を呼びました。
ニュースソースは中国新聞の記事です。
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前略
式典であいさつした菅首相は「『核兵器のない世界』の実現へ先頭に立って行動する道義的責任を有する」と表明。5月に米ニューヨークで開かれた核拡散防止条約(NPT)再検討会議の最終文書採択には、被爆者の貢献があったと指摘した上で、被爆者を非核特使とする構想を打ち出した。
その役割に言及し「日本を代表して、さまざまな国際的な場面で核兵器使用の悲惨さや非人道性、平和の大切さを発信してほしい」と期待を込めた。
中略
▽「核抑止力は必要」 会見で明言
菅直人首相は6日、平和記念式典に参列後、広島市中区のホテルで記者会見した。秋葉忠利市長が平和宣言で「『核の傘』からの離脱」を日本政府に求めたのに対し、「核抑止力はわが国にとって引き続き必要と考えている」との認識を示した。
菅首相は、秋葉市長の平和宣言に関して「核軍縮に向けた強い思いを込めて言われた。そうした思いは共通なところもある」と理解を示した。一方で、国際社会での大規模な軍事力の存在や核兵器などの大量破壊兵器の拡散を挙げ、核抑止力を明確に肯定した。非核三原則は「堅持する方針に変わりはない」としつつ、法制化には言及しなかった。
また、オバマ米大統領が11月に来日した際には「広島、長崎の訪問が実現すれば大変意義深い。最終的に決めるのは米国であり、現在の段階であまり私の方からこうすべきとかいうことは控えた方がいい」と述べた。
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これに対して市民は「二枚舌」「疑問」など様々の声を発しているもようが同新聞には掲載されています。
ウウウウウム。
それにしても菅さん。
なんというか、、
カンと言うか、、、、
ですね。
国会審議の模様も覇気のないオドオドした答弁を見せられガッカリしていた私には、
この間の発言の諸々もあわせて今や菅さんは「イッカンの終わり」か、、、と言う印象。
つまり、私たち庶民の願いを託すにはあまりに「薄汚い」と言う印象がぬぐえなくなったのです。
ウウウウン。
ですねぇ。
勿論、だからと言って「庶民イジメ」の看板を堂々と隠しもしない自民党(痛みを背負ってください、負担してください。しかし国はあなたの老後は保障しません的な小泉・竹中路線をいいます)に戻ればいいとは些かも思わないのですが、、、
ここはやはり、
民主党が党の中で「自浄」してもらいたいものです。
さてさてさて、こんな菅さんの今日のナガサキでは「核廃絶に向けて「将来を見据えた具体的な措置を積極的に提案し、国際社会の合意形成に貢献していく」と決意を述べました。
フウウム。
核廃絶にむけて貢献することと、核が抑止力になることとの両者が菅さんの中では矛盾無く結びついているというこなのか?????
言葉は「廃絶」で行動は「抑止のために配備する」ということかぁ、、、、
どうなのか???????
菅さんならぬ私には分からないのだが。
が、
いずれにしても菅さんが今後どのような行動をとるか、はしっかり注目です。
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コメント
少し脱線しますが、これに関連したものを3時間以上かけて書き上げたのでよければ。
投稿: あゆ | 2010.08.16 13:45