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2010.10.18

生物保全へCOP10開幕

生物保全へCOP10開幕が名古屋でいよいよ開催されました!!!
193の国・地域の参加です。
公式ホームページに29日までのいろいろの催し案内が載っていますので、今からでも参加なさる方は是非ご覧ください。

と、言うことで今日は生物多様性条約について考えていきましょう。
1992年の
環境と開発に関する国際連合会議
いわゆR「地球サミット」が契機となって気候変動枠組み条約ととともに誕生した生物多様性条約です。
この時、持続可能な社会構築と言う言葉が大きくクローズアップされ、
この後、単に環境保護・保全だけでなく発展途上国や貧困対策をも視野にいれた議論がされることとなりました。
条約の目的は、
生物の多様性を「生態系」「種」「遺伝子」の3つのレベルでとらえ、
1. 生物多様性の保全
2. 生物多様性の構成要素の持続可能な利用
3. 遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分
という項目で成り立つ国際条約です。
そして7つのテーマと20近い分野横断的領域が討論されます。

とくに目的の3番目が利益配分をも含め、発展途上国・地域社会・先住民の主張が反映されるところです。
資源配分が関わる問題でもあるので、それぞれの国によっていろんな意見の相違がみられるところです。
たとえば、カルタヘナ議定書 は交渉がまとまらなかった例のひとつです。
その後、粘り強い交渉の末2000年1月にモントリオールでまとまりました。
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この条約では、生物多様性に悪影響を及ぼすおそれのあるバイオテクノロジーによる遺伝子組換え生物(Living modified organism; LMO)の移送、取り扱い、利用の手続き等についての検討も行うこととしている。
これを受けて、2003年には、遺伝子組み換え作物などの輸出入時に輸出国側が輸出先の国に情報を提供、事前同意を得ることなどを義務づけた国際協定、バイオセーフティーに関するカルタヘナ議定書(カルタヘナ議定書、バイオ安全議定書)が発効した。なお、カルタヘナの名は、コロンビアのカルタヘナでこの条約に関する最初の会議が開催されたことに由来する。
日本ではこれに対応するための国内法として遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(遺伝子組換え生物等規制法、カルタヘナ法(従来の組換えDNA実験指針に代わるもの))が制定され2004年に施行された。
(Wikipediaより)
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今回の2010年目標は「貧困の緩和と地球上の全ての生命のために2010年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させる」というものの検証とポスト2010年目標についての引き続きの討論・議論です。
そして最も重大な課題は先の目的の3番目「3. 遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分」です。
微生物や実験動物などの遺伝子資源を利用して開発されたものの利益配分は提供した側か技術・開発側かという問題です。
先進国の技術と発展途上国の利益配分は持続可能な社会を目指す為にはしっかりと約束事で守られることが必要です。
南北間の経済的格差や現世代から次世代へと世代間への受け渡しなどなど議論・討論は山積しています。

今回の名古屋での開催。
日本は開催国としての責任を果たし、実行するために環境改善への惜しみない努力をするべく願うものです。

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コメント

 日本の左翼勢力は本業としての政治運動よりもアルバイトとしての市民運動に力を入れてきた。その結果、平和運動や労働運動や女性問題や公共事業への反対運動や消費者運動や…いろいろな活動が市民運動としてではなく、左翼の政治運動として認識されるようになってしまった。たとえば「原発建設反対っ」と聞けば、自動的にそれは赤い旗と鉢巻きをまいた中年…最近は老人たちと表現したほうがただしいイメージができあがっている。地元に行けば、自民党支持者のなかにも原発反対者はいるはずなんだが、ニュースでは報道されないから視聴者のイメージにはならない。
 いま開かれているCOP10は遺伝資源の利益配分とならんで生態系保全を議題としているんだが、この生態系保全の自然保護運動もまた左翼勢力のアルバイトの印象が強い。グリンピース出身の辻元清美などが連想される。じっさい普天間の米軍基地移転先としての辺野古に反対する最大の理由が、ジュゴンのエサがなくなるというものだから、平和運動と反米闘争と安全保障政策と自然保護が同一人物の脳みそのなかでリンクしているのだと思う。宜野湾の学童の安全とジュゴンのエサ場確保をハカリにかける思考法への疑問がマスコミでとりあげられることはない。
 先日も国の特別天然記念物に指定されている賀茂川のオオサンショウウオが中国原産のオオサンショウウオとの交配が進んで、日本の固有種が絶滅寸前に追い込まれている。日本の固有種が絶滅寸前でたいへんだから、交配種を捕獲して排除するというニュースが流れていたが、そういう日本の自然を守る運動の中核者が政治的には外国人参政権に賛同しているんだから、イメージが混乱する。山椒魚の純潔を守る価値観を政治に応用すれば、在日の特別永住権を剥奪して日本民族の純潔を守る決意にいたるんじゃぁないのかと思うんだが…

投稿: 罵愚 | 2010.10.19 06:05

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