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2010.08.18

「チェンジリング」という映画を観て

警察による言論弾圧事件と言うきっこさんのブログのエントリー記事を読んで、
WOWWOWで以前放送していたチェンジリングを思い出しました。
この映画は2008年の制作で、監督はあのクリント・イーストウッド。
実話を元にした映画と言うことで当時、話題になりました。
この映画はミステリーではないので、あらすじを紹介することが特にネタバレということはないので、
日経トレンディネットの紹介を以下に掲載しておきます。
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舞台は1928年のロサンゼルス。シングルマザーとして9歳の息子を育てるクリスティンは、ある日、同僚の頼みを断り切れず、休日を返上して仕事に向かう。だが、仕事から戻ったとき、家の中に息子の姿は見あたらなかった。

急いで警察に連絡するも、親身になってくれず、誘拐なのか家出なのかの判別もつかぬまま、時は過ぎ去っていく。眠れぬ夜を過ごすクリスティンは、仕事の合間に全米各地の行方不明者相談所に電話をかける日々。が、5か月後、事件は急展開を見せる。警察から、息子が見つかったという連絡が入るのだ。思わず涙ぐむクリスティン。だが、再会の日、彼女の前に姿を現したのは、まったくの別人だった──。

(上記サイトより)
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こうして映画は始まるのですが、
これからが本番です。
主人公は行方不明の我が子の捜索を求めて警察に赴くのですが、
警察はガンとして不手際を認めようとせず、
むしろ主人公を精神病院に送り込み言論を封じようとします。
これからが、主人公の戦いです。

映画は142分という長時間ですが、時間の経つのも忘れ、
観てしまいます。

ドキドキ・ハラハラ・
そして、
憤りや嘆き。
そして、
悲しみと新たな怒り、、、、、

映画の全部に張り巡らされているのは、
狂気と正気の怖さでした。
犯人の狂気、これは文句なく怖い。
が、
警察権力の正気と言う怖さ。
これは背筋が凍るようにヒヤリと恐い。
権力が腐敗すると言うことはこのようなことか、、、とその恐怖がまざまざと伝わってきました。

映画そのものの終わり方は監督の「視聴者へのサービ」であろうと思われるのですが、
かなり「清々しい」ものであったことが、一服の救いでした。
子どもを思う我が子の母の強い意志が改めて強調され、
母とともに視聴者である私も救われました。
(このシーンがなければ、この映画は犯人の狂気と警察の権力がメインのかなり後味の悪いものですが、、、)


と、まぁ、そんな映画のアレコレを思い出しながらきっこさんのエントリーを読みました。
いずれにしても、
言論が国家権力や暴力によってねじ曲げられることのない社会を心から願う者です。

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コメント

 日本人として、すぐに連想が浮かぶのは北鮮の拉致事件ですね。頻々と起きる失踪事件を警察もマスコミもまともにとりあってこなかった。政治家でさえも、逆に犯人釈放運動に手を貸したりしている。そのうえ、その売国奴たちがいまの民主党政権の中枢に座っていたり…菅直人、江田五月、千葉景子などと、ひどい話です。
 民主党政権って、日本を追い出されても、そのまま明日から支那や朝鮮の総理大臣が勤まりそうですね。

投稿: 罵愚 | 2010.08.19 05:26

うちが「キレル」ような内容ですね。

憲法は国民の義務なんてとんでもないこと言うのやめて、国民の誰もがかならず保障されなければならない権利でなくてはと改めて思います。
メディアもこういう時こそ言論の自由報道の自由を充分発揮して、独自にすぶとく取材してほしいです。
一人の人間は・国権・社会風潮・メディアの前には微力です。
これらが「右翼化」でよってたかり個人を追い詰めない(この栄華の主人公も一例)社会にむけたいです。

「あらゆる組織は人を幸せにするためにある」
BY寒天会社トップ

投稿: あゆ | 2010.08.19 09:39

 映画のなかのフィクションに憤激しながら、おなじ日本人の惨劇には目をそらす。戦後左翼の生態がよく表現されていますね。

投稿: 罵愚 | 2010.08.19 13:58

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