今年のノーベル医学生理学賞
体外受精の開発にノーベル医学生理学賞と言うことで今年もノーベル賞の時期がきました。
まずは、今年のノーベル医学生理学賞。
ロバート・エドワーズ英ケンブリッジ大名誉教授(85)に贈られるとのことです。
授賞理由は「体外受精技術の開発」。1978年に世界初の体外受精児を誕生させ、技術の発展に尽力した功績が認められたというもの。
詳しい内容はすでにいろんな報道でなされているので、ここでは書きませんが、
感想としては「すごいな、、、」と改めて思うものです。
「体外受精によって、世界でこれまでに計400万人が誕生している。日本産科婦人科学会によると、国内では年間約2万人が生まれている。」と言うことらしいのですが、
体外受精とニュースが初めてでた時1978年のことを思い出します。
あの当時、本当に良い意味でも悪い意味でもショッキングなニュースであったことは言うまでもありません。
良い意味、プラスの評価では不妊に悩む人々への希望の光である、と言うこと。
悪い意味と言うか、問題点というのは当時のことゆえ、未だ熟知されていなかったので、
「クローン人間」とか「優生保護」の問題とかが取りざたされたことを思い出します。
人が神の領域へ一歩踏み込んだということへがもたらす倫理的な問題への反響であったのですが、
それから30年余。
今や400万人もの子どもたちが誕生しているということを思うと、
医学の発達・発展が人類にもたらす寄与の大きさの計り知れなさに打ち震える思いです。
今後の大いなる発展にさらに期待していきたいものです。
なお、日本の山中さんは今回は授賞されませんでしたが、
まだまだチャンスはあるんだろうな、、、と秘かに応援しています!!!
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