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2010.10.29

オバマ米大統領、訪日中に広島と長崎訪問せず と言うことらしいです

オバマ米大統領、訪日中に広島と長崎訪問せずと言う事で残念ですね、、、

日程の都合と言う事なのですが、次の機会には是非訪問して頂きたいです。

ダイス国連総会議長 広島訪問と言う事で、ニュースによれば「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)のため来日したジョゼフ・ダイス国連総会議長(元スイス連邦大統領)が28日、広島市を訪れた。平和記念公園(広島市中区)の原爆死没者慰霊碑に献花したり、世界に被爆体験を伝える政府の「非核特使」に任命された広島、長崎の被爆者2人の証言に耳を傾けたりした。」そうです。
これは記事にもありますが、ダイス議長の強い要望とのことです。

こんな記事を読むとますますオバマさんが被爆地ヒロシマ・ナガサキを訪問されないのは残念ですね。
オバマさんには是非、ご自分の目で平和記念資料館の数々の資料を見て頂きたいのだが、、、
それにしてもオバマさん。
昨年のノーベル賞はなんだったのか???
アメリカ政府が9月15日にネバダ州の核実験場で、未臨界核実験「バッカス」を実施していたことが10月12日までに分かりました
実はこのニュースが世間の耳目を集めた10月14日頃、私もエントリーを挙げようと思っていたのですが、
私用でバタバタしていて今日に至りました。
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米国が核爆発を伴わない未臨界核実験を9月半ばに実施していたことが12日、分かった。実験は2006年8月以来4年ぶりで、「核のない世界」を提唱するオバマ政権下では初めて。オバマ大統領には核廃絶の主導役として期待が高く寄せられてきた中で、国際的な批判も出そうだ。
(中略)
オバマ政権は、安全保障上の核兵器の役割を縮小するとし、ロシアとの新たな核軍縮条約の早期発効や核テロ対策などに力を注ぐ。ただし、核兵器が存在する限りは現在の核戦力を維持する方針も明確にしており、核関連設備の近代化や管理体制を強化するために関連予算を増額していた。あらゆる核実験を禁じる包括的核実験禁止条約(CTBT、未発効)の批准を目指す一方で、未臨界実験は同条約に違反しないとの立場だ。
だが、未臨界実験は、核兵器の廃絶を目的とするCTBTの精神に反し、同条約の空洞化につながるとの批判は根強い。また、核爆発が本当に起きていないかどうか、地上から検証することは難しく、そのことに懸念を表明する国も多い。
(上記ニュースより)
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さて、問題の未臨界核実験。
1997年7月に始まり、今回で24回目。
ブッシュ政権下の2006年8月以来4年ぶり。
オバマ政権になってから初めてです。

ウウウウム。

記事を参考に書くと、
実験はロスアラモス国立研究所(ニューメキシコ州)の手で地下約300メートルの核実験場で実施され、「核兵器の安全性、信頼性を維持するのに必要な科学的データを得るためにおこなわれた」と発表。

この未臨界核実験とは、核物質を核分裂が連続的に起きる臨界に至らない条件において行う核兵器実験をいいます。これは新型核兵器や既存核兵器の改良・維持のために行われると言われています。
爆発を伴わないことから、包括的核実験禁止条約(CTBT)の対象外とされているのですが、、、
それでも国際社会は是とは言い難いだろうと思うのですが、、、
上記記事も以下のように結んでいます。
「だが、未臨界実験は、核兵器の廃絶を目的とするCTBTの精神に反し、同条約の空洞化につながるとの批判は根強い。また、核爆発が本当に起きていないかどうか、地上から検証することは難しく、そのことに懸念を表明する国も多い。」と。

ところが、
ところが、驚く事に菅内閣は理解を示しているようです、、、

ウウウウム。
なんともはやはやですねぇ、、、
この内閣は。
小泉さんも大概、アメリカの言いなりだったが。
菅さんもなぁ〜〜〜
ってところです。
そして、オバマさん。
やっぱり、ノーベル賞は間違いだったのでは、、、と改めて思う私です。
社民党の福島さんではないが「返上したら???」といいたくなります。
この実験に関してヒロシマでは早速抗議が行われました。

こんな経緯があるオバマさんとヒロシマ・ナガサキ。
こんな経緯があるからこそ、今回は是非オバマさんに被爆地を訪問して頂きたかったのだが、、、

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アフリカ以外で最古の現生人類を発見と言うニュース

アフリカ以外で最古の現生人類を発見と言う事でまたまた新しい化石が発見されたようです。
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2007年、広西チワン族自治区の崇左市(すうさし)のジーレン(Zhiren)洞窟で人骨は発見された。下顎骨は先端が突出しており、はっきりと現生人類の特徴を備えている。しかし注目すべきはその年代だ。中国でこれまで最古とされてきた現生人類(ホモ・サピエンス)の化石よりさらに6万年もさかのぼるという。
(上記ニュースより)
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6万年ですかぁ、、、
それは凄い。

更に興味深いのは以下の記事。
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中国で見つかった早期現生人類の化石は、人類の移動の歴史を大幅に塗り替えるかもしれない。また中国の現生人類は5〜6万年間も別のヒト属と混在し、異種交配が行われていた可能性さえある。
加えて、解剖学的に「現生」に属する人類は、人間らしい活動を始めるかなり以前に中国へたどり着いていた可能性も示唆されている。例えば、物や人、出来事をビーズや描線などで表現する「表象的思考」は人間の特性であるが、中国の考古学的資料でその特性が確認できるのは約3万年前だ。
(上記ニュースより)
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まだ研究途上にあるゆえ、全容解明ではありませんが、
ワクワクしてきますね、、、
今後の研究に期待です!!!

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2010.10.28

とほほさん 一年が経ちましたね。

思い出します、、、
とほほさん。
亡くなって一年ですね。

もう一年ですかぁ。

改めてとほほさんが亡くなったんだと思い出し、寂しくなります。
ネットで多くの方々と議論に議論をして大いに沸かせていたとほほさんでした、、、
ところがご本人はすごく物静かではにかみ屋さんなのです。
そのギャップがまたまた楽しい。
逸材でした、とほほさん。

とほほさんがいなくなってからも、いろんなことがありましたよ。
とほほさんがいらしたら、どのように怒り、どのように語られるか、、、と思うことしきりです。

生きている時、あなたと色々話しすることが出来て、本当に良かったと思っている私です。
多くの方が今、とほほさんを偲んでいらっしゃるだろうと思います。
私もそんな一人です。
本当にありがとうございました。
とほほさんはクリスチャンだから、天国から私たちを見守っていてくださいね。

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「武器輸出三原則」の「見直し」 その後

「武器輸出三原則」についての動きが活発化してきました、、、
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民主党の外交・安全保障調査会(中川正春会長)は22日、国会内で役員会を開き、すべての国への武器輸出を禁ずる「武器輸出三原則」を見直す方向で検討することを決めた。三原則の問題点や見直しのあり方などについて、11月中に提言をまとめ政府に提出する。
三原則は、兵器の共同開発の必要性などから北沢俊美防衛相が見直しを提起、政府が年内改定予定の「防衛計画の大綱」(防衛大綱)の焦点となっている。
(上記記事より)
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フゥウウウム。
これについては私はこの19日にも「武器輸出三原則」の「見直し」???と言うタイトルで危惧を表明したのですが、いよいよ具体的に進むようです。

この見直しについては自民党も大いに賛成しているようですが、、、
私もテレビ中継で見ていたのですが、今月14日の参院予算委員会で猪口さんが三原則見直しを迫り、菅直人首相から「しっかりとやっていきたい」との答弁を引き出していました。
が、
が、
この猪口さんさえ「自民党時代よりも前のめりかな、、、」と言われたことが中日春秋と言う中日新聞のコラムに載っていました。
フゥウウウム。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
国連の軍縮大使だった猪口邦子参院議員は七年前、小銃や携帯ミサイルなどの小型武器を規制する国連の会合の議長を務め、非合法の武器の拡散防止を目指す最終報告を全会一致で採択した
「困難な局面を乗り越えられたのは、三原則を持つ日本が議長国だったから」と猪口さんは語っていた。三原則を自らに課す日本は世界の軍縮をリードする資格がある。それを捨てることが「国益」にかなうとは思えない。
(上記コラムより)
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ウウウウム。

菅さん、一体どうしたのか???

その背景というか、きっかけは、新防衛計画大綱の策定に向けて設置された総理の私的諮問機関「新たな時代における日本の安全保障と防衛力に関する懇談会」
pdfで見る事ができますので興味のある方は是非ご覧ください。
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第二章 防衛力のあり方

第1節 基本的考え方
近年の軍事科学技術の発展、事態生起までの猶予期間の短縮化等によって防衛力の
特性が変化し、日本の防衛のためには、従来の装備や部隊の量・規模に着目した「静
的抑止」に対し、平素から警戒監視や領空侵犯対処を含む適時・適切な運用を行い、
高い部隊運用能力を明示することによる「動的抑止」の重要性が高まっている。今日
では、基盤的防衛力構想から脱却し、多様な事態が同時・複合的に生起する「複合事
態」も想定して踏み込んだ防衛体制の改編を実現することが必要な段階に来ている。
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と、あり、「日本だけが武器輸出を禁じることが世界平和に貢献するという考えは一面的」としています。
そして、日本の軍需企業が武器の「国際共同開発・生産」に参入できるように「原則輸出を可能とすべき」だと縷々述べられています。
私はこれを読みながら、どこの政党が作ったのかと目を点にして読みました。
どの項目も自民党のそれと良く似ている、、、

「新たな時代における日本の安全保障と防衛力の将来構想
―「平和創造国家」を目指して― 」と言うタイトルで日本の安全保障および防衛戦略を提示しています。
さらに読み進むと今回のエントリーテーマが出てきます。
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②国際共同開発・共同生産の活用
日本ではこれまで、ごく一部の例外を除き、防衛装備品の調達については、国産か
輸入か、どちらかの選択肢しかなかった。その一方、防衛産業をめぐる世界的潮流に
目を転じれば、諸外国においては防衛産業の再編と巨大化が進み、装備品の国際共同
開発・生産も一般的となっている。
しかし、日本は、武器輸出三原則等に基づく事実上の武器禁輸政策によって、国内
防衛産業としてもこうした流れに乗ることができず、実際、日本は、米国以外の友好
国との国際共同開発・生産、あるいは国と国の間の国際共同開発に至る前の民間レベ
ルの先行的な共同技術開発等への参画すら検討できないでいる。そのため、国内防衛
産業は、最先端技術にアクセスできず、国際的な技術革新の流れから取り残されるリ
スクにさらされている。
日本はこれまで日米の共同開発・共同生産等を武器輸出三原則等の例外として認め
てきた。しかし、日本の安全保障における防衛生産・技術基盤の重要性に鑑みれば、
武器輸出三原則等の下での武器禁輸政策については、見直すことが必要である。
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この見直しにはもちろん、アメリカと財界の強い要望があります。
武器輸出の問題を抑止力と考えている方がいるかもしれませんが、それは抑止力を越え、積極的に軍拡に関わっていくものであることがわかります。


10月8日に行われた第47回日米財界人会議(日本側議長・米倉弘昌日本経団連会長)で、軍需企業の「国際共同研究開発」への参加のため三原則見直しを求めることも提起された共同声明を採択しています。

さて、8月の懇談会の具体的に「国際共同開発」となるのは、航空自衛隊への導入を検討しているF35戦闘機の国際共同開発に日本が参画することや、日米が共同開発中の弾道ミサイル迎撃用ミサイルSM3ブロックIIAの第三国供与を可能にすることです。

フウウウム。
軍需産業大いに活躍。
と、いうことになりそうです。

守屋さんが世間で話題になった頃国防賊???と言うタイトルでエントリーを挙げたのですが、その時、軍需産業との癒着について書いたことがあります。
これをもう一度読み返すと、改めて民主党って自民党と変わりませんね、、、
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自民党、民主党、公明党の超党派で出来ていました。
民主党は誰でもが想像するとおり前原さんが入っています。
石破茂防衛相ほか防衛相(防衛庁長官)経験者がなんと7人、
防衛副大臣(副長官)経験者4人。
設立時から継続しているメンバーは、瓦会長のほか久間章生元防衛相、額賀福志郎財務相(元防衛庁長官)と、公明党の赤松正雄、佐藤茂樹両衆院議員です。
また福田さんも2月の会合で退会が確認されるまで理事メンバーでした。
さらに民主党の岡田克也元代表も発足当初の一時期、理事でした。

この議員協の事務局を担当するのは秋山直紀氏。
秋山、、、と言われてもすぐにはピーンときません。
では、以下のように述べればすぐにピーンと来ます。
さきの参院外交防衛委で証人喚問された守屋武昌前防衛事務次官が、久間元防衛相、元山田洋行専務の宮崎元伸容疑者との宴会に同席したと証言した人物。
ねぇ。
分かりやすい構図でしょう。
そもそもこの安保議員協は1999年設立。
「ガイドライン(日米軍事協力指針)新法案も本国会で成立し日米安全保障関係については、さらなる信頼関係をふかめていかなければなりません」と設立趣意部で述べ、
新段階の日米軍事同盟に対応する活動を展開する目的をかかげました。
安保議員協が果たした役割を思うと背筋が寒くなります。
実に2003年から日米軍需産業の支援をうけて、日米同盟が要請する軍事戦略の議論と新型兵器の説明・展示・商談を同時並行で行う日米安保戦略会議(年2回日米で相互開催)を主催してきたのです。

さらに決定的に黒いのは、軍需産業との癒着です。
安保議員協の主要メンバーは、日米安保戦略会議を共催する社団法人・日米平和・文化交流協会の理事を兼務。
一方、同協会理事には三菱重工や山田洋行などの軍需企業首脳やコーエン元米国防長官なども就任。
(以前の記事より)
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なかなか奥は深そうです。
今は亡きとほほさんのエントリーが日本の軍需産業について詳しく述べられています。


いずれにしても、日本で自前の武器を作ろうと言う背景には軍需産業があります。
そしてその背景にはアメリカがあります。以前、宇宙基本法についてMD防衛とともに書いた事があるのですが、今回の武器輸出見直しの根幹も同じだと思うのでもう一度おさらい。
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一つはアメリカ主導のMD計画に参加協力するというもの。もう一つは宇宙の軍事利用それ自体を解禁しようとするもの。
これは一見良い方向に向かっているのではと思いますが実はそうではありません。
この動きを推進している人たちの思惑は自前の軍事力を宇宙にも拡大していこうというものなのです。
理由として挙げているのは北朝鮮からのミサイル・核攻撃に対しての防衛です。
日本人の命と暮らしを守る。
純防衛である。
周辺国に脅威は与えない。
費用対効果もある。
日本で自前の宇宙政策を行うことは経済政策の観点からも是である。
などを挙げています。
しかし、この自前宇宙産業の背景にはアメリカの新型戦争構想があるのです。
NCW。
ネットワーク中心型戦争といいます。
第二次大戦後、国連主導で各国はお互いの国家の平和と安寧を守っていくことを取り決めました。
領土拡大や植民地、また賠償金などの帝国主義的な振る舞いを禁じられたのです。
しばらくは、その流れに沿っていたのですが、どうにもこうにも我慢できない、またむき出しの帝国主義で領土拡大、いやひたすら儲けたいという国がありました。
そう、アメリカです。
と、言うかアメリカの一部の勢力です。
彼らは中東の石油資源や中央アジアの天然ガス資源、また中国やインドの経済成長に目をつけました。
そんな中、9/11事件が起きました。
恰好の口実を見つけた彼ら勢力は「テロの脅威」を錦の御旗に19世紀的軍事ドクトリンを復活。
宇宙は再びスポットがあたります。
偵察衛星、ミサイル発射探知衛星、軍事通信衛星。
さらに冷戦の遺産である宇宙空間とサイバー空間への圧倒的な支配をバックに、兵器システムを宇宙に移行。宇宙をベースに情報ネットワークを構築。
攻撃機能と防御機能を統合。
新しいスタイルのネットワーク中心型戦争(NCW)への準備は着実に進んでいます。
実際、イラク戦争はNCWの絶好の実験でした。
私たちはまるでテレビゲームを見ているように湾岸戦争を見ていたのですが、
さらに、威力は強くなりました。
全米戦略軍の新しい任務と使命は、ますます宇宙へと伸びていくわけです。
ならず者国家とテロ組織に対しては、いつでも電撃的に攻撃をかける。
核大国に対しては抑止力。
ミサイル防衛。
などなど明確な使命と任務をもって宇宙への覇権を活用している国、アメリカ。

このNCW構想を横から、後ろから、また全面からバックアップするのは日本であることは言うまでもありません。
日本人の命や暮しを守るなんて毛ほども思ってはいません。
MDの第一義的目的は「NCWシステムの防衛」です。
実際、前安倍総理は「集団自衛権の見直し」という事でアメリカの要求を全面的に受け入れる方針でした。
MDが配備されれば、宇宙は戦場になる可能性はグーーンと高くなります。
戦争のためだけに科学技術が開発され、膨大な費用があてがわれ、
結果、宇宙に膨大な汚染物質がまき散らされるだけなのです。
(上記記事より)
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なお、あの大前さんが「新・武器輸出三原則」はいま必要なのかと言うコラムを書かれています。
そこで大前さんはやはり軍需産業の要請を受け入れる現内閣への危惧を表明されています。
大前さんとは意見の違う事もままあるのですが、これに対しては私もそうだと思いました。

今、世界は軍縮の方向に行こうとしています。
対話と納得でお互いにお互いの立場を理解することこそが平和への確かな一歩であることを確認しあいながら、
進もうとしています。
そんな世界の動きに逆行する今回の見直し案、これは異議をとなえるため大きく声を挙げていくつもりです!!!
と、言うことで今後も注目です!!!

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TPP参加の先に何があるのか???

TPP:混迷深まる 司令塔なく省益先行と言う事でこの問題も混迷していますね、、、
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米国や豪州が加盟を予定する「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)」への参加の是非をめぐり、関係省庁が27日公表した試算結果は、前提条件がまったく異なるなど、政府内での意思疎通の不十分さ、司令塔不在ぶりを浮き彫りにする結果となった。菅直人首相は11月に横浜で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議までに政府方針を固め、国際舞台で日本の立場を表明したい考えだが、政府内でのあつれきばかり目立つ状況で、着地点は見えてこない。
(上記記事より)
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船頭多くして船山に登るのか、あるいは座礁するのか???
見えてきません。

政府は昨日・27日、原則として例外品目を認めず関税を撤廃すTPPに日本が参加した場合の影響について、農水省試算を発表。
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政府は27日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に日本が参加した場合、実質国内総生産(GDP)を2.4─3.2兆円、伸び率で0.48─0.65%押し上げる効果があるとの試算を公表した。試算は内閣府が行ったもので、100%自由化を前提とした。
一方、農林水産省もコメや小麦など主要19品目を対象に、全世界で直ちに関税を撤廃した場合の農産物生産への影響を独自に試算。それによると、実質GDPを7.9兆円程度、1.6%押し下げ、食料自給率(供給熱量ベース)は40%から14%に低下するとしている。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

フウウウム

また、同省試算の補足資料からは、国内の農産物のほとんどが壊滅的打撃を受ける「シナリオ」が具体的に示されました。
つまり、
コメは、国産米のほとんどが外国産米に置き換わり、新潟コシヒカリ・有機米といった有名ブランドなどのコメ(生産量の約10%)のみが残る状態にまで壊滅。生産減少額は1兆9700億円にのぼるとしています。

フウウウム。
日本の農業、壊滅か???

さらに、小麦も国産100%小麦粉(生産量の約1%)をのぞいて外国産小麦粉に置き換わると予想されています。
砂糖は、国産糖のすべてが外国産精製糖に置き換わり、「国産甘味資源作物は引き取られなくなる」としています。
畜産・酪農も壊滅的打撃を受けます。バター、脱脂粉乳、チーズなどの牛乳乳製品は、「国産のほぼ全量が外国産に置き換わる」ことが予想され、牛肉は、肉質3等級以下の国産牛肉(生産量の約75%)が外国産牛肉に置き換わるとしています。

なっなぁっなぁんとぉおおお
一体なんのために???

菅さんは所信表明演説で「アジア太平洋自由貿易圏の構築を目指す」とし、TPPへの参加検討を表明していました。
私は今年の7月に農業自由化を推進するのだろうか???と言うタイトルで日本の農業の自由化について考えた事があります。

そもそもこのTPPは2006年、ニュージーランドやチリなど4カ国が参加して発足。
経済連携協定は商品貿易だけでなく、サービス貿易や投資、国内の規制など広範な分野が対象。
TPPの自由化はさらに、原則として例外品目を認めず、関税を撤廃するというものです。
そしてアジア太平洋経済協力会議(APEC)諸国(21カ国・地域)に広げることも想定されています。
TPP参加 米が日本に条件と言うNHKニュースにもあるようにアメリカからの要求がかなり大きいようです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アメリカは、日本に対して、農産物の大幅な自由化だけでなく、郵政民営化の見直しについての再検討なども求めており、政府は、今後、難しい判断を迫られることになりそうです。
(中略)
このうち、アメリカは、日本が参加する場合の前提となる条件を示しているということです。この中で、アメリカは、農産物の関税の大幅な引き下げだけではなく、アメリカ産牛肉の輸入条件の緩和のほか、郵政民営化の見直しについても、外国企業が競争上、不利になるとして、あらためて検討し直すよう求めているということです。
(NHKニュースより)
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ここまで踏み込んで要求していくるとは、、、
またこれに対して物いえない菅内閣と言うのも、なんだかなぁ〜〜〜〜〜
 
さらにこの背景には財界からの要請もあります。
環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への早期参加求めると言う記事が日本経団連から出ているのですが、菅政権はこれを受け、早急にTPP参加を打ち出しているのですが、、、
が、、、、、、
これは結局、日本の農業破壊への道だと思うばかりです、、、

この政権は一体、日本をどこへもっていきたいのだろうか???
見えてきませんね、、、

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2010.10.27

ウィキリークス イラク戦争の米軍機密文書を公開と言うニュース

ウィキリークス、イラク戦争の米軍機密文書40万点を公開と言うニュースが注目を浴びています。
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[ワシントン 22日 ロイター] 民間の内部告発サイトのウィキリークスは22日、イラク戦争に関する米軍の機密文書約40万点をインターネット上で公開した。米軍がイラク当局による虐待などの事実を知りながら、調査を行わなかったことなどが含まれている。
(上記ロイターより)
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ニュースを読むとかなり深刻な内容も公開されているようです、、、
これに対してアメリカ政府は「ウィキリークスが法律に背いて情報を流出させるように個人に働きかけ、傲慢に機密情報を世界と共有することを遺憾に思う」と非難を発表。

またウィキリークス 次は中露の機密文書公開を計画と言うニュースが昨日26日でましたが、またまた物議を醸しそうです。
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ロシアでは、2度にわたるチェチェン紛争で20万人が死亡したともいわれるが、民間人らが死に至った詳細はほとんど明らかになっていない。また、プーチン前大統領時代の8年間には大規模テロのほか反体制ジャーナリストらの暗殺事件がたびたび起きたが、犯行の背後関係などは闇に包まれているのが実情だ。
(上記ニュースより)
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チェチェン紛争。
これについては私も黒い未亡人と言うタイトルで2004年にエントリーを挙げたことがあります。
またルサンチマン対策と言うエントリーでロシア・北オセチア共和国ベスランで、1日から学校が占拠されていた事件のことについて書きました。

これらの問題、いまだに未解決であるし、火種はくすぶっています。
ウィキリークスがどのような実情(?)を公開するのかは不明ですが、
大国の戦争犯罪について追求していくことは忘れてはなりません。
が、同時に如何に防ぐかも考える事が必要です。
いずれにしても大国のエゴで犠牲になる無辜の人々がこれ以上増えないために、
国際社会は如何にあるべきか、、、真剣に考える時期がきています。
それは決して「力」ではないことは、過去の歴史が教えるところであります。

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民主党、公約違反ではないのかな???その2

企業献金、自粛を解除=規正法見直し進まず一転―民主と言う事でこれまた民主党の公約違反ではないだろうか、、、と言う疑問がフツヅツと湧き上がるニュースです。
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民主党は26日午後の常任幹事会で、自粛していた企業・団体献金の受け入れを一部再開することを決めた。岡田克也幹事長が提案して了承された。企業・団体献金禁止のための政治資金規正法改正のめどが立たないことなどが理由としている。小沢一郎元代表や鳩山由紀夫前首相の「政治とカネ」の問題を抱える中、自粛を解除することには野党などから批判が出そうだ。
民主党は2009年の衆院選と今年夏の参院選マニフェスト(政権公約)に、企業・団体献金の禁止を明記した。
昨年9月の政権交代後は、幹事長に就任した小沢氏が主導し、政治資金規正法が改正されるまでの措置として、国や地方自治体から1件1億円以上の公共事業を受注している企業などからの献金受け入れを自粛。今年に入り、自粛対象を同1億円未満も含めたすべての企業に広げていた。
しかし、政治資金規正法改正に向けた与野党協議が進展する見通しが立たないことや、民主党への献金を希望する企業があることから、公共事業受注契約額が同1億円未満で、特に問題がないと認められる企業・団体に限って自粛を解除することにした。
(上記ニュースより)
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フゥウウウム。
 前原氏、受け入れ再開を批判 企業献金「違う方向向いてる」と言う事で前原さんも企業献金再開には疑問を呈しているようです。
また仙谷さんも否定的ではあるものの、一応受け入れる体制を支持しているようです、、、

信頼低下に拍車がかかるのは必至。
時事ドットコムには以下のように纏めているのですが、私もまさにその通りと思います。
ちょっと長いのですが引用。

「ガソリン税の暫定税率の実質的維持、高速道路無料化の後退…。民主党はこれまでも、マニフェストに盛り込んだ重要政策を覆してきた。ただ、こうした公約違反の背景には、見通しの甘さはあったものの、世論も一定の理解を示す財源不足という事情があった。
しかし、政治献金の扱いは、党の信頼に直結する問題だ。「クリーンな民主党を取り戻す」と訴えて代表選で再選された菅直人首相の発言とも整合しない。政権を獲得しながら、企業献金禁止を主導せず、実現のための政治資金規正法改正案を提出しなかった姿勢も問われる。小沢氏の「政治とカネ」の問題などで進む同党への信頼低下に拍車が掛かるのは間違いない。」と。

なんだかなぁ〜〜〜〜〜

小沢さん問題も鳩山さん問題も頓挫しているし、、、
小沢さんと言えば小沢氏と談合組織の接点と言うニュースをしんぶん赤旗で10月26日付けで掲載していましたが、、、
これも今度、調べてみて記事にしていこうと思います。
小沢さん、今日27日、最高裁に特別抗告なさるそうだが、これまた注目ですね。
いずれにしても国会の場で野党の質問に対して、しっかり・きっちりと説明されない限り、私個人は小沢さんも鳩山さんも信用はできないのですが、、、
それも証人喚問で国民が見る事ができることが望ましいと思うのです。
でないと、いつまでたっても「マスコミは信用できない」と報道の責任姿勢を押し付けあうだけだから、、、
テレビで中継されれば、私たちは、野党が独自に調査した情報に対して小沢さんや鳩山さんがどのように答えるかを直接知ることができます。
それに対してまで「マスコミの情報操作」なんてことはないだろうから。
何よりも検審に公開・公平を望むならご自分が「まず隗より始めよ」でないと、、、なぁ。


と言うことで話しを元に戻すなら民主党。
混迷ぶりが露です。
企業献金規制なんて言いながら政党助成金を導入した自民党政治に後戻りしそうで頭がクラクラします。
政党助成金は残存したまま企業献金かぁ、、、
規制はするというものの、なし崩しになる感が大いにありそうです。
このニュースも今後に注目です。


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民主党、公約違反ではないのかな???

70歳以上の医療費が引き上げに?と言うニュースが今、注目です。
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現在、70歳から74歳までの医療費は、病院での窓口負担で1割負担となっていますが、2013年以降、5年かけて2割まで引き上げられることになりそうです。
(上記ニュースより)
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ウムムム。

ただこの記事を書いたお馴染の荻原さんは「健康保険制度では、医療費が一定金額以上になっても、超えた額を請求すれば、上回った医療費を返してくれる「高額療養費制度」があるから」大丈夫と言うのですが、、、
が、、、、
果たしてそうだろうか???
一定の額を越える、、、と医療費が返ってくると言われても、そもそもその額が高い。
これってかなり所得の差で感覚の違うところではないだろうか?????
結局低額所得者は「がまん」するしかないと、言うことかぁ。
ふっ〜〜〜〜〜

厚生労働省は25日の「高齢者医療制度改革会議」で、後期高齢者医療制度に代わる新制度の概要を公表しました。
毎日新聞の試算では以下の通り。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
25年度の保険料負担(1人当たり年額、被用者保険は事業主負担含む)は、75歳以上の国保加入者が10年度比3万2000円増の9万5000円なのに対し、75歳未満の国保は3万9000円増の12万9000円、健保組合は9万4000円増の28万9000円、中小企業中心の協会けんぽは7万2000円増の24万3000円となる。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

と、なると先の荻原さんのアドバイス(?)はあまり役にたたないような、、、
そもそも民主党。
野党の時は「姥捨て山」と言って批判していました。
忘れた・健忘症とは言わせませんよ、仙谷さん。
公約なんて守らなくてもたいしたことはない。
と言う小泉さんをまたぞろ思い出す民主党の政策。
おいおい、自民党と何処がちがうんだぁ〜〜〜〜い???

新高齢者医療制度:厚労省案、「舛添案」に回帰 官僚主導、成立も見通せずと言うニュースにもあるように、民主党の見通し・展望のなさと官僚主導が浮かび上がった厚労省案です。

またこの制度。
見逃していけないのは「現役世代」の負担増です。
現行制度も新制度も75歳以上の窓口負担を除く医療給付費のうち約4割を「現役世代」からの「支援金」で賄います。現行制度では健保組合や協会けんぽなど各保険者の加入者数を基本に「支援金」を分担しています。
これを保険者の報酬総額に応じた「総報酬割」に変えるというのが厚労省の方針です。それによって負担増の比重が健保組合や共済組合に大きくなります。しかし、どの保険の加入者にとっても負担増が重くのしかかることに変わりありません。
ウウウウウウム。
ウウウウウウム。

私たちの生活に即関わってくる事です。

と、言うことでこの案の行方、しっかりと見守っていきたいものですね。

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2010.10.26

第4回 湯のまち飯坂・ふくしまマラソン

10月24日第4回 湯のまち飯坂・ふくしまマラソンが行われたのですが、夫も参加しました。
今度はフルマラソンです。
夫の両親とともに応援に行ってきました。
マラソンと言うかランニング歴10ヶ月。
今年の6月には初めて山形のさくらんぼマラソンにハーフで参加して、完走。
その折は私もウォーキングに参加。
今回の飯坂温泉は夫にとってフルマラソンデビュでした。
夏の間は朝早く走ったり、私とプールに行って鍛えたりとしていた夫ですが、
9月に25キロを走ったときはフーフー言っていたので、
私もかなり心配していました。
「途中で疲れたらやめていいからね、、、」とか「お腹いたくなったら我慢せずに歩いてね、、、」とかとか余計な心配をする私。
一週間前からカーボンコントロールで炭水化物を沢山とります。
また走りは軽くして疲れが出ないように、と当日にむけて体調を整えます。
夫も初めてのことゆえ緊張。
私も緊張。」
さて、当日の朝。
天気は曇り。
走りやすい天候です。
夫はしっかりと炭水化物をとって、4人で現地に向かいました。
参加は1000人にあと僅かというもので、先のさくらんぼマラソンが一万人だったことを思うとかなり静かな大会です。

コースは摺上川ダムのダム湖、”茂庭っ湖”の周りを何度も往復するというものです。
花火がババンと上がってサァ出発です!!!
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ランナーが走った後、応援するためにダムの近くまで行くのですが、それが大変。
600段の階段を上ります。
私はフーフー。
健脚の両親はスイスイ。
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遠く橋を走っているランナーの姿がのぞめます。


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何度も往復してくれるので、応援しているほうは何度もお目当ての人にエールを送る事ができます。
ランナーと応援している人がすごく身近で、手を挙げれば相手も手を挙げて返してくれると言う近さ。
牧歌てきです。

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夫の両親と私もいろんな場所から夫や走っている人の応援をしました。
「がんばれ、、、」と声を掛けると相手もニコリ。
応援している人たちともいつのまにか「コンニチハ」の挨拶がアチコチで。
ランナーの中にはいろんなコスチュムがあったりするのですが、今回はスパイダーマンのマスクを被った方や「奥州筆頭・伊達政宗」のスタイルの方などがいらっしゃいました。
そんなほほ笑ましい風景が繰り広げられる中、
ランナーは己との闘いを繰り広げ、ひたすら走るのです。
夫も3時間まではスッキリした顏で走っていたのですが、
最後の一時間、最後の2キロが遠く、長く、非情に感じられたそうです。

私も両親とゴールまで2キロのダラダラ坂を歩いたのですが、ヤットコサットコ歩きました。
両親は山登りで鍛えた健脚ゆえヒョイヒョイと歩きます。
後ろから私はヒィーヒィ、、、、。
それでも私のペースに併せてくれて、3人でゴールまで歩き、夫を待ちました。
待つ事、30分。
紫のユニフォーム姿の夫が走ってきました!!!
そして、私たちの見ている前でゴールをきりました。
4時間19分。
おめでとうございます!!!
初めてのマラソン。
しかも高低差がかなりある厳しいコースだったのですが、とても良いタイムで完走。
途中、歩く事もなく自分のペースを保ちながらのゴールでした!!!


その後、私たちは飯坂温泉につかって、疲れをとり帰途につきました。
夫は今度はつくばマラソンに出るとか、、、、とかとか。

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国営ひたち海浜公園のコキア

茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園でコキアの紅葉が今、見ごろです。
コキア。
別名ほうき草。
アカザ科ホウキギ属で、ほうきの材料に使われることからこの名があります。
私も夫と先週の土曜日にコキアをみるため国営ひたち海浜公園に行ってきました。
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真っ青な空と白く泡立つ波を受けて、海浜公園は多くの観光客で賑わっていました。
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手でさわると、とても柔らかで良い気持ち。そして太陽の日に焼けた香りと、まだ瑞々しい草の臭いとして、
あたたかな気持ちになります。
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コキアとともにコスモスが群生していてこれがまた迫力ありました、、、
コスモスは一輪でも二輪でも、またものすごく多くても、どれでもサマになる花です。
どんなに群生しても可憐で優しいんですよね。

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光が柔らかく、風が涼やかで、なんとも喩えようのないほのぼのとした思いでいっぱいになる秋の風景を楽しんだ一日でした!!!

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2010.10.22

教育のコストを払うのは???

教育のコストは誰が負担するのか?と言う内田樹さんのエントリーを読んで「ごもっとも」と思った私です。
まず内田さんは奨学金制度について縷々述べているのですが、
この問題に関しては私も何度も書きました。
とにかくの本の学費は高いです。
高学費と言うエントリーを挙げたのは5年前ですが、今、読み返しても高い。
国立大学も授業料は高い。
さらに私学、しかも理系だったらもう私なんかでは悲鳴ですねぇ、、、
と、言うことで私は先日の「元気な日本復活特別枠」(特別枠)に関する要望事業について、パブリックコメントには高等教育の授業料を安くする事で、広範な学生の能力の受け皿を保障して欲しいと意見を出したのですが、、、
さてさてどうなることやら。

高等教育もさることながら義務教育について内田さんは興味深いご意見をおもちです。
チョット長いのですが抜粋。
===============
公教育の正当性は、「金」ではなくて、「いのち」という度量衡で考量されねばならないからである。
できるだけ多くの子どもたちに教育機会を提供し、それをつうじて知性的・情緒的な成熟を促すことは、共同体全体が生き残るために必須である。誰それのパーソナルな利益を増減させるというようなレベルではなく、共同体成員の全員が生き延びるために教育はなされるのである。
子どもたちを教育することは、公的な義務である。
一定数の子どもたちが高等教育を受け、専門的な知識や技術をもち、それを活用することは、共同体全体の利益に帰着する。
だから公的に支援されるべきなのである。
(内田さんのブログより)
================

私もまさにその通りだと思います。

そして、内田さんは最後を以下のように結んでいます。
「教育のコストは自己負担であるべきだ」というロジックが合理的であるような社会は共同体として「滅びの道」に向かう他ないということである。」と。
なるほど、、、、、
なるほど、、、、、


教育と言うのは社会の財産なんだと改めて思いました。
国は「広く、厚く、多くの学生に学ぶ環境」を保障してもらいたいものです。

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2010.10.21

播隆上人

播隆上人ってご存知ですか?
「播隆(ばんりゅう、1786年(天明6年) - 1840年11月14日(天保11年10月21日)は、江戸時代後半の浄土宗の僧。槍ヶ岳の開山、笠ヶ岳の再興者。」と言う事で今日10月21日は播隆上人の命日です。

新田次郎の槍ケ岳開山はこの播隆上人がモデルということですが、小説の主人公は、実際の播隆さんとはかなり違った人物のようです。

まぁ小説ゆえ、そこはかなり創作の部分があるのでしょうが、なかなか面白い本でした。
人間播隆の苦悩が手に取るように描かれ、そこにあるのは「普通の人間」である播隆と「道を求め苦行する僧・播隆」とのせめぎあいが作家のイキイキとした筆により創出されています。
そして、今は当たり前のように山に登っているのですが、初めて道をつけた先人の偉業を思わずをえません。
ただ道をつけただけでなく登山者の安全を守るため鎖をつけたことに播隆の先進があります。
これにより多くの人々が山に登るようになりました。
山を登る事で一心不乱。
ひたすら登ると言うことでいろんな執着から開放され、
山とともに息づくことを播隆上人は伝えたかったのかもれません。


と、言うことで今日は大いなる山を身近に寄せた一人の僧侶・播隆上人の命日です。

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奄美豪雨

奄美豪雨心配です。
いまなお連絡がつかない地域が多いと言う事で現地の状況がどのようになっているか詳細は伝わってきません、、、

この後も大雨の予想と言う事で、本当に心配です。
現地の方々の暮らしを思うと、なんとか早く雨がやみ、復旧作業が本格化することを望むばかりです。
今後のニュースを見ていきましょう。

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「政党助成金 菅内閣 閣僚ためこみ 4200万円」と言うニュース

政党助成金 菅内閣 閣僚ためこみ 4200万円と言うニュースが赤旗で掲載されているのを発見。
あらあらあら、、
と、言うことで詳しく見ていきましょう。
=================
基金残高が09年末100万円超の7閣僚

 〈注〉09年政党交付金使途報告書で作成
仙谷由人官房長官 643万1280円
柳田 稔法相 350万円
細川律夫厚労相 120万4984円
海江田万里経財相 381万1415円
蓮舫行政刷新相 1983万8527円
岡崎トミ子国家公安委員長 180万円
自見庄三郎郵政・金融相 600万3118円

==================


ウウウウム。
上記記事にもあるように政党交付金は使途についての制限がありません。
Wikipediaにも問題点の一つとして、以下のように挙げられています。
「使途について制限がない
政党の政治活動の自由を尊重する観点から、政党交付金の使途について制限してはならないと定められているため、その使い道は貸し植木代、タクシー代、高級料亭などでの飲み食い、党大会の会場費、自動車税の支払い、テレビCM放映料などにも及んでいる。 」と。
これは以前か大きく問題にされていたことですが、
こうして使途不明金の実態をみると改めてため息です。
なんだかなぁ〜〜〜〜

上記ニュースではないが、この部分こそ仕分けする必要があるのではなかろうか?蓮舫さん。
なにしろ、蓮舫さんは上記ニュースによれば「09年に党本部から受け取った1000万円と、08年末の基金残高約1752万円から人件費269万7321円など770万円を支出しただけで、2000万円近くを使い残し」ているそうです。並みいる閣僚のなかでも突出しています。
使い残しは国庫に返納しなければならないのだろうが、、、
これこそが「無駄」ですよねぇ〜〜〜
この問題も赤旗がこうして新聞に掲載した以上、関係各位の説明要求をしていくと思いますが、
今後に注目です。

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2010.10.20

鳩山さん コピーが手元にあったそうですが、、、

小沢さんについで次は鳩山さんですかぁ〜〜〜
鳩山氏側が偽装献金巡るコピー保管 「ない」と国会答弁と言うニュース。
フゥウウム。
=============
鳩山由紀夫前首相が、自身の資金管理団体の偽装献金事件をめぐって「東京地検に任意提出しており、コピーはない」と繰り返し国会答弁していた会計帳簿などのコピーを、鳩山氏側が実際は保管していたことが関係者の話でわかった。首相在任中の鳩山氏は、コピーがないことを、自身への疑惑の説明を避ける理由にしており、野党側は「虚偽答弁だ」と批判。開会中の臨時国会で議論を呼びそうだ。
(上記ニュースより)
=============
と、言うことで当然の事ながら証人喚問をを要求すると自民党は言っています。


私も今年の1月の国会の模様を覚えています。
あの時は自民党の西田さんと森さんがやけに威勢がよくて、場内騒然としていたのですが、、、
その後も追求は続き、2月。
鳩山さんは「公判後、書類が返還されたら検証する」と言いました。
その後も「コピーはない」「コピーは手元にない」と言い続けて今に至ったわけです。
鳩山さんご本人は「コピーがあったことは知らなかった」と弁明していますが、
が、
が、
上記ニュースによると以下の通り。
=============
複数の関係者によると、鳩山氏側がコピーを持っていたのは「友愛政経懇話会」の会計帳簿や関係資料。東京地検特捜部が政治資金規正法違反(虚偽記載など)の容疑で捜査していた昨秋、団体側から2008年までの5年分が任意提出されていた。この際、鳩山氏の弁護側が、通帳や帳簿などの書類をコピーし、鳩山氏への捜査に備えて保管していたという。
==============
あったことが分かった以上、国会での説明責任は果たして頂けるものと思います。
なにしろ鳩山さんは「コピーはないから詳細は説明出来ない」と言われていたのだから、、、
3月3日の参議院予算委員会でも「秘書の裁判が終れば説明する。いい加減に済ますつもりはない」と言われていたのだが、今、思えばなぜ弁護士に尋ねなかったのかと素朴な疑問が湧いて出ます。
1月の国会で森さんのギャンギャンと言われていた後、本当に誠意があれば調べたはずなのに、、、
3月の国会でも同じ答弁をしています。
こうして考えると誠意がないな、、、鳩山さん。

さて、上記ニュースでは次のように鳩山さん事務所は述べています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
朝日新聞の取材に、鳩山氏の事務所は「誤解がある」として改めてコピーの存在を否定。さらに「検察の(不起訴)処分、検察審査会による(不起訴相当の議決が出た)審査、(元秘書の)裁判とも終了し、法的に決着している。政治的責任についても総理辞任をもってけじめをつけた」と答えている。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

法的に決着しているから、
総理を辞任したから、自分はもう何も説明しなくていいのだ、、、と鳩山さんは言うのだが。
そもそもウソの答弁であったことが分かった以上、もう一度振り出しに戻って野党の追及していた質問に答えるべきではないだろうか???
当時、鳩山さんは総理だったのですが、
総理自らがウソの答弁をしていたとしたら、これは国会軽視も甚だしい。もう一度、コピーをもとに野党と向き合わない以上、「ウソ」で隠し通して、その後は「知らぬ半兵衛」をきめこむ人、となっちゃうのではないでしょうかねぇ〜〜〜
百歩譲って、ご存知無かったのなら、今からでも説明する必要はあると思うのだが。
こうした前例を残す事は今後の国会運営に支障をきたすものだし、私たち国民は「何を信じればいいのか、、、」と疑いだけが強くなるわけです、、、
これは「国」として大きな問題ではないでしょうか???

ウウウウム。
これは鳩山さんご自身にとっても今後のためにならないのでは、、、と思います。

小沢さん問題、鳩山さん問題。
いずれも民主党はどのように「党として」の見解を出すのだろうか???
政治とカネから無縁のクリーンな政治を、と強調していた菅さんの顏を思い出しながら、、、
これまた今後に注目です。
是非きっちりと説明してもらいたいですね。

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2010.10.19

「武器輸出三原則」の「見直し」???

こんなニュースを読みました、、、
防衛計画の大綱」に、武器輸出を原則禁止した「武器輸出三原則」の「見直し」を盛り込もうというものです。
ウウウウウム。
これはちょっとばかり危ない。
しっかりと見ていきたいです。
=============
すべての国への武器の輸出を禁ずる「武器輸出三原則」の見直し論議が政府・民主党内で本格化する。年内改定予定の「防衛計画の大綱」(防衛大綱)の焦点であり、民主党政権初の主要な防衛政策の取りまとめになる。国際的な兵器共同開発の流れを受けて見直しを促す声は強いが、党内の慎重論に加え、菅直人首相が協力を模索する公明党の反対もあり、意見集約は難航しそうだ。
(上記ニュースより)
==============
と、言うことで難航する予想がありつつも、見直し議論が出る事自体が少々危険です。

北沢俊美防衛大臣がこの14日の参院予算委員会で、「三原則」見直しについて、「防衛相として新しいものをつくる提案をしている」と答弁。
また今、旬の仙谷さんも「研究する必要がある」とのべています。
菅さんは否定的ですが、、、
さて、
この背景には、北沢さんは、国会答弁に先立つ11日のゲーツ米国防長官との会談で、「新安保防衛懇談会の報告書も参考にしながら、新しいものを作ればいいな」と進んで表明したことを明らかにしました。
これは、と、言うか、「これこそ越権ではないだろうか????」
禁輸原則見直しは、国会でも今まで禁輸原則擁護の決議を挙げているし、政府部内でさえ今は了承された方針ではありません。
これは小泉さん時代よりヒドイ。
小泉さんもアメリカ言いなりでトコトンつきあっていましたが、、、
とくにイラク戦争は酷かったのでが。
そんな小泉さんさえ、今回の北沢さんのように勝手に「三原則」見直しを明言なんてしませんでした、、、

民主党政権ってここまで酷かったのか、、、と、がく然としている私です。

さて、こんな中、
「新世紀の安全保障体制を確立する若手議員の会」もいろいろと活動して次期国会への法案を取りまとめています。
佐藤正久さんのブログにも「新世紀の安全保障体制を確立する若手議員の会」が一年ぶりに開催されたことが紹介されています。
ここで佐藤さんは内容を書かれていますが以下の通り。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
また現在の安全保障政策の課題として、佐藤から先の通常国会に、議員立法として提出されている(1)自衛隊法改正(在外邦人の避難措置)、(2)国際平和協力の一般法、(3)国際緊急援助隊法改正(武器の携行を認める)と、現在、法案提出予定の対テロ・海賊対処活動への補給支援活動特措法、また現在、自民党内で議論を開始した領域警備などについて報告した。
(佐藤正久さんのブログより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ウウウム。
書かれている文字のアレコレを読むと、
いよいよきな臭くなってくるのだろうか????
かなり踏み込んだ内容ですね、、、
現行PKO(国連平和維持活動)協力法をベースにした「国際平和協力法」案という名称の新法であるが、
従来のように派兵のたびに立法する特別措置法(特措法)ではなく新法でズバリと実行できるようにしようというものです。
また、海外派兵できる場合も大幅に広がり、国連決議、国際機関の要請、紛争国間の合意に基づく要請とともに「我が国が特に必要であると認められる事態」をあげ政府の判断で派兵できる、とのこと。
そして武器も使用できるようになるとのことですが、、、、
ウウウウウウム。
ウウウム。

来年の通常国会で成立をめざすとしていうことですが、
この法案はこれからゆっくり・しっかりとみていきたいと思います、、、

いずれにしても私たちの生活・安全・平和に関わる重大なことです。
しっかりと見ていこうと思います。

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中国のデモ、気になりますが、、、

政府、中国反日デモへの過剰反応控えると言う事で気になるニュースです。
上記ニュースにもあるように「冷静に成り行きを見守る」ことが解決の第一歩なのでしょうね、、、

いつも拝見している内田さんが「反日の意味について」と言う興味深いエントリーを挙げていらっしゃいます。
内田さんによれば歴史的な流れなどを考慮すると「私たちが学ぶことができるたいせつな教訓は、「中国の反日デモは国内(あるいは党内)事情によって火をつけられたり、消されたりする」ということである。」そうです。
だがしかし、今回のデモはそうした枠組みを越え、「反日」カードを掲げているが実態は政府への不満。
つまり貧困や格差、就職などなどの政治への不満が「反日」と言う名で行われていると内田さんは述べています。
そして、最後の結びは以下の通り。なお引用の最初はニュース記事の途中からです。

==============
〜〜〜〜〜〜地方にうずまく不満が、反日を口実にうねりとなって噴き出した格好となった。」
この分析は妥当だと私は思う。
中国では「反政府」デモは制度的に禁圧されている。
だから、「反日」の看板を掲げて、鬱積した「反政府」の怒りを暴発させるということは、国民の側からする狡猾なマヌーヴァーとしては「あり」である。
つまり、政府も国民も、「反日」という「検閲済みの看板」を掲げて、それぞれの「検閲を通らない欲望」をリリースしているのである。
デモの帰趨はわからない。
おそらく今度のデモそのものは大事に至る前に、それが少しでも反政府的な意図を暴露すると同時に、鎮圧されるだろう。
けれども、「反日」を掲げさえすれば、政府は「とりあえず」手を出さないということを、反政府的な心情を抱く中国人たちが経験知として学んだ場合に、このあとも繰り返し、「反日」デモが噴出する可能性はある。
それに対して、私たち日本人が感情的に反発するのはごく自然なことだけれども、それより先に、私たちは「あなたはそう言うことによって何を言いたいのか?」という分析的な問いを隣人に向けるべきだろうと私は思う。
(内田さんの記事より)
================

と、言うことで私たち隣人は「あなたはそう言うこと・そうする事によって何を言いたいのか?何がしたいのか?」という分析的な問いを投げかける事で問題解決を探っていくことが肝要なのだと思います。
そうすることが私たち日本人にとっても大きく意味があることなのでしょうね。
いずれにしてもこの問題も冷静に見守っていくことが今は一番では。

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2010.10.18

生物保全へCOP10開幕

生物保全へCOP10開幕が名古屋でいよいよ開催されました!!!
193の国・地域の参加です。
公式ホームページに29日までのいろいろの催し案内が載っていますので、今からでも参加なさる方は是非ご覧ください。

と、言うことで今日は生物多様性条約について考えていきましょう。
1992年の
環境と開発に関する国際連合会議
いわゆR「地球サミット」が契機となって気候変動枠組み条約ととともに誕生した生物多様性条約です。
この時、持続可能な社会構築と言う言葉が大きくクローズアップされ、
この後、単に環境保護・保全だけでなく発展途上国や貧困対策をも視野にいれた議論がされることとなりました。
条約の目的は、
生物の多様性を「生態系」「種」「遺伝子」の3つのレベルでとらえ、
1. 生物多様性の保全
2. 生物多様性の構成要素の持続可能な利用
3. 遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分
という項目で成り立つ国際条約です。
そして7つのテーマと20近い分野横断的領域が討論されます。

とくに目的の3番目が利益配分をも含め、発展途上国・地域社会・先住民の主張が反映されるところです。
資源配分が関わる問題でもあるので、それぞれの国によっていろんな意見の相違がみられるところです。
たとえば、カルタヘナ議定書 は交渉がまとまらなかった例のひとつです。
その後、粘り強い交渉の末2000年1月にモントリオールでまとまりました。
〜〜〜〜〜〜〜〜
この条約では、生物多様性に悪影響を及ぼすおそれのあるバイオテクノロジーによる遺伝子組換え生物(Living modified organism; LMO)の移送、取り扱い、利用の手続き等についての検討も行うこととしている。
これを受けて、2003年には、遺伝子組み換え作物などの輸出入時に輸出国側が輸出先の国に情報を提供、事前同意を得ることなどを義務づけた国際協定、バイオセーフティーに関するカルタヘナ議定書(カルタヘナ議定書、バイオ安全議定書)が発効した。なお、カルタヘナの名は、コロンビアのカルタヘナでこの条約に関する最初の会議が開催されたことに由来する。
日本ではこれに対応するための国内法として遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(遺伝子組換え生物等規制法、カルタヘナ法(従来の組換えDNA実験指針に代わるもの))が制定され2004年に施行された。
(Wikipediaより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回の2010年目標は「貧困の緩和と地球上の全ての生命のために2010年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させる」というものの検証とポスト2010年目標についての引き続きの討論・議論です。
そして最も重大な課題は先の目的の3番目「3. 遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分」です。
微生物や実験動物などの遺伝子資源を利用して開発されたものの利益配分は提供した側か技術・開発側かという問題です。
先進国の技術と発展途上国の利益配分は持続可能な社会を目指す為にはしっかりと約束事で守られることが必要です。
南北間の経済的格差や現世代から次世代へと世代間への受け渡しなどなど議論・討論は山積しています。

今回の名古屋での開催。
日本は開催国としての責任を果たし、実行するために環境改善への惜しみない努力をするべく願うものです。

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ハートレー彗星 接近

ハートレイ彗星、徐々に見ごろ 21日に最接近と言う事でまたまた天体ショーが楽しみな季節を迎えます。
例によって国立天文台Astoro Artsのホームページに詳しく解説と写真が掲載されていますので興味のある方は是非ご覧ください。
「6.5年周期で太陽のまわりを回っているハートレー彗星(103P)が、10月から11月上旬にかけて肉眼等級まで明るくなると予想されている。ハートレー彗星は冬の天の川に沿うように南へ移動しており、11月上旬は深夜から明け方に、ふたご座の足もとからこいぬ座のあたりに見える。6日が新月なので、このころが観察のチャンスだ。冬のにぎやかな星々の中に彗星の姿を探してみよう。上記サイトより}
と、言うことでそろそろ見ごろです。
彗星は流星とちがって、じっくりと観察出来ます。
時間は0〜4時ごろが天頂近くと言う事で見やすいと思います。
昼間はまだ暑い日もありますが、夜は冷えます。
防寒用具はお忘れなく。
10月21日は一番接近と言うことで4〜6等級の明るさ。
彗星特有のボッ〜〜〜とした光と共に周りの秋の星々もお楽しみください。

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2010.10.17

検察審査会ってなんだろうと調べてみました

今、注目の検察審査会についてちょっと調べてみました。
まずは裁判所のホームページから。概要として以下の通り。
================
選挙権を有する国民の中からくじで選ばれた11人の検察審査員が,検察官が被疑者(犯罪の嫌疑を受けている者)を裁判にかけなかったことのよしあしを審査しています。
 昭和23年の法施行から,これまで50万人以上の方が検察審査員又は補充員に選ばれています。

□審査はどういうときに行われるのか
犯罪の被害にあった人や犯罪を告訴・告発した人から申立てがあったときに審査を始めます。
 申立てがなくても,新聞記事などをきっかけに審査を始めることもあります。
□申立ての費用は
審査の申立てや相談には,費用はかかりません。
□審査の方法は
検察庁から取り寄せた事件の記録などを調べ,国民の視点で審査します。
法律上の問題点などについて,弁護士(審査補助員)の助言を求めることもできます。
会議は非公開で行われますので,自由な意見を活発に出し合うことができます。
□審査の結果は
審査をした結果,更に詳しく捜査すべきである(不起訴不当)とか,起訴をすべきである(起訴相当)という議決があった場合には,検察官は,事件を再検討します。
起訴相当の議決に対して検察官が起訴しない場合には,改めて検察審査会議で審査し,その結果,起訴をすべきであるという議決(起訴議決)があった場合には起訴の手続がとられます。
□これまでに審査した事件は
これまでに全国の検察審査会が審査した事件数は15万件に上り,その中には,交通事故や窃盗など身近で起こる事件だけでなく,水俣病事件,日航ジャンボジェット機墜落事件,薬害エイズ事件,明石花火大会事件といった社会の注目を集めた事件もあります。
また,検察審査会が審査した結論に基づいて,検察官が再検討した結果,起訴した事件は1,400件を超え,その中には,懲役10年といった重い刑に処せられたものもあります。
(上記サイトより)
=================
こうした検察審査会が出来た経緯としては松山大学のサイトを見ると詳しく述べられています。

と、言うことで検察審査会そのものは国民の裁判を受ける権利保障からできたものだったのでしょう。

さてそんな検察審査会だったのだが、今回の小沢さん問題で一躍有名(?)になりました。
私も裁判員制度導入の折りは精密裁判から核心裁判へと言うタイトルで冤罪防止・回避のために如何に一般人が参加できるかについて考えた事があります。
がその折は検察審査会についてはあまり熟知していなかったので、今回、調べる機会ができて、
またまた国民の司法参加について考える機会を得ました。

ここでやはり一番考えなければならない事は「かつては、検察審査会が、検察官が行った不起訴処分が不当だとする議決を出しても何ら法的拘束力はなく、検察が再捜査の末、再度不起訴にすることに何の制約もなかったが、2009年5月に施行された検察審査会法の改正によって、「起訴相当」の議決が2回行われた場合には、裁判所が指定する弁護士によって強制的に起訴の手続きがとられることになった。 」と言うことなのではと思うのです。権限強化がなされた背景はなにか???
きっかけは小沢起訴議決 検察不信の中で検察審査会の役割強化論もと言う記事を読むと「97年秋、小学生の片山隼君がダンプカーに轢かれて死亡した事故をめぐる東京地検の不起訴処分だった。」そうです。
そして同記事は国民の検察に対する不信があったと述べています。
そしてその延長上に「国民は裁判所によって本当に無罪なのか有罪なのかを判断してもらう権利がある」という今回の小沢事件の議決要旨に繋がる精神があります。
ただ何回も述べられているように、これは「裁判をしてほしい」と言う国民の願いであって、
ただちにクロ・犯罪者と断定しているのではないことは言わずもがなです。
また同記事は本来不起訴になるべき人間が起訴されることの危惧も述べています。
それについての責任はいかにとるかも含めて、いまだ途上にある制度であることが分かりました。
ゆえに私たち国民もこの法律や制度について熟知することの必要を強く思う者です。

いずれにしても現段階ではこの法律の形で運営されているゆえ、この法律内で運営していくしかないのでしょう。
今後は三権分立の元により改正・改善の方向で、国民運動として声を広く聞き取り、活かしていくことは現政治家の勤めなのでしょうね。
そのためにも現行法律の不備を指摘するに止まらず、如何にしていくか、私たちもしっかりと意見をもつことが大切です。

友人の津久井進さんは今回の検察審査会について以下のように書かれています。
〜〜〜〜何のために三権分立をするかっていうと,
    国民の自由を確保し,
    民主主義を正常に機能させるため〜〜〜と。


フゥウウム。
いずれにしても、今回の事から更に考えていく事が見えてきたようです。
この問題、今後も拘っていきます。

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2010.10.16

「元気な日本復活特別枠」(特別枠)に関する要望事業について、パブリックコメント募集だそうです

内閣官房副長官補室が「元気な日本復活特別枠」(特別枠)に関する要望事業について、パブリックコメントを募集しています。
提出方法は上記のサイトでご確認下さい。
締め切りは10月19日(火)17:00(必着)とのこと。
予算編成にむけて広く意見を求めているものです。
いろんなご意見がおありだと思うので是非、この機会に募集されてはいかがでしょうか?
私も「教育予算」について意見を送ろうと今、考え中です。

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小沢さん「提訴」しましたが、、、

小沢さんが反撃???
東京第5検察審査会の起訴議決は違法で無効だとして、昨日・15日、国を相手に、議決の取り消しや検察官役となる弁護士の指定差し止めを求める行政訴訟を東京地裁に起こしました。
フゥウウム。

と、言うことで私もネットでの意見を参考にしようとアチコチと見て回っていました。
小沢さんの今回のやり方を是とするブログ、疑問を投げかけるブログと、、、、

東京新聞は小沢氏提訴 疑問の声もと言う記事を掲載。

色々と読みながらますます小沢さんと言う政治家の器量について疑問を感じる私がここにいます。

まずは、もう一度おさらい。
資金管理団体「陸山会」が2004年に購入した土地の代金を同年分の収支報告書に支出として記載せず、05年分に記載したとして、政治資金規正法違反容疑で告発され、不起訴処分とされました。
これに対し、審査会は4月の議決で小沢氏を起訴相当としました。
2回目の議決では、陸山会が小沢氏から借り入れた4億円を収支報告書に収入として記載しなかったことも「犯罪事実」として認定して、小沢氏を起訴すべきだと議決し、強制起訴されることになりました。
この「陸山会が小沢氏から借り入れた4億円を収支報告書に収入として記載しなかったことも「犯罪事実」として認定」という箇所が今回の争点(?)です。
弁護士によると小沢さん側は、
告発内容や1回目に含まれていない内容を付け加えた2回目の議決について、「検察審査会の権限を逸脱してなされたもので、その全体が無効だ」と主張。
「検察審査会の権限逸脱」と言います。
?????????????????

「検察審議会の権限逸脱」ねぇ〜〜〜〜〜
そして、この背景には「素人集団」「若いものを知らない集団」があるのだが、、、

なんだかここまで来ると、小沢さん相手にどこまでまともに話しをすればいいのか悩んでしまいます。
それならば、そもそも検察審議会を決めた時点にまで立ち戻らなければならないのか?
あるいは、素人とか若いとか密室とかとか言うのだが、
そんな国民が政治に、裁判に参加しようと言うことで成り立った検察審議会ではないのか。
しかもここは「白・黒」を決めるところではない。
プロの裁判官に「決定」して欲しいと申し立てるだけの手続きではなかったのだろうか????
フウウウム。

それに、追加分、追加分と言うが、小沢さんの元秘書らの起訴内容には含まれています。
刑事訴訟法には、「公訴事実の同一性を害しない限度において、訴因、罰条の追加、変更ができる」(312条)という規定があるのですが、、、
さらに、
さらに、
これに関して小沢さんの説明そのものが不明瞭であったことは記憶にまだ残っているのですが、、、
つまり、問題の土地購入資金の出所、原資について、「献金してくれた皆さまのお金(政治資金)」とか
「銀行融資」とか、
「積み立ててきた個人の資金」とか、
「家族名義の預貯金だ」とかとか、放映されるたびに変わっていました。
こんな有り様だから国民は小沢さんのテレビでチョッコと説明することが信用できないのです。
ゆえに裁判の場ではっきりとして欲しいと願っているだけなのです。
別に小沢さんをクロと決めつけているのではなく、たんに公の場で説明して欲しいのです。
小沢さんサイドは審議会が密室と批判するが、それならば、なおさら自らは公然と明らかにしていけばいいのではないだろうか?????
国会に関してもグダグダと言いながら逃げる小沢さんと民主党の姿が浮き彫りになっています。
「国会が決めれば従う」と言う。
だから国会で説明してくれ、、、と言うのだが。
民主党内には予算委員会での証人喚問ではなく、非公開の政治倫理審査会で説明を求めるという動きさえあります。
「密室で弁明」と言うことになれば、検察審議会のアレコレを批判なんて出来ようはずがない。
同じ事をやろうとしているのだから。
しかも、審議会のメンバーを素人呼ばわりするのなら、
国民の信託を受けた国会議員は政治的・道義的責任をどのようにすればいいか、、、自ずとわかっていらっしゃるはずだが。

と、言うことでアレコレとみていくと、
小沢さんの往生際の悪さ、悪あがきとしか思えない今回の提訴ではないだろうか???
と、思った私です。
小沢さんが信頼回復できるのは、裁判と国会証人喚問で公然と己の潔白を述べる事しかないのだが。
いずれにしても、この問題は今後も注目です。

(頂くコメントに「相手を必要以上に罵る形容詞」がついているものがあります。
このようなコメントは答えるに値しないので削除します。
冷静な内容と認めたものだけ掲載します)

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2010.10.15

チリ落盤事故の救出劇

一昨日から昨日にかけての
チリ落盤事故の救出劇。
凄かったですね。
私も固唾をのんで見守っていました。
最後のウルスアさんが出てくるシーンはテレビで何回みても感激です!!!
本当に、ほんとうに良かった!!!
よかった。

これからこの方たちに取材やテレビ出演などなどが目白押しの予感がするのですが、
ご本人たちは「静かにしていて欲しい」とのこと。
全世界に希望と勇気を与えた救出劇でしたが、
当事者の方々にとっては、これは70日間の長い労働の一環として日常の出来事と受け止めることが、
一番自然なことなのだろうと思った次第です。
いずれにしても、
「諦めない事」。
「信じる事」。
を学んだ出来事でした。

もう一度、大きな声で「おめでとうございます!!!」と、
喜びの思いを伝えながら、、、

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2010.10.11

ナビスコ杯決勝進出!!!

「行こうぜ国立」が本当になりました!!!
昨日10日、サンフレッチェ広島は静岡は清水エスパルスを相手にナビスコ杯の準決勝2nd legを日本平スタジアムで行いました。
私も夫と朝早くから応援に出かけました。
朝はまだ雨が少し残っています。
車で行こうか悩んだのですが、ゆっくりと電車で行こうと言うことで特急の旅を楽しみながら、清水へと向かいました。
電車は踊り子号
行き先は修禅寺。
なんだかこれだけでも情緒いっぱいでルンルンとしてきます。
車窓はまだ雨が残っている空気からか露が張り付いているのですが、それがレンズのようになって外の風景を大きく写し出すのです。
それだけでも何やら嬉しい。
そんなローカルな旅を楽しみながら清水に着いたらこれまた良い臭い。
たまたま「まぐろ祭り」とやらをしていていろんな模擬店が出ていました。
ちょうどお昼時。
私たちも丼やB級グルメの王様富士宮焼きそばを食べてビールを飲んで、
バス乗り場に向かいます。
そろそろと清水のサポーターのオレンジが集まり出した頃、私たちもバスに乗ることができて一路スタジアムへ。

またまたバスからの風景はエスパルスの町を思わせるオレンジの旗があちこちにはためいていています。
町中で応援しているんだなぁ、、、と思いました。

そして、スタジアムに着きました。
おおおお、、、、
ここが日本平。
サンフレッチェにとっては鬼門と言うか苦手と言うか、とにかく勝てない日本平。
ウウウウム。

南無八幡。
悪霊退散!!!
と、唸りはしなかったが、、、


さて、こんな日本平のスタジアムですが、これがサッカー専用スタジアムと言うことで素晴らしいスタジアムでした。
私たちは友人ととともに一階自由席に座ったのですが、ゴール裏だからバンバンとシュート練習の音が響き、
時々はバァ〜〜〜〜ンとボールが飛び込むは凄い迫力。
もうこれだけでもワクワク。
お馴染の広島の選手たちがすぐそこにいて、練習をしています。
うわっ〜〜〜〜ミキッチ。はずしたぁ。
ありゃ、、、中林、とれぇ、、、、、
と騒ぐ私です。

そして、
いよいよキックオフ。
先にホームで2−1で勝っているので今日は引き分けならOK。
3点取られたらアウト、という中での試合。
こんな有利な条件って我がサンフレッチェにとってはプレッシャーなことがあるのです。
選手も勝ちを意識してか前半は清水に攻めまくられます。
私たちの席を目指して(本当はゴールです、ははは)清水の選手が来るわ、くるわ。
投げるは蹴るは、、、でもう息つく暇もありません。
「なかばやし、、、、」
「中林、、、」
「ナカバヤシ」の連呼。

なんとかなんとか守り、後半に突入。
後半はストヤンに代わりミキッチが入ったのですが、これが効を奏したのか、
ミキッチが善戦。
チームも勢いづき、ついに18分、森崎和の展開のパス→山岸→シュート、これがスピードをもってゴールに吸い込まれました。
お見事!!!
ゴール。
それも私たちの目の前でのゴールです。
山岸のその瞬間の息遣いが聞えるくらい近い所から見る事ができました。
うわっ====
ぎゃ〜〜〜〜

恒例のパーフォマンス。
遅れて走ってくるカズがほほ笑ましい。

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今回のテーマは「矢を射る選手」かな???

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そりゃ、、、
と、まわり中の人と握手、握手、握手。
私の前に座っていた女性の二人組とも握手。
この方はすごくおっとりしていてサンフレッチェが危機を迎えると「気をつけて、、、、」と叫ぶのです。
ウウウム、気をつけてかぁ。
なかなか洒落た応援です。
私なんかだったら「守れ、、、、」とか「負けるな、、、」とか連呼するのですが、
すごくおっとりと「気をつけてぇ、、、」。
心でまるでお母さんみたい人だなとほほ笑ましく見ていました。


さて、試合はいよいよ緊張、緊張、緊張のクライマックス。
清水が攻めてきます。
小野を中心に力のある選手がいっぱいいる清水。
どんどんゴール前に入れてきます。
こちらは気をつけて、、、の連発。
そしてついに小野に一点をいれられ、ますます勢いづくエスパルス。
こちらは守りにまもり、
時間が私たちの勝利を決めてくれました。
引き分け。


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と、言うことで
ナビスコ決勝進出です!!!
おめでとうございます。
またまた全員で握手、握手、握手、、、、、
私も夫は勿論、友人や前の席の方と握手。
そしてわかったのはこの二人の女性の一人、「気をつけて、、、、」とおっとり声を出していた方は中島選手のお母さんだったのです!!!
なるほど。
本当にお母さんだったんだ、、、
わが家では大人気の中島さん。
とつとつとしていて飄々としていて物おじしない大物の中島さん。
このお母さんをしてありきと思った次第。
そうか、我が子に言っていたのですね「気をつけて」と。
フムフム。
秋の夕日によく似合う懐かしい風景がそこには横たわっているようでした。


勿論、今日すぐに決勝のチケットを購入。
さぁ、、、いよいよ国立です。
かくなる上は「なろうぜ日本一」です。
相手は駒野選手のいるジュビロ。
燃えるというものではないですかぁ。


それにしても佐藤寿人選手や西川選手、槙野選手のいないなかで、
全員サッカーで見事に勝ち上がったサンフレッチェ。
私たちの誇りです♪

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2010.10.09

代表質問、泥試合化か???

このたびの国会代表質問。
なんだか泥試合のようでした、、、
お互いに罵り合いと言うか、、、
ふっ〜〜〜〜です。
今、改めて中身を思い出そうとしても罵りあいしか思い出せないよぉおおおおお。

総理のことを「間抜け」と罵り、
総理は総理で挑発にのって相手を「汚い言葉」と言う。
大風呂敷内閣と言うような表現をされれば開き直って「大風呂敷で何が悪い」調で応答。
ファッション雑誌の取材に応じた大臣を糾弾するはずが自分にブーメランが返ってくる自民党議員の無様な質疑、、、

なんだかなぁ〜〜〜

そして議場は勿論野次と怒号。

ふっ〜〜〜〜〜

円高はいよいよ81円に突入。
普天間はどうなる???
子ども手当ての財源はどこから?????
高齢者の医療制度は?
派遣法改正は、、、
また国防については、、、
などなどあまたの問題よりも、
相手を罵ることにのみエネルギーがはち切れていた代表質問。
こうして書いてみても、やはり中身が全然、思い出せない。
そもそも菅さんの応答、どれをとってもなまるくてはっきりしないんだよなぁ、、、これが。
あっ、一つ思い出しました。
やけに公明党を持ち上げていたことを。
菅さんってこんな政治家だったのか????
ウウウウウム。
困ったなぁ。

♪迷子のまいごの菅さんよ♪
あなたの政治はなんですか?

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2010.10.08

はやぶさから微粒子、新たに100個見つかるというニュース

はやぶさから微粒子、新たに100個 地球外の可能性「チャンス広がった」と言うニュース。
ワクワクしますね。本当に地球の外からのお土産だったらいいな、、、

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微粒子が地球由来かイトカワ由来かは不明。「元素構成を見ると、金属片でない、といったことまでは分かるが、宇宙でも地球でもありふれたもので構成されていおり、地球のものでないと言い切るのは難しい」と、JAXA宇宙科学研究所ミッション機器系グループの上野宗孝さんは話す。
(上記ニュースより)
================

と、言うことで担当の研究者も慎重なコメントをしつつも、
仮に地球外由来だったらいいな、、、と言う思いがにじみ出ているように感じます。
そりゃそうだよね。
素人の私でも夢が広がっているのだから、、、
いずれにしても今後の結果が待たれます。

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2010.10.07

ノーベル賞:化学賞に日本人2氏 と言う嬉しいニュース!!!

またまたやりましたね!!!
ノーベル賞。
ノーベル賞:化学賞に日本人2氏 激戦の「カップリング」 「今回は実用性重視」と言うことで昨日から今日はこのニュースで大賑わい。
こうした嬉しいニュースは大々的に報道してもらうと元気がでます。

個人的には今回の研究に関しては全然門外漢なので、
なんとも言えないのが残念。

ただ、このように基礎教育がいろんな場面で応用されているんだということは嬉しい限りです。
これからの若い研究者に大きな力づけになったであろう今回の授賞。
本当におめでとうございます。

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2010.10.05

今年のノーベル医学生理学賞

体外受精の開発にノーベル医学生理学賞と言うことで今年もノーベル賞の時期がきました。
まずは、今年のノーベル医学生理学賞。
ロバート・エドワーズ英ケンブリッジ大名誉教授(85)に贈られるとのことです。
授賞理由は「体外受精技術の開発」。1978年に世界初の体外受精児を誕生させ、技術の発展に尽力した功績が認められたというもの。
詳しい内容はすでにいろんな報道でなされているので、ここでは書きませんが、
感想としては「すごいな、、、」と改めて思うものです。
「体外受精によって、世界でこれまでに計400万人が誕生している。日本産科婦人科学会によると、国内では年間約2万人が生まれている。」と言うことらしいのですが、
体外受精とニュースが初めてでた時1978年のことを思い出します。
あの当時、本当に良い意味でも悪い意味でもショッキングなニュースであったことは言うまでもありません。
良い意味、プラスの評価では不妊に悩む人々への希望の光である、と言うこと。
悪い意味と言うか、問題点というのは当時のことゆえ、未だ熟知されていなかったので、
「クローン人間」とか「優生保護」の問題とかが取りざたされたことを思い出します。

人が神の領域へ一歩踏み込んだということへがもたらす倫理的な問題への反響であったのですが、
それから30年余。
今や400万人もの子どもたちが誕生しているということを思うと、
医学の発達・発展が人類にもたらす寄与の大きさの計り知れなさに打ち震える思いです。
今後の大いなる発展にさらに期待していきたいものです。

なお、日本の山中さんは今回は授賞されませんでしたが、
まだまだチャンスはあるんだろうな、、、と秘かに応援しています!!!

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領土問題についてツラツラと

尖閣諸島問題 日本の領有は歴史的にも国際法上も正当—日本政府は堂々とその大義を主張すべき—と言う記事を見つけました。
日本共産党の記事です。
沈静化しつつあるとは言え、今後のことも考えると日本政府はしっかりと見解を指し示すことが肝要なこの時期、
共産党から出たこの記事はなかなか読みごたえがあります。
お時間がありましたら是非どうぞ。


今、馬淵・沖縄北方担当相:北方領土の訪問意思を表明なんてニュースがついさきほど出たのですが、
この問題も重要です。

と、言うことでついでに北方領土に関しても共産党の見解をネットで調べてみました。
千島問題をなぜ「北方領土問題」と呼ぶ?なんて質問形式のエントリーがあり、つい読みました。
「政府やマスメディアは、千島問題を「北方領土問題」と呼んでいます。日本共産党の全千島返還要求との違いを教えてください。(東京・一読者)」と言う質問に対して、
「サンフランシスコ条約にある千島放棄条項を絶対視せず、歴史的な根拠、国際的な道理を示して堂々と全千島返還をロシアに求めるべきです。歯舞、色丹については、千島列島の返還や日ロ間の国境画定・平和条約を待つことなく、速やかな返還を求めるのが筋です。」と言う答えが掲載されていました。
勿論、答えとなる根拠をしっかりと提示。
なるほど、、、と思いながら読みました。

尖閣では遅れをとった感がしな気もないのですが、
北方に関しても毅然とした態度(つまり理論的に相手を説得・納得させるということ)であたってほしいものです。
いずれにしてもデリケートな問題ゆえ、根気強く対話していくことが肝要なのでしょうね。
これまた今後に注目です。
目がはなせません。

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2010.10.04

小沢さん 強制起訴だそうですが。

小沢氏、強制起訴へ 検察審査会2度目は「起訴議決」と言う結果が今日4日に出ました。
===============
小沢一郎・元民主党代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、東京第五検察審査会は4日、小沢氏を2004、05年分の政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で強制的に起訴すべきだとする「起訴議決」を公表した。裁判所が指定した弁護士が強制的に起訴する。市民の判断によって、政治家が起訴されるのは初めてのケースになる。
審査の対象になっていたのは、04年10月に陸山会が小沢氏からの借入金で都内の土地を約3億5千万円で購入したのに、04年分の政治資金収支報告書に計上せず、05年分の収支報告書には関連団体からの寄付を装った虚偽の収入と土地代支出を記載したとされる容疑。
(上記ニュースより)
================


ウウウウウム。
2004年と2005年の事案に対してのものです。
私も小沢さんの問題についてはずっとこの間、見てきていますが。
さて、これはどうなることやら。
今後の動きに注目です。


そう言えば迂回献金疑惑:受注2社も寄付、樽床氏側に 00~05年、計220万円なんてニュースも記憶に新しいところです。
樽床さんが代表を務める「民主党大阪府第12区総支部」が2005年に、大証ヘラクレス上場の物流会社会長と関係会社2社から計3500万円の献金を受け取っていたというものです。
これはまさに西松建設と同じやり口では、と思います。
会長は個人献金の上限の2000万円を献金して寄付の名義を分散させる「迂回献金」の疑いということが。

さて、さらに詳しくみると、
政治資金収支報告書から、この会社は01年600万円、02年464万円、03年640万円、04年84万円を第12区総支部(樽床さん代表)に献金。そして会長も00年10万円、03年360万円、04年550万円を献金。

さらにさらに05年。
突出です。
会長が2000万円、会社が63万円のほか、会長宅を所在地にするなどしていた関連会社「U・E・I」(大阪市)と「アイテム」(大阪府門真市)がそれぞれ会社の規模に応じた上限額の各750万円を献金。この2社が献金しているのは、05年だけですが、背景はリサイクル事業を行う100%子会社「リサイクル・アンド・イコール」を設立そた2003年以来成長を遂げたのは何故かとみるとかなりわかりやすいです。
この会社の所在地にリサイクル工場を建設して廃プラスチックを加工し、物流コンテナなどの土台になる「パレット」を製造する試験操業を始めるという流れができたのが2005年です。樽床さんの元公設第2秘書は、03年に取締役に一時期就任。07年9月に取締役に就任、09年9月に代表取締役の1人にまでなっています。
ウウウウム。
ウウウウム。
ウウウウム。


どうしてこうも自民党と変わんないことをやるんだ、民主党。

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2010.10.02

サンフレッチェ広島 京都戦

サンフレッチェ広島、勝ちました!!!
3−0で京都に勝利。

私も家族と西京極まで観戦に足を運びました。
天気予報通り暑かったです。
お日様がもう南にずいぶん高くなってから出かけたので、暑くなる事は折り込みではあったのですが、
実際、スタジアムに行ってみたら本当に暑かったです。
太陽がギンギンに照るスタジアムの席に座りながら試合が始まる前のまったりとした雰囲気を楽しみました。
そしていよいよ試合が開始。
ビールを飲みながら今日もまったりとした試合だったら眠くなりそう、、、、と思っていたのですが、
が、
始まってみたら前半は槙野が一点。
後半はチュン君が二点をいれ、結果3−0で勝利。
私は個人的にはチュン君のゴールをじかに見たのは今日がはじめてです!!!
しかも二点もいれて、
すごい。
いや、、、すごい。
ハットトリックも実現か、と思ったのですが惜しいシーンはいっぱいありつつも、
今日は二点で、それは次へのお楽しみとなりました。

それにしてもナビスコもいれると4試合で5ゴールですね。
素晴らしい。


そして、今日は双子(森崎兄弟)も出てそれはすごく嬉しかったです。
この2人が出るとなんてチームが落ち着くんでしょ。
安心なんですね。

と、言う事で今日はとても良い試合をみて、元気はつらつでかえってきました。

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